JP4155967B2 - 流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 - Google Patents
流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4155967B2 JP4155967B2 JP2004333162A JP2004333162A JP4155967B2 JP 4155967 B2 JP4155967 B2 JP 4155967B2 JP 2004333162 A JP2004333162 A JP 2004333162A JP 2004333162 A JP2004333162 A JP 2004333162A JP 4155967 B2 JP4155967 B2 JP 4155967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pressure
- fluid pressure
- cylinder
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
但し、K:定数
但し、K:定数
最適なアームシリンダ15のヘッド圧であるとともにアタッチメントシリンダ10のロッド圧である共通の作動圧Psを設定するとともに、この作動圧Psにおいてアーム用電気リモコンレバー13のアームシリンダ伸び操作レバー位置に応じたシリンダスピードが得られるアーム切換弁12のP−C可変絞り面積Axと、アタッチメント用電気リモコンレバー4のアタッチメントシリンダ縮み操作レバー位置に応じたシリンダスピードが得られるアタッチメント切換弁2のP−C可変絞り面積Ayとをそれぞれ演算して求める。
ポンプ圧センサ26により、実際に油圧ポンプ5から供給されるポンプ圧Ppを検出するとともに、負荷圧センサ27,30により、アームシリンダ15およびアタッチメントシリンダ10に作用する負荷圧、すなわちアームシリンダ15のヘッド圧Phおよびアタッチメントシリンダ10のロッド圧Prをそれぞれ検出する。
演算式(11)に基づき、アーム切換弁12の操作レバー位置に応じたP−C可変絞り面積Ax、ポンプ圧Pp、共通の作動圧Psおよびアームシリンダ15のヘッド圧Phを用いて、アーム切換弁12にて必要とするP−C可変絞り面積Ax1を演算するとともに、演算式(13)に基づき、アタッチメント切換弁2の操作レバー位置に応じたP−C可変絞り面積Ay、ポンプ圧Pp、共通の作動圧Psおよびアタッチメントシリンダ10のロッド圧Prを用いて、アタッチメント切換弁2にて必要とするP−C可変絞り面積Ay1を演算し、これらの各P−C可変絞り面積Ax1,Ay1に相当するスプールストロークを求める。
上記スプールストロークにおけるアーム切換弁12およびアタッチメント切換弁2のバイパス可変絞り面積の合成値と、本来必要とする、レバー操作量に応じたポンプ流量を供給するポンプ信号圧を得るための式(4)における合成絞り値「As・At/√(As2+At2)」との差を演算する。
上記各スプールストロークに対応する弁制御信号としての切換弁操作電気信号を、アーム切換弁12のアームシリンダ伸び用ソレノイド、およびアタッチメント切換弁2のアタッチメントシリンダ縮み用ソレノイドに出力するとともに、上記差を解消する弁制御信号を電磁式のバイパス絞り可変調整弁25のソレノイドに出力して、バイパス可変絞り面積の合成値を補正することで、油圧ポンプ5の容量可変制御部5aに対するポンプ信号圧Pnを適正に制御する。
3 コントローラ
4 操作器としてのアタッチメント用電気リモコンレバー
5 流体圧ポンプとしての油圧ポンプ
10 流体圧アクチュエータであるアタッチメント用アクチュエータとしてのアタッチメントシリンダ
12 切換弁としてのアーム切換弁
13 操作器としてのアーム用電気リモコンレバー
15 流体圧アクチュエータとしてのアームシリンダ
21 センタバイパスライン
23 ポンプ信号圧ライン
25 バイパス絞り可変調整弁
26 ポンプ圧センサ
27,28,29,30 負荷圧センサ
31m 流体圧アクチュエータとしての走行モータ
31 下部走行体
33m 流体圧アクチュエータとしての旋回モータ
33 上部旋回体
36 作業装置
37 ブーム
38 アーム
39 アタッチメント
41 流体圧アクチュエータとしてのブームシリンダ
42 流体圧アクチュエータとしてのバケットシリンダ
Claims (4)
- センタバイパスライン上に配設されネガティブフローコントロール式の流体圧ポンプから複数の流体圧アクチュエータに供給される作動流体を弁変位量に応じて流量制御する、複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の切換弁と、
複数の切換弁を順次経たセンタバイパスラインから取出したポンプ信号圧を流体圧ポンプに導いてポンプ流量を制御するポンプ信号圧ラインと、
複数の切換弁を介して複数の流体圧アクチュエータの目標とする動作スピードを指示する、複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の操作器と、
流体圧ポンプから複数の切換弁に供給される作動流体のポンプ圧を検出するポンプ圧センサと、
複数の流体圧アクチュエータに作用する複数の負荷圧をそれぞれ検出する、複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の負荷圧センサと、
センタバイパスラインに設けられてセンタバイパスラインでのバイパス可変絞り面積の合成値を補正するバイパス絞り可変調整弁と、
複数の操作器、ポンプ圧センサおよび複数の負荷圧センサから入力された信号に基づいて、複数の切換弁から複数の流体圧アクチュエータに分配される流量を制御する弁制御信号を複数の切換弁に対し出力するとともに、センタバイパスラインからのポンプ信号圧を必要とするポンプ流量を得るための値に補正する弁制御信号をバイパス絞り可変調整弁に対し出力するコントローラと
を具備したことを特徴とする流体圧回路の制御装置。 - コントローラは、
複数の流体圧アクチュエータに共通の作動圧を設定するとともに、この作動圧において複数の操作器の操作位置に応じたアクチュエータ作動スピードが得られる複数の切換弁の操作位置に応じたポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積をそれぞれ演算し、共通の作動圧、複数の操作位置に応じたポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積、ポンプ圧センサおよび負荷圧センサにより検出されたポンプ圧および複数の負荷圧から、複数の切換弁にて必要とするポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積をそれぞれ演算し、これらの各ポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積に相当するそれぞれの弁変位量を求め、これらの各弁変位量における複数の切換弁のバイパス可変絞り面積の合成値と、操作器の操作量に応じたポンプ流量を供給するポンプ信号圧を得るための合成絞り値との差を演算し、各弁変位量に対応する弁制御信号を複数の切換弁に出力するとともに、上記差を解消する弁制御信号をバイパス絞り可変調整弁に出力するものである
ことを特徴とする請求項1記載の流体圧回路の制御装置。 - ネガティブフローコントロール式の流体圧ポンプから複数の流体圧アクチュエータに供給される作動流体を、複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の切換弁の弁変位量に応じて流量制御するとともに、複数の切換弁を順次経たセンタバイパスラインから取出したポンプ信号圧を流体圧ポンプに導いてポンプ流量を制御する流体圧回路の制御方法であって、
複数の流体圧アクチュエータに共通の作動圧を設定するとともに、この作動圧において複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の操作器の操作位置に応じたアクチュエータ作動スピードが得られる複数の切換弁の操作位置に応じたポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積をそれぞれ演算し、
実際に流体圧ポンプから供給されるポンプ圧をポンプ圧センサにより検出するとともに、複数の流体圧アクチュエータに作用する負荷圧を複数の流体圧アクチュエータのうちの各アクチュエータに対してそれぞれ対応する複数の負荷圧センサによりそれぞれ検出し、
共通の作動圧、複数の操作位置に応じたポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積、検出されたポンプ圧および複数の負荷圧から、複数の切換弁にて必要とするポンプ−アクチュエータ間可変絞り面積をそれぞれ演算して、相当するそれぞれの弁変位量を求め、
これらの各弁変位量における複数の切換弁のバイパス可変絞り面積の合成値と、操作器の操作量に応じたポンプ流量を供給するポンプ信号圧を得るための合成絞り値との差を演算し、
各弁変位量に対応する弁制御信号を複数の切換弁に出力するとともに、上記差を解消する弁制御信号をバイパス絞り可変調整弁に出力する
ことを特徴とする流体圧回路の制御方法。 - 走行モータを有する下部走行体と、
下部走行体に対し旋回モータにより旋回可能な上部旋回体と、
上部旋回体に搭載された作業装置とを備え、
作業装置は、
ブームシリンダにより上下方向に回動されるブームと、
ブームの先端に軸支されアームシリンダにより回動されるアームと、
アームの先端に軸支されバケットシリンダにより回動されるとともにアタッチメント用アクチュエータにより作動されるアタッチメントとを有し、
走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダおよびアタッチメント用アクチュエータのうちの少なくとも2つの流体圧アクチュエータを制御する請求項1または2記載の流体圧回路の制御装置
を具備したことを特徴とする作業機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004333162A JP4155967B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004333162A JP4155967B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006144851A JP2006144851A (ja) | 2006-06-08 |
JP4155967B2 true JP4155967B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=36624785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004333162A Expired - Fee Related JP4155967B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4155967B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4993363B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2012-08-08 | キャタピラー エス エー アール エル | 流体制御回路および作業機械 |
JP2010230039A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Caterpillar Sarl | 流体圧回路 |
JP5485007B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2014-05-07 | 日立建機株式会社 | 作業車両の油圧制御装置 |
KR101981647B1 (ko) * | 2014-11-27 | 2019-05-24 | 한화파워시스템 주식회사 | 압축기 제어 시스템 |
WO2021029399A1 (ja) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | 住友建機株式会社 | ショベル |
-
2004
- 2004-11-17 JP JP2004333162A patent/JP4155967B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006144851A (ja) | 2006-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6220227B2 (ja) | 油圧ショベル駆動システム | |
US10526767B2 (en) | Construction machine | |
JP6220228B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動システム | |
KR101736287B1 (ko) | 건설 기계의 유압 구동 장치 | |
US10677274B2 (en) | Hydraulic excavator drive system | |
CN111989441B (zh) | 油压挖掘机驱动系统 | |
JP6793849B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動装置 | |
JP4240075B2 (ja) | 油圧ショベルの油圧制御回路 | |
JP2011196439A (ja) | 旋回作業車の油圧回路 | |
JP7071979B2 (ja) | ショベル | |
JP2015197185A (ja) | 作業機械の油圧制御装置 | |
JP4155967B2 (ja) | 流体圧回路の制御装置、その制御方法および作業機械 | |
JP2004197825A (ja) | 液圧駆動装置 | |
KR102413519B1 (ko) | 작업 기계 | |
US10072396B2 (en) | Working machine control system | |
JP6782852B2 (ja) | 建設機械 | |
JP5985268B2 (ja) | 建設機械用油圧システム | |
KR102706842B1 (ko) | 작업 기계 | |
JP5639855B2 (ja) | 油圧駆動装置および油圧駆動装置を備えた作業機械 | |
US11459729B2 (en) | Hydraulic excavator drive system | |
US10208457B2 (en) | Working machine control system | |
US11371206B2 (en) | Hydraulic excavator drive system | |
JP2930847B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動装置 | |
JP2020076221A (ja) | 建設機械 | |
WO2021131277A1 (ja) | 作業機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080618 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080708 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |