JP4158599B2 - Method for molding board product and mold used therefor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の内装品であるドアトリムなどのボード製品で、とくにポケット用などの開口部をもつボード製品の成形方法及びそれに用いる成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の成形技術については、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、ケナフなどの天然繊維と樹脂繊維との混合素材からなる繊維マットと表皮材とを、予め加熱した状態で成形型内にセットする。この場合、繊維マットは下型の成形面にセットし、表皮材は上型の成形面にセットする。型締めに先立って、上型に組み込まれている刃物ブロックを進行させることにより、ボード製品の開口部に対応する箇所の表皮材に切り込みを入れた巻き込み代を形成する。この後、刃物ブロックを退行させることにより、巻き込み代を型の内部側に引き込んでおく。
【0003】
つぎに、成形型を型締めすることにより、ボード基材を所定の形状に成形するとともに、このボード基材と表皮材とを接着する。これと並行して刃物ブロックを再び進行させ、表皮材の巻き込み代を確保した状態でボード基材に開口部を形成する。この後、成形型からボード製品を取り出し、開口部の縁を被うように表皮材の巻き込み代をボード基材の裏側へ巻き込んで接着する。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−62846号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、成形型を型締めとは別に、それに先立って表皮材の巻き込み代を確保するために刃物ブロックを進退させている。また、ボード基材に開口部を形成するために、型締め時においても刃物ブロックを進行させている。つまり、成形型の型締め、型開きの工程とは別に、刃物ブロックを進退させる工程が必要である。これらのことから、開口部を有するボード製品の成形工程、ならびに成形型の構造が複雑となる。
本発明は、従来の課題を解決しようとするもので、その一つの目的は、開口部の縁が表皮で被われたボード製品に仕上げる工程の単純化を図ることである。
また、本発明の他の目的は、成形型における構造の簡素化、ならびにコストの軽減を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、加熱された繊維マットと表皮材とを成形型内にセットして型締めすることにより、ボード基材を成形するとともに、このボード基材と表皮材とを接着するボード製品の成形方法であって、成形型の型締めにより、ボード基材および表皮材を、所定の折り曲げ代を残して打ち抜いて開口部を形成するのと同時に、この折り曲げ代をボード基材の裏側へ向けて予備曲げ成形を行い、かつ、折り曲げ代に巻き込み用の切り込み加工を行う。その後にボード製品を成形型から取り出し、折り曲げ代をボード基材の裏側へ巻き込んで開口部を仕上げる。
このように、ボード基材および表皮材のそれぞれに折り曲げ代を残して開口部を打ち抜き、かつ、この折り曲げ代を最終的にはボード基材の裏側へ巻き込むことにより、開口部の縁が表皮で被われたボード製品に仕上げるまでの成形工程を単純化することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたボード製品の成形方法であって、成形型を構成する固定型および可動型の相互の成形面において、互いに凹凸の関係で対をなすように設けられた開口部を形成するための成形部により、成形型の型締め時に、ボード基材および表皮材に対する開口部の打ち抜き、折り曲げ代の予備曲げ成形、および、巻き込み用の切り込み加工のそれぞれを行う。
これにより、ボード製品の成形工程を単純化することに加え、成形型についても、基本的には可動型の作動機構以外の作動手段を必要とせず、構造の簡素化、ならびにコストの軽減を図ることができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載されたボード製品の成形方法であって、折り曲げ代の予備曲げ成形時に、この折り曲げ代を、その板厚が他の部分よりも小さくなるように圧縮する。
これにより、折り曲げ代をボード基材の裏側へ巻き込んで開口部を仕上げるための作業が容易となる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載されたボード製品の成形方法に用いる成形型であって、この成形型を構成する固定型および可動型の一方が、加熱された繊維マットのセット可能な成形面を備え、他方が加熱された表皮材のセット可能な成形面を備えている。これらの成形面には、ボード基材および表皮材に開口部を形成する箇所において互いに凹凸の関係で対をなす成形部が設けられている。この成形部は、成形型の型締めによってボード基材および表皮材に折り曲げ代を残して開口部を打ち抜く開口部成形部分と、この折り曲げ代をボード基材の裏側へ向けて予備曲げ成形する予備曲げ部分と、折り曲げ代に巻き込み用の切り込みを加工する切り込み加工部分とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、ボード製品としての車両用サイドドアのドアトリムを表した外観斜視図である。図2は、図1のII−II線矢視方向の断面図である。これらの図面で示すように、ドアトリム10は、ボード基材11の表面が表皮材12で被われているとともに、ボード基材11の表面から裏面に貫通するポケット用開口14を備えている。なお、ボード基材11は、後で説明するように繊維マット11Aを、プレス機によって所定の形状に成形したものである。また、本実施の形態における繊維マット11Aは、ケナフや綿といった天然繊維とポリプロピレンなどの熱可塑性の樹脂繊維との混合素材をマット状に加圧成形したもの、あるいはボード状に予備成形したものも含む。
【0011】
図3は、ボード用の成形型(プレス金型)の型開き状態を表した断面図である。図4は、同じく成形型の型締め状態を表した断面図である。これらの図面で示すプレス金型20は、下型21(固定型)と上型22(可動型)とからなり、それぞれの成形面23,24には、互いに凹凸の関係で対をなす成形部25,26がある。これらの成形部25,26は、ドアトリム10のポケット用開口14を成形するためのものである。また、上型22の内部には、バキュームチャンバ28が設けられている。このバキュームチャンバ28には、バキュームポンプ(図示外)などから負圧を作用させることが可能である。そして、バキュームチャンバ28と上型22の成形面24とは、複数個の小孔28aによって連通している。
【0012】
図5(A)(B)は、成形部25,26を表した斜視図である。図6および図7は、プレス金型20の型締め状態における成形部25,26の箇所を表した断面図である。そして、図6はポケット用開口14を形成すべき箇所の打ち抜きと同時に、後述する折り曲げ代の予備曲げ成形を行う箇所を示している。また、図7はポケット用開口14を形成すべき箇所の打ち抜きと同時に、後述する切り込み加工を行う箇所を示している。これらの図面から明らかなように、下型21の成形部25は凹形状に設定され、上型22の成形部26は凸形状に設定されている。図5(B)で示すように、凹形状の成形部25は、その周囲において複数個の溝刃25aを備えている。これらの溝刃25aは、成形部25において、その凹部内にそれぞれ連通した状態で放射状に位置している。
【0013】
図5(A)で示すように、凸形状の成形部26は、その周囲において複数個の突刃26aを備えている。これらの突刃26aは、成形部25の各溝刃25aと対応する間隔で配置されており、型締め時に各突刃26aが各溝刃25aに進入することができる。また、両成形部25,26の周囲には、互いに対応する傾斜角度をもった予備曲げ面25b,26bが形成されている。なお、成形部25は、その予備曲げ面25bの外周側において板詰め面25cを備えている。
【0014】
つづいて、ドアトリム10の成形について説明する。
まず、図3で示すプレス金型20の型開き状態において、図示外の工程で遠赤外線ヒーターなどにより、加熱された状態の繊維マット11Aを下型21の成形面23上にセットする。同様に加熱された表皮材12を上型22の成形面24にセットし、かつバキュームチャンバ28に負圧を作用させる。これにより、小孔28aを通じて表皮材12が成形面24に吸い付けられ、表皮材12は成形面24に倣った形状に保持(真空引き)される。
【0015】
バキュームチャンバ28に負圧を作用させたまま、上型22を下降させてプレス金型20を図4で示す型締め状態とする。これにより、下型21と上型22との成形面23,24の間で、繊維マット11Aが圧縮されてボード基材11が成形され、同時にボード基材11の表面側に表皮材12が接着される。この接着は、加熱された繊維マット11Aに含まれている樹脂の接着力によるものである。なお、型締め後において、バキュームチャンバ28に対する吸引を止める。
【0016】
プレス金型20の型締めに伴い、下型21および上型22の成形部25,26により、ボード基材11および表皮材12のポケット用開口14を形成すべき箇所が打ち抜かれ、開口部14Aが形成される。ただし、開口部14Aは、その周囲に折り曲げ代16を残して打ち抜かれ(図6,7)、折り曲げ代16の分だけ、開口部14Aの開口面積はポケット用開口14の開口面積よりも小さい。そして、開口部14Aの打ち抜きと同時に、成形部25,26の予備曲げ面25b,26bにより、折り曲げ代16をボード基材11の裏側へ向けて所定の角度で予備曲げ成形する(図6)。
【0017】
また、開口部14Aの打ち抜きと同時に、成形部25の板詰め面25cによって折り曲げ代16の元部が圧縮され、かつ、折り曲げ代16の板厚が、他の部分の半分程度に圧縮される。さらに、開口部14Aの打ち抜きと同時に、成形部25の各溝刃25aに成形部26の各突刃26aが進入し、折り曲げ代16に巻き込み用の切り込み17が加工される(図7)。このようにして加工されたボード製品(ドアトリム10)を、型開きしたプレス金型20から取り出す。
【0018】
図8は、プレス金型20から取り出されたボード製品における開口部14A周辺を表した斜視図である。この図面で示すように、折り曲げ代16は、ボード基材11の裏側へ向けて予備曲げ(癖付け)され、かつ、その板厚が他の部分よりも圧縮されて薄くなっている。また、折り曲げ代16には、複数の切り込み17が開口部14Aから折り曲げ代16の元部にかけて形成されている。これらの加工により、つぎに説明するように、折り曲げ代16(ボード基材11および表皮材12)をボード基材11の裏側へ巻き込む作業が容易となる。
【0019】
つぎに、ボード製品の表裏を、ボード基材11が上面になり、表皮材12が下面になるように反転し、図9および図10で示す治具ベース30の型面31にセットする。そして、図9で示す加熱機32により、折り曲げ代16の元部をボード基材11側から再加熱する。その後、図10で示すように、折り曲げ代16(ボード基材11および表皮材12)を、ボード基材11の裏側(上側)へ巻き込んで、開口部14Aの縁を仕上げ、ポケット用開口14とする。
【0020】
なお、つぎの各作業をロボットで行うことにより、ドアトリム10の成形を自動化することが可能である。
a.プレス金型20に対して繊維マット11Aおよび表皮材12をセットする作業(図3)。
b.プレス金型20から成形後のドアトリム10を取り出して治具ベース30にセットする作業(図9)。
c.折り曲げ代16をボード基材11の裏側へ巻き込む作業(図10)。
【0021】
以上の説明で明らかなように、プレス金型20の成形部25,26において、その凹凸をなす部分そのものが、本発明の「開口部成形部分」に相当する。また、溝刃25aおよび突刃26aが本発明の「切り込み加工部分」に相当し、予備曲げ面25b,26bが、本発明の「予備曲げ部分」に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボード製品としての車両用サイドドアのドアトリムを表した外観斜視図
【図2】図1のII−II線矢視方向の断面図
【図3】ボード成形型の型開き状態を表した断面図
【図4】ボード成形型の型締め状態を表した断面図
【図5】開口部を成形するための成形部を表した斜視図
【図6】型締め状態における成形部の箇所を表した断面図
【図7】型締め状態における成形部の箇所を表した断面図
【図8】ボード製品における開口部周辺を表した斜視図
【図9】ボード製品における折り曲げ代の再加熱作業を表した断面図
【図10】折り曲げ代を巻き込んで仕上げる作業を表した断面図
【符号の説明】
10 ドアトリム(ボード製品)
11 ボード基材
11A 繊維マット
12 表皮材
14A 開口部
16 折り曲げ代
20 プレス金型(成形型)
21 下型(固定型)
22 上型(可動型)
25,26 成形部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a board product such as a door trim, which is an interior part of an automobile, and more particularly to a method for molding a board product having an opening for a pocket or the like and a molding apparatus used therefor.
[0002]
[Prior art]
As for this type of molding technique, for example, the technique disclosed in Patent Document 1 is already known. In this technique, a fiber mat made of a mixed material of natural fibers such as kenaf and resin fibers and a skin material are set in a mold in a preheated state. In this case, the fiber mat is set on the molding surface of the lower mold, and the skin material is set on the molding surface of the upper mold. Prior to clamping, the cutting tool block incorporated in the upper mold is advanced to form a winding allowance in which a cut is made in the skin material at a location corresponding to the opening of the board product. Thereafter, by retracting the blade block, the winding allowance is drawn into the inner side of the mold.
[0003]
Next, by clamping the mold, the board base material is formed into a predetermined shape, and the board base material and the skin material are bonded together. In parallel with this, the blade block is advanced again, and an opening is formed in the board base material in a state in which an allowance for the skin material is secured. Thereafter, the board product is taken out from the mold, and the covering margin of the skin material is wound around the back side of the board base material so as to cover the edge of the opening.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2003-62846
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional technique, the cutter block is advanced and retracted in order to secure the allowance for the skin material prior to the mold clamping. Moreover, in order to form an opening part in a board base material, the cutter block is advanced also at the time of mold clamping. That is, a step of moving the blade block back and forth is required separately from the steps of clamping the mold and opening the mold. For these reasons, the molding process of the board product having the opening and the structure of the mold become complicated.
The present invention is intended to solve the conventional problems, and one object thereof is to simplify the process of finishing a board product in which the edge of the opening is covered with a skin.
Another object of the present invention is to simplify the structure of the mold and reduce the cost.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for achieving the above object, and is configured as follows.
According to the first aspect of the present invention, the board base material is molded and the board base material and the skin material are bonded together by setting the heated fiber mat and the skin material in a mold and clamping the mold. A board product molding method, in which a board base material and a skin material are punched out by leaving a predetermined bending margin to form an opening by clamping a molding die, and at the same time, the bending margin is removed from the board base material. Pre-bending molding is performed toward the back side of the sheet, and incision processing for winding is performed at the bending margin. Thereafter, the board product is taken out of the mold, and the folding margin is wound around the back side of the board base to finish the opening.
In this way, the opening is punched out while leaving the bending allowance in each of the board base material and the skin material, and this bending allowance is finally wound around the back side of the board base material, so that the edge of the opening is the skin. It is possible to simplify the molding process until finishing the covered board product.
[0007]
The invention according to claim 2 is a method for molding a board product according to claim 1, in which the molding surfaces of the fixed mold and the movable mold constituting the mold are paired in an uneven relationship with each other. the molding portion for forming the opening portion provided so as, when the mold clamping, the opening for the board substrate and skin materials punching, preliminary bending of the bending margin, and, for entrainment notch machining Do each.
Thereby, in addition to simplifying the molding process of the board product, the molding die basically does not require any operating means other than the movable type operating mechanism, thereby simplifying the structure and reducing the cost. be able to.
[0008]
The invention according to claim 3 is a method for forming a board product according to claim 1 or 2, wherein the bending allowance is smaller than that of the other portions during the pre-bending forming of the bending allowance. Compress to
Thereby, the operation | work for winding a bending allowance into the back side of a board base material and finishing an opening part becomes easy.
[0009]
Invention of Claim 4 is a shaping | molding die used for the shaping | molding method of the board product described in Claim 2, Comprising: One of the fixed mold | type and movable mold | type which comprises this shaping | molding mold is a heated fiber mat. A molding surface that can be set is provided, and the other is provided with a molding surface that can set a heated skin material. On these molding surfaces, there are provided molding parts that make a pair in a concave-convex relationship at locations where openings are formed in the board base material and the skin material . This forming part includes an opening forming part for punching out the opening portion by leaving the bending allowance on the board base material and the skin material by clamping the forming die, and a preliminary bending forming for making the bending allowance toward the back side of the board base material. A bending portion and a notching portion for processing a notch for winding at a bending margin are provided.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
FIG. 1 is an external perspective view showing a door trim of a vehicle side door as a board product. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. As shown in these drawings, the
[0011]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing the open state of a board mold (press mold). FIG. 4 is a cross-sectional view showing the clamping state of the mold. A press die 20 shown in these drawings is composed of a lower die 21 (fixed die) and an upper die 22 (movable die), and the
[0012]
5A and 5B are perspective views showing the
[0013]
As shown in FIG. 5 (A), the convex shaped
[0014]
Next, molding of the door trim 10 will be described.
First, in the mold open state of the
[0015]
With the negative pressure applied to the
[0016]
As the press die 20 is clamped, the
[0017]
Simultaneously with the punching of the
[0018]
FIG. 8 is a perspective view showing the periphery of the
[0019]
Next, the front and back of the board product are inverted so that the
[0020]
In addition, it is possible to automate shaping | molding of the door trim 10 by performing each next operation | work with a robot.
a. The operation of setting the
b. The operation | work which takes out the door trim 10 after shaping | molding from the press metal mold | die 20, and sets it to the jig base 30 (FIG. 9).
c. An operation of winding the bending
[0021]
As is clear from the above description, in the
[Brief description of the drawings]
1 is an external perspective view showing a door trim of a vehicle side door as a board product. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG. 1. FIG. FIG. 4 is a sectional view showing a clamping state of a board mold. FIG. 5 is a perspective view showing a molding part for molding an opening. FIG. 6 is a diagram showing a portion of the molding part in the clamping state. Cross-sectional view [Fig. 7] Cross-sectional view showing the location of the molded part in the clamped state [Fig. 8] Perspective view showing the periphery of the opening in the board product [Fig. 9] Reheating work for the bending allowance in the board product Cross-sectional view [Figure 10] Cross-sectional view showing the work involving the bending allowance [Explanation of symbols]
10 Door trim (board product)
11
21 Lower mold (fixed mold)
22 Upper mold (movable)
25, 26 Molding part
Claims (4)
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