JP4147455B2 - 磁気センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、磁気インピーダンス効果を利用した磁気検出素子、特に温度特性を改良した磁気センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気検出センサとしては磁気抵抗素子が広く用いられているが、検出感度の点で満足できるものがないのが現状である。そこで、磁気抵抗素子に代わる高感度磁気検出センサとして、例えば特開平06−281712号公報に開示されているアモルファスワイヤによる磁気インピーダンス素子や、特開平08−330645号公報に開示されている薄膜形状のものが出現している。
【0003】
図7に、磁気インピーダンス素子(以下、MI素子とも言う)を用いた例を示す。
図示のように、コイル2が巻回されているMI素子1には、高周波信号源4からMHz以上の矩形波が抵抗3を介して印加される。また、コイル2にはバイアス信号源から、高周波信号源4よりも低い周波数の信号をもとにした一定電流が定電流回路6を介して印加される。これにより、MI素子1には所定の正負のバイアス磁界が、交互に繰り返し与えられる。
【0004】
図7に示す磁気センサの特性を図8に示す。
すなわち、図7のように外部磁界とバイアス磁界とが足された磁界に対してMI素子1の抵抗は増加する特性を示し、さらに或る所定の磁界強度を過ぎると低下する特性を示すのが一般的である。図8は外部磁界ΔHeが加えられた場合を示し、MI素子1の抵抗変化は正負のバイアス磁界±Hbを基準にして、±Δrが発生することを示している。
【0005】
次に、上記抵抗変化分の電気的な検出方法につき、図7を参照して説明する。
アナログ記憶回路7は、MI素子1の端子の抵抗変化に相当する電圧を平滑する。この電圧値はバッファ回路8を介して、アナログ記憶回路11,12に記憶される。このとき、アナログ記憶回路11,12の記憶タイミングはバイアス信号の周期に同期しており、それぞれが交互の正負磁界での電圧値を記憶する。これにより、差動回路13の出力は±Δrに相当する電圧値2ΔV1となり、外部磁界量を検出した値となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、MI素子は高感度な磁気センサであるため、温度変化に対して敏感な反応をする。特に大きいのが、磁気抵抗増減屈曲点のドリフトである。図8に示すように、例えば低温になると、MI素子の磁性体特性の変化から磁気抵抗増減屈曲点±Hkが±Hk1へとドリフトする(図示は省略しているが、高温の場合は低磁界側にドリフトする)。そのため、±Δr1の振幅からも分かるように、正負磁界で対称な振幅であるはずが、低磁界側での感度の非直線性(高温の場合、高磁界側での感度の非直線性)により、負側の振幅(高温の場合、正側の振幅)が小さくなり、検出する外部磁界量に狂いが生じると言う問題がある。
したがって、この発明の課題は、磁気センサの温度特性の問題を解決し、温度変化に対して感度変動のない、高精度で安定な磁気センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、磁気インピーダンス効果を有する磁気素子と、この磁気素子の両端に高周波電流を印加する高周波電流印加手段と、前記磁気素子に異なる2つのバイアス磁界を交互に印加するバイアス磁界印加手段と、前記2つのバイアス磁界に対する前記磁気素子のインピーダンス変化を検出する第1,第2のインピーダンス検出手段と、そのインピーダンス変化の和および差を演算する第1,第2の演算手段とを有し、この第1,第2の演算手段によるインピーダンス変化の演算結果に応じて前記磁気素子に印加するバイアス磁界を調整することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明では、磁気インピーダンス効果を有する2つの磁気素子と、この2つの磁気素子に並列に高周波電流を印加する高周波電流印加手段と、前記2つの磁気素子に異なる2つのバイアス磁界を交互に印加するバイアス磁界印加手段と、前記2つのバイアス磁界に対する前記磁気素子のインピーダンス変化を検出する第1,第2のインピーダンス検出手段と、そのインピーダンス変化の和および差を演算する第1,第2の演算手段とを有し、この第1,第2の演算手段によるインピーダンス変化の演算結果に応じて前記2つの磁気素子に印加するバイアス磁界を調整することを特徴とする。
【0009】
上記請求項1または2の発明においては、前記磁気素子に印加する2つのバイアス磁界を、正負極性対称の磁界とすることができ(請求項3の発明)、または、前記インピーダンス変化の和および差の演算値のうち、その差の値に応じてバイアス磁界を調整することができる(請求項4の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の原理構成を示す構成図である。
図示のように、従来のものに対し、温度抵抗素子10をMI素子1の近傍に設置して構成される。この温度抵抗素子10としては、サーミスタなどに代表されるように、周囲温度に対して抵抗が変化する素子が用いられる。定電流回路6は、この抵抗変化を受けて増幅度を変え、コイルへの印加電流を増減させる。
【0011】
図1の動作を図2に示す。いま、温度が低下した場合は、MI素子1へのバイアス磁界を±Hb1から±Hb2に強めて、特に−Δr1の変化を室温時−Δrと変わらぬようにする。一方、高温時にはこの動きとは逆にバイアス磁界を低下させる(図示なし)。その他の動作は従来と同様である。このように、正負のバイアス磁界を温度に応じて調整することで、外部磁界に対する検出感度の変動を防止するものである。
【0012】
図3は図1の変形例を示す構成図である。
これは、温度抵抗素子10の変化をAD(アナログ−ディジタル)変換回路21で読み取り、その結果に応じて信号処理回路22がDA(ディジタル−アナログ)変換回路23の出力を所定の方向に制御して、MI素子1へのバイアス磁界を調整するものである。機能的には図1の場合と同じで、処理方法が図1ではアナログ的であったのが、ここではディジタル的になっている点が異なるだけである。
【0013】
図4はこの発明の実施の形態を示す構成図である。
差動回路13および加算回路14は、アナログ記憶回路11,12に記憶された±V1から和〔Vd=+V1−(−V1)=2V1〕と差〔Va=+V1+(−V1)=V1−V1〕をそれぞれ演算する。Vdは、後続のアナログ記憶回路15とバッファ回路17でクロック3の更新タイミングで逐次更新され、磁気計測信号としての出力(Vs)となる。一方、Vaはクロック2に同期して記憶値を更新し、後続の加算回路19に入力される。バイアス信号Vbは、このVaとクロック1との和のアナログ信号振幅となる。
【0014】
図5の点線から右側のタイミング例に示すように、V1に比べて−V1の絶対値が低い場合、Vaは正側の振幅となり(V1に比べ−V1の絶対値が高い場合、Vaは負側の振幅となる)、バイアス信号Vbを大きくする。この±V1の和演算の更新はクロック回路18からのクロック3に同期して、また、バイアス信号Vbの更新は、クロック回路18からのクロック2に同期して繰り返される。これにより、例えば温度が低下した場合図2に示すように、MI素子1へのバイアス磁界が±Hb1から±Hb2に強められ、直線性の良い領域での外部磁界変化が捉えられるため、正負磁界での抵抗変化±Δr1が均衡化し、この抵抗変化に対応する電圧振幅〔V1−(−V1)〕が増加する(室温と同様になる)。
【0015】
このように、図4の実施例は温度変化に関連して、正負の磁界でMI素子の抵抗変化に不均衡が生じた場合にこれを均衡化するよう、それぞれの抵抗変化に相当する正負の信号振幅の差に応じてバイアス磁界を調整し、外部磁界に対する検出感度の変動を防止するものである。つまり、図1,3では、直接温度抵抗素子を利用して、温度変化による外部磁界検出感度の変動を防止しているのに対し、図4では温度抵抗素子(温度検出素子)を用いることなく、温度変化に対する磁界検出感度の変動を防止するものと言える。
【0016】
図6はこの発明の別の実施の形態を示す構成図である。
ここでは、2つのMI素子1a,1bを用い、高周波信号源4からMHz以上の矩形波を抵抗3a,3bを介してそれぞれ印加する。また、コイル2a,2bにはバイアス信号源20からの信号をもとに、定電流回路6を介して一定の電流が印加される。このとき、MI素子1a,1bにはそれぞれ正負のバイアス磁界を与えるよう、コイル2a,2bに与える電流の方向を変えるようにしている。このように2つのMI素子1a,1bを駆動した場合も図2のように、外部磁界ΔHeが加えられていると、MI素子1aの抵抗変化は正バイアス磁界Hb1を基準にΔrが発生し、もう一方のMI素子1bの抵抗変化は負バイアス磁界−Hb1を基準に−Δrが発生する。
【0017】
次に、上記抵抗変化分の検出方法につき説明する。
まず、アナログ記憶回路7a,7bで記憶された±V1から、その和(Vd)と差(Va)をそれぞれ差動回路13,加算回路14で演算する。Vdは、後続のアナログ記憶回路15とバッファ回路17でクロック3の更新タイミングで逐次更新され、磁気計測信号としての出力(Vs)となる。一方、Vaはクロック2に同期して記憶値を更新し、後続の加算回路19に入力される。バイアス信号VbはこのVaとバイアス信号源20の出力との和のアナログ信号振幅となる。
【0018】
図5の点線から右側のタイミング例に示すように、V1に比べて−V1の絶対値が低い場合、Vaは正側の振幅となり(V1に比べ−V1の絶対値が高い場合、Vaは負側の振幅となる)、バイアス信号Vbを大きくする。この±V1の和演算の更新はクロック回路18からのクロック3に同期して、また、バイアス信号Vbの更新はクロック回路18からのクロック2に同期して繰り返される。なお、クロック回路18の繰り返し周波数は、2つのMI素子に印加する高周波信号に比べて、低く設定されている。
【0019】
これにより、例えば温度が低下した場合、MI素子1へのバイアス磁界が±Hb1から±Hb2に強められ、直線性の良い領域での外部磁界変化が捉えられるため、正負磁界での抵抗変化±Δr1が均衡化し、この抵抗変化に対応する電圧振幅〔V1−(−V1)〕が増加する(室温と同様になる)。このように、図6の実施例も、温度変化に関連して正負対称の磁界がそれぞれ与えられる2つのMI素子の抵抗変化に不均衡が生じた場合に、これを均衡化するようにそれぞれの抵抗変化に相当する正負の信号振幅の差に応じてバイアス磁界を調整し、外部磁界に対する検出感度の変動を、温度検出素子を特に設けることなく防止するものと言える。
【0020】
【発明の効果】
この発明によれば、周囲温度または正負磁界による磁気インピーダンス素子のそれぞれの抵抗変化の不均衡に応じてバイアス磁界を調整することにより、磁気検出感度の変動がなくなり、温度変化に対して安定かつ高感度な磁気センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の原理構成を示す構成図である。
【図2】 この発明におけるMI素子の動作特性改善原理の説明図である。
【図3】 図1の変形例を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態を示す構成図である。
【図5】 図4,図6の各部動作波形図である。
【図6】 この発明の別の実施の形態を示す構成図である。
【図7】 従来例を示す構成図である。
【図8】 図7におけるMI素子の動作特性説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b…磁気インピーダンス素子(MI素子)、2,2a,2b…コイル、3,3a,3b…抵抗、4…高周波信号源、5,20…バイアス信号源、6…定電流回路、7,7a,7b,11,12,15,16…アナログ記憶回路、8,17…バッファ回路、9…インバータ回路、10…温度抵抗素子、13…差動回路、14,19…加算回路、18…クロック回路、21…AD変換回路、22…信号処理回路、23…DA変換回路。
Claims (4)
- 磁気インピーダンス効果を有する磁気素子と、この磁気素子の両端に高周波電流を印加する高周波電流印加手段と、前記磁気素子に異なる2つのバイアス磁界を交互に印加するバイアス磁界印加手段と、前記2つのバイアス磁界に対する前記磁気素子のインピーダンス変化を検出する第1,第2のインピーダンス検出手段と、そのインピーダンス変化の和および差を演算する第1,第2の演算手段とを有し、この第1,第2の演算手段によるインピーダンス変化の演算結果に応じて前記磁気素子に印加するバイアス磁界を調整することを特徴とする磁気センサ。
- 磁気インピーダンス効果を有する2つの磁気素子と、この2つの磁気素子に並列に高周波電流を印加する高周波電流印加手段と、前記2つの磁気素子に異なる2つのバイアス磁界を交互に印加するバイアス磁界印加手段と、前記2つのバイアス磁界に対する前記磁気素子のインピーダンス変化を検出する第1,第2のインピーダンス検出手段と、そのインピーダンス変化の和および差を演算する第1,第2の演算手段とを有し、この第1,第2の演算手段によるインピーダンス変化の演算結果に応じて前記2つの磁気素子に印加するバイアス磁界を調整することを特徴とする磁気センサ。
- 前記磁気素子に印加する2つのバイアス磁界を、正負極性対称の磁界とすることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ。
- 前記インピーダンス変化の和および差の演算値のうち、その差の値に応じてバイアス磁界を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ。
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