JP4159092B2 - ケーブル抜け止め器具 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器のケーブルの誤抜けを防止するケーブル抜け止め器具に関し、特に着脱型の電源ケーブルの接続に好適なケーブル抜け止め器具に関するものである。
従来から、パソコン、ワークステーション等の電子機器において、歩行者が電源ケーブルを引っ掛けて電源ケーブルが装置から抜けてしまい、データが消失する事故がしばしば発生することがある。
このような電源ケーブルの誤抜け対策として、特許文献1では、コネクタ部両側のねじ穴に一対の締付具を螺合し、差し込みプラグを掛け止める凸型部を中心に有する針金状ばね部材を、この締付具で両側から枢支してなるコンセント用ロック部材が開示されている。
また、特許文献2では、ハット形状のハウジングを差し込みプラグの接続部の外側を覆うように取り付けたケーブル抜け防止構造が開示されている。
特開平6−5331号公報 特開平10−92511号公報
しかし、上記の特許文献1および特許文献2に開示の技術では、以下のような不都合があり、この点でなお改善の余地があった。
(1)特許文献1では差し込みプラグを抜き差しする場合には針金状ばね部材を跳ね上げるように回動させる必要がある。しかし、差し込みプラグの周辺に突出部などが存在する場合には針金状ばね部材の動きが制限され、このコンセント用ロック部材を実装することができない場合もある。同様に、特許文献2でも差し込みプラグの周辺に突出部などが存在する場合には、ハウジングの取り付けが非常に困難であってケーブル抜け防止構造を実装できない場合もある。
(2)特に特許文献1のコンセント用ロック部材では、締付具に針金状ばね部材を取り付けるためには両側の締付具の穴の位置を合わせる必要があり、その取り付け作業が煩雑であった。
(3)特許文献1および特許文献2では、差し込みプラグの形状、特に差し込みプラグの長さが異なる場合には機能しないため、差し込みプラグの種類毎に異なる製品を用意しなければならず、結果的に膨大な種類の製品を取り揃えなければならない。またユーザーも膨大な種類の製品から適切な形状の製品を選択する必要があるので非常に煩雑であった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためにされたものであり、その目的は、電源プラグの周辺に突出部などが存在する場合でも比較的容易に実装でき、かつ取り付け作業も簡易なケーブル抜け止め器具を提供することである。
また、本発明の他の目的は、多様な形状の電源プラグに対応するケーブル抜け止め器具を提供することである。
請求項1の発明は、差し込みプラグを先端に有するケーブルと、前記差し込みプラグを挿入するコネクタ部とを備えたケーブル接続部に適用され、前記コネクタ部からの前記ケーブルの抜けを防止するケーブル抜け止め器具であって、前記コネクタ部または前記コネクタ部の周囲に開口されたねじ穴に螺合する雄ねじが一端に形成され、前記差し込みプラグ挿入方向に延長する支柱と、前記差し込みプラグまたは前記ケーブルを掛け止めする切り欠き部と、前記支柱が通過可能な通し穴とが形成され、前記支柱によって回動可能に支持された係止片とを有し、前記ケーブルの抜け方向に外力がかかると、前記係止片は前記支柱の延長方向に傾斜して前記通し穴の開口端が前記支柱を挟み込み、前記係止片が前記外力に抵抗して前記ケーブルの抜けを阻止することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記係止片の前記コネクタ部との対向面には、前記差し込みプラグと当接して前記係止片を前記支柱の延長方向に傾斜させるスペーサーが設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、差し込みプラグを先端に有するケーブルと、前記差し込みプラグを挿入するコネクタ部とを備えたケーブル接続部に適用され、前記コネクタ部からの前記ケーブルの抜けを防止するケーブル抜け止め器具であって、前記コネクタ部または前記コネクタ部の周囲に開口されたねじ穴に螺合する雄ねじが一端に形成され、前記差し込みプラグ挿入方向に延長する支柱と、弾性変形部を介して連絡された第1板材および第2板材を備え、前記支柱によって回動可能に支持された係止部材とを有し、前記弾性変形部は、前記第1板材および前記第2板材を離間方向に付勢し、前記第1板材および前記第2板材は、前記差し込みプラグまたは前記ケーブルを掛け止めする切り欠き部と、前記支柱が通過可能な通し穴とがそれぞれ対応する位置に形成され、前記弾性変形部の付勢により、前記第1板材および前記第2板材の少なくとも一方が前記支柱の延長方向に傾斜して前記通し穴の開口端が前記支柱を挟み込み、前記係止部材が前記外力に抵抗して前記ケーブルの抜けを阻止することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記係止部材が、可撓性を有する1枚の板状体を折り曲げて形成されてなることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4の発明において、前記第1板材と前記第2板材とに挟まれた前記係止部材の内側には、前記第1板材および前記第2板材の位置を、各板材の前記通し穴および前記切り欠き部の中心位置が一致する位置に案内するストッパーが設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5の発明において、前記支柱の他端には、前記係止片または前記係止部材の抜け止め突起が形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記切り欠き部の内周面には、前記切り欠き部の空間を挟んで対向配置される2つの突起部が形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7の発明において、前記支柱の断面形状が円形または正多角形であり、前記通し穴の形状が前記支柱の断面形状と相似形であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項7の発明において、前記支柱の断面形状および前記通し穴の形状が円形または正多角形であり、前記支柱の断面形状と前記通し穴の形状とがそれぞれ異なることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9の発明において、前記支柱の表面に溝を形成したことを特徴とする。
本発明のケーブル抜け止め器具では、ケーブルの抜け方向に外力がかかった場合、コネクタ部に掛け止めされた係止片または係止部材が外力に抵抗し、ケーブルの抜けが阻止される。
また、本発明のケーブル抜け止め器具の取り付けは、コネクタ部等に支柱をねじ込んで係止片または係止部材を掛け止めするだけで完了するのでその作業は容易である。しかも、係止片または係止部材の掛け止めはコネクタ部から離れた位置で行われるので、コネクタ部の周囲に突出部が存在する場合でも実装が容易である。
さらに、本発明のケーブル抜け止め器具では、コネクタ部の長さが異なる場合でも係止片または係止部材の位置を調整して取り付けることができ、多様なコネクタ部に対応することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態の構成)
図1から図5は、本発明の第1実施形態のケーブル抜け止め器具を示す図である(請求項1、請求項2、請求項6から請求項10に対応する)。第1実施形態のケーブル抜け止め器具は、差し込みプラグ20を先端に有するケーブル21と、差し込みプラグ20を挿入するコネクタ部22とを備えたケーブル接続部に適用され、コネクタ部22からのケーブル21の抜けを防止する。なお、差し込みプラグ20のケーブル取付側には、蛇腹状のケーブル保護部24が差し込みプラグ20と一体に設けられている。
第1実施形態のケーブル抜け止め器具は、支柱1と、係止片2とを組み合わせて構成される。
支柱1は円形断面の棒状体であって、一端に雄ねじ3が設けられ、他端にはねじ頭4が形成されている。この雄ねじ3は、コネクタ部22またはコネクタ部22の周囲に形成されたねじ穴23に螺合される。なお、特に限定するものではないが、支柱1の表面にはローレット加工等で溝5を施して滑り止めするのが好適である。
係止片2は1枚の板状体であって、切り欠き部6および通し穴7が形成されている。
切り欠き部6は、係止片2の中心付近を、周縁部から内側に向けて略C字状に切り欠いて形成されている。この切り欠き部6の幅は、差し込みプラグ20のケーブル保護部24またはケーブル21が収まる幅に設定され、ケーブル保護部24またはケーブル21に係止片2を掛け止めできるようになっている。また、切り欠き部6の入口側(係止片周縁部付近)には、内周面から突出する2つの突起部8、8が切り欠き部6の空間を挟んで対向状態で形成されている。
通し穴7は、係止片2の切り欠き部6の側方に、係止片2の垂直方向に沿って開口された円形の穴である。通し穴7の寸法は支柱1の外径より大きく、かつねじ頭4の大きさよりも小さい径に設定されている。したがって、通し穴7には支柱1を挿通できる一方で、支柱1のねじ頭4は通し穴7を通過できず、支柱1に係止片2を取り付けた場合には係止片2がねじ頭4で抜け止めされる。
また、係止片2のコネクタ部との対向面には、差し込みプラグ20に対応する位置にスペーサー9が配置されている。このスペーサー9は、係止片2の自由端(切り欠き部6を隔てて通し穴7に対向する端部)側が、その反対側よりも突出する形状をなしている。したがって、ケーブル抜け止め器具を取り付けた状態では、差し込みプラグ20とスペーサー9とが当接することで、係止片2の自由端側が差し込みプラグ20の抜け方向に傾斜した状態となる。
第1実施形態のケーブル抜け止め器具の取り付けでは、まず係止片2の通し穴7に支柱1を挿通する。次に支柱1をコネクタ部22またはコネクタ部22の周囲のねじ穴23に螺合して、差し込みプラグ挿入方向に延長するように支柱1を取り付ける。
図4は支柱1に対して係止片2が垂直に配置された状態を示す図である。係止片2は支柱に回動可能に支持されており、支柱1に沿って係止片2を摺動させることで支柱延長方向の位置調整をすることが可能である。したがって、差し込みプラグ20の長さが異なる場合でも、係止片2の支柱延長方向の位置調整で対応することができる。なお、この状態において係止片2は支柱1のねじ頭4で抜け止めされる。
そして、係止片2を回動させて、係止片2の切り欠き部6にケーブル保護部24またはケーブル21を挿入して掛け止めする。切り欠き部6の入口側には突起部8、8が形成されて幅狭となっているので、掛け止めされたケーブル保護部24等は突起部8、8に阻まれて容易に抜けることはない。
その後、スペーサー9と差し込みプラグ20とが接触する位置まで、係止片2を差し込みプラグ20の方向へ押し込んで、係止片2を支柱延長方向に傾斜させてケーブル抜け止め器具の取り付けが完了する。
図5は係止片2が支柱延長方向に傾斜配置された状態(ケーブル抜け止め器具の上記取り付け状態)を示す図である。係止片2が傾斜した状態では、通し穴7の表裏の開口端の2点がそれぞれ支柱1と接触し、通し穴7の開口端で支柱1が両側から挟まれることで係止片2が固定される。さらに、この状態でケーブル21に抜け方向の外力がかかると、差し込みプラグ20が係止片2を押圧することで係止片2の傾斜角度がより大きくなり、係止片2が支柱1を強く挟みこんで外力に抵抗する。これによりコネクタ部22からのケーブル21の抜けが阻止される。
(第1実施形態の変形例)
図6から図8は第1実施形態の支柱1および通し穴7の変形例を示した図である。図6の例は支柱1および通し穴7を相似形の正六角形としたものである。図6の例では、支柱1の断面形状は通し穴7に内接する六角形よりやや小さめに設定され、係止片2が支柱1を中心に回動できるようになっている。図6の場合における係止片2の傾斜状態では、通し穴7の開口端と支柱1とが4箇所で点接触するので、より大きな抜け方向の外力に抵抗できる。
また、図7の例も支柱1および通し穴7を相似形の正六角形としたものであり、支柱1の断面形状を図6の例よりも大きくした例である。この場合、係止片2の傾斜状態では通し穴7の開口端と支柱とが4辺で接触するので、図6の場合よりもさらに大きな抜け方向の外力に抵抗できる。なお、図7の例では、係止片2が支柱1を中心に回転できないので、支柱1ごと係止片2を回転させて係止片2をケーブル保護部24等に掛け止めする。
さらに、図8は支柱断面を正六角形とし、通し穴7を円形とした例である。この場合でも図6の例と同様の効果を得ることができる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態のケーブル抜け止め器具では、係止片2が支柱1の延長方向に傾斜することで通し穴7の開口端が支柱1を挟み込む。そのため、支柱1に固定された係止片2によってケーブル21の抜けが阻止される。特に、ケーブル21の抜け方向に外力がかかった場合、通し穴7の開口端がより強く支柱1を挟み込むためその効果が大きくなる。
また、第1実施形態のケーブル抜け止め器具の取り付け作業は、ねじ穴23に支柱1をねじ込んで、係止片2を掛け止めするだけで完了する。しかも、係止片2の掛け止めはコネクタ部22から離れた位置で行うことができ、コネクタ部22の周囲に突出部が存在する場合でも取り付けの妨げにはならない。
さらに、第1実施形態では、係止片2の位置を支柱延長方向で調整することができるので、コネクタ部22の長さが異なる場合でも1つのケーブル抜け止め器具で対応できる。
(第2実施形態)
図9から図12は、第2実施形態のケーブル抜け止め器具を示す図である(請求項3から請求項6、請求項8、請求項10に対応する)。第2実施形態において第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。なお、第2実施形態の効果は第1実施形態とほぼ同様であるので説明を省略する。
第2実施形態のケーブル抜け止め器具は、支柱1と、係止部材10とを組み合わせて構成される。係止部材10は、第1板材11、第2板材12および弾性変形部13を備えており、第1板材11の一端と第2板材12の一端とが弾性変形部13を介して連絡されている。弾性変形部13は、第1板材11および第2板材12の他端を離間方向に付勢している。なお、図9に示すように、係止部材10は可撓性を有する1枚の板状体(板バネ、板状に成形された樹脂など)をV字状に折り曲げて形成するのが好ましい。
また、係止部材10には切り欠き部6および通し穴7が形成されている。切り欠き部6は、第1板材11および第2板材12を弾性変形部13から内側に向けて略C字状に切り欠いて形成されている。
また、通し穴7は、第1板材11および第2板材12にそれぞれ開口される。2つの通し穴7の位置は対応しており、係止部材10を支柱1が挿通できるようになっている。なお、第1板材11の通し穴7は第2板材12の長手方向に沿った長穴となっている。これは、第1板材11および第2板材12の他端をつまんで接近させる場合に、第1板材11の通し穴7が支柱1に干渉することを防止するためである。
さらに、第2板材12の内側面(第1板材との対向面)にはストッパー14が形成されている。このストッパー14の形状は、各板材の切り欠き部6および通し穴7の中心位置が一致する位置で第1板材に当接するように設定されている。
第2実施形態のケーブル抜け止め器具の取り付けでは、まず係止部材10の各通し穴7に支柱1を挿通する。次に支柱1をコネクタ部22またはコネクタ部22の周囲のねじ穴23に螺合して、差し込みプラグ挿入方向に延長するように支柱1を取り付ける。そして、係止部材10の切り欠き部6にケーブル21を挿入して掛け止めし、ケーブル抜け止め器具の取り付けが完了する。
ここで、取り付け後の係止部材10は、第1板材11および第2板材12が弾性変形部13によって離間方向に付勢され、第1板材11は支柱延長方向に傾斜した状態となる。そして、第1板材11および第2板材12の通し穴7の開口端で支柱1が挟み込まれて、係止部材10は支柱1に固定される(図11参照)。したがって、ケーブル21に抜け方向の外力がかかっても、支柱1を挟み込んだ係止部材10が外力に抵抗してケーブル21の抜けが阻止される。
一方、第1板材11および第2板材12の他端をつまんで接近させた場合には、第1板材11にストッパー14が当接して各板材の切り欠き部6および通し穴7の中心位置が一致する状態となる。この状態では、第1板材11および第2板材12の通し穴7が支柱1に干渉せず、係止部材10を支柱延長方向に摺動させて位置調整を行うことができる。また支柱1を中心として係止部材10を回動させることもできる(図12参照)。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、支柱の断面形状および通し穴の形状は上記実施形態に限定されるものではなく、正方形、五角形などの他の相似形状の組み合わせや、多角形の通し穴と円形支柱の異なる形状の組み合わせにしてもよい。また、通し穴の形状と支柱の断面形状とを形状の異なる多角形にしてもよい。
さらに、第1実施形態のスペーサーは、係止片を支柱延長方向に傾斜させるものであれば、例えば、係止片の自由端側のみに突起を設ける等の手段によってもよい。さらにまた、第1実施形態および第2実施形態では支柱のねじ頭で係止片または係止部材の抜け止めをしているが、支柱の他端にピンなどを挿入して抜け止め突起としてもよい。
本発明のケーブル抜け止め器具は、取り付け部周辺に突出部などが存在して従来品の実装が煩雑な場合や、多様な形状の差し込みプラグに対応するケーブル抜け止め器具を実現する場合に好適である。
第1実施形態のケーブル抜け止め器具の平面図である。 第1実施形態のケーブル抜け止め器具の側面図である。 第1実施形態の係止片の回動状態を示す図である。 (a)は支柱に対して係止片が垂直に配置された状態を示す側面図であり、(b)は(a)の支柱と通し穴の位置関係を示す図である。 (a)は支柱に対して係止片が支柱延長方向に傾斜した状態を示す側面図であり、(b)は(a)の支柱と通し穴の位置関係を示す図である。 第1実施形態の支柱および通し穴の変形例について、支柱および通し穴の位置関係を示す図である。 第1実施形態の支柱および通し穴の変形例について、支柱および通し穴の位置関係を示す図である。 第1実施形態の支柱および通し穴の変形例について、支柱および通し穴の位置関係を示す図である。 第2実施形態の係止部材の斜視図である。 図9の正面図である。 第2実施形態のケーブル抜け止め器具の取り付け状態を示す図である。 第2実施形態のケーブル抜け止め器具で、第1板材および第2板材の他端をつまんで接近させた状態を示す図である。
符号の説明
1 支柱
2 係止片
3 雄ねじ
4 ねじ頭
5 溝
6 切り欠き部
7 通し穴
8 突起部
9 スペーサー
10 係止部材
11 第1板材
12 第2板材
13 弾性変形部
14 ストッパー
20 差し込みプラグ
21 ケーブル
22 コネクタ部
23 ねじ穴
24 ケーブル保護部
25 アウトレット

Claims (10)

  1. 差し込みプラグを先端に有するケーブルと、前記差し込みプラグを挿入するコネクタ部とを備えたケーブル接続部に適用され、前記コネクタ部からの前記ケーブルの抜けを防止するケーブル抜け止め器具であって、
    前記コネクタ部または前記コネクタ部の周囲に開口されたねじ穴に螺合する雄ねじが一端に形成され、前記差し込みプラグ挿入方向に延長する支柱と、
    前記差し込みプラグまたは前記ケーブルを掛け止めする切り欠き部と、前記支柱が通過可能な通し穴とが形成され、前記支柱によって回動可能に支持された係止片とを有し、
    前記ケーブルの抜け方向に外力がかかると、前記係止片は前記支柱の延長方向に傾斜して前記通し穴の開口端が前記支柱を挟み込み、前記係止片が前記外力に抵抗して前記ケーブルの抜けを阻止することを特徴とするケーブル抜け止め器具。
  2. 前記係止片の前記コネクタ部との対向面には、前記差し込みプラグと当接して前記係止片を前記支柱の延長方向に傾斜させるスペーサーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル抜け止め器具
  3. 差し込みプラグを先端に有するケーブルと、前記差し込みプラグを挿入するコネクタ部とを備えたケーブル接続部に適用され、前記コネクタ部からの前記ケーブルの抜けを防止するケーブル抜け止め器具であって、
    前記コネクタ部または前記コネクタ部の周囲に開口されたねじ穴に螺合する雄ねじが一端に形成され、前記差し込みプラグ挿入方向に延長する支柱と、
    弾性変形部を介して連絡された第1板材および第2板材を備え、前記支柱によって回動可能に支持された係止部材とを有し、
    前記弾性変形部は、前記第1板材および前記第2板材を離間方向に付勢し、
    前記第1板材および前記第2板材は、前記差し込みプラグまたは前記ケーブルを掛け止めする切り欠き部と、前記支柱が通過可能な通し穴とがそれぞれ対応する位置に形成され、
    前記弾性変形部の付勢により、前記第1板材および前記第2板材の少なくとも一方が前記支柱の延長方向に傾斜して前記通し穴の開口端が前記支柱を挟み込み、前記係止部材が前記外力に抵抗して前記ケーブルの抜けを阻止することを特徴とするケーブル抜け止め器具。
  4. 前記係止部材が、可撓性を有する1枚の板状体を折り曲げて形成されてなることを特徴とする請求項3に記載のケーブル抜け止め器具
  5. 前記第1板材と前記第2板材とに挟まれた前記係止部材の内側には、前記第1板材および前記第2板材の位置を、各板材の前記通し穴および前記切り欠き部の中心位置が一致する位置に案内するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のケーブル抜け止め器具
  6. 前記支柱の他端には、前記係止片または前記係止部材の抜け止め突起が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のケーブル抜け止め器具
  7. 前記切り欠き部の内周面には、前記切り欠き部の空間を挟んで対向配置される2つの突起部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のケーブル抜け止め器具
  8. 前記支柱の断面形状が円形または正多角形であり、前記通し穴の形状が前記支柱の断面形状と相似形であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のケーブル抜け止め器具
  9. 前記支柱の断面形状および前記通し穴の形状が円形または正多角形であり、前記支柱の断面形状と前記通し穴の形状とがそれぞれ異なることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のケーブル抜け止め器具
  10. 前記支柱の表面に溝を形成したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のケーブル抜け止め器具
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