JP4150810B2 - 出力装置が損傷を受けるのを防止する方法 - Google Patents

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Description

本発明は出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法、さらに特定するとラウドスピーカが過剰に大きな音量によって損傷を受けるのを防止するための方法に関する。
概して、ラウドスピーカのような出力装置は最大出力音量の限度を有しており、したがってラウドスピーカが燃えるかまたは損傷するのを防止するために、その最大出力音量を超える信号を出力することを回避する必要がある。最大出力音量を有する先行技術のラウドスピーカの概略図に関して図1を参照すると、この波形はラウドスピーカの元来の望ましい出力音量の波形であってy軸はラウドスピーカの出力音量のパーセンテージを表わし、x軸は時間を表わす。もしもラウドスピーカがラウドスピーカの出力音量の55%に等しい最大出力音量を有することが可能であれば、55%を超えるどのような音量もラウドスピーカを損傷するであろう。
ラウドスピーカの出力音量を制御し、かつその最大出力音量を除外するためにソフトウェアを使用する先行技術の方法の概略図に関して図2を参照する。先行技術では、ラウドスピーカの最大出力音量を超える音量を直接取り除いてラウドスピーカが損傷されるのを防止するためにソフトウェアが使用され、その結果が図2に示されている。しかしながら、さらに大きい音量の音声が聴かれることがあり得ないのでこの方法によって作り出される音声は歪ませられるであろう。
本発明の主要な目的は、ラウドスピーカが過剰に大きい音量によって損傷を受けるのを防止するようにラウドスピーカの望ましい出力音量と実際の出力音量との間の対応する関係を調節するための方法を提供することである。
本発明の別の目的は、出力装置が損傷を受けるのをリアルタイムで防止するための方法による音量の制御を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、音量が低いときに音声が歪ませられるのを防止するために音量の部分的変更を提供することである。
前述の目的を達成するために、出力装置はシステム内で設定され、このシステムがプロセッサを有し、本発明に従って出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法が以下の工程、すなわち出力装置の出力値が複数の領域へと分割される工程、各々の領域に関して比の値が規定される工程、プロセッサが望ましい出力値を受け取る工程、望ましい出力値が配置される現在の領域が複数の領域の中から判定される工程、実際の出力音量を得るために、望ましい出力値および現在の領域の対応する比の値が計算され、出力装置が実際の出力音量を出力する工程を含み、出力装置が損傷を受けるのを防止するために、実際の出力音量は出力装置によって許容される最大出力音量よりも低いことからなる。
さらに、前述の目的を達成するために、出力装置はシステム内で設定され、このシステムがプロセッサを有し、本発明に従って出力装置が損傷を受けるのを防止する方法が以下の工程、すなわちプロセッサが出力装置の出力値を複数の領域に分ける工程、各々の領域に関して比の値が規定され、その比の値が大きくなる順序に配列される工程、プロセッサが望ましい出力値を受け取る工程、前回の予め決められた時間の変換された最大出力値が配置されるマッピング領域をプロセッサが複数の領域の中から判定する工程、望ましい出力値が配置される現在の領域をプロセッサが複数の領域の中から判定する工程、および現在の領域の比の値がマッピング領域の比の値よりも大きいか否かをプロセッサが判定する工程を含み、この判定が「肯定的結果」であれば第1の実際の出力音量を得るためにプロセッサが実質的に歪みの無い比の値と共に望ましい出力値を計算し、出力装置がこの第1の実際の出力音量を出力し、この実質的に歪みの無い比の値は現在の領域の比の値よりも大きく、実質的に歪みの無い比の値を有するマッピング領域が現在の領域の隣りに置かれ、「否定的結果」であれば第2の実際の出力音量を得るために現在の領域の比の値でプロセッサが望ましい出力値を計算し、出力装置がこの第2の実際の出力音量を出力し、出力装置が損傷を受けるのを防止するために第2の実際の出力音量は出力装置によって許容される最大出力音量よりも低いことからなる。
上記の概念によると、出力装置はラウドスピーカであり、このラウドスピーカの出力値は音量である。
上記の概念によると、出力装置の出力値は第1の領域、第2の領域、および第3の領域へと分割される。
上記の概念によると、第1の領域は出力装置の出力値の0〜50%の中に入る領域として規定され、第2の領域は出力装置の出力値の50〜70%の中に入る領域として規定され、第3の領域は出力装置の出力値の70〜100%の中に入る領域として規定される。
上記の概念によると、第1の領域の比の値は1であり、第2の領域の比の値は6/7であり、第3の領域の比の値は7/10である。
上記の概念によると、プロセッサは実際の出力音量を得るために望ましい出力値を現在の領域に対応する比の値で掛け算をする。
上記の概念によると、前記プロセッサは前記第1の実際の出力音量を得るために実質的に歪みの無い比の値を前記望ましい出力値で掛け算をする。
上記の概念によると、システムの記憶ユニットは前回の予め決められた時間に変換された複数の出力値を前もって保存し、プロセッサがそれらの変換された出力値から最大出力値を判定する。
先行技術と比較すると、本発明は望ましい出力音量を複数の領域に分けるためにプロセッサを使用し、対応する比の値を規定する。本発明は多様な領域に対応する望ましい出力音量を多様な比で下げるために使用されることが可能であり、それにより、ラウドスピーカの望ましい出力音量がラウドスピーカによって許容される最大出力音量よりも大きいとき、望ましい出力音量が下げられ、比の値で掛け算された後に出力されることが可能である。したがって、本発明は、さらに大きい音量が聴かれることが不可能であるかまたは音声が歪まされる先行技術の短所を克服することが可能である。
本発明の目的、その構成、刷新的な特徴、および性能を理解するのを容易にするために、かつ本発明の詳細な説明のために添付の図面と共に好ましい実施形態を以下説明する。
本発明の好ましい実施形態に従って出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法を示すフローチャートに関して図3を参照すると、出力装置はシステム内で設定され、このシステムがプロセッサを有し、出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法が以下の工程、すなわちプロセッサが出力装置の出力値を複数の領域へと分ける工程(工程S001)、各々の領域に関して比の値が規定される工程(工程S002)、プロセッサが望ましい出力値を受け取る工程(工程S003)、望ましい出力値が配置される現在の領域をプロセッサが複数の領域の中から判定する工程(工程S004)、および実際の出力音量を得るために、プロセッサが望ましい出力値および現在の領域の対応する比の値を計算し、出力装置が実際の出力音量を出力する工程(工程S005)を含む。
出力装置が損傷を受けるのを防止するために、実際の出力音量は出力装置によって許容される最大出力音量よりも低い。
工程S001では、出力装置は、限定はされないがラウドスピーカである。このラウドスピーカは単に説明のために使用されるものであって本発明の応用例を限定するように意図されるものではなく、このラウドスピーカの出力値は音量であり、工程S001はこのラウドスピーカの出力値を複数の領域に分ける。
本発明に従ってラウドスピーカの出力値を3つの領域へと分ける処理を示す概略図に関して図4を参照すると、工程(S001)はラウドスピーカの出力値を第1の領域41、第2の領域42、および第3の領域43へと分割し、第1の領域41はラウドスピーカの出力値の0〜50%の中に入る領域として規定され、第2の領域42はラウドスピーカの出力値の51〜70%の中に入る領域として規定され、第3の領域43はラウドスピーカの出力値の71〜100%の中に入る領域として規定される。
工程S002で、各々の領域について比の値が規定され、その比の値は縮小される比の値であり、第1の領域が基礎として使用され、他の領域は図4に示されるようにこの基礎に従って縮小される。第1の領域41の縮小される比の値は1であり(その領域の勾配は1であり)、第2の領域42の縮小される比の値は6/7であり、第3の領域43の縮小される比の値は7/10である。音量を大幅に上げるために、本発明はラウドスピーカの対応する実際の出力音量がそれぞれ50%、60%、および70%であってかつラウドスピーカによって許容される最大出力音量が図5aに示されるように70%であるときに、これら3つの音量領域41、42、43に関して50%、70%、および100%を採用する。言い換えると、もしも50%の音量をラウドスピーカから出力することが必要であれば、ラウドスピーカは実際に50%の音量を出力するであろう。もしも70%の音量をラウドスピーカから出力することが必要であれば、ラウドスピーカは実際では70%×6/7=60%の音量を出力するであろう。もしも100%の音量をラウドスピーカから出力することが必要であれば、ラウドスピーカは実際では100%×7/10=70%の音量を出力するであろう。たとえ偶発によってユーザが音量ノブ(図示せず)を最大音量へと回しても、本発明の制御メカニズムは実際には70%の音量をラウドスピーカから出力させ、したがってラウドスピーカが燃えることまたは損傷を受けることはないであろう。
工程S003では、プロセッサが望ましい出力値を受け取り、その望ましい出力値はラウドスピーカの音量である。
工程S004では、望ましい出力が配置される現在の領域をプロセッサが第1の領域41、第2の領域42、および第3の領域43の中から判定する。工程S001の規定によると、もしも望ましい出力値が45%であれば、現在の領域は第1の領域41として判定され、もしも望ましい出力値が63%であれば、現在の領域は第2の領域42として判定され、もしも望ましい出力値が80%であれば、現在の領域は第3の領域43として判定される。
工程S005では、実際の出力音量を得るためにプロセッサが望ましい出力値および現在の領域の対応する比の値を計算し、出力装置が実際の出力音量を出力する。工程S004の記述によると、もしも出力値が45%であれば現在の領域は第1の領域41にあると判定され、したがって実際の出力音量は45%×1=45%である。もしも望ましい出力値が63%であれば実際の出力音量は63%×6/7=54%である。もしも望ましい出力値が80%であれば実際の出力音量は80%×7/10=56%である。
工程S003からS005を通して、望ましい出力値のうちのいずれか1つが現れれば、その望ましい出力値が判定および計算のために使用される。音楽全体を受け取った後に望ましい出力音量を判定および計算する必要はなく、したがって本発明は音量をリアルタイムで制御する効果を達成することが可能である。
本発明の望ましい出力値の波形図、および本発明のラウドスピーカの実際の出力値の波形図に関して図5aおよび5bを参照する。図5aでは、もしもラウドスピーカによって許容される最大出力が70%であれば、ラウドスピーカが燃えるかまたは損傷を受けるのを防止するために70%を超える部分は取り除かれるであろう。図5bでは、もしも望ましい出力値が50%であれば、実際の出力音量は50%×1=50%であり、したがってラウドスピーカの出力音量は下げられないであろう。もしも望ましい出力値が50%〜70%の範囲に入れば、実際の出力音量は(50%〜70%)×6/7であって、それは第1ののこぎり波部分51として表わされる。もしも望ましい出力値が70%〜100%の範囲に入れば、実際の出力音量は(70%〜100%)×7/10であって、それは第2ののこぎり波部分52として表わされ、ラウドスピーカの最大の実際の出力音量は正確に70%の部分に置かれ、したがってラウドスピーカが燃えるかまたは損傷を受けることはないであろう。もしもラウドスピーカの望ましい出力音量が徐々に小さくなれば、第3ののこぎり波部分53および第4ののこぎり波部分54が同様に現れ、第1ののこぎり波部分51と第4ののこぎり波部分54が対称であり、第2ののこぎり波部分52と第3ののこぎり波部分53が対称である。したがって、本発明の方法はラウドスピーカが過剰に大きい音量によって損傷を受けるのを防止することが可能であり、かつ小さい音量が歪まされるのを保守するように音量をリアルタイムで制御して部分的に音量を変えることが可能である。本発明は、ラウドスピーカの出力音量を制御するためにソフトウェアを使用する方法を採用する先行技術の短所を確実に克服することが可能である。
本発明の別の好ましい実施形態に従って出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法のフローチャートに関して図6を参照すると、出力装置はシステム内で設定され、このシステムがプロセッサを有し、出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法が以下の工程、すなわちプロセッサが出力装置の出力値を複数の領域に分ける工程(工程S101)、各領域に関して比の値が規定され、その比の値が大きくなる順序に配列される工程(工程S102)、プロセッサが望ましい出力値を受け取る工程(S103)、第1の予め決められた時間内の変換された最大出力値が配置されるマッピング領域をプロセッサが複数の領域の中から判定する工程(工程S104)、望ましい出力値が配置される現在の領域をプロセッサが複数の領域の中から判定する工程(工程S105)、および現在の領域の比の値がマッピング領域の比の値よりも大きいか否かをプロセッサが判定する工程(工程S106)を含み、この判定が「肯定的結果」であれば望ましい出力値を計算して第1の実際の出力音量を得るためにプロセッサが実質的に歪みの無い比の値を使用し、出力装置がこの第1の実際の出力音量を出力し(工程S107)、この実質的に歪みの無い比の値は現在の領域の比の値よりも大きく、実質的に歪みの無い比の値を有するマッピング領域が現在の領域の隣りに置かれ、「否定的結果」であれば第2の実際の出力音量を得るためにプロセッサが望ましい出力値と現在の領域の比の値を計算し、出力装置がこの第2の実際の出力音量を出力し(工程S108)、出力装置が損傷を受けるのを防止するために第2の実際の出力音量は出力装置によって許容される最大出力音量よりも低い。
工程S101では、限定はされないが出力装置はラウドスピーカである。このラウドスピーカは下記の具体的例示のために使用されるものであって、本発明の応用例を限定するように意図されるものではない。このラウドスピーカの出力値は音量であり、工程S101はこのラウドスピーカの出力値を複数の領域に分ける。図4で、本発明はラウドスピーカの出力値を第1の領域41、第2の領域42、および第3の領域43へと分割し、第1の領域41はラウドスピーカの出力値の0〜50%の中に入る領域として規定され、第2の領域42はラウドスピーカの出力値の51〜70%の中に入る領域として規定され、第3の領域43はラウドスピーカの出力値の71〜100%の中に入る領域として規定される。
工程S102で、各々の領域について比の値が規定され、その比の値は縮小される比の値であり、第1の領域41の縮小される比の値は1であり(その領域の勾配は1であり)、第2の領域42の縮小される比の値は6/7であり、第3の領域43の縮小される比の値は7/10である。
工程S103で、プロセッサは望ましい出力値を受け取り、この望ましい出力値は音量である。
工程S104で、システムの記憶ユニットが例えば5分といった予め決められた時間内の複数の変換された出力値を保存し、最初の5分の5つの出力値は45%、71%、50%、および43%であり、そのときプロセッサがこれら5つの変換された出力値のうちの最大出力値を判定し、このケースでは最大出力値は71%である。
プロセッサは変換された最大出力値が配置されるマッピング領域を最初の5分間のうちに第1の領域41、第2の領域42、および第3の領域43の中から判定する。71%は第3の領域43に入るので、マッピング領域は第3の領域43である。
工程S105で、プロセッサは望ましい出力値が配置される現在の領域を第1の領域41、第2の領域42、および第3の領域43の中から判定する。もしも望ましい出力値が63%であれば、現在の領域は第2の領域42にあると判定され、現在の領域は第2の領域42となる。
工程S106で、プロセッサは現在の領域の比の値がマッピング領域の比の値よりも大きいか否かを判定する。前の説明に従うと、第2の領域42の比の値(6/7に等しい)は第3の領域43の比の値(7/10に等しい)よりも大きい。
工程S107で、実質的に歪みの無い比の値は第2の領域42の比の値よりも大きく、実質的に歪みの無い比の値を有するマッピング領域は第2の領域42の隣りに置かれる。したがって、実質的に歪みの無い比の値は1であり、実質的に歪みの無い比の値を有するマッピング領域は第1の領域41である。第1の実際の出力音量(63%)を得るためにプロセッサは実質的に歪みの無い比の値と望ましい出力値を掛け算し、それは1×63%=63%であり、ラウドスピーカは63%の音量を出力する。
工程S108で、もしも工程S104で述べられた最初の5分間の中の5つの出力値が45%、49%、46%、45%、および43%であれば、最大出力値は49%であり、したがって現在の領域の比の値はマッピング領域の比の値よりも小さい。その後、第2の実際の出力音量を得るためにプロセッサが望ましい出力値を現在の領域の対応する比の値で掛け算し、ラウドスピーカが第2の実際の出力音量を出力する。第2の実際の出力音量は63%×6/7=54%である。最後に、ラウドスピーカが63%の音量を出力する。
もしも現在の領域の比の値がマッピング領域の比の値よりも大きければ、ラウドスピーカから出る音楽の出力音量は下がり続け、その結果、実質的に歪みの無い比の値が望ましい出力値を計算するために使用され、それにより、小さい音量の音声が歪まされるのを防ぎ続ける。
本発明で、ラウドスピーカが過剰に大きい音量によって損傷を受けるのを防止するため、および音量を迅速に制御し、かつ音量を部分的に変えるためにラウドスピーカの望ましい出力音量と実際の出力音量との間の対応関係が調節され、それにより、小さい音量の音声が歪まされるのを保守し、かつラウドスピーカの出力音量を制御するためにソフトウェアを使用する先行技術の短所を克服する。
範例の方式で、かつ好ましい実施形態に関して本発明が述べられてきたが、本発明がそれらに限定されないことは理解されるはずである。反対に、様々な変更例および類似した配列と手順を網羅することが意図され、したがってそのような変更例および類似した配列と手順を包含するように添付の特許請求項の範囲は最も広い解釈を与えられるべきである。
上述の説明を要約すると、本願明細書の発明は従来式の構造よりも性能を高め、特許出願の必要条件を満たし、再審理および相応の特許権付与のために特許庁に提出される。
最大出力音量を有する先行技術のラウドスピーカを示す概略図である。 ラウドスピーカの出力音量を制御し、かつ最大出力音量を除外するためにソフトウェアを使用する先行技術の方法を示す概略図である。 本発明の好ましい実施形態に従って出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法を示すフローチャートである。 本発明に従ってラウドスピーカの出力値を3つの領域へと分ける処理を示す概略図である。 本発明による、ラウドスピーカの元来の望ましい出力音量の波形を示す概略図である。 本発明による、ラウドスピーカの元来の実際の出力音量の波形を示す概略図である。 本発明の別の好ましい実施形態に従って出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法を示すフローチャートである。
符号の説明
41 出力値の第1の領域
42 出力値の第2の領域
43 出力値の第3の領域
51 第1ののこぎり波部分
52 第2ののこぎり波部分
53 第3ののこぎり波部分
54 第4ののこぎり波部分

Claims (8)

  1. 出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法であって、前記出力装置がシステム内で設定され、前記システムがプロセッサを有し、
    (a)前記プロセッサが前記出力装置の出力値を複数の領域に分ける工程と、
    (b)前記各々の領域に関して比の値を規定し、前記比の値が大きくなる順序に配列される工程と、
    (c)前記プロセッサが望ましい出力値を受け取る工程と、
    (d)前回の予め決められた時間の中の変換された最大出力値が配置されるマッピング領域を前記プロセッサが前記複数の領域の中から判定する工程と、
    (e)前記望ましい出力値が配置される現在の領域を前記プロセッサが前記複数の領域の中から判定する工程と、
    (f)前記現在の領域の前記比の値が前記マッピング領域の前記比の値よりも大きいか否かを前記プロセッサが判定する工程とを含む方法であり、
    この判定が「肯定的結果」であれば前記望ましい出力値を計算して第1の実際の出力音量を得るために前記プロセッサが実質的に歪みの無い比の値を使用し、前記出力装置が前記第1の実際の出力音量を出力し、前記実質的に歪みの無い比の値が前記現在の領域の前記比の値よりも大きく、前記実質的に歪みの無い比の値を有する前記マッピング領域が前記現在の領域の隣りに置かれ、
    「否定的結果」であれば第2の実際の出力音量を得るために前記プロセッサが前記望ましい出力値と前記現在の領域の前記比の値を計算し、前記出力装置が前記第2の実際の出力音量を出力し、前記出力装置が損傷を受けるのを防止するために前記第2の実際の出力音量が前記出力装置によって許容される前記最大出力音量よりも低いことを特徴とする方法。
  2. 前記出力装置がラウドスピーカであり、前記ラウドスピーカの前記出力値が音量であることを特徴とする請求項1に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  3. 前記工程(d)が、
    (d1)前記システムの記憶ユニットが前記予め決められた時間の中の複数の変換された出力値を保存する工程と、
    (d2)前記プロセッサが前記複数の変換された出力値の中から前記最大出力値を判定する工程とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  4. 前記出力装置の前記出力値が第1の領域、第2の領域、および第3の領域に分けられることを特徴とする請求項1に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  5. 前記第1の領域が前記出力装置の前記出力値の0〜50%の中に入る領域として規定され、前記第2の領域が前記出力装置の前記出力値の50〜70%の中に入る領域として規定され、前記第3の領域が前記出力装置の前記出力値の70〜100%の中に入る領域として規定されることを特徴とする請求項4に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  6. 前記第1の領域の前記比の値が1であり、前記第2の領域の前記比の値が6/7であり、前記第3の領域の前記比の値が7/10であることを特徴とする請求項5に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  7. 前記工程(f)が、前記第1の実際の出力音量を得るために前記プロセッサが実質的に歪みの無い比の値と前記望ましい出力値を掛け算する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
  8. 前記工程(f)が、前記第2の実際の出力音量を得るために前記プロセッサが前記望ましい出力値と前記現在の領域の対応する比の値を掛け算する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の出力装置が損傷を受けるのを防止するための方法。
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