JP4145160B2 - Syringe assembly device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は医療に用いるシリンジの組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
薬液を注射するシリンジは、以前はガラス製のものが用いられていたが、最近では合成樹脂製のものが用いられるようになっている。このような合成樹脂製シリンジは、薬液を収容し、且つ先端にニードルを取り付けるバレルと、このバレルから薬液を押し出すガスケットと、このガスケットをバレル内に押し込むプランジャロッドにより構成される。通常、バレル、ガスケット、及びプランジャロッドが組合わさった状態で出荷され、ニードルは医療現場で取り付けられる。このような形のシリンジを組み立てるシリンジ組立装置の一例を特許文献1に見ることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−308682号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、複数種類のシリンジを組み立てることができるとともに、組み立てるシリンジの機種切替を迅速に行うことのできるシリンジ組立装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、組立装置を次のように構成した。
【0006】
連続回転するスターホイール形状のプロセシングタレットを備え、このプロセシングタレットがシリンジ部品の移送を行う間にこのシリンジ部品の加工又は部品同士の結合を行うシリンジ組立装置において、前記プロセシングタレットは異種シリンジの部品に適合する複数種類の部品保持部をその外周に所定順序・所定間隔で配置したものであり、前記プロセシングタレットに部品供給を行うローディングタレットは、外周に部品保持部を備え、且つ交換可能であり、自身の部品保持部と保持部品の種類が共通である前記プロセシングタレット側部品保持部と部品保持部同士の位相が合うように取付角度が設定されているものとした。
【0007】
この構成によれば、連続回転するプロセシングタレットにより効率よくシリンジの組立を行うことができる。またプロセシングタレットは異種シリンジの部品に適合する複数種類の部品保持部をその外周に備えるから、いずれの種類の部品保持部に部品を供給するかを選択することにより、組み立てるシリンジの機種切替を迅速に行うことができる。そして、同じ種類の部品保持部が一定のインターバルで現れるから、そこに部品を供給する作業を容易に行うことができるとともに、ローディングタレットを交換することにより、プロセシングタレットに供給する部品の種類を変え、シリンジの機種切替を行うことができる。
【0008】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記ローディングタレットは外周に複数種類の部品保持部を備え、前記複数種類の部品保持部のそれぞれが、前記プロセシングタレットの複数種類の部品保持部のうち、保持部品の種類が共通である部品保持部と部品保持部同士の位相が合うこととした。
【0009】
この構成によれば、ローディングタレットの備える複数種類の部品保持部を用いてプロセシングタレットに複数種類の部品を供給し、シリンジの機種切替を行うことができる。
【0010】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記プロセシングタレットは、加工又は部品同士の結合を終えた前記シリンジ部品をアンローディングタレットに排出するものであり、前記アンローディングタレットは外周に複数種類の部品保持部を備え、前記複数種類の部品保持部のそれぞれが、前記プロセシングタレットの複数種類の部品保持部のうち、保持部品の種類が共通である部品保持部と部品保持部同士の位相が合うこととした。
【0011】
この構成によれば、組み立てた部品をアンローディングタレットに排出すればよいから、異種シリンジのハンドリングを容易に行うことができる。またアンローディングタレットの備える複数種類の部品保持部を用いて、アンローディングタレットを交換することなくプロセシングタレットより異種シリンジの部品の組立体を受け取ることができる。
【0012】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記プロセシングタレットには同種シリンジに関わる異なる部品を保持する複数の部品保持部が上下に整列する形で設けられており、上下に並んだ部品同士の結合が遂行されるものとした。
【0013】
この構成によれば、プロセシングタレットで移送される間に同種シリンジに関わる異なる部品同士が結合されることになり、生産効率が良い。
【0014】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記プロセシングタレットと同軸にロータリーシャトルを配置し、このロータリーシャトルにはシリンジ加工手段を搭載し、このロータリーシャトルが前記プロセシングタレットに同期回転する間に、このプロセシングタレットに保持されたシリンジ部品に対し前記シリンジ加工手段で加工を行うものとした。
【0015】
この構成によれば、連続回転するプロセシングタレットが、その外周に設けた複数種類の部品保持部のいずれかを用いてシリンジ部品の移送を行う間に、このプロセシングタレットに同期回転するロータリーシャトルに搭載されたシリンジ加工手段によりシリンジ部品の加工を行うことができる。シリンジ部品を止めずに加工を行うので能率が良い。またプロセシングタレットによって移送されるあらゆる種類のシリンジ部品に対し、このシリンジ加工手段を用いて加工を行うことができるので、装置の構成を簡素化できる。
【0016】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記ロータリーシャトルは、前記プロセシングタレットがどの種類の部品保持部を用いてシリンジ部品の移送を行うかにより、同期回転時におけるプロセシングタレットとの相対角度が調整されるものとした。
【0017】
この構成によれば、加工対象のシリンジ部品の種類によって同期回転時におけるロータリーシャトルとプロセシングタレットとの相対角度が変わる。従って、シリンジ加工手段とシリンジ部品との位置関係をシリンジ部品の種類毎に最適に設定でき、どの種類のシリンジ部品においても満足すべき加工結果を得ることができる。
【0018】
上記構成のシリンジ組立装置において、前記シリンジ加工手段が、シリンジ部品に対し潤滑剤の噴霧を行うスプレーガンにより構成されるものとした。
【0019】
この構成によれば、シリンジ部品に対する潤滑剤の噴霧をスピーディーに、しかもシリンジ部品が機種変更されたとしても噴霧にむらを生じることなく進めることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1〜図13に基づき説明する。図1は大シリンジの組立を行う状況を示す平面図、図2は小シリンジの組立を行う状況を示す部分平面図、図3は垂直断面図、図4は図3と切断箇所の異なる垂直断面図、図5は図3、4と切断箇所の異なる垂直断面図、図6は図3、4、5と切断箇所の異なる垂直断面図、図7は大シリンジのプランジャロッドにガスケットを結合する状況を示す部分正面図、図8は小シリンジのプランジャロッドにガスケットを結合する状況を示す部分正面図、図9は大シリンジのプランジャロッドとガスケットの組立体をバレルに挿入する状況を示す部分正面図、図10は小シリンジのプランジャロッドとガスケットの組立体をバレルに挿入する状況を示す部分正面図、図11は大シリンジの組立体の排出準備状況を示す部分正面図、図12は小シリンジの組立体の排出準備状況を示す部分正面図、図13は大シリンジと小シリンジの分解側面図である。
【0032】
シリンジ組立装置1は異種シリンジの組立が可能である。本実施形態の場合、扱うシリンジは2種類である。図13に示す大シリンジ300aと小シリンジ300bがそれである。大シリンジ300aと小シリンジ300bはそれぞれ次の部品からなる。
【0033】
301aは大シリンジ300aのバレル、301bは小シリンジ300bのバレルであって、これらはいずれも合成樹脂製である。302aは大シリンジ300aのプランジャロッド、302bは小シリンジ300bのプランジャロッドであり、これらも合成樹脂製である。プランジャロッド302aと302bは十字形の断面形状を有する。303aはプランジャロッド302aの先端に嵌合するガスケット、303bはプランジャロッド302bの先端に嵌合するガスケットで、これらも合成樹脂製である。バレル301a、301bには人差指と中指を掛けるフランジ304a、304bが形設され、プランジャロッド302a、302bには親指の腹をあてがうフランジ305a、305bが形設されている。
【0034】
シリンジ組立装置1の構成の基礎となるのは図3に示すテーブル10である。テーブル10の上には次の構成要素が配置される。すなわち第1ローディングタレット20、第2ローディングタレット40、第3ローディングタレット60、第1プロセシングタレット80、第4ローディングタレット110、第2プロセシングタレット120、第5ローディングタレット140、第3プロセシングタレット160、アンローディングタレット190、第1リニアフィーダ210、第2リニアフィーダ220、第3リニアフィーダ230、及び第4リニアフィーダ240である。続いて、これら各構成要素の機能を簡単に説明する。
【0035】
第1リニアフィーダ210は第1ローディングタレット20にガスケットを供給する。第1ローディングタレット20はスターホイール形状をしており、ガスケットの種類に応じて交換される。
【0036】
第2リニアフィーダ220は第2ローディングタレット40にプランジャロッドを供給する。第2ローディングタレット40もスターホイール形状をしており、プランジャロッドの種類に応じて交換される。
【0037】
第1ローディングタレット20は第1プロセシングタレット80にガスケットを供給する。第2ローディングタレット40は第3ローディングタレット60にプランジャロッドを供給し、第3ローディングタレット60は第1プロセシングタレット80にプランジャロッドを供給する。第1プロセシングタレット80においてはプランジャロッドとガスケットの結合が遂行される。
【0038】
第3リニアフィーダ230は第4ローディングタレット110にバレルを供給する。第4ローディングタレット110もスターホイール形状をしており、バレルの種類に応じて交換される。
【0039】
第4ローディングタレット110は第2プロセシングタレット120にバレルを供給する。第2プロセシングタレット120においてはバレルの内面に潤滑剤が塗布される。
【0040】
第1プロセシングタレット80はプランジャロッドとガスケットの組立体を第5ローディングタレット140に供給する。第5ローディングタレット140はプランジャロッドとガスケットの組立体を第3プロセシングタレット160に供給する。第2プロセシングタレット120は潤滑剤塗布済みのバレルを第3プロセシングタレット160に供給する。第3プロセシングタレット160においてはプランジャロッドとガスケットの組立体とバレルとの結合が遂行される。
【0041】
バレル、プランジャロッド、及びガスケットが組合わさったシリンジ組立体は第3プロセシングタレット160からアンローディングタレット190に排出される。アンローディングタレット190はシリンジ組立体を第4リニアフィーダ240に排出する。
【0042】
続いて、上記各構成要素の構造を詳細に説明する。
【0043】
最初に、第1ローディングタレット20の構造を図1、2、3を参照しつつ説明する。第1ローディングタレット20は垂直な回転軸30の上端に水平に取り付けられる。回転軸30はテーブル10の上面に固定した軸受部31に支持され、図示しないモータにより、上から見て反時計方向に連続回転する。
【0044】
第1ローディングタレット20を構成するのはスターホイールであるが、このスターホイールにはガスケット303a用、すなわち大シリンジ対応のスターホイール21a(図1、3に示すもの)と、ガスケット303b用、すなわち小シリンジ対応のスターホイール21b(図2に示すもの)とがあり、大シリンジ300aを組み立てるか小シリンジ300bを組み立てるかによってこれらを使い分ける。なお本明細書において「ローディングタレットの交換」とは、このようにスターホイール部分を交換することを指す。
【0045】
スターホイール21a、21bはボルト32によって回転軸30に締付固定される。その際、回転軸30の上端に固定したフランジ33から突出する位置決めピン34を、スターホイール21a、21bの中心のハブ部に設けた穴に係合させて、スターホイール21a、21bの回転軸30に対する取付角度を設定する。スターホイール21aと21bとでは取付角度に少し違いがあるが、これについては後で説明する。
【0046】
スターホイール21aの外周には8個の凹部が等角度間隔で並ぶ。この凹部は部品保持部22aを構成するものであり、ガスケット303aに適合する大きさとなっている。スターホイール21bの外周にも8個の凹部が等角度間隔で並ぶ。この凹部は部品保持部22bを構成するものであり、ガスケット303bに適合する大きさとなっている。
【0047】
スターホイール21a、21bに対応するように、円弧状のガイド35、36が設けられる。ガイド35は部品保持部22a、22bの下に位置し、ガスケット303a、303bを下から支える。ガイド36はスターホイール21a、21bの外側を囲み、ガスケット303aが部品保持部22aから、またガスケット303bが部品保持部22bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド36はガスケット303a、303bが第1ローディングタレット20から第1プロセシングタレット80へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0048】
次に、第2ローディングタレット40の構造を図1、2、3を参照しつつ説明する。第2ローディングタレット40は垂直な回転軸50の上端に水平に取り付けられる。回転軸50はテーブル10の上面に固定した軸受部51に支持され、図示しないモータにより、上から見て時計方向に連続回転する。
【0049】
第2ローディングタレット40を構成するのはスターホイールであるが、このスターホイールにはプランジャロッド302a用、すなわち大シリンジ対応のスターホイール41a(図1、3に示すもの)と、プランジャロッド302b用、すなわち小シリンジ対応のスターホイール41b(図2に示すもの)とがあり、大シリンジ300aを組み立てるか小シリンジ300bを組み立てるかによってこれらを使い分ける。
【0050】
スターホイール41a、41bはボルト52によって回転軸50に締付固定するが、その際、回転軸50の上端に固定したスリーブ53から突出する位置決めピン54を、スターホイール41a、41bの中心のハブ部に設けた穴に係合させて、スターホイール41a、41bの回転軸50に対する取付角度を設定する。スターホイール41aと41bとでは取付角度に少し違いがあるが、これについては後で説明する。
【0051】
スターホイール41aの外周には8個の凹部が等角度間隔で並ぶ。この凹部は部品保持部42aを構成するものであり、プランジャロッド302aに適合する大きさとなっている。スターホイール41bの外周にも8個の凹部が等角度間隔で並ぶ。この凹部は部品保持部42bを構成するものであり、プランジャロッド302bに適合する大きさとなっている。
【0052】
スターホイール41a、41bは上下2枚の板を有し、そのそれぞれに部品保持部42a、42bを構成する凹部が形設されている。上方の凹部はプランジャロッド302a、302bの上寄りの部分を受け入れ、下方の凹部はプランジャロッド302a、302bの下寄りの部分を受け入れる。
【0053】
スターホイール41a、41bに対応するように、円弧状のガイド55が設けられる。スターホイール41a、41bと同じく、ガイド55も上下2個の部材からなる。上方の部材にはプランジャロッド302a、302bのフランジ305a、305bが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302a、302bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。スターホイール41a、41bがプランジャロッド302a、302bを第2リニアフィーダ220から切り出すと、プランジャロッド302a、302bの支持主体は第2リニアフィーダ220からスターホイール41a、41bに移る。
【0054】
ガイド55はスターホイール41a、41bの外側を囲み、プランジャロッド302aが部品保持部42aから、またプランジャロッド302bが部品保持部42bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド55はプランジャロッド302a、302bが第2ローディングタレット40から第3ローディングタレット60へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0055】
次に、第3ローディングタレット60の構造を図1、2、3を参照しつつ説明する。第3ローディングタレット60は垂直な回転軸70の上端に水平に取り付けられる。回転軸70はテーブル10の上面に固定した軸受部71に支持され、図示しないモータにより、上から見て反時計方向に連続回転する。
【0056】
第3ローディングタレット60を構成するのはスターホイール61である。スターホイール61の外周にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部62aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部62bとが交互に並ぶ。部品保持部62aの数は8個、部品保持部62bの数も8個である。
【0057】
部品保持部62aと部品保持部62bとは第3ローディングタレット60の外周に所定順序で、この場合は交互に、配置されているので、一定地点で観測した場合、部品保持部62aと部品保持部62bが一定のインターバルで交互に出現することになる。8個の部品保持部62aは等角度間隔で配置され、部品保持部62bは部品保持部62aの配置ピッチを2分した位置に配置されている。
【0058】
スターホイール61は上下2枚の板を有し、そのそれぞれに部品保持部62a、62bを構成する凹部が形設されている。上方の凹部にはプランジャロッド302a、302bのフランジ305a、305bが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302a、302bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はプランジャロッド302a、302bの下寄りの部分を受け入れる。
【0059】
スターホイール61に対応するように、円弧状のガイド72が設けられる。スターホイール61と同じく、ガイド72も上下2個の部材からなる。ガイド72はスターホイール61の外側を囲み、プランジャロッド302aが部品保持部62aから、またプランジャロッド302bが部品保持部62bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド72はプランジャロッド302a、302bが第2ローディングタレット40から第3ローディングタレット60へと乗り移るのを案内する役割も果たす。またプランジャロッド302a、302bが第3ローディングタレット60から第1プロセシングタレット80へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0060】
次に、第1プロセシングタレット80の構造を図1、2、3、4、7、8を参照しつつ説明する。第1プロセシングタレット80は垂直な回転軸90の上端に水平に取り付けられる。回転軸90はテーブル10の上面に固定した軸受部91に支持され、図示しないモータにより、上から見て時計方向に連続回転する。
【0061】
第1プロセシングタレット80を構成するのは上下2枚のスターホイール81、82である。上方のスターホイール81の外周にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部83aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部83bとが交互に並ぶ。部品保持部83aの数は16個、部品保持部83bの数も16個である。
【0062】
下方のスターホイール82の外周にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部84aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部84bとが交互に並ぶ。部品保持部84aの数は16個、部品保持部84bの数も16個である。
【0063】
さらにスターホイール82の外周には、ガスケット303aに適合する大きさの部品保持部85aとガスケット303bに適合する大きさの部品保持部85bとが交互に並ぶ。部品保持部85aの数は16個、部品保持部85bの数も16個である。
【0064】
部品保持部83aと部品保持部83bは、第3ローディングタレット60における部品保持部62aと部品保持部62bの関係と同様、第1プロセシングタレット80の外周に「所定順序・所定間隔」の原則を遵守しつつ配置される。16個の部品保持部83aは等角度間隔で配置され、部品保持部83bは部品保持部83aの配置ピッチを2分した位置に配置されている。部品保持部84aと部品保持部84b、部品保持部85aと部品保持部85bについてもこれと同様である。
【0065】
部品保持部83a、84a、85aは大シリンジ300aに対応するものであり、これらは上下方向に整列する。部品保持部83aの縁にはプランジャロッド302aのフランジ305aが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302aはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。部品保持部84aはプランジャロッド302aの下寄りの部分を受け入れる。部品保持部85aはガスケット303aをプランジャロッド302aの先端に向かい合わせる形で受け入れる。
【0066】
部品保持部83b、84b、85bは小シリンジ300bに対応するものであり、これらも上下方向に整列する。部品保持部83bの縁にはプランジャロッド302bのフランジ305bが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。部品保持部84bはプランジャロッド302bの下寄りの部分を受け入れる。部品保持部85bはガスケット303bをプランジャロッド302bの先端に向かい合わせる形で受け入れる。
【0067】
スターホイール81、82の外側には円弧状のガイド92、93が設けられる。ガイド92はガイド55、72と同じく上下2個の部材からなり、プランジャロッド302aが部品保持部83a、84aから、またプランジャロッド302bが部品保持部83b、84bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド93はガスケット303aが部品保持部85aから、またガスケット303bが部品保持部85bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド92はプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体及びプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が第1プロセシングタレット80から第5ローディングタレット140へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0068】
スターホイール82の下方にはロータリーテーブル100が配置される。ロータリーテーブル100は回転軸90に固定され、スターホイール81、82と同期して回転する。ロータリーテーブル100は16個のスライダ101を支持する。各スライダ101はロータリーテーブル100を上下に貫通する2本のロッドを備え、隣接する部品保持部85a、85bの間に配置される。すなわち、隣接する部品保持部85a、85bがなす部品保持部の対につき1個のスライダ101が割り当てられる。
【0069】
スライダ101は、2本の垂直なロッドにより主部が構成されているので、ロータリーテーブル100に対し垂直方向にスライド可能であるが、垂直軸まわりの回転は不能である。スライダ101の下端には水平軸まわりに回転するローラ状のカムフォロワ102が取り付けられている。カムフォロワ102はテーブル10の上面に固定した立体カム103のカム溝104に係合する。従ってスライダ101は、ロータリーテーブル100が回転するにつれ、カム溝104の起伏に沿って上下する。
【0070】
スライダ101の上端にはデッキ105が取り付けられる。デッキ105はスライダ101に対し一定のストローク範囲で上下可能であり、常時はスライダ101との間に挿入した圧縮コイルばね106によってストローク上限まで押し上げられている。デッキ105の上面には、部品保持部85aに入り込んでガスケット303aを下から支えるサドル107aと、部品保持部85bに入り込んでガスケット303bを下から支えるサドル107bとが設けられる。
【0071】
次に、第4ローディングタレット110の構造を図1を参照しつつ説明する。第4ローディングタレット110は第2ローディングタレット40と同様の構造を備える。すなわち第4ローディングタレット110は垂直な回転軸の上端に水平に取り付けられ、上から見て時計方向に連続回転する。
【0072】
第4ローディングタレット110を構成するスターホイールも、バレル301a用、すなわち大シリンジ対応のものと、バレル301b用、すなわち小シリンジ対応のものとの2通りが用意され、大シリンジ300aを組み立てるか小シリンジ300bを組み立てるかによってこれらを使い分ける。
【0073】
第4ローディングタレット110の外周にも8個の凹部が等角度間隔で並ぶ。大シリンジ対応のスターホイールを使用している場合は、この凹部はバレル301a用の部品保持部である。小シリンジ対応のスターホイールを使用している場合は、この凹部はバレル301b用の部品保持部である。
【0074】
円弧状のガイド111が第4ローディングタレット110の外側を囲む。ガイド111はバレル301a、301bが部品保持部から遠心力でとび出すのを防ぎ、またバレル301a、301bが第4ローディングタレット110から第2プロセシングタレット120へと乗り移るのを案内する。
【0075】
ガイド111にはバレル301a、301bのフランジ304a、304bが引っ掛かり、これによりバレル301a、301bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。第4ローディングタレット110がバレル301a、301bを第3リニアフィーダ230から切り出すと、バレル301a、301bの支持主体は第3リニアフィーダ230から第4ローディングタレット110に移る。
【0076】
次に、第2プロセシングタレット120の構造を図1、5を参照しつつ説明する。第2プロセシングタレット120は垂直な回転軸130の上端に水平に取り付けられる。回転軸130はテーブル10の上面に固定した軸受部131に支持され、図示しないモータにより、上から見て反時計方向に連続回転する。
【0077】
第2プロセシングタレット120を構成するのはスターホイール121である。スターホイール121の外周にはバレル301aに適合する大きさの部品保持部122aとバレル301bに適合する大きさの部品保持部122bとが交互に並ぶ。部品保持部122aの数は16個、部品保持部122bの数も16個である。
【0078】
部品保持部122aと部品保持部122bは、第2プロセシングタレット120の外周に「所定順序・所定間隔」の原則を遵守しつつ配置される。16個の部品保持部122aは等角度間隔で配置され、部品保持部122bは部品保持部122aの配置ピッチを2分した位置に配置されている。
【0079】
スターホイール121は上下2枚の板を有し、そのそれぞれに部品保持部122a、122bを構成する凹部が形設されている。上方の凹部の縁にはバレル301a、301bのフランジ304a、304bが引っ掛かり、これによりバレル301a、301bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はバレル301a、301bの下寄りの部分を受け入れる。
【0080】
スターホイール121に対応するように、円弧状のガイド132が設けられる。スターホイール121と同じく、ガイド132も上下2個の部材からなる。ガイド132はスターホイール121の外側を囲み、バレル301aが部品保持部122aから、またバレル301bが部品保持部122bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド132はバレル301a、301bが第4ローディングタレット110から第2プロセシングタレット120へと乗り移るのを案内する役割を果たす。またバレル301a、301bが第2プロセシングタレット120から第3プロセシングタレット160へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0081】
回転軸130は中空であり、その中を揺動軸133が通る。揺動軸133の上端にはロータリーシャトル134が水平に固定される。ロータリーシャトル134は平面形状扇形で、扇の要の部分を揺動軸133に支持されている。すなわちロータリーシャトル134は第2プロセシングタレット120と同軸配置である。図示しないモータが揺動軸133を駆動し、ロータリーシャトル134は一定の角度範囲で往復回動する。一方の回転方向においてはロータリーシャトル134は第2プロセシングタレット120と回転方向及び角速度が同じ、すなわち第2プロセシングタレット120に同期回転する。
【0082】
ロータリーシャトル134はシリンジ加工手段を搭載している。本実施形態の場合、シリンジ加工手段はロータリーシャトル134の周縁に取り付けられたスプレーガン135である。スプレーガン135はバレル301a、301bの内部にシリコーン系の潤滑剤を噴霧するためのものである。複数のスプレーガン135が、バレル301a又は301bの真上に位置するように、ノズルを下向きにして配置される。スプレーガン135の配置ピッチは部品保持部122aの配置ピッチに等しい。これは、部品保持部122bの配置ピッチに等しいということでもある。スプレーガン135の数は、実施形態では3個となっているが、これに限られるものではない。
【0083】
次に、第5ローディングタレット140の構造を図1、4を参照しつつ説明する。第5ローディングタレット140は垂直な回転軸150の上端に水平に取り付けられる。回転軸150はテーブル10の上面に固定した軸受部151に支持され、図示しないモータにより、上から見て反時計方向に連続回転する。
【0084】
第5ローディングタレット140を構成するのはスターホイール141である。スターホイール141の外周にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部142aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部142bとが交互に並ぶ。部品保持部142aの数は8個、部品保持部142bの数も8個である。
【0085】
部品保持部142aと部品保持部142bは、第5ローディングタレット140の外周に「所定順序・所定間隔」の原則を遵守しつつ配置される。8個の部品保持部142aは等角度間隔で配置され、部品保持部142bは部品保持部142aの配置ピッチを2分した位置に配置されている。
【0086】
スターホイール141は上下2枚の板を有し、そのそれぞれに部品保持部142a、142bを構成する凹部が形設されている。上方の凹部にはプランジャロッド302a、302bのフランジ305a、305bが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302a、302bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はプランジャロッド302a、302bの下寄りの部分を受け入れる。
【0087】
スターホイール141に対応するように、円弧状のガイド152が設けられる。ガイド152はスターホイール141の外側を囲み、プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体が部品保持部142aから、またプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が部品保持部142bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。
【0088】
ガイド152はプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体及びプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が第1プロセシングタレット80から第5ローディングタレット140へと乗り移るのを案内する役割を果たす。またプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体及びプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が第5ローディングタレット140から第3プロセシングタレット160へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0089】
次に、第3プロセシングタレット160の構造を図1、4、9、10を参照しつつ説明する。第3プロセシングタレット160は垂直な回転軸170の上端に水平に取り付けられる。回転軸170はテーブル10の上面に固定した軸受部171に支持され、図示しないモータにより、上から見て時計方向に連続回転する。
【0090】
第3プロセシングタレット160を構成するのはスターホイール161である。スターホイール161の外周にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部162aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部162bとが交互に並ぶ。部品保持部162aの数は16個、部品保持部162bの数も16個である。
【0091】
部品保持部162aと部品保持部162bは、第3プロセシングタレット160の外周に「所定順序・所定間隔」の原則を遵守しつつ配置される。16個の部品保持部162aは等角度間隔で配置され、部品保持部162bは部品保持部162aの配置ピッチを2分した位置に配置されている。
【0092】
部品保持部162aの縁にはプランジャロッド302aのフランジ305aが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体はいわゆる「首吊り」の状態で支持される。部品保持部162bの縁にはプランジャロッド302bのフランジ305bが引っ掛かり、これによりプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体はいわゆる「首吊り」の状態で支持される。
【0093】
スターホイール161の外側には円弧状のガイド172が設けられる。ガイド172は、プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体が部品保持部162aから、またプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が部品保持部162bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド172はまた、プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体及びプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体が第5ローディングタレット140から第3プロセシングタレット160へと乗り移るのを案内する役割も果たす。
【0094】
スターホイール161の下方にはロータリーテーブル180が配置される。ロータリーテーブル180は回転軸170に固定され、スターホイール161と同期して回転する。ロータリーテーブル180は16個のスライダ181を支持する。各スライダ181はロータリーテーブル180を上下に貫通する2本のロッドを備え、隣接する部品保持部162a、162bの間に配置される。すなわち、隣接する部品保持部162a、162bがなす部品保持部の対につき1個のスライダ181が割り当てられる。
【0095】
スライダ181は、2本の垂直なロッドにより主部が構成されているので、ロータリーテーブル180に対し垂直方向にスライド可能であるが、垂直軸まわりの回転は不能である。スライダ181の下端には水平軸まわりに回転するローラ状のカムフォロワ182が取り付けられている。カムフォロワ182はテーブル10の上面に固定した立体カム183のカム溝184に係合する。従ってスライダ181は、ロータリーテーブル180が回転するにつれ、カム溝184の起伏に沿って上下する。
【0096】
スライダ181の上端にはデッキ185が固定される。デッキ185にはプランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部186aとプランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部186bとが隣り合わせに設けられる。また部品保持部186a、186bの下には、バレル301aに適合する大きさの部品保持部187aとバレル301bに適合する大きさの部品保持部187bとが隣り合わせに設けられる。部品保持部187a、187bは上下に離れた2部材に凹部を設けた形のものである。
【0097】
部品保持部186aはプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体のプランジャロッド302aの部分を受け入れる。部品保持部186bはプランジャロッド302bとガスケット303bの組立体のプランジャロッド302bの部分を受け入れる。
【0098】
部品保持部187aの上方の凹部にはバレル301aのフランジ304aが引っ掛かり、これによりバレル301aはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はバレル301aの下寄りの部分を受け入れる。部品保持部187bの上方の凹部にはバレル301bのフランジ304bが引っ掛かり、これによりバレル301bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はバレル301bの下寄りの部分を受け入れる。
【0099】
部品保持部162a、186a、187aは大シリンジ300aに対応するものであり、これらは上下方向に整列する。部品保持部162b、186b、187bは小シリンジ300bに対応するものであり、これらも上下方向に整列する。
【0100】
デッキ185の外側には円弧状のガイド173が設けられる。ガイド173はガイド55などと同じく上下2個の部材からなり、バレル301aが部品保持部187aから、またバレル301bが部品保持部187bから、それぞれ遠心力でとび出すのを防ぐ。ガイド173はバレル301a、301bが第2プロセシングタレット120から第3プロセシングタレット160へと乗り移るのを案内する役割を果たす。また大シリンジ300aの組立体又は小シリンジ300bの組立体が第3プロセシングタレット160からアンローディングタレット190へと乗り移るのを案内する役割も果たす。なおデッキ185はロータリーテーブル180が回転するにつれカム溝184の起伏に従って上下するものであり、それに合わせる形でガイド173も上下に起伏する形状になっている。
【0101】
次に、アンローディングタレット190の構造を図1、6、11、12を参照しつつ説明する。アンローディングタレット190は垂直な回転軸200の上端に水平に取り付けられる。回転軸200はテーブル10の上面に固定した軸受部201に支持され、図示しないモータにより、上から見て反時計方向に連続回転する。
【0102】
アンローディングタレット190を構成するのはロータリーテーブル191である。ロータリーテーブル191の上部の外周には、プランジャロッド302aに適合する大きさの部品保持部192aと、プランジャロッド302bに適合する大きさの部品保持部192bとが交互に並ぶ。部品保持部192aの数は16個、部品保持部192bの数も16個である。
【0103】
部品保持部192aと部品保持部192bは、アンローディングタレット190の外周に「所定順序・所定間隔」の原則を遵守しつつ配置される。16個の部品保持部192aは等角度間隔で配置され、部品保持部192bは部品保持部の配置ピッチを2分した位置に配置されている。
【0104】
ロータリーテーブル191は16個のスライダ193を支持する。各スライダ193はロータリーテーブル191を上下に貫通する2本のロッドを備える。スライダ193は、ロータリーテーブル191に対し垂直方向にスライド可能であるが、垂直軸まわりの回転は不能である。スライダ193の下端には水平軸まわりに回転するローラ状のカムフォロワ194が取り付けられている。カムフォロワ194はテーブル10の上面に固定した立体カム195のカム溝196に係合する。従ってスライダ193は、ロータリーテーブル191が回転するにつれ、カム溝196の起伏に沿って上下する。
【0105】
スライダ193の上端にはデッキ197が取り付けられる。デッキ197はスライダ193に対し一定のストローク範囲で上下可能であり、常時はスライダ193との間に挿入した圧縮コイルばね198によってストローク下限まで押し下げられている。このデッキ197に、前記部品保持部192a、192bが設けられている。部品保持部192a、192bは、上下に離れた2部材の間にプランジャロッド302a、302bのフランジ305a、305bを受け入れる形のものである。
【0106】
ロータリーテーブル191の側面には、バレル301aに適合する大きさの部品保持部199aとバレル301bに適合する大きさの部品保持部199bとが隣り合わせに設けられる。部品保持部199a、199bは上下に離れた2部材に凹部を設けた形のものである。
【0107】
部品保持部199aの上方の凹部にはバレル301aのフランジ304aが引っ掛かり、これによりバレル301aはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はバレル301aの下寄りの部分を受け入れる。部品保持部199bの上方の凹部にはバレル301bのフランジ304bが引っ掛かり、これによりバレル301bはいわゆる「首吊り」の状態で支持される。下方の凹部はバレル301bの下寄りの部分を受け入れる。
【0108】
部品保持部192a、199aは大シリンジ300aに対応するものであり、これらは上下方向に整列する。部品保持部192b、199bは小シリンジ300bに対応するものであり、これらも上下方向に整列する。
【0109】
ロータリーテーブル191の外側には円弧状のガイド202が設けられる。デッキ197の外側にも円弧状のガイド203が設けられる。ガイド202、203は大シリンジ300aの組立体が部品保持部192a、198aからとび出すのを防ぐ。また小シリンジ300bの組立体が部品保持部192b、198bからとび出すのを防ぐ。ガイド202、203は大シリンジ300aの組立体又は小シリンジ300bの組立体が第3プロセシングタレット160からアンローディングタレット190へと乗り移るのを案内する役割を果たす。また大シリンジ300aの組立体又は小シリンジ300bの組立体がアンローディングタレット190から第4リニアフィーダ230へと乗り移るのを案内する役割も果たす。なおデッキ197はロータリーテーブル191が回転するにつれカム溝196の起伏に従って上下するものであり、それに合わせる形でガイド203も上下に起伏する形状になっている。
【0110】
続いてシリンジ組立装置1の動作を説明する。シリンジ組立装置1の運転を開始すると、第1ローディングタレット20は反時計方向に(上から見た場合。他のタレットについても同じ)、第2ローディングタレット40は時計方向に、第3ローディングタレット60は反時計方向に、第1プロセシングタレット80は時計方向に、第4ローディングタレット110は時計方向に、第2プロセシングタレット120は反時計方向に、第5ローディングタレット140は反時計方向に、第3プロセシングタレット160は時計方向に、アンローディングタレット190は反時計方向に、一斉に回転を始める。部品の受け渡し箇所において、部品を引き渡す側の部品保持部と部品を受け取る側の部品保持部の速度が等しくなるように、各タレットの回転速度が調整される。
【0111】
組み立てるシリンジが大シリンジ300aのときは、第1ローディングタレット20、第2ローディングタレット40、及び第4ローディングタレット110のスターホイールはそれぞれ大シリンジ対応のものが用いられる。そしてこのように大シリンジ対応のスターホイールにした場合、部品を引き渡す相手側のタレットとの位置関係は次のようになる。
【0112】
第1ローディングタレット20と第1プロセシングタレット80との間では、第1ローディングタレット20の部品保持部22aが第1プロセシングタレット80の部品保持部85aと交差する。そしてガスケット303aの受け渡しが行われる。このように、部品保持部同士が交差し、部品の受け渡しが行われる状態にあることを、本明細書では「位相が合う」と称する。
【0113】
第2ローディングタレット40と第3ローディングタレット60との間では、第2ローディングタレット40の部品保持部42aが、第3ローディングタレット60の部品保持部62aに対し位相が合う。
【0114】
第4ローディングタレット110と第2プロセシングタレット120との間では、第4ローディングタレット110の大シリンジ対応の部品保持部が、第2プロセシングタレット120の部品保持部122aに対し位相が合う。
【0115】
組み立てるシリンジが小シリンジ300bであって、第1ローディングタレット20、第2ローディングタレット40、及び第4ローディングタレット110のスターホイールをそれぞれ小シリンジ対応のものに交換したときは次のようになる。すなわち第1ローディングタレット20は、今度は小シリンジ対応の部品保持部22bを備えることになるのであるが、この部品保持部22bは第1プロセシングタレット80の部品保持部85bと位相が合う。同様に、第2ローディングタレット40の部品保持部42bは第3ローディングタレット60の部品保持部62bと位相が合う。第4ローディングタレット110の小シリンジ対応の部品保持部は第2プロセシングタレット120の部品保持部122bと位相が合う。
【0116】
このように、第1ローディングタレット20、第2ローディングタレット40、及び第4ローディングタレット110のスターホイールは、大シリンジ対応のスターホイールにあっては相手方のタレットの大シリンジ対応の部品保持部と位相が合い、小シリンジ対応のスターホイールにあっては相手方のタレットの小シリンジ対応の部品保持部と位相が合うように、回転軸に対する取付角度が設定されている。
【0117】
なお「第3ローディングタレット60と第1プロセシングタレット80」「第1プロセシングタレット80と第5ローディングタレット140」「第5ローディングタレット140と第3プロセシングタレット160」「第2プロセシングタレット120と第3プロセシングタレット160」「第3プロセシングタレット160とアンローディングタレット190」は、大シリンジ対応の部品保持部と小シリンジ対応の部品保持部を隣接して設けたタレット同士の組み合わせということになる。このような組み合わせにおいては、大シリンジ対応の部品保持部は大シリンジ対応の部品保持部同士、小シリンジ対応の部品保持部は小シリンジ対応の部品保持部同士で位相が合うように、回転軸に対するタレットの取付角度が設定されている。
【0118】
大シリンジ300aの組み立てに話を戻して説明を続ける。第1リニアフィーダ210はガスケット303aをいわゆる「押せ押せ」状態で第1ローディングタレット20に押しつける。第1ローディングタレット20は部品保持部22aによりガスケット303aを1個ずつ切り出し、第1プロセシングタレット80に引き渡す。第1プロセシングタレット80は部品保持部85aでガスケット303aを受け取る。サドル107aがガスケット303aを下から支える。
【0119】
第2リニアフィーダ220はプランジャロッド302aを「押せ押せ」状態で第2ローディングタレット40に押しつける。第2ローディングタレット20は部品保持部22aによりプランジャロッド302aを1個ずつ切り出し、第3ローディングタレット60に引き渡す。第3ローディングタレット60は部品保持部62aでプランジャロッド302aを受け取る。
【0120】
第3ローディングタレット60はプランジャロッド302aを第1プロセシングタレット80に引き渡す。第1プロセシングタレット80は部品保持部83aでプランジャロッド302aを受け取る。プランジャロッド302aは、部品保持部85aに保持されたガスケット303aの上に並ぶ。
【0121】
第1プロセシングタレット80に保持されたプランジャロッド302aは、第5ローディングタレット140へと向かう途中でアンビル94(図4、7参照)の下をくぐる。アンビル94は高さ不動である。
【0122】
プランジャロッド302aがアンビル94の下をくぐるとき、カム溝104の起伏によってスライダ101が持ち上げられ、サドル107aはガスケット303aをプランジャロッド302aの先端に押しつける。上がつかえているのでプランジャロッド302aは持ち上がらず、ガスケット303aはプランジャロッド302aに弾性嵌合する。スライダ101の過剰な上昇は圧縮コイルばね106によって吸収される。プランジャロッド302aとガスケット303aとが結合して1個の組立体となった後、スライダ101は下降位置に戻る。
【0123】
プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体は第1プロセシングタレット80から第5ローディングタレット140に引き渡される。第5ローディングタレット140はこの組立体を部品保持部142aで受け取る。
【0124】
第5ローディングタレット140はプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体を第3プロセシングタレット160に引き渡す。第3プロセシングタレット160は部品保持部162aでこの組立体を受け取る。
【0125】
第3リニアフィーダ230はバレル301aを「押せ押せ」状態で第4ローディングタレット110に押しつける。第4ローディングタレット110は大シリンジ対応の部品保持部によりバレル301aを1個ずつ切り出し、第2プロセシングタレット120に引き渡す。第2プロセシングタレット120は部品保持部122aでバレル301aを受け取る。
【0126】
バレル301aが第3プロセシングタレット160へと向かう途中で、ロータリーシャトル134が第2プロセシングタレット120に同期回転する。スプレーガン135はバレル301aの真上を併走する形になり、この併走期間中にバレル301aの中に上方から潤滑剤を噴霧する。これにより、バレル301aの内壁は潤滑剤で覆われる。潤滑剤噴霧は3個のバレル301aに対し同時に行われる。ロータリーシャトル134は回動限界で回動の向きを反転して動作原点に戻り、その次の3個のバレル301aに併走して再び潤滑剤を噴霧する。このような潤滑剤塗布作業を繰り返し行う。
【0127】
第2プロセシングタレット120は潤滑剤塗布済みのバレル301aを第3プロセシングタレット160に引き渡す。すなわち第2プロセシングタレット120と第3プロセシングタレット160の間にあっては、第2プロセシングタレット120がローディングタレットの役割を果たすことになる。第3プロセシングタレット160は部品保持部187aでバレル301aを受け取る。第5ローディングタレット140から受け取ったプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体の下にバレル301aが並ぶ。
【0128】
第3プロセシングタレット160に保持されたプランジャロッド302aとガスケット303aの組立体は、アンローディングタレット190へと向かう途中でアンビル174(図4、9参照)の下をくぐる。アンビル174は高さ不動である。
【0129】
プランジャロッド302aがアンビル174の下をくぐるとき、カム溝184の起伏によってスライダ181が持ち上げられる。バレル301aの口縁がガスケット303aにあてがわれた後、バレル301aはさらに高く持ち上げられる。上がつかえているのでプランジャロッド302aは持ち上がらず、プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体はバレル301aの中に深く挿入される。プランジャロッド302a、ガスケット303a、及びバレル301aの三者はこのように結合されて1個の大シリンジ300aの組立体となる。
【0130】
大シリンジ300aの組立体が形成された後も、スライダ181は高さを変えない。これは、バレル301aが抜け落ちるのを防ぐためである。スライダ181はシリンジ組立体をささげ持つような形で移動し、アンローディングタレット190に大シリンジ300aの組立体を引き渡す。その後、スライダ181は下降位置に戻る。
【0131】
アンローディングタレット190は、大シリンジ300aの組立体のうち、プランジャロッド302aを部品保持部192aで受け取り、バレル301aを部品保持部199aで受け取る。
【0132】
大シリンジ300aの組立体が第4リニアフィーダ240へと向かう途中、カム溝196の起伏によってスライダ193が下降する。すると部品保持部192aがプランジャロッド302aのフランジ305aを押し下げ、プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体はバレル301aの一番奥まで挿入される。プランジャロッド302aとガスケット303aの組立体がバレル301aの一番奥まで届いた後は、圧縮コイルばね198を縮ませるようにしてデッキ197が浮上し、これにより過剰なストロークが吸収される。このように全長が縮められた後、大シリンジ300aの組立体は第4リニアフィーダ240に排出される。その後、スライダ193は上昇位置に戻る。
【0133】
組み立てるシリンジが小シリンジ300bのときも、使用される部品保持部が小シリンジ対応のものに代わるだけで、上記と同様の動作が遂行される。プランジャロッド302bとガスケット303bの結合動作は図8のようになり、プランジャロッド302bとガスケット303bの組立体とバレル301bとの結合動作は図10のようになり、プランジャロッド302bとガスケット303bの組立体をバレル301bの奥まで押し込む動作は図12のようになる。
【0134】
なお第2プロセシングタレット120においては、部品保持部122bとスプレーガン135との位相が合うように、ロータリーシャトル134の回動範囲がシフトする。すなわちロータリーシャトル134が第2プロセシングタレット120に同期回転する際、スプレーガン135がバレル301bの真上を併走することになるようにロータリーシャトル134と第2プロセシングタレット120との相対角度が調整される。この相対角度の調整は揺動軸133を駆動するモータの制御により行われる。
【0135】
以上本発明の一実施形態につき説明したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の改変を加えて実施することができる。例えば、本実施形態では2種類のシリンジを扱うものとしたが、3種類、あるいはそれ以上の種類のシリンジを扱うように設計することも可能である。
【0136】
【発明の効果】
本発明によれば、連続回転するスターホイール形状のプロセシングタレットを備え、このプロセシングタレットがシリンジ部品の移送を行う間にこのシリンジ部品の加工又は部品同士の結合を行うシリンジ組立装置において、プロセシングタレットは異種シリンジの部品に適合する複数種類の部品保持部をその外周に所定順序・所定間隔で配置したものであり、このプロセシングタレットに部品供給を行うローディングタレットは、外周に部品保持部を備え、且つ交換可能であり、自身の部品保持部と保持部品の種類が共通であるプロセシングタレット側部品保持部と部品保持部同士の位相が合うように取付角度が設定されているから、連続回転するプロセシングタレットにより効率よくシリンジの組立を行うことができるとともに、いずれの種類の部品保持部に部品を供給するかを選択することにより、組み立てるシリンジの機種切替を迅速に行うことができる。そして、同じ種類の部品保持部が一定のインターバルで現れるから、そこに部品を供給する作業を容易に行うことができるとともに、ローディングタレットを交換することにより、プロセシングタレットに供給する部品の種類を変え、シリンジの機種切替を行うことができる。
【0137】
そして、ローディングタレットは外周に複数種類の部品保持部を備え、これら複数種類の部品保持部のそれぞれが、プロセシングタレットの複数種類の部品保持部のうち、保持部品の種類が共通である部品保持部と部品保持部同士の位相が合うこととしたから、ローディングタレットの備える複数種類の部品保持部を用いてプロセシングタレットに複数種類の部品を供給し、シリンジの機種切替を行うことができる。
【0138】
また、プロセシングタレットは、加工又は部品同士の結合を終えたシリンジ部品をアンローディングタレットに排出するものであり、このアンローディングタレットは外周に複数種類の部品保持部を備え、これら複数種類の部品保持部のそれぞれが、プロセシングタレットの複数種類の部品保持部のうち、保持部品の種類が共通である部品保持部と部品保持部同士の位相が合うこととしたから、異種シリンジのハンドリングを容易に行うことができ、またアンローディングタレットの備える複数種類の部品保持部を用いて、アンローディングタレットを交換することなくプロセシングタレットより異種シリンジの部品の組立体を受け取ることができる。
【0139】
さらに本発明では、異種シリンジの部品に適合する複数種類の部品保持部を外周に有するプロセシングタレットと同軸にロータリーシャトルを配置し、このロータリーシャトルにシリンジ加工手段を搭載し、このロータリーシャトルがプロセシングタレットに同期回転する間に、このプロセシングタレットに保持されたシリンジ部品に対し前記シリンジ加工手段で加工を行うものとしたから、シリンジ部品を止めずに加工を行うことができ、能率が良い。また、加工対象のシリンジ部品の種類によって同期回転時におけるロータリーシャトルとプロセシングタレットとの相対角度が変わるから、シリンジ加工手段とシリンジ部品との位置関係をシリンジ部品の種類毎に最適に設定でき、どの種類のシリンジ部品においても満足すべき加工結果を得ることができる。プロセシングタレットによって移送されるあらゆる種類のシリンジ部品に対し、このシリンジ加工手段を用いて加工を行うことができるので、装置の構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 大シリンジの組立を行う状況を示す平面図
【図2】 小シリンジの組立を行う状況を示す部分平面図
【図3】 垂直断面図
【図4】 図3と切断箇所の異なる垂直断面図
【図5】 図3、4と切断箇所の異なる垂直断面図
【図6】 図3、4、5と切断箇所の異なる垂直断面図
【図7】 大シリンジのプランジャロッドにガスケットを結合する状況を示す部分正面図
【図8】 小シリンジのプランジャロッドにガスケットを結合する状況を示す部分正面図
【図9】 大シリンジのプランジャロッドとガスケットの組立体をバレルに挿入する状況を示す部分正面図
【図10】 小シリンジのプランジャロッドとガスケットの組立体をバレルに挿入する状況を示す部分正面図
【図11】 大シリンジの組立体の排出準備状況を示す部分正面図
【図12】 小シリンジの組立体の排出準備状況を示す部分正面図
【図13】 大シリンジと小シリンジの分解側面図
【符号の説明】
1 シリンジ
10 テーブル
20 第1ローディングタレット
22a、22b 部品保持部
40 第2ローディングタレット
42a、42b 部品保持部
60 第3ローディングタレット
62a、62b 部品保持部
80 第1プロセシングタレット
83a、83b、84a、84b、85a、85b 部品保持部
110 第4ローディングタレット
120 第2プロセシングタレット
122a、122b 部品保持部
140 第5ローディングタレット
142a、142b 部品保持部
160 第3プロセシングタレット
162a、162b 部品保持部
190 アンローディングタレット
192a、192b 部品保持部
300a 大シリンジ
301a バレル
302a プランジャロッド
303a ガスケット
300b 小シリンジ
301b バレル
302b プランジャロッド
303b ガスケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a syringe assembly apparatus used for medical treatment.
[0002]
[Prior art]
As for the syringe which inject | pours a chemical | medical solution, the thing made from glass was used before, However, The thing made from a synthetic resin has come to be used recently. Such a synthetic resin syringe is composed of a barrel that contains a chemical solution and has a needle attached to the tip thereof, a gasket that pushes out the chemical solution from the barrel, and a plunger rod that pushes the gasket into the barrel. Usually, a barrel, a gasket, and a plunger rod are shipped together, and the needle is attached at a medical site. An example of a syringe assembly apparatus for assembling such a syringe can be seen in Patent Document 1.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-308682 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
An object of this invention is to provide the syringe assembly apparatus which can perform the model change of the syringe to assemble quickly while being able to assemble multiple types of syringes.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, the assembly apparatus is configured as follows.
[0006]
In a syringe assembly device comprising a continuously rotating star wheel-shaped processing turret and processing the syringe parts or connecting the parts while the processing turret transfers the syringe parts, the processing turret is a part of a different type of syringe. Applicable multiple types of component holders on the outer peripheryThe loading turret, which is arranged in a predetermined order and at a predetermined interval and supplies parts to the processing turret, has a part holding part on the outer periphery and can be exchanged, and the parts holding part and the holding part are of the same type. The mounting angle is set so that the processing turret side component holding portion and the component holding portion are in phase with each other.It was supposed to be.
[0007]
According to this configuration, the syringe can be efficiently assembled by the processing turret that rotates continuously. In addition, the processing turret is equipped with multiple types of component holding parts that fit the parts of different types of syringes on its outer periphery, so it is possible to quickly switch the type of syringe to be assembled by selecting which type of component holding unit to supply the parts to. Can be done.Since the same type of component holder appears at regular intervals, it is possible to easily supply the component there, and change the type of component supplied to the processing turret by exchanging the loading turret. Can change the syringe model.
[0008]
Of the above configurationIn the syringe assembly device,The loading turret includes a plurality of types of component holding portions on the outer periphery, and each of the plurality of types of component holding portions has a common holding component type among the plurality of types of component holding portions of the processing turret. And the phase of the component holdersdid.
[0009]
According to this configuration,Multiple types of parts are supplied to the processing turret using the multiple types of parts holding section provided in the loading turret, and the syringe model is switchedIt can be carried out.
[0010]
Of the above configurationIn the syringe assembly device,The processing turret is for discharging the syringe parts that have been processed or joined together to an unloading turret, and the unloading turret includes a plurality of types of component holding portions on the outer periphery, and holds the plurality of types of components. Each of the components is in phase with the component holding unit and the component holding unit that share the same type of holding component among the plurality of types of component holding units of the processing turret.did.
[0011]
According to this configuration,Since it is only necessary to discharge the assembled parts to the unloading turret, it is possible to easily handle different types of syringes. In addition, by using a plurality of types of component holders provided in the unloading turret, an assembly of different syringe components is received from the processing turret without replacing the unloading turret.be able to.
[0012]
Of the above configurationIn the syringe assembly device,The processing turret is provided with a plurality of parts holding parts that hold different parts related to the same type of syringe in a vertically aligned manner, and the parts that are lined up and down are connected..
[0013]
According to this configuration,Different parts related to the same type of syringe are combined while being transported by the processing turret, resulting in high production efficiency..
[0014]
In the syringe assembly apparatus configured as described above, a rotary shuttle is disposed coaxially with the processing turret, and syringe processing means is mounted on the rotary shuttle, and while the rotary shuttle rotates synchronously with the processing turret, Processing the held syringe part with the syringe processing meansTo do.
[0015]
According to this configuration, the continuously rotating processing turretHowever, while the syringe part is transferred using any one of the plural types of part holding parts provided on the outer periphery, the syringe part is processed by the syringe processing means mounted on the rotary shuttle that rotates in synchronization with the processing turret. It can be carried out. Efficient because processing is done without stopping the syringe parts. In addition, since all types of syringe parts transferred by the processing turret can be processed using this syringe processing means, the configuration of the device is simplified.it can.
[0016]
Of the above configurationIn the syringe assembly apparatus,In the rotary shuttle, the relative angle with the processing turret at the time of synchronous rotation is adjusted depending on which kind of component holding part the processing turret is used to transfer the syringe parts..
[0017]
According to this configuration,The relative angle between the rotary shuttle and the processing turret during synchronous rotation varies depending on the type of syringe part to be processed. Therefore, the positional relationship between the syringe processing means and the syringe parts can be optimally set for each type of syringe part, and satisfactory processing results can be obtained for any type of syringe part.be able to.
[0018]
Of the above configurationIn the syringe assembly apparatus,The syringe processing means is constituted by a spray gun that sprays lubricant on syringe parts.did.
[0019]
According to this configuration,Prompt spraying of lubricant on syringe parts speedily and without causing uneven spraying even if syringe parts are changedbe able to.
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 is a plan view showing a situation where a large syringe is assembled, FIG. 2 is a partial plan view showing a situation where a small syringe is assembled, FIG. 3 is a vertical cross-sectional view, and FIG. 4 is a vertical cross-section different from FIG. Fig. 5, Fig. 5 is a vertical sectional view with different cutting points from Figs. 3, 4, Fig. 6 is a vertical sectional view with different cutting portions from Figs. 3, 4, 5, and Fig. 7 is a situation in which a gasket is coupled to a plunger rod of a large syringe. FIG. 8 is a partial front view showing a state where a gasket is coupled to a plunger rod of a small syringe, and FIG. 9 is a partial front view showing a state where an assembly of a plunger rod and gasket of a large syringe is inserted into a barrel. FIG. 10 is a partial front view showing a state where the plunger rod and gasket assembly of the small syringe is inserted into the barrel, FIG. 11 is a partial front view showing a state of preparation for discharging the large syringe assembly, and FIG. Partial front view showing a discharge readiness of the assembly of FIG. 13 is an exploded side view of the large syringe and the small syringe.
[0032]
The syringe assembly apparatus 1 can assemble different types of syringes. In the case of this embodiment, there are two types of syringes to handle. These are the
[0033]
301a is the barrel of the
[0034]
The basis of the configuration of the syringe assembly device 1 is a table 10 shown in FIG. The following components are arranged on the table 10. That is, the
[0035]
The first
[0036]
The second
[0037]
The
[0038]
The third
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
The syringe assembly in which the barrel, the plunger rod, and the gasket are combined is discharged from the
[0042]
Next, the structure of each component will be described in detail.
[0043]
First, the structure of the
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
Eight concave portions are arranged at equiangular intervals on the outer periphery of the
[0047]
Arc-shaped
[0048]
Next, the structure of the
[0049]
The
[0050]
The
[0051]
Eight concave portions are arranged at equiangular intervals on the outer periphery of the
[0052]
The
[0053]
Arc-shaped
[0054]
The
[0055]
Next, the structure of the
[0056]
The
[0057]
Since the
[0058]
The
[0059]
An
[0060]
Next, the structure of the
[0061]
The
[0062]
On the outer periphery of the
[0063]
Further, on the outer periphery of the
[0064]
The
[0065]
The
[0066]
The
[0067]
Arc-shaped
[0068]
A rotary table 100 is disposed below the
[0069]
Since the main part of the
[0070]
A
[0071]
Next, the structure of the
[0072]
The star wheel constituting the
[0073]
Eight concave portions are also arranged at equal angular intervals on the outer periphery of the
[0074]
An arc-shaped
[0075]
The
[0076]
Next, the structure of the
[0077]
It is the
[0078]
The
[0079]
The
[0080]
An
[0081]
The
[0082]
The
[0083]
Next, the structure of the
[0084]
The
[0085]
The
[0086]
The
[0087]
An
[0088]
The
[0089]
Next, the structure of the
[0090]
It is the
[0091]
The
[0092]
The
[0093]
An
[0094]
A rotary table 180 is disposed below the
[0095]
Since the main part of the
[0096]
A
[0097]
The
[0098]
The
[0099]
The
[0100]
An
[0101]
Next, the structure of the unloading
[0102]
The unloading
[0103]
The
[0104]
The rotary table 191 supports 16
[0105]
A
[0106]
On the side surface of the rotary table 191, a
[0107]
The
[0108]
The
[0109]
An
[0110]
Then, operation | movement of the syringe assembly apparatus 1 is demonstrated. When the operation of the syringe assembly apparatus 1 is started, the
[0111]
When the syringe to be assembled is the
[0112]
Between the
[0113]
Between the
[0114]
Between the
[0115]
When the syringe to be assembled is the
[0116]
In this way, the star wheels of the
[0117]
It should be noted that “
[0118]
Returning to the assembly of the
[0119]
The second
[0120]
The
[0121]
The
[0122]
When the
[0123]
The assembly of the
[0124]
The
[0125]
The third
[0126]
On the way of the
[0127]
The
[0128]
The assembly of the
[0129]
When the
[0130]
Even after the assembly of the
[0131]
The unloading
[0132]
While the assembly of the
[0133]
Even when the syringe to be assembled is the
[0134]
In the
[0135]
Although one embodiment of the present invention has been described above, other various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in this embodiment, two types of syringes are handled, but it is also possible to design to handle three types or more types of syringes.
[0136]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a syringe assembly device that includes a continuously rotating star wheel-shaped processing turret and that processes the syringe parts or connects the parts while the processing turret transfers the syringe parts, Multiple types of component holders that fit different types of syringe componentsThe loading turret, which is arranged in a predetermined order and at a predetermined interval, supplies parts to the processing turret, has a part holding part on the outer periphery and can be exchanged, and the parts holding part and the holding part share the same type. The mounting angle is set so that the phases of the processing turret side component holding portion and the component holding portion are the same.From the above, it is possible to efficiently assemble a syringe with a continuously rotating processing turret, and to quickly switch the type of syringe to be assembled by selecting which type of component holding part to supply the component. it can.Since the same type of component holder appears at regular intervals, it is possible to easily supply the component there, and change the type of component supplied to the processing turret by exchanging the loading turret. Can change the syringe model.
[0137]
And the loading turretA plurality of types of component holding units are provided, and each of the plurality of types of component holding units is a phase of a component holding unit and a component holding unit that have a common holding component type among a plurality of types of component holding units of the processing turret. Therefore, multiple types of parts are supplied to the processing turret using the multiple types of parts holding part of the loading turret, and the syringe model is switched.It can be carried out.
[0138]
Also,The processing turret discharges the syringe parts that have been processed or joined to each other to the unloading turret. The unloading turret includes a plurality of types of component holding parts on the outer periphery, and the plurality of types of component holding parts. Each of the plurality of types of component holding parts of the processing turret has the same type of holding parts and the parts holding parts are in phase with each other, so that different types of syringes can be handled easily. It is possible to receive an assembly of parts of different types of syringes from the processing turret without changing the unloading turret by using a plurality of types of component holding portions provided in the unloading turret..
[0139]
Furthermore, in the present invention, a rotary shuttle is arranged coaxially with a processing turret having a plurality of types of component holding parts adapted to parts of different types of syringes on the outer periphery, and syringe processing means is mounted on the rotary shuttle, and this rotary shuttle is a processing turret. Since the syringe part held by the processing turret is processed by the syringe processing means during the synchronous rotation, the syringe part can be processed without stopping and the efficiency is good.In addition, since the relative angle between the rotary shuttle and the processing turret during synchronous rotation changes depending on the type of syringe part to be processed, the positional relationship between the syringe processing means and the syringe part can be optimally set for each type of syringe part. Satisfactory processing results can be obtained even with different types of syringe parts. Since all kinds of syringe parts transferred by the processing turret can be processed using this syringe processing means, the configuration of the apparatus can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a situation where a large syringe is assembled.
FIG. 2 is a partial plan view showing a situation where a small syringe is assembled.
[Figure 3] Vertical sectional view
FIG. 4 is a vertical sectional view of FIG.
FIG. 5 is a vertical cross-sectional view different from FIGS.
FIG. 6 is a vertical cross-sectional view with different cutting points from FIGS.
FIG. 7 is a partial front view showing a situation where a gasket is coupled to a plunger rod of a large syringe.
FIG. 8 is a partial front view showing a situation where a gasket is coupled to a plunger rod of a small syringe.
FIG. 9 is a partial front view showing a state where the plunger rod and gasket assembly of the large syringe is inserted into the barrel.
FIG. 10 is a partial front view showing a state where the plunger rod and gasket assembly of the small syringe is inserted into the barrel.
FIG. 11 is a partial front view showing the state of preparation for discharging the large syringe assembly.
FIG. 12 is a partial front view showing a discharge preparation state of the small syringe assembly.
FIG. 13 is an exploded side view of a large syringe and a small syringe.
[Explanation of symbols]
1 Syringe
10 tables
20 First loading turret
22a, 22b Parts holding part
40 Second loading turret
42a, 42b Parts holding part
60 Third loading turret
62a, 62b Parts holding part
80 1st processing turret
83a, 83b, 84a, 84b, 85a, 85b Component holder
110 4th loading turret
120 Second processing turret
122a, 122b Parts holding part
140 5th loading turret
142a, 142b Parts holding part
160 Third Processing Turret
162a, 162b Parts holding part
190 Unloading turret
192a, 192b Parts holding part
300a large syringe
301a barrel
302a Plunger rod
303a gasket
300b small syringe
301b barrel
302b Plunger rod
303b Gasket
Claims (7)
前記プロセシングタレットは異種シリンジの部品に適合する複数種類の部品保持部をその外周に所定順序・所定間隔で配置したものであり、
前記プロセシングタレットに部品供給を行うローディングタレットは、外周に部品保持部を備え、且つ交換可能であり、自身の部品保持部と保持部品の種類が共通である前記プロセシングタレット側部品保持部と部品保持部同士の位相が合うように取付角度が設定されていることを特徴とするシリンジ組立装置。In a syringe assembly device comprising a continuously rotating star wheel-shaped processing turret and performing processing of the syringe parts or coupling of the parts while the processing turret transfers the syringe parts,
The processing turret is one in which a plurality of types of component holding parts that are compatible with different types of syringe components are arranged at a predetermined order and a predetermined interval on the outer periphery thereof .
The loading turret for supplying parts to the processing turret has a part holding part on the outer periphery and can be replaced, and the part holding part and the holding part have the same type of holding part and holding part. A syringe assembly apparatus characterized in that the mounting angle is set so that the phases of the parts match each other .
前記アンローディングタレットは外周に複数種類の部品保持部を備え、前記複数種類の部品保持部のそれぞれが、前記プロセシングタレットの複数種類の部品保持部のうち、保持部品の種類が共通である部品保持部と部品保持部同士の位相が合うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシリンジ組立装置。 The processing turret is for discharging the syringe part, which has been processed or joined between parts, to an unloading turret,
The unloading turret includes a plurality of types of component holding portions on the outer periphery, and each of the plurality of types of component holding portions has a common holding component type among the plurality of types of component holding portions of the processing turret. The syringe assembly apparatus according to claim 1, wherein the phase of the part and the part holding part are in phase .
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