JP4145837B2 - ブロックに基いた動き補償装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブロックに基いた動き補償装置および方法に係り、より詳しくは、ブロックアーチファクトの発生したブロックに対してのみ選別的にOBMC技法を施すことによりブロックアーチファクトが除去された映像信号を出力するブロックに基いた動き補償装置および方法に係る。
圧縮とは、データの内容を保持する状態でデータの量を縮小する技術であって、動画圧縮技術の代表的な例としてMPEG(Moving Picture Experts Group)が挙げられる。
MPEGは、データの圧縮時に各フレーム/フィールド間の時間的または空間的重複性(冗長度)を除去することによりデータの圧縮率を向上する方式である。ここで、時間的重複性は、前フレーム/フィールドと現フレーム/フィールドとの間から最も類似しているブロックを探す動き推定により除去され、空間的重複性は、DCT(Discrete Cosine Transform)により除去される。
特に、動き推定は、一般に、ブロック整合アルゴリズム(以下、“BMA”と称す)により行われる。BMAとは、前フレーム/フィールドと現フレーム/フィールドのように連続入力される2枚のフレームをブロック単位で比較し、比較されるブロック内の複数の画素が並進運動(translation)をするという仮定下でブロック当たりに1つの動きベクトルを推定することをいう。
前述したように、送信機で推定された動きベクトルは、現フレーム/フィールドと前フレーム/フィールドとの動き予測誤差、例えば、SAD値と共に受信機に伝送される。すると、受信機では、現および/または前フレーム/フィールドと受信された動きベクトルを用いて動き補償を行った後、受信された動き予測誤差によって適応的にフレーム/フィールドを復元する。
しかし、従来の動き補償方法により圧縮データを復元する場合、復元された映像ではブロックアーチファクトが発生する。ブロックアーチファクトとは、復元されたフレーム/フィールドにおいて隣接しているブロック間の境界が不連続的に見える現象であって、視覚的に障る映像を提供し、画質の劣化を招く。かかるブロックのアーチファクトは、ブロック単位で行われる動き推定および補償により発生する。
また、従来の動き補償方法では、ブロックアーチファクトの発生を防ぐために全体のブロックに重複ブロック動き補償(以下、“OBMC”と称す)技法を施したが、かかる場合、全体としてぼけが発生する映像が提供されるという問題点が発生する。
本発明は、前記のような従来技術における問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ブロックアーチファクトの発生するブロックに対してのみ選別的にOBMC技法を施すことでより精度よい動き補償が可能なブロックに基いた動き補償装置および方法を提供することである。
前記目的を達成するための、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置は、推定された現ブロックの動きベクトルに対応する第1および第2の画素を入力される現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第1の補間画素を算出する第1の動き補償補間部と、補間すべき前記現ブロックに隣接している少なくとも1つの周辺ブロック毎に推定された動きベクトルに対応する第3および第4の画素を入力される前記現フレームおよび前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第2の補間画素を算出する少なくとも1つの第2の動き補償補間部と、補間すべき前記現ブロックのうちの前記第1および第2の補間画素が補間される相対的位置によって前記第1および第2の補間画素に所定の重み値を割り当てて候補補間画素を算出する候補補間画素算出部と、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルを分析して前記現ブロックと前記周辺ブロックとの不連続有無を判断する動き分析部、および前記動き分析部で判断された前記不連続有無によって前記第1の補間画素および前記候補補間画素のいずれかを最終補間画素として選択し出力する最終補間画素選択部とを含む。
より詳しくは、前記動き分析部は、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルとの差を求め、前記差が予め設定された閾値より大きいと、前記候補補間画素算出部から算出された前記候補補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を前記最終補間画素選択部に出力し、前記差が予め設定された前記閾値より小さいと、前記第1の動き補償補間部から算出された前記第1の補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力する。
また、前記第1および第2の動き補償補間部は、それぞれ、前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第1の画素を入力される前記現フレーム/フィールドから抽出する第1の画素抽出部と、前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第2の画素を入力される前記前フレーム/フィールドから抽出する第2の画素抽出部と、補間すべきフレーム/フィールドと前記現および前フレーム/フィールドとの相対的位置相関係数を抽出された前記第1および第2の画素のそれぞれに乗算して第1および第2の乗算データを出力する第1および第2の乗算部、および前記第1および第2の乗算部から出力される前記第1および第2の乗算データを加算して前記第1の補間画素を算出する第1の加算部と、を含み、前記第1および第2の画素のそれぞれに与えられる前記相対的位置相関係数の和は1である。
さらに、前記第2の画素に乗算される前記相対的位置相関係数は、次の式により算出される。
Figure 0004145837

(前記式の中で、rは、前記第2の画素に乗算される相対的位置相関係数を表し、aは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記前フレーム/フィールドまでの最小距離を表し、bは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記現フレーム/フィールドまでの最小距離を表す。)
好ましくは、前記候補補間画素算出部は、前記現ブロック内において補間すべき画素の相対的位置毎に重み値が割り当てられており、前記相対的位置毎に割り当てられた重み値のうちから算出された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を抽出し提供する重み値記憶部と、前記重み値記憶部から前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を提供され前記第1および第2の補間画素毎に乗算して第3および第4の乗算データを出力する第3および第4の乗算部、および前記第3および第4の乗算部から出力される前記第3および第4の乗算データを加算して前記候補補間画素を算出する第2の加算部とを更に含み、前記第1および第2の補間画素が補間される位置における前記第1および第2の補間画素に割り当てられる前記重み値の和は1である。
また、前記第1および第2の補間画素の補間される位置が補間ブロックの中心から前記補間ブロックの境界領域に移動するほど前記第1の補間画素に割り当てられる重み値は減少し、前記第2の補間画素に割り当てられる重み値は増加する。
そして、入力される前記現フレーム/フィールドを所定の時間遅延させ、前記所定の時間遅延された前記前フレーム/フィールドを前記第1および第2の動き補償補間部および前記動き補償部に提供する遅延器を更に含む。
また、前記第2の動き補償補間部の個数は、前記周辺ブロックの個数と同一に設けられる。
一方、前記のような目的を達成するための、本発明に係るブロックに基いた動き補償方法は、推定された現ブロックの動きベクトルに対応する第1および第2の画素を入力される現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第1の補間画素を算出するステップと、補間すべき前記現ブロックに隣接している少なくとも1つの周辺ブロック毎に推定された動きベクトルに対応する第3および第4の画素を入力される前記現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第2の補間画素を算出するステップと、補間すべき前記現ブロックのうちの前記第1および第2の補間画素が補間される相対的位置によって前記第1および第2の補間画素に所定の重み値を割り当てて候補補間画素を算出するステップと、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルを分析して前記現ブロックと前記周辺ブロックとの不連続有無を判断するステップと、前記判断ステップで判断された前記不連続有無によって前記第1の補間画素および前記候補補間画素のいずれかを最終補間画素として選択し出力するステップとを含む。
より詳しくは、前記動き分析ステップは、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルとの差を求め、前記差が予め設定された閾値より大きいと、前記候補補間画素を算出するステップから算出された前記候補補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力し、前記差が予め設定された前記閾値より小さいと、前記第1の補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力する。
また、前記第1および第2の補間画素算出ステップは、それぞれ、前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第1の画素を入力される前記現フレーム/フィールドから抽出するステップと、前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第2の画素を入力される前記前フレーム/フィールドから抽出するステップと、補間すべきフレーム/フィールドと前記現および前フレーム/フィールドとの相対的位置相関係数を抽出された前記第1および第2の画素のそれぞれに乗算して第1および第2の乗算データを出力するステップ、および前記第1および第2の乗算部から出力される前記第1および第2の乗算データを加算して前記第1の補間画素を算出するステップとを含み、前記第1および第2の画素のそれぞれに与えられる前記相対的位置相関係数の和は1である。
前記候補補間画素算出ステップは、前記現ブロック内において補間すべき画素の相対的位置毎に割り当てられた重み値のうちから、算出された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を抽出し提供するステップと、提供された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を前記第1および第2の補間画素毎に乗算して第3および第4の乗算データを出力するステップと、出力された前記第3および第4の乗算データを加算して前記候補補間画素を算出するステップとを含み、前記第1および第2の補間画素が補間される位置における前記第1および第2の補間画素に割り当てられる前記重み値の和は1である。
また、入力される前記現フレーム/フィールドを所定の時間遅延させ、前記所定の時間遅延された前記前フレーム/フィールドを前記第1および第2の補間画素算出ステップに提供するステップを更に含む。
以上で説明したように、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置および方法によれば、ブロック間において発生する不連続領域、即ち、ブロックアーチファクトの発生する領域を選別し、選別された領域に対してのみOBMC技法を施すことが可能である。従って、選別的にOBMC技法を施すことにより全体のブロックにOBMC技法を施す場合に発生するぼけのような画質の劣化を減少させつつ、ブロックアーチファクトも除去または減少する動き補償を行うことができる。
図1は、本発明の好適な実施例に係るブロックに基いた動き補償装置を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置100は、遅延器110、第1の動き補償補間部120、第2の動き補償補間部130、候補補間画素算出部140、動き分析部150、および最終補間画素選択部160を含む。
まず、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置100は、BMAにより推定された補間すべき現ブロックおよび前ブロックの動きベクトルおよび動き予測誤差(Motion Error)を用いて動き補償を行う装置である。
従って、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置100には、図2に示す現ブロックに対して推定された動きベクトルvおよび現ブロックに隣接している所定の周辺ブロックに対して推定された動きベクトルvが入力される。また、本発明に係るブロックに基いた動き補償装置100には、入力映像信号(input signal)として現フレーム/フィールドFが入力される。
入力される現フレーム/フィールドFは、後述する第1および第2の画素抽出部122、132および動き分析部150に提供される。
遅延器110は、入力される現フレーム/フィールドFを所定の時間遅延させた後、所定の時間遅延された前フレーム/フィールドFn−1を出力する。遅延器110から出力された前フレーム/フィールドFn−1は、後述する第2および第4の画素抽出部124、134および動き分析部150に提供される。
第1の動き補償補間部120は、第1および第2の画素抽出部122、124、第1および第2の乗算部126、128および第1の加算部129を含む。
第1の動き補償補間部120は、推定された現ブロックの動きベクトルvに対応する第1および第2の画素f、fを入力される現および前フレーム/フィールドF、Fn−1からそれぞれ抽出して第1の補間画素fを算出する。
詳述すれば、第1の画素抽出部122は、補間すべき現ブロックの動きベクトルvに対応する第1の画素fを入力される現フレーム/フィールドFから抽出する。
第2の画素抽出部124は、補間すべき現ブロックの動きベクトルvに対応する第2の画素fを入力される前フレーム/フィールドFn−1から抽出する。
第1の乗算部126は、補間すべきフレーム/フィールドFと現および前フレーム/フィールドF、Fn−1との相対的位置相関係数を抽出された第1の画素fに乗算して第1の乗算データを出力する。相対的位置相関関係は、フレームレート変換比に関わるものであって、次の式(1)により算出できる。
Figure 0004145837

図3および式(1)の中で、(1−r)は、第1の画素fに乗算される相対的位置相関係数を表し、aは、補間すべきフレーム/フィールドFから前フレーム/フィールドFn−1までの最小距離を表し、bは、補間すべきフレーム/フィールドFから現フレーム/フィールドFまでの最小距離を表す。
第2の乗算部124は、式(1)により算出された相関係数rを第2の画素fに乗算して第2の乗算データを出力する。ここで、第1および第2の画素f、fにそれぞれ与えられる相対的位置相関係数の和は1であることが分かる。
第1の加算部129は、第1および第2の乗算部126、128から出力される第1および第2の乗算データを加算して第1の補間画素fを算出する。
第2の動き補償補間部130は、第3および第4の画素抽出部132、134、第3および第4の乗算部136、138および第2の加算部139を含む。第2の動き補償補間部130は、多数の周辺ブロックのうちの所定の周辺ブロックに対して推定された動きベクトルvに対応する第3および第4の画素f、fを入力される現および前フレーム/フィールドF、Fn−1からそれぞれ抽出して第2の補間画素fを算出する。
詳述すれば、第3の画素抽出部132は、所定の周辺ブロックの動きベクトルvに対応する第3の画素fを入力される現フレーム/フィールドFから抽出する。また、第4の画素抽出部134は、所定の周辺ブロックの動きベクトルvに対応する第4の画素fを入力される前フレーム/フィールドFn−1から抽出する。
第3の乗算部136は、式(1)により算出された相関係数(1−r)を第3の画素fに乗算して第3の乗算データを出力する。また、第4の乗算部138は、相関係数rを第4の画素fに乗算して第4の乗算データを出力する。ここで、第3および第4の画素f、fに乗算される相関係数は、それぞれ第1および第2の画素f、fに適用される相関係数と同一である。
第2の加算部139は、第3および第4の乗算部136、138から出力される第3および第4の乗算データを加算して第2の補間画素fを算出する。
従って、第1および第2の動き補償補間部120、130からそれぞれ出力される第1および第2の補間画素f、fは、次の式(2)および式(3)により算出される。
Figure 0004145837
Figure 0004145837

前記式の中で、xは、所定のブロック(即ち、現ブロックまたは周辺ブロック)に位置する所定の画素の座標値を表し、nは、現フレーム/フィールドFの時間的位置を表し、n−1は、前フレーム/フィールドFn−1の時間的位置を表し、r(ここで、0≦r≦1)は、第2および第4の画素f、fに与えられる相関係数を表す。
候補補間画素算出部140は、重み値記憶部142、第5および第6乗算部144、146および第3の加算部148を含む。候補補間画素算出部140は、補間すべきブロックのうちのブロックアーチファクトの発生するブロックに対してOBMC技法を施すことによりブロックアーチファクトを除去または減少させる。
このために、候補補間画素算出部140は、補間すべき現ブロックのうちの第1および第2の補間画素f、fが補間される相対的位置によって第1および第2の補間画素f、fに所定の重み値を割り当てて候補補間画素f’を算出する。
OBMC技法は、現に補間すべきブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvとの相関性が高いという特性を用いるのである。従って、OBMC技法は、図4に示すように所定の周辺ブロックBを横/縦方向(矢印方向)に所定の大きさ拡張させることで現ブロックBの一部と重なり合わせた後、重なり合ったサブブロック(斜線で図示)を補償単位に設定して動き補償を行う。即ち、OBMC技法は、重なり合ったサブブロックでは現ブロックBの動きベクトルvと周辺ブロックBの動きベクトルvが動き補償に影響を与えるという仮定下で、現に補間される所定の位置毎に重み値を割り当てて補間に用いられる候補補間画素f’を算出するのである。
詳述すれば、重み値記憶部142には、補間すべき現ブロック内において補間すべき画素の相対的位置毎に重み値が割り当てられている。即ち、補間すべき現ブロックにおいて現に動きベクトルvに対応する第1の画素fが多数存在する場合、多数の第1の画素fが抽出される度に算出される第1の補間画素fに与えられる重み値kが割り当てられており、第1の補間画素fが補間される位置毎に割り当てられている。併せて、第2の補間画素fに与えられる重み値は(1−k)値を有する。
この時、重み値記憶部142に記憶されている補間すべき画素の相対的位置に対応する重み値は、補間すべき現ブロックの中央から境界部分にいくにつれて大きくなる。即ち、サブブロックを含む現ブロックBの境界部分にいくにつれて現ブロックBの動きベクトルvを反映した第1の補間画素fに割り当てられる重み値kは小さくなる。反面、サブブロックを含む現ブロックBの境界部分にいくにつれて周辺ブロックの動きベクトルvを反映した第2の補間画素fに割り当てられる重み値(1−k)は大きくなる。
従って、第1および第2の補間画素f、fが算出されると、重み値記憶部142は、第1および第2の補間画素f、fが補間される位置に対応する重み値kおよび(1−k)を取り出して提供する。例えば、算出された第1および第2の補間画素f、fの補間される位置が補間すべき現ブロックのうちの(3、3)位置である場合、重み値記憶部142は、(3、3)位置に対応する所定の重み値kを取り出して第5の乗算部144に提供し、(1−k)を有する重み値を第6の乗算部146に提供する。ここで、第5および第6の乗算部144、146に提供される重み値の和は、‘1’であることが分かる。
第5の乗算部144は、第1の補間画素fが補間される位置に対応する重み値kと第1の補間画素fを乗算して第5の乗算データを出力し、第6の乗算部146は、第2の補間画素fが補間される位置に対応する重み値(1−k)と第2の補間画素fを乗算して第6の乗算データを出力する。
第3の加算部148は、第5および第6の乗算部144、146から出力される第5および第6の乗算データを加算して候補補間画素f’を算出する。
従って、候補補間画素算出部140から出力される候補補間画素f’は、次の式(4)により求められる。
Figure 0004145837

前記式の中で、kは、第1の補間画素fに与えられる重み値、(1−k)は、第2の補間画素fに与えられる重み値であり、0≦r≦1である。
動き分析部150は、現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvを分析して現ブロックと周辺ブロックとの不連続有無を判断する。詳述すれば、動き分析部150は、動きベクトルフィールド(図示せず)において現ブロックと周辺ブロックとが不連続領域であるものと判断されると、ブロックアーチファクトが発生すると判断し、OBMCモードを行うようにするモーションフラグ(Motion Flag)mを出力する。
反面、動きベクトルフィールド(図示せず)において現ブロックと周辺ブロックとが不連続領域ではないものと判断されると、動き分析部150は、一般の動き補償を行うようにするモーションフラグを出力する。
かかる各ブロック間の不連続特性は、現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトル(例えば、v)とのずれが大きい所で発生する可能性が高い。従って、本発明では、不連続領域を検出するための方法として、次のような実施例を適用することができる。即ち、動き分析部150は、現動きベクトルvと周辺動きベクトルvとの偏差と予め設定された閾値とを比較することで現ブロックと周辺ブロックとの不連続有無を判断することができる。
詳述すれば、動き分析部150は、推定された現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvとの偏差を算出する。そして、該偏差が予め設定された閾値より大きいと、動き分析部150は、候補補間画素算出部140から算出された候補補間画素f’を最終補間画素fとして選択させるモーションフラグ、即ち、m=1という選択信号を最終補間画素選択部160に出力する。
反面、該差が予め設定された閾値より小さいと、動き分析部150は、第1の動き補償補間部120から算出された第1の補間画素fを最終補間画素fとして選択させるモーションフラグ、即ち、m=0という選択信号を最終補間画素選択部160に出力する。
最終補間画素選択部160は、動き分析部150で判断された不連続有無によって第1の補間画素fおよび候補補間画素f’のいずれかを最終補間画素fとして選択し、本発明では、マルチプレクサを使用する。
Figure 0004145837

式(5)を参照して詳述すれば、動き分析部150からm=1を有するモーションフラグが入力されると、最終補間画素選択部160は、OBMC技法により算出された候補補間画素f’を最終補間画素fとして選択する。反面、動き分析部150からm=0を有するモーションフラグが入力されると、最終補間画素選択部160は、第1の動き補償補間部120から算出された第1の補間画素fを最終補間画素fとして選択する。
図5は、図1によるブロックに基いた動き補償方法を概略的に説明するためのフローチャートである。
図1乃至図5を参照すれば、まず、第1および第1の画素抽出部122、124は、現動きベクトルvに対応する第1および第2の画素f、fをそれぞれ現および前フレーム/フィールドF、Fn−1から抽出する(S410)。そして、第3および第4の画素抽出部132、134は、周辺動きベクトルvに対応する第3および第4の画素f、fをそれぞれ現および前フレーム/フィールドF、Fn−1から抽出する(S420)。
S420ステップが行われると、第1乃至第4の乗算部126、128、136、138は、式(1)により算出された所定の相関係数(1−r)およびrを適応的に第1乃至第4の画素f乃至fに乗算して第1乃至第4の乗算データを算出する(S430)。
そして、第1の加算部129は、第1および第2の乗算データを加算して第1の補間画素fを算出し、第2の加算部139は、第3および第4の乗算データを加算して第2の補間画素fを算出する(S440)。
S440ステップが行われると、候補補間画素算出部140は、OBMC技法を適用してサブブロック単位で動き補償を行う。詳述すれば、候補補間画素算出部140は、補間すべき現ブロックのうちの第1および第2の補間画素f、fが補間される相対的位置によって第1および第2の補間画素f、fに所定の重み値を割り当てて候補補間画素f’を算出する(S450)。この時、第1の補間画素fに重み値kが割り当てられる場合、第2の補間画素fには重み値(1−k)が割り当てられる。
そして、動き分析部150は、補間すべき現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvを分析し、現ブロックと周辺ブロックとの不連続有無を判断した後、判断結果に相応するモーションフラグを出力する(S460)。
例えば、現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvとの偏差が予め設定された閾値より大きいと、動き分析部150は、現ブロックと周辺ブロックとの不連続領域が存在しブロックアーチファクトが発生すると判断して、m=1というモーションフラグを出力する。反面、現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルvとの偏差が予め設定された閾値より小さいと、動き分析部150は、現ブロックと周辺ブロックとの不連続領域が存在しないものと判断して、m=0というモーションフラグを出力する。
S460ステップからm=1というモーションフラグが入力されると、最終補間画素選択部160は、候補補間画素算出部140から算出された候補補間画素f’を最終補間画素fとして選択出力する(S470)。
一方、S460ステップからm=0というモーションフラグが入力されると、最終補間画素選択部160は、第1の動き補償補間部120から算出された第1の補間画素fを最終補間画素fとして選択出力する(S480)。
前述したブロックに基いた動き補償装置100および方法では、現ブロックおよび現ブロックに隣接している多数の周辺ブロックのいずれかとの相関度を考慮してOBMC技法を施す。従って、ブロックに基いた動き補償装置100および方法によれば、ブロックアーチファクトの発生したブロックに対してのみOBMC技法を施すことでブロックアーチファクトが除去または減少した動き補償映像の提供が可能となる。
図6は、本発明の他の実施例に係るブロックに基いた動き補償装置600を概略的に示すブロック図である。ブロックに基いた動き補償装置600は、遅延器610、動き補償補間部620、候補補間画素算出部630、動き分析部640、および最終補間画素選択部650を含む。まず、図6に示すブロックに基いた動き補償装置600は、現ブロックに隣接している多数の周辺ブロックを考慮してOBMC技法を選択的に施す装置である。
また、図6に示すブロックに基いた動き補償装置600の遅延器610、動き補償補間部620、候補補間画素算出部630、動き分析部640、および最終補間画素選択部650は、図1に示す遅延器110、第1の動き補償補間部120、第2の動き補償補間部130、候補補間画素算出部140、動き分析部150、および最終補間画素選択部160と類似の動作を行うため、各ブロックに対する詳細な説明は省く。
動き補償補間部620は、第1乃至第Nの動き補償補間部620_1乃至620_Nを有する。ここで、Nは、動き補償時に考慮される現ブロックと周辺ブロックの個数である。
第1の動き補償補間部620_1は、現ブロックの動きベクトルに対応する画素を抽出して第1の補間画素fを算出する。第2乃至第Nの動き補償補間部620_2乃至620_Nは、それぞれ周辺ブロックの動きベクトルv乃至vn−1に対応する画素を抽出して第2乃至第Nの補間画素f乃至fを算出する。
候補補間画素算出部630は、重み値記憶部(図示せず)、第1乃至第Nの乗算部632_1乃至632_Nおよび加算部634を含む。
候補補間画素算出部630は、補間すべきブロックのうちのブロックアーチファクトの発生するブロックに対してOBMC技法を施すことにより動き補償を行う。
このために、各第1乃至第Nの乗算部632_1乃至632_Nは、補間すべき現ブロックにおいて第1および第Nの補間画素f、fが補間される相対的位置によって第1および第Nの補間画素f乃至fに所定の重み値k乃至kを乗算する。この時、第1乃至第Nの乗算部632_1乃至632_Nに提供される各重み値k乃至kの和は、‘1’であることが好ましい。加算部634は、重み値k乃至kが乗算された各データを加算して候補補間画素f’を算出する。
動き分析部640は、現ブロックの動きベクトルvと周辺ブロックの動きベクトルv乃至vN−1を分析して現ブロックと周辺ブロックとの不連続有無を判断する。
最終補間画素選択部650は、動き分析部640で判断された不連続有無によって第1の補間画素fおよび候補補間画素f’のいずれかを最終補間画素fとして選択出力する。
前述したブロックに基いた動き補償装置100、600および方法は、動画圧縮システム、高鮮明TVのフレームレートの変換等のような産業分野にわたって広範囲に活用され得る。
以上では、好適な実施例を挙げて本発明について詳しく説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、前述した実施例に対し本発明の範疇を逸脱しない限度内で種々の変形が可能であることが理解できるはずである。ゆえに、本発明の権利範囲は、説明された実施例に限られるものではなく、添付する特許請求の範囲のみならず、該特許請求の範囲と均等な物により定められるべきである。
本発明は、ブロックアーチファクトの発生したブロックに対してのみ選別的にOBMC技法を施すことによりブロックアーチファクトが除去された映像信号を出力するブロックに基いた動き補償装置および方法に利用され得る。
本発明の好適な実施例に係るブロックに基いた動き補償装置を概略的に示すブロック図である。 現ブロックおよび周辺ブロックのそれぞれに対して推定された動きベクトルを示す図である。 図1の動き補償装置に適用される相対的位置相関係数の算出方法を説明するための図である。 ブロックアーチファクトを除去するために適用されるOBMC技法を説明するために示す図である。 図1によるブロックに基いた動き補償方法を概略的に説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例に係るブロックに基いた動き補償装置を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
100、600 動き補償装置
110、610 遅延器
120 第1の動き補償補間部
130 第2の動き補償補間部
140、630 候補補間画素算出部
150、640 動き分析部
160、650 最終補間画素選択部
620 動き補償補間部

Claims (14)

  1. 推定された現ブロックの動きベクトルに対応する第1および第2の画素を入力される現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第1の補間画素を算出する第1の動き補償補間部と;
    補間すべき前記現ブロックに隣接している少なくとも1つの周辺ブロック毎に推定された動きベクトルに対応する第3および第4の画素を入力される前記現フレームおよび前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第2の補間画素を算出する少なくとも1つの第2の動き補償補間部と;
    補間すべき前記現ブロックのうちの前記第1および第2の補間画素が補間される相対的位置によって前記第1および第2の補間画素に所定の重み値を割り当てて候補補間画素を算出する候補補間画素算出部と;
    推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルを分析して前記現ブロックと前記周辺ブロックとの不連続有無を判断する動き分析部と;
    前記動き分析部で判断された前記不連続有無によって前記第1の補間画素および前記候補補間画素のいずれかを最終補間画素として選択し出力する最終補間画素選択部とを含み、
    前記動き分析部は、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルとの差を求め、前記差が予め設定された閾値より大きいと、前記候補補間画素算出部から算出された前記候補補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を前記最終補間画素選択部に出力し、前記差が予め設定された前記閾値より小さいと、前記第1の動き補償補間部から算出された前記第1の補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力することを特徴とするブロックに基いた動き補償装置。
  2. 前記第1および第2の動き補償補間部は、それぞれ、
    前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第1の画素を入力される前記現フレーム/フィールドから抽出する第1の画素抽出部と;
    前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第2の画素を入力される前記前フレーム/フィールドから抽出する第2の画素抽出部と;
    補間すべきフレーム/フィールドと前記現および前フレーム/フィールドとの相対的位置相関係数を抽出された前記第1および第2の画素のそれぞれに乗算して第1および第2の乗算データを出力する第1および第2の乗算部と;
    前記第1および第2の乗算部から出力される前記第1および第2の乗算データを加算して前記第1の補間画素を算出する第1の加算部とを含み、
    前記第1および第2の画素のそれぞれに与えられる前記相対的位置相関係数の和は1であることを特徴とする請求項1に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  3. 前記第2の画素に乗算される前記相対的位置相関係数は、次の式
    Figure 0004145837
    (前記式の中で、rは、前記第2の画素に乗算される相対的位置相関係数を表し、aは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記前フレーム/フィールドまでの最小距離を表し、bは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記現フレーム/フィールドまでの最小距離を表す。)により算出されることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  4. 前記候補補間画素算出部は、
    前記現ブロック内において補間すべき画素の相対的位置毎に重み値が割り当てられており、前記相対的位置毎に割り当てられた重み値のうちから算出された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を抽出し提供する重み値記憶部と;
    前記重み値記憶部から前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を提供され前記第1および第2の補間画素毎に乗算して第3および第4の乗算データを出力する第3および第4の乗算部と;
    前記第3および第4の乗算部から出力される前記第3および第4の乗算データを加算して前記候補補間画素を算出する第2の加算部とを更に含み、
    前記第1および第2の補間画素が補間される位置における前記第1および第2の補間画素に割り当てられる前記重み値の和は1であることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  5. 前記第1および第2の補間画素の補間される位置が補間ブロックの中心から前記補間ブロックの境界領域に移動するほど前記第1の補間画素に割り当てられる重み値は減少し、前記第2の補間画素に割り当てられる重み値は増加することを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  6. 入力される前記現フレーム/フィールドを所定の時間遅延させ、前記所定の時間遅延された前記前フレーム/フィールドを前記第1および第2の動き補償補間部および前記動き補償部に提供する遅延器を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  7. 前記第2の動き補償補間部の個数は、前記周辺ブロックの個数と同一に設けられることを特徴とする請求項1に記載のブロックに基いた動き補償装置。
  8. 推定された現ブロックの動きベクトルに対応する第1および第2の画素を入力される現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第1の補間画素を算出するステップと;
    補間すべき前記現ブロックに隣接している少なくとも1つの周辺ブロック毎に推定された動きベクトルに対応する第3および第4の画素を入力される前記現および前フレーム/フィールドからそれぞれ抽出して第2の補間画素を算出するステップと;
    補間すべき前記現ブロックのうちの前記第1および第2の補間画素が補間される相対的位置によって前記第1および第2の補間画素に所定の重み値を割り当てて候補補間画素を算出するステップと;
    推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルを分析して前記現ブロックと前記周辺ブロックとの不連続有無を判断するステップと;
    前記判断ステップで判断された前記不連続有無によって前記第1の補間画素および前記候補補間画素のいずれかを最終補間画素として選択し出力するステップとを含み、
    前記動き分析ステップは、推定された前記現ブロックの動きベクトルと前記周辺ブロックの動きベクトルとの差を求め、前記差が予め設定された閾値より大きいと、前記候補補間画素を算出するステップから算出された前記候補補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力し、前記差が予め設定された前記閾値より小さいと、前記第1の補間画素を前記最終補間画素として選択させる信号を出力することを特徴とするブロックに基いた動き補償方法。
  9. 前記第1および第2の補間画素算出ステップは、それぞれ、
    前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第1の画素を入力される前記現フレーム/フィールドから抽出するステップと;
    前記現ブロックの動きベクトルに対応する前記第2の画素を入力される前記前フレーム/フィールドから抽出するステップと;
    補間すべきフレーム/フィールドと前記現および前フレーム/フィールドとの相対的位置相関係数を抽出された前記第1および第2の画素のそれぞれに乗算して第1および第2の乗算データを出力するステップと;
    前記第1および第2の乗算部から出力される前記第1および第2の乗算データを加算して前記第1の補間画素を算出するステップとを含み、
    前記第1および第2の画素のそれぞれに与えられる前記相対的位置相関係数の和は1であることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償方法。
  10. 前記第2の画素に乗算される前記相対的位置相関係数は、次の式
    Figure 0004145837
    (前記式の中で、rは、前記第2の画素に乗算される相対的位置相関係数を表し、aは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記前フレーム/フィールドまでの最小距離を表し、bは、前記補間すべきフレーム/フィールドから前記現フレーム/フィールドまでの最小距離を表す。)
    により算出されることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた基盤の動き補償方法。
  11. 前記候補補間画素算出ステップは、
    前記現ブロック内において補間すべき画素の相対的位置毎に割り当てられた重み値のうちから、算出された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を抽出し提供するステップと;
    提供された前記第1および第2の補間画素が補間される位置に対応する重み値を前記第1および第2の補間画素毎に乗算して第3および第4の乗算データを出力するステップと;
    出力された前記第3および第4の乗算データを加算して前記候補補間画素を算出するステップとを含み、
    前記第1および第2の補間画素が補間される位置における前記第1および第2の補間画素に割り当てられる前記重み値の和は1であることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償方法。
  12. 前記第1および第2の補間画素の補間される位置が補間ブロックの中心から前記補間ブロックの境界領域に移動するほど前記第1の補間画素に割り当てられる重み値は減少し、前記第2の補間画素に割り当てられる重み値は増加することを特徴とする請求項11に記載のブロックに基いた動き補償方法。
  13. 入力される前記現フレーム/フィールドを所定の時間遅延させ、前記所定の時間遅延された前記前フレーム/フィールドを前記第1および第2の補間画素算出ステップに提供するステップを更に含むことを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償方法。
  14. 前記第2の補間画素算出ステップにおいて、前記第2の補間画素は、補間すべき前記現ブロックに隣接している前記周辺ブロックの個数と同一に算出されることを特徴とする請求項に記載のブロックに基いた動き補償方法。
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