JP4167988B2 - 光ピックアップ用受光素子 - Google Patents

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Description

この発明は、光ピックアップ用受光素子に関し、特に3スポット法によって光照射する光ピックアップ装置に用いると好適な光ピックアップ用受光素子に関する。
従来より、光ピックアップ装置を構成するには、レーザービームを放射する半導体レーザ,ビームスプリッタ,対物レンズおよび光ピックアップ用受光素子の他、必要に応じて、フォーカシング誤差信号を検出する光学系として平行平板のハーフミラー及び凹レンズ、トラッキング誤差信号を検出する光学系として回折格子、ビーム形状整形用光学系としてコリメータレンズを用いる。
図7に代表的な光ピックアップ装置を示す。図7において、光源である半導体レーザ1からのレーザービームは、回折格子2を通った後、ハーフミラー3で反射されて向きを90°変える。そして、コリメータレンズ4で平行化され、ミラー5でディスク7の方向に向きを90°変え、対物レンズ6によって集光されてディスク7上の信号面に焦点が合わせられる。上記信号面は、一様に高い反射率を有する鏡面となっている。そして、上記信号面で反射されたレーザービームは、再び同じ対物レンズ6を通り、ミラー5,コリメータレンズ4,ハーフミラー3および凹レンズ8を通過して、光ピックアップ用受光素子9に入射される。そして、光ピックアップ用受光素子9によって、電気信号に変換されるのである。
CD(コンパクトディスク)の信号再生等においては、ディスク上に形成されたピットの有無によってレーザービームの反射状況が変化し、この反射状況の変化に伴って変化する光の回折現象を利用している。そして、この光の回折現象の変化に伴う光量変化が光ピックアップ用受光素子9によって電気信号に変換されて、再生信号となるのである。
図7に示した光ピックアップ用受光素子9のフォトダイオード部を、図8に示す。上記フォトダイオード部は、1つのメインフォトダイオード11と、第1サブフォトダイオード12および第2サブフォトダイオード13でなる2つのサブフォトダイオードとの、3つの部分に分かれている。メインフォトダイオード部11はフォーカシング誤差信号の検出を行うのに用いられ、2つのサブフォトダイオード12,13はトラッキング誤差信号の検出を行うのに用いられる。これら誤差信号の検出を行う方法として3スポット法がある(例えば、非特許文献1(真利藤雄監修 林謙二編著「CD‐オーディオからパソコンへ」コロナ社出版、1990年7月25日、p.36‐37)参照)。
図9に、3スポット法による誤差信号の検出原理を示す。3スポット法においては、信号およびフォーカシング誤差信号を検出するメインスポット14の他に、回折格子2によってトラッキング誤差検出用の2つのサブスポット15,16を形成する。そして、形成されたサブスポット15,16は、ディスク7の信号面上においてメインスポット14の前後でトラックピッチの2分の1だけずれて位置している。
上記サブスポット15,16からの反射光は、メインスポット14からの反射光と同じ光路を経て光ピックアップ用受光素子9に入射される。しかしながら、メインスポット14からの反射光は光ピックアップ用受光素子9のメインフォトダイオード11に入射し、サブスポット15からの反射光は第1サブフォトダイオード12に入射される一方、サブスポット16からの反射光は第2サブフォトダイオード13に入射される。そして、第1サブフォトダイオード12からの出力信号を誤差増幅器17のマイナス入力端子に入力する一方、第2サブフォトダイオード13からの出力信号を誤差増幅器17のプラス入力端子に入力している。したがって、メインスポット14が正確にトラックを走査している場合は、2つのサブスポット15,16からの出力は等しく、誤差増幅器17からのトラッキング誤差信号は約「0」になる。これに対して、メインスポット14がトラックからずれた場合は、サブスポット15,16間の出力差が大きくなる。そして、上記トラッキング誤差信号は、サブスポット15側の出力の方が大きい場合には「−」側に大きくなり、サブスポット16側の出力の方が大きい場合は「+」側に大きくなるのである。
このように、上記誤差増幅器17からのトラッキング誤差信号の極性と振幅とを検出することによって、トラッキング誤差を検出できるのである。この方法は、動作が確実で安定性の高い方法ではあるが、2つのサブスポット15,16のメインスポット14に対する左右の位置のずれ方に高い精度が必要である。
しかしながら、上記従来ピックアップ用受光素子においては以下のような問題がある。すなわち、特に3スポット法を適用した場合、上述したように、サブスポット15,16の左右の位置ずれに対して高い精度が必要である。ここで、図7に示す光ピックアップ装置は代表例であって、光ピックアップ装置の各光学素子はユーザ毎に異なる。すなわち、光ピックアップ装置の構成部品点数や構成部品間距離等が変わることによって、メインフォトダイオード11とサブフォトダイオード12,13との間隔や、各フォトダイオード部自身の大きさや配列方向の基準方向からの傾き等が少しずつ異なってくる。
例えば、8倍速DVD(ディジタル多用途ディスク)向け光ピックアップ用受光素子の作成が同時期に各々のユーザーから依頼された場合、作成される光ピックアップ用受光素子の信号増幅回路部分の電気的光学的特性仕様が同一であったとしても、受光部分(フォトダイオード部)の大きさや上記配列方向の傾き等が各々のユーザー毎に異なるため、光ピックアップ用受光素子を各ユーザー毎に1つずつ作成している。したがって、あまりにも多大な時間と多大なコストとが掛かってしまうのである。
真利藤雄監修 林謙二編著「CD‐オーディオからパソコンへ」コロナ社出版、1990年7月25日、p.36‐37
そこで、この発明の課題は、光電変換領域に関する種々の配列方向角度や種々の大きさに対応できる光ピックアップ用受光素子を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明の光ピックアップ用受光素子は、
ディスク上のメインスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するメインフォトダイオードと、
上記ディスク上のサブスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するサブフォトダイオードと
を備え、
上記メインフォトダイオードとサブフォトダイオードとのうちの少なくとも何れか一方は、分割線によって分割された複数の分割フォトダイオード領域から成り、
上記複数の分割フォトダイオード領域は、選択的に動作可能になっており、
上記メインフォトダイオードの中心と上記サブフォトダイオードの中心とは、同一の基準線上に在り、
上記複数の分割フォトダイオード領域に分割されているのは上記サブフォトダイオードであり、
上記分割線は、上記基準線の方向に延在して複数設けられており、
上記サブフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、上記メインフォトダイオードの位置に対する実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域の上記基準線と直交する方向への位置を調整することが可能になっている
光ピックアップ用受光素子において、
上記メインフォトダイオードも複数の分割フォトダイオード領域に分割されており、
上記メインフォトダイオードを分割する分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
上記メインフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と上記サブフォトダイオードとの間隔を調整することが可能になっている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記分割線で分割された複数の分割フォトダイオード領域の幾つかを、例えばメタル配線等によって接続して実際に上記光電変換を行う領域を形成する場合に、上記分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域との間隔や、上記メインフォトダイオードの中心を中心とした水平面内での基準線に対する上記サブ光電変換領域の傾斜角や、上記メイン光電変換領域およびサブ光電変換領域の大きさを、変えることが可能になる。したがって、一種類の光ピックアップ用受光素子で、種々の上記間隔や上記傾斜角や上記大きさに簡単に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供することが可能になる。
また、この発明の光ピックアップ用受光素子は
ディスク上のメインスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するメインフォトダイオードと、
上記ディスク上のサブスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するサブフォトダイオードと
を備え、
上記メインフォトダイオードとサブフォトダイオードとのうちの少なくとも何れか一方は、分割線によって分割された複数の分割フォトダイオード領域から成り、
上記複数の分割フォトダイオード領域は、選択的に動作可能になっており、
上記メインフォトダイオードの中心と上記サブフォトダイオードの中心とは、同一の基準線上に在り、
上記複数の分割フォトダイオード領域に分割されているのは上記サブフォトダイオードであり、
上記分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
上記サブフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域と上記メインフォトダイオードとの間隔を調整することが可能になっている
光ピックアップ用受光素子において、
上記メインフォトダイオードも複数の分割フォトダイオード領域に分割されており、
上記メインフォトダイオードを分割する分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
上記メインフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と上記サブ光電変換領域との間隔を調整することが可能になっている
ことを特徴としている
この実施例によれば、一種類の光ピックアップ用受光素子で、種々の上記間隔に簡単に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供することが可能になる
以上より明らかなように、この発明の光ピックアップ用受光素子は、メインフォトダイオードとサブフォトダイオードとを分割線によって複数の分割フォトダイオード領域に分割し、上記分割された複数の分割フォトダイオード領域のうちの幾つかを組み合わせて、実際に光電変換を行う光電変換領域を形成するので、上記分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域との間隔や、上記サブ光電変換領域の上記メインフォトダイオードの中心を中心とした水平面内での基準線からの傾斜角や、上記メイン光電変換領域およびサブ光電変換領域の大きさを、変えることができる。したがって、一種類の光ピックアップ用受光素子で、種々の上記間隔や上記傾斜角や上記大きさに簡単に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供することができる
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子21における構成を示す図である。この光ピックアップ用受光素子21のフォトダイオード部は、図7に示す光ピックアップ装置の光ピックアップ用受光素子9の場合と同様に、1つのメインフォトダイオード22と、第1サブフォトダイオード23および第2サブフォトダイオード24でなる2つのサブフォトダイオードとの、3つの部分に分かれている。そして、第1サブフォトダイオード23と第2サブフォトダイオード24とは、メインフォトダイオード22の左右に一列に配置されている。
ここで、上記第1サブフォトダイオード23と第2サブフォトダイオード24とは、メインフォトダイオード22の中心に対して点対称の構成を有している。したがって、以下においては、説明を簡単にするために、第1,第2サブフォトダイオード23,24に対して、上記点対称の構成を有している部分には同じ符号を付すと共に、両サブフォトダイオード23,24の構成や機能や動作については、一括して説明することにする。
上記メインフォトダイオード22は、各フォトダイオード22,23,24の配列方向に2等分割され、上記配列方向と直交する方向に4等分割され、合計8つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この8つの分割フォトダイオード領域A〜Hの組み合わせで各光電変換領域を形成するのである。第1,第2サブフォトダイオード23,24の夫々は、上記配列方向と直交する方向に4等分割されて、4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域J,K,M,Nの組み合わせで各光電変換領域を形成するのである。また、メインフォトダイオード22の中心と、第1,第2サブフォトダイオード23,24の中心と、メインフォトダイオード22における分割フォトダイオード領域C,Eの分割線および分割フォトダイオード領域D,Fの分割線と、第1,第2サブフォトダイオード23,24における分割フォトダイオード領域K,Mの分割線とは、一直線(以下、基準線と言う)上に配列されている。
そして、上記分割フォトダイオード領域Aと分割フォトダイオード領域C、分割フォトダイオード領域Bと分割フォトダイオード領域D、分割フォトダイオード領域Eと分割フォトダイオード領域G、分割フォトダイオード領域Fと分割フォトダイオード領域Hを、メタル配線によって接続して、メインフォトダイオード22を形成する。また、分割フォトダイオード領域J,K,M,Nの全てをメタル配線によって接続して、第1,第2サブフォトダイオード23,24を形成する。そして、メインフォトダイオード22における分割フォトダイオード領域H,Gの上記基準線の方向と直交する方向への幅を「n」とし、分割フォトダイオード領域E,Fの上記幅を「n'」とし、分割フォトダイオード領域C,Dの上記幅を「n''」とし、分割フォトダイオード領域A,Bの上記幅を「n'''」とする。また、上記第1,第2サブフォトダイオード23,24における分割フォトダイオード領域Jの上記幅を「y」とし、分割フォトダイオード領域Kの上記幅を「y'」とし、分割フォトダイオード領域Mの上記幅を「y''」とし、分割フォトダイオード領域Nの上記幅を「y'''」とする。そうした場合に、y+y'=y''+y'''、n+n'=n''+n'''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することによって、メインフォトダイオード22の中心を中心とした上記基準線からのサブフォトダイオード23,24の傾き角が0°用の光ピックアップ用受光素子21を形成することができるのである。
また、上記分割フォトダイオード領域C,D,E,Fでメインフォトダイオード22を形成する。また、分割フォトダイオード領域J,Kをメタル配線によって接続して、第1,第2サブフォトダイオード23,24を形成する。そして、n'=n''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することによって、実際に第1,第2サブフォトダイオード23,24として機能する光電変換領域(以下、「サブ光電変換領域」と言う)のメインフォトダイオード22の中心を中心とした上記基準線からの傾き角がα°用の光ピックアップ用受光素子21を形成することができる。逆に、分割フォトダイオード領域M,Nをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード23,24を形成した場合には、上記傾き角が−α°用の光ピックアップ用受光素子21を形成することができるのである。
上述したように、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子21においては、メインフォトダイオード22を、上記基準線の方向に2等分割する一方、上記基準線の方向と直交する方向に4等分割して、合計8つの分割フォトダイオード領域で構成している。また、第1,第2サブフォトダイオード23,24の夫々を、上記基準線の方向と直交する方向に4等分割して、4つの分割フォトダイオード領域で構成している。したがって、メインフォトダイオード22における各分割フォトダイオード領域の電気的接続と、第1,第2サブフォトダイオード23,24の夫々における各分割フォトダイオード領域の電気的接続とを、変えることによって、上記サブ光電変換領域のメインフォトダイオード22の中心を中心とした水平面内での上記基準線に対する種々の傾斜角に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供できるのである。
・第2実施の形態
図2は、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子25における構成を示す図である。この光ピックアップ用受光素子25のフォトダイオード部は、図1に示す光ピックアップ用受光素子21の場合と同様に、基準線上に一列に配置された1つのメインフォトダイオード26と第1,第2サブフォトダイオード27,28との3つの部分に分かれている。
ここで、上記第1サブフォトダイオード27と第2サブフォトダイオード28とは、メインフォトダイオード26の中心に対して点対称の構成を有している。したがって、以下においては、説明を簡単にするために、第1,第2サブフォトダイオード27,28に対して、上記点対称の構成を有している部分には同じ符号を付すと共に、両サブフォトダイオード27,28の構成や機能や動作については、一括して説明することにする。
上記メインフォトダイオード26は、上記基準線の方向に2等分割され、上記基準線と直交する方向に2等分割され、合計4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域A〜Dで各光電変換領域を形成している。第1,第2サブフォトダイオード27,28の夫々は、上記基準線の方向に4等分割されて4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域E〜Hの組み合わせで各光電変換領域を形成している。また、メインフォトダイオード26の中心と、第1,第2サブフォトダイオード27,28の中心と、メインフォトダイオード26における上記基準線の方向に延在する2等分割線とは、上記基準線上に配列されている。
そして、上記分割フォトダイオード領域Eと分割フォトダイオード領域Fとをメタル配線によって接続して、第1,第2サブフォトダイオード27,28を形成する。その場合には、メインフォトダイオード26と実際に各サブフォトダイオード27,28として機能する各サブ光電変換領域との間隔(ピッチ)が「a」の光ピックアップ用受光素子25を形成することができる。また、分割フォトダイオード領域Fと分割フォトダイオード領域Gとをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード27,28を形成した場合には、メインフォトダイオード26と上記各サブ光電変換領域との間隔が「a+x」の光ピックアップ用受光素子25を形成することができる。また、上記分割フォトダイオード領域Gと分割フォトダイオード領域Hとをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード27,28を形成した場合には、メインフォトダイオード26と上記各サブ光電変換領域との間隔が「a+x+x'」の光ピックアップ用受光素子25を形成することができるのである。
さらに、上記分割フォトダイオード領域F,G,Hをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード27,28を形成することによって、メインフォトダイオード26と上記各サブ光電変換領域との間隔が「a+x」であり、上記各サブ光電変換領域の上記基準線方向への幅が「x'+x''+x'''」である光ピックアップ用受光素子25を形成することができるのである。
以上のように、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子25においては、メインフォトダイオード26を、上記基準線の方向に2等分割する一方、上記基準線と直交する方向に2等分割して、合計4つの分割フォトダイオード領域で構成している。また、第1,第2サブフォトダイオード27,28の夫々を、上記基準線の方向に4等分割して、4つの分割フォトダイオード領域で構成している。したがって、第1,第2サブフォトダイオード27,28の夫々における各分割フォトダイオード領域の電気的接続を変えることによって、メインフォトダイオード26と上記各サブ光電変換領域夫々との種々の間隔と、上記各サブ光電変換領域夫々の種々の幅に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供できるのである。
・第3実施の形態
図3は、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子31における構成を示す図である。この光ピックアップ用受光素子31のフォトダイオード部は、図1に示す光ピックアップ用受光素子21の場合と同様に、基準線上に一列に配置された1つのメインフォトダイオード32と第1,第2サブフォトダイオード33,34との3つの部分に分かれている。
ここで、上記第1サブフォトダイオード33と第2サブフォトダイオード34とは、メインフォトダイオード32の中心に対して点対称の構成を有している。したがって、以下においては、説明を簡単にするために、第1,第2サブフォトダイオード33,34に対して、上記点対称の構成を有している部分には同じ符号を付すと共に、両サブフォトダイオード33,34の構成や機能や動作については、一括して説明することにする。
上記メインフォトダイオード32は、上記基準線の方向に2等分割され、上記基準線と直交する方向に2等分割され、合計4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域A〜Dで各光電変換領域を形成している。第1,第2サブフォトダイオード33,34の夫々は、上記基準線の方向と直交する方向に4等分割されて、4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域E,F,G,Hの組み合わせで各光電変換領域を形成するのである。また、メインフォトダイオード32の中心と、第1,第2サブフォトダイオード33,34の中心と、メインフォトダイオード32における上記基準線の方向に延在する2等分割線と、第1,第2サブフォトダイオード33,34における分割フォトダイオード領域F,Gの分割線とは、上記基準線上に配列されている。
そして、上記分割フォトダイオード領域Fと分割フォトダイオード領域Gとをメタル配線によって接続して、第1,第2サブフォトダイオード33,34を形成する。こうすることによって、実際に第1,第2サブフォトダイオード33,34として機能するサブ光電変換領域のメインフォトダイオード32の中心を中心とした上記基準線からの傾き角が0°用の光ピックアップ用受光素子31を形成することができるのである。また、分割フォトダイオード領域G,Hをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード33,34を形成することによって、上記傾き角がα°用の光ピックアップ用受光素子31を形成することができる。逆に、分割フォトダイオード領域E,Fをメタル配線によって接続して第1,第2サブフォトダイオード33,34を形成した場合は、上記傾き角が−α°用の光ピックアップ用受光素子31を形成することができるのである。
上述したように、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子31においては、メインフォトダイオード32を、上記基準線の方向に2等分割する一方、上記基準線の方向と直交する方向に2等分割して、合計4つの分割フォトダイオード領域で構成している。また、第1,第2サブフォトダイオード33,34の夫々を、上記基準線の方向と直交する方向に4等分割して、4つの分割フォトダイオード領域で構成している。したがって、第1,第2サブフォトダイオード33,34の夫々における各分割フォトダイオード領域の電気的接続を変えることによって、上記各サブ光電変換領域のメインフォトダイオード32の中心を中心とした水平面内での上記基準線に対する種々の傾斜角に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供することができる。また、上記各サブ光電変換領域夫々の大きさも調整することができるのである。
・第4実施の形態
図4は、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子35における構成を示す図である。この光ピックアップ用受光素子35のフォトダイオード部は、図1に示す光ピックアップ用受光素子21の場合と同様に、基準線上に一列に配置された1つのメインフォトダイオード36と第1,第2サブフォトダイオード37,38との3つの部分に分かれている。
ここで、上記第1サブフォトダイオード37と第2サブフォトダイオード38とは、メインフォトダイオード36の中心に対して点対称の構成を有している。したがって、以下においては、説明を簡単にするために、第1,第2サブフォトダイオード37,38に対して、上記点対称の構成を有している部分には同じ符号を付すと共に、両サブフォトダイオード37,38の構成や機能や動作については、一括して説明することにする。
上記メインフォトダイオード36は、上記基準線の方向に4等分割され、上記基準線と直交する方向に2等分割され、合計8つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この8つの分割フォトダイオード領域A〜Hの組み合わせで各光電変換領域を形成している。第1,第2サブフォトダイオード37,38の夫々は、上記基準線と直交する方向に4等分割されて、4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域J,K,M,Nの組み合わせで各光電変換領域を形成している。また、メインフォトダイオード36の中心と、第1,第2サブフォトダイオード37,38の中心と、メインフォトダイオード36における上記基準線の方向に延在する2等分割線と、第1,第2サブフォトダイオード37,38における分割フォトダイオード領域K,Mの分割線とは、上記基準線上に配列されている。
この場合、上記第3実施の形態の場合と同様に、上記第1,第2サブフォトダイオード37,38の夫々における各分割フォトダイオード領域の電気的接続を変えることによって、実際に第1,第2サブフォトダイオード37,38として機能する両サブ光電変換領域のメインフォトダイオード36の中心を中心とした水平面内での上記基準線に対する種々の傾斜角に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供できる。また、上記各サブ光電変換領域夫々の大きさも調整することができる。
さらに、本実施の形態においては、上記メインフォトダイオード36は、上記基準線の方向に等分割されている。したがって、分割フォトダイオード領域Aと分割フォトダイオード領域B、分割フォトダイオード領域Cと分割フォトダイオード領域D、分割フォトダイオード領域Eと分割フォトダイオード領域F、分割フォトダイオード領域Gと分割フォトダイオード領域Hを、メタル配線によって接続して、メインフォトダイオード36を形成し、さらに、x+x'=x''+x'''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することによって、メインフォトダイオード36と各サブフォトダイオード37,38との間隔(ピッチ)が「a」の光ピックアップ用受光素子35を形成することができる。また、分割フォトダイオード領域B,C,F,Gでメインフォトダイオード36を構成すると共に、x'=x'',x=x'''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することにより、実際にメインフォトダイオード36として機能する光電変換領域(以下、「メイン光電変換領域」と言う)と各サブフォトダイオード37,38との間隔が「a+x」の光ピックアップ用受光素子35を形成することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記第3実施の形態の場合と同じ効果に加えて、上記メイン光電変換領域と各サブフォトダイオード37,38との間隔(ピッチ)や、上記メイン光電変換領域の大きさを、調整することができるという効果を奏することができるのである。
・第5実施の形態
図5は、本実施の形態の光ピックアップ用受光素子41における構成を示す図である。この光ピックアップ用受光素子41のフォトダイオード部は、図1に示す光ピックアップ用受光素子21の場合と同様に、基準線上に一列に配置された1つのメインフォトダイオード42と第1,第2サブフォトダイオード43,44との3つの部分に分かれている。
ここで、上記第1サブフォトダイオード43と第2サブフォトダイオード44とは、メインフォトダイオード42の中心に対して点対称の構成を有している。したがって、以下においては、説明を簡単にするために、第1,第2サブフォトダイオード43,44に対して、上記点対称の構成を有している部分には同じ符号を付すと共に、両サブフォトダイオード43,44の構成や機能や動作については、一括して説明することにする。
上記メインフォトダイオード42は、上記基準線の方向に4等分割され、上記基準線と直交する方向に2等分割され、合計8つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この8つの分割フォトダイオード領域A〜Hの組み合わせで各光電変換領域を形成している。第1,第2サブフォトダイオード43,44の夫々は、上記基準線の方向に4等分割されて4つの分割フォトダイオード領域で構成されている。つまり、この4つの分割フォトダイオード領域J,K,M,Nの組み合わせによって各光電変換領域を形成するのである。また、メインフォトダイオード42の中心と、第1,第2サブフォトダイオード43,44の中心と、メインフォトダイオード42における上記基準線の方向に延在する2等分割線とは、上記基準線上に配列されている。
この場合、上記第2実施の形態の場合と同様に、上記第1,第2サブフォトダイオード43,44の夫々における各分割フォトダイオード領域の電気的接続を変えることによって、メインフォトダイオード42と実際に第1,第2サブフォトダイオード43,44として機能する各サブ光電変換領域夫々との種々の間隔と、上記各サブ光電変換領域夫々の種々の幅に対応できる光ピックアップ用受光素子を提供できる。
さらに、本実施の形態においては、上記メインフォトダイオード42は、上記基準線の方向に4等分割され、上記基準線と直交する方向に2等分割され、合計8つの分割フォトダイオード領域で構成されている。したがって、分割フォトダイオード領域Aと分割フォトダイオード領域B、分割フォトダイオード領域Cと分割フォトダイオード領域D、分割フォトダイオード領域Eと分割フォトダイオード領域F、分割フォトダイオード領域Gと分割フォトダイオード領域Hを、メタル配線で接続して、メインフォトダイオード42を形成し、n+n'=n''+n'''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することによって、メインフォトダイオード42と各サブフォトダイオード43,44との間隔(ピッチ)が「a」の光ピックアップ用受光素子41を形成することができる。また、分割フォトダイオード領域B,C,F,Gでメインフォトダイオード42を構成すると共に、n'=n'',n=n'''となるように各分割フォトダイオード領域の幅を設定することによって、実際にメインフォトダイオード42として機能するメイン光電変換領域と各サブフォトダイオード43,44との間隔が「a+n」の光ピックアップ用受光素子41を形成することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記第2実施の形態の場合と同じ効果に加えて、上記メイン光電変換領域と各サブ光電変換領域との間隔(ピッチ)をより精密に調整することができ、上記メイン光電変換領域の大きさを調整することができるという効果を奏することができるのである。
図6は、光ピックアップ用受光素子内臓集積回路における光入力アンプ回路の回路図である。図6において、51は上記第1実施の形態〜第5実施の形態のうち何れかに記載の光ピックアップ用受光素子における上記メインフォトダイオードおよび第1,第2サブフォトダイオードの何れかのフォトダイオードであり、52は作動アンプであり、53は帰還抵抗である。
また、上記フォトダイオード51中、54は上記光電変換領域を形成する(つまり、実際にフォトダイオードとして動作する)分割フォトダイオード領域であり、作動アンプ52における一方の(図6ではマイナス側の)入力端子と帰還抵抗53とに接続されている。一方、55は上記光電変換領域を形成しない(つまり、実際にフォトダイオードとして動作しない)分割フォトダイオード領域であり、遮光板56等によって遮光されると共に、作動アンプ52における他方の(図6ではプラス側の)入力端子に接続されている。こうすることによって、フォトダイオード51を含む光ピックアップ用受光素子が形成されている基板を介して、作動アンプ52の両入力端子に入力されるノイズ成分を揃えることができるのである。
以上のごとく、上記実際にフォトダイオードとして動作しない分割フォトダイオード領域をダミー分割フォトダイオード領域として用いることによって、フォトダイオード51に入力される上記ノイズ成分を同相除去することができる。したがって、光ピックアップ用受光素子の特性向上を図ることができるのである。こうして、作動アンプ52によって上記ノイズ成分が同相除去された出力信号は、例えばサブフォトダイオードの場合には、図9に示す誤差増幅器17と同様のトラッキング誤差検出用の誤差増幅器における一方の(例えば、マイナス側の)入力端子に入力されるのである。
尚、上記実際にフォトダイオードとして動作していない分割フォトダイオード領域を正負何れかの電源に接続することによっても、上記電気信号のノイズ成分を除去して、特性向上を図ることができる。
また、上記第1実施の形態〜第5実施の形態における光ピックアップ用受光素子は、上記両サブフォトダイオードの上記メインフォトダイオードの中心を中心とした水平面内での上記基準線に対する傾斜角や、上記メインフォトダイオードと両サブフォトダイオードとの間隔や、上記メインフォトダイオードあるいは上記両サブフォトダイオードの大きさを、種々変更することが可能になっている。したがって、このような光ピックアップ用受光素子を用いて、図7に示すような光ピックアップ装置を構成することによって、光電変換部分(上記メインフォトダイオードおよび両サブフォトダイオード)の大きさや上記間隔や上記傾斜角がユーザによって種々異なっても対処することが可能になる。
したがって、上記光電変換部分の大きさや上記間隔や上記傾斜角に関するユーザーの要望に応じて、光ピックアップ用受光素子を各ユーザー毎に1つずつ作成する必要が無くなる。その結果、光ピックアップ装置の開発や製造を上記光ピックアップ用受光素子のチップサイズや回路部分のレイアウトを変更することなく行うことができ、時間とコストを大幅に削減することができるのである。
尚、上記各実施の形態において、選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせの設定方法については特に限定しない。例えば、各分割フォトダイオード領域間の上記メタル配線による接続の切り換えや、動作させる分割フォトダイオード領域と駆動回路との間の配線の切り換えを、スイッチ手段によって行えばよい。あるいは、予め、総ての分割フォトダイオード領域に対してヒューズを介して配線を施しておき、不必要な配線のヒューズを切断することによって、所望の分割フォトダイオード領域のみを動作可能にしても良い。
本発明の光ピックアップ用受光素子は、光電変換領域の配列方向角度や大きさに関するユーザーの要望に対処可能であり、光ピックアップ装置に利用することができる。
この発明の光ピックアップ用受光素子における構成を示す図である。 図1とは異なる光ピックアップ用受光素子における構成を示す図である。 図1および図2とは異なる光ピックアップ用受光素子における構成を示す図である。 図1〜図3とは異なる光ピックアップ用受光素子における構成を示す図である。 図1〜図4とは異なる光ピックアップ用受光素子における構成を示す図である。 光入力アンプ回路の回路図である。 光ピックアップ装置の構成の一例を示す図である。 図7における光ピックアップ用受光素子のフォトダイオード部における従来の構成を示す図である。 3スポット法による誤差信号検出原理の説明図である。
符号の説明
21,25,31,35,41…光ピックアップ用受光素子、
22,26,32,36,42…メインフォトダイオード、
23,27,33,37,43…第1サブフォトダイオード、
24,28,34,38,44…第2サブフォトダイオード、
51…フォトダイオード、
52…作動アンプ、
53…帰還抵抗、
54…光電変換領域を形成する分割フォトダイオード領域、
55…光電変換領域を形成しない分割フォトダイオード領域、
56…遮光板、
A〜H,J,K,M,N…分割フォトダイオード領域。

Claims (2)

  1. ディスク上のメインスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するメインフォトダイオードと、
    上記ディスク上のサブスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するサブフォトダイオードと
    を備え、
    上記メインフォトダイオードとサブフォトダイオードとのうちの少なくとも何れか一方は、分割線によって分割された複数の分割フォトダイオード領域から成り、
    上記複数の分割フォトダイオード領域は、選択的に動作可能になっており、
    上記メインフォトダイオードの中心と上記サブフォトダイオードの中心とは、同一の基準線上に在り、
    上記複数の分割フォトダイオード領域に分割されているのは上記サブフォトダイオードであり、
    上記分割線は、上記基準線の方向に延在して複数設けられており、
    上記サブフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、上記メインフォトダイオードの位置に対する実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域の上記基準線と直交する方向への位置を調整することが可能になっている
    光ピックアップ用受光素子において、
    上記メインフォトダイオードも複数の分割フォトダイオード領域に分割されており、
    上記メインフォトダイオードを分割する分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
    上記メインフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と上記サブフォトダイオードとの間隔を調整することが可能になっている
    ことを特徴とする光ピックアップ用受光素子。
  2. ディスク上のメインスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するメインフォトダイオードと、
    上記ディスク上のサブスポットからの反射光が入射されると共に、この入射光の光量変化を電気信号に変換するサブフォトダイオードと
    を備え、
    上記メインフォトダイオードとサブフォトダイオードとのうちの少なくとも何れか一方は、分割線によって分割された複数の分割フォトダイオード領域から成り、
    上記複数の分割フォトダイオード領域は、選択的に動作可能になっており、
    上記メインフォトダイオードの中心と上記サブフォトダイオードの中心とは、同一の基準線上に在り、
    上記複数の分割フォトダイオード領域に分割されているのは上記サブフォトダイオードであり、
    上記分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
    上記サブフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記サブフォトダイオードとして機能するサブ光電変換領域と上記メインフォトダイオードとの間隔を調整することが可能になっている
    光ピックアップ用受光素子において、
    上記メインフォトダイオードも複数の分割フォトダイオード領域に分割されており、
    上記メインフォトダイオードを分割する分割線は、上記基準線と直交する方向に延在して複数設けられており、
    上記メインフォトダイオードを構成する複数の分割フォトダイオード領域のうち選択的に動作させる分割フォトダイオード領域の組み合わせを変えることによって、実際に上記メインフォトダイオードとして機能するメイン光電変換領域と上記サブ光電変換領域との間隔を調整することが可能になっている
    ことを特徴とする光ピックアップ用受光素子。
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