JP4162875B2 - マグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法 - Google Patents

マグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイオキシンを発生することなく結晶組織を微細にすることにより機械的性質を改善することができるマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウム(Al)を含有するマグネシウム合金、例えばAZ系の結晶粒微細化方法として、微細化剤の添加を必要としない方法と必要とする方法とが知られている。
前者は、合金融液(溶湯)を融点以上150〜250℃程度(1123〜1173K)まで過熱し、5〜15分(0.3〜0.9ks)程度保持した後に鋳造温度まで急冷する過熱処理法であり、この処理法における微細化機構は、Al-Mn-(Fe)化合物による異質核生成であると言われている。しかし、この方法は、処理温度が高いため、エネルギーコストがかかり、溶湯の酸化防止、溶湯鍋の保守点検作業にも費用がかさみ、経済性や安全性確保にも問題が多かった。
後者には、溶湯に炭素(C)を含む化合物を750℃(1023K)前後で添加する炭素添加法があり、この方法における微細化機構は、化合物中のCと溶湯中のAlとが反応したアルミニウム炭化物(Al43)による異質核生成であると言われている。しかし、工業的には微細化剤としてC2Cl6が添加されていたが、ダイオキシン(2,3,7,8-テトラクロロジベンゾp-ダイオキシンCl2(C62)O2(C62)Cl2)類が発生するため、現在は使用が禁止されている。
またこれら以外にも第二塩化鉄法(Elfinal法)があり、塩化鉄(FeCl3)を760℃(1053K)前後にて添加し、30〜60分(1.8〜3.6ks)保持する方法であり、Al-Mn-Fe化合物が異質核となり、結晶粒微細化が起こると言われており、Mnが一定値以上含まれていないと顕著に微細化しないと報告されている。しかし、この方法はFeとMgの局部電池作用により耐食性が損なわれるので現在は行われていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように微細化剤の添加による微細化処理は、過熱処理に比べて処理温度が低く、大量溶解に適した処理であるという利点がある。そこで、ダイオキシンが発生する微細化剤C2Cl6に代わる代用の微細化剤が希求されていた。
さらに、前記の第二塩化鉄法による微細化においては、Feでは耐食性を損なうので、これに代わる他の元素を添加することにより、耐食性を損なうことがなく、Al-Mn化合物の構造を変化させ、Mgの核生成物質として作用させて微細化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するために手段】
本発明は前記に鑑み提案されたものであってアルミニウム(Al)及びマンガン(Mn)を含有するマグネシウム合金融液中に、炭素(C)源と共に五酸化ニオブ(Nb 2 5 )又は五酸化二バナジウム(V 2 5 を添加することにより、結晶粒を微細化することを特徴とするマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法に関するものである。
【0005】
また、参考発明としてアルミニウム(Al)及びマンガン(Mn)を含有するマグネシウム合金融液中に、純カーボン(C)粉末を添加することにより、結晶粒を微細化することを特徴とするマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法を説明する
【0006】
【発明の実施の形態】
前記本発明及び参考発明に用いるAl及びMnを含有するマグネシウム合金は、特にその組成について限定するものではないが、以下の説明においては、その組成中にAlを含有し、不純物としてMnを含み、例えば砂型鋳物にも用いられるAZ91合金を用いる。
【0007】
また、前記本発明に用いる純カーボン粉末は、後述する実施例(図1)では超高純度アルゴン(Ar)ガスキャリアーを伴った5μm以下のグラファイトを用いたが、特にこれらに限定するものではない。例えばキャリアーガスはヘリウム(He)ガスでも良いし、粒径は小さいほど良い。また、活性炭(単独)でも良い。
【0008】
また、純カーボン粉末の添加温度は1053K以上の高温ほど短時間で微細化が達成されるが、溶湯が発火する虞があるので、1023K程度が好ましい。
【0009】
前記参考発明に用いる炭素源としては、Nb25又はV25の併用を前提とするので、前記純カーボン粉末を用いる必要はなく、炭酸(CO2)ガス等の気体でも良いし、活性炭等の固体でも良く、適宜形態の炭素源を用いることができる。
【0010】
また、前記参考発明に用いるNb25又はV25は、粉末でも良く、塊状(タブレット、ペレットなど)に成形したものでも良い。前記炭素源として活性炭等を用いる場合には、混合して塊状に成形して添加しても良い。これらNb25又はV25の溶湯(合金融液)量に対する添加量は、0.1〜3mass%が好ましい。0.1mass%未満では十分な結晶粒の微細化効果が認められい。即ち炭酸(CO2)ガス単独や活性炭単独の方が十分な微細化効果が得られる。また3mass%を超える添加量ではそれ以上の結晶粒微細化効果は認めらず、不純物含有量が増加するので得られる鋳造体の機械的特性などが低下する。尚、未処理の粒径レベルは約140〜200μm程度であり、これを微細化できれば微細化の効果は認められることになるが、合金の結晶組織は微細なほど望ましいので、より高い微細化効果を得るための条件設定として100μm以下を目標とした。また、この100μm以下の微細化が認められたものには、結晶粒内に球状化したMn化合物が散在していることが見出され、機械的性質の向上が期待される。
【0011】
また、Nb25又はV25の添加温度は993〜1073Kが好ましく、より好ましくは1033〜1073Kである。相対的に添加温度が高い方が結晶粒の微細化効果は大きく、993Kより低い温度では十分な結晶粒の微細化効果が認められず、また1073Kより高い温度ではそれ以上の結晶粒微細化効果は認められず、むしろエネルギーコストの増大等の問題を生ずる。特に添加温度が1073KではNb25又はV25の添加量にかかわらず、即ち最低限(0.1%)でも高い微細化効果が得られることが見出された。
【0012】
【実施例】
参考例1〔純カーボン粉末を添加する方法〕
1−1)坩堝の作製
Niを含有しないFe-Cr系のSUS430ステンレス鋼(Fe-18%Cr)を用い、この板を円筒形に曲げてガス溶接により坩堝を作製した。さらに耐高温酸化性を向上させるため純Al浴により浸漬メッキを施し、その後過熱拡散により坩堝表面にMgと濡れの少ないFeAl3層を形成させた。また、坩堝を含む全ての鋳造器具には特級試薬の酸化マグネシウムを塗り、合金溶解の際の不純物の混入を防いだ。
【0013】
1−2)試験方法
実験には市販材のAZ91Eマグネシウム合金を用いた。この組成を表1に示す。
【表1】
Figure 0004162875
実験装置は図1に示すように超高純度Ar(アルゴン)ガスボンベから供給される超高純度Arガスを炭素粉末飛散ユニットに導入し、5μm炭素粉末(グラファイト)を溶湯内に吹き込む方式で行った。尚、炭素粉末飛散ユニットでは、タンク底部に5μm炭素粉末を入れ、間欠的に超高純度Arガスを吹き込んでタンク内に飛散させた5μm炭素粉末を200メッシュ金網を通して溶湯内に導入するようにした。
インゴット表面の不純物を除去するために硝酸で酸洗いを行い、700gの合金を坩堝に入れ、電気炉を用いて溶解を行った。
試験A;
合金溶解後、添加温度973,993,1013,1023,1053及び1073Kにて、5μm炭素粉末を0.6ks添加した。比較のために未処理のもの(未処理材)、Arガスのみのものも作製し、鋳造を行い、光学顕微鏡にて鋳造組織の平均結晶粒径の測定を行った。
試験B;
添加温度1023Kにて、5μm炭素粉末の添加時間を0.3,0.6,0.9,1.2,1.5,1.8ksに変化させて同様に測定を行った。
試験C;
添加温度1053及び1073Kにて、5μm炭素粉末の添加時間を0.3,0.6,0.9ksに変化させて同様に測定を行った。
【0014】
1−3)試験結果
試験Aの結果;
5μm炭素粉末の添加時間が0.6ksである場合の、添加温度と鋳造組織の平均結晶粒径との関係を図2に示した。また、その光学顕微鏡による鋳造組織を図3に示した。
図2より明らかなように未処理材の平均結晶粒径は138μm程度であり、添加温度1000K程度以上であれば微細化効果が認められた。特に1023K以上の添加温度、さらには1053K以上の添加温度で著しい微細化効果が得られた。
試験Bの結果;
5μm炭素粉末の添加温度が1023Kである場合の添加時間を変化させた場合の光学顕微鏡による鋳造組織を図4に示した。
図4より明らかなように添加時間0.6ks以上であれば微細化効果が認められ、特に0.9ks以上で著しい微細化効果が得られた。
試験Cの結果;
5μm炭素粉末の添加温度が1053及び1073Kである場合の添加時間を変化させた場合の光学顕微鏡による鋳造組織を図5に示した。
図5より明らかなように添加時間0.3ksでも十分な微細化効果が認められ、特に0.6ks以上が好ましかった。
【0015】
実施例1〔炭素源及びNb25を添加する方法〕
2−1)坩堝及びホスホライザの作製
前記1−1)と同様に坩堝を作製した。また同じ材料により、燃焼防止用の蓋とNb25を添加するためのホスホライザも作製した。
【0016】
2−2)試験方法
前記1−2)と同様のAZ91Eマグネシウム合金を用い、図6の実験装置を用い、図7に示す手順にて試験を行った。
試験D;
まず始めに、Nb25が効果的に微細化に作用する温度を調べるために添加量を一定(0.5mass%)にして添加を行った。
合金溶解後、添加温度993,1013,1033,1055及び1073KにてタブレットにしたNb25をホスホライザで溶湯量に対して0.5mass%(以下、%と記す)添加し、反応終了後、炉外にて大気放冷し、973Kにてφ20mm、高さ100mmの丸棒金型(室温)に注湯した。注湯の際にはCO2+SF6混合ガスを溶湯及び鋳型に吹き付け、CO2を炭素源とすると共に溶湯の燃焼を防いだ。比較のために未処理のもの(未処理材)も作製し、鋳造を行い、光学顕微鏡にて鋳造組織の平均結晶粒径の測定を行った。
試験E;
次に上述の実験において結晶粒の微細化効果が認められたNb25添加温度(1033,1053及び1073K)について、Nb25添加量を0.1,0.2,0.5及び1%と変化させ、上記と同様に鋳造した。また、組織観察のために急冷により生じた共晶を固溶させるために、673K,14.4ksにて溶体化処理を行った。得られた試料の組織観察には、光学顕微鏡を用い、切片法にて平均結晶粒径の測定を行った。
【0017】
2−3)試験結果
試験Dの結果;
図8は鋳造組織の平均結晶粒径に及ぼすNb25の添加温度の関係を示したものである。また、その光学顕微鏡による鋳造組織を図9に示した。
未処理材の平均結晶粒径は約192μmであり、これに比べて図8より明らかなように何れも微細化していたが、特に1033,1055及び1073Kにおいて平均結晶粒径が100μm以下となり、顕著な微細化効果が認められた。即ち添加温度が高温になるに従い、結晶粒径が細かくなる傾向が見られ、添加されたNb25が高温であるほど還元反応が進み、高い微細化効果が得られた。
試験Eの結果;
図10は特に高い微細化効果が見られた添加温度1033,1053及び1073KについてNb25添加量を変化させた際の鋳造組織の変化、即ち鋳造組織の平均結晶粒径に及ぼすNb25添加量と添加温度との関係を示したものである。また、その光学顕微鏡による鋳造組織を図11及び図12に示した。
図10より明らかなように1033及び1073Kでは、Nb25添加量に関係なく平均して微細化している傾向が見られ、またMn化合物の球状化が顕著に観察された。特に1073Kでは非常に細かい粒径(約60μm)が得られた。しかし、1053Kについては添加量の増加に伴い結晶粒が細かくなる傾向が見られた。
【0018】
以上本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施することが可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法は、ダイオキシンを発生することなく結晶組織を微細にすることにより機械的性質を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1で使用した実験装置を示す模式図である。
【図2】 参考例1における5μm炭素粉末の添加温度と鋳造組織の平均結晶粒径との関係を示すグラフである。
【図3】 参考例1における5μm炭素粉末の添加温度を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。
【図4】 参考例1における5μm炭素粉末の添加温度を1023Kとし、添加時間を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。
【図5】 参考例1における5μm炭素粉末の添加温度を1053及び1073Kとし、添加時間を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。
【図6】 実施例1で使用した実験装置を示す模式図である。
【図7】 実施例1の実験手順を示すフローである。
【図8】 実施例1における鋳造組織の平均結晶粒径に及ぼすNb25の添加温度の関係を示すグラフである。
【図9】 実施例1におけるNb25の添加温度を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。
【図10】 実施例1におけるNb25の添加温度1033,1053及び1073Kにおける鋳造組織の平均結晶粒径に及ぼすNb25添加量と添加温度の影響を示すグラフである。
【図11】 実施例1におけるNb25の添加温度を1033及び1053Kとし、添加量を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。
【図12】 実施例1におけるNb25の添加温度を1073Kとし、添加量を変化させた場合の鋳造組織を示す光学顕微鏡写真の複写である。

Claims (2)

  1. アルミニウム(Al)及びマンガン(Mn)を含有するマグネシウム合金融液中に、炭素(C)源と共に五酸化ニオブ(Nb 2 5 )又は五酸化二バナジウム(V 2 5 )を添加することにより、鋳造組織の結晶粒を微細化することを特徴とするマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法。
  2. 融液量に対する五酸化ニオブ(Nb 2 5 )又は五酸化二バナジウム(V 2 5 )の添加量は0.1〜3 mass %であり、添加温度は993〜1073Kであることを特徴とする請求項1に記載のマグネシウム合金鋳造品の結晶粒微細化方法。
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