JP4166790B2 - 保湿剤、atp産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤 - Google Patents

保湿剤、atp産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤 Download PDF

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Description

本発明は、保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤に関する。さらに詳しくは、ナンヨウスギ属(Araucaria)植物より選ばれる1種又は2種以上の植物の抽出物を含有する保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤に関する。
加齢、紫外線、ストレスなどによるシワ、シミ、皮膚の弾性低下といった皮膚症状の要因として、乾燥、細胞機能低下、紫外線によるメラニン産生や色素沈着、真皮マトリックス成分の減少や変性、紫外線等による細胞の酸化傷害などが挙げられる。このような皮膚症状を防止・改善するために、様々な天然由来成分の検索及び配合検討が従来なされてきた。ATP産生促進剤としては、酵母エキス(特許文献1参照)、美白剤としては、白鶴霊芝の水および/または有機溶媒抽出物(特許文献2参照)、抗酸化剤としては、サルオガセ科サルオガセ属植物の抽出物(特許文献3参照)、中性脂肪蓄積抑制剤としては、褐藻の酵素分解物(特許文献4参照)が知られている。
しかし、天然由来成分の中には未だその効果が知られていないものも数多く存在すると考えられ、より優れた作用を有する保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤などの開発が期待されている。
特開2001−10947号公報 特開2003−89630号公報 特開平10−182413号公報 特開平07−278005号公報
そこで、本発明者らは、皮膚外用剤や飲食品などの分野に幅広く応用が可能な保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤を見出すために、天然由来の種々の物質について検討を行った。その結果、ナンヨウスギ属植物より選ばれる1種又は2種以上の植物の抽出物に優れた保湿作用、ATP産生促進作用、美白作用、抗酸化作用、中性脂肪蓄積抑制作用、及びコラーゲン産生促進作用を見出し、さらに検討を重ね、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、皮膚外用剤や食品などの分野に幅広く応用が可能な保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤を提供することを目的とするものである。
本発明の保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤は、ナンヨウスギ属植物の1種または2種以上の植物の抽出物を有効成分とする。これらの保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤は、皮膚外用剤や食品(飲料を含む)など種々の組成物に配合することが可能であり、これにより美容や脂質代謝改善に優れた組成物を提供することができる。
本発明によれば、優れた効果を有する保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤を得ることができる。また、これらを皮膚外用剤や食品等に配合することにより、シワ、タルミ、肌のハリ、シミ、クスミといった種々の皮膚症状や脂質代謝改善に優れた効果を発揮する組成物を得ることができる。
ナンヨウスギ属植物としては、ナンヨウスギ(Araucaria cunninghamii)、チリマツ(Araucaria araucana)、ヒロハナンヨウスギ(Araucaria bidwillii)、シマナンヨウスギ(Araucaria heterophylla)、アウカリア・コルムナリス(Araucaria columnaris)、アウカリア・フムボルドテンシス(Araucaria humboldtensis)、アウカリア・モンタナ(Araucaria montana)、アウカリア・ムエレリ(Araucaria muelleri)、アウカリア・スコプロルム(Araucaria scopulorum)などが知られている。本発明の原料として用いられる植物は、ナンヨウスギ属植物であれば特に限定されないが、入手が比較的容易であることや有効性などの理由から、ナンヨウスギ、ヒロハナンヨウスギ、シマナンヨウスギ、アウカリア・ムエレリ、アウカリア・コルムナリスを用いることが好ましい。
これらナンヨウスギ属植物を使用する際は、そのまま粉砕して使用することもできるが、抽出物を用いるとよい。ただし、本発明ではナンヨウスギ属植物の原体や乾燥物も抽出物に含まれる。抽出には、ナンヨウスギ属植物の幹、枝、葉、花、種子、樹皮、樹液、根、茎、芽などのいずれの部位を用いても構わないが、簡便に利用するには、葉、茎、種子を用いるとよく、有効性の点からは葉や茎を用いるとよい。抽出の際は、生のまま用いてもよいが、抽出効率を考えると、細切、乾燥、粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬するか、超臨界流体や亜臨界流体を用いた抽出方法でも行うことができる。抽出効率を上げるため、撹拌や抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、1時間〜14日間程度とするのが適切である。
抽出溶媒としては、水の他、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール、1、3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、エチルエーテル、プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類、アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類などの溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素、エチレン、プロピレン、エタノール、メタノール、アンモニアなどの1種又は2種以上の超臨界流体や亜臨界流体を用いてもよい。
ナンヨウスギ属植物の上記溶媒による抽出物は、そのままでも使用することができるが、濃縮、乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解して使用することもでき、これらの生理作用を損なわない範囲で脱色、脱臭、脱塩等の精製処理やカラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。ナンヨウスギ属植物の前記抽出物やその処理物及び分画物は、各処理及び分画後に凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。
ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れた保湿作用、ATP産生促進作用、美白作用、抗酸化作用、中性脂肪蓄積抑制作用、及びコラーゲン産生促進作用を有し、保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤として利用することができる。また、ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とする保湿剤、ATP産生促進剤、美白剤、抗酸化剤、中性脂肪蓄積抑制剤、及びコラーゲン産生促進剤は、皮膚に外用するだけではなく、毛髪に利用することや経口摂取も可能であり、食品(飲料を含む)、あるいは医薬品などにも応用することが可能である。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とする保湿剤は、皮膚や毛髪に対して優れた保湿作用を発揮し、特に皮膚に対する保湿効果が高い。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とするATP産生促進剤は、種々の細胞に対して優れたATP産生促進作用を発揮するが、特に真皮線維芽細胞と表皮細胞に対して優れた効果を発揮する。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とする美白剤は、シミ・ソバカスといった色素沈着症状の改善に効果を発揮し、特にチロシナーゼ活性の阻害やメラニンの産生抑制に対して優れた効果を発揮する。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とする抗酸化剤は、優れた抗酸化作用を発揮するが、特にフリーラジカル消去作用に優れた効果を発揮する。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を有効成分とするコラーゲン産生促進剤は、優れたコラーゲン産生促進作用を発揮するが、特にタイプ3コラーゲンの産生促進作用に優れた効果を発揮する。3型コラーゲンは、ベビーコラーゲンとも呼ばれ、皮膚に柔軟性を付与するとともに肌のみずみずしさを保ち、細胞を再生し成長させる役割を果たしている。新生児の真皮では通常の1型コラーゲンと3型コラーゲンがほぼ等量存在するが、25歳以降は3型コラーゲンが作られなくなり、3型コラーゲン量が減少する。3型コラーゲンの減少すると皮膚の柔軟性が無くなるため、3型コラーゲンの産生量を促進することにより皮膚の柔軟性を高めることができる。
また、ナンヨウスギ属植物の抽出物を皮膚外用剤に配合することにより、シワ、タルミ、肌のハリ、シミ、クスミ、乾燥、小じわ等の皮膚症状の防止・改善に優れた効果を発揮する美肌用の皮膚外用剤を得ることができ、保湿用皮膚外用剤、老化防止改善用皮膚外用剤、美白用皮膚外用剤、肌引き締め用皮膚外用剤としても用いることができる。さらに、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、美容や健康維持を目的とするような食品にも用いることもでき、美容用食品や脂質代謝改善用食品を得ることができる。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を皮膚外用剤や食品等の組成物に配合する際の配合量は、組成物の種類や使用目的等によって調整することができるが、効果や安定性などの点から、全量に対して0.0001〜50.0重量%が好ましく、より好ましくは、0.001〜25.0重量%である。
ナンヨウスギ属植物の抽出物を配合する組成物の剤型は任意であるが、皮膚外用剤の場合には、ローションなどの可溶化系、クリームや乳液などの乳化系、カラミンローション等の分散系、エアゾール、軟膏剤、粉末、顆粒などの種々の剤型で提供することもできる。また、組成物が経口用医薬品や食品の場合には、ドリンク剤・点滴剤などの液剤、ガム・飴のような固形剤、カプセル、粉末、顆粒、錠剤などの一般的な剤型とすることができる。
なお、ナンヨウスギ属植物の抽出物を配合する皮膚外用剤には、ナンヨウスギ属植物の抽出物の他に、必要に応じて、通常医薬品、医薬部外品、皮膚化粧料、毛髪用化粧料、洗浄料、及び食品に配合される油性成分、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、増粘剤、薬剤、香料、樹脂、防菌防黴剤、アルコール類、調味料、賦形剤等を適宜配合することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲において、他の保湿剤、美白剤、ATP産生促進剤、中性脂肪蓄積抑制剤、あるいはコラーゲン産生促進剤等との併用も可能である。
以下に、ナンヨウスギ属植物の抽出物の製造例、各作用を評価するための試験、皮膚外用剤や食品としての処方例、使用試験についてさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら限定されるものではない。
[製造例1]
ナンヨウスギ属植物の葉の乾燥粉砕物1kgに50重量%エタノール水溶液を40L加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、ナンヨウスギ属植物抽出物を得た。
[製造例2]
ナンヨウスギ属植物の葉の乾燥粉砕物1kgに水を20L加え、90℃にて6時間還流して抽出した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、ナンヨウスギ属植物抽出物を得た。
[製造例3]
ナンヨウスギ属植物の葉の乾燥粉砕物1kgにメタノールを10L加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、ナンヨウスギ属植物抽出物を得た。
[製造例4]
超臨界抽出装置にナンヨウスギ属植物の葉を投入し、40℃において25MPaの気圧下で二酸化炭素の超臨界流体を用いて抽出した。抽出物を回収し、ナンヨウスギ属植物抽出物を得た。
まず、ナンヨウスギ属植物抽出物のATP産生促進作用について示す。試料には、シマナンヨウスギの葉より製造例1を用いて抽出したものを試料1として評価を行った。
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト真皮線維芽細胞及び正常ヒト表皮細胞を1ウェル当たり2.0×10個となるように96穴マイクロプレートに播種した。播種培地には、市販のクラボウ社製Humedia−KG2を用いた。24時間培養後、試料を添加した試験培地に交換し、さらに24時間培養した。次いで96穴マイクロプレートから培地を除去し、PBSで洗浄した後、5mM硫酸マグネシウム,100μM EDTA,25mM トリシン緩衝液,pH7.8を添加し、超音波処理にて細胞を破砕した。この細胞破砕液を蛍光評価用96穴マイクロプレートに移し、更に0.5mM ルシフェリン,1.25μg/ml ルシフェラーゼ,1mM DTT,5mM 硫酸マグネシウム,100μM EDTA,25mM トリシン緩衝液,pH7.8を添加して、生じた化学発光を発光スペクトル560nmにて測定した。細胞内で生合成されたATP量は、同時に測定した標準線より算出し、得られた評価結果を、試料無添加のブランクにおけるATP産生量を100とした相対値にて表1に示した。なお、表中の*及び**は、t検定における有意確率P値に対し、有意確率5%未満(P<0.05)を*で、有意確率1%未満(P<0.01)を**で表したものである。
Figure 0004166790
表1より明らかなように、シマナンヨウスギを添加した場合に、未添加の場合と比較して、有意な表皮細胞のATP産生促進作用が認められた。このことから、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れた表皮細胞のATP産生促進作用を有することが明らかとなった。
次に、ナンヨウスギ属植物抽出物のチロシナーゼ活性阻害作用の評価を示す。試料には、シマナンヨウスギの葉より製造例4を用いて抽出したものを試料2として評価を行った。
評価は以下の手順で行った。クラボウ社製正常ヒト表皮メラニン細胞を1ウェル当り3.0×10個となるように96穴マイクロプレートに播種した。播種培地にはクラボウ社製Medium154Sを用いた。24時間後に各濃度の試料を添加した培地に交換し、さらに48時間培養した。次に1重量%Triton−X含有リン酸緩衝液75μLに交換し細胞を完全に溶解させ内50μLを粗酵素液として使用した。粗酵素液に基質となる50μLの0.05重量%L−ドーパ含有リン酸緩衝液を加え、37℃で2時間静置した。マイクロプレートリーダーにて基質添加直後と反応終了時の405nmの吸光度を測定し、生成されたドーパメラニン量を算出した。試料のチロシナーゼ活性阻害率を、試料無添加のブランクにおけるチロシナーゼ活性阻害率を100とした相対値にて表2に示した。
Figure 0004166790
表2より明らかなように、シマナンヨウスギ抽出物を添加した培地を用いた場合には、メラニン生成率の低下が認められた。このことより、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れたチロシナーゼ活性阻害作用を有することが明らかとなった。
次に、ナンヨウスギ属植物抽出物のメラニン産生抑制作用の評価を示す。試料には、シマナンヨウスギの葉より製造例1を用いて抽出したものを試料3として評価を行った。
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト表皮メラニン細胞を1ディッシュ当り1.8×10個となるように播種し、24時間後に各濃度に調整した試料添加培地に交換した。さらに7日間培養し、培養終了後にトリプシンにより細胞を剥離して回収した。回収した細胞を遠心し、上清除去した後、沈殿物にSoluen−350を加えて煮沸し、分光光度計により500nmにおける吸光度を測定した。評価結果を、試料が無添加の場合のメラニン産生量を100とした場合の相対値にて表3に示す。
Figure 0004166790
表3より明らかなように、シマナンヨウスギ抽出物を添加した培地を用いた場合には、メラニン産生量の低下が認められた。このことより、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れたメラニン産生抑制作用を有することが明らかとなった。
次に、ナンヨウスギ属植物抽出物の抗酸化作用について示す。試料には、シマナンヨウスギの葉より製造例1を用いて抽出したものを試料4として評価を行った。
評価は、以下の手順で行った。96穴マイクロプレートに任意の濃度に希釈したナンヨウスギ抽出物溶液25μLと反応溶液75μL(0.25mM NBT,1mM Hypoxanthine,0.1mM EDTAを含むHanks(+)液(pH7.4))を添加し、キサンチンオキシダーゼ溶液25μL(0.0075Units)を加え、37℃で15分間インキュベートした。その後、マイクロプレートリーダーで540nmの吸光度を測定した。試料が無添加のブランクの吸光度を(A)、試料を添加したときの吸光度を(B)としたとき、式(1)の値をラジカル消去率とした。評価結果を表4に示した。
式(1) {1−(B)/(A)}×100(%)
Figure 0004166790
表4より明らかなように、シマナンヨウスギ抽出物は優れたスーパーオキサイドアニオンの消去作用が認められた。このことから、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れた抗酸化作用を有することが明らかとなった。
次に、ナンヨウスギ属植物抽出物の脂肪細胞における中性脂肪蓄積抑制作用の評価について示す。試料には、シマナンヨウスギの葉より製造例1を用いて抽出したものを試料5として評価を行った。
評価は、以下の手順で行った。皮下脂肪由来正常ヒト前駆脂肪細胞Cryo・HPRAD−SQ(三光純薬株式会社)を1ウェル当り1.0×10個となるように96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地にはPGM培地(10%FBS,2mM L−glutamine,100units/mL Penicilline,100μg/mL Streptomycine含有)を用いた。細胞が飽和状態になる直前に評価サンプルを添加したPGM−分化用培地(10μg/mL インシュリン,1μm dexamethasone,200μM indomethacin,500μM・Isobutyl−methylxanthine含有)に交換し、脂肪細胞への分化誘導を行った。分化誘導開始後、コントロール群が成熟して細胞内に多数の脂肪滴が蓄積されるまで、10日〜14日間培養した。細胞を回収後、10%中性緩衝ホルムアルデヒド液を用いて細胞を固定した。PBSにて洗浄の後、0.5w/v% オイルレッドO溶液を添加し、37℃で2時間培養した。PBSにて洗浄の後、メタノールを添加し、色素を抽出した。抽出後、マイクロプレートリーダーにて550nmの吸光度と650nmの吸光度をそれぞれ測定し、両測定値の差を用いて中性脂肪蓄積量を測定した。それぞれの評価結果を試料無添加のブランクにおける中性脂肪蓄積量を100とした相対値にて表5に示す。
Figure 0004166790
表5より明らかなように、シマナンヨウスギ抽出物を添加した培地では、有意な中性脂肪蓄積抑制作用が認められた。このことから、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れた中性脂肪蓄積抑制作用を有することが明らかとなった。
次に、ナンヨウスギ属植物抽出物のコラーゲン産生促進作用の評価について示す。試料には、シマナンヨウスギ、アウカリア・ムエレリ、アウカリア・コルムナリスの葉より製造例1を用いて抽出したものを試料6〜8として評価を行った。
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト真皮線維芽細胞を1ウェル当り2×10個となるように96穴マイクロプレートに播種した。播種培地には牛胎仔血清添加ダルベッコ修正基礎培地(DMEM)培地を用いた。24時間後に各濃度の試料を添加し、さらに72時間培養した後、細胞上清を回収した。得られた細胞上清をELISAプレートに固定し、ELISA法により上清中に含まれるコラーゲン(タイプ3)量を測定した。同時に細胞を溶解してタンパク定量を行い、細胞当たりのコラーゲン産生量を算出して、試料を含有しないブランクの細胞当たりのコラーゲン産生量を100とした相対値にて表6に示した。
Figure 0004166790
表6より明らかなように、試料を添加したそれぞれの培地において、未添加の場合と比較して、有意なコラーゲン産生促進作用が認められた。このことから、ナンヨウスギ属植物の抽出物は、優れたコラーゲン産生促進作用を有することが明らかとなった。
続いて、本発明に係るナンヨウスギ属植物の抽出物を配合した組成物として、皮膚外用剤と食品の処方例を示す。
[処方例1]乳液
(1)スクワラン 10.0(重量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 53.85
(11)アルギニン(1重量%水溶液) 20.0
(12)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
[処方例2]化粧水
(1)エタノール 15.0(重量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 78.38
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例3] 5.0
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。溶解後、(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)を加え、均一に混合する。
[処方例3]クリーム
(1)スクワラン 10.0(重量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20重量%水溶液) 15.0
(10)精製水 36.7
(11)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 15.0
(12)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、(11)を加え、冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
[処方例4]美容液
(1)精製水 27.45(重量%)
(2)グリセリン 10.0
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1重量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1、3−ブチレングリコール 10.0
(15)L−アルギニン(10重量%水溶液) 2.0
(16)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)を加え、均一に混合する。
[処方例5]水性ジェル
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(重量%)
(2)精製水 78.7
(3)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 0.5
(4)エタノール 10.0
(5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(6)香料 0.1
(7)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例4] 10.0
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後、(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加え、均一に攪拌混合する。
[処方例6]クレンジング料
(1)スクワラン 77.0(重量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)精製水 3.0
(4)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例4] 5.0
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)と(4)を順次加え、均一に混合する。
[処方例7]洗顔フォーム
(1)ステアリン酸 16.0(重量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 31.5
(8)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例3] 6.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)を加え、均一に混合する。
[処方例8]メイクアップベースクリーム
(1)スクワラン 10.2(重量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 65.4
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[処方例9]乳液状ファンデーション
(1)メチルポリシロキサン 2.0(重量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 0.7
(7)1、3−ブチレングリコール 8.0
(8)キサンタンガム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 53.4
(11)酸化チタン 9.0
(12)タルク 7.4
(13)ベンガラ 0.5
(14)黄酸化鉄 1.1
(15)黒酸化鉄 0.1
(16)香料 0.1
(17)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例4] 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(16)と(17)の成分を順次加え、均一に混合する。
[処方例10]油中水型エモリエントクリーム
(1)流動パラフィン 30.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1、3−ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
(11)精製水 43.4
(12)香料 0.1
製法:(5)と(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に撹拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(10)を(11)の残部に70℃にて加熱溶解したものを撹拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
[処方例11]パック
(1)精製水 58.9(重量%)
(2)ポリビニルアルコール 12.0
(3)エタノール 17.0
(4)グリセリン 5.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例2] 5.0
(7)香料 0.1
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)と(5)を加え、攪拌しながら冷却を開始する。40℃まで冷却し、(6)と(7)を加え、均一に混合する。
[処方例12]入浴剤
(1)香料 0.3(重量%)
(2)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例4] 5.0
(3)炭酸水素ナトリウム 46.0
(4)硫酸ナトリウム 48.7
製法:(1)〜(4)を均一に混合する。
[処方例13]ヘアーワックス
(1)ステアリン酸 3.0(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)セチルアルコール 3.0
(4)高重合メチルポリシロキサン 2.0
(5)メチルポリシロキサン 5.0
(6)ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
メチルポリシロキサン共重合体 1.0
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(8)1、3−ブチレングリコール 7.5
(9)アルギニン 0.7
(10)精製水 70.6
(11)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 5.0
(12)香料 0.1
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解後する。一方、(7)〜(10)の水相成分を75℃にて加熱溶解し、前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[処方例14]ヘアートニック
(1)エタノール 46.0(重量%)
(2)精製水 48.9
(3)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例3] 5.0
(4)香料 0.1
製法:(1)〜(4)の成分を混合、均一化する。
[処方例15]飲料
(1)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 8.0(重量%)
(2)エリスリトール 1.0
(3)クエン酸 0.1
(4)ステビア 0.01
(5)精製水 90.89
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
[処方例16]錠剤
(1)ナンヨウスギ属植物抽出物[製造例1] 0.30(重量部)
(2)還元麦芽糖水飴 0.53
(3)トウモロコシデンプン 0.15
(4)グリセリン脂肪酸エステル 0.02
製法:(1)〜(3)を篩過して混合し、さらに(4)を添加して混合した。打錠機にて打錠を行い、全量300mgの錠剤を得た。
次に、シマナンヨウスギ抽出物を配合した処方を用いて使用試験を行い、乾燥による肌荒れについて改善効果を評価した。その際、処方例1に示した乳液の処方に表7に記載するシマナンヨウスギ抽出物をそれぞれ配合し、実施例1〜3として使用試験を行った。また、シマナンヨウスギ抽出物を精製水に代替し、比較例1として同時に使用試験を行った。
Figure 0004166790
各試料について、肌荒れ症状が顕著に認められる30〜50才代の乾燥肌の女性パネラー20名をそれぞれ一群とし、ブラインドにて1週間使用させ、使用前後の皮膚状態の変化を観察して評価した。皮膚症状の指標として、乾燥による肌荒れについて、「改善」、「やや改善」、「変化なし」の三段階で評価し、表8に各評価を得たパネラー数にて示した。
Figure 0004166790
表8より、シマナンヨウスギ抽出物を含有しない比較例使用群においては、6割以上のパネラーに改善は認められなかったが、シマナンヨウスギ抽出物を配合した実施例使用群においては、6割以上のパネラーに明確な肌荒れの改善が認められた。このことから、ナンヨウスギ属植物の抽出物は優れた保湿効果を有することが明らかとなった。

Claims (1)

  1. ナンヨウスギ属植物より選ばれる1種又は2種以上の植物の抽出物を有効成分とする保湿剤。
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