JP4168272B2 - 光コードの余長処理構造 - Google Patents

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本発明は、電信柱等に設置される光伝送装置内における光コードの余長処理構造に関し、特に、箱状筐体内の狭いスペース内において多数本の光コードを、ダメージを与えることなく、コンパクト且つ整列性良く巻き回し配線することを可能とした光コードの余長処理構造に関する。
近年、FTTH(Fiber To The Home)と呼ばれるネットワーク形態が普及してきている。FTTHとは、通信事業者の局舎から各加入者宅までの加入者線を結ぶアクセス網を光ファイバ化し、高速な通信環境を提供しようとするものである。伝送路が光ファイバであるがゆえに、電磁波の影響を受けず、伝送ビットレートも安定して高速が得られるという特徴を有している。これに用いる信号方式としては、ISDNや高速イーサネット(登録商標)などを利用したものがある。何れにしてもネットワーク構造を階層的に見たとき、上位系と下位系、或いは中継系といった回線系統の接続ポイントには、ノード装置とも呼ばれる光伝送装置が配されることが多い。
このような光伝送装置は、例えば、局舎から延びる上位系光ファイバに乗せられた信号を複数の下位系光ファイバに分配し、また、その逆に複数の下位系光ファイバからの信号を上位系光ファイバに結合するような多重分離(スイッチング)機能や、光信号の中継増幅機能などが設けられている。
これらの機能は、光信号から、一旦、電気信号に変換して処理を実施するものや、或いは、光信号のまま処理するものもあるが、何れの場合の機能を実施する機能ブロックのことを一般的に光モジュールと呼ぶ。
以下、ここでは、「光ファイバ」と「光コード」と「光ケーブル」との用語を次のように使い分けることとする。
光ファイバは、光を通す通信媒体として最も広義な意味として用い、主にコアとクラッドからなる心線部分を指す。
光コードは、心線部分に被覆の施された状態であって、主に装置内部における部分を指す。
光ファイバは、テンションメンバ(抗張体)などと共に光コードを被覆し、布設可能な状態であって主に装置外部における部分を指す。
ところで、光ケーブルの屋外敷設ルートは、架空や地中内の管路・洞道など多様であり、例えば架空配線される光ケーブルの場合には、これを収容する光伝送装置は、電信柱上等、屋外の高所に設置されることもあるため、強い耐久性を確保すると共に、小型軽量であることが要求される。他方、管路・洞道への配線の場合にあっても、同様に耐久性や小型が要求される。
それ故に、光伝送装置の筐体は、軽金属製の強固な箱状筐体内に、所望の機能を備えた光モジュールユニットを収容した構成を備えており、屋外への設置にも長期に亘って耐えうるようになっている。
ここで、光伝送装置の箱状筐体内に引き込まれる光ケーブルとしては、1本の光ケーブル内に1本の光ファイバが入っている単心光ケーブルや、複数本の光ファイバが束ねられて1本の光ケーブルが構成される多心光ケーブルとなるが、その多くは多心光ケーブルが用いられている。多心光ケーブルの場合には、箱状筐体内にて、それぞれの光ファイバ単位に分離して引き回し、所定の配線接続がなされる。
なお、多心光ケーブルから分離した光ファイバ単位の線を光コードとも呼び、光コードの中にも単心光コードと、複心光コードとがあり、これら光コードの先端部には、一つの光コネクタが設けられている。複心光コードの先端に配される光コネクタは、複数本分の光ファイバが一括接続できるように構成される。
特に、光コードは、光ファイバの外周に被覆が施されているものの、この被覆材は柔軟な樹脂が用いられているので光コード自体は外力に対する剛性が小さく、機械的強度が弱い光ファイバに折れやひびが入らないよう取り扱い上の配慮を要する。
以下に箱状筐体内の光コードの配線接続形態について説明する。
光コードの先端部に備えられた光コネクタを、光モジュールに設けられたレセプタクルに嵌合して接続する場合、接続点の手前の光コードは、心線となる光ファイバに張力が加わらないよう余長をもって接続され、その余長部分は光ファイバ折れやひびといった損傷を与えないように、光ファイバ自体の仕様に規定される最小曲げ半径を下回らないように余長処理される。
このような余長処理は、光コードと光モジュールとの接続に限らず、光ファイバ同士の接続にあっても同様に必要となる。
余長処理の例として、特開平8−227018号公報には、光ケーブル用クロージャーの内部において、複数段に配設した仕切板によって余長収納部を複数形成し、光ファイバ心線の余長部分を巻き回して当該余長収納部毎に収納する構造が提案されている。更に、特公平7−034045号公報には、心線接続する両光ファイバ心線を一つのボビンに巻き回して余長処理することで小型化を図った光心線余長収納ケースの構造が提案されている。
これらのように余長部分を環状に巻き回して収納処理して収納することが一般的に行われている。
しかして、柱上設置する光伝送装置において上位系と下位系とへ向かうそれぞれの光ファイバを束ねた多心光ケーブルを箱状筐体内に引き込んで個々の光コードを光モジュールユニットに接続配線する作業は、柱上にて人手によって行われる。これを行う作業者は箱状筐体を開放した状態で光コードの余長部分を筐体内に環状に処理収容しつつ、光コード先端の光コネクタを光モジュールユニットに設けたレセプタクルに接続する作業を正確に行う必要がある。
例え、多心光ケーブルをばらした20本の光コードを箱状筐体内に配線する場合には
、光コード一本当りの余長約1mを効率良く環状に巻き回しながら先端の光コネクタを光
モジュールユニット側の個々のレセプタクルに接続する。
この際、光コードを固有の許容曲率半径(例えば、R30)よりも小さい曲率半径て湾
曲させてしまうと、内部の光ファイバ部分に加わる負荷が過大となり、光信号の反射伝搬
に影響して信号劣化を招くのみならず、光ファイバに損傷を生じる虞がある。そこで、十
分な曲率半径を有しつつ多数の光コードを収納可能な余長収納スペースを確保するために
箱状筐体を大型化せざるを得なかった。
具体的には、従来の軽金属製箱状筐体は、幅50cm、長さ100cm程度に大型とな
り、重量も大きかったため、柱上での取扱性、作業性が極めて悪かった。
従って、従来の光伝送装置においては、光モジュールユニットを収容する箱状筐体を小
型、軽量化しながらも、箱状筐体内に環状に巻き回し配線される光ケーブルの曲げ半径を
許容値以上に確保することは困難であった。
特開平8−227018号公報 特公平7−034045号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、箱状筐体を大型化することなく、箱状筐体内に引き込んだ多数本の光コードの余長分を環状に巻き回しつつ、各光コード先端の光コネクタを光モジュールユニットに接続する際に、光コード固有の曲げ半径許容値を十分に満足しながらも、整列性良く配線、接続作業を実現することができる光コードの余長処理構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係わる光コードの余長処理構造の請求項1の発明は、開閉可能で少なくとも一側面に光コード導入用の導入口を備えた箱状筐体と、該箱状筐体内底面に配置され且つ前記導入口から導入した光コードの先端部に設けた光コネクタを着脱自在に接続するレセプタクルを有した光モジュールユニットと、を備えた光伝送装置内の光コードの余長処理構造であって、前記光モジュールユニットは、対向する左右側面に前記レセプタクルを備えると共に、その光モジュールユニットの上面に環状巻回し処理部を一つ備え、前記導入口から導入された光コードの余長を前記環状巻回し処理部に巻き掛けてから光コード先端部の光コネクタを前記レセプタクルに接続するにあたり、前記光モジュールユニットの左右側面に配したレセプタクルを夫々前後2群ずつに割り振り、前記光モジュールユニットの左側後部のレセプタクル群、又は/及び、右側前部のレセプタクル群を選択する場合には光コードの余長を右巻き処理すると共に、環状巻回し処理部の前部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの左側後部のレセプタクル群に接続され、環状巻回し処理部の後部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの右側前部のレセプタクル群に接続され、前記光モジュールユニットの左側前部のレセプタクル群、又は/及び、右側後部のレセプタクル群を選択する場合には光コードの余長を左巻き処理すると共に、環状巻回し処理部の後部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの左側前部のレセプタクル群に接続され、環状巻回し処理部の前部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの右側後部のレセプタクル群に接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、限られた狭いスペースの箱状筐体内に導入した光コードを環状に処理してからその先端を光モジュールユニット側面に設けたレセプタクルに接続する場合に、光コードの曲率半径が当該光コード固有の許容値を下回らないように、接続に使用するレセプタクルの位置に応じて光コードの巻き処理方向を夫々選択するように構成したので、箱状筐体を大型化することなく光コードに負荷を与えない整然とした配線処理が可能となる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の光コードの余長処理構造において、前記箱状筐体が略直方体であって、前記導入口は、前記箱状筐体の長手方向一側面に形成され、前記レセプタクルは、箱状筐体の長手方向両側面と夫々対面する、光モジュールユニットの両側面に配置されていることを特徴とする。
このように、光コードの曲率半径が当該光ケーブル固有の曲率許容値を下回ることなく、光コードを接続するレセプタクルの位置に応じて当該光コードの巻き処理方向を夫々適切に選択するように構成し、限られた狭いスペースの箱状筐体内に導入した光コードを環状に巻き回し処理してからその先端の光コネクタを光モジュールユニット側面に設けたレセプタクルに接続するようにしたので、箱状筐体を大型化することなく、光ファイバ心線に負荷を与えない配線処理が可能となる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)(b)及び(c)は、本発明の一実施形態に係る光伝送装置の外観構成を示す正面図、平面図、及び右側面図である。図2は光伝送装置の蓋部を解放した状態を示した平面図である。
この光伝送装置1は、屋外(例えば、電信柱上)に設置されるタイプであり、内部が中空の金属製(例えば、アルミニウム)の箱状筐体2と、箱状筐体2内に収容された光モジュールユニット3、電源回路、その他の各種回路等を備えている。
この例に示す光伝送装置1は、多心光ケーブル10が接続され、この多心光ケーブル10から分岐した複数の光コード11(図示しない)を前記光モジュールユニット3に接続して、それぞれの光コード11にて伝送すべき光信号の情報を交換、又はスイッチングして乗せ換える機能を備えたものである。
多心光ケーブル10は、本例では、16本の光コード11を束ねた16心タイプであるとして説明する。また、説明を簡略化するために全ての光モジュールが1本の光コード11により信号の送受信が行われる一心双方向の通信方式であるものとする。そして、上位系は下位系よりも伝送ビットレートが高く、多数の下位系光コード11に対し少数の上位系光コード11にて多重分離もできるものとする。
箱状筐体2は、筐体本体5と、筐体本体5の後端縁に設けたヒンジ部6によって開閉自在に支持された蓋部7と、を備え、筐体本体5上に蓋部7を閉じた状態でネジ8によって前端緑側を固定される。
筐体本体5の長手方向の一側面には、光コード導人用の導入ロ15が少なくとも一つ形成されている。
筐体本体5の内底部中央部には光モジュールユニット3が配置されており、光モジュールユニット3は、導入ロ15から導入されてきた光コード11のそれそれの先端に設けた光コネクタ(例えば、LC、MUまたはFCコネクタ等)12を着脱自在に接続するための複数のレセプタクル20を、光モジュールユニット3本体の左右両側面に備えている。
また、光モジュールユニット3本体の上面には複数のワイヤサドル21、22からなる環状巻き回し処理部を備えている。つまり、光モジュールユニット3は、対向する左右側面に夫々配されたレセプタクル20に光コード11を接続したときの光コード余長部分を前記ワイヤサドル21、22に引っ掛けながら巻き回して処理することができるように構成されている。
ここで本発明の特徴的な点として、レセプタクル20を次のように割り振る。即ち、左側面に設けたレセプタクル(群)20は、境界線Lを境として左側前部のレセプタクル群20LFと、左側後部のレセプタクル群20LBとに分ける。また、右側面に設けたレセプタクル(群)20は、境界線Lを境として右側前部のレセプタクル群20RFと、右側後部のレセプタクル群20RBとに分ける。ここで境界線Lは光コードの環状巻き回し中心の近傍を通るよう設定すればよい。この例の場合、巻き回し中心が光モジュールユニットの中心と一致しており、また、片側に配されるレセプタクル20の数が偶数であるため前後同数にて2分割できるが、奇数であれば中央の一つ分を前後何れかの群に割り振るようにして境界線Lを設定すればよい。
一個のワイヤサドル21は、導入口15に近接した位置に配置され、他の4個のワイヤサドル22は、ユニット3本体上面に環状に配置される。なお、ワイヤサドル22の数は、4個以上であっても良い。
図3は、光モジュールユニット周辺の要部を正面から見た断面図である。この図に示すように、各ワイヤサドル21、22の上部には弾性的に開閉する開放部が設けられ、開放部から内部に光コード11を圧入したり、取り外すことが可能となっている。なお、ワイヤサドル21、22は可撓性を有した樹脂材料から成る枠体である。
次に、箱状筐体2内における光コード11の接続処理形態について説明する。
まず、導入口15から導入された16本の光コードのうち、12本は現用として12箇所存在する各レセプタクル20に接続して使用し、残る他の4本は予備用として使用される。
現用の光ケーブル11は、それぞれ接続先のレセプタクルの位置に応じた群単位(ここでは、3本単位)に分けられ、群単位毎にまとめられた状態で、各ワイヤサドル22に巻き掛けられてから光モジュールユニット3の左右側面に設けたレセプタクルに接続される。
本発明では、導入口15から導入された光コード11の余長を各ワイヤサドルに環状に巻き掛けてから各光コード先端の光コネクタを接続するレセプタクル20の位置(割り振りした群毎の位置)によって、光コード11の余長部分の処理を、右巻き処理の場合と左巻き処理の場合とで異ならせている。
即ち、余長処理作業時において、光コード11の接続対象となるレセプタクル群の位置の違いに応じて、右巻き処理、或いは、左巻き処理を選択するようにしたものである。
具体的には、光モジュールユニット3本体の左側後部のレセプタクル群20LB、又は/及び、右側前部のレセプタクル20RF群と接続する光コード11については、図4に示すように光コードを右巻き処理(時計回り処理)する。また、光モジュールユニット3本体の左側前部のレセプタクル群20LF、又は/及び、右側後部のレセプタクル群20RBと接続する光コード11については、図5に示すように左巻き処理(反時計回り処理)する。
このように、接続対象となるレセプタクル群の位置の違いに応じて、右巻き処理と左巻き処理を使い分けることにより、レセプタクル20に光コネクタを接続した際の光コード11の曲率半径が当該光コード固有の許容値(最小曲率半径)を下回ることが防止される。
しかも、箱状筐体2の奥行方向(短手方向)寸法を大型化することなく、全ての光コードを必要最小限の曲率半径にて1つの環状巻き回し処理部により巻き回し処理することができる。
なお、光コード11の余長を各ワイヤサドル22に巻掛ける場合の巻き数は、余長の長さに応じて任意の巻き数とすればよい。
また、光モジュールユニット3の上面中央には、予備用の光コード11を接続保持しておく予備コード支持具30を配置する。この予備コード支持具30は、光伝送装置1に接続される多心光ケーブル10を構成する光コード11のうちの数本、つまり、この例においては予傭用とした4本を接続しておくための予備用レセプタクル31を左右側面に2本ずつ備えている。これらの予備用レセプタクル31についても境界線Lを境として前後に分類され、光モジュールユニット3本体のレセプタクル20の場合と同様に、接続される光コード11の曲率半径が過小とならないように、右巻き処理、或いは左巻き処理が行われる。
なお、本実施形態例では導入口15が筐体本体5の幅方向(長手方向)一側面の横方向端部に偏位して配置されている例を示したが、導入口15の形成位置は、長手方向一側面上のどの位置であっても差し支えない。
(a)(b)及び(c)は、本発明の一実施形態に係る光伝送装置の外観構成を示す正面図、右側面図、及び平面図。 光伝送装置の蓋部を開放した状態を示した平面図。 光モジュールユニットの正面図。 右巻き処理を説明するための平面図。 左巻き処理を説明するための平面図。
符号の説明
1・・・光伝送装置、2・・・箱状筐体、3・・・光モジュールユニット、4・・・
5・・・筐体本体、6・・・ヒンジ部、7・・・蓋部、8・・・ネジ、10・・・幹線光ケーブル、11・・・光ケーブル、12・・・LCコネクタ、15・・・導入口、20・・・レセプタクル、21、22・・・ワイヤサドル、30・・・予備ケーブル支持具、31・・・予備用レセプタクル

Claims (2)

  1. 開閉可能で少なくとも一側面に光コード導入用の導入口を備えた箱状筐体と、該箱状筐体内底面に配置され且つ前記導入口から導入した光コードの先端部に設けた光コネクタを着脱自在に接続するレセプタクルを有した光モジュールユニットと、を備えた光伝送装置内の光コードの余長処理構造であって、
    前記光モジュールユニットは、対向する左右側面に前記レセプタクルを備えると共に、その光モジュールユニットの上面に環状巻回し処理部を一つ備え、
    前記導入口から導入された光コードの余長を前記環状巻回し処理部に巻き掛けてから光コード先端部の光コネクタを前記レセプタクルに接続するにあたり、
    前記光モジュールユニットの左右側面に配したレセプタクルを夫々前後2群ずつに割り振り、
    前記光モジュールユニットの左側後部のレセプタクル群、又は/及び、右側前部のレセプタクル群を選択する場合には光コードの余長を右巻き処理すると共に、環状巻回し処理部の前部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの左側後部のレセプタクル群に接続され、環状巻回し処理部の後部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの右側前部のレセプタクル群に接続され、
    前記光モジュールユニットの左側前部のレセプタクル群、又は/及び、右側後部のレセプタクル群を選択する場合には光コードの余長を左巻き処理すると共に、環状巻回し処理部の後部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの左側前部のレセプタクル群に接続され、環状巻回し処理部の前部側より外側に引き出された光コードの先端部の光コネクタが前記光モジュールユニットの右側後部のレセプタクル群に接続されていることを特徴とする光コードの余長処理構造。
  2. 前記箱状筐体が略直方体であって、
    前記導入口は、
    前記箱状筐体の長手方向一側面に形成され、
    前記レセプタクルは、箱状筐体の長手方向両側面と夫々対面する、
    光モジュールユニットの両側面に配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の光コードの余長処理構造。
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