JP4150776B2 - 砂風呂装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、簡便な入浴方式および簡便な加熱方式を採ることができ、もって家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことができる砂風呂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、砂風呂と呼ばれるリラクゼーション施設が温泉地において良く知られている。かかる砂風呂は、温泉熱が発生している海浜に掘られた砂床に浴衣を着て入り、その上で温かい砂を全身に被せてもらうというものであり、適度な砂の温度だけでなく、砂の適度な圧力や心地よい砂音なども手伝って、人気の高いリラクゼーション施設である。
【0003】
このような砂風呂の人気を反映して、温泉地ではない場所でも砂風呂気分(適度な砂の温度、砂の適度な圧力、心地よい砂音など)を味わいたいというニーズもあり、かかるニーズに応えた砂風呂装置も登場している。具体的には、屋内に設置された浴槽に砂を充填させて、浴槽の底部から砂を加熱するという加熱方式を採る砂風呂装置であり、温泉地の砂風呂と同様、浴槽内に掘られた砂床に浴衣を着て入った後に、温かい砂を全身に被せてもらうという入浴方式を採る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の砂風呂装置は、家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことを実現することが困難であるという問題点があった。
【0005】
すなわち、上記の砂風呂装置では、温泉地の砂風呂と同様、砂を充填させた浴槽に浴衣を着て入った後に、温かい砂を全身に被せてもらうという入浴方式を採っている。このため、これを家庭内で実現するためには、浴槽を充填させるに十分な量の砂が必要になるだけでなく、砂を被せてもらうという他人の助けも必要になり、さらに、浴槽から飛び散った砂の取扱といった余計な負担も生じることとなり、気軽に砂風呂気分を味わうことが困難である。
【0006】
また、上記の砂風呂装置では、屋内に設置された浴槽に砂を充填させて、浴槽の底部から砂を加熱するという加熱方式を採っている。このため、これを家庭内で実現するためには、浴槽に充填させた多量の砂を加熱するに十分なエネルギーを供給する大がかりな加熱源が必要になるだけでなく、このような大がかりな加熱源を家庭内で設置・運用・維持するための高額な費用も必要になり、さらに、大がかりな加熱源による火災の防止といったリスク管理の負担も生じることとなり、気軽に砂風呂気分を味わうことが困難である。
【0007】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、簡便な入浴方式および簡便な加熱方式を採ることができ、もって家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことが可能な砂風呂装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る砂風呂装置は、人体に被せた場合に当該人体に対して圧力を加えるためのものであって、砂を内部に収容した砂収容手段と、前記砂収容手段に収容された砂を、家庭内の給湯設備から供給される加熱水または家庭内の温風出力機器から供給される加熱空気によって加熱する加熱手段とを備え、前記砂収容手段には複数のセルを一様に配設し、各セルの内部に前記砂を分配して収容したことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明に係る砂風呂装置は、請求項1に記載の発明において、前記加熱手段は、前記砂収容手段によって収容された砂に沿って前記加熱水または前記加熱空気を流す経路を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明に係る砂風呂装置は、請求項2に記載の発明において、前記加熱手段は、前記経路に前記加熱水または前記加熱空気を流入させる流入口と、当該流入口への流入量に対応して前記経路から前記加熱水または前記加熱空気を流出させる流出口とを備えたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明に係る砂風呂装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記砂収容手段は、金属粒を前記砂とともに収容することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る砂風呂装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、本実施の形態に係る砂風呂装置の概要および主たる特徴、当該砂風呂装置における各部の構成および機能を説明した後に、他の実施の形態を説明することとする。
【0015】
(概要および主たる特徴)
まず最初に、本実施の形態に係る砂風呂装置の概要および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態に係る砂風呂装置の外観構成を示す外観図である。同図に示すように、本実施の形態に係る砂風呂装置10は、保温部11と、加熱部12と、砂収容部13と、浴衣部14とから構成される。
【0016】
この砂風呂装置10は、概略的に、温泉地ではない場所でも砂風呂気分(適度な砂の温度、砂の適度な圧力、心地よい砂音など)を味わうことを可能にするために、人体に被せられるべき砂を加熱するというものである。そして、この砂風呂装置10は、図1に示した加熱部12および砂収容部13に主たる特徴があり、簡便な入浴方式および簡便な加熱方式を採ることができ、もって家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことができるようにしている。
【0017】
具体的に説明すると、人体に被せた場合に当該人体に対して所定の圧力を加えることが可能な量の砂を内部に収容した砂収容部13を、浴衣部14を介して人体に被せるという簡便な入浴方式を採ることができるようにしている。すなわち、かかる簡便な入浴方式によって、従来技術で説明した砂風呂装置と比較して、浴槽を充填させるに十分な量の砂が不要になるだけでなく、砂を被せてもらうという他人の助けも不要になり、さらに、浴槽から飛び散った砂の取扱といった余計な負担も生じないこととなり、気軽に砂風呂気分を味わうことが可能になる。
【0018】
また、砂収容部13に収容された砂を家庭内において供給可能な加熱媒体(例えば、家庭内の給湯設備から供給される加熱水など)によって加熱する加熱部12を、砂収容部13に被せるという簡便な加熱方式を採ることができるようにしている。すなわち、かかる簡便な加熱方式によって、従来技術で説明した砂風呂装置と比較して、浴槽に充填させた多量の砂を加熱するに十分なエネルギーを供給する大がかりな加熱源が不要になるだけでなく、このような大がかりな加熱源を家庭内で設置・運用・維持するための高額な費用も不要になり、さらに、大がかりな加熱源による火災の防止といったリスク管理の負担も生じないこととなり、気軽に砂風呂気分を味わうことが可能になる。
【0019】
(各部の構成および機能)
次に、本実施の形態に係る砂風呂装置10における各部の構成および機能を説明する。この砂風呂装置10は、図1に示したように、保温部11と、加熱部12と、砂収容部13と、浴衣部14とから構成される。
【0020】
このうち、砂収容部13は、人体に被せた場合に当該人体に対して所定の圧力を加えることが可能な量の砂を内部に収容したものである。具体的に、図1に示すように、人体の全身に簡単に砂を被せることができるように、横たわった人体の全身を覆うに十分な広さ(例えば、横方向120cm×縦方向200cm)を有する掛け布団用シーツの如き袋の内部に砂を収容して形成される。
【0021】
ここで、上記の袋としては、内部に収容した砂が外部に漏れることがないように、きめの細かい素材であって、また、砂風呂の如く砂が全身を覆う感覚(砂が肌に当たる感覚)を獲得するために、少なくとも浴衣部14に接する面は、人体の形状に沿って変形するような素材が採用される。
【0022】
また、このような素材の袋の内部に収容される砂の量としては、砂風呂にて感じられる「砂の適度な圧力」と同様の圧力を人体に感じさせることができる量が収容される。具体的には、図1に示すように、砂収容部13に一様に配設された各セル13aの内部に、上記した量の砂を分配して収容する。
【0023】
なお、このようなセル13aを採用することによって、砂の偏りを防止できる点で、全身に砂を被せることが一層簡単になるだけでなく、人体の形状に沿って変形することが一層容易になり、また、折り畳んで収容することができる点で、保管や取扱も容易になり、さらに、布団のように天日に干し易くなる点で、簡易に衛生上の効果も得られる。
【0024】
また、このようなセル13aの内部には、砂とともに熱伝導率の高い物質(例えば、金属粒)が収容される。これは、元来温め難い砂だけでは、浴衣部14の下に横たわる人体に適度な温度を与えることが容易でないので、かかる熱伝導率の高い物質を収容することで、砂の加熱を容易にするとともに、人体に適度な温度を与えることを容易にしようとするものである。
【0025】
なお、セル13aの内部に、マイナスイオンを発生させるトルマリンを加えることも、リラクゼーションの観点から有効であり、また、心地よい砂音が生じるように、ある程度の余裕をもって、セル13aの内部に砂を収容することも有効である。
【0026】
加熱部12は、砂収容部13に収容された砂を家庭内において供給可能な加熱媒体(例えば、家庭内の給湯設備から供給される加熱水など)によって加熱するものである。具体的に説明すると、砂収容部13に収容された砂は、砂風呂のように多量な砂ではないので、家庭内において供給可能な加熱媒体であっても、砂を加熱するのに十分なエネルギーを有すると考えられる。
【0027】
このため、加熱部12は、図1に示すように、砂収容部13と同様の広さを有する掛け布団用シーツの如き袋の内部に、家庭内の給湯設備から供給される加熱水を砂収容部13に収容された砂に沿って流す管12aを収容し、さらに、この管12aに加熱水を流入させる入口12bと、この入口12への流入量に対応して管12aから加熱水を流出させる出口12cとを備えて形成される。
【0028】
ここで、上記の袋としては、内部の管12aを流れる加熱水によって破損することを防止するとともに、使用後の水洗い清掃などを可能にするために、耐熱および耐久性に優れた素材(例えば、強化ビニールなど)であって、また、砂収容部13に収容された砂に熱が効率的に伝わるように、少なくとも砂収容部13に接する面は、熱伝導率が高く、砂収容部13の形状(人体の形状)に沿って変形するような素材が採用される。
【0029】
また、このような素材の袋の内部に収容される管12aは、砂収容部13に収容された砂に熱が効率的に伝わるように、砂収容部13を全体的に覆うように最大道のりの迷路状に配設される。さらに、この管12aとしては、加熱水が漏れ出すことを防止するために、加熱水(水道水)の圧力に耐える耐久性および熱湯の温度(最大100度)に耐えられる耐熱性を有する素材であって、また、砂収容部13に収容された砂に熱が効率的に伝わるように、砂収容部13の形状(人体の形状)に沿って変形するような素材が採用される。
【0030】
そして、このような管12aを加熱水が流れることによって砂収容部13に収容された砂が加熱される。具体的に説明すると、家庭内の給湯設備(例えば、セントラル給湯システムなど)の蛇口と加熱部12の入口12bとを、加熱水(水道水)の圧力に耐える耐久性および熱湯の温度(100度)に耐えられる耐熱性を有するホースで連結し、蛇口から熱湯(加熱水)を流すことによって、大がかりな設備による高額な費用を掛けることもなく、さらに、火災などの心配もなく、簡便に砂が加熱される。さらに、加熱部12に対して順次熱湯を供給して、砂収容部13に収容された砂に対する加熱状態を簡便に維持するために、砂を加熱した加熱水は出口12cから流出される。
【0031】
なお、家庭内の給湯設備(例えば、セントラル給湯システムなど)の蛇口から流出する加熱水の温度を調整することによって、砂の温度を容易に調整し、各利用者の好みに合った温度で砂風呂気分を味わうことも有効である。また、出口12cと湯船とを上記と同様のホースで連結し、出口12cから流出される加熱水を湯船に溜めることによって、砂を加熱するために利用した加熱水を通常の風呂の湯として再利用することも有効である。
【0032】
保温部11は、加熱部12による熱エネルギーを砂収容部13へ向かわせるものである。具体的には、図1に示すように、加熱部12と同様の広さを有するシートであり、加熱部12によって砂収容部13を効率的に加熱するために、加熱部12に接する面は、加熱部12からの熱エネルギーを加熱部12に反射するような素材によって形成され、また、外気に接する面は、加熱部12からの熱エネルギーが外気に逃げることを防止するような断熱性の素材によって形成される。
【0033】
なお、加熱部12による火傷を防止するとともに、加熱部12による加熱効果を高め、さらに、加熱部12の破損を防止するために、保温部11および砂収容部13に、両者を留め外し可能にする器具(例えば、ボタンなど)を設けることも有効である。
【0034】
浴衣部14は、砂収容部13の下に横たわった人体が直接的に砂収容部13に触れることがないようにするものである。具体的には、図1に示すように、砂収容部13と同様の広さを有するシートであり、人体から出る汗が直接的に砂収容部13に入り込むことを防止するために、汗を吸収することができる素材によって形成される。このため、浴衣部14を洗濯することができ、これによって砂収容部13を清潔に保つこともできる。
【0035】
上述してきたように、本実施の形態によれば、人体に被せた場合に当該人体に対して所定の圧力を加えることが可能な量の砂を内部に収容した砂収容部13を、浴衣部14を介して人体に被せるという簡便な入浴方式を採ることができ、また、砂収容部13に収容された砂を家庭内において供給可能な加熱媒体(例えば、家庭内の給湯設備から供給される加熱水など)によって加熱する加熱部12を、砂収容部13に被せるという簡便な加熱方式を採ることができ、もって家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことができる。
【0036】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0037】
例えば、本実施の形態では、砂風呂にて感じられる「砂の適度な圧力」と同様の圧力を人体に感じさせることができる量が砂収容部13に収容される場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、砂収容部13、加熱部12および保温部11の全てを考慮して適度な圧力が得られるような量を砂収容部13に収容する場合にも同様に適用することができる。
【0038】
また、本実施の形態では、砂収容部13に一様に砂を収容する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、人型になるようにセル13aを配置する場合など、砂風呂にて感じられる「砂の適度な圧力」と同様の圧力を人体に感じさせることができるように砂を収容する場合であれば、同様に適用することができる。
【0039】
また、本実施の形態では、一つの砂収容部13を用いる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、人体の各部位ごとに別の砂収容部13を被せる場合など、複数の砂収容部13を用いる場合にも同様に適用することができる。
【0040】
また、本実施の形態では、加熱部12の内部に砂収容部13を全体的に覆うように管12aを配設する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、砂収容部13において人型になるようにセル13aが配置される場合には管12aも人型に配設するなど、砂収容部13に収容された砂の配置にしたがって管12aを配設する場合であれば、同様に適用することができる。
【0041】
また、本実施の形態では、セントラル給湯システムから提供される加熱水によって砂を加熱する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、湯沸かし器(ポット)から提供される加熱水など、家庭内のあらゆる給湯設備から提供される加熱水を用いる場合に同様に適用することができる。
【0042】
また、本実施の形態では、砂収容部13と加熱部12とを別々に構成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、砂収容部13の内部に加熱部12の管12aを配設する場合にも同様に適用することができる。なお、この場合には、砂収容部13においてセル13aを採用するのではなく、砂収容部13に配設された管12aによって砂を分配して、砂の偏りを防止することも有効である。
【0043】
また、本実施の形態では、家庭内の給湯設備から提供される加熱水によって砂を加熱する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、家庭内の温風出力機器から供給される加熱空気(例えば、ドライヤから供給される温風)によって砂を加熱する場合にも同様に適用することができる。
【0044】
すなわち、この場合には、砂の効率的な加熱を実現するために、砂収容部13の内部に加熱部12の管12aを配設するとともに、この管12aに複数の小穴を設け、小穴から流出する加熱空気によって砂を加熱することも有効である。さらに、この場合には、小穴から流出する加熱空気は浴衣部14の下に横たわる人体を直接的に温めることになるので、砂が温まる前から適度な温度を感じることも可能になる点でも有効である。
【0045】
なお、本発明は、家庭内の給湯設備から提供される加熱水および家庭内の温風出力機器から供給される加熱空気の両者によって砂を加熱する場合にも、同様に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、砂収容手段は、人体に被せた場合に当該人体に対して所定の圧力を加えることが可能な量の砂を内部に収容し、加熱手段は、砂収容手段に収容された砂を家庭内において供給可能な加熱媒体によって加熱することとしたので、簡便な入浴方式および簡便な加熱方式を採ることができ、もって家庭内で気軽に砂風呂気分を味わうことが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【0047】
また、請求項2の発明によれば、加熱手段は、家庭内の給湯設備から供給される加熱水によって砂を加熱することとしたので、家庭内において簡便に砂を加熱することが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【0048】
また、請求項3の発明によれば、加熱手段は、家庭内の温風出力機器から供給される加熱空気によって砂を加熱することとしたので、家庭内において簡便に砂を加熱することが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【0049】
また、請求項4の発明によれば、加熱手段は、砂収容手段によって収容された砂に沿って加熱水または加熱空気を流す経路を備えることとしたので、効率的に砂を加熱することが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【0050】
また、請求項5の発明によれば、加熱手段は、経路に加熱水または加熱空気を流入させる流入口と、当該流入口への流入量に対応して経路から加熱水または加熱空気を流出させる流出口とを備えることとしたので、砂に対する加熱状態を簡便に維持することが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【0051】
また、請求項6の発明によれば、熱伝導率の高い物質を砂とともに収容することとしたので、砂の加熱を容易にすることが可能な砂風呂装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る砂風呂装置の外観構成を示す外観図である。
【符号の説明】
10 砂風呂装置
11 保温部
12 加熱部
12a 管
12b 入口
12c 出口
13 砂収容部
13a セル
14 浴衣部
Claims (4)
- 人体に被せた場合に当該人体に対して圧力を加えるためのものであって、砂を内部に収容した砂収容手段と、
前記砂収容手段に収容された砂を、家庭内の給湯設備から供給される加熱水または家庭内の温風出力機器から供給される加熱空気によって加熱する加熱手段とを備え、
前記砂収容手段には複数のセルを一様に配設し、各セルの内部に前記砂を分配して収容したこと、
を特徴とする砂風呂装置。 - 前記加熱手段は、前記砂収容手段によって収容された砂に沿って前記加熱水または前記加熱空気を流す経路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の砂風呂装置。
- 前記加熱手段は、前記経路に前記加熱水または前記加熱空気を流入させる流入口と、当該流入口への流入量に対応して前記経路から前記加熱水または前記加熱空気を流出させる流出口と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の砂風呂装置。
- 前記砂収容手段は、金属粒を前記砂とともに収容することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の砂風呂装置。
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