JP4160801B2 - Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board - Google Patents
Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board Download PDFInfo
- Publication number
- JP4160801B2 JP4160801B2 JP2002239443A JP2002239443A JP4160801B2 JP 4160801 B2 JP4160801 B2 JP 4160801B2 JP 2002239443 A JP2002239443 A JP 2002239443A JP 2002239443 A JP2002239443 A JP 2002239443A JP 4160801 B2 JP4160801 B2 JP 4160801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- green sheet
- dewatering
- dehydration
- flow
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、繊維補強セメント板のフローオン抄造方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、脱水ベルト上に供給され、展開する、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーから形成されたグリーンシートを効率よく脱水し、良好な表面状態を有する脱水品を得ることのできる繊維補強セメント板のフローオン抄造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
外壁材、屋根材、塀材などの建築用外装材に用いられる繊維補強セメント板の製造技術としてフローオン抄造方法が知られている。このフローオン抄造方法では、セメント及びパルプなどの補強繊維を主成分とし、シリカなどが適宜添加された原料を水と混練し、固形分濃度が25〜65%程度の比較的高濃度としたセメントスラリーを、フローボックスから脱水ベルト上に供給する。脱水ベルトは、たとえばフェルト製などの透水性を有するものであり、無端状に形成され、駆動ロール及び従動ロールに懸架されて周回移動する。この脱水ベルト上に供給されたセメントスラリーは抄造幅に展開し、グリーンシートとなるが、フローオン抄造方法では、そのグリーンシートに対してまずレベリングゾーンにおいて振動装置により表面部に振動を加え、表面のならしを行い、次いで脱水ベルトの下方にサクションボックスを備えた脱水ゾーンにおいて、グリーンシート中に含まれる水分を脱水ベルトの下方に減圧脱水する。
【0003】
このようにフローオン抄造方法では、グリーンシートを形成するセメントスラリーが、前述のとおり、比較的高濃度の難脱水材料であるため、脱水ゾーンにおいて減圧脱水を行っているが、脱水品の含水率を所定値とするためには、減圧脱水を時間をかけて行うか、脱水圧を高くするかのいずれかが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の長時間の減圧脱水は、当然、脱水効率に反映し、ひいては繊維補強セメント板の生産効率を大きく損なうこととなる。また、後者の脱水圧を高くする場合、フィルタープレスのようにバッチ処理となり、脱水効率の低下を招き、一方、ロールプレスではグリーンシートの形状が崩れ、脱水品の品質に影響を及ぼすこととなる。
【0005】
さらに難脱水材料であることに起因して、グリーンシートでは裏面側の水分が抜けやすい一方で、表面側の水分はそのような減圧脱水では抜けにくく、含水率にグリーンシートの厚み方向の偏りが生じやすい。この問題は、前記の前者及び後者のいずれも解決することができない。したがって、レベリングゾーンにおける表面のならしの際に加振により水分がグリーンシートの表面側に浮き上がったとしても、この浮き水を排水することができず、浮き水は再度グリーンシート内に吸収され、脱水品では表面側の水分量が極端に多くなる。いわゆるブリージングが発生する。このため、脱水品の表面状態が良好とはならない。
【0006】
この出願の発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、脱水ベルト上に供給され、展開する、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーから形成されたグリーンシートを効率よく脱水し、良好な表面状態を有する脱水品を得ることのできる繊維補強セメント板のフローオン抄造方法を提供することを解決すべき課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、以上の課題を解決するものとして、第1には、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーをフローボックスから脱水ベルト上に供給し、脱水ベルト上に展開するグリーンシートに対して、レベリングゾーンにおいて振動装置により表面部に振動を加え、表面のならしを行った後、脱水ゾーンにおいてグリーンシート中に含まれる水分を脱水ベルトの下方に減圧脱水する繊維補強セメント板のフローオン抄造方法において、脱水ゾーンにおけるグリーンシートの表面側、脱水ベルトの裏面側に一対の対向電極を配設し、グリーンシートの表面側の電極を陽極とし、脱水ベルトの裏面側の電極を陰極とし、対向電極に直流電圧を印加して減圧脱水に合わせて電気浸透脱水することを特徴としている。
また、この出願の発明は、第2には、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーをフローボックスから脱水ベルト上に供給し、脱水ベルト上に展開するグリーンシートに対して、レベリングゾーンにおいて振動装置により表面部に振動を加え、表面のならしを行った後、脱水ゾーンにおいてグリーンシート中に含まれる水分を脱水ベルトの下方に減圧脱水する繊維補強セメント板のフローオン抄造方法において、脱水ゾーンにおけるグリーンシートの表面側、脱水ベルトの裏面側に一対の対向電極を配設し、グリーンシートの表面側の電極を陰極とし、脱水ベルトの裏面側の電極を陽極とし、脱水ベルトの移動方向に関して対向電極の下流側でグリーンシートの表面側に排水手段を設け、排水手段の下流側にサクションボックスを配置し、電気浸透脱水によりグリーンシートの表面に浮き上がる浮き水を前記排水手段により排水することを特徴としている。
【0008】
さらに、この出願の発明は、第3には、上記第1又は第2の特徴において、対向電極をグリーンシートの抄造幅方向に複数に分割し、個別に印加電圧を制御して減圧脱水における真空ムラにともなうグリーンシートの脱水ムラを抑制することを特徴としている。
【0009】
以下、図面に沿ってこの出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法についてさらに詳しく説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の一実施形態の概要を示した断面図である。
【0011】
この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法では、これまでのフローオン抄造方法を踏襲しつつ、さらに脱水ゾーン(1)においてグリーンシート(2)の表面側、脱水ベルト(3)の裏面側に一対の対向電極(4)(5)を配設し、この対向電極(4)(5)に直流電源(6)より直流電圧を印加して減圧脱水に合わせて電気浸透脱水する。
【0012】
すなわち、この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法では、セメント及びパルプなどの補強繊維を主成分とし、シリカなどが適宜添加された原料を水と混練し、固形分濃度が25〜65%程度の比較的高濃度としたセメントスラリーを、フローボックス(7)から脱水ベルト(3)上に供給し、抄造幅に展開させて形成したグリーンシート(2)に対し、まず、レベリングゾーン(8)において振動装置(9)により表面部に振動を加え、表面のならしを行う。このとき、グリーンシート(2)中の過剰な水分は加振により表面若しくは裏面の少なくともいずれか側に追い出される。このようにして追い出された水分、また、追い出されずにグリーンシート(2)内にとどまっている水分は、脱水ゾーン(1)に配設された対向電極(4)(5)への直流電圧の印加により、グリーンシート(2)の表面若しくは裏面のいずれかに捕集される。これが、前述の電気浸透脱水である。このような電気浸透脱水では、陰極に水が集まり、陽極に固形分が集まる。したがって、図1に示したように、グリーンシート(2)の表面側の電極(4)を陽極とし、脱水ベルト(3)の裏面側の電極(5)を陰極とすると、水分はグリーンシート(2)の裏面に捕集される。
【0013】
脱水ゾーン(1)には、図1に示したように、脱水ベルト(3)の下方にサクションボックス(10)が備えられているため、そのようにして電気浸透脱水され、捕集された水分は脱水ベルト(3)の下方へ減圧脱水される。したがって、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法は、減圧脱水を時間をかけて行わなくとも、また、脱水圧を高くしなくとも、脱水品の含水率を所定値とすることができ、脱水効率が向上する。しかも、図1に示した実施形態では、レベリングゾーン(8)における表面のならしの際にグリーンシート(2)中の水分が表面に浮き上がったとしても、浮き水は、脱水ゾーン(1)における電気浸透脱水によりグリーンシート(2)の裏面に捕集されるため、表面側の水分量が極端に多くなるというブリージングを抑制することができる。良好な表面状態を有する脱水品を得ることができる。
【0014】
なお、脱水ベルト(3)は、図1に要部を示したが、たとえばフェルトなどの透水性を有するものであり、無端状に形成され、駆動ロール(11)及び従動ロール(12)に懸架されて周回移動する。
【0015】
この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、対向電極(4)(5)の設置数は特に制限されない。セメントスラリーの含水率や抄造するグリーンシート(2)の厚みなどに応じて適宜決めることができる。また、電極(4)はグリーンシート(2)の表面に接触させることができるが、グリーンシート(2)の表面を保護するために透水性シートが用いられる場合にはこの透水性シートに接触させることもできる。電極(5)は脱水ベルト(3)の裏面に接触させることができる。
【0016】
さらに、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、図2に示したように、対向電極(4)(5)の極性を図1に示した実施形態と逆にすることができる。
【0017】
すなわち、図2に示した実施形態では、グリーンシート(2)の表面側の電極(4)を陰極とし、脱水ベルト(3)の裏面側の電極(5)を陽極としている。この場合、対向電極(4)(5)に直流電源(6)より直流電圧を印加すると、前述のとおり、電気浸透脱水によりグリーンシート(2)中の水分は表面に浮き上がって捕集される。このようにグリーンシート(2)の表面に捕集される浮き水は、脱水ベルト(3)の下方への減圧脱水によっても除去することは難しい。そこで、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、脱水ベルト(3)の移動方向に関して対向電極(4)(5)の下流側でグリーンシート(2)の表面側に排水手段(13)を設け、電気浸透脱水によりグリーンシート(2)の表面に浮き上がる浮き水をその排水手段(13)により排水する。このため、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、脱水ゾーン(1)に配設した対向電極(4)(5)の極性に関わらず、脱水ベルト(3)上に供給され、展開する、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーから形成されたグリーンシート(2)を効率よく脱水することができ、良好な表面状態を有する脱水品を得ることができる。一般には、脱水総量が比較的少ないグリーンシート(2)の場合、たとえば薄板などを得る場合には、図1に示した実施形態が好ましく適用される。つまり、脱水総量が少ないときはグリーンシート(2)内の水分量が脱水品の品質などの重要なファクターとなり、グリーンシート(2)の表面への浮き水はわずかであり、容易に脱水することが可能である。一方、脱水総量が多いグリーンシート(2)の場合、たとえば厚板などを得る場合には、レベリングゾーン(8)における表面のならしの際の加振によりグリーンシート(2)の表面に多量の浮き水が生ずるため、この浮き水を効率よく排水することのできる図2に示した実施形態が好ましく適用される。図2に示した実施形態では、グリーンシート(2)の表面の浮き水の排水が重要であるため、浮き水が再度グリーンシート(2)内に吸い込まれないように、サクションボックス(10)は、脱水ベルト(3)の移動方向に関して排水手段(13)の下流側に配置されている。
【0018】
なお、排水手段(13)の構成及び構造は、グリーンシート(2)の抄造幅の外側に浮き水を掻き取り、排水することができる限り特に制限はない。一例としては、図2図中に拡大して示した構成及び構造を有するものとすることができる。
【0019】
この排水手段(13)は、下面(14)の全面若しくは一部に、目開きφ0.2〜5mm程度でステンレス製などの金属製メッシュ(15)が配設され、左右両側面に開口(16)が形成された空隙部(17)を有する振動板(18)と、この振動板(18)を振動させる振動機(19)を備えている。このような排水手段(13)は、振動板(18)をグリーンシート(2)の表面側に配置し、振動機(19)が発生する振動を振動板(18)を通じてグリーンシート(2)の表面部に伝達し、グリーンシート(2)の表面の浮き水を金属製メッシュ(15)を通じて振動板(18)の空隙部(17)に取り込み、左右両側面の開口(16)から排水することができる。しかも排水効率は高い。
【0020】
前述のとおり、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、電気浸透脱水を併用しているが、電気浸透脱水の脱水能力は、対向電極(4)(5)に印加する電圧が高いほど高く、しかも印加電圧により脱水能力を制御することができる。そこで、この出願の発明の繊維補強セメント板の製造方法では、図3<a><b>に示したように、対向電極(4)(5)をグリーンシート(2)の抄造幅方向に複数に分割することができる。たとえば図3<b>に示した実施形態では、電極(4)はグリーンシート(2)の抄造幅方向に4分割され、小割状の電極(4a)(4b)(4c)(4d)とされている。この小割状の電極(4a)(4b)(4c)(4d)は、図3<b>に示したように、個別に印加電圧を制御することができる。こうすることにより、グリーンシート(2)を連続的に脱水ゾーン(1)で減圧脱水する際に時として発生する真空ムラにともないグリーンシート(2)に脱水ムラが生ずることがあるが、過脱水や脱水不足が解消され、脱水ムラを抑制することが可能となる。グリーンシート(2)は、その厚み方向ばかりでなく、抄造幅方向の含水率までも均一となり、品質の高い脱水品が得られる。
【0021】
なお、図3に示した実施形態は、図1に示した実施形態を基本としているが、対向電極(4)(5)をグリーンシート(2)の抄造幅方向に複数に分割し、個別に印加電圧を制御して減圧脱水における真空ムラにともなうグリーンシート(2)の脱水ムラの抑制は、図2に示した実施形態にも適用可能である。
【0022】
【実施例】
(実施例1)
実施例1は、図1に示した実施形態の実施例である。
【0023】
を配合した原料100重量部に対して水100重量部を加え、十分に攪拌、分散させてセメントスラリーを作製した。このセメントスラリーをフローボックス(7)から脱水ベルト(3)上に20kg/m2で均一に供給した。抄造幅は1000mmとした。脱水ベルト(3)には、通気度60cc/cm2/秒の日本フェルト製のフェルトを用いた。
【0024】
レベリングゾーン(8)の振動装置(9)には、自重20kgで、アンバランスウェイト方式の振動機付き振動板を用い、加振力を40kg、3600rpmとした。
【0025】
脱水ゾーン(1)では、ルーツブロアーを用い、0.4MPaを維持してグリーンシート(2)の減圧脱水を行った。また、電気浸透脱水は、対向電極(4)(5)に1m角の鉄製電極を用い、電極(4)はグリーンシート(2)の表面に、電極(5)は脱水ベルト(3)の裏面に接触させ、直流電源(6)より60Vの直流電圧を印加した。
【0026】
グリーンシート(2)の脱水に要した時間、歩留まり、得られた脱水品の表面状態及び水分のばらつきを測定し、総合評価した。その結果を示したのが表1である。
【0027】
【表1】
【0028】
表1から明らかなように、後述する比較例に比べ、グリーンシートを効率よく脱水することができ、脱水品の表面状態及び水分のばらつきは良好であった。
(実施例2)
実施例2は、図2に示した実施形態の実施例である。実施条件は実施例1と同一とし、排水手段(13)には図2図中に拡大して示したものを使用した。この排水手段(13)における振動板(18)の下面(14)にはその全面にステンレス製で目開き50mesh(φ1.5mm)のメッシュを配設した。振動機(19)には、アンバランスウェイト方式のものを採用し、加振力を40kg、3600rpmとした。
【0029】
実施例2の結果も表1に示した。
【0030】
歩留まり及び脱水品の水分のばらつきは実施例1に比べやや劣るものの、脱水品の表面状態は良好であった。
(実施例3)
実施例3は、図3に示した実施形態の実施例である。実施条件は実施例1及び2と同一とし、一部の対向電極(4)(5)を小割状にし、直流電源(6)の印加電圧を0〜100Vの範囲で個別に制御した。
【0031】
実施例3の結果も表1に示した。総合的に最も優れていると評価された。
(比較例1)
実施例1においてレベリングゾーン(8)を省いた。その結果、表1に示したように、脱水効率が劣化し、脱水品には表面にき裂が入り、水分のばらつきが大きくなった。
(比較例2)
実施例1において脱水ゾーン(1)における電気浸透脱水を省いた。その結果、表1に示したように、脱水効率が著しく劣った。
(比較例3)
実施例2においてレベリングゾーン(8)を省いた。その結果、表1に示したように、脱水不能となった。
(比較例4)
実施例2において脱水ゾーン(1)における電気浸透脱水を省いた。その結果、表1に示したように、脱水効率が著しく劣った。しかも脱水品は、表面に凹凸があり、水分のばらつきが大きくなった。
【0032】
もちろん、この出願の発明は、以上の実施形態及び実施例によって限定されるものではない。脱水ベルトの材質、セメントスラリー中の原料、配合及び固形分濃度、レベリングゾーンでの振動条件、脱水ゾーンでの減圧度、対向電極の材質、大きさ及び印加電圧の大きさなどの細部については様々な態様が可能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】
以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、脱水ベルト上に供給され、展開する、セメント及び補強繊維を主成分とするセメントスラリーから形成されたグリーンシートを効率よく脱水することができ、良好な表面状態を有する脱水品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の一実施形態の概要を示した断面図である。
【図2】この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の一実施形態の概要を示した断面図である。
【図3】<a><b>は、それぞれ、この出願の発明の繊維補強セメント板のフローオン抄造方法の一実施形態の概要を示した断面図、平面図である。
【符号の説明】
1 脱水ゾーン
2 グリーンシート
3 脱水ベルト
4、4a、4b、4c、4d 電極
5 電極
6 直流電源
7 フローボックス
8 レベリングゾーン
9 振動装置
10 サクションボックス
11 駆動ロール
12 従動ロール
13 排水手段
14 下面
15 金属製メッシュ
16 開口
17 空隙部
18 振動板
19 振動機[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The invention of this application relates to a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board. More specifically, the invention of this application efficiently dehydrates a green sheet formed from a cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers, which is supplied and spread on a dewatering belt, and has a good surface condition. The present invention relates to a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board from which a product can be obtained.
[0002]
[Prior art]
A flow-on papermaking method is known as a manufacturing technique of fiber-reinforced cement boards used for building exterior materials such as outer wall materials, roofing materials, and roofing materials. In this flow-on papermaking method, a cement containing a reinforcing fiber such as cement and pulp as a main component and a raw material to which silica or the like is appropriately added is kneaded with water to obtain a relatively high solid content of about 25 to 65%. Slurry is fed from a flow box onto a dewatering belt. The dewatering belt is made of felt, for example, and has a water permeability, is formed in an endless shape, and circulates while being suspended by a drive roll and a driven roll. The cement slurry supplied on the dewatering belt spreads in the paper making width and becomes a green sheet. In the flow-on paper making method, the surface of the green sheet is first vibrated by a vibration device in a leveling zone, Then, in a dehydration zone provided with a suction box below the dewatering belt, water contained in the green sheet is dehydrated under reduced pressure below the dewatering belt.
[0003]
Thus, in the flow-on papermaking method, since the cement slurry forming the green sheet is a relatively high concentration hardly-dehydrated material as described above, dehydration under reduced pressure is performed in the dehydration zone. In order to obtain a predetermined value, it is necessary to perform dehydration under reduced pressure over time or increase the dehydration pressure.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the long-time reduced pressure dehydration of the former naturally reflects in the dewatering efficiency, and consequently greatly impairs the production efficiency of the fiber-reinforced cement board. Moreover, when the latter dehydration pressure is increased, batch processing is performed like a filter press, resulting in a decrease in dewatering efficiency. On the other hand, in the roll press, the shape of the green sheet collapses and affects the quality of the dehydrated product. .
[0005]
Furthermore, due to the fact that it is a hardly dehydrated material, the moisture on the back side is easy to escape on the green sheet, while the moisture on the front side is difficult to remove by such vacuum dehydration, and the moisture content is uneven in the thickness direction of the green sheet. Prone to occur. This problem cannot solve both the former and the latter. Therefore, even when moisture floats up to the surface side of the green sheet due to vibration during surface leveling in the leveling zone, this floating water cannot be drained, and the floating water is absorbed into the green sheet again, In the dehydrated product, the amount of water on the surface side becomes extremely large. So-called breathing occurs. For this reason, the surface state of the dehydrated product is not good.
[0006]
The invention of this application has been made in view of such circumstances, and efficiently dehydrates a green sheet formed from a cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers supplied and developed on a dewatering belt. However, it is an object to be solved to provide a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board that can obtain a dehydrated product having a good surface state.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention of this application is to solve the above problems . First, a green sheet is supplied by supplying cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers from a flow box onto a dewatering belt and developing the dewatering belt. On the other hand, the fiber reinforced cement board that applies vibration to the surface portion by a vibration device in the leveling zone and smoothes the surface, and then dehydrates the water contained in the green sheet under the dehydration belt in the dehydration zone under reduced pressure. In the flow-on papermaking method, a pair of counter electrodes are disposed on the front side of the green sheet and the back side of the dehydration belt in the dehydration zone, the electrode on the front side of the green sheet is used as an anode, and the electrode on the back side of the dehydration belt is used as a cathode. and then, by applying a DC voltage to the common electrode in accordance with the reduced pressure dehydration it is characterized by electro-osmotic dehydration.
In addition, the invention of this application is, secondly, a cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers is supplied from a flow box onto a dewatering belt, and in a leveling zone with respect to a green sheet developed on the dewatering belt. In the flow-on papermaking method of the fiber reinforced cement board, after the surface is smoothed by applying vibration to the surface with a vibration device, the moisture contained in the green sheet is dehydrated under the dewatering belt under reduced pressure in the dewatering zone. A pair of counter electrodes are arranged on the front side of the green sheet and the back side of the dewatering belt in the zone, the electrode on the front side of the green sheet is used as the cathode, the electrode on the back side of the dewatering belt is used as the anode, and the movement direction of the dewatering belt Concerning the downstream side of the counter electrode, a drainage means is provided on the surface side of the green sheet and a suction box is provided downstream of the drainage means. Arrangement, and is characterized in that draining by the draining means floating water floats on the surface of the green sheet by electro-osmotic dehydration.
[0008]
Further, according to the third aspect of the invention of the present application, in the first or second feature, the counter electrode is divided into a plurality of pieces in the green sheet forming width direction, and the applied voltage is individually controlled to reduce the vacuum in vacuum dehydration. It is characterized by suppressing the dewatering unevenness of the green sheet due to the unevenness .
[0009]
Hereinafter, the flow-on papermaking method for the fiber-reinforced cement board of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an outline of an embodiment of a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board according to the invention of this application.
[0011]
In the flow-on papermaking method for the fiber-reinforced cement board of the invention of this application, the surface side of the green sheet (2) in the dewatering zone (1) and the dewatering belt (3) in the dewatering zone (1) are followed. A pair of counter electrodes (4) and (5) are arranged on the back side, and a DC voltage is applied to the counter electrodes (4) and (5) from a DC power source (6) to perform electroosmotic dehydration in accordance with dehydration under reduced pressure.
[0012]
That is, in the flow-on papermaking method of the fiber-reinforced cement board of the invention of this application, a raw material mainly composed of reinforcing fibers such as cement and pulp and appropriately added with silica or the like is kneaded with water, and the solid content concentration is 25 to 25. First, a leveling zone is applied to the green sheet (2) formed by supplying a cement slurry having a relatively high concentration of about 65% to the dewatering belt (3) from the flow box (7) and spreading it to the paper making width. In (8), the vibration is applied to the surface portion by the vibration device (9) to smooth the surface. At this time, excess moisture in the green sheet (2) is driven out to at least one of the front surface and the back surface by vibration. Moisture expelled in this way and remaining in the green sheet (2) without being expelled is a direct current voltage to the counter electrodes (4) (5) disposed in the dehydration zone (1). By application, it is collected on either the front surface or the back surface of the green sheet (2). This is the aforementioned electroosmotic dehydration. In such electroosmotic dehydration, water collects at the cathode and solids collect at the anode. Therefore, as shown in FIG. 1, when the electrode (4) on the front surface side of the green sheet (2) is used as an anode and the electrode (5) on the back surface side of the dewatering belt (3) is used as a cathode, Collected on the back of 2).
[0013]
As shown in FIG. 1, the dewatering zone (1) is provided with a suction box (10) below the dewatering belt (3). Is dewatered under reduced pressure below the dewatering belt (3). Therefore, the method for producing a fiber-reinforced cement board of the invention of this application can set the moisture content of the dehydrated product to a predetermined value without performing dehydration under reduced pressure and without increasing the dehydration pressure. , Dewatering efficiency is improved. Moreover, in the embodiment shown in FIG. 1, even when the water in the green sheet (2) floats on the surface during the leveling of the surface in the leveling zone (8), the floating water is not in the dehydration zone (1). Since it is collected on the back surface of the green sheet (2) by electroosmosis dehydration, it is possible to suppress breathing in which the amount of water on the front surface side becomes extremely large. A dehydrated product having a good surface state can be obtained.
[0014]
The main part of the dewatering belt (3) is shown in FIG. 1. However, the dewatering belt (3) has water permeability such as felt and is formed in an endless shape and is suspended from the drive roll (11) and the driven roll (12). Moved around.
[0015]
In the manufacturing method of the fiber reinforced cement board of the invention of this application, the number of counter electrodes (4) and (5) is not particularly limited. It can be determined as appropriate according to the moisture content of the cement slurry and the thickness of the green sheet (2) to be made. The electrode (4) can be brought into contact with the surface of the green sheet (2). When a water-permeable sheet is used to protect the surface of the green sheet (2), the electrode (4) is brought into contact with the water-permeable sheet. You can also. The electrode (5) can be brought into contact with the back surface of the dewatering belt (3).
[0016]
Furthermore, in the manufacturing method of the fiber reinforced cement board of the invention of this application, as shown in FIG. 2, the polarities of the counter electrodes (4) and (5) can be reversed from those of the embodiment shown in FIG.
[0017]
That is, in the embodiment shown in FIG. 2, the electrode (4) on the front surface side of the green sheet (2) is a cathode, and the electrode (5) on the back surface side of the dewatering belt (3) is an anode. In this case, when a DC voltage is applied from the DC power source (6) to the counter electrodes (4) and (5), as described above, the water in the green sheet (2) floats on the surface and is collected by electroosmosis dehydration. Thus, it is difficult to remove the floating water collected on the surface of the green sheet (2) even by vacuum dehydration downward of the dewatering belt (3). Therefore, in the method for producing a fiber-reinforced cement board according to the invention of this application, the drainage means (13) is disposed on the surface side of the green sheet (2) on the downstream side of the counter electrodes (4) and (5) with respect to the moving direction of the dewatering belt (3). ) And the floating water floating on the surface of the green sheet (2) by electroosmosis dehydration is drained by the draining means (13). For this reason, in the manufacturing method of the fiber-reinforced cement board of the invention of this application, regardless of the polarity of the counter electrodes (4) and (5) disposed in the dewatering zone (1), the dehydrated belt (3) is supplied, The green sheet (2) formed from the cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers can be efficiently dehydrated, and a dehydrated product having a good surface state can be obtained. In general, in the case of the green sheet (2) having a relatively small amount of dehydration, for example, when obtaining a thin plate, the embodiment shown in FIG. 1 is preferably applied. In other words, when the total amount of dehydration is small, the amount of water in the green sheet (2) becomes an important factor such as the quality of the dehydrated product, and the amount of floating water on the surface of the green sheet (2) is small, so that it can be easily dehydrated. Is possible. On the other hand, in the case of the green sheet (2) having a large total amount of dewatering, for example, when obtaining a thick plate, a large amount is applied to the surface of the green sheet (2) by the vibration during the surface leveling in the leveling zone (8). Since floating water is generated, the embodiment shown in FIG. 2 that can efficiently drain the floating water is preferably applied. In the embodiment shown in FIG. 2, since the drainage of floating water on the surface of the green sheet (2) is important, the suction box (10) is provided so that the floating water is not sucked into the green sheet (2) again. , is disposed downstream of the water discharge means with respect to the moving direction of the dewatering belt (3) (13).
[0018]
In addition, the structure and structure of the drainage means (13) are not particularly limited as long as floating water can be scraped off and drained outside the paper making width of the green sheet (2). As an example, it may have the configuration and structure shown in an enlarged manner in FIG.
[0019]
This drainage means (13) is provided with a metal mesh (15) made of stainless steel with an opening of about 0.2 to 5 mm on the entire surface or a part of the lower surface (14), and has openings (16 ) Is provided with a diaphragm (18) having a gap (17) and a vibrator (19) for vibrating the diaphragm (18). Such a drainage means (13) arranges the diaphragm (18) on the surface side of the green sheet (2), and transmits the vibration generated by the vibrator (19) to the green sheet (2) through the diaphragm (18). Transfer to the surface, take in the floating water on the surface of the green sheet (2) into the gap (17) of the diaphragm (18) through the metal mesh (15), and drain it from the openings (16) on the left and right sides Can do. Moreover, drainage efficiency is high.
[0020]
As described above, in the manufacturing method of the fiber reinforced cement board of the invention of this application, electroosmotic dehydration is used together, but the dehydration capability of electroosmotic dehydration is high in the voltage applied to the counter electrodes (4) and (5). The dewatering capacity can be controlled by the applied voltage. Therefore, in the method for manufacturing a fiber-reinforced cement board according to the invention of this application, as shown in FIGS. 3 <a> and <b>, a plurality of counter electrodes (4) and (5) are provided in the paper making width direction of the green sheet (2). Can be divided into For example, in the embodiment shown in FIG. 3 <b>, the electrode (4) is divided into four in the paper making width direction of the green sheet (2), and the split electrodes (4a) (4b) (4c) (4d) Has been. The small electrodes (4a), (4b), (4c), and (4d) can individually control the applied voltage as shown in FIG. 3 <b>. As a result, when the green sheet (2) is continuously dewatered under reduced pressure in the dewatering zone (1), the green sheet (2) may be dewatered unevenly due to the vacuum unevenness that sometimes occurs. And insufficient dehydration are eliminated, and unevenness in dehydration can be suppressed. The green sheet (2) is uniform not only in the thickness direction but also in the paper width direction, and a high quality dehydrated product can be obtained.
[0021]
The embodiment shown in FIG. 3 is based on the embodiment shown in FIG. 1, but the counter electrodes (4) and (5) are divided into a plurality in the paper making width direction of the green sheet (2), and individually. The suppression of dehydration unevenness of the green sheet (2) due to vacuum unevenness in dehydration under reduced pressure by controlling the applied voltage can also be applied to the embodiment shown in FIG.
[0022]
【Example】
(Example 1)
Example 1 is an example of the embodiment shown in FIG.
[0023]
A cement slurry was prepared by adding 100 parts by weight of water to 100 parts by weight of the raw material blended with and thoroughly stirring and dispersing. The cement slurry was uniformly supplied from the flow box (7) onto the dewatering belt (3) at 20 kg / m 2 . The paper making width was 1000 mm. For the dewatering belt (3), a felt made of Japanese felt having an air permeability of 60 cc / cm 2 / sec was used.
[0024]
For the vibration device (9) in the leveling zone (8), an unbalanced weight type vibration plate with a weight of 20 kg was used, and the excitation force was 40 kg and 3600 rpm.
[0025]
In the dewatering zone (1), a green sheet (2) was dehydrated under reduced pressure using a roots blower and maintaining 0.4 MPa. Electroosmotic dehydration uses 1 m square iron electrodes for the counter electrodes (4) and (5), the electrode (4) is on the surface of the green sheet (2), and the electrode (5) is the back surface of the dewatering belt (3). And a DC voltage of 60 V was applied from a DC power source (6).
[0026]
The time required for the dehydration of the green sheet (2), the yield, the surface condition of the obtained dehydrated product and the variation in moisture were measured and comprehensively evaluated. The results are shown in Table 1.
[0027]
[Table 1]
[0028]
As is clear from Table 1, the green sheet could be efficiently dehydrated and the surface condition of the dehydrated product and the variation in moisture were good as compared with Comparative Examples described later.
(Example 2)
Example 2 is an example of the embodiment shown in FIG. The implementation conditions were the same as in Example 1, and the drainage means (13) shown in an enlarged manner in FIG. 2 was used. On the lower surface (14) of the diaphragm (18) in the drainage means (13), a mesh made of stainless steel and having an opening of 50 mesh (φ1.5 mm) was disposed. The vibrator (19) was an unbalanced weight type, and the excitation force was 40 kg, 3600 rpm.
[0029]
The results of Example 2 are also shown in Table 1.
[0030]
Although the yield and the variation in moisture of the dehydrated product were slightly inferior to those of Example 1, the surface state of the dehydrated product was good.
(Example 3)
Example 3 is an example of the embodiment shown in FIG. The implementation conditions were the same as those in Examples 1 and 2, some of the counter electrodes (4) and (5) were divided into small pieces, and the applied voltage of the DC power source (6) was individually controlled in the range of 0 to 100V.
[0031]
The results of Example 3 are also shown in Table 1. It was evaluated as the best overall.
(Comparative Example 1)
In Example 1, the leveling zone (8) was omitted. As a result, as shown in Table 1, the dehydration efficiency was deteriorated, the surface of the dehydrated product was cracked, and the variation in moisture was increased.
(Comparative Example 2)
In Example 1, electroosmotic dehydration in the dehydration zone (1) was omitted. As a result, as shown in Table 1, the dehydration efficiency was extremely inferior.
(Comparative Example 3)
In Example 2, the leveling zone (8) was omitted. As a result, as shown in Table 1, dehydration was impossible.
(Comparative Example 4)
In Example 2, electroosmotic dehydration in the dehydration zone (1) was omitted. As a result, as shown in Table 1, the dehydration efficiency was extremely inferior. Moreover, the dehydrated product had irregularities on the surface, and the variation in moisture was large.
[0032]
Of course, the invention of this application is not limited by the above embodiments and examples. Various details such as material of dewatering belt, raw material in cement slurry, blending and solid content concentration, vibration condition in leveling zone, degree of decompression in dewatering zone, material of counter electrode, size and applied voltage It goes without saying that various embodiments are possible.
[0033]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the invention of this application, it is possible to efficiently dehydrate a green sheet formed from a cement slurry mainly composed of cement and reinforcing fibers, which is supplied and spread on a dehydrating belt. A dehydrated product having a surface state is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an outline of an embodiment of a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board according to the invention of this application.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an outline of an embodiment of a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board according to the present invention.
FIGS. 3A and 3B are a cross-sectional view and a plan view, respectively, showing an outline of an embodiment of a flow-on papermaking method for a fiber-reinforced cement board according to the invention of this application.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239443A JP4160801B2 (en) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239443A JP4160801B2 (en) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004074630A JP2004074630A (en) | 2004-03-11 |
JP4160801B2 true JP4160801B2 (en) | 2008-10-08 |
Family
ID=32022549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002239443A Expired - Fee Related JP4160801B2 (en) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4160801B2 (en) |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002239443A patent/JP4160801B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004074630A (en) | 2004-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2893486A (en) | Fourdrinier paper making machine | |
JP4160801B2 (en) | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board | |
US6702966B1 (en) | Method for manufacturing cement fiber sheets | |
JP3370973B2 (en) | Manufacturing method of fiber reinforced cement board | |
JP3475683B2 (en) | Manufacturing method of cement-based inorganic plate | |
JP2002138383A (en) | Dehydrating apparatus for paper machine | |
JP2004074631A (en) | Method for making fiber-reinforced cement sheet by flow-on process | |
JP3815786B2 (en) | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board | |
JP3525192B2 (en) | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board | |
JP2004042265A (en) | Method for making cement sheet in flow-on process | |
JP4298993B2 (en) | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement board | |
JP3723832B2 (en) | Cleaning method of water permeable sheet back surface in flow-on paper making of fiber reinforced cement board | |
JP2004314456A (en) | Flow-on papermaking method for fiber reinforced cement panel | |
EP1948863A1 (en) | Method for use in the wet end of a paper machine, cardboard machine or an equivalent web forming machine | |
JP2000027091A (en) | Production of paper and apparatus therefor | |
CN220246555U (en) | Fourdrinier paper machine | |
JP4309722B2 (en) | Flow-on paper making equipment | |
JP4040237B2 (en) | Cement slurry supply box | |
JP3312828B2 (en) | Manufacturing method of inorganic plate | |
JP2005041109A (en) | Flow-on sheet forming method of cement sheet | |
JP2005041110A (en) | Flow-on sheet forming method of cement sheet | |
JP2004291247A (en) | Flow-on sheet forming method for cement sheet | |
JP4129334B2 (en) | Paper making equipment | |
JP3385863B2 (en) | Manufacturing method of inorganic plate | |
CA2057932C (en) | Continuous controlled drainage |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040120 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040329 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080701 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |