JP4144085B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワープロやノート型パソコン等の携帯型電子機器に関し、詳しくは、本体部内の主回路基板と液晶表示装置等との信号伝達用にFPCを用いた携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワープロやノート型パソコン等の液晶表示装置等が収納された表示部を有する携帯型電子機器では、標準モデルと、液晶表示装置にタッチパネルが付いたモデル、液晶表示装置のバックライト用蛍光管を低温時に暖めるためのヒーターが付いたモデルなど、モデル毎にこれらの機能拡張部品を付加していた。しかし、こうすることによりモデルの種類が増えてしまい、生産効率が低下していた。このため、標準モデルを生産し、要望に応じて改造し、機能拡張部品をオプションとして後から取り付ける方法が行われるようになってきている。
【0003】
以下、従来の携帯型電子機器について、図を用いて説明する。
図4は携帯型電子機器であるノート型パソコンの外観図、図5は従来のノート型パソコン内部に配置されたFPCの配線図である。図において、1はノート型パソコンの本体部、2は液晶表示装置3が収納される表示部で、回動可能に本体部1に取り付けられている。本体部1の内部には、CPU等の電子回路部品が実装された主回路基板4が収納されており、表示部2の内部には、液晶表示装置3の他に、バックライト用蛍光管(図示せず)を点灯させるためのインバータ5が収納されている。また、6はタッチパネル、7は低温時にバックライト用蛍光管を暖めるヒーターであり、いずれもオプションとして付加される機能拡張部品である。11、12、13は信号伝達用のFPCで、それぞれ接続部11a、12a、13aで主回路基板4と電気的に接続されており、FPC11は、液晶表示装置3に接続部11b、インバータ5に接続部11c、FPC12は、タッチパネル6に接続部12b、FPC13はヒーター7に接続部13bでそれぞれ電気的に接続されている。FPC11は取り付け部11dで、FPC12とFPC13は図示しない取り付け部材によってそれぞれ表示部2に固定される。
【0004】
このように構成された従来のノート型パソコンにおいて、標準モデルにはタッチパネル6やヒーター7は付加されておらず、FPC12およびFPC13も接続されていない。そして、この標準モデルに、要望に応じて、タッチパネル6あるいはヒーター7、または両方が付加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のノート型パソコンにおいて、付加機能であるタッチパネル6やヒーター7を付加する場合には、タッチパネル6とヒーター7の各々に専用の信号伝達用のFPC11やFPC12が必要となり、これらの部材を介して接続することになる。
【0006】
また、FPC11やFPC12をノート型パソコンに組み込むため、取り付け部材等も必要になり、後から付加する際には、表示部2だけでなく本体部1も分解する必要があり、工数も多くかかる。
【0007】
このように従来のノート型パソコンでは、各機能拡張部品専用の信号伝達部材が必要であり、分解、組み立ても大変であった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、タッチパネルやヒーター等の機能拡張部品の付加が容易で工数や取り付け部材等も必要とせず、拡張性にすぐれた携帯型電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の携帯型電子機器は、内蔵するFPCに、機能拡張用の回路パターン部を予め具備し、主回路基板と液晶表示装置を接続する回路パターン部と細い部分でつなぐようにしたものである。
【0010】
これにより、機能拡張部品を付加する際には容易に切り離すことができ、また使用しない場合も組み立ての邪魔にならず、本体内で動くことによる安全性の問題が発生することのない、携帯型電子機器を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、電子回路部品が実装された主回路基板等を収納する本体部と、液晶表示装置を収納する表示部と、前記表示部に設けられる機能拡張部品と、前記主回路基板と前記液晶表示装置との間および前記主回路基板と前記機能拡張部品との間の信号伝達を行う回路パターン部を有するフレキシブルプリント基板(以下FPCと称する)とを備え、前記主回路基板と前記液晶表示装置との間の信号伝達を行う回路パターン部と、前記主回路基板と前記機能拡張部品との間の信号伝達を行う回路パターン部との間に切り離し可能な連結部を設け、前記主回路基板と前記機能拡張部品間は前記連結部が切り離された状態で接続され、前記表示部に機能拡張部品が付加されない状態では前記両回路パターン部間は連結部により連結されていることを特徴とする携帯型電子機器であり、機能拡張部品を付加する際には回路パターン部間を切り離すことにより、容易に付加することができ、機能拡張部品を付加しない場合は回路パターン部間を連結した状態にしておくことにより、使用しない機能拡張部品用の回路パターン部が組み立ての際邪魔にならず、また、移動しないため、電気的に安全性を保つことができる。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態の携帯型電子機器であるノート型パソコン内部に配置されたFPCの配線図、図2はFPCの取り付け前の展開図、図3は標準モデル内部に配置されたFPCの配線図である。図において、従来例と同じ機能のものは同一の番号を付し、説明を省略する。8はFPCで接続部8aで主回路基板4、液晶表示装置3に接続部8b、インバータ5に接続部8cでそれぞれ電気的に接続されている。また、FPC8は、タッチパネル6に接続部8d、ヒーター7に接続部8eでも電気的に接続されている。また、FPC8は取り付け部8fによって表示部2に取り付けられる。FPC8の取り付け前は、図2に示すような形状となっており、複数の連結部8gにより、主回路基板4と液晶表示装置3との信号伝達用の回路パターン部8hと、主回路基板4とタッチパネル6およびヒーター7との信号伝達用の回路パターン部8i、8jがつながっている。
【0016】
以上のように構成された本発明のノート型パソコンにおいて、標準モデルにはタッチパネル6やヒーター7は付加されておらず、FPC12およびFPC13も接続されていない。そして、この標準モデルに、要望に応じて、タッチパネル6あるいはヒーター7、または両方が付加される。
【0017】
タッチパネル6とヒーター7の両方を付加する場合、FPC8の配線時に連結部8gを手で切り離し、必要な方向に折り曲げ、接続部8aから8eを主回路基板4、液晶表示装置3、インバータ5、タッチパネル6およびヒーター7に接続させる。
【0018】
このように、FPCは1つだけでよく、タッチパネル6やヒーター7を付加する際にはFPCの一部を切り離すことにより、容易に付加することができる。また、このためのFPCの取り付け部材等も不要になる。また、後から付加する際の分解作業は表示部に対してだけでよく、本体部に対しては行う必要がない。
【0019】
また、図3に示すように、タッチパネルやヒーターを付加しない標準モデルの場合、FPC8は、連結部8gを切り離さず、接続部8a、8b、8cのみを主回路基板4、液晶表示装置3、インバータ5にそれぞれ接続する。この時、タッチパネル用回路パターン部8iおよびヒーター用回路パターン部8jは連結部8gにて、回路パターン部8hとつながっているため、バラけて組み立ての邪魔や、移動して、電気的に他の部品と接触したりすることによる安全性の問題は起こらない。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、タッチパネルや低温動作用ヒーターなど機能拡張のためのオプションを付加する際、信号伝達部材や取り付け部材を追加することなく表示部の分解のみで容易に行うことができ、機能拡張性に優れた携帯型電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の携帯型電子機器であるノート型パソコン内部に配置されたFPCの配線図
【図2】本発明の一実施の形態の携帯型電子機器のFPCの取り付け前の展開図
【図3】本発明の一実施の形態によるノート型パソコンの標準モデル内部に配置されたFPCの配線図
【図4】ノート型パソコンの外観図
【図5】従来のノート型パソコン内部に配置されたFPCの配線図
【符号の説明】
1 本体部
2 表示部
3 液晶表示装置
4 主回路基板
5 インバータ
6 タッチパネル
7 ヒーター
8 FPC
8a、8b、8c、8d、8e 接続部
8g 連結部
8h、8i、8j 回路パターン部
Claims (2)
- 電子回路部品が実装された主回路基板等を収納する本体部と、液晶表示装置を収納する表示部と、前記表示部に設けられる機能拡張部品と、前記主回路基板と前記液晶表示装置との間および前記主回路基板と前記機能拡張部品との間の信号伝達を行う回路パターン部を有するフレキシブルプリント基板(以下FPCと称する)とを備え、
前記主回路基板と前記液晶表示装置との間の信号伝達を行う回路パターン部と、前記主回路基板と前記機能拡張部品との間の信号伝達を行う回路パターン部との間に切り離し可能な連結部を設け、
前記主回路基板と前記機能拡張部品間は前記連結部が切り離された状態で接続され、前記表示部に機能拡張部品が付加されない状態では前記両回路パターン部間は連結部により連結されていることを特徴とする携帯型電子機器。 - 機能拡張部品は、表示部に付加されるタッチパネル、または、低温時に液晶表示装置のバックライト用蛍光管を暖めるヒーターであることを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
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-
1998
- 1998-11-27 JP JP33717898A patent/JP4144085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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