JP2005299138A - ラーメン架構の補強構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、簡略な構成で効率よく鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備えるラーメン架構を補強することの可能なラーメン架構の補強構造を提供する。
【解決手段】 鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3は、柱2を挟んで隣り合う鉄骨造の梁3どうしを連結する梁鉄骨5と、該梁鉄骨5の中央部を複数で囲んで筒状をなし梁3を挟んで上下に位置する鉄筋コンクリート造の柱2の柱鉄筋2aを貫通させこれを埋設するようにコンクリート2bを打設することの可能な塞ぎ板6を備える仕口構造体4を介して接合され、ラーメン架構1を構成する。ラーメン架構1の構面には、構面1a内に方杖10が、ハの字状に対をなして梁3の下面と柱2の側面を連結するように設置されている。方杖10は、梁3の下面に溶接等の固着手段を介して固着される一方、鉄筋コンクリート造の柱2には、該柱2に備えられた方杖取り合い部材7を介して接合している。
【選択図】 図1
【解決手段】 鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3は、柱2を挟んで隣り合う鉄骨造の梁3どうしを連結する梁鉄骨5と、該梁鉄骨5の中央部を複数で囲んで筒状をなし梁3を挟んで上下に位置する鉄筋コンクリート造の柱2の柱鉄筋2aを貫通させこれを埋設するようにコンクリート2bを打設することの可能な塞ぎ板6を備える仕口構造体4を介して接合され、ラーメン架構1を構成する。ラーメン架構1の構面には、構面1a内に方杖10が、ハの字状に対をなして梁3の下面と柱2の側面を連結するように設置されている。方杖10は、梁3の下面に溶接等の固着手段を介して固着される一方、鉄筋コンクリート造の柱2には、該柱2に備えられた方杖取り合い部材7を介して接合している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ラーメン架構の補強構造に関する。
従来より、鉄筋コンクリート造の利点と鉄骨造の利点を活かした架構構造として、鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備えたラーメン架構が一般に広く知られている。
このような構成は、鉄骨造のラーメン架構と比較して工費を削減でき、また鉄筋コンクリート造のラーメン架構と比較して施工性が良く工期を大幅に短縮できるものであるにもかかわらず、柱と梁の仕口部が煩雑な構造となるため、工費削減及び工期短縮といった利点を生かしきれていなかった。
このような構成は、鉄骨造のラーメン架構と比較して工費を削減でき、また鉄筋コンクリート造のラーメン架構と比較して施工性が良く工期を大幅に短縮できるものであるにもかかわらず、柱と梁の仕口部が煩雑な構造となるため、工費削減及び工期短縮といった利点を生かしきれていなかった。
そこで、例えば特許文献1に示すように、仕口構成体を仕口部に配置してこれを介して鉄骨造の梁及び鉄筋コンクリート造の柱を取り合う方法が考案された。
仕口構造体は、柱を挟んで隣り合う鉄骨造の梁どうしを連結する梁鉄骨と、該梁鉄骨の中央部を複数で囲んで筒状をなし、その内方に梁を挟んで上下に位置する鉄筋コンクリート造の柱の柱鉄筋を貫通しこれを埋設するようにコンクリートを打設できる塞ぎ板を備える簡略な構成であるため、構造物の広い範囲に適用されている。
特公平07−11171号公報
仕口構造体は、柱を挟んで隣り合う鉄骨造の梁どうしを連結する梁鉄骨と、該梁鉄骨の中央部を複数で囲んで筒状をなし、その内方に梁を挟んで上下に位置する鉄筋コンクリート造の柱の柱鉄筋を貫通しこれを埋設するようにコンクリートを打設できる塞ぎ板を備える簡略な構成であるため、構造物の広い範囲に適用されている。
しかし、上述する仕口構造体を用いた鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備えたラーメン架構を物流施設等の構造物の架構に適用しようとすると、ラーメン架構に作用する荷重の重量化や階高の増大に伴う応力の増加等に対応すべく剛性を高める必要があり、仕口構造体に係る躯体数量が大幅に増加し、経済性に課題を生じていた。
また、これら増加する応力を負担すべくラーメン架構の構面内にブレースや耐震壁を設置すると、構造物を使用する上での制約が大きくなるため実用性に乏しく、未だ実用化に至っていない。
また、これら増加する応力を負担すべくラーメン架構の構面内にブレースや耐震壁を設置すると、構造物を使用する上での制約が大きくなるため実用性に乏しく、未だ実用化に至っていない。
上記事情に鑑み、本発明は、簡略な構成で効率よく鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備えるラーメン架構を補強することの可能なラーメン架構の補強構造を提供することを目的としている。
請求項1記載のラーメン架構の補強構造は、鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備え、該梁と柱の仕口部に、前記梁と同様の断面を有する梁鉄骨を交差状態で一体化して構成された梁鉄骨、及び前記梁鉄骨の梁成と同様の高さを有し該梁鉄骨の交差部分を囲んで筒状をなす複数の塞ぎ板を備える仕口構造体を配置され、該仕口構成体の梁鉄骨の端面に前記梁の端面を接合するとともに、前記塞ぎ板で囲まれた内方に前記柱の主鉄筋を貫通させて配筋しこれをコンクリートで埋設して構築されるラーメン架構の補強構造であって、該ラーメン架構の構面内に方杖が、前記柱の側面と前記梁の下端面とを連結するようにハの字状に対をなして設置されることを特徴としている。
請求項2記載のラーメン架構の補強構造は、前記柱に、その側面と同一平面を形成するように配置される平板状の取り合い板材と、該取り合い板材の裏面に突出するよう固定され、前記柱に埋設される定着金物とを備える方杖取り合い部材を備えられており、前記方杖が、前記柱の側面に設置された前記取り合い板材に接合されることを特徴としている。
請求項1に記載のラーメン架構の補強構造によれば、鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備えるラーメン架構の構面内に、方杖が前記柱の側面と前記梁の下端面とを連結するようにハの字状に対をなして設置されるから、前記柱と梁の仕口部が補強されて構面の剛性が高まるため、ラーメン架構に鉛直荷重や地震等の水平荷重等何れの方向の荷重が作用した場合においても、ラーメン架構の変形量を構面内に方杖を設置しない場合と比較して大幅に抑制することが可能となる。
これに伴い、階高の大きい構造物や物流施設や倉庫等、居住施設と比較して使用時の自重が大きくなりやすい構造物にも、鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を前記仕口構造体で接合したラーメン架構を適用できるから、該ラーメン架構の特徴である施工性が良く低コストで構築できるといったメリットを、より多くの構造物に享受することが可能となる。
なお、前記方杖は前記ラーメン架構の全ての構面内に設ける必要はないため、少なくとも構造物の外周に位置する構面内及び防火区画部分に位置する構面内等に配置すれば、躯体量を大幅に削減でき、外力が作用した際にもラーメン架構の変形量を低コストで抑制することが可能となる。
請求項2記載のラーメン架構の補強構造によれば、前記方杖は、鉄筋コンクリート造の柱に備えた方杖取り合い部材の取り合い板材を介して柱に接合されるから、鉄骨造の方杖を簡略な構成で確実に鉄筋コンクリート造の柱に接合することが可能となる。
本発明のラーメン架構の補強構造を図1に示す。本発明は、鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を、柱を挟んで隣り合う鉄骨造の梁どうしを連結する梁鉄骨と、該梁鉄骨の中央部を複数で囲んで筒状をなし梁を挟んで上下に位置する鉄筋コンクリート造の柱の柱鉄筋を貫通しこれを埋設するようにコンクリートを打設できる塞ぎ板を備える仕口構造体で接合したラーメン架構の構面内に、方杖を設置することで該構面の剛性を高めて外力が作用した際のラーメン架構全体の変形量を抑制し、該ラーメン架構の構造物への適用範囲を拡げるものである。
図1に示すように、ラーメン架構1は、鉄筋コンクリート造の柱2と、隣り合う柱2を架け渡すように配置される梁3と、該梁3と柱2の仕口部に設置される仕口構造体4を備えている。
前記柱2は、鉛直方向に延在する複数の主筋2aと図示しない帯筋よりなる鉄筋篭をコンクリート2bで埋設して構成される鉄筋コンクリート造よりなり、前記梁3は、鉄骨造によりなるもので、両者は前記仕口構造体4を介して接合されている。
前記柱2は、鉛直方向に延在する複数の主筋2aと図示しない帯筋よりなる鉄筋篭をコンクリート2bで埋設して構成される鉄筋コンクリート造よりなり、前記梁3は、鉄骨造によりなるもので、両者は前記仕口構造体4を介して接合されている。
前記仕口構造体4は、梁鉄骨5と塞ぎ板6により構成されている。
該梁鉄骨5は、前記柱2を挟んで隣り合う梁3どうしを連結するものであり、該梁3と同様の断面形状を有する鉄骨により構成されている。本実施の形態では、前記梁にH形鋼を用いているため、梁鉄骨5にもH形鋼を用いているが、その断面形状は必ずしもこれにこだわるものではない。これらは、前記柱2に取り合う全ての梁3と連結できるように複数を同一平面上で交差させ一体成形しており、本実施の形態では、前記柱2に4体の梁3が平面視で十字状に取り合うから、図2に示すように、前記梁鉄骨5も平面視で十字状に一体成形されている。
該梁鉄骨5は、前記柱2を挟んで隣り合う梁3どうしを連結するものであり、該梁3と同様の断面形状を有する鉄骨により構成されている。本実施の形態では、前記梁にH形鋼を用いているため、梁鉄骨5にもH形鋼を用いているが、その断面形状は必ずしもこれにこだわるものではない。これらは、前記柱2に取り合う全ての梁3と連結できるように複数を同一平面上で交差させ一体成形しており、本実施の形態では、前記柱2に4体の梁3が平面視で十字状に取り合うから、図2に示すように、前記梁鉄骨5も平面視で十字状に一体成形されている。
また、前記塞ぎ板6は、前記梁鉄骨5の交差部を囲うようにして隣り合う梁鉄骨5どうしを架け渡すように複数が設置されており、筒体を形成している。なお、本実施の形態では、前記柱が平面視角型であったため、塞ぎ板6を折り曲げ加工して角筒を構成したが、必ずしもこれにこだわるものではない。
これら仕口構造体4は、図1に示すように、前記柱2に取り合う梁3各々の端面と前記梁鉄骨5の端面とが向かい合うようにして前記柱2と梁3の仕口部に配置されており、前記梁3と梁鉄骨5は、両者に跨るようにスプライスプレート11を配されて締結手段12を介して締結されている。
一方、前記梁3及び仕口構造体4を挟んで上下に位置する柱2は、両者に跨るように鉛直状に延在する複数の柱主筋2aを複数の前記塞ぎ板6に囲まれた内方に配設し、かつこれを埋設するように塞ぎ板6に囲まれた内方にコンクリート2bが充填するため、両者は見かけ上では前記仕口構造体4を挟んでいるものの、スムーズに軸力伝達ができる状態で一体的に構築される。
このようにして鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3は、仕口部に設置された仕口構造体4を介して接合され、ラーメン架構1を構成する。
一方、前記梁3及び仕口構造体4を挟んで上下に位置する柱2は、両者に跨るように鉛直状に延在する複数の柱主筋2aを複数の前記塞ぎ板6に囲まれた内方に配設し、かつこれを埋設するように塞ぎ板6に囲まれた内方にコンクリート2bが充填するため、両者は見かけ上では前記仕口構造体4を挟んでいるものの、スムーズに軸力伝達ができる状態で一体的に構築される。
このようにして鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3は、仕口部に設置された仕口構造体4を介して接合され、ラーメン架構1を構成する。
上述する構成のラーメン架構1には、構面1a内に方杖10が設置されている。
該方杖10は鉄骨造により構成されており、図1に示すように前記梁3の下面と前記柱2の側面を連結するように設置され、ハの字状に対をなして配置されている。
これら方杖10の構面1a内への設置構造は何れを用いても良いが、前記梁3が鉄骨造であるため、方杖10は、梁3の下面に溶接等の固着手段を介して固着されている。一方、前記柱2は、鉄筋コンクリート造であるため、本実施の形態では、該柱2に方杖取り合い部材7を備える構成とし、これに方杖10を接合している。
該方杖10は鉄骨造により構成されており、図1に示すように前記梁3の下面と前記柱2の側面を連結するように設置され、ハの字状に対をなして配置されている。
これら方杖10の構面1a内への設置構造は何れを用いても良いが、前記梁3が鉄骨造であるため、方杖10は、梁3の下面に溶接等の固着手段を介して固着されている。一方、前記柱2は、鉄筋コンクリート造であるため、本実施の形態では、該柱2に方杖取り合い部材7を備える構成とし、これに方杖10を接合している。
該方杖取り合い部材7は、鋼板よりなる取り合い板8と鋼性の定着金物9により構成されており、取り合い板8の裏面に定着金物9が直交して突出するように一端を固着して形成されている。これらは、前記取り合い板8をその表面が前記柱2の側面と同一平面を形成するように配置して定着金物9とともに柱2内に埋設されている。
なお、方杖取り合い部材7は、前記柱2の側面に取り合い板8を配置できれば上述する構成にこだわるものではない。例えば、本実施の形態では前記定着金物9の部材長を前記柱2の幅と略同一に成形し、その両端各々に取り合い板8を対をなして固着して方杖取り合い部材7を構成し、前記柱2の対向する側面両者に取り合い板8を形成しているが、定着金物9はアンカーとして機能するものであれば良く、その定着金物9としてはたとえば鉄筋を用いることも考えられる。
なお、方杖取り合い部材7は、前記柱2の側面に取り合い板8を配置できれば上述する構成にこだわるものではない。例えば、本実施の形態では前記定着金物9の部材長を前記柱2の幅と略同一に成形し、その両端各々に取り合い板8を対をなして固着して方杖取り合い部材7を構成し、前記柱2の対向する側面両者に取り合い板8を形成しているが、定着金物9はアンカーとして機能するものであれば良く、その定着金物9としてはたとえば鉄筋を用いることも考えられる。
上述する取り合い板8と前記方杖10は、図1のA部に示すように、方杖10のウェブと面どうしで当接できるよう、前記取り合い板8の表面に方杖10の延在方向に突出するガセットプレート13を固着しておき、該ガセットプレート13と方杖10のウェブを締結手段12を介して締結した上で、方杖10の端面と取り合い板8の表面を溶接等の固着手段を介して固着する。これにより、方杖10は、前記方杖取り合い部材7を構成する取り合い板8を介して前記柱2の側面に接合される。
なお、方杖10と取り合い板8の他の接合構成は、必ずしもこれにこだわるものではない。例えば、図1のB部に示すように、前記方杖10を中間長さで分割した2体の分解材10aよりなる構成とし、該分解材10aを互いに隣り合わせた状態で、前記梁3の下面及び前記柱2の側面に設置された取り合い板8各々にこれと向かい合う分解材10aの端面を溶接等の固着手段を介して固着した上で、隣り合う分解材10aの両者を跨ぐようにスプライスプレート11を配置して締結手段12を介して締結して分解材10aを連結すればよい。
上述する構成によれば、鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3を備えるラーメン架構1の構面1a内に、方杖10が前記柱2の側面と前記梁3の下端面とを連結するようにハの字状に対をなして設置されるから、前記柱2と梁3の仕口部が補強されて構面1aの剛性が高まるため、ラーメン架構1に鉛直荷重や地震等の水平荷重等何れの方向の荷重が作用した場合においても、ラーメン架構1の変形量を構面1a内に方杖を設置しない場合と比較して大幅に抑制することが可能となる。
これに伴い、階高の大きい構造物や物流施設や倉庫等、居住施設と比較して使用時の自重が大きくなりやすい構造物にも、鉄筋コンクリート造の柱2と鉄骨造の梁3を前記仕口構造体4で接合したラーメン架構1を適用できるから、該ラーメン架構1の特徴である施工性が良く低コストで構築できるといったメリットを、より多くの構造物に享受することが可能となる。
なお、前記方杖10は前記ラーメン架構1の全ての構面1a内に設ける必要はないため、少なくとも構造物の外周に位置する構面1a内及び防火区画部分に位置する構面1a内等に配置すれば、躯体量を大幅に削減でき、外力が作用した際にもラーメン架構1の変形量を低コストで抑制することが可能となる。
また、前記方杖10を、鉄筋コンクリート造の柱2に備えた方杖取り合い部材7の取り合い板材8を介して柱2に接合すれば、鉄骨造の方杖10を簡略な構成で確実に鉄筋コンクリート造の柱2に接合することが可能となる。
1 ラーメン架構
2 柱
3 梁
4 仕口構造体
5 梁鉄骨
6 塞ぎ板
7 方杖取り合い部材
8 取り合い板
9 定着金物
10 方杖
11 スプライスプレート
12 締結手段
13 ガセットプレート
2 柱
3 梁
4 仕口構造体
5 梁鉄骨
6 塞ぎ板
7 方杖取り合い部材
8 取り合い板
9 定着金物
10 方杖
11 スプライスプレート
12 締結手段
13 ガセットプレート
Claims (2)
- 鉄筋コンクリート造の柱と鉄骨造の梁を備え、該梁と柱の仕口部に、
前記梁と同様の断面を有する梁鉄骨を交差状態で一体化して構成された梁鉄骨、及び前記梁鉄骨の梁成と同様の高さを有し該梁鉄骨の交差部分を囲んで筒状をなす複数の塞ぎ板を備える仕口構造体を配置され、
該仕口構成体の梁鉄骨の端面部に前記梁の端面を接合するとともに、前記塞ぎ板で囲まれた内方に前記柱の主鉄筋を貫通させて配筋しこれをコンクリートで埋設して構築されるラーメン架構の補強構造であって、
該ラーメン架構の構面内に方杖が、前記柱の側面と前記梁の下端面とを連結するようにハの字状に対をなして設置されることを特徴とするラーメン架構の補強構造。 - 請求項1に記載のラーメン架構の補強構造において、
前記柱に、その側面と同一平面を形成するように配置される平板状の取り合い板材と、該取り合い板材の裏面に突出するよう固定され、前記柱に埋設される定着金物とを備える方杖取り合い部材を備えられており、
前記方杖が、前記柱の側面に設置された前記取り合い板材に接合されることを特徴とするラーメン架構の補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004114169A JP2005299138A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | ラーメン架構の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004114169A JP2005299138A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | ラーメン架構の補強構造 |
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ID=35331022
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012188908A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Asahi Kasei Homes Co | 架構の補強構造 |
KR101219995B1 (ko) | 2012-03-12 | 2013-01-09 | (주)한국건설공법 | 건축구조물에 사용되는 가설 브레이스와 강합성 거더, 변단면 강재 거더 및 이들을 이용한 건축구조물 축조공법. |
CN111561102A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-21 | 张峻华 | 一种避震安全仓顶部防护结构安装用辅助装置 |
-
2004
- 2004-04-08 JP JP2004114169A patent/JP2005299138A/ja active Pending
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KR101219995B1 (ko) | 2012-03-12 | 2013-01-09 | (주)한국건설공법 | 건축구조물에 사용되는 가설 브레이스와 강합성 거더, 변단면 강재 거더 및 이들을 이용한 건축구조물 축조공법. |
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