JP4157306B2 - ディスク内情報のバックアップ方法、記憶システム、ディスクシステム、raidシステム、データバックアップ方法、バックアップシステム及びコンピュータプログラム - Google Patents

ディスク内情報のバックアップ方法、記憶システム、ディスクシステム、raidシステム、データバックアップ方法、バックアップシステム及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、記憶システムに格納される情報のバックアップに関し、より詳細には、記憶域ネットワーク(SAN)上の情報のサーバフリーバックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】
アプリケーションの複雑さの増大および途方もない情報量の使用に伴い、記憶装置を制御するサーバの従来のモデルは、バックエンド記憶機能がフロントエンドサーバアプリケーションから分離されている記憶域ネットワーク(SAN)モデルへと発展してきた。サーバおよび記憶システムは、高速光ファイバネットワーク、すなわちファイバチャネルによって共に接続され、ファイバチャネルプロトコル(FCP)を用いて通信を行う。ファイバチャネルパスは、高速ファイバチャネルスイッチによって決定される。
【0003】
SANに関する1つの大きな問題は、サーバが依然としてデータのバックアップを担っていることであった。したがって、ディスクシステムなどの記憶装置からそのデータを読出すためおよびテープまたはDLTライブラリなどのバックアップ装置にデータを書込むためには、サーバが必要であった。マルチテラバイトのデータベースを現在使用している場合、バックアップ機能は、サーバの性能を著しく低下させた。
【0004】
サーバを必要としないバックアップを行うための従来技術の1つの方法は、記憶システムバックアップの制御をファイバスイッチへアンロードすることであった(「Deliver Server−Free Back−up」白書、April 2000,Pathlight Technology,Inc.Ithaca,New York参照)。図1は、ホストまたはサーバからのコマンドを受信した後、ファイバチャネルスイッチを用いてバックアップを行うこのような従来技術のシステムを示している。図1は、ファイバチャネルスイッチ112を有するSANによって、その記憶システム、すなわちディスクシステム114に連結されるサーバ110を示している。バックアップ用に使用されるテープライブラリ116はまた、ファイバチャネルによってファイバチャネルスイッチ112に接続される。サーバ110は、ファイバチャネルスイッチ112に拡張コピー(E−コピー)コマンド118を送出する。E−コピーは、1つの論理装置から別の論理装置にデータをコピーすることを指示するLegato(登録商標)Systems,Inc.of Mountain View California(Legato(登録商標)と呼ばれる)などのSCSI基本コマンド2またはベンダ特有のコマンドである。サーバ110からE−コピーコマンドを受信したとき、ファイバチャネルスイッチ112のコピー管理プログラムは、ディスクシステム114からテープライブラリ116にデータをコピーすることによってデータ転送120を行う。コピー作成は、サーバ110を作動する必要がなく、ファイバチャネルスイッチ112の制御下で進行する。したがって、サーバ110は、他のタスクを自由に行う。
【0005】
しかし、バックアップを制御するためにファイバチャネルスイッチを用いる上記の方法にも問題がある。ファイバチャネルスイッチ112は、バックアップデータを検索するために、ディスクシステムに読出しコマンドを送信する。さらに、サーバ110はまた、ユーザアプリケーションで利用するためのデータを検索するために、ディスクシステム114に読出しコマンドを送信する。ディスクシステム114の観点から見れば、ディスクシステムは、サーバ110からの読出しとファイバチャネルスイッチ112からのバックアップ用の読出しとを識別することができない恐れがあるため、ディスクシステム114は、等しい優先順位で両方の読出しコマンドを進行する可能性がある。しかし、ディスクシステム114は、危険性の低いバックアップ読出しコマンドの前に、サーバ読出しコマンドを進行するべきである。
【0006】
さらに、SAN上の異質ディスクシステムバックアップを担うファイバチャネルスイッチ112を有することは、複雑なスイッチをもたらす。また、設置されたスイッチはすべて互換性を備えていなければならず、1つのベンダのみからであることを必要とする場合がある。ディスクシステムにおけるソフトウェアまたはハードウェアが修正またはアップグレードされるとき、ファイバチャネルスイッチ112のバックアップ機能を変更しなければならない場合がある。したがって、バックアップコントローラとしてファイバチャネルスイッチを用いることは、機器費/複雑さおよび保守の負担を増大させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、たとえば記憶システム自体にSAN上の記憶システムのバックアップをさらに分散させるような改良したバックアップ技術が必要とされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、たとえば記憶域ネットワークに接続されたディスクシステムに記憶システム上の情報のバックアップを行うための方法、システムおよびコードを提供する。ホストまたはサーバシステムは、データを格納する記憶システムにそのデータのバックアップを行うタスクをアンロードする。典型的な実施形態において、サーバは、ディスクシステム上のコピー管理プログラムにE−コピーコマンドを送信する。次に、コピー管理プログラムは、たとえば、テープまたはDLTライブラリなどの利用可能なバック装置を発見した後、バックアップ装置にE−コピーコマンドに指示された情報のバックアップを形成する。ユーザインターフェイスは、ディスクシステム上に少なくともターゲットポートおよびイニシエータポートを含む1つ以上のパスグループを指定することができるように形成される。
【0009】
本発明の一実施形態において、記憶システムから複数のバックアップシステムを含むバックアップシステムに、情報をコピーするための方法が提供される。記憶システムは、記憶域ネットワーク(SAN)を経由して複数のバックアップシステムと連結される。この方法は、サーバから情報をコピーするためのコマンドを受信する記憶システムを含む。次に、記憶システムは、利用可能なバックアップシステムを発見し、記憶システムの制御下で、情報を利用可能なバックアップシステムにコピーする。
【0010】
本発明の別の実施形態において、記憶域ネットワーク上の情報のサーバを必要としないバックアップのためのシステムが提供される。このシステムは、情報のバックアップを行うためにコマンドを送信するためのサーバシステムと、複数のバックアップシステムと、情報を含み、コマンドに応答し、情報のバックアップを行うために複数のバックアップシステムを含む利用可能なバックアップシステムを発見する記憶システムと、を含む。この記憶システムは、サーバシステムおよび複数のバックアップシステムと連結される。
【0011】
本発明のさらに別の実施形態において、サーバから拡張コピー(E−コピー)コマンドを実行するための記憶システムが提供される。記憶システムは、サーバからのデータを格納するためのディスクを含む記憶域ネットワークにわたる複数のバックアップ装置に連結されている。変数リストを含み、E−コピーコマンドを受信するためのターゲットポートがある。変数リストは、バックアップ装置ポートにバックアップ用のデータを列挙している。また、バックアップ装置にデータのバックアップを行うために、記憶域ネットワークにおいてバックアップ装置ポートに接続するためのE−コピーコマンドに応答するイニシエータポートがある。
【0012】
本発明のさらなる実施形態において、サーバシステムからE−コピーコマンドを実行するためのRAIDシステムは、データの不揮発記憶用の複数のディスク装置と、サーバからE−コピーコマンドを受信し、実行するための複数のディスク装置に連結された少なくとも1つのディスクコントローラシステムと、を含む。ディスクコントローラシステムは、第1のマイクロプロセッサに連結されたターゲットポートであって、サーバからE−コピーコマンドを受信するポートと、第2のマイクロプロセッサに連結されたイニシエータポートであって、バックアップ装置のターゲットポートに接続するためのイニシエータポートと、E−コピーコマンド情報を交換するための第1および第2のマイクロプロセッサに連結された共有メモリと、を含み、ディスクコントローラシステムは、サーバシステムからの介在を必要とすることなく、E−コピーコマンドを実行する。
【0013】
もう1つの実施形態は、ホストコンピュータから受信された拡張コピー命令に応じて、記憶システムのデータのバックアップを行う記憶システムのための方法を提供する。この方法は、メモリに格納されたビットマップ表を作成する拡張コピー命令に応答するステップと、複数の同時に実行するプロセッサによってメモリを同時にポーリングを行うステップと、複数の同時に実行するプロセッサのうちの1つのプロセッサがビットマップ表の中にある場合には、記憶域ネットワークにおけるバックアップ装置に接続するステップと、接続が成功した場合には、記憶システムのデータをバックアップ装置にバックアップを行うステップと、を含む。
【0014】
本発明のこれらおよび他の実施形態について、以下の本文および添付の図面と共に、さらに詳細に説明される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態および特許請求の範囲のために、「記憶域ネットワーク」すなわちSANは、その基本的な機能の1つが記憶を1つ以上の記憶システムから1つ以上のコンピュータシステムに供給することである任意のネットワーク(実、または仮想の)を意味する。一例は、上記の背景の節で述べたように、SANであろう。SANは、ファイバチャネル(FC)、ファイバネットワークスイッチであり、ファイバチャネルプロトコル(FCP)を用いる。他の例には、非同期転送モード(ATM)を用いた専用記憶装置を備えたローカルエリアネットワーク(LAN)、専用記憶ノードを備えたインターネットにわたる仮想私設網(VPN)、複数の記憶装置に接続されるイーサネット(登録商標)を用いたLAN、または複数の記憶装置に接続される無線ネットワークが挙げられる。ファイバチャネルSANの実施形態については、本発明の一実施形態として詳細に開示されている。
【0016】
図2は、本発明の一実施形態の簡略化したバックアップシステムアーキテクチャを示している。サーバ210は、SAN212によってディスクシステム220に連結される。ディスクシステム220は、たとえば、テープ、DLT、DVD、CD、ディスクキャッシュ、他のディスクシステムまたは他の記憶装置などのバックアップ装置232のポート240に、SAN212によって連結されている。サーバ210は、たとえば、図3および図4に示されているものと類似の形式のSCSI−FCPプロトコルを用いて、ディスクシステム220のターゲットポート222にE−コピーコマンド214を送信する。バックアップ装置ポート240がディスク226にデータのバックアップを行うために使用されることを、パラメタリストが指定する場合には、ディスクシステム220は、E−コピーコマンドを処理し、イニシエータポート224がサーバ210用に用いられることを決定する。ディスクシステム220の制御下でサーバ210に独立に、E−コピーコマンドにより指定されるディスク226上のデータは、SCSI−FCPプロトコルを用いて、イニシエータポート224を経てバックアップ装置ポート240にコピー(バックアップ230)される。バックアップ230が終了した後、サーバ210に通知する。
【0017】
図3は、本発明の一実施形態の拡張コピー(E−コピー)コマンドを示している。E−コピーコマンド404は、パラメタリスト(図4および図5)に基づいて、ソース論理装置からディスティネーション論理装置に情報をコピーするためのSCSI−FCPコマンドである。E−コピーコマンド404のフォーマットは、「ドラフトSCSI基本コマンド−2(SPC−2)」、T10/1236−D rev.19,March 2,2001(Technical Committee of Accredited Standards Committee NCITS(National Committee for Information Technology Standards)のT10の内部作業文書、T10ウェブサイトwww.t10.orgおよびAmerican National Standards Institute,New York、NY発行)によって与えられ、本願明細書には参照によって引用されている。E−コピーコマンド404は、幅16ビット、長さ16バイトである。パラメタリスト長412は、データ出力バッファにパラメタリストのバイトの長さを伝達する。実際のコピーの方向は、E−コピーコマンド404の後に続くE−コピーパラメタリストで与えられる。
【0018】
図4は、本発明の実施形態のパラメタリストの一例を示している。この例のフォーマットは、SPC−2のフォーマットである(本願明細書では、SPC−2パラメタリスト418と呼ぶ)。パラメタリストは、幅16ビットである。SPC−2パラメタリスト418の2つの固有の特徴は、長さ4バイトのインラインデータ長429であるバイト12〜15およびターゲット記述子0 432であるバイト16〜47である。ターゲット記述子0 432は、固定長(32バイト)であり、「E0」(16進法(E0h))の初期バイト430(バイト16)を有する。ターゲット記述子430は、たとえば、SCSIデバイスポートを独自に識別しているWorld Wide Name(WWN)およびSCSIデバイス中の論理装置を識別している論理装置番号(LUN)を表示する。別の実施形態において、N_ポートは、ターゲットポートを記述するために用いられてもよい。ターゲット記述子430は、データのコピー元(ソース)からデータのコピー先(ディスティネーション)までのリストである。ターゲット記述子430はまた、たとえばディスクシステムなどのブロックデバイス、テープまたはストリームデバイスなどの順次アクセスデバイス、またはたとえばストリームデバイスなどのプロセッサなど、利用対象であるデバイスのタイプを指定する。
【0019】
セグメント記述子450のそれぞれは、データのソース用のターゲット記述子ソースおよびデータのディスティネーション用のターゲット記述子ディスティネーションを指定するために、ターゲット記述子430を用いる。たとえば、ターゲット記述子0 432にディスク装置226上のデータブロックを指しているLUN「A」を有するターゲットポート222用のWWNを与え、ターゲット記述子「N」434をバックアップ装置ポート240およびバックアップ装置上のディスクブロックと関連するLUN「B」と関連付ける。この例では、セグメント記述子0 452は、ソース上の情報、すなわちターゲット記述子0 432およびバックアップの指定、すなわちターゲット記述子N 434を含むものとする。次に、ディスクシステムに応じて、ディスク226上のLUN Aからバックアップ装置232上のポート240を経てLUN Bにデータをコピーするために使用されるべきイニシエータポートの決定が、手動または自動によって行われる。一実施形態において、ポートグループは、たとえばこの場合には、グループがターゲットポート222およびイニシエータポート224を含むように手動で設定される。別の実施形態において、イニシエータポートがバックアップ装置ポート240への接続が発見され、LUNAのバックアップが行われるまで、ディスクシステムは、すべてのイニシエータポート(図2の場合には他のイニシエータポートは図示されていない)を連続して検出することができる。
【0020】
図5は、本発明の実施形態のパラメタリストの別の例を示している。不都合なことに、E−コピーコマンド404と異なり、多くのベンダ特有のパラメタリストフォーマットがある。この例のベンダ特有のフォーマット460は、Legato社(登録商標)のものである。Legato(登録商標)のパラメタリストをSPC−2パラメタリスト418と比較すると、リストID420,および462、STR/NRCR/優先順位422,および466、ターゲット記述子リスト長424,および464、ならびにセグメント記述子リスト長428,および468は、同一または同様のフォーマットである。12番目のバイト469が異なる。SPC−2のパラメタリスト418において、12番目のバイトはインラインデータ長429であるのに対し、Legato(登録商標)のパラメタリスト460において、インラインデータサイズ(またはインラインデータ)は存在しないが、12番目のバイトは、ターゲット記述子0の最初のバイト469、たとえば「E0h」である(SPC−2と対比すると、最初のバイト「E0h」は図4の16番目のバイト430で始まる)。インラインデータ長429は長さ4バイトであるため、「00h」に予め設定されることは、図4で認められるインラインデータ455の最大量に及ぼす影響はわずかに過ぎない。したがって、バイト12がSPC−2およびLegato(登録商標)フォーマットのいずれにおいて検出されたとして、SPC−2の場合は「00h」であり、Legato社(登録商標)の場合は「E0h」であり、システムは両者の間でパラメタリストフォーマットを識別することができる。このため、この実施形態は、Legato(登録商標)およびSPC−2フォーマットのいずれにも用いられることができる。
【0021】
図6は、本発明の一実施形態のE−コピーコマンド用の簡略化したコピー制御/データシーケンスを示している。サーバ210は、そのイニシエータポート510によってファイバチャネルプロトコル(FCP)コマンドまたはE−コピーコマンド520(たとえば、図3)をディスクシステム220のターゲットポート222に送信する。次に、ディスクシステム220は、FCP変換(XFER)が開始可能であること(RDY)528の確認応答を、サーバ210に通知する。サーバ210は、そのイニシエータポート510によってE−コピーパラメタリスト530(図4または図5)をディスクシステム220上のターゲットポート222に送信する。たとえば、ターゲット記述子0のパラメタリスト542は、ターゲットポート222用のWWNおよびディスク540にあるデータのブロック用のLUNを備えていてもよい。ターゲット記述子Nは、バックアップ装置232上のターゲットポート240用のWWNを備えていてもよい。たとえば、セグメント記述子0は、ターゲット記述子0をターゲット記述子Nにコピーすることを表していてもよい。したがって、ディスクシステム220は、たとえば、バックアップ装置ターゲットポートのWWNおよび関連LUNを用いて、バックアップ装置のソースおよびディスティネーションのターゲットポートを決定するために、パラメタリスト542のセグメント記述子450を用いる。次いで、ディスクシステム220は、イニシエータポート224を選択し、ターゲットポート240がバックアップ装置232で利用可能であるかどうかの検出を行う。バックアップ装置232上のターゲットポート240が利用可能である場合には、バックアップ装置232は、そのターゲットポート情報524をディスクシステム220のイニシエータポート224に返す。次に、ディスクシステム220は、ターゲットポート240を通じてバックアップ装置232にログインする(526)。ディスクシステム220は、そのイニシエータポート224によって、FCP書込みコマンド(FCP CMND(WRITE))532をバックアップ装置232のターゲットポート240に送信する。続いて、バックアップ装置232は、データの変換を受信可能であることを示すFCP XFER RDY534によって応答を返す。次に、ディスクシステム220は、ディスク540中のパラメタリスト542によって指定されるデータの部分を取出し、FCPデータ536をバックアップ装置232に送信する。バックアップ装置232は、データ536の部分の受信時に、データの受信成功の確認応答を返すFCP応答(RSP)538を送信する。次いで、ディスクシステム220は、ディスク540からターゲットポート240へのデータの別の部分の書込み可能であることを示す別のFCPコマンド(WRITE)550をバックアップ装置232に送信する。データ転送可能である場合には、バックアップ装置232は、FCP XFER RDY552を返す。続いて、ディスクシステム220は、パラメタリスト542で指定されたデータの別の部分をディスクシステム540からそのイニシエータポート224を経てバックアップ装置232のターゲットポート240にFCPデータ554として送信する。バックアップ装置232は、データの次の部分が正確に受信されたことを示すFCP RSP556を返す。パラメタリスト542で指定されたデータのすべてのバックアップが行われるまで、このプロセスが反復される。最後の転送時に、ディスクシステム220は、E−コピーコマンドが終了したことを示すFCP RSP558をサーバ210に送信する。
【0022】
図7は、本発明の別の実施形態の簡略化したシステムアーキテクチャを示している。図7は、SAN212によってディスクシステム601のターゲットポート620に接続されたサーバ210を示している。ディスクシステム601は、SAN212によって複数のバックアップ装置ポート、たとえば、バックアップ装置ポート610,612,614,および616に接続されるディスクコントローラシステム605a,および605bを含む。各バックアップ装置ポートは、たとえば、それに関連する独特のWWNを有するため、バックアップ装置以外のバックアップポートは、ディスクシステムコントローラ上のポートが接続しようとしていることを表す。2つのディスクコントローラシステム、すなわちディスクコントローラシステム605aおよび冗長ディスクコントローラシステム605bがある。ディスクコントローラシステム605a,および605bは両方とも、たとえば、660,662,および664を含む複数のディスクに接続される。さらに、ディスクコントローラ605A上のすべてのポートは、ディスクコントローラ605Bに複製ポートを有する。ディスクコントローラシステム605A,605Bおよび複数のディスクは、ディスクシステム220またはディスクシステム114またはディスクシステム710またはRedundant Array of Independent Disks(RAID)システムなどのディスクシステムの一例を示している。
【0023】
説明を簡単にするため、たとえば、660,662,および664を含む複数のディスクに接続されたディスクコントローラシステム605Aのみについてさらに説明するものとする。図示のため、以下のディスクコントローラシステム605Aのバックアップ装置の組合せが与えられる。イニシエータポート622は、バックアップ装置ポートに接続されていない。イニシエータポート624は、バックアップ装置のターゲットポート610に接続される。イニシエータポート626は、バックアップ装置のターゲットポート612に接続される。イニシエータポート628も、バックアップ装置のターゲットポート610に接続される。これらの接続はすべて、SAN212によってさまざまなパスによって形成されている。したがって、別の例では、さまざまな他の接続が可能である。たとえば、ポート622は、バックアップ装置ポート616に接続されてもよく、またはポート621は、バックアップ装置ポート614に接続されてもよいなどである。ターゲットポート620はマイクロプロセッサ(μP)640A,および640Bに接続される。イニシエータポート622,および624は、マイクロプロセッサ642A,および642Bに接続される。イニシエータポート626,および628は、2つのマイクロプロセッサ644A、および644Bに並列に接続される。したがって、この実施形態において、1組のポートが1組のマイクロプロセッサに接続される。一実施形態において、さらに具体的に言えば(図7には示されていない)、1組のマイクロプロセッサはファイバチャネルプロセッサに接続され、ファイバチャネルプロセッサは1組のポートに接続される。マイクロプロセッサ640A,640B,642A,642B,644A,および644Bは、共有メモリ(SM)650、キャッシュメモリ652、ならびにたとえばディスク660,ディスク662、およびディスク664などの(論理ディスク装置を含む)複数のディスク記憶装置に接続される。共有メモリ(SM)650は、不可欠な部分であると考えられ、一度にアクセスすることができるのは唯一のマイクロプロセッサだけである。たとえば、1つのマイクロプロセッサがSM650の制御を把握し、マイクロプロセッサがSMを解放するまでSMへの占有アクセス権を有する。マイクロプロセッサ640A,640B,642A,642B,644A,および644Bは同時に実行し、それぞれ独立にある特定のビットマップ情報を探すためにSM650にポーリングする。
【0024】
図8は、本発明の一実施形態のディスクシステム用のターゲットポートおよびイニシエータポートのグループの一例を示している。図8において、たとえば、サーバA712、サーバB714、サーバC740、およびサーバD742などの複数のサーバがある。複数のサーバはディスクシステム710に接続され、ディスクシステム710はまた、たとえば、バックアップ装置A736、バックアップ装置B738、バックアップ装置C758、およびバックアップ装置D760などの複数のバックアップ装置ポートに1つ以上のSANによって接続される。図示のため、個別のバックアップポートは示されていないが、接続はデバイス以外のバックアップポートへの接続であることは理解されるべきである。また、SAN716,744,734,756はすべて、1つの大きなSANであってもよく、または1つ以上のSANの組合せであってもよい。図8ディスクシステム710の目的は、複数のサーバからE−コピーコマンドを受信し、利用可能なバックアップ装置にそれらのサーバに関連する適合したディスク情報のバックアップを作成することである。たとえば、ターゲットポートA720、ターゲットポートB722、イニシエータポートE732からなるグループ1730、たとえば、ターゲットポートD746、イニシエータポートG752、イニシエータポートH754からなるグループ2 750などのポートのグループまたはポートグループの目的は、バックアップ装置ポートの位置決めの効率およびセキュリティを改善するために、ターゲットポートおよびイニシエータポートの割当て時にシステムの利用者知識を用いることである。別の実施形態において、ターゲットポートからのバックアップが必要とされる場合には、ディスクシステム710は、適切なバックアップ装置ポートを検出するためにすべてのイニシエータポートを探索し得る。図8の例において、サーバA712は、SAN716によってターゲットポートA720に接続され、サーバB714は、SAN716ターゲットポートB722に接続される(または別の例では、接続は切替えであってもよい)。ディスクシステム710のイニシエータポート732は、SAN734によって、たとえばターゲットバックアップ装置ポートとして装置A736上のポートに設置する。グループ2750の例において、サーバC740またはサーバD742のいずれかが、SAN744によってターゲットポートD746に接続される。次に、イニシエータポートG752またはイニシエータポートH754が、バックアップのために用いられてもよい。イニシエータポートG752は、SAN756によって装置D760に接続されてもよく、イニシエータポートH754は装置C758上のポートに接続されてもよく、また装置D760上の上記のターゲットポートに接続されてもよい。サーバおよびバックアップ装置の数および構成、ディスクシステム710におけるターゲットポート、イニシエータポート、グループの数および組合せは、例示のために過ぎず、本発明の範囲を限定するものと捉えるべきではない。
【0025】
ポートグループは、後述される図12および図13と類似の表示画面の利用または図8に示されるようなグラフィカルマップのいずれかによって、手動で選択される。ディスクシステム710は、利用者管理コンソールに接続されてもよい。ディスクシステム710は、たとえば、SNMPまたはCMPを用いて、ネットワークマネージャによって用いられるような自動発見ソフトウェア(たとえば、Hewlett−Packard Company of Palo Alto California製のHP Openview)を備えていてもよい。接続グラフは、ディスクシステムポートがどのサーバおよびどのバックアップ装置に接続されているかを示すことができる。マウスまたはキーボードのいずれかを用いて、グループの選択、変更、画面表示を行うことができる。グループが使用中である場合には、強調表示も行うことができる。さらに、接続グラフは、パラメタリストを設定するために用いられてもよい。
【0026】
図9は、本発明の実施形態のためのバックアッププロシージャの簡略化した一例を示している。サーバ808は、E−コピーコマンド810をディスクシステム805のポートA(ターゲットポート)812に送信する。E−コピーコマンドは、マイクロプロセッサ814上でターゲットジョブ816の実行を開始する。次に、E−コピーコマンドのパラメタリストを用いて、ターゲットジョブ816は、共有メモリ(SM)820にマイクロプロセッサがE−コピーコマンド、すなわちディスク(図示せず)上の論理装置に格納されるサーバ808のデータのテープデバイスポート880へのバックアップを実行するために用いてもよいであろうことを示すビットマップ表818を配置する。例示のため、マイクロプロセッサ830,および832の両方がビットマップ表818に含まれると仮定する。イニシエータポートB840を有するマイクロプロセッサ830およびイニシエータポートC842を有するマイクロプロセッサ832は、マイクロプロセッサ814と共に同時に実行する。E−コピージョブを開始することができるかどうかを決定するために、両方のマイクロプロセッサ840,および842のカーネルは、SM820に同時にポーリングする(836,および838)。この例において、マイクロプロセッサ830を初めにビットマップ818にアクセスさせ、SM820の独占制御を専有し、E−コピージョブを開始してもよいかどうかを決定すると仮定する。次に、マイクロプロセッサ830は、ポートB840によって、テープデバイスポート880の探索を行う(850)。探索850のこの例では、マイクロプロセッサ830は、(イニシエータポートB840を介して)テープデバイスポート880に接続することはできない。非接続の理由には、テープデバイスポート880が利用可能でない、または利用可能なSAN接続が存在しない、またはテープポート880が使用中であるなどの可能性がある。次いで、マイクロプロセッサ830がSM820の制御を解放する。続いて、マイクロプロセッサ832がSM820の独占制御を獲得し、ビットマップ表818調査することによって、E−コピージョブ838を開始してもよいかどうかを決定すると仮定する。マイクロプロセッサ832は、イニシエータポートC842によってテープデバイスポート880を探索し、それが利用可能であることを認識する。次に、マイクロプロセッサ832は、ディスクシステム805中の論理装置からイニシエータポートC842を経てテープデバイスポート880にデータ転送852を行う。バックアップの終了時に、マイクロプロセッサ832は、マイクロプロセッサ814上ターゲットジョブ816に、バックアップに成功して終了したことを通知し、マイクロプロセッサ814は、ターゲットポートA812によって、バックアップが終了したことをサーバ808に通知する。マイクロプロセッサ832がまた、テープデバイスポート880に接続することができない場合には、エラーメッセージが、マイクロプロセッサ814を介してサーバ808に送信される。
【0027】
図10は、本発明の実施形態のE−コピーコマンドのターゲットポートプロセス側のフローチャートを示している。図7のシステムが、例示のために用いられる。ステップ910では、サーバ210が、論理装置、たとえばディスク660上の論理ボリュームのためのターゲットポート620にE−コピーコマンドを送信する。ステップ912では、マイクロプロセッサ640A上のターゲットジョブが、ディスクコントローラシステム605Aのターゲットポート620を通してE−コピーコマンドを受信する。説明の簡単のため、冗長ディスクコントローラシステム605Bについては説明しないことに留意されたい。ステップ914では、ターゲットジョブが、E−コピーコマンドのパラメタリスト、たとえば、図4または図5を共有メモリに入れる。次に、ターゲットジョブは、共有メモリからたとえば、図8に示されるようなポートグループの設定を行う(ステップ916)。ステップ918では、ターゲットジョブは、ポートグループ設定情報からビットマップ表を作成する。ビットマップ表は、E−コピージョブを開始することができるマイクロプロセッサを示している。ステップ920では、ターゲットジョブは、ビットマップ表を共有メモリに入れる。ステップ922では、たとえば、マイクロプロセッサ640上に位置するターゲットジョブが、イニシエータポート側(図10)からの応答を待つ。同時に、ステップ930(1へ続く)では、ターゲットジョブがビットマップ表を共有メモリに入れるかどうかを検出するために(図11のステップ1010)、イニシエータ側のマイクロプロセッサのすべてのカーネルは、共有メモリにポーリングされている。イニシエータポート側がバックアップ処理を終了した場合には、ステップ942で、ターゲットジョブが、(2または3から続く)イニシエータポート側からの応答を受信する。ステップ944では、ターゲットジョブが、ディスクシステム601によって処理されているE−コピーコマンドの結果をサーバ210に送信する。
【0028】
図11は、本発明の実施形態のディスクシステムのイニシエータポート側における処理のためのフローチャートを示している。図10のステップ930(続き1)から、ステップ1010では、ターゲットジョブが、ビットマップ表を共有メモリ(SM)、たとえば650に入れたかどうかを検出するために、イニシエータポートマイクロプロセッサは同時に、共有メモリとポーリングを行う。ステップ1012では、SMとポーリングを行う1つのマイクロプロセッサが、ターゲットジョブによってSMに入れられたビットマップ表があることを確認し、マイクロプロセッサがSMの独占制御を獲得し、ビットマップ表を検出する。ステップ1014では、カーネルは、そのマイクロプロセッサ上でE−コピージョブを開始することができるかどうかをテストする。たとえば、マイクロプロセッサがビットマップ表に存在しないなどカーネルがE−コピージョブを開始することができない場合には、カーネルはステップ1016で再びビットマップ表を検出する。ステップ1018では、E−コピージョブを開始することができる可能性がある別のマイクロプロセッサが存在する場合、すなわちビットマップ表に検出済みでない別のマイクロプロセッサが存在する場合には、ステップ1020で、現在のカーネルは、共有メモリを解放し、ステップ1012で別のポーリングカーネルが共有メモリの独占制御を獲得し、プロセスを反復する。ステップ1030では、カーネルがそのマイクロプロセッサ上にE−コピージョブを開始することができる場合には、E−コピージョブを開始する。ステップ1032では、E−コピージョブが、共有メモリからE−コピーコマンド用のパラメタリスト、たとえば、図4の表418を得る。ステップ1034では、E−コピージョブは、マイクロプロセッサに割当てられた各イニシエータポート用のパラメタリストで与えられたバックアップ装置ターゲットポートを探索する。たとえば、マイクロプロセッサ642Aは、ポート622およびポート624の両方に接続される。したがって、μP642Aは、たとえば、第一にイニシエータポート622上のバックアップ装置ポート610などのバックアップ装置ポートを探索する。次に、利用可能であるバックアップポートが見つからない場合には、次にμP642Aは、パラメタリストで与えられたイニシエータポート624上のバックアップ装置ポートを探索する。ステップ1036では、カーネルは、E−コピージョブがE−コピー用に利用可能なバックアップ装置ポートを発見したかどうかをテストする。バックアップ装置ポートが発見されなかった場合、または利用可能でなかった場合には、ステップ1038で、マイクロプロセッサは、ビットマップ表に利用可能でないことを表記し、ステップ1018で、E−コピージョブを開始するための別のマイクロプロセッサがあるかどうかを確認するために、カーネルは再びビットマップ表を点検する。該当するものがない場合には、940(3へ続く)で、プロセスは、図10のステップ942に戻る。イニシエータポートがE−コピージョブ用のバックアップ装置ポートを発見することができる場合には、ステップ1040で、E−コピージョブは、論理装置からバックアップ装置へデータ転送を開始する。データ転送が終了すると、E−コピージョブが終了する(ステップ1042)。ビットマップ表はSMから削除される。ステップ1044で、カーネルは、E−コピージョブ処理の結果をターゲットジョブに送信し、図10の940(続き2)へと続く。また、カーネルはステップ1010へと進み、別のターゲットジョブによって共有メモリに配置されるべき次のビットマップ表を待つ。
【0029】
例示のためにのみ、図7、図8、図10および図11がいかに動作するかを以下に説明する。第一に、利用者は、図8と類似のグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を用いてパスグループを作成する(または利用者は、ポートグループを作成するために図13を利用することができる)。ポートグループは、SM650に格納されている。ポートグループが図7のターゲットポート620、イニシエータポート622,624,628を有すると仮定する。ディスク664の論理装置Aの情報を、たとえばバックアップ装置ポート610などのテープライブラリにバックアップするために、サーバ210にE−コピーコマンドをディスクコントローラシステム605Aに送信させる(図10のステップ910)。このソース/ディスティネーション情報は、E−コピーパラメタリストに含まれる。マイクロプロセッサ(μP)640Aは、ターゲットポート620によってE−コピーコマンドを得る。μP640Aは、SM650からパスグループ情報を検索し、たとえば以下の表1(この例ではビットマップ表)を作成する:
【0030】
Figure 0004157306
【0031】
次に、この表1は、SM650に格納される(ステップ920)。ステップ1010では、表1がSM650に入れられた後、表1を検出している間、μP640Bが、SMの独占制御を獲得する最初のμPであると仮定する(ステップ1012)。μP640BがSMの制御を解放するまで、他のμPはすべて、SMから締め出される。μP640Bは表1を検出し、それがビットマップ表にない場合には、E−コピージョブを開始することができないため、ステップ1014,1016が行われる。項目1〜3に関して、表1の可用性の列に「Y」によって示されたμPが残っている場合には、μP640BのカーネルはSMを解放する(ステップ1020)。
【0032】
μP642Aを、SMの制御を獲得する次のプロセッサであるとする。各マイクロプロセッサがアクセスのためのSMと同時にポーリングするとき、アクセスに関するSMのテストの順番は、固定したシーケンスを必要とせず、ランダムまたは擬似ランダム方式で決定することが多い。μP642AはSMの独占制御を獲得し、E−コピージョブを開始することができる。次に、E−コピージョブが開始され(ステップ1030)、図4などのパラメタリストがμP642AによってSMから検索される。セグメント記述子0がソースを有することを仮定すると、ディスク664の論理装置Aがディスティネーションテープライブラリポート610にコピーされる。μP642Aにポート622を用いることを選択させると、(この例示では)ポート622がバックアップテープデバイスポート610を探索することになる(ステップ1034)。イニシエータポート622がバックアップ装置に接続されていない場合には、探索は失敗し、次にイニシエータポート624が選択される。ポート624がバックアップ装置ポート610に接続することができないことは、たとえば、テープデバイスポート610が使用中であることを示唆している。ステップ1036の結果、E−コピーがE−コピーコマンド用のバックアップ装置ポート610を発見することができない場合には、ステップ1038で、μP642Aには表に利用可能でない印(「N」)が付けられる。たとえば、項目1および項目2の可用性ビットが変更される。表2にその結果を示す。
【0033】
Figure 0004157306
【0034】
ステップ1018で、検出されるμP644Aが依然として存在し、μP642Aがカーネルを解放する(ステップ1020)。μP644AがSMの制御を獲得し、E−コピージョブを開始することができると仮定する。次に、ステップ1034で、ポート628によって、μP644Aがバックアップ装置ポート610に接続することができると仮定する。ステップ1040で、μP644Aは、ディクス662のデータをバックアップ装置ポート610にバックアップする。バックアッププロセスが終了すると、イニシエータμP644AはターゲットμP640Aに、バックアップが終了したことを通知する(ステップ1044)。ビットマップ表2は、SMから削除される。続いて、ターゲットμP640Aは、ジョブの終了をサーバ210に通知する(ステップ944)。
【0035】
図12は、本発明の実施形態のディスクシステムで指示されたターゲット/イニシエータポートの変更のためのGUIを示している。表示画面1110は、たとえばCH A(CL1)ターゲット1114、CH B(CL1)ターゲット1116、CH A(CL2)ターゲット1120、およびCH C(CL2)イニシエータ1122など関連ターゲットポートまたはイニシエータポートの表示1112を備えたポートのリストを示している。CL1,およびCL2なる語はそれぞれ、冗長ディスクコントローラシステム605A,および605Bを指す。ディスクコントローラシステムは冗長ポートを有するため、CL1,およびCL2なる語は、ディスクコントローラシステムポートを識別するために用いられる。ポートは画面1112に指定され、イニシエータボタン1130をクリックすることによってイニシエータポートに変更されるか、またはターゲットボタン1132をクリックすることによってターゲットポートに変更される。たとえば、CH A(CL2)ターゲットポート1120は、領域1112のCH A(CL2)ターゲット1120を強調表示し、イニシエータボタン1130をクリックすることによって、CH A(CL2)イニシエータポートに変更されることができる。図8と類似の画像を有するディスプレイまたは関連ポートを備えたディスクデバイス710の画像のみを示すディスプレイで、ポート表示の結果を表示してもよい。
【0036】
図13は、本発明の実施形態のポートグループ画面を示している。図13は、ポートグループフィールド1212に示されるようなポートグループ02のターゲットポートおよびイニシエータポートを表示しているポートグループ画面1210を示している。ターゲットサブスクリーン1220は、たとえば、CH A(CL1)1222、 CH B(CL1)1224などのポートグループ02のターゲットポートを列挙している。フィールド1214は、ターゲットポートを追加する(1216)。イニシエータサブスクリーン1240は、たとえば、CH A(CL2)1242およびCH C(CL2)1244などのポートグループ02のイニシエータポートを列挙する。フィールド1230は、イニシエータポートを追加する(1232)。ポートを強調表示し、削除ボタン1250をクリックすることによって、ポートは、ターゲットサブスクリーン1220またはイニシエータサブスクリーン1240のいずれかから削除されてもよい。ポートグループ化は、たとえば、グループ1 730またはグループ2 750と類似のディスクシステム710によって示される画像に表示されてもよい。
【0037】
別の実施形態において、記憶システムから複数のバックアップシステムからなるバックアップシステムへ情報をコピーするためのコンピュータ読出し可能な媒体に格納されるコンピュータプログラムプロダクトが実現される。記憶システムは、SANによって複数のバックアップシステムと連結される。コンピュータプログラムプロダクトは、コピーのためのコマンドが上記のサーバによって送信される場合には情報をコピーするためのコマンドを受信する記憶システム用のコードと、利用可能なバックアップシステムを発見する記憶システム用のコードと、(サーバまたはネットワークデバイス以外の)記憶システムの制御下で、利用可能なバックアップシステムに情報を転送するためのコードと、を含む。
【0038】
上記の機能については、特定のハードウェアおよびソフトウェアによって一般的に述べたが、本発明はさらに広範な応用可能性を有することを理解されたい。たとえば、ソフトウェアの機能はさらに組合せることも、分割することも可能である。同様に、ハードウェアの機能もさらに組合せることも、分割することも可能である。ソフトウェアの機能は、ハードウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組合せに関して、実現されることができる。同様に、ハードウェアの機能は、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組合せで実現されることができる。アプリケーションに応じて、多数の異なる組合せを行うことができる。
【0039】
上記の教示に照らして、本発明のさまざまな修正および変形は可能である。したがって、添付の特許請求の範囲内で、本発明は特定的に述べた場合以外にも実現されることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホストまたはサーバからのコマンドを受信した後、ファイバチャネルスイッチを用いてバックアップを行う従来技術のシステムを示している。
【図2】 本発明の一実施形態の簡略化したバックアップシステムアーキテクチャを示している。
【図3】 本発明の一実施形態の拡張コピー(E−コピー)コマンドを示している。
【図4】 本発明の実施形態のパラメタリストの一例を示している。
【図5】 本発明の実施形態のパラメタリストの別の例を示している。
【図6】 本発明の一実施形態のE−コピーコマンド用の簡略化したコピー制御/データシーケンスを示している。
【図7】 本発明の別の実施形態の簡略化したシステムアーキテクチャを示している。
【図8】 本発明の一実施形態のディスクシステム用のターゲットポートおよびイニシエータポートのグループの一例を示している。
【図9】 本発明の実施形態のためのバックアッププロシージャの簡略化した一例を示している。
【図10】 本発明の実施形態のE−コピーコマンドのターゲットポートプロセス側のフローチャートを示している。
【図11】 本発明の実施形態のディスクシステムのイニシエータポート側における処理のためのフローチャートを示している。
【図12】 本発明の実施形態のディスクシステムで指示されたターゲット/イニシエータポートの変更するのためのGUIを示している。
【図13】 本発明の実施形態のポートグループ画面を示している。
【符号の説明】
110…サーバ、112…ファイバチャネルスイッチ、114…ディスクシステム、
116…テープライブラリ、120…データ転送、210…サーバ、
212…SAN、214…E−コピーコマンド、220…ディスクシステム、
222…ターゲットポート、224…イニシエータポート、226…ディスク、
230…バックアップ、232…バックアップ装置、
240…ターゲットポート、404…E−コピーコマンド、
418…SPC−2パラメタリスト、421…バイト、420…リストID、
422…STR/NRCR/優先順位、424…ターゲット記述子リスト長、
428…セグメント記述子リスト長、429…インラインデータ長、
430…ターゲット記述子、432…ターゲット記述子0、
434…ターゲット記述子n、450…セグメント記述子、
452…セグメント記述子0、454…セグメント記述子m、
455…インラインデータ、460…ベンダ特有のフォーマット、
510…イニシエータポート、520…FCPコマンド(E−コピーコマンド)、
522…ターゲットポートの検出、524…ターゲットポート情報、
526…ログイン、528…FCP変換開始可能(FCP XFER RDY)、
530…E−コピーパラメタリスト、532…FCP書込みコマンド(WRITE)、
534…FCP変換開始可能(FCP XFER RDY)、
538…FCP応答(RSP)、540…ディスク、
542…ターゲット記述子0のパラメタリスト、
552…FCP変換開始可能(FCP XFER RDY)、
554…FCPデータ、556…FCP応答(RSP)、
558…FCP応答(RSP)、601…ディスクシステム、
605a…ディスクコントローラシステム、
605b…ディスクコントローラシステム、
610…バックアップ装置ターゲットポート、
612…バックアップ装置ターゲットポート、614…バックアップ装置ポート、
616…バックアップ装置ポート、620…ターゲットポート、
622…イニシエータポート、624…イニシエータポート、
626…イニシエータポート、628…イニシエータポート、
640A…マイクロプロセッサ、640B…マイクロプロセッサ、
642A…マイクロプロセッサ、642B…マイクロプロセッサ、
644A…マイクロプロセッサ、644B…マイクロプロセッサ、
650…共有メモリ、652…キャッシュメモリ、660…ディスク、
662…ディスク、664…ディスク、710…ディスクシステム、
712…サーバA、714…サーバB、716…SAN、
720…ターゲットポートA、722…ターゲットポートB、
730…ポートグループ1、732…イニシエータポートE、
734…SAN、736…バックアップ装置A、738…バックアップ装置B、
740…サーバC、742…サーバD、744…SAN、
746…ターゲットポートD、750…ポートグループ2、
752…イニシエータポートG、754…イニシエータポートH、
756…SAN、758…バックアップ装置C、760…バックアップ装置D、
805…ディスクシステム、808…サーバ、810…E−コピーコマンド、
812…ポートA(ターゲットポート)、814…マイクロプロセッサ、
816…ターゲットジョブ、818…ビットマップ表、820…共有メモリ、
830…マイクロプロセッサ、832…マイクロプロセッサ、
836…カーネルのポーリング、838…カーネルのポーリング、
840…イニシエータポートB、842…イニシエータポートC、
850…ターゲット装置検出、852…データ転送、
880…テープデバイスポート、
910…サーバが、ディスクシステムの論理装置にE−コピーコマンドを送信するステップ、
912…マイクロプロセッサ上のターゲットジョブが、ディスクシステムのターゲットポートによってE−コピーコマンドを受信するステップ、
914…ターゲットジョブが、E−コピーコマンドのパラメタリストを共有メモリ(SM)に入れるステップ、
916…ターゲットジョブが、共有メモリからポートグループの設定を行うステップ、
918…ターゲットジョブが、ポートグループ設定情報からビットマップ表を作成するステップ、
920…ターゲットジョブが、ビットマップ表をSMに入れるステップ、
922…ターゲットジョブが、イニシエータポート側からの応答のための検出を続けるステップ、
930…1へ続くステップ、 940…2または3から続くステップ、
942…ターゲットジョブが、イニシエータポート側からの応答を受信するステップ、
944…ターゲットジョブが、E−コピーコマンド処理の結果をサーバに送信するステップ、
1010…ターゲットジョブが、ビットマップ表をSMに入れたかどうかを検出するために、すべてのマイクロプロセッサ上のカーネルが、共有メモリとポーリングを行うステップ、
1012…1つのカーネルが、SMの独占制御を獲得し、ビットマップ表を検出するステップ、
1014…カーネルが、マイクロプロセッサ上でE−コピージョブを開始することができるかどうかを検出するステップ、
1016…カーネルが、ビットマップ表を検出するステップ、
1018…E−コピージョブを開始するための別のマイクロプロセッサが存在するかどうかを検出するステップ、
1020…カーネルがSMを解放するステップ、
1030…E−コピージョブが、マイクロプロセッサ上で開始されるステップ、
1032…E−コピージョブが、SMからE−コピー用のパラメタリストを得るステップ、
1034…E−コピージョブが、マイクロプロセッサに割当てられた各イニシエータポートによってバックアップ装置を探索するステップ、
1036…E−コピージョブが、E−コピー用のバックアップ装置を発見したかどうかを検出するステップ、
1038…マイクロプロセッサが、ビットマップ表に利用可能でないことを表記するステップ、
1040…E−コピージョブが、論理装置からバックアップ装置にデータ転送を開始するステップ、
1042…データ転送が終了し、E−コピージョブが終了するステップ、
1044…カーネルが、E−コピージョブ処理の結果をターゲットジョブに送信するステップ、
1110…表示画面、
1112…関連ターゲットポートまたはイニシエータポートの表示、
1114…CH A(CL1)ターゲット、
1116…CH B(CL1)ターゲット、
1120…CH A(CL2)ターゲット、1112…画面、
1122…CH C(CL2)イニシエータ、1130…イニシエータボタン、
1132…ターゲットボタン、1134…閉じるボタン、
1210…ポートグループ画面、1212…ポートグループフィールド、
1214…ポートフィールド、1216…追加ボタン、
1220…ターゲットサブスクリーン、1222…CH A(CL1)、
1224…CH B(CL1)、1230…フィールド、
1232…追加ボタン、1240…イニシエータサブスクリーン、
1242…CH A(CL2)、1244…CH C(CL2)、
1250…削除ボタン、1252…OKボタン、1254…キャンセルボタン。

Claims (31)

  1. ディスクシステム内のディスクからSANを介して接続された複数のバックアップ装置のうちの1つのバックアップ装置に前記ディスク内の情報をコピーするためのディスク内情報のバックアップ方法であって、
    前記ディスクシステムが、前記ディスク内の情報をコピーするためのコピーコマンドを受信するステップと、
    前記ディスクシステムが、前記複数のバックアップ装置のうちから利用可能なものを検出するステップと、
    前記ディスクシステムが、前記利用可能なバックアップ装置から利用するバックアップ装置及びイニシエータポートを決定するステップと、
    前記ディスクシステムの制御下で、前記ディスク内の情報を前記ディスクシステム内のディスクから前記バックアップ装置に前記イニシエータポートを介して送信するステップと、を含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  2. 請求項1に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記コピーコマンドの送信元によってバックアップ対象となる前記バックアップ装置が指定され、前記ディスクシステムが前記指定されたバックアップ装置が利用可能であるかを検出するステップを有することを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  3. 請求項1または2に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記コピーコマンドが、E−コピーコマンドであることを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  4. 請求項1に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記ディスクシステムのポートがターゲットポートとして、前記コピーコマンドを受信することを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  5. 請求項1に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記利用可能なバックアップ装置を決定するステップで、前記ディスクシステムが前記複数のバックアップ装置のうちの前記利用可能なバックアップ装置のポートを発見するステップを含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  6. 請求項1に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記利用可能なバックアップ装置を決定するステップが、前記ディスクシステムの複数のポートのうちの第1のポートが利用可能なバックアップ装置のポートを探索するステップを含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  7. 請求項6に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記利用可能なバックアップ装置を決定するステップで、前記第1のポートが前記利用可能なバックアップ装置のポートを突きとめることができない場合に、前記ディスクシステムの前記複数のポートのうちの第2のポートが前記利用可能なバックアップ装置のポートを探索するステップをさらに含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  8. ディスクシステム内のディスクからSANを介して接続された複数のバックアップ装置のうちの1つのバックアップ装置に前記ディスク内のディスク内情報をコピーするためのディスク内情報のバックアップ方法であって、
    前記ディスクシステムが、前記ディスク内情報をコピーするためのコピーコマンドを受信するステップと、
    前記ディスクシステムが、前記複数のバックアップ装置のうち予め設定された1又は2以上のバックアップ装置から利用可能なバックアップ装置を検出するステップと、
    前記ディスクシステムが、前記利用可能なバックアップ装置から利用するバックアップ装置及びイニシエータポートを決定するステップと、を含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記複数のバックアップ装置が、テープドライブであることを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  10. 請求項1に記載のディスク内情報のバックアップ方法において、前記ディスクシステムが、RAID装置であることを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
  11. ディスク内情報のバックアップを行うコマンドを送信するサーバと、前記ディスク内情報の複製を行う複数のバックアップ装置と、前記サーバ及び前記複数のバックアップ装置間を接続し、前記ディスク内情報の保存を行うディスクシステムを含み、前記サーバが前記複数のバックアップ装置のうちの利用可能なものを発見する記憶システムであって、
    前記サーバが送出する前記コマンドに応答して、前記ディスクシステムは利用可能な前記バックアップ装置を発見し、前記ディスクシステムは前記利用可能なバックアップ装置に前記サーバに関連する前記ディスク内情報を複製することを特徴とする記憶システム。
  12. 請求項11に記載の記憶システムにおいて、前記バックアップ装置が、テープライブラリ、ハードディスクドライブ、ジップドライブ、DVD記憶装置、CD記憶装置または類似の別の記憶システムからなる群から選択されることを特徴とする記憶システム。
  13. 請求項11に記載の記憶システムにおいて、前記サーバが送出する前記コマンドが、パラメタリストを有するEコピーコマンドであり、前記サーバは前記コマンドを前記ディスクシステムのターゲットポートに送信することを特徴とする記憶システム。
  14. ディスク内情報のバックアップを行うコマンドを送信するサーバと、前記ディスク内情報の作成を行う複数のバックアップ装置と、前記サーバ及び前記複数のバックアップ装置間を接続するディスクシステムを含み、前記サーバシステムが前記複数のバックアップ装置のうちの利用可能なものを発見する記憶システムであって、
    前記複数のバックアップ装置の一部が前記サーバシステムと第1のグループを、を構成し、
    前記サーバシステムが送出する前記コマンドに応答して前記ディスクシステムは利用可能な前記バックアップ装置を発見し、
    前記ディスクシステムは前記第1のグループに属する複数のバックアップ装置に対してそれぞれ前記ディスク内情報のバックアップを作成することを特徴とする記憶システム。
  15. ディスク内情報のバックアップを要求するコマンドを送信するサーバと、前記ディスク内情報の作成を行う複数のバックアップ装置と、前記サーバ及び前記複数のバックアップ装置間を接続するための2以上のポート及び前記ディスク内情報を記憶するディスクを有するディスクシステムを含み、前記サーバが前記複数のバックアップ装置のうちの利用可能なものを発見する記憶システムであって、
    前記サーバは、前記サーバが接続された前記ディスクシステムの前記ポートへ前記コマンドを送信し、
    前記ディスクシステムは、前記コマンドにより指定された前記バックアップ装置が利用可能か確認し、利用可能な前記バックアップ装置に前記ディスク内に記憶された前記ディスク内情報を送信することを特徴とする記憶システム。
  16. サーバによって送信されるE−コピーコマンドの受信をトリガとして、SANを介して接続される複数のバックアップ装置のポートのうちの1つのバックアップ装置のポートに情報をコピーするためのディスクシステムであって、
    前記E−コピーコマンドを受信する受信手段と、
    前記複数のバックアップ装置のポートのうちの利用可能なバックアップ用のポートを検出する検出手段と、
    前記情報を前記利用可能なバックアップ用のポートに送信するための手段と、を具備することを特徴とするディスクシステム。
  17. SANを介して複数のバックアップ装置に連結され、サーバからのデータを格納するためのディスクと、前記サーバからのパラメタリストを含むE−コピーコマンドを受信するためのターゲットポートを有し、前記サーバから送信される前記E−コピーコマンドを実行するためのディスクシステムであって、
    前記パラメタリストが列挙する、前記複数のバックアップ装置のうちの1つのバックアップ装置のポートにバックアップを行うための前記データを解釈し、
    前記バックアップ装置に前記データのバックアップを行うために、前記SANにある前記バックアップ装置ポートに接続するための前記E−コピーコマンドで指定されたバックアップ装置のポートに対応するポートをイニシエータポートとして前記複数のバックアップ装置のうちの1つのバックアップ装置のポートに接続することを特徴とするディスクシステム。
  18. 請求項17に記載のディスクシステムにおいて、前記SANが、ファイバチャネルを具備することを特徴とするディスクシステム。
  19. 請求項17に記載のディスクシステムにおいて、前記SANが、イーサネットネットワークを具備することを特徴とするディスクシステム。
  20. 請求項17に記載のディスクシステムにおいて、前記SANが、TCP/IPネットワークを具備することを特徴とするディスクシステム。
  21. 請求項17に記載のディスクシステムにおいて、前記SANが、仮想私設網(VPN)を具備することを特徴とするディスクシステム。
  22. 請求項17に記載のディスクシステムにおいて、送信される前記パラメタリストの所定のビット群を参照して、1つのベンダのパラメタリストフォーマットと別のベンダのパラメタリストフォーマットを識別することを特徴とするディスクシステム。
  23. データの不揮発記憶用の複数のディスク装置と連結され、サーバシステムから送信されるE−コピーコマンドを受信し実行するRAIDシステムであって、
    前記RAIDシステムは第1のマイクロプロセッサ及び第2のマイクロプロセッサ、前記第1のマイクロプロセッサに連結されターゲットポートとして前記サーバから前記E−コピーコマンドを受信する第1のポートと、前記第2のマイクロプロセッサに連結されイニシエータポートとしてバックアップ装置のターゲットポートに接続するための第2のポートと、前記第1および第2のマイクロプロセッサに連結された共有メモリとを有し、
    前記RAIDシステムが前記E−コピーコマンド受信後、前記E−コピーコマンド受信を実行する場合には、前記サーバシステムからの介在を必要としないことを特徴とするRAIDシステム。
  24. 請求項23に記載のRAIDシステムにおいて、前記第1のマイクロプロセッサが、前記第2のマイクロプロセッサと同時に実行することを特徴とするRAIDシステム。
  25. 第1のマイクロプロセッサと、第2のマイクロプロセッサと、前記第1のマイクロプロセッサ及び前記第2のマイクロプロセッサとが共有する共有メモリを有するディスクシステムのデータのバックアップを行うためのデータバックアップ方法であって、
    ホストコンピュータから受信されるE−コピーコマンドに応じて、前記第1のマイクロプロセッサが前記共有メモリにビットマップ表を作成するビットマップ表作成ステップと、
    前記第2のマイクロプロセッサが前記共有メモリをポーリングするポーリングステップと、
    前記共有メモリに前記ビットマップ表がある場合には、前記第2のマイクロプロセッサがSAN上のバックアップ装置に接続するバックアップ装置接続ステップと、
    前記バックアップ装置への接続が成功した場合には、前記ディスクシステムのデータを前記バックアップ装置にバックアップを行うバックアップステップと、を含むことを特徴とするデータバックアップ方法。
  26. 請求項25に記載のデータバックアップ方法において、
    前記バックアップ装置への前記接続が成功しない場合には、前記ビットマップ表にある別のプロセッサとの接続を試みるステップと、
    前記バックアップ装置への前記接続が成功せず、前記ビットマップ表にこれ以上プロセッサがない場合には、エラーメッセージを発生するステップと、をさらに含むことを特徴とするデータバックアップ方法。
  27. 請求項25に記載のデータバックアップ方法において、前記ビットマップ表が、ポートグループに基づいて作成されることを特徴とするデータバックアップ方法。
  28. サーバからディスクシステムに送信されたE−コピーコマンドに応じて、バックアップシステムのバックアップ装置ポートに前記ディスクシステムに位置するデータのバックアップを行うためのバックアップシステムであって、
    ターゲットポートを経由して前記E−コピーコマンドを受信し、前記E−コピーコマンドに応じて、共有メモリに前記E−コピーコマンド用のパラメタリストを入れ、前記共有メモリから検索されるポートグループ設定を用いてE−コピージョブを開始することができるイニシエータマイクロプロセッサを示すビットマップ表を作成するターゲットマイクロプロセッサと、
    前記ビットマップ表が前記共有メモリに入れられている場合に前記共有メモリの独占制御を獲得し、関連するイニシエータポートを経由して前記バックアップ装置への接続を試みるための複数のイニシエータマイクロプロセッサと、
    前記バックアップ装置への接続に失敗した場合には、前記複数のイニシエータマイクロプロセッサのうちの別のイニシエータマイクロプロセッサに関連する別のイニシエータポートが、前記バックアップ装置ポートへの接続を試みることを特徴とするバックアップシステム。
  29. 請求項28に記載のバックアップシステムにおいて、前記イニシエータポートが前記バックアップ装置に接続する場合には、前記パラメタリストに応じて、前記記憶システムに位置する前記データを前記バックアップ装置にコピーすることを特徴とするバックアップシステム。
  30. SANによってサーバと複数のバックアップ装置とを接続するディスクシステム上で動作し、書き込み可能な前記バックアップ装置にディスク内情報をコピーするためのコンピュータプログラムであって、
    前記サーバから送信される前記ディスク内情報をコピーするためのコマンドを受信するコマンド受信モジュールと、
    前記複数のバックアップ装置から利用可能なものを発見する利用可能バックアップ装置検出モジュールと、
    前記記憶システムの制御下で、前記ディスク内情報を前記利用可能なバックアップシステムに転送するためのコードと、を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  31. バックアップ装置にディスクシステム上のディスク内情報をコピーするためのディスク内情報のバックアップ方法であって、
    前記ディスクシステムは前記ディスク内情報を格納するためのディスクを有し、
    前記ディスクシステムの第1のプロセッサにより、前記バックアップ装置のターゲットポートの情報を含む前記バックアップシステムへのバックアップ要求を受信するバックアップ要求受信ステップと、
    前記バックアップ要求内のターゲットポートの情報に基づいて、前記データを送信するイニシエータポートを決定し、前記ディスクシステムの第2のプロセッサにより、前記決定したイニシエータポートを介して前記ディスク内情報を前記バックアップ装置に転送するディスク内情報転送ステップと、を含むことを特徴とするディスク内情報のバックアップ方法。
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