JP4157128B2 - 内視鏡挿入補助具 - Google Patents
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Description
図1は、内視鏡用挿入補助具10の外観を示す。この内視鏡用挿入補助具10は大腸内視鏡の挿入部に被嵌し、その挿入部の挿入をガイドするガイド用チューブ11を備える。ガイド用チューブ11は可撓性材料によって成形された可撓性チューブ部材からなる。ガイド用チューブ11の基端には筒状部材からなる握り部材12が設けられている。チューブ11の先端部外周にはシリコンゴム等の伸縮性膜部材により形成されたバルーン13が気密的に取着固定されている。バルーン13には送気チューブ14が接続されている。送気チューブ14の他端にはバルーン13に空気を送気してバルーン13を膨張させるためのシリンジ15が接続されている。そして、送気チューブ14はその内部の送気路を通じてバルーン13に給気し、バルーン13を膨張させる送気路手段を構成し、シリンジ15はその給気の送気源手段を構成している。つまり、送気路を通じてバルーン13に給気し、バルーン13を膨張させる送気手段を構成している。
大腸内視鏡挿入補助具10の基本的な使用方法は従来の技術の欄で説明した場合と同様である(図12を参照)。そして、バルーン13を膨張させる場合にはシリンジ15の押し込み操作によって送気チューブ14を通じて空気をバルーン13に送り込む。このとき、バルーン13に過剰の空気を送り込むことがあってもバルーン13は糸状の規制部材16によって過剰の膨張を阻止する。従って、バルーン13を膨張させ過ぎることはない。つまり、過剰に膨張しようとしてもバルーン13内への最大給気量が規制されるので、バルーン13の一定以上の膨張が規制される。バルーン13を収縮させるときにはシリンジ15を元の位置に戻す操作を行えば、バルーン13から排気がなされ、バルーン13は収縮する。
この内視鏡用挿入補助具によれば、バルーン13を膨張させ過ぎることを防止することができる。このために生体に無理な力が作用してしまう虞がない。
図2は、内視鏡用挿入補助具20の外観を示す。この内視鏡用挿入補助具20は可撓性材料によって成形された可撓性チューブ部材からなるガイド用チューブ21を備える。ガイド用チューブ21は大腸に内視鏡の挿入部を挿入する際、その挿入部に被嵌して挿入部の挿入をガイドするものである。チューブ21の基端には筒状部材からなる握り部材22が設けられている。また、チューブ21の先端部は特に透明なチューブ23で形成されている。透明なチューブ23はガイド用チューブ21の基端側部分を形成するチューブ部分24の先端に接着されている。透明なチューブ23とガイド用チューブ21の基端部とを一体的に成形するものであってもよい。
(作用)
大腸内視鏡挿入補助具20の基本的な使用方法は従来の技術の欄で説明した場合と同様である(図12を参照)。
帯状の規制部材27a,27bを用いているので、前述した第1の内視鏡用挿入補助具よりも力が分散し、バルーン25に対して局所的に無理な力が加わらない。手元側部分が先端側部分よりも太く膨らむ形状に規制されるので、バルーン25を膨張させて腸管を手繰り寄せるのに適した形状であり、腸管を確実に手繰り寄せることができる。フットポンプ33でバルーン25を膨張できるので、第1の内視鏡用挿入補助具のものよりも操作性が良い。また、ガイド用チューブ21の先端部にあるチューブ23の部分を透明に構成したので、内視鏡によってバルーン25の膨らみ具合を観察することができる。また、バルーン25やバルーン脱落防止部材26も透明にしたので、その膨らみ具合の観察が容易になり、しかも、バルーン25やバルーン脱落防止部材26を透してその外側も観察できる。
図7は、内視鏡用挿入補助具60の外観を示す。この内視鏡用挿入補助具60は可撓性材料によって成形された可撓性チューブ部材からなるガイド用チューブ61を備える。ここでのガイド用チューブ61の先端には透明なチューブ62が接続されている。透明チューブ62には伸展性のある筒状の結合部材63が接着して取り付けられており、この筒状の結合部材63にガイド用チューブ61の先端部分を嵌合することによってガイド用チューブ61の先端に透明チューブ62が着脱自在に装着されるようになっている。
大腸内視鏡挿入補助具60の基本的な使用方法は従来の技術の欄で説明した場合と同様である(図12を参照)。
この第3の内視鏡用挿入補助具では網状の規制部材67を用いているので、第1の内視鏡用挿入補助具よりもバルーン65の膨張量を確実に規制できる。また、手元切換えスイッチ72でバルーン65の膨張収縮等を操作できるので、第1の内視鏡用挿入補助具よりも操作性が良い。また、先端部のバルーン65と透明チューブ62を透明に構成したので、内視鏡によってバルーン65の膨らみ具合を観察することができる。この内視鏡用挿入補助具のバルーン脱落防止具66が第2の内視鏡用挿入補助具よりも簡単な構成で同様の効果が得られる。先端部にバルーン脱落防止部材66を設けたので、バルーン65の脱落が第1の内視鏡用挿入補助具よりも起こりにくい。バルーン65を透明チューブ62ごと取り外せるようにしたので、バルーン65を交換するときにはこの部分ごと交換でき、バルーン65をチューブ61,62に取り付けるよりも簡単に交換できる。
1.内視鏡の挿入部にスライド自在に外嵌されるガイド用可撓性チューブと、このチューブの外周に設けられたバルーンと、前記バルーンに一端が連通した送気路を有しこの送気路を通じて前記バルーンへ給気してそのバルーンを膨張させる送気手段と、前記バルーンに設けられそのバルーンの外周方向への所定の大きさ以上の伸展を阻止する規制部材とを具備したことを特徴とする内視鏡用挿入補助具。
25…バルーン
28…通気孔
Claims (2)
- 内視鏡の挿入部を挿入可能な通路を備えたガイド用可撓性チューブと、
前記ガイド用可撓性チューブの外周面に係止される係止部材と、
前記ガイド用可撓性チューブの外周面に設けられるとともに流体供給手段に接続されたバルーンと、
前記ガイド用可撓性チューブの内外を連通する通気孔と、
を有する内視鏡挿入補助具であって、
前記通気孔は複数設けられ、その複数の通気孔が設けられた範囲は、前記係止部材が被嵌される前記ガイド用可撓性チューブの長手軸方向となる、前記係止部材の幅よりも広いことを特徴とする内視鏡挿入補助具。 - 前記係止部材は前記ガイド用可撓性チューブの外周面に沿って移動可能であって、前記通気孔は前記係止部材が前記外周面に沿って移動可能な範囲に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入補助具。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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