JP4140431B2 - 無停電電源装置用蓄電池の共用装置とその使用方法 - Google Patents

無停電電源装置用蓄電池の共用装置とその使用方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無停電電源装置に係わり、特に無停電電源装置を複数設置したときにおける蓄電池の共用装置とその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数若しくは単数の常用無停電電源装置と、通常は負荷を持たない予備の無停電電源装置とを併設して運転する場合、蓄電池を無停電電源装置毎に持たずに共通に使用することが行われている。
【0003】
図3は、常用の無停電電源装置1台と予備の無停電電源装置1台の場合を示したものである。同図において、1は常用の無停電電源装置で、常用出力部3、負荷分岐部7を通って負荷に電力を供給する。2は予備の無停電電源装置で、予備出力部4を介して常用出力部3又は負荷分岐部7にスイッチ43,又は42を介して接続されている。これら各無停電電源装置1,2の入力側はそれぞれ入力分岐部5に接続されれ、且つ、この入力分岐部5を介して各無停電電源装置はバイパス用電源及び入力用電源に接続されている。6は直流分岐部で、スイッチを介して共通の蓄電池8が接続されている。
【0004】
なお、各無停電電源装置1,2には、交流を直流に変換するコンバータ11(21)、直流を交流に変換するインバータ12(22)、平滑コンデンサ13(23)、ディジタル計測部14(24)、バイパス回路15(25)、スイッチ16(26)、17(27)及び検出部18(28)をそれぞれ備えている。
また、各コンバータのうち、コンバータ11の直流出力側はスイッチ17及び直流分岐部6のスイッチ62,63を介して蓄電池8に接続され、コンバータ21の直流出力側はスイッチ27及び直流分岐部6のスイッチ61,63を介して蓄電池8に接続されている。
【0005】
図3における予備の無停電電源装置2は、その出力は通常は予備出力4のスイッチ41、43及び常用出力部3のスイッチ31を通ってバイパス回路15に接続されており、常用無停電電源装置1の故障時や点検時には、予備無停電電源装置2よりこのバイパス回路15を介して負荷に電力供給するよう構成している。このようなシステムにおいては、それぞれの無停電電源装置に蓄電池を持たせるとシステムとして必要な蓄電池容量よりも、1セット余分な蓄電池を設置することになるため、蓄電池8を共通に使用するようにしたものである。
【0006】
なお、予備電源装置を備えた無停電電源装置としては特許文献1のようなものが公知となっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平6ー189474号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図3のように構成された無停電電源装置においては、蓄電池が十分に充電された状態では、充電装置の垂下特性で保護されるものの、僅かでも直流電圧の高い方、例えば無停電電源装置1側の直流電圧が2側より高かった場合、矢印で示すようにコンバータ11、インバータ12、スイッチ16を介して負荷に電力を供給する。これと同時に、コンバータ11,スイッチ17、62、63を通して常時充電電流を流し続けると共に、スイッチ61、27を通って直流電圧の低い無停電電源装置2側に流れこみ、あたかも放電電流が流れ込んだ状態となる。
この無停電電源装置間の電流の流れ込みは、日常の保守点検において蓄電池の状態判定を困難にしている。
【0009】
この問題を解決する方法としては、各無停電電源装置の直流部と蓄電池間にダイオードとサイリスタとを逆並列に接続し、通常はダイオードを通して蓄電池を充電し、停電検出時にはサイリスタをオンして蓄電池より放電し、インバータを通して負荷に電力を供給する方法を採用している。
しかし、この方法では、サイリスタが自己消弧できないため、短時間の停電が発生した後に復旧した場合、先にコンバータによる整流器運転を開始した無停電電源装置の直流電圧が若干でも高くなると、後から整流器運転した無停電電源装置のサイリスタはオフとはならず、放電状態のままとなる場合がある。
【0010】
これら問題もクリアするためには、更に各無停電電源装置の整流器運転後に、各直流部の直流電圧を一時的に順次高めに制御してサイリスタを確実にオフとする等の手段を必要としていた。したがって、上記対策はサイリスタ及びその制御が必要となるばかりでなく、無停電電源装置内の整流器の充電電圧制御の変更も必要となる等、システム全体が複雑となる。
【0011】
また、実際の蓄電池の充電電圧は、ダイオードを介して充電することになるため、ダイオードのVF(順方向電圧降下)分で精度面でも悪くなる共に、充電中は蓄電池に放電できる回路が存在しないため、無停電電源装置の整流器出力がサイリスタの位相制御などのようにリップルがある場合、そのリップルで蓄電池をピーク充電してしまい過充電状態を招く危険性も有している。
【0012】
また、無停電電源装置のコンバータ(順変換又は整流器)の容量は、インバータで必要とする容量+蓄電池充電で必要とする容量となるが、一般に蓄電池充電に必要な容量は蓄電池容量の1/10のため小さく、コンバータ全体容量からみると1/10〜1/20となる。このため、予備の無停電電源装置を設置することによりシステムの信頼性は高められることになるが、通常は蓄電池充電という用途にしか使われないため、設備の稼働率という面から見ると有効に機能していないという問題を有している。
【0013】
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは共通使用の蓄電池の定常運転状態における直流電流の監視を容易とする無停電電源装置の共通使用装置とその使用方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
前記常用の無停電電源装置の直流回路と蓄電池との接続回路中に、常用の無停電電源装置から蓄電池へ通常運転時の電流の流れを抑制するための充電抑制部を設けると共に、正規電圧値に設定される予備の無停電電源装置の直流電圧に対し、常用の無停電電源装置の直流電圧の設定値を正規電圧値よりも高く設定したことを特徴としたものである。
【0015】
本発明の第2は、前記充電抑制部は、常用の無停電電源装置から蓄電池側への電流の流れを阻止する方向に接続されたダイオートとスイッチ体との並列接続で構成したことを特徴としたものである。
【0016】
本発明の第3は、前記予備の無停電電源装置のコンバータ出力側に、蓄電池への過電流が流れたことを検出するための垂下用検出部を設け、予備の無停電電源装置の無負荷待機中はこの垂下用検出部の検出値に基づいて充電制御するよう構成したことを特徴としたものである。
【0017】
本発明の第4は、予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
前記常用の無停電電源装置の直流回路と蓄電池との接続回路中に常用の無停電電源装置から蓄電池へ通常運転時の電流の流れを抑制するための充電抑制部を設け、この充電抑制部は、常用の無停電電源装置から蓄電池側への電流の流れを阻止する方向に接続されたダイオートとスイッチ体との並列接続で構成し、このスイッチ体を蓄電池の規定電圧値に達するまで閉路状態となして充電時間を短縮するよう制御することを特徴としたものである。
【0018】
本発明の第5は、予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
前記予備の無停電電源装置が無負荷待機中を条件に、蓄電池への充電電流を蓄電池容量の0.1倍を上限として垂下電流制御の設定切換を行うことを特徴としたものである。
【0019】
本発明の第6は、前記直流電流の垂下電流制御は、前記予備の無停電電源装置のコンバータ出力側に蓄電池への過電流が流れたことを検出するための垂下用検出部を設け、この検出値に基づいて過電流発生時と常用時の充電電流検出の切換制御を行うことを特徴としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態を示す回路構成図である。同図において、図3と同一部分、若しくは相当部分に同一符号を付して重複説明を省略する。
本発明の第1の実施形態は、直流分岐部(直流分岐盤)6と各常用無停電電源装置1の直流回路間とのフイーダに、充電抑制部9を設けたものである。図1ではこの充電抑制部9は直流分岐部6に配設され、また、図1では1台の常用の無停電電源装置で代表されているが、常用の無停電電源装置が複数設置されている場合には、充電抑制部9はそれぞれのフイーダに介挿される。
【0021】
充電抑制部9は、蓄電池8から常用の無停電電源装置1への放電が順方向となる向きに接続されるダイオードDと、このダイオードDと並列に接続されたマグネット等のスイッチ体Sより構成されている。スイッチ体Sは必要なときに閉路され、常用の無停電電源装置1の直流回路からスイッチ17、スイッチ体S、スイッチ62、63を介して蓄電池8を充電するよう構成される。
【0022】
スイッチ体Sが閉路される必要状態とは、例えば常用の無停電電源装置が多数台あり、共通の予備無停電電源装置2からの充電のみでは充電量が少ない場合、ダイオードDと並列接続されたスイッチ体Sを規定電圧(浮動充電電圧の−2%程度)に達するまで投入しておくことにより常用側の直流回路からも充電し、充電電流を大きくすることによって蓄電池への充電時間の短縮を図る。
【0023】
なお、各無停電電源装置における直流回路の電圧は、共通の予備用無停電電源装置2は正規の値にセットされるが、常用の無停電電源装置1の直流電圧は正規の値より0.5%程度高い値の電圧にセットされる。
【0024】
上記のように構成された本発明における通常の使用状態では、常用の無停電電源装置1は、入力分岐部5からの交流入力をコンバータ11にて直流に変換した後インバータ12にて所定の交流出力に変換し負荷に電力を供給している。
このとき、充電抑制部9のスイッチ体Sは、通常は開路状態となっているため、常用側の直流回路の電圧が予備側より高い状態であっても電流はダイオードDによってブロックされ、無停電電源装置1から蓄電池8への充電電流は流れない。また、コンバータ11によって変換された直流電圧は、正規の0.5%程度高い値に設定されているため、蓄電池8、スイッチ63、62およびダイオードDの経路による放電電流は流れない。
【0025】
一方、予備の無停電電源装置2も装置1と同様に変換動作を実行しており、そのコンバータ21からの直流電圧によって、スイッチ27、61、63を通して蓄電池8は充電される。
予備の無停電電源装置2の充電動作としては、マグネットスイッチの入り切りによる制御の他に、次の方法によっても充電電流を変化させることができる。
【0026】
蓄電池が比較的小さい場合、ディジタル計測部24は検出部28によって検出された充電電流のみを見ているが、常用の無停電電源装置1での給電時の過電流垂下の設定と、共通予備の無停電電源装置2の給電時の過電流垂下の設定を切り換えることによってコンバータ21を介して充電電流の制御が可能となる。
すなわち、無負荷待機中か否かを条件に、過電流垂下レベルの設定切換え行われる。この場合、切り換わるときの制御遅れで一瞬過負荷になる可能性はあるが、125%10分、150%1分などの過負荷耐量があるため実用上の問題は生じない。
【0027】
次に、何らかの理由によって停電が発生した場合には、各無停電電源装置のコンバータの動作は停止し、各インバータには蓄電池8からダイオードD、若しくはスイッチ体Sを介して直流電圧が印加され、各インバータはこの直流電圧を電源として変換動作をそのまま継続し、負荷への電力供給を継続する。
停電回復後は、蓄電池8は共通の予備無停電電源装置2の直流回路からの電流によって充電されるが、常用の無停電電源装置1の直流電圧は、蓄電池8に対して充電できないため、蓄電池電圧に支配されることなく設定電圧となって定常運転に復帰する。
【0028】
図2は第2の実施形態を示す回路構成図である。
図2は、予備無停電電源装置2の直流回路に垂下用検出部20を設けたもので、他は図1と同様である。
【0029】
電力貯蔵用などのように大きな蓄電池に使用する場合、過負荷耐量では持ちこたえられなくなるため、コンバータ21の出力側に垂下用検出部20を設け、コンバータ21に過剰な負担がかからないようにする手段の必要が出てくる。
例えば、夜間電力を貯蔵するシステムにおいては、停電時に5分とか10分の短時間をバックアップするための蓄電池容量と、夜間貯蔵した電気を5時間かけて取り出すための蓄電池容量では、20倍程度の差がある。このため、夜間電力貯蔵の場合には、コンバータはその能力いっぱいに使うことになり、万一負荷給電になったときには、コンバータは過剰負荷となる。
【0030】
図2は、このような蓄電池容量の大きなシステムに対応するもので、コンバータ容量全てを蓄電池の充電に使えるようにしたものである。
すなわち、予備の無停電電源装置2が待機中の場合、ディジタル計測部24は垂下用検出部20の検出値に基づきコンバータ21を制御し、もって蓄電池8に対し垂下をかけて充電するよう制御する。また、予備の無停電電源装置2が負荷へ給電中には、ディジタル計測部24は検出部28の検出値に基づいて制御する。
【0031】
蓄電池8としては、制御弁式鉛蓄電池等が使用されるが、予備無停電電源装置2が負荷に給電してないことを条件に、充電電流を蓄電池の0.1倍程度を上限として直流電流の垂下電流のセット値を切換え、標準的な24時間で充電完了となるよう制御される。このような制御方法を行うことにより、常用の無停電電源装置1台に対して、予備の無停電電源装置が1台の場合、予備の無停電電源装置のコンバータを有効利用して夜間電力貯蔵システム用の蓄電池の充電が可能となる。
【0032】
無停電電源装置のコンバータは、一般にはインバータで必要な容量の+10分程度の停電保持時間用蓄電池の充電電流で設計されているため、予備の無停電電源装置2が無負荷運転で待機している場合には、殆どその容量を使ってないためである。
そこで、図2のように構成することにより、コンバータ21の出力側に電流検出器からなる垂下用検出部20を設けてコンバータを構成する整流器の保護を図っている。常用の無停電電源装置1に故障等があり、予備の無停電電源装置2から負荷に給電する場合には、定常の検出部28に戻して運転する。
【0033】
このようなシステムの場合、昼間のある時間帯では常用の無停電電源装置、予備の無停電電源装置ともに、コンバータを停止させて夜間電力貯蔵用(サイクルユース用)蓄電池からインバータを介して負荷に給電(ピークカット)する。
従来、上記のような単機システムを用いて夜間電力貯蔵形の無停電電源装置の場合には、別途蓄電池専用の充電器を設けるか、又はインバータ容量の2倍以上の容量を有する整流器をコンバータに使用して無停電電源装置としている。
【0034】
本実施形態によれば、通常の無停電電源装置のコンバータがそのまま使用できるものである。
また、予備の無停電電源装置2が給電状態となった場合でも、充電電流が減るだけなので実用上の問題はない。ただし、過負荷になった場合、コンバータとインバータとのマッチングから裕度があるのに、総電流量で制限をかけていると蓄電池から不要な放電を行うことになるため、負荷給電となった場合には、通常の蓄電池電流の検出に戻すことになる。
【0035】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置よりなるシステムにおいて、共通使用される蓄電池の定常運転状態における直流電流の監視が容易となるものである。
また、予備の無停電電源装置に垂下用検出部を設けることにより、夜間電力貯蔵形無停電電源装置への利用時にはコンバータ容量を大きくすることなく蓄電池への電力貯蔵ができ、夜間に貯めたエネルギーを昼間放電してピークカットに貢献でき、しかも高信頼性を維持することができる等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路構成図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す回路構成図。
【図3】従来の無停電電源装置を示す回路構成図。
【符号の説明】
1…常用の無停電電源装置
2…予備の無停電電源装置
3…常用出力部
4…予備出力部
5…入力分岐部
6…直流分岐部
7…負荷分岐部
8…蓄電池
9…充電抑制部
20…垂下用検出部

Claims (6)

  1. 予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
    前記常用の無停電電源装置の直流回路と蓄電池との接続回路中に、常用の無停電電源装置から蓄電池へ通常運転時の電流の流れを抑制するための充電抑制部を設けると共に、正規電圧値に設定される予備の無停電電源装置の直流電圧に対し、常用の無停電電源装置の直流電圧の設定値を正規電圧値よりも高く設定したことを特徴とした無停電電源装置用蓄電池の共用装置。
  2. 前記充電抑制部は、常用の無停電電源装置から蓄電池側への電流の流れを阻止する方向に接続されたダイオートとスイッチ体との並列接続で構成したことを特徴とした請求項1記載の無停電電源装置用蓄電池の共用装置。
  3. 前記予備の無停電電源装置のコンバータ出力側に、蓄電池への過電流が流れたことを検出するための垂下用検出部を設け、予備の無停電電源装置の無負荷待機中はこの垂下用検出部の検出値に基づいて充電制御するよう構成したことを特徴とした請求項1又は2記載の無停電電源装置用蓄電池の共用装置。
  4. 予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
    前記常用の無停電電源装置の直流回路と蓄電池との接続回路中に常用の無停電電源装置から蓄電池へ通常運転時の電流の流れを抑制するための充電抑制部を設け、この充電抑制部は、常用の無停電電源装置から蓄電池側への電流の流れを阻止する方向に接続されたダイオートとスイッチ体との並列接続で構成し、このスイッチ体を蓄電池の規定電圧値に達するまで閉路状態となして充電時間を短縮するよう制御することを特徴とした無停電電源装置用蓄電池の共用装置の使用方法。
  5. 予備の無停電電源装置を含む複数の無停電電源装置が共通の蓄電池に接続されたシステムであって、予備の無停電電源装置と常用の無停電電源装置は共にコンバータとインバータ及びバイパス回路を有するものにおいて、
    前記予備の無停電電源装置が無負荷待機中を条件に、蓄電池への充電電流を蓄電池容量の0.1倍を上限として垂下電流制御の設定切換を行うことを特徴とした無停電電源装置用蓄電池の共用装置の使用方法。
  6. 前記直流電流の垂下電流制御は、前記予備の無停電電源装置のコンバータ出力側に蓄電池への過電流が流れたことを検出するための垂下用検出部を設け、この検出値に基づいて過電流発生時と常用時の充電電流検出の切換制御を行うことを特徴とした請求項5記載の無停電電源装置用蓄電池の共用装置の使用方法。
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