JP4159570B2 - オシレータ回路、該オシレータ回路を備えた半導体装置、及び該オシレータ回路を備えた半導体記憶装置 - Google Patents

オシレータ回路、該オシレータ回路を備えた半導体装置、及び該オシレータ回路を備えた半導体記憶装置 Download PDF

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本発明は、作動・停止の制御が可能なオシレータ回路、オシレータ回路を備えた半導体装置、及び半導体記憶装置に関するものであり、特に、発振開始時における安定動作に関するものである。
近年の電子機器における高機能化の進展に伴い、半導体装置や半導体記憶装置においては、高度な制御が要求されるに及んでいる。特に、回路の高機能化と相まって消費電流の低減が強く求められている。これは単に携帯機器において必要とされるのみではなく、昨今の環境問題の高まりに起因する省エネルギー化の傾向とも絡んで今後の製品において必須の技術となりつつある。
この要求を満たすため、回路動作に必要なバイアス電流は極限まで低減されている。また、不必要な回路動作は停止する制御が行なわれるに至っている。オシレータ回路の発振動作もこれらの対象となっており、発振動作に必要なバイアス電流を極限まで低減した回路構成が提案されると共に、限定された回路動作のみが行なわれるスタンバイ時において、オシレータ回路の発振動作を止めるか、又は発振周波数を低減する制御が行なわれている。更に発振動作を止める場合に、バイアス回路の電流経路も遮断する方策が採られている。
図13に示す半導体装置1000では、自己の電源電圧より高い電圧で動作する外部とのインターフェースをとる場合やメモリセルにアクセスする場合に、電源電圧よりも高い昇圧電圧が必要とされたり、MOSトランジスタのバックゲートバイアス用として負電圧が必要とされる場合がある。そのため、昇圧/負電源回路200を備えている。一般的に、半導体装置1000において、電源電圧よりも高電圧の昇圧電圧や逆極性の負電圧をデバイス内部で生成するためには、チャージポンプ方式等でキャパシタへの電荷の供給を行なうか、又はキャパシタからの電荷の引き抜きを行なうことが必要である。そのため、昇圧/負電源回路200にはオシレータ回路100、100から発振信号が入力されている。
ここで、図13において、オシレータ回路100、100が2セット備えられているのは、半導体装置1000における動作状態に応じた発振信号を昇圧/負電源回路200に供給するためである。一方のオシレータ回路100は活性化信号ACTがイネーブル端子に入力される。他方のオシレータ回路100は活性化信号ACTから反転されたスタンバイ信号SBYがイネーブル端子に入力される。
活性化信号ACTが活性化されている場合には、内部回路400が動作状態にあるので、昇圧/負電源回路200は充分な電源供給能力を有することが必要である。従って、活性化信号ACTで活性化するオシレータ回路100は、昇圧/負電源回路200からの充分な電源供給能力を確保するため、高周波数の発振周波数で発振信号を出力する必要がある。この時、スタンバイ信号SBYで活性化するオシレータ回路100は休止状態にある。
また、スタンバイ信号SBYが活性化されている場合には、内部回路400がスタンバイ状態にある。この場合には、半導体装置1000での消費電流を必要最小限に低減する必要がある。そこで、昇圧/負電源回路200からは、内部回路400におけるバイアス状態を維持するために最低限必要な電源が供給されていればよい。従って、スタンバイ信号SBYで活性化するオシレータ回路100は、活性化状態の場合に比して低周波数で動作すればよい。この時、活性化信号ACTで活性化するオシレータ回路100は休止状態にある。
図14に示す半導体記憶装置2000においても、半導体装置1000(図13)と同様に、内部回路410に昇圧電圧や負電圧を供給するための昇圧/負電源回路200が必要とされる場合があり、活性化時に高い周波数で発振動作するオシレータ回路100と、スタンバイ時に低い周波数で発振動作するオシレータ回路100とを切り換えて使用する。更に、半導体記憶装置2000においては、メモリセル500の蓄積電荷をリフレッシュするリフレシュ制御回路300を備えている。そして、リフレッシュ動作を周期的に行なうためにオシレータ回路100でリフレッシュ周期を計時している。半導体記憶装置2000では、このオシレータ回路100は、活性化信号ACTが活性化されている状態で動作する構成である。携帯機器等において活性化状態においてのみデータの保持動作が必要な動作仕様では、スタンバイ状態でオシレータ回路100を休止させリフレッシュ動作を止めることにより、スタンバイ時の消費電流を極限まで低減することができる。
半導体装置1000(図13)や、半導体記憶装置2000(図14)に使用されるオシレータ回路100の回路ブロック図を図15に示す。図15のオシレータ回路100では、発振部5のほか制御部4を備えており、制御部4からの発振周波数制御信号VRにより発振部5の発振周波数を所定周波数に制御している。また、制御部4と発振部5とはイネーブル信号ENで制御されており、イネーブル信号に応じて作動・停止が行なわれる。イネーブル信号ENの制御により不要な発振動作を停止して消費電流の低減を図る構成である。また、必要最小限の消費電流で所定周波数の発振動作を得るために発振部5へのバイアスを制御部4により設定しており、休止時にはバイアス回路自体の消費電流をも低減するために、発振部5とは別構成となっている。
図16は、従来技術における第1具体例のオシレータ回路である。制御部43は、イネーブル信号ENで制御されるスイッチ素子S100が電源電圧VDDに接続されており、PMOSトランジスタTP100のソース端子に接続されている。PMOSトランジスタTP100のゲート端子とドレイン端子とは接続されており、発振周波数制御信号VRを出力する。また、抵抗素子R100を介して接地電圧VSSに接続されている。発振周波数制御信号VRは、スイッチ素子S100、PMOSトランジスタTP100、及び抵抗素子R100を介して形成される電流経路に流れるバイアス電流により生成される。ここで、バイアス電流は低消費電流動作の要請から限定された小電流値に設定されることが一般的である。例えば、抵抗素子R10の抵抗値を1MΩに設定すれば、数マイクロアンペア程度に設定される。
また、発振部54は、奇数段(図16では、3段を例示)のインバータ素子INV100乃至INV102がループ状に接続されてリングオシレータを構成している。各インバータ素子INV100乃至INV102の電源端子は、PMOSトランジスタTP101を介して電源電圧VDDに接続されている。PMOSトランジスタTP101のゲート端子は発振周波数制御信号VRで制御される。そして、インバータ素子INV102から、イネーブル信号ENで制御されるスイッチ素子S101を介して発振信号OSCが出力される。
図17は、従来技術における第2具体例のオシレータ回路である。第1具体例の発振部54に代えて発振部53が備えられている。発振部53は、インバータ素子INV102に代えてノア素子NOR100が備えられており、ノア素子NOR100の他方の入力端子にはイネーブル信号ENが入力される。
第1及び第2具体例では、イネーブル信号ENがロー論理レベルの状態で活性化される。スイッチ素子S100が導通することにより制御部43に制御電流ICが流れ、発振周波数制御信号VRが所定電圧値にバイアスされる。所定電圧の発振周波数制御信号VRが入力される発振部53、54では、駆動電流として制御部43と同様な制御電流ICが流れリングオシレータが発振動作を行なう。第1具体例では、スイッチ素子S101も導通状態にあるので発振信号OSCが出力される。また、第2具体例では、ロー論理レベルのイネーブル信号ENが入力されるノア素子NOR100が論理反転素子として機能するため、リングオシレータが動作して発振信号OSCが出力される。
図19は、従来技術における第3具体例のオシレータ回路である。第2具体例の制御部43に代えて制御部44が備えられている。制御部44では、スイッチ素子S100に代えてスイッチ素子S102が、抵抗素子R100と接地電圧VSSとの間に挿入されている。スイッチ素子S102はイネーブル信号ENで制御される。また、ノア素子NOR100の他方の入力端子には、インバータ素子INV103でイネーブル信号ENが反転されて入力される。
第3具体例では、イネーブル信号ENがハイ論理レベルの状態で活性化される。スイッチ素子S102が導通して制御部44に制御電流ICが流れ、発振周波数制御信号VRが所定電圧値にバイアスされる。発振部53にも制御電流ICが流れリングオシレータが発振動作を行なう。第3具体例では、イネーブル信号ENがインバータ素子INV103で反転されてロー論理レベルとしてノア素子NOR100に入力される。ノア素子NOR100は論理反転素子として機能し、リングオシレータが動作して発振信号OSCが出力される。
第1乃至第3具体例が、発振部53、54への駆動電流として制御電流ICを制御する電流制御型のオシレータ回路であるのに対して、図21のオシレータ回路は、発振部55への電源電圧を制御する、いわゆる電圧制御型のオシレータ回路の例である。制御部45は、抵抗素子列とバッファ回路とから構成されている。抵抗素子列の所定位置の電圧をバッファ回路で駆動能力を付加した上で、発振部55の電源電圧として供給している。制御部45の抵抗素子列及びバッファ回路には、イネーブル信号ENで制御されるスイッチ素子S103、S104が、各々、抵抗素子列及びバッファ回路の電流経路に備えられている。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなる発振不可状態では、電流経路は遮断されて発振部55への電源供給は停止されるので発振動作は停止する。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなる発振可能状態では、電流経路は導通されて発振部55に電源が供給されるので発振動作が行なわれる。
しかしながら、従来技術におけるオシレータ回路100(図15)では、第1乃至第3具体例(図16、17、19)の回路図に示すように、イネーブル信号ENが、発振部5、53、54に入力されて、発振動作の作動・停止の制御を行なうほか、発振信号OSCの出力可否の制御を行なう場合もある。また、イネーブル信号ENが、制御部4、43、44に入力されて、発振部5、53,54の発振周波数を制御する発振周波数制御信号VRを制御する。イネーブル信号ENの活性化後に発振周波数制御信号VRが所定値に達するまでには所定時間を要するので、発振信号OSCが所定の周波数で発振する安定状態に移行するまでに発振周波数が不安定となる。活性化後に一定の不安定期間が存在してしまい問題である。
即ち、発振部5、53、54では、イネーブル信号ENの論理レベルのみで制御状態が確定するので、イネーブル信号ENが活性化されると同時に発振動作状態に移行する。これに対して、制御部4、43、44では、スタンバイ状態で遮断されていた電流経路が、イネーブル信号ENの活性化で確立されてバイアス電流が流れることにより、発振周波数制御信号VRが所定値に設定される。ここで、バイアス電流は低消費電流動作の要請から限定された小電流値であるので、発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達するまでには所定時間を要してしまうことになる。発振部5、53、54はイネーブル信号ENの活性化と同時に発振動作状態となるので、所定値に達するまでの過渡的な電圧値を示す発振周波数制御信号VRに対して、所定周波数とは異なる発振周波数で発振信号OSCが出力されてしまうこととなる。この間が不安定期間であり回路動作上種々の問題がある。
図18に示す不安定期間X1は、第1及び第2具体例(図16、17)において発生する。第1及び第2具体例の制御部43では、イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなる非活性時には、発振周波数制御信号VRは接地電圧VSSまで低下していく。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなり活性化されると、発振周波数制御信号VRは徐々に所定値まで上昇していくが、バイアス電流が小電流値である場合には所定の時間(不安定期間X1)が必要となる。そのためこの間は、所定値より低電圧の発振周波数制御信号VRが発振部53、54のPMOSトランジスタTP101に印加され、設定された制御電流ICより大きな駆動電流でリングオシレータが駆動されることとなる。これにより、発振信号OSCは所定周波数より高周波数で発振してしまう。
不安定期間X1には、オシレータ回路100自身の消費電流が増大することに加えて、半導体装置1000や半導体記憶装置2000における昇圧/負電源回路200等の回路動作も必要以上に高速な動作となり、半導体記憶装置2000ではリフレッシュ制御回路300が必要以上に短い周期でリフレッシュ動作を実行してしまい、多大な電流消費を招き問題である。電池駆動のように電源供給能力が限定された環境で動作させたり、電源供給経路のインピーダンスが無視できない環境で動作させる場合に、不安定期間X1における多大な電流消費により、半導体装置1000や半導体記憶装置2000に供給される電源電圧が必要以上に降下してしまい動作不良を招くおそれもあり問題である。
また、必要以上の高周波数で昇圧/負電源回路200が動作すると、設定値以上の電圧が発生してしまう場合もあり、デバイスの信頼性上悪影響を及ぼすおそれがあり問題である。特に、イネーブル信号ENの活性化・非活性化が頻繁に繰り返される携帯機器等の使用環境において問題である。
図20に示す不安定期間X2は、第3具体例(図19)において発生する。第3具体例の制御部44では、イネーブル信号ENがロー論理レベルとなる非活性時に、発振周波数制御信号VRは電源電圧VDDからPMOSトランジスタの閾値電圧Vthpを減じた電圧(VDD−Vthp)あたりまで上昇する。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなり活性化されると、発振周波数制御信号VRは徐々に所定値まで降下していくが、バイアス電流が小電流値である場合には所定の時間(不安定期間X2)が必要となる。そのためこの間には所定値より高電圧の発振周波数制御信号VRが発振部53のPMOSトランジスタTP101に印加されて、設定された制御電流ICより小さな駆動電流でリングオシレータが駆動されるか、あるいは駆動しない場合もある。これにより、発振信号OSCは所定周波数より低周波数での発振、あるいは発振停止の状態となる。
不安定期間X2には、発振信号OSCの発振周波数が所定周波数より低周波数となってしまうので、半導体装置1000や半導体記憶装置2000における昇圧/負電源回路200等における電圧生成が不十分となってしまう。昇圧電圧が不足すると、外部インターフェース部分の動作不良や、メモリセルへのアクセス不良を招くおそれがあり問題である。また、負電圧が不足すると、MOSトランジスタのバックゲートバイアスが不足してしまい、閾値電圧の変動やノイズ耐性の悪化等を招くおそれがある。
また、半導体記憶装置2000では、リフレッシュ制御回路300で制御すべきリフレッシュ動作の周期が必要以上に長くなってしまい、データ保持特性によってはデータの消失が発生してしまうおそれがあり問題である。
ここで、発振周波数制御信号VRと発振信号OSCの発振周波数との関係を説明する。発振周波数は、リングオシレータを構成するインバータ素子INV100乃至INV102等の伝播遅延時間で決定される。そして、この伝播遅延時間は、インバータ素子INV100乃至INV102を構成するトランジスタの駆動能力が充分大きな、第1乃至第3具体例のような場合においては、各電源端子に供給される駆動電流である制御電流ICによって決定される。制御電流ICにより各段の入力容量の充放電時間で伝播遅延時間となるからである。即ち、発振信号OSCの発振周波数は、制御電流ICに比例することとなる。
制御電流ICは、PMOSトランジスタTP101の飽和特性で動作し、
IC=K×((VDD−VR)−Vthp)2
=K×((VDD−Vthp)−VR)2
の関係を有する。ここで、KはPMOSトランジスタP101が有する物理定数である。また、Vthpは正の値を示している。従って、閾値電圧としては、−Vthpとなる。この式が成立するのは、ゲート・ソース間電圧が閾値電圧を下回らないことが条件であるので、VR<VDD−Vthpでの関係式である。
従って、VR=VDD−Vthpのとき、IC=0となり、発振動作は停止してしまうと共に、VR<VDD−Vthpの領域では、VRの変化に対して2乗特性で制御電流ICが変化することとなる。即ち、VRの変化に対して2乗特性で発振周波数が変化してしまい、不安定期間X1、X2においては、発振信号OSCの発振周波数が大きく変化してしまう。
本発明は前記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、作動・停止の制御が可能なオシレータ回路の発振開始時における発振周波数の過渡的な不安定期間には、発振動作を停止させ又は発振信号の出力をさせないことにより、その後に出力される発振信号の発振周波数を安定した周波数とすることが可能なオシレータ回路、オシレータ回路を備えた半導体装置、及びオシレータ回路を備えた半導体記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、別案1のオシレータ回路は、発振許可信号に応じて発振動作が可能となる発振部と、発振許可信号に応じて発振周波数を制御する発振周波数制御信号を発振部に向けて出力する制御部と、発振周波数制御信号を検出し、検出結果に応じて発振部を制御する検出信号を出力する検出部とを備えることを特徴とする。
別案1のオシレータ回路では、検出部により、発振許可信号に応じて制御部から出力される発振周波数制御信号を検出し、検出結果に応じて検出信号を出力して、発振部の発振動作を制御する。
これにより、検出部の検出結果に応じた所定の発振周波数で発振動作を行なわせることができる。発振許可信号により動作を開始する制御部からの発振周波数制御信号が安定しない過渡期間においても、不安定な発振動作をすることがなく安定した発振周波数で発振させることができる。
また、別案2に係るオシレータ回路は、別案1に記載のオシレータ回路において、検出部は、入力される発振周波数制御信号の信号値と、所定発振周波数に対応する信号値とを比較する比較部を備えることを特徴とする。
別案2のオシレータ回路では、検出部では、比較部により、発振周波数制御信号の信号値と所定発振周波数に対応する信号値とを比較して検出が行なわれる。
これにより、所定周波数に対応する信号値との比較により、発振周波数制御信号の信号値が所定数端数であるか否かを検出することができ、発振部における発振周波数を所定周波数とすることができる。
また、別案3に係るオシレータ回路は、別案1に記載のオシレータ回路において、発振許可信号により制御され、発振不可状態において発振周波数制御信号を所定クランプ値にクランプするクランプ部を備えることを特徴とする。
別案3のオシレータ回路では、発振許可信号により発振不可状態に制御されている場合には、クランプ部が、発振周波数制御信号を所定クランプ値にクランプする。
これにより、発振周波数制御信号を所定発振周波数に対応する信号値以外の信号値に維持しておくことができ、検出部での検出結果を所定状態に固定して検出信号を非活性状態に維持しておくことができ、発振部の発振出力を止めておくことができる。
また、このときの所定クランプ値は、前記発振部を、発振停止状態又は発振信号の出力停止状態に制御する信号値であることが好ましい。これにより、確実に検出部での検出結果を所定状態に固定して検出信号を非活性状態に維持しておくことができ、発振出力を止めておくことができる。
また、請求項1に係るオシレータ回路は、発振許可信号に応じて発振動作が制御される発振部と、発振許可信号に応じて起動し、発振周波数を制御する発振周波数制御信号を発振部に向けて出力する制御部と、発振許可信号に対して発振周波数制御信号が安定する遅延時間を付加した遅延信号を発振部に出力して、遅延信号に応じて発振部の発振動作を開始させる遅延部とを備えることを特徴とする。また、請求項2に係るオシレータ回路は、請求項1に記載のオシレータ回路において、遅延時間は、発振許可信号に応じて、発振周波数制御信号の信号値が所定発振周波数に対応する信号値に達するまでの時間以上の時間であることを特徴とする。
請求項1のオシレータ回路では、遅延部により、発振許可信号に対して発振周波数制御信号が安定する遅延時間を付加した遅延信号を出力して発振部の発振動作を制御する。また、請求項2のオシレータ回路では、発振許可信号に応じて、発振周波数制御信号の信号値が所定発振周波数に対応する信号値に達するまでの時間以上の時間を遅延時間とする。
これにより、発振周波数制御信号の信号値が安定する時間を遅延時間として付加することができ、発振周波数制御信号が安定して所定発振周波数に対応する信号値に達した時点以後に安定した発振信号を得ることができる。
また、請求項3に係るオシレータ回路は、請求項1に記載のオシレータ回路において、発振部は、発振動作の作動制御手段又は発振信号の出力制御手段のうち少なくとも何れか一方を備え、遅延信号による制御は、発振可能状態において発振周波数制御信号が所定発振周波数を指示する場合に、作動制御手段の活性化による発振動作の開始、又は出力制御手段の活性化による発振信号の出力のうち少なくとも何れか一方を行なうことを特徴とする。
請求項3のオシレータ回路では、発振可能状態において発振周波数制御信号が所定発振周波数を指示する場合に、発振動作の作動制御手段又は発振信号の出力制御手段のうち少なくとも何れか一方を遅延信号が制御して、発振動作の開始、又は発振信号の出力のうち少なくとも何れか一方を行なう。
これにより、発振部からの発振信号の出力は、作動制御手段による発振動作の作動・停止、又は出力制御手段による発振信号の出力・停止の何れかの手段によって制御することができ、また、これらの2つの手段を共に使用して制御することもできる。
また、請求項4に係るオシレータ回路は、請求項3に記載のオシレータ回路において、発振部は、発振許可信号により作動制御手段が活性化され、遅延信号により出力制御手段が活性化されることを特徴とする。
請求項4のオシレータ回路では、発振許可信号が作動制御手段を活性化して発振動作を開始させ、遅延信号が出力制御手段を活性化して発振信号を出力させる。
これにより、遅延信号による発振信号の出力に対して、発振許可信号による発振動作の開始を先行させておくことにより、発振信号を出力する段階ではすでに、発振部における発振動作を安定化させておくことができる。
また、請求項5に係る半導体装置は、請求項1に記載のオシレータ回路と、オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする。また、請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項1に記載のオシレータ回路と、オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする。更に、請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項1に記載のオシレータ回路と、オシレータ回路から出力される発振信号に応じてリフレッシュ周期を制御するリフレッシュ制御回路とを備えることを特徴とする。
請求項5の半導体装置又は請求項6の半導体記憶装置では、電圧発生回路により、オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する。また、請求項7の半導体記憶装置では、リフレッシュ制御回路により、オシレータ回路から出力される発振信号に応じてリフレッシュ周期を制御する。
これにより、発振許可信号により動作を開始する制御部からの発振周波数制御信号が安定しない過渡期間に、不安定な発振信号が電圧発生回路やリフレッシュ制御回路に出力されることはなく、安定した回路動作をさせることができる。
即ち、不安定な高周波数の発振信号が出力されることによる多大な消費電流や、これに伴う電源電圧降下による誤動作、あるいは過度な電圧発生による半導体装置や半導体記憶装置における信頼性上の問題等が生ずることはない。また、逆に不安定な低周波数の発振信号が出力されることによるトランジスタ特性の変動や、これに伴うノイズ耐性の悪化、あるいは半導体記憶装置における記憶データの消失等が生ずることはない。
図1に示す本発明の第1原理図は、別案1に対応する原理を説明するものである。制御部4と発振部5とは、発振許可信号(EN)により制御されている。発振許可信号(EN)により、発振部5は発振動作可能状態となり、制御部4は動作を開始する。動作を開始した制御部4は、発振周波数制御信号(VR)を所定発振周波数に対応する信号値にまで変化させる。この発振周波数制御信号(VR)は、発振部5に入力されて発振周波数を設定すると共に、検出部1に入力されて信号値の検出が行なわれる。検出部1による検出信号(MON)は発振部5に入力されている。
制御部4から出力される発振周波数制御信号(VR)は、発振許可信号(EN)による起動から所定周波数に対応する信号値に達するまでに所定時間を必要とする。そこで、検出部1により発振周波数制御信号(VR)の信号値を所定の信号値と比較し、発振周波数制御信号(VR)が所定信号値に達したことを検出した後に検出信号(MON)を発振部5に出力する。発振部5は、発振許可信号(EN)により発振可能状態にあり、検出信号(MON)が入力された時点で発振信号を出力するように制御する。これにより、制御部4の起動後の発振周波数制御信号(VR)が過渡状態にある過渡期間を検出することができ、過渡的な発振周波数制御信号(VR)の設定による不安定な発振信号が発振部5から出力されてしまうことはない。
図2に示す本発明の第2原理図は、別案3に対応する原理を説明するものである。第1原理図の構成要素に加えて発振周波数制御信号(VR)を所定値にクランプするクランプ部2を備えている。クランプ部2は、発振許可信号(EN)により制御されている。
検出部1は、電流消費の観点から、発振許可信号(EN)による制御部4の起動後に活性化されればよく、発振許可信号(EN)が出力されない発振不可状態では非活性の状態あることが好ましい。そこで、クランプ部2をそなえることにより、発振許可信号(EN)の制御を得て、発振不可状態において発振周波数制御信号(VR)を所定のクランプ値に維持しておく。このクランプ値を検出部1の入力段における非活性な信号値に設定しておけば、検出部1における検出動作を停止状態に維持しておくことができる。発振不可状態において、検出部1において不要な電流消費を将来することはなく、低消費電流化に寄与することができる。
尚、検出部1を非活性化状態に維持する他の方法として、発振許可信号(EN)により検出部1自身を制御する構成とすることもできる。発振不可状態で検出部1の回路動作を非活性とすれば、発振周波数制御信号(VR)の信号値にかかわらず検出部1の動作を停止させておくことができる。
図3に示す本発明の第3原理図は、請求項1に対応する本発明の原理を説明するものである。第1原理図の検出部1に代えて、遅延部3を備えている。遅延部3には発振許可信号(EN)が入力され、所定遅延時間を付加した遅延信号(D)を発振部5に出力している。発振許可信号(EN)による制御部4の起動後に発振周波数制御信号(VR)が変化する過渡期間に合わせて、所定遅延時間が設定されている。
遅延部3により、発振周波数制御信号(VR)が所定信号に達するまでの過渡期間以上の所定時間を計時して遅延信号(D)を発振部5に出力する。発振部5は、発振許可信号(EN)により発振可能状態にあり、遅延信号(D)が入力された時点で発振信号を出力するように制御する。これにより、発振周波数制御信号(VR)が過渡状態を越えて安定した信号値に達した時点以後に発振部5を動作させることができ、過渡的な発振周波数制御信号(VR)の設定による不安定な発振信号が発振部5から出力されてしまうことはない。
本発明によれば、作動・停止の制御が可能なオシレータ回路の発振開始時における発振周波数の過渡的な不安定期間には、発振動作を停止させ又は発振信号の出力をさせないことにより、その後に出力される発振信号の発振周波数を安定した周波数とすることが可能なオシレータ回路、オシレータ回路を備えた半導体装置、及びオシレータ回路を備えた半導体記憶装置を提供することが可能となる。
以下、本発明のオシレータ回路、オシレータ回路を備えた半導体装置、及びオシレータ回路を備えた半導体記憶装置について具体化した第1乃至第6実施形態を図4乃至図14に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図4は、第1実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。図5は、第1実施形態の動作を示す動作波形図である。図6は、第2実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。図7は、第2実施形態の動作を示す動作波形図である。図8は、第3実施形態を示す回路図である(クランプ部)。図9は、第4実施形態を示す回路図である(クランプ部)。図10は、第5実施形態を示す回路図である(検出部)。図11は、第6実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。図12は、第6実施形態の動作を示す動作波形図である。図13は、オシレータ回路を備える半導体装置を示す回路ブロック図である。図14は、オシレータ回路を備える半導体記憶装置を示す回路ブロック図である。
図4乃至7に示すオシレータ回路は、第1原理図(図1)に対する第1及び第2実施形態のオシレータ回路である。図4は第1実施形態のオシレータ回路である。制御部41は、従来技術の第1具体例における制御部43に備えられているスイッチ素子S100をPMOSトランジスタTP1で置き換えた構成である。また、発振部51は、従来技術の第2具体例における発振部53からスイッチ素子としてPMOSトランジスタTP4を介して発振信号OSCが出力される構成である。PMOSトランジスタTP4のゲート端子は、後述の検出部11からの出力である検出信号MONで制御される。
検出部11は、発振周波数制御信号VRがNMOSトランジスタTN1のゲート端子に入力される。NMOSトランジスタTN1のソース端子は接地電圧VSSに接続されている。ドレイン端子は、ソース端子に電源電圧VDDが接続されゲート端子に接地電圧が接続されているPMOSトランジスタTP2のドレイン端子に接続されており、この接続点を出力端子とする論理反転ゲートが構成されている。この論理反転ゲートの論理反転閾値電圧は、PMOSトランジスタTP2のコンダクタンスとNMOSトランジスタTN1のコンダクタンスとのバランスで設定され、発振部51が所定発振周波数で発振動作を行なう際の発振周波数制御信号VRの電圧値に対して論理反転するように設定されている。発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達したことを検出することができる電圧値を閾値電圧として設定しておき、発振周波数制御信号VRが安定した電圧値を出力する状態で検出信号MONを活性化する。制御部41の起動に伴い、発振周波数制御信号VRは接地電圧VSSから所定発振周波数を指示する所定電圧値まで上昇していくので、所定電圧値に至るまでの一定の電圧値を閾値電圧として設定しておくことにより、確実に論理反転させて検出信号MONを活性化させることができる。初段の論理反転ゲートの出力は、2段のインバータ素子INV1、INV2により波形整形、駆動能力の確保、及び論理の整合等を行なった上で検出信号MONとして発振部51に出力される。
発振部51では、リングオシレータの最終段のインバータ素子に代えてノア素子NOR1が備えられており、発振許可信号であるイネーブル信号ENで制御される。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなる発振可能状態では、ノア素子NOR1は論理反転ゲートとして機能しリングオシレータが構成されるため、発振部51内での発振動作が行なわれる。一方、ノア素子NOR1の出力はPMOSトランジスタTP4を介して発振信号OSCとして出力される。PMOSトランジスタTP4は検出信号MONにより制御される。検出信号MONは、イネーブル信号ENが活性化して制御部41が起動し発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達した段階でロー論理レベルとなり、PMOSトランジスタTP4が導通して発振信号OSCが出力される。イネーブル信号ENの活性化と共に、発振部51内のリングオシレータが構成され発振動作が開始された後、発振周波数が所定周波数に達した時点で出力信号である発振信号OSCが出力されるという2段階で発振動作が行なわれる。従って、発振信号OSCとして安定した所定発振周波数の信号が出力される。
図5に発振動作波形を示す。イネーブル信号ENがロー論理レベルに遷移すると、制御部41が起動すると共に発振部51においてリングオシレータが構成されて発振動作が開始される。制御部41の起動により、発振周波数制御信号VRは接地電圧VSSから所定電圧値にまで徐々に上昇するが、この過渡期間(図5中、X1)においては所定電圧値より低電圧であるため、リングオシレータへの制御電流ICは安定状態に比して多大となる。そのため、リングオシレータは高周波数で発振する(ノードN1)。しかし検出信号MONは非活性でありPMOSトランジスタTP4は非導通状態にあるので、発振信号OSCに高周波数の発振信号が出力されることはない。その後、検出部11により発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達したことが検出されて検出信号MONが反転する。その時点でPMOSトランジスタTP4が導通して、所定発振周波数に安定して発振しているリングオシレータの発振信号が発振信号OSCとして出力される。
図6は第2実施形態のオシレータ回路である。第1実施形態の制御部41に代えて、従来技術の第3具体例における制御部44に備えられているスイッチ素子S102をNMOSトランジスタTN2で置き換えた構成の制御部42を備えている。また、第1実施形態の発振部51におけるPMOSトランジスタTP4を外し、イネーブル信号ENと検出信号MONとが入力されるノア素子NOR2とインバータ素子INV3を介して、発振開始信号ONがノア素子NOR1に入力されている。発振信号OSCはノア素子NOR1から出力される構成である。
検出部12は、第1実施形態の検出部11におけるインバータ素子INV2を外した構成であり、ローアクティブの検出信号MONを出力する構成である。検出部12の初段には、検出部11の初段と同様な論理反転ゲートが備えられている。制御部42の起動に伴い、発振周波数制御信号VRは高い電圧レベルから所定発振周波数を指示する所定電圧値まで下降していくので、所定電圧値に至るまでの所定の電圧値を閾値電圧として設定しておくことにより確実に論理反転させて検出信号MONを活性化させることができる。制御部42の構成が第1実施形態の制御部41とは反転した極性を有して動作するので、これに合わせて検出部12のインバータ素子の構成が第1実施形態の検出部11に比して1段少ない構成となっている。
図7に発振動作波形を示す。イネーブル信号ENがロー論理レベルに遷移すると、制御部42が起動して発振周波数制御信号VRは電源電圧VDDからPMOSトランジスタの閾値電圧Vthpだけ降下した高電圧レベル(VDD−Vthp)から所定電圧値にまで徐々に下降するが、この過渡期間(図7中、X2)においては所定電圧値より高電圧であるため、リングオシレータへの制御電流ICは安定状態に比して少ない。その時の検出部初段は反転していないので、検出信号MONはハイ論理レベルを維持しており、ノア素子NOR2を介して発振信号OSCをローレベルに固定している。即ち、リングオシレータにおける発振動作を停止すると共に発振信号OSCもローレベルに固定している。その後、検出部12により発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達したことが検出されて検出信号MONがロー論理レベルに反転する。その時点でノア素子NOR2の入力信号は共にロー論理レベルとなり出力がハイ論理レベルに反転して、ノア素子NOR1を論理反転ゲートとして機能させリングオシレータでの発振動作を開始させる。この発振動作は同時に発振信号OSCからも出力される。この時点では、発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達しているので、発振動作は所定発振周波数に安定して行なわれることとなり、安定した発振出力が発振信号OSCとして出力される。
以上に説明したように、第1及び第2実施形態によれば、検出部11、12の検出結果である検出信号MONに応じて、発振周波数制御信号VRで設定される所望の発振周波数で発振動作を行なわせることができる。発振許可信号であるイネーブル信号ENにより動作を開始する制御部41、42からの発振周波数制御信号VRが安定しない過渡期間(図5中、X1、図7中、X2)においても、不安定な発振動作をすることがなく安定した発振周波数で発振させることができる。
また、検出部11、12の初段回路において、発振周波数制御信号VRの信号値を所定周波数に対応する信号値と比較して、発振部51、52における発振周波数を所定周波数とすることができる。
アナログ電圧値である発振周波数制御信号VRを、所定発振周波数に対応する信号値を閾値電圧とする、検出部11、12の初段回路の論理反転ゲートで検出することができる。検出信号MONをディジタル信号として取り出すことができ、後段の発振部51、52での発振開始等の処理をディジタル信号により行なうことができる。これにより小規模な回路で低消費電流動作により高速な処理を行なうことができる。
また、発振部51のノア素子NOR1、発振部52のノア素子NOR2が、信号合成部として機能することにより、発振許可信号であるイネーブル信号ENと検出信号MONとが論理合成されて出力されるので、両信号が共にロー論理レベルにあることを検出した上で、作動制御手段であるリングオシレータの最終段を構成するノア素子NOR1を制御することができる。
図8乃至10に示す第3乃至第5実施形態は、第2原理図(図2)に対する実施形態である。図8の第3実施形態ではクランプ部21を示している。検出部11又は12に入力される発振周波数制御信号VRと、所定電圧Vとの間にNMOSトランジスタTN3が備えられており、イネーブル信号ENで制御されている。ここでは、イネーブル信号ENはローアクティブな信号である場合を例示している。即ち、イネーブル信号ENがロー論理レベルとなり発振可能状態にあるときは、NMOSトランジスタTN3は非導通となり、制御部で生成される発振周波数制御信号VRが検出部11又は12に入力され検出動作が行なわれる。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなり発振不可状態にあるときは、NMOSトランジスタTN3が導通して、発振周波数制御信号VRを所定電圧Vにクランプされる。ここで所定電圧Vは、検出部11又は12の初段回路における論理反転前の電圧に設定されているので、検出信号MONが出力されることはない。具体的には、発振不可状態で発振周波数制御信号VRが接地電圧VSSになる第1実施形態に対しては、所定電圧Vを接地電圧VSSに設定し、発振不可状態で発振周波数制御信号VRが(VDD−Vthp)の高い電圧になる第2実施形態に対しては、所定電圧(VDD−Vthp)又はそれ以上の電圧に設定すればよい。
図9の第4実施形態ではクランプ部22を示している。第3実施形態のクランプ部21に加えて、発振不可状態において、検出部11又は12の入力端子と発振周波数制御信号VRを出力する制御部の出力端子とを遮断するトランスファゲートT1を備えている。トランスファゲートT1のPMOSトランジスタのゲート端子にはローアクティブのイネーブル信号ENが入力され、NMOSトランジスタのゲート端子にはイネーブル信号ENがインバータ素子INV4で反転されて入力される。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなり発振可能状態にあるときは、NMOSトランジスタTN3が非導通となると共に、トランスファゲートT1が導通して発振周波数制御信号VRが検出部11又は12に入力され検出動作が行なわれる。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなり発振不可状態にあるときは、NMOSトランジスタTN3が導通すると共に、トランスファゲートT1が非導通となって検出部11又は12の入力端子が所定電圧Vにクランプされる。
図10の第5実施形態は、検出部13を示している。検出部13は、イネーブル信号ENに応じて活性・非活性が切り替えられる回路構成である。第1実施形態の検出部11の初段回路にNMOSトランジスタTN4を付加した構成である。NMOSトランジスタTN4は、NMOSトランジスタTN1と初段回路の出力端子との間に接続され、ゲート端子にはイネーブル信号ENがインバータ素子INV5で反転されて入力されている。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなり発振可能状態にあるときは、NMOSトランジスタTN4が導通して初段回路が活性化されるため検出動作が行なわれる。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなり発振不可状態にあるときは、NMOSトランジスタTN4が非導通となり、初段回路の出力端子は電源電圧VDDに固定され検出動作は行なわれない。
尚、第5実施形態の検出部13では、検出部11に対応する回路構成を例示したが、第2実施形態の検出部12に対応する回路構成とすることもできる。この場合には、検出部13におけるNMOSトランジスタTN4に代えて、PMOSトランジスタTP2と初段回路の出力端子との間にPMOSトランジスタを挿入し、ゲート端子にはイネーブル信号ENを入力すればよい。イネーブル信号ENがロー論理レベルとなり発振可能状態にあるときは、新たに接続されたPMOSトランジスタが導通して検出動作が行なわれる。イネーブル信号ENがハイ論理レベルとなり発振不可状態にあるときは、新たに接続されたPMOSトランジスタが非導通となり、初段回路の出力端子は接地電圧VSSに固定され検出動作は行なわれない。
以上に説明したように、第3、第4実施形態によれば、発振周波数制御信号VRを所定発振周波数に対応する信号値以外の信号値に維持しておくことができ、検出部11又は12での検出動作を停止させることができ、発振出力を止めておくことができる。
また、このときの所定クランプ値は、第1実施形態の構成の場合には接地電圧VSSとし、第2実施形態の構成の場合には電源電圧VDD等の(VDD−Vthp)より高い電圧レベルとしておけば、確実に検出部11又は12での検出動作を停止させることができ、発振出力を止めておくことができる。
また、第5実施形態によれば、イネーブル信号ENにより、検出部13自体の回路動作を非活性とすることができるので、発振不可状態において不要な電流消費を低減することができる。
図11に示すオシレータ回路は、第3原理図(図3)に対する第6実施形態のオシレータ回路である。第2実施形態のオシレータ回路における検出部12に代えて遅延部31を備えている。また、発振部53では、発振部52における2入力のノア素子NOR2に代えて3入力のノア素子NOR3を備えている。ノア素子NOR3の各入力端子には、イネーブル信号ENが直接入力されている他、遅延部31の第1遅延部D1からの遅延信号、及び遅延部31の第2遅延部D2からの遅延信号が各々入力されている。
第1遅延部D1は、偶数段のインバータ素子(図11は、4段の場合を例示。)が直列に接続されて構成されている。第2遅延部D2は、イネーブル信号ENがロー論理レベルに遷移した後、所定遅延時間を計時する遅延回路を構成している。イネーブル信号ENはインバータ素子で反転されてナンド素子NA1の各々の入力端子に入力される。一方の入力端子には直接入力され、他方の入力端子には、インバータ素子やCR遅延素子等で構成される遅延ユニットτを介して所定遅延時間の遅延を受けた信号が入力される。これにより、ナンド素子NA1の出力端子にはイネーブル信号ENの反転信号の立ち上がりエッジに対して遅延した信号が出力される。この遅延信号がインバータ素子で反転されることにより、イネーブル信号ENの反転信号の立ち上がりエッジから遅延ユニットτで設定されている所定遅延時間のパルス幅を有するハイ論理レベルのパルス信号が遅延信号Dとして得られる。ここで、イネーブル信号ENの反転信号の立ち上がりエッジとは、イネーブル信号ENのロー論理レベルへの立ち下がりエッジであり発振開始のタイミングに対応する。
尚、イネーブル信号ENがロー論理レベルに遷移してから遅延信号Dがハイ論理レベルにセットされるまでの間には回路上の遅延時間が存在するので、発振部53のインバータ素子INV3から出力される発振開始信号ONにロー論理レベルのハザードが発生する可能性がある。第1遅延部D1はこの対策として備えられている。即ち、第1遅延部D1による遅延信号により、イネーブル信号ENのロー論理レベルへの遷移からの回路上の遅延時間の間に、ノア素子NOR3の少なくとも1つの入力端子にハイ論理レベルが入力されていることとなり、ハザードを防止することができる。
図12に発振動作開始時の動作波形を示す。イネーブル信号ENがロー論理レベルに遷移すると、制御部42が起動して発振周波数制御信号VRは高電圧レベル(VDD−Vthp)から所定電圧値にまで徐々に下降する。しかしながらこの過渡期間(図12中、X2)は、発振周波数制御信号VRが所定電圧値より高電圧であるため、リングオシレータへの制御電流ICは安定状態に比して少ない。そこでこの期間の発振動作を止めておくために、遅延部31において、第1遅延部D1の遅延時間に引き続いて第2遅延部D2によりハイ論理レベルの遅延信号Dを出力する。これにより、発振部53のノア素子NOR3のうち少なくとも1つの入力端子はハイ論理レベルに維持されることとなり、発振開始信号ONはハイ論理レベルに維持される。そのため、発振部53のリングオシレータが動作することはない。この期間は、第2遅延部D2の遅延ユニットτで設定される所定遅延時間の間、遅延信号Dがハイ論理レベルに維持されることにより継続する。所定遅延時間の後、遅延信号Dがロー論理レベルに反転すると、ノア素子NOR3の他の入力端子に入力されている信号もロー論理レベルであるので、発振開始信号ONがロー論理レベルに反転して発振部53における発振動作が開始され、発振信号OSCが出力される。所定遅延時間を発振周波数制御信号VRが所定電圧値に達する時点以降に設定しておけば、発振動作は安定した所定発振周波数で行なわれることとなり、安定した発振出力として発振信号OSCが出力される。
以上に説明したように、第6実施形態によれば、発振許可信号であるイネーブル信号ENにより動作を開始する制御部42からの発振周波数制御信号VRの信号値が、安定する時間を所定遅延時間として遅延部31の第2遅延部D2に設定することができ、発振周波数制御信号VRが安定して所定発振周波数に対応する信号値に達した時点以後に安定した発振信号OSCを得ることができる。
また、ここで、第2遅延部D2における遅延ユニットを構成するCR遅延回路等を、制御部42における制御電流ICの電流系路等の抵抗成分と、PMOSトランジスタTP1、TP3のゲート容量等の容量成分とで構成されるCR遅延回路構成の時定数と対応させておけば、発振周波数制御信号VRが安定状態に達するまでの時間と同等の時間を遅延部31により計時することができる。遅延部31として最適なタイミングで所定遅延時間を計時することができる。
また、以上に説明した第1、第2、及び第6実施形態によれば、発振部51乃至53からの発振信号OSCの出力は、作動制御手段であるノア素子NOR1によるリングオシレータの発振動作の作動・停止、又は出力制御手段であるPMOSトランジスタTP4による発振信号OSCの出力・停止のいずれの手段によっても制御することができ、これらの2つの手段を共に使用して制御することもできる。
また、第1実施形態の発振部51のように、イネーブル信号ENがノア素子NOR1を活性化して発振動作を開始し、検出信号MONがPMOSトランジスタTP4を活性化して発振信号OSCを出力する2段階の構成とすれば、検出信号MONによる発振信号OSCの出力に対して、イネーブル信号ENによるリングオシレータの発振動作の開始を先行させておくことができ、発振信号OSCを出力する際に、発振部51における発振動作を安定化させルことができる。また、この2段階構成は、第2実施形態の発振部52、第6実施形態の発振部53にも同様に適用することができる。
以上に説明したオシレータ回路を、オシレータ回路100に代えて半導体装置1000(図13)や半導体記憶装置2000(図14)に備えることにより、半導体装置1000や半導体記憶装置2000は、電圧発生回路である昇圧/負電源回路200においてオシレータ回路から出力される発振信号OSCに応じた電圧を安定して発生することができる。また、リフレッシュ制御回路300においてオシレータ回路から出力される発振信号OSCに応じて安定したリフレッシュ周期で制御することができる。
これにより、イネーブル信号ENにより動作を開始する制御部41、42からの発振周波数制御信号VRが安定しない過渡期間に、不安定な発振信号OSCが昇圧/負電現回路200やリフレッシュ制御回路300に出力されることはなく、安定した回路動作をさせることができる。
具体的には、不安定な高周波数の発振信号OSCが出力されることによる、多大な消費電流やこれに伴う電源電圧の電圧降下による誤動作、あるいは過度な電圧発生による半導体装置1000や半導体記憶装置2000における信頼性上の問題等が生ずることはない。また、逆に不安定な低周波数の発振信号OSCが出力されることによる、トランジスタ特性の変動やこれに伴うノイズ耐性の悪化、あるいは半導体記憶装置2000における記憶データの消失等が生ずることはない。ここで、トランジスタ特性変動やノイズ耐性の悪化とは、MOSトランジスタにおけるバックゲートバイアス電圧の変動等が考えられる。
尚、本発明は前記第1乃至第6実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、電流駆動型のオシレータ回路について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図21に例示した電圧駆動型のオシレータ回路においても同様に適用することができる。
また、電流駆動型、電圧駆動型の何れの方式においても、制御すべき駆動電流や駆動電圧は、高電源電圧側に備える構成とすることも、低電源電圧側に備える構成とすることもできる。更に、高電源電圧側及び低電源電圧側の双方に備える構成とすることもできる。この場合、駆動電流や駆動電圧の挿入位置により制御部の回路構成を適宜変更することは言うまでもない。
また、発振部における発振動作の作動・停止については、第1実施形態において、リングオシレータの動作制御をイネーブル信号ENにより行い、発振信号OSCの出力制御を検出信号MONにより行なう構成を示し、第2及び第6実施形態については、リングオシレータの動作制御を、イネーブル信号ENと、検出信号MONあるいは遅延信号Dとの論理合成により生成された発振開始信号ONにより行なう場合について例示した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、制御信号と発振動作の作動・停止手段との組み合わせについては例示された組み合わせ以外にも任意に設定することができる。
また、発振周波数制御信号VRにより設定される発振周波数は固定として説明したが、制御部における抵抗素子を可変とする構成とすれば、抵抗値に応じて発振周波数制御信号VRの電圧レベルを可変とすることができ、発振周波数を可変することができる。このとき、可変抵抗としては、抵抗素子を切り替えることのほか、ゲート端子へのバイアスを可変とすることによりMOSトランジスタのオン抵抗を利用することもできる。
また、発振部については、リングオシレータで構成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、双安定マルチバイブレータや容量成分への充放電を繰り返す方式等、発振動作を行なう回路構成であれば回路方式にかかわらず適用することができる。
(付記1) 発振許可信号に応じて発振動作が可能となる発振部と、
前記発振許可信号に応じて発振周波数を制御する発振周波数制御信号を前記発振部に向けて出力する制御部と、
前記発振周波数制御信号を検出し、検出結果に応じて前記発振部を制御する検出信号を出力する検出部とを備えることを特徴とするオシレータ回路。
(付記2) 前記検出部は、
入力される前記発振周波数制御信号の信号値と、所定発振周波数に対応する信号値とを比較する比較部を備えることを特徴とする付記1に記載のオシレータ回路。
(付記3) 前記信号値は、アナログ電圧値であり、
前記比較部は、前記所定発振周波数に対応する信号値を閾値電圧とする論理ゲート素子を含むことを特徴とする付記2に記載のオシレータ回路。
(付記4) 前記検出部は、前記発振許可信号により制御され、発振不可状態において非活性化されることを特徴とする付記1に記載のオシレータ回路。
(付記5) 前記発振許可信号により制御され、発振不可状態において前記発振周波数制御信号を所定クランプ値にクランプするクランプ部を備えることを特徴とする付記1に記載のオシレータ回路。
(付記6) 前記所定クランプ値は、前記発振部を、発振停止状態又は発振信号の出力停止状態に制御する信号値であることを特徴とする付記5に記載のオシレータ回路。
(付記7) 発振許可信号に応じて発振動作が可能となる発振部と、
前記発振許可信号に応じて発振周波数を制御する発振周波数制御信号を前記発振部に向けて出力する制御部と、
前記発振許可信号に対して所定遅延時間を付加した遅延信号を、前記発振部に出力する遅延部とを備えることを特徴とするオシレータ回路。
(付記8) 前記所定遅延時間は、前記発振許可信号に応じて、前記発振周波数制御信号の信号値が所定発振周波数に対応する信号値に達するまでの時間以上の時間であることを特徴とする付記7に記載のオシレータ回路。
(付記9) 前記遅延部は、
前記発振周波数制御信号を生成する回路構成と同等の回路構成を有することを特徴とする付記7に記載のオシレータ回路。
(付記10) 前記発振部は、
前記発振動作の作動制御手段又は発振信号の出力制御手段のうち少なくとも何れか一方を備え、
前記検出信号又は前記遅延信号による制御は、前記発振許可信号による発振可能状態において前記発振周波数制御信号が所定発振周波数を指示する場合に、前記作動制御手段の活性化による発振動作の開始、又は前記出力制御手段の活性化による前記発振信号の出力のうち少なくとも何れか一方を行なうことを特徴とする付記1又は7に記載のオシレータ回路。
(付記11) 前記発振部は、
前記発振許可信号と、前記検出信号又は前記遅延信号との信号の合成を行なう信号合成部を備え、
前記信号合成部からの出力信号に応じて、前記作動制御手段又は前記出力制御手段のうち少なくとも何れか一方の活性化を行なうことを特徴とする付記10に記載のオシレータ回路。
(付記12) 前記発振部は、
前記発振許可信号により前記作動制御手段が活性化され、
前記検出信号又は前記遅延信号により前記出力制御手段が活性化されることを特徴とする付記10に記載のオシレータ回路。
(付記13) 前記発振部は、駆動電源電流により発振周波数が制御され、
前記発振周波数制御信号は、前記駆動電源電流であるか、又は、
前記駆動電源電流を供給するための定電流源を制御する電流信号又は電圧信号であることを特徴とする付記1又は7に記載のオシレータ回路。
(付記14) 前記発振部は、駆動電源電圧により発振周波数が制御され、
前記発振周波数制御信号は、前記駆動電源電圧であるか、又は、
前記駆動電源電圧を供給するための定電圧源を制御する電流信号又は電圧信号であることを特徴とする付記1又は7に記載のオシレータ回路。
(付記15) 付記1又は7に記載のオシレータ回路と、
前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
(付記16) 前記電圧発生回路は、昇圧回路であり、前記発振信号に応じた昇圧電圧を発生することを特徴とする付記15に記載の半導体装置。
(付記17) 前記電圧発生回路は、負電圧発生回路であり、前記発振信号に応じた負電圧を発生することを特徴とする付記15に記載の半導体装置。
(付記18) 付記1又は7に記載のオシレータ回路と、
前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記19) 前記電圧発生回路は、昇圧回路であり、前記発振信号に応じた昇圧電圧を発生することを特徴とする付記18に記載の半導体記憶装置。
(付記20) 前記電圧発生回路は、負電圧発生回路であり、前記発振信号に応じた負電圧を発生することを特徴とする付記18に記載の半導体記憶装置。
(付記21) 付記1又は7に記載のオシレータ回路と、
前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じてリフレッシュ周期を制御するリフレッシュ制御回路とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記22) 発振許可信号に応じて発振動作が可能となる発振部と、前記発振許可信号に応じて発振周波数を制御する発振周波数制御信号を前記発振部に向けて出力する制御部とを有するオシレータ回路の制御方法であって、
前記発振許可信号による発振可能状態において、前記発振周波数制御信号が所定発振周波数を指示する状態に達した時点以後の所定タイミングで、前記発振部の発振動作の開始、又は前記発振部からの発振信号の出力のうち少なくとも何れか一方を行なうことを特徴とするオシレータ回路の制御方法。
(付記23) 前記所定タイミングは、前記発振周波数制御信号の信号値と所定発振周波数に対応する信号値との比較により検出されることを特徴とする付記22に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記24) 前記発振許可信号による発振不可状態において、前記発振周波数制御信号の信号値と前記所定発振周波数に対応する信号値との比較動作は、非活性化されることを特徴とする付記23に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記25) 前記発振許可信号による発振不可状態において、前記発振周波数制御信号は、前記所定発振周波数を指示する状態に達せず非活性な信号値に維持されることを特徴とする付記23に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記26) 前記所定タイミングは、前記発振許可信号からの所定遅延時間の経過以後のタイミングとして設定されることを特徴とする付記22に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記27) 前記所定遅延時間は、前記発振許可信号に応じて、前記発振周波数制御信号の信号値が所定発振周波数に対応する信号値に達するまでの時間以上の時間であることを特徴とする付記26に記載のオシレータ回路の制御方法。
(付記28) 前記発振許可信号による発振可能状態において前記発振部の発振動作を開始し、
前記所定タイミングで前記発振部からの発振信号の出力を行なうことを特徴とする付記22に記載のオシレータ回路の制御方法。
ここで、付記3によれば、アナログ電圧値である発振周波数制御信号を、所定発振周波数に対応する信号値を閾値電圧として調整した論理ゲート素子で検出することができ、検出結果としてディジタル信号を得ることができる。後段の処理をディジタル信号により行なうことができ、小規模な回路で低消費電流動作により高速な処理を行なうことができる。
また、付記4によれば、発振許可信号により検出部の活性・非活性を制御することができるので、発振不可状態において検出部を非活性として、不要な電流消費を低減することができる。
また、付記9によれば、制御部において発振許可信号に応じて発振周波数制御信号を生成する回路構成と同等の回路構成で所定遅延時間を計時する回路を構成しておけば、最適なタイミングで所定遅延時間を構成することができる。
また、付記11によれば、発振許可信号と、検出信号又は遅延信号とが信号合成部により合成されて出力信号として出力されるので、両信号が所定の状態にあることを検出した上で、作動制御手段又は出力制御手段を制御することができる。
本発明の第1原理を示すブロック図である。 本発明の第2原理を示すブロック図である。 本発明の第3原理を示すブロック図である。 第1実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。 第1実施形態の動作を示す動作波形図である。 第2実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。 第2実施形態の動作を示す動作波形図である。 第3実施形態を示す回路図である(クランプ部)。 第4実施形態を示す回路図である(クランプ部)。 第5実施形態を示す回路図である(検出部)。 第6実施形態を示す回路図である(オシレータ回路)。 第6実施形態の動作を示す動作波形図である。 オシレータ回路を備える半導体装置を示す回路ブロック図である。 オシレータ回路を備える半導体記憶装置を示す回路ブロック図である。 従来技術のオシレータ回路を示す回路ブロック図である。 従来技術のオシレータ回路の第1具体例を示す回路図である。 従来技術のオシレータ回路の第2具体例を示す回路図である。 従来技術の第1及び第2具体例の動作を示す動作波形図である。 従来技術のオシレータ回路の第3具体例を示す回路図である。 従来技術の第3具体例の動作を示す動作波形図である。 従来技術の電圧制御型オシレータ回路を示す回路図である。
符号の説明
1、11、12、13 検出部
2、21、22 クランプ部
3、31 遅延部
4、41、42、43、44、45 制御部
5、51、52、53、54、55 発振部
10 オシレータ回路(第1原理)
20 オシレータ回路(第2原理)
30 オシレータ回路(第3原理)
100 オシレータ回路(従来技術)
200 昇圧/負電源回路
300 リフレッシュ制御回路
400、410 内部回路
500 メモリセル
1000 半導体装置
2000 半導体記憶装置
D1 第1遅延部
D2 第2遅延部
D 遅延信号
EN イネーブル信号
MON 検出信号
OSC 発振信号
ON 発振開始信号
VR 発振周波数制御信号

Claims (11)

  1. 発振許可信号に応じて発振動作が制御される発振部と、
    前記発振許可信号に応じて起動し、発振周波数を制御する発振周波数制御信号を前記発振部に向けて出力する制御部と、
    前記発振許可信号に対して前記発振周波数制御信号が安定する遅延時間を付加した遅延信号を前記発振部に出力して、前記遅延信号に応じて前記発振部の前記発振動作を開始させる遅延部とを備えることを特徴とするオシレータ回路。
  2. 記遅延時間は、前記発振許可信号に応じて、前記発振周波数制御信号の信号値が所定発振周波数に対応する信号値に達するまでの時間以上の時間であることを特徴とする請求項1に記載のオシレータ回路。
  3. 前記発振部は、
    前記発振動作の作動制御手段又は発振信号の出力制御手段のうち少なくとも何れか一方を備え、
    記遅延信号による制御は、前記発振許可信号による発振可能状態において前記発振周波数制御信号が所定発振周波数を指示する場合に、前記作動制御手段の活性化による発振動作の開始、又は前記出力制御手段の活性化による前記発振信号の出力のうち少なくとも何れか一方を行なうことを特徴とする請求項1に記載のオシレータ回路。
  4. 前記発振部は、
    前記発振許可信号により前記作動制御手段が活性化され、
    記遅延信号により前記出力制御手段が活性化されることを特徴とする請求項3に記載のオシレータ回路。
  5. 請求項1に記載のオシレータ回路と、
    前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載のオシレータ回路と、
    前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じた電圧を発生する電圧発生回路とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項1に記載のオシレータ回路と、
    前記オシレータ回路から出力される発振信号に応じてリフレッシュ周期を制御するリフレッシュ制御回路とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 発振許可信号に応じて発振状態が制御される発振部と、
    前記発振許可信号に応じて起動し、前記発振部の発振周波数を指定する第1信号の第1状態と第2状態との遷移を、前記発振許可信号に応じて制御する制御部と、
    前記発振許可信号を遅延させて、前記発振状態を制御する第信号を生成する第1遅延部とを有し、
    前記第1遅延部は、前記発振許可信号に対する前記第信号の遅延量を、前記第1信号が前記第1状態から前記第2状態へ遷移する期間以上とし、
    前記発振器は、前記第2状態において、予め定められた発振周波数となることを特徴とする半導体装置。
  9. 発振許可信号に応じて発振状態が制御される発振部と、
    前記発振許可信号に応じて起動し、前記発振部の発振周波数を指定する第1信号の第1状態と第2状態との遷移を、前記発振許可信号に応じて制御する制御部と、
    前記発振許可信号を遅延させて、前記発振状態を制御する第信号を生成する第1遅延部とを有し、
    前記第1遅延部は、前記第信号が前記第1状態から前記第2状態に遷移している期間において前記第信号が前記発振器を前記発振状態にしないようにし、前記第信号が前記第2状態において前記第信号が前記発振器を前記発振状態にするように、前記発振許可信号を遅延させて前記第信号を生成し、
    前記発振器は、前記第2状態において、予め定められた発振周波数となることを特徴とする半導体装置。
  10. 前記発振許可信号を遅延させて、前記発振状態を制御する第信号を生成する第2遅延部を有し、
    前記第2遅延部は、前記第信号における前記発振状態を指定する期間が、前記第信号における前記発振状態を指定する期間と重なるように、前記発振許可信号に対して前記第信号を遅延させることを特徴とする請求項8または9に記載の半導体装置。
  11. 前記発振部は、前記発振許可信号、前記第信号、および前記第信号が共に前記発振状態を指定する場合に発信することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
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