JP4142872B2 - 工作機械の数値制御処理方法および数値制御システム - Google Patents
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Description
技術分野
この発明は工作機械の数値制御処理方法および数値制御システムに関する。
【0002】
背景技術
製品形状の複雑化や高精度化に伴って、工作機械用数値制御装置の加工プログラムを効率的に作成するために、CAD(Computer Aided Design)システムやCAM(Computer Aided Manufacturing)システムの使用頻度が高くなっている。CAD/CAMシステムで作成された加工プログラムには、曲面などの部分に移動量が数ミリメートル以下の短い指令ブロックが連続するように配置されていることがある。
【0003】
従来の一般的な数値制御装置では、指令情報を1ブロック読み取る毎に、加工プログラム解析処理部にて、そのブロックで指令されているプログラムの内容を解析し、機械制御部で、補間演算、加減速処理を施して機械可動部を制御している。
【0004】
通常の加工プログラムであれば、数値制御装置は、加工プログラム解析処理部にてプログラムを先行解析し、その解析結果がデータバッファに格納される状態が保たれるが、移動量が数ミリメートル以下の短い指令ブロックが連続するような加工プログラムでは、機械制御部での各指令ブロックの実行が加工プログラム解析処理部でのプログラム解析処理よりも速くなり、この結果、データバッファ内のデータを消費し続けるといった現象が発生し、データバッファ内のデータが空となる。
【0005】
上述のように、直前の指令ブロックが短くて短時間で実行された場合には、つぎの指令が間に合わなくなることがあり、数値制御装置におけるプログラム解析処理が間に合わなくなると、ブロックとブロックの間で、工具の送りが一時停止してしまい、カッタ・マークが製品に付き、製品品質の悪化を招く。また、サイクルタイムが延びるなどの生産効率の面でも悪影響も与える。
【0006】
ブロックとブロックの間で、工具の送りが一時停止しないようにするためには、従来の数値制御装置では、数値制御装置のプログラム解析能力に応じて送り速度を下げなければならず、工作機械側の高速加工性能が活かされない。
【0007】
このような問題点を解決しようとするものとして、特開昭63−26707号公報に開示されているような数値制御(NC)システムが提案されている。この数値制御システムを第13図を参照して説明する。この数値制御システムは、数値制御装置10と、数値制御装置10と分離あるいは付属設備されるNC加工データ格納用のバッファメモリ手段12と、加工プログラムを供給する加工プログラム供給装置14と、加工プログラム供給装置14より供給されるNC加工プログラムから高速加工指令に応じて所定のNC加工データを高速NC加工用の加工データに演算、変換する高速NC加工データ作成装置16と、数値制御装置10からのNC加工指令データにしたがって作動制御される駆動モータ群18を具備している。
【0008】
加工プログラム供給装置14と高速NCデータ作成装置16とはインターフェース手段20によって結合されており、同様に、高速NCデータ作成装置16とバッファメモリ手段12との間も、同様のインターフェース手段22によって結合されている。高速NCデータ作成装置16は、第14図に示されているように、データ受信部24と、高速NCデータ処理部26と、データ送信部28とを有している。
【0009】
加工プログラム供給装置14から供給される加工プログラムは、通常または標準の速度モードでNC加工を実行すべきNC加工指令と高速モードでNC加工を実行すべきNC加工指令の両者を含んでおり、高速加工指令を含んだNC加工プログラムが高速NCデータ作成装置16のデータ受信部24に供給されると、高速NCデータ作成装置16は、高速NCデータ処理部26を経由して、或いは高速NCデータ処理部26をバイパスしてNC指令データをデータ送信部28に送信する。高速モードの場合には、NC指令データは、高速NCデータ処理部26において補間演算を行われて数値制御装置10内のサーボ制御部に直接供給可能なバイナリデータの移動指令データに演算変換される。
【0010】
高速NCデータ作成装置16は、数値制御装置10内のサーボ機構へ直送できるデータを数値制御装置10とは別の演算処理手段で予め高速度に作成するものであり、このシステムは、数値制御装置10による補間演算処理を全て省略し得るようにした数値制御システムである。これにより、自動加工の高能率化を図ることができる。
【0011】
しかしながら、上述の数値制御システムであっても、移動量が短い指令ブロックが連続するような加工プログラムでは、充分な加工精度を維持して目的とする工具の送り速度もしくはワークの回転速度を得ることができない場合があり、工作機械の加工速度の、より一層の高速化の対応に限界がある。
【0012】
この発明は、上述の如き課題を解決するためになされたもので、移動量が短い指令ブロックが連続するような加工プログラムの実行において、工作機械の加工速度のより一層の高速化に対応できる数値制御処理方法および数値制御システムを提供することを目的としている。
【0013】
発明の開示
この発明は、数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データから算出された移動指令を、前記数値制御装置外部から前記数値制御装置内部のサーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御する数値制御システムであって、加工プログラムまたは加工データを解析する解析手段と、前記解析手段の出力情報および切削条件を元に各軸に対して前記サーボ制御部の位置制御周期で補間演算を行う補間手段と、前記補間手段から出力された補間データに加減速処理を行って単位時間当たりの速度情報を予め生成する速度情報生成手段と、前記速度情報生成手段から出力されたデータにサーボ系の遅れを吸収するフィードフォワード手段と、を前記数値制御装置外部に備え、前記フィードフォワード手段によって予め作成された速度情報を含むバイナリ形式の移動指令を前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御する数値制御システムを提供することができる。
【0014】
したがって、数値制御装置外部で数値制御装置の機械制御周期より短いサーボシステムの位置制御周期で補間することができ、移動量が短い指令ブロックが連続するような加工プログラムの実行において、工作機械側の加工速度の、より一層の高速化に対応できる。また、加工プログラムの解析処理のみならず、加減速処理も予め数値制御装置外部で演算することにより数値制御装置の負荷が更に軽減され、高速でかつ高精度な加工が可能となる。さらに、加工プログラムの解析処理および加減速処理のみならず、フィードフォワード処理を予め数値制御装置外部で行うことにより、数値制御装置の負荷が更に軽減され、高速でかつ高精度な加工が可能となる。
【0019】
この発明は、さらに、前記バイナリ形式の移動指令とバイナリデータに付随する切削条件と、その元となる前記数値制御用加工プログラムまたは加工データのいずれかと、をデータベース化して記憶するデータベース記憶装置と、前記データベース記憶装置を管理するデータベース管理手段とを有するデータベース装置が前記数値制御装置の外部に前記数値制御装置とデータ通信可能に設けられている数値制御システムを提供することができる。
【0020】
したがって、バイナリデータおよびバイナリデータを作成する基となったCADデータおよび切削条件をデータベース化して管理でき、設計変更による形状の変化に対してCADデータの入力のみで以前までの切削条件からバイナリデータを作成することができ、加工システムの生産効率を向上できる。
【0021】
また、この発明は、数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データから算出された移動指令を、前記数値制御装置外部から前記数値制御装置内部のサーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御するための数値制御処理方法であって、前記数値制御装置の外部において、加工に先立って事前に、加工プログラムまたは加工データを解析すると共に、解析情報および切削条件を元に各軸に対して前記サーボ制御部の位置制御周期で補間演算を行った後、前記補間演算の出力結果に加減速処理を行って単位時間当たりの速度情報を生成し、前記速度情報にサーボ系の遅れを吸収するフィードフォワード補償の演算を行って、前記速度情報を含み、フィードフォワード補償されたバイナリ形式の移動指令を前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して前記工作機械を制御する数値制御処理方法を提供することができる。
【0022】
したがって、数値制御装置外部で数値制御装置の機械制御周期より短いサーボシステムの位置制御周期で事前に補間することができ、移動量が短い指令ブロックが連続するような加工プログラムの実行において、工作機械側の加工速度の、より一層の高速化に対応できる。また、加工プログラムの解析処理のみならず、加減速処理も事前に数値制御装置外部で演算することにより数値制御装置の負荷を更に軽減でき、高速でかつ高精度な加工が可能となる。さらに、加工プログラムの解析処理および加減速処理のみならず、フィードフォワード処理を事前に数値制御装置外部で行い、数値制御装置の負荷を更に軽減でき、高速でかつ高精度な加工が可能となる。
【0027】
この発明は、さらに、前記バイナリ形式の移動指令とバイナリデータに付随する切削条件と、その元となる前記数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データのいずれかと、を前記数値制御装置外部でデータベース化して記憶し、該データベースのデータを前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して前記工作機械を制御する数値制御処理方法を提供することができる。
【0028】
したがって、バイナリデータおよびバイナリデータを作成する基となったCADデータおよび切削条件をデータベース化して管理でき、設計変更による形状の変化に対してCADデータの入力のみで以前までの切削条件からバイナリデータを作成することができ、加工システムの生産効率を向上できる。
【0029】
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面にしたがってこれを説明する。第1図は、この発明による数値制御システムの一実施例を示している。数値制御システムは、数値制御装置100と、バイナリデータ作成装置110と、データベース装置120とを有している。数値制御装置100にはNC加工指令データにしたがって作動制御される各軸のサーボモータ150a、150b、150cが接続されている。
【0030】
バイナリデータ作成装置110には、インターフェース手段200、201によって、CADデータの作成編集を行って一般的なフォーマットに従ったCADデータを出力するCADシステム130と、切削条件を入力する切削条件入力手段140とが接続されており、バイナリデータ作成装置110はCADシステム130から出力されたCADデータから高速加工用のデータに演算および変換を行う。バイナリデータ作成装置110とデータベース装置120とはインターフェース手段202によって接続されている。データベース装置120は、バイナリデータ作成装置110にて作成されたデータを格納するものであり、インターフェース手段203によって数値制御装置100と接続されている。
【0031】
バイナリデータ作成装置110は、CADシステム130よりのCADデータを解析する加工データ解析手段111と、サーボシステムの位置制御周期毎に補間演算を行う補間手段112と、補間手段112の出力結果に加減速処理を行って単位時間当たりの速度情報を予め生成する加減速手段(速度情報生成手段)113と、加減速手段113の出力結果にサーボ系の遅れを吸収するフィードフォワード補償を行うフィードフォワード手段114により構成される。
【0032】
データベース装置120は、データベース管理手段121と、記憶装置(外部記憶装置)122とを有しており、バイナリデータ作成装置110にて作成されたデータをデータベース管理手段121の働きにより記憶装置122に格納する。即ち、データベース装置120は、バイナリ形式の移動指令とバイナリデータに付随する切削条件およびその元となるNC装置用加工プログラムまたは加工データを数値制御装置外部でデータベース化して記憶するものであり、データベースのデータを数値制御装置100内部のサーボ制御部103に直接的に与えることができる構造になっている。
【0033】
数値制御装置100は、データベース装置120からの出力データをインターフェース手段203を介してメモリに蓄えるバッファメモリ手段101と、バッファメモリ手段101内のデータを管理しながら次処理に渡す機械制御部102と、機械制御部102から受け渡されたデータに基づいてサーボシステムをコントロールするサーボ制御部103とにより構成される。なお、数値制御装置100は、通常の加工プログラム解析処理手段104を具備することもできる。
【0034】
通常の加工では、加工プログラム解析処理、機械制御処理、サーボ制御処理が順に行われてモータのサーボ制御が行われるが、上述のような構成による数値制御システムでは、バイナリデータ作成装置110にて生成されたバイナリデータを、データベース装置120より数値制御装置100内部のバッファメモリ手段101、機械制御部102を介してサーボ制御部103に直接的に渡してサーボモータ150a、150b、150cのサーボ制御を行うことができる。
【0035】
つぎに、この発明による数値制御システムの動作ならびに数値制御処理方法について第2図〜第12図を参照して説明する。
【0036】
バイナリデータ作成装置110は、2次元のCADシステムの出力フォーマットとして、第6図に示されているような一般的なDXF形式ファイル等のCADデータが入力されると、第2図に示すバイナリデータ生成処理を行い、データベース装置120に移動指令を保管する。
【0037】
バイナリデータ作成装置110は、CADデータを入力し(ステップST1)切削条件入力手段140からの切削条件の入力の有無をチェックする(ステップST2)。切削条件の入力があれば、CADデータと関連づけて切削条件をデータベース装置120に書き込み(ステップST3)、これに対し切削条件の入力がないと判断するとデータベース装置120からCADデータと関連するデフォルト切削条件を読み込む(ステップST4)。
【0038】
つぎに、第6図に示されているようなDXF形式で記述されたCADデータに矛盾がないかチェックを行いながら、主にCADデータ中のENTIESセクションの形状データを取り出し、始点および終点のデータ群を補間手段112に引き渡す(ステップST5)。
【0039】
そして、取り出された図形の形状データと主軸の回転速度、工具の送り速度等の切削条件を元に補間演算処理を行う(ステップST6)。
【0040】
補間演算処理は、補間のタイプや座標系の設定によりさまざまな演算が適用される。ここでは、CADデータより始点と終点が与えられ、この2点間を直線で結ぶ場合の補間演算例を第7図に示す。この場合、CADデータから始点Sと終点D、切削条件として工具の送り速度が与えられ、CADデータのワールド座標系原点をプログラム原点として扱うものとする。
【0041】
補間演算処理は、第7図に示されているように、始点Sと終点Dを結んだ直線と、与えられた工具の送り速度よりサーボ制御部103の位置制御周期(たとえば1/4500ms)あたりの移動量FΔTを半径値とした円との交点を求めることにより得られる。始点S(Xs,Ys)と終点D(Xd,Yd)の2点を通る直線は、次式(1)で表すことができる。
【0042】
Y−Ys=(Yd−Ys/Xd−Xs)(X−Xs) ・・・(1)
【0043】
また、加工開始点(Xs,Ys)から移動量FΔTだけ進んだ位置は、次式(2)で表すことができる。
【0044】
(X−Xs)2+(Y−Ys)2=FΔT2 ・・・(2)
【0045】
(1)式と(2)式から二つの解P1、P2が求まるが、線分SD上にあり、且つ、S→Dの方向とP1→P2もしくはP2→P1の方向が一致する終点を補間点Paとする。つぎの補間点Pbは、同様に、補間点Paを中心とした半径FΔTの円と直線との交点により求める。図形の補間点の解析が終了後、各軸に対する速度指令パルスとして分配を行う。その後、今求めた補間点を円の中心としつぎの補間点を求め、これを終点座標を超えるまで続ける。
【0046】
つぎに、加減速手段113では、各軸に分配された速度指令パルスを入力として速度指令内容に変動があれば、該速度指令パルスに加減速処理を施す(ステップST7)。加減速手段113にて生成された速度指令パルスをもとに、フィードフォワード手段114で、フィードフォワード処理を行う(ステップST8)。
【0047】
フィードフォワード演算は、サーボ系の追従遅れによる形状誤差を少なくするため位置ループにフィードフォワードをかけるものである。即ち、位置制御周期毎に位置指令を微分し、この微分値にフィードフォワード係数を乗じた値を指令に加算して出力するものであり、具体的には、第8図に示されているような演算器114aによって計算式(3)により行う。
【0048】
f=Fdt(1/t)(FFgain/PGN) ・・・(3)
【0049】
計算式(3)中のFdtは、加減速処理にて生成された速度情報が使用され、tにはサーボ制御部103の位置制御周期が使用される。また、フィードフォワードゲインFFgainおよび位置ループゲインPGNはパラメータによって設定されるものである。なお、第8図において1/sは積分器114bである。
【0050】
つぎに、ステップST1〜ステップST8の結果を、数値制御装置100のサーボ制御部103との通信毎の2進数データであるバイナリデータ(第9図参照)に変換し(ステップST9)、これらを第12図に示されているようにデータベース装置120の記憶装置122に記憶する(ステップST10)。このように、データをデータベース装置120の記憶装置122に記憶することにより、バイナリデータの基となる切削条件およびCADデータ等の関連づけが行われ管理が容易となる。
【0051】
上述したバイナリデータ生成処理は、加工に先立って事前に行われ、データベース装置120に格納されるものである。
【0052】
データベース装置120は数値制御装置外部のハードディスク等の記憶装置122にデータベースを構築する。本実施例におけるデータベースの構成例を第12図に示す。記憶装置122のデータベースに対する操作は、データベース管理手段121により実現され、数値制御装置100などのデータ入出力に対する機能およびバックアップ機能等で構成される。
【0053】
第11図は、ステップST9にて求められたバイナリデータを呼出すための加工プログラムであり、予め数値制御装置100内のメモリに入力されている。この加工プログラム内に記述されている指令フォーマット“G65 Pプログラム番号,R1”によって指定されたプログラム番号がデータベース装置120の記憶装置122から読み出され数値制御装置100内のバッファメモリ手段101に格納される。一つのバイナリデータファイルは、いくつかのブロックの塊に分割され、順次、第9図に示されているようなデータフォーマットでデータベース装置120の記憶装置122から数値制御装置100のバッファメモリ手段101にインターフェース手段203を介して書き込まれる。
【0054】
第9図に示すデータフォーマットでは、先頭にバイナリデータファイルの総ブロック数が格納され、つぎのアドレスに今回の通信で送信されるブロック数と送信を始めるブロックが全体の何番目に当たるかのブロック番号(先頭ブロック番号)が格納される。ここで云うブロック数とは、1回に行うサーボ通信単位のデータの塊を示す。
【0055】
つぎのアドレスには、実際にサーボシステムに接続されているどの軸に指令を与えるかを示す軸指定フラグが格納される。軸指定フラグは第10図に示すようなビット単位のデータとなっている。第1軸目のビット0から第16軸目のビット15のまでの情報を格納し、ビットオンの場合には、その軸に対する指令が存在することを示す。たとえば、ビット0とビット2がオンしている場合には、軸指定フラグのつぎに続くサーボ通信単位の指令データが第1軸目、第3軸目の順に格納されていることを示す。最後に前述までのデータを2バイト単位で足しあわせたものに1を加えたデータの下位2バイトを格納し、通信が正常に行われたかのチェックを行うチェックサムが格納される。
【0056】
第3図は、加工プログラム中に記述された指令ブロックの解析を行う解析処理フローを示している。まず、機械制御部102から次ブロック解析要求があるかの判別を行い(ステップST11)、次ブロックの解析要求がない場合にはそのまま処理を終了し、これに対し、次ブロックの解析要求がある場合には、現在、バイナリデータで制御が行われているかどうかの判断を行う(ステップST12)。
【0057】
バイナリデータによる制御が行われているときには、バイナリデータの読出し処理が行われ(ステップST13)、通常の加工プログラムによる制御が行われている場合には、つぎのブロックを読出し(ステップST14)、つぎのブロックがバイナリプログラムを呼び出す入力コードであるかを調べる(ステップST15)。バイナリプログラムを呼び出す入力コードである場合には、つぎのブロックがバイナリモードであることを記憶し(ステップST16)、バイナリデータ読出し処理を行い(ステップST17)。これに対し、バイナリプログラム呼出要求以外の入力コードである場合には、通常の加工プログラムを解析するブロック解析処理を行う(ステップST18)。前述までの処理が終えた段階で、解析が完了したことを示すフラグを設定し(ステップST19)、処理を終了する。
【0058】
つぎに第4図を参照してバイナリプログラムの読出し処理について説明する。まず、高速処理用のバッファメモリ手段101に空きが存在するかチェックを行い(ステップST21)、空きがない場合には機械制御部102にてデータを消費するまで処理を行わないものとする。バッファメモリ手段101に空きが存在する場合には、読み出すブロック番号を以前読み出したブロック番号から更新し、つぎの読出しインデックスを取得する(ステップST22)。最初の読出しの場合には、ブロック番号を1に初期化し、これに対し、既にバイナリデータ読出し中のモードである場合には、前回読み出した続きのブロック番号に更新する。
【0059】
つぎに、更新したブロック番号を基にインターフェース手段203を介して第9図で示されているようなバイナリデータの入力処理を行う(ステップST23)。入力されたバイナリデータは高速処理用のバッファメモリ手段101に格納される(ステップST24)。
【0060】
つぎに、バッファメモリ手段101に格納済みを示すブロック数を更新、換言すれば、バイナリバッファカウンタをインクリメントする(ステップST25)。つぎに、機械制御部102の処理周期1回でサーボ通信するデータ量×N回分のデータがバッファメモリ手段101に存在するかチェックを行う(ステップST26)。この時のN値は、データベース装置120の記憶装置122から数値制御装置100内のバッファメモリ手段101にバイナリデータを格納するまでの所要時間とバイナリデータの消費時間との兼ね合いで決定される。データベース装置120とバッファメモリ手段101との通信時間が遅く、機械制御部102でのデータ消費が速い場合には、N値を大き目に設定する。最後に、現在までに読み出したブロック数を更新し(ステップST27)、処理を終える。
【0061】
第5図は、機械制御部102での機械制御処理フローを示している。まず、ブロックの解析が終了しているかのチェックを行い(ステップST31)、ブロックの解析が終了していない場合には終了するまで待ち、終了している場合にはバイナリプログラムにより機械制御が行われているかのチェックを行う(ステップST32)。バイナリプログラムによる制御ではなく、通常の加工プログラムによる制御の場合には、各軸に対する単位時間あたりの移動量FΔTを求める処理を行い(ステップST33)、求めた移動量FΔTをもとにして直線加減速処理を行い(ステップST34)、その後にフィードフォワード処理を行い(ステップST35)、移動量FΔTの積算値である絶対位置形式にデータ変換した後に、これをサーボ通信バッファにデータを設定し(ステップST36)、サーボ制御部103に絶対位置指令を出す通信処理を行う(ステップST37)。
【0062】
解析処理にてバイナリモードであることを記憶している場合にはバイナリプログラム用の処理に移行する。この場合は、サーボ制御部103に渡すバイナリデータのブロック番号(データインデックス)を更新し(ステップST39)、データバッファ手段101内のバイナリデータが終了かどうかを確認、即ち、データバッファ手段101が空であるを確認する(ステップST40)。データバッファ手段101が空でない場合には、サーボ通信用の送信用バッファにバイナリデータをコピーし(ステップST44)、サーボ通信処理を行う(ステップST45)。この際、サーボ制御部103との間で行われる通信では、絶対位置指令のみではなく、絶対位置までの移動量をサーボ制御部103の位置制御周期で内挿した移動量も送ることになる。
【0063】
データバッファ手段101が空の場合には、バイナリプログラムが終了したかのチェックを行い(ステップST41)、バイナリプログラムが終了の場合には、バイナリモードの解除を行い(ステップST42)、つぎのブロックの解析要求を出す(ステップST46)。これに対し、まだ、バイナリプログラムの続きが存在する場合には、つぎのデータバッファ格納先ポインタに更新し(ステップST43)、新たなバイナリデータを読み出すために、つぎのブロックの解析要求を設定し(ステップST46)、解析処理にてバイナリデータの設定を行う。
【0064】
以上のように、データベース装置120からバイナリデータが、順次バッファメモリ手段101に格納され、補間演算および加減速演算を行う機械制御部102では、バイナリデータをサーボシステムへ出力するのみで、ほとんど処理を行わない為、数値制御装置100の負荷を軽減させることができ、数値制御装置100の処理能力を向上させることができる。また、機械制御部102の補間周期より短いサーボシステムの位置制御周期で予め作成されたバイナリデータを使用するため、高精度な加工が可能になる。
【0065】
また、フィードフォワード処理も、予め数値制御装置外部で演算するから、数値制御装置100の負荷が更に軽減され、高速でかつ高精度な加工が可能となる。また、バイナリデータおよびバイナリデータを作成する基となったCADデータおよび切削条件をデータベース化して管理することにより、設計変更による形状の変化に対してCADデータの入力のみで以前までの切削条件からバイナリデータを作成ができ、加工システムの生産効率を向上できる。
【0066】
なお、本実施例においては、バイナリプログラムの入力コードを第11図に示すようなコードで示したが、バイナリプログラムの入力コードは、特に、これに限定されるものではなく、他の入力コードを割り当ててもよい。また、データベース装置120と数値制御装置100のデータフォーマットに関しても第9図に示されているものに限ることはなく、必要に応じて変更することは差し支えない。また、第6図に示されているような面データ(CADデータ)に限定されるものではなく、他の加工プログラムまたは加工データに変更しても構わない。
【0067】
産業上の利用の可能性
この発明による数値制御システムおよび数値制御処理方法は、各種の工作機械の数値制御に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、この発明による数値制御システムの一つの実施例を示すブロック図である。
【図2】 第2図は、この発明による数値制御システムにおけるバイナリデータ変換処理を示すフローチャートである。
【図3】 第3図は、この発明による数値制御システムにおけるバイナリデータ読出しに対応した解析処理を示すフローチャートである。
【図4】 第4図は、この発明による数値制御システムにおけるバイナリデータ読出し処理のフローチャートである。
【図5】 第5図は、この発明による数値制御システムにおけるバイナリデータに対応した機械制御処理のフローチャートである。
【図6】 第6図は、この発明による数値制御システムで使用される図面データフォーマット例を示す説明図である。
【図7】 第7図は、補間演算処理例を示すグラフである。
【図8】 第8図は、フィードフォワード手段の内部構成を示すブロック図である。
【図9】 第9図は、この発明による数値制御システムで使用されるバイナリデータの構成(データフォーマット)を示す説明図である。
【図10】 第10図は、軸指定フラグの構成例を示す説明図である。
【図11】 第11図は、この発明による数値制御システムで使用される加工プログラム例を示す説明図である。
【図12】 第12図は、この発明による数値制御システムにおけるデータベース装置のデータベース構成を示す説明図である。
【図13】 第13図は、従来例を示すブロック図である。
【図14】 第14図は、従来例である高速NCデータ作成装置の内部構成を示すブロック図である。
Claims (4)
- 数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データから算出された移動指令を、前記数値制御装置外部から前記数値制御装置内部のサーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御する数値制御システムであって、
加工プログラムまたは加工データを解析する解析手段と、
前記解析手段の出力情報および切削条件を元に各軸に対して前記サーボ制御部の位置制御周期で補間演算を行う補間手段と、
前記補間手段から出力された補間データに加減速処理を行って単位時間当たりの速度情報を予め生成する速度情報生成手段と、
前記速度情報生成手段から出力されたデータにサーボ系の遅れを吸収するフィードフォワード手段と、
を前記数値制御装置外部に備え、前記フィードフォワード手段によって予め作成された速度情報を含むバイナリ形式の移動指令を前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御することを特徴とする数値制御システム。 - 前記バイナリ形式の移動指令とバイナリデータに付随する切削条件と、その元となる前記数値制御用加工プログラムまたは加工データのいずれかと、をデータベース化して記憶するデータベース記憶装置と、前記データベース記憶装置を管理するデータベース管理手段とを有するデータベース装置が前記数値制御装置の外部に前記数値制御装置とデータ通信可能に設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の数値制御システム。
- 数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データから算出された移動指令を、前記数値制御装置外部から前記数値制御装置内部のサーボ制御部に直接的に入力して工作機械を制御するための数値制御処理方法であって、
前記数値制御装置の外部において、加工に先立って事前に、加工プログラムまたは加工データを解析すると共に、解析情報および切削条件を元に各軸に対して前記サーボ制御部の位置制御周期で補間演算を行った後、前記補間演算の出力結果に加減速処理を行って単位時間当たりの速度情報を生成し、前記速度情報にサーボ系の遅れを吸収するフィードフォワード補償の演算を行って、前記速度情報を含み、フィードフォワード補償されたバイナリ形式の移動指令を前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して前記工作機械を制御することを特徴とする数値制御処理方法。 - 前記バイナリ形式の移動指令とバイナリデータに付随する切削条件と、その元となる前記数値制御装置用の加工プログラムまたは加工データのいずれかと、を前記数値制御装置外部でデータベース化して記憶し、該データベースのデータを前記数値制御装置内部の前記サーボ制御部に直接的に入力して前記工作機械を制御することを特徴とする請求の範囲第3項記載の数値制御処理方法。
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