JP4156013B1 - せん断補強鉄筋ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対の主筋2を有する鉄筋ユニット1において、一方の主筋の途中から他方の主筋の延長上に向けて斜めに折曲げ延設される斜辺部8A,8Bと、この斜辺部8A,8Bの終端から一方の主筋の延長上に向けて折曲げ延設される折返し斜辺部9A,9Bと、主筋の径寸法分だけ他方の主筋側にずれた位置で、前記折返し斜辺部9A,9Bの終端から前記斜辺部8A,8Bの起点に達するまで主筋の長手方向に沿って延設される折返し水平部10A,10Bと、この折返し水平部10A,10Bの終端から前記斜辺部8A,8Bの始端に向けて斜辺部と平行に延設される突付け補強片11A,11Bとを有する三角状鉄筋を鉄筋ユニット1の少なくとも片方の主筋端部に設ける。
【効果】コンクリートのせん断破壊の亀裂の発生やその進展の防止に有効となる。
【選択図】図1
Description
これらの先行技術については、たとえば特許文献1、特許文献2等に記載されている。
また、本発明では、突付け補強片が斜辺部の始端に予め一体に重ねて接合されているので、この部分の断面が常にほぼ2倍になり、前記特許文献1記載の先行技術の構造的な欠陥である継手部主筋間の空隙の発生がなくなる([0007]参照)。したがって、継手構造部における主筋の斜行による断面に関する強度の低下が充分に補償され、主筋継手部における鉄筋強度の低下が防止されると共に、主筋の斜辺部の始端と他の鉄筋ユニットの主筋連結部との間のギャップも減少される。
したがって、本発明によれば、継手部における斜辺部が折曲げ筋と同様な作用効果を生じるので、鉄筋ユニットの継手部の強度を増強させることができる。
鉄筋ユニットの端部はたとえば、特に応力が集中して強度が低下しやすい建築構造物のコーナーや継手部等にも容易に配置でき、鉄筋ユニット継手部の強度を補強することが可能となった。
また、本発明では、突付け補強片が斜辺部の始端に重ねて一体に結合されるので、この部分の断面がほぼ2倍になる。したがって、継手構造部における主筋の斜行による断面に関する強度の低下が充分に補償され、継手部における鉄筋強度の減少が生じない。
「第1実施形態」
図1は第1実施形態に係るせん断補強鉄筋ユニットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)はメス継手の連結筋を直角に曲げてユニット全体をL字型形状とした場合の平面図である。
また、鉄筋ユニットの主筋2A、2Bと隣接する他の鉄筋ユニットの主筋との間には水平部の終端が斜辺部に当接する位置に空隙が形成され、斜辺部8A、8Bにおける鉄筋強度が低下しやすい。
本発明では、突付け補強片11A、11Bが斜辺部8A、8Bの始端に一体に結合されるので、断面がほぼ2倍になる。したがって、継手構造4(オス継手)における主筋2A、2Bの斜行による断面強度の低下が充分に補償される。
前記したように、一対の主筋間に掛け渡される折曲げ筋は、外力によるせん断応力に対して非常に効果がある。
したがって、本発明による斜辺部8A、8Bおよび折返し斜辺部9A、9Bが上下主筋2に対して斜行し、折曲げ筋と同様な作用効果をもたらすことになるので、鉄筋ユニットの端部において、あばら筋と併用してせん断力に対する抵抗力が著しく向上するので、特に応力が集中する建物のコーナーあるいは鉄筋継手部にこれを配設すれば、耐震的にも構造強度を向上させる効果がある。
図2は第2実施形態に係るせん断補強鉄筋ユニットの正面図である。本実施形態において第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明は省略する。
図3は第3実施形態に係るせん断補強鉄筋ユニットの正面図である。本実施形態において第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその説明は省略する。
図4は第1実施態様に係るせん断補強鉄筋ユニットのコーナー部分の組立図である。
本例で使用する鉄筋ユニットは、図1(C)に示された鉄筋ユニットの片方に継手構造4(オス継手)を有し、他方には連結構造5(メス継手)を有するL字形タイプの鉄筋ユニットを使用する。
イ.十字状結合部
第2実施態様に係るせん断補強鉄筋ユニット同士の組立結合の例である。
前記したように継手構造部4(オス継手)を形成する三角状鉄筋の折返し水平部10A、10Bは上下とも主筋径だけ他方の主筋2側にずれた位置にあるため、他の鉄筋ユニットのあばら筋間の任意の十字状結合部にクロスさせることが可能である。
次に、最初の鉄筋ユニットの継手構造4(オス継手)に結合すべき他の鉄筋ユニットの連結構造5(メス継手)を同じ要領で結合するが、継手構造4の直角三角形状鉄筋の斜辺部9A、9Bが鉛直であると、あばら筋との納まりが良い。
図1(C)に示すように、連結構造4(メス継手)が直角になったL字型形状になったタイプの鉄筋ユニットを、これに直交する他の鉄筋ユニットの上下の主筋2の側面にそれぞれ結合する。 このとき、他の鉄筋ユニットの継手構造4(オス継手)が結合部の近傍にあるように、鉄筋ユニットを配置するのが好ましい。
本例は上下の主筋3の高さが大きい梁高のあるせん断補強鉄筋ユニットの結合の例であるが、基本的には前記の組立例と同様である。
2:主筋
3:あばら筋(補強筋)
4:継手構造(オス継手)
5:連結構造(メス継手)
6:腹筋
7:三角状鉄筋
8A、8B:斜辺部
9A、9B:折返し斜辺部
10A、10B:折返し水平部
11A、11B:突付け補強片
18A、18B:斜辺部
19A、19B:連結筋
Claims (5)
- 互いに長手方向に平行な少なくとも一対の主筋と、前記長手方向に所定間隔で設けられ前記主筋を互いに結合させるあばら筋とを有し、主筋の一方の端部に、隣接する他の鉄筋ユニットの対向端部と接合する継手構造を有する鉄筋ユニットにおいて、
前記継手構造に、一対の主筋のそれぞれについて、
一方の主筋の途中から他方の主筋の延長上に向けて斜めに折曲げ延設される斜辺部と、
この斜辺部の終端から一方の主筋の延長上に向けて折曲げ延設される折返し斜辺部と、
主筋の径寸法分だけ他方の主筋側にずれた位置で、前記折返し斜辺部の終端から前記斜辺部の起点に達するまで主筋の長手方向に沿って延設される折返し水平部と、
この折返し水平部の終端から前記斜辺部の始端に向けて斜辺部と平行に延設される突付け補強片と、
を有する三角状鉄筋を鉄筋ユニットの少なくとも片方の主筋端部に設けたことを特徴とするせん断補強鉄筋ユニット。 - 前記各三角状鉄筋が、その斜辺部の交点に対して対称に配置され、互いに連結される構成としたことを特徴とする請求項1に記載のせん断補強鉄筋ユニット。
- 前記各三角状鉄筋を、前記折返し水平部を底辺とする二等辺三角形状としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のせん断補強鉄筋ユニット。
- 前記各三角状鉄筋を、前記折返し斜辺部と前記折返し水平部とが直角をなす直角三角形状としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のせん断補強鉄筋ユニット。
- 互いに長手方向に平行な少なくとも一対の主筋と、前記長手方向に所定間隔で設けられ前記主筋を互いに結合させるあばら筋とを有し、主筋の一方の端部に、隣接する他の鉄筋ユニットの対向端部と接合する継手構造を有する鉄筋ユニットにおいて、
前記継手構造に、一対の主筋のそれぞれについて、
一方の主筋の途中から他方の主筋の延長上に向けて斜めに折曲げ延設され、互いが途中で交差する斜辺部と、
この主筋の斜辺部の終端から、主筋の径寸法分だけ一方の主筋側にずれた位置で、他方の主筋の斜辺部に達するまで主筋の長手方向に沿って延設される折返し水平部と、この折返し水平部の終端から他方の主筋の斜辺部の始端に向けて、斜辺部と平行に延設される突付け補強片と、を有したせん断補強鉄筋ユニット。
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JP2010090684A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Masaru Tsuda | 基礎立上部の床下換気構法 |
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2007
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