JP4139252B2

JP4139252B2 - Pachinko machine

Info

Publication number: JP4139252B2
Application number: JP2003083005A
Authority: JP
Inventors: 宏榎本
Original assignee: Kyoraku Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority date: 2003-03-25
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2008-08-27
Anticipated expiration: 2023-03-25
Also published as: JP2004290235A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、始動入賞口に球が入賞すると、複数の図柄が変動表示され、図柄が予め決められた配列に揃って停止した時、遊技者にとって有利な大当たり状態を発生させるパチンコ遊技機に関する。なお、この明細書における「大当たり」とは、特定の入賞口が開口して多くの遊技球が入賞可能な特定遊技状態を意味するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、特定の始動入賞口に入球する等の所定の始動条件が成立すると、図柄変動表示装置の図柄が変動表示され、リーチ演出を経てそれらの図柄が停止し、予め決められた図柄が揃ったとき、特定遊技状態つまり大当たりとなって、可変入賞装置の大入賞口が開閉動作し、多くの球を入賞させることができるパチンコ遊技機が知られている。なお、図柄が揃うか否か、すなわち、大当たりとなるか否かは、図柄の変動開始時に、パチンコ遊技機に設けられた制御部が乱数値を取得して抽選を行うことにより、決定されている。
【０００３】
かかるパチンコ遊技機では、予め大当たりに対する期待度がそれぞれ異なるリーチ態様を複数種類用意し、始動条件成立時にいずれかのリーチ態様を選択しリーチ演出を行っている。
【０００４】
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、下記特許文献１に示すものがある。
【０００５】
【特許文献１】
特開平８−１３１６２２号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のパチンコ遊技機では、各リーチ態様の選択確率は一定であり、大当たりに対する期待度が不変であるため、リーチ演出が何回か発生する内に、リーチ態様により大当たりになり易いか否かが分かってしまい、興趣に欠け、遊技者がすぐに遊技に飽きてしまう傾向にあった。
【０００７】
例を挙げて説明すると、従来のパチンコ遊技機では、リーチ態様にＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄの４種類が用意されているとき、抽選結果が大当たりの場合には、大当たりリーチカウンタを用いて、例えばＡを１／１０、Ｂを２／１０、Ｃを２／１０、Ｄを５／１０という一定の確率で選択し、抽選結果がリーチ演出を生起させるものではあるが大当たり以外の場合（以下、かかる場合をはずれリーチと言う。）には、はずれリーチカウンタを用いて、例えばＡを５／１０、Ｂを２／１０、Ｃを２／１０、Ｄを１／１０という一定の確率で選択するように構成されていた。すなわち、大当たりに対する期待度はＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄの順で大きくなるように設定され、この期待度は不変であるので、あるリーチ態様が表示されたとき、それが大当たりになり易いものか否かがすぐに分かってしまい、リーチ演出を行っても興趣を盛り上げることができず、遊技者に飽きられ易いという問題があった。
【０００８】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、リーチ演出が行われる度に、表示されたリーチ態様の選択確率を変更することにより、大当たりに対する期待度を変化させ、遊技者に飽きられにくいパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【０００９】
なお、上記特許文献１の遊技機は、表示されたリーチ態様とは無関係に、始動回数や乱数値により各リーチ態様の出現率を変更するものであるので、本発明とは構成を異にするものであり、また、本発明のように表示されたリーチ態様と関連させて選択確率を変更するものではないので、遊技の興趣を盛り上げることが困難である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明のパチンコ遊技機は、図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置と、始動条件の成立に基づいて、前記図柄変動表示装置における図柄の変動表示を開始させる図柄始動手段と、前記始動条件が成立したときに抽選を行い、抽選結果に基づいて、前記図柄変動表示装置に変動表示される図柄を制御する図柄制御手段とを備え、前記抽選結果がリーチ演出を生起させるものであった場合に、予め設定された複数種類のリーチ態様から１つを選択して前記図柄変動表示装置に表示させるリーチ演出を行い、前記抽選結果が、特定の入賞口が開口して多くの遊技球が入賞可能な特定遊技状態を生起させるものであった場合には、リーチ演出を経て図柄が所定態様で停止され、前記特定遊技状態が生起されるように構成したパチンコ遊技機において、リーチ演出が行われる度に、当該リーチ演出を経て前記特定遊技状態が生起された場合には、当該リーチ演出で表示されたリーチ態様について、前記抽選結果が前記特定遊技状態を生起させるものである場合における選択確率を増大させて、前記抽選結果がリーチ演出を生起させるが前記特定遊技状態を生起させないものである場合における選択確率を減少させ、当該リーチ演出を経て前記特定遊技状態が生起されなかった場合には、当該リーチ演出で表示されたリーチ態様について、前記抽選結果が前記特定遊技状態を生起させるものである場合における選択確率を減少させて、前記抽選結果がリーチ演出を生起させるが前記特定遊技状態を生起させないものである場合における選択確率を増大させるように構成したことを特徴とする。
【００１２】
また、各リーチ態様の選択確率を初期状態に戻す手段を設けることが好ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１はパチンコ遊技機の正面図を示している。図１において、１はパチンコ機の木枠であり、木枠１の前には前面枠２が蝶番を介して開閉可能に装着され、前面枠２の前面にはガラス扉５を開閉可能に設けた金枠が取り付けられ、前面枠２の内側に遊技盤３が着脱可能に取り付けられている。また、遊技盤３の背面側に合成樹脂製の機構板がヒンジを介して回動可能に装着されている。
【００１４】
ガラス扉５の下側に、前板７が図示しない発射レールや打球杆を覆うように開閉可能に装着され、前板７の前面には打球供給皿６が設けられている。更に、前面枠２の下部には、打球発射装置の一部を構成する打球発射ハンドル９が設けられると共に、打球供給皿６で貯留できなくなった賞球を貯留する下皿８が設けられ、また、各リーチ態様の選択確率を初期状態に戻す手段として選択確率リセットボタン２４が設けられている。
【００１５】
遊技盤３の前面には、中央に、図柄変動表示装置１０が配設されている。図柄変動表示装置１０は、カラー液晶表示器等の表示器１０ａを備えており、表示器１０ａは、３列に配置した複数の数字や絵の図柄が上から下に流れるように変動表示され、所定の図柄変動時間経過後、変動が停止されて図柄が確定するように構成されている。
【００１６】
表示器１０ａの上方には、複数のランプ等が配置された保留表示ランプ１５が設けられ、保留表示ランプ１５の上方には、普通図柄表示器１６が設けられている。この普通図柄表示器１６は、盤面上に設けられた通過ゲート４を球が通過し、ゲート検出器がそれを検出したとき、例えば１桁の数値が高速で循環・表示されるように構成されている。そして、普通図柄表示器１６の数字変動は、数秒後に停止するが、その停止図柄（数字）が所定の例えば「７」であった場合、後述の始動入賞口１３の羽根部材１３ｃが所定の秒数だけ開放される。また、遊技盤３の盤面上には報知用ランプ１７が設けられている。
【００１７】
図柄変動表示装置１０の中央位置の下方には、始動入賞口１３が設けられ、図柄変動表示装置１０の両側には、通常入賞口１２が配設され、始動入賞口１３の下側には、可変入賞装置１１が設けられている。始動入賞口１３は開閉可能な羽根部材１３ｃを有し、羽根部材１３ｃは始動入賞口ソレノイドにより開閉駆動され、始動入賞口１３に入賞した球はその内側に配設された始動記憶スイッチ１４（図２参照）により検出される。
【００１８】
可変入賞装置１１には、開閉部材１１ａにより開閉される大入賞口が設けられ、開閉部材１１ａは、電磁ソレノイド等により開閉駆動される。大入賞口の内側には、大入賞口に入賞した球を検出するカウントスイッチ１８（図２参照）が設けられている。また、大入賞口内には、特定入賞口が設けられ、特定入賞口に入賞した球を検出するための特定領域スイッチ１９（図２参照）がその内側に設けられている。これらの入賞口に入賞した入賞球の数をカウントするカウンタが、ＲＡＭ２２（図２参照）の特定メモリ領域などに設けられ、例えば大入賞口への入賞球のカウント値が９個になると、開閉部材１１ａは閉じられる。なお、開閉部材１１ａの１回の開放が１ラウンドとされ、所定時間内に特定入賞口に遊技球が入賞すると、ラウンドが更新され、最大で例えば１６ラウンドつまり１６回開閉部材１１ａが開放される。
【００１９】
図２に示すように、パチンコ遊技機に設けられた制御基板３０には、制御部であるＣＰＵ２０、ゲームのプログラムや各リーチ態様の選択確率の初期値等が記憶された読み出し専用のＲＯＭ２１、連続開閉回数（ラウンド数）や各リーチ態様の変更後の選択確率等のデータを一時的に記憶する読み書き可能なＲＡＭ２２、及び入出力回路２３が設けられている。
【００２０】
入出力回路２３には、始動記憶スイッチ１４、カウントスイッチ１８、特定領域スイッチ１９、及び、選択確率リセットボタン２４が接続されている。始動記憶スイッチ１４は、始動入賞口１３に入賞した球を検知してその検知信号を出力する。また、カウントスイッチ１８は、大入賞口に入賞した球を検知してその検知信号を出力する。特定領域スイッチ１９は、特定入賞口に入賞した球を検知してその検知信号を出力する。これらのスイッチからの検知信号は、入出力回路２３を介してＣＰＵ２０に入力される。また、選択確率リセットボタン２４が押下されると、その旨の信号が、入出力回路２３を介してＣＰＵ２０に入力される。
【００２１】
また、入出力回路２３には、図柄変動表示装置１０、保留表示ランプ１５、報知用ランプ１７、及び、各種のソレノイド２５が接続されている。図柄変動表示装置１０は、ＣＰＵ２０からの制御信号を受取って動作し、表示器１０ａを制御して３列の数字や絵の図柄を上から下に流すように変動表示させると共に、種々の演出を行う。例えば、リーチの制御信号を受取った場合、リーチ演出を行ない、その後、予め決められた２つの図柄が揃うように図柄を停止させ、リーチ状態とする。そして、大当たりの制御信号を受取った場合には、図柄変動表示装置１０は、リーチ状態から３列の数字や絵の図柄を所定の図柄に揃えて停止させ、大当たり状態を表示する。
【００２２】
また、保留表示ランプ１５は、ＣＰＵ２０から制御信号に応じて、始動記憶個数に応じた数のランプを点灯させる。報知用ランプ１７は、ＣＰＵ２０からの制御信号に応じて報知用の表示を行う。各種ソレノイド２５は、ＣＰＵ２０からの制御信号に応じて、可変入賞装置１１の開閉部材１１ａや始動入賞口１３の羽根部材１３ｃ等を駆動する。
【００２３】
ＣＰＵ２０は、図柄始動手段及び図柄制御手段を含む制御部である。ここで、図柄始動手段は、始動条件の成立に基づいて、図柄変動表示装置１０における図柄の変動表示を開始させるものであり、ここで、始動条件の成立とは、始動入賞口１３へ遊技球が入賞することとする。また、図柄制御手段は、始動条件が成立したときに、乱数値を取得することによって抽選を行い、その抽選結果に基づいて、図柄変動表示装置１０に変動表示される図柄を制御するものである。また、ＣＰＵ２０は、図示しない乱数発生器、大当たりリーチカウンタ、及び、はずれリーチカウンタを備えている。
【００２４】
次に、上記構成のパチンコ遊技機の動作を図３のフローチャートを参照して説明する。パチンコゲームの遊技中に、始動条件が成立すると、すなわち、遊技球が始動入賞口１３に入賞すると、始動記憶スイッチ１４がこれを検出し、始動入賞信号をＣＰＵ２０に送る（Ｓ１０１）。すると、ＣＰＵ２０は、図柄変動表示装置１０に制御信号を送って図柄の変動表示を開始させ（Ｓ１０２）、乱数発生器から乱数値を取得し、その乱数値を解析することにより抽選を行う（Ｓ１０３）。
【００２５】
ＣＰＵ２０は、抽選結果がリーチ演出を生起させ得るものか否かを判定し（Ｓ１０４）、リーチ演出を生起させ得るものである場合には、特定遊技状態を生起させ得るもの（すなわち、大当たり）か否かを判定する（Ｓ１０５）。そして、ＣＰＵ２０は、抽選結果が大当たりである場合には、大当たりリーチカウンタを用いてリーチ態様を選択する（Ｓ１０６）。大当たりリーチカウンタは、予め設定された複数種類のリーチ態様の中から、抽選結果が大当たりである場合の各リーチ態様の選択確率にしたがって、１つを選択するためのものである。
【００２６】
ここで、図４に示すように、リーチ態様としてはリーチＡ、リーチＢ、リーチＣ、リーチＤの４種類が用意されており、初期状態においては、抽選結果がはずれリーチである場合の各リーチ態様の選択確率（振分率とも表記）は、図４（ａ）のようにいずれも６４／２５６とされ、抽選結果が大当たりである場合の各リーチ態様の選択確率も、図４（ｂ）のようにいずれも６４／２５６とされている。
【００２７】
ＣＰＵ２０は、選択したリーチ態様を示す制御信号を図柄変動表示装置１０に送り、図柄変動表示装置１０は、そのリーチ態様を表示することによりリーチ演出を行う（Ｓ１０７）。その後、ＣＰＵ２０は図柄変動表示装置１０に制御信号を送って、所定の図柄で揃うように図柄変動を終了させ（Ｓ１０８）、ソレノイド２５等に制御信号を送って特定遊技状態を発生させる（Ｓ１０９）。
【００２８】
そして、ＣＰＵ２０は、表示されたリーチ態様の、大当たりである場合の選択確率、及び、はずれリーチである場合の選択確率を変更する（Ｓ１１０）。本実施形態では、例えばステップＳ１０６でリーチＡが選択されることにより、リーチＡが表示されて大当たりとなったときには、抽選結果がはずれリーチである場合のリーチＡの選択確率を、図５（ａ）のように６／２５６だけ減らし、リーチＢ、Ｃ、Ｄの選択確率を２／２５６ずつ増やす。そして、抽選結果が大当たりである場合のリーチＡの選択確率を、図５（ｂ）のように６／２５６だけ増やし、リーチＢ、Ｃ、Ｄの選択確率を２／２５６ずつ減らす。
【００２９】
一方、ＣＰＵ２０はステップＳ１０５において大当たりでない（すなわち、はずれリーチ）と判定した場合には、はずれリーチカウンタを用いてリーチ態様を選択する（Ｓ１１１）。はずれリーチカウンタは、予め設定された複数種類のリーチ態様の中から、抽選結果がはずれリーチである場合の各リーチ態様の選択確率にしたがって、１つを選択するためのものである。
【００３０】
ＣＰＵ２０は、選択したリーチ態様を示す制御信号を図柄変動表示装置１０に送り、図柄変動表示装置１０は、そのリーチ態様を表示することによりリーチ演出を行う（Ｓ１１２）。その後、ＣＰＵ２０は図柄変動表示装置１０に制御信号を送って、図柄を揃えずに図柄変動を終了させる（Ｓ１１３）。
【００３１】
そして、ＣＰＵ２０は、表示されたリーチ態様の、大当たりである場合の選択確率、及び、はずれリーチである場合の選択確率を変更する（Ｓ１１４）。本実施形態では、例えばステップＳ１１１でリーチＡが選択されることにより、リーチＡが表示されてはずれとなったときには、抽選結果がはずれリーチである場合のリーチＡの選択確率を、図６（ａ）のように３／２５６だけ増やし、リーチＢ、Ｃ、Ｄの選択確率を１／２５６ずつ減らす。そして、抽選結果が大当たりである場合のリーチＡの選択確率を、図６（ｂ）のように３／２５６だけ減らし、リーチＢ、Ｃ、Ｄの選択確率を１／２５６ずつ増やす。
【００３２】
また、ＣＰＵ２０は、ステップＳ１０４において、抽選結果がリーチ演出を生起させ得るものでないと判定した場合には、図柄変動表示装置１０にリーチ演出を行わせることなく、図柄を揃えずに図柄変動を終了させる（Ｓ１１５）。この場合には、各リーチ態様の選択確率の変更は行わない。
【００３３】
なお、遊技者が選択確率リセットボタン２４を押下することにより、各リーチ態様の選択確率は図４に示す初期状態に戻る。この選択確率リセットボタン２４は、ＣＰＵ２０に接続されたホール側の装置に設けてもよく、その場合にはホール側で選択確率を初期状態に戻せることとなる。
【００３４】
このように、上記実施形態のパチンコ遊技機では、リーチ演出が行われる度に、表示されたリーチ態様の、大当たりである場合における選択確率、及び、はずれリーチである場合における選択確率が変更される。したがって、大当たりに対する期待度を変化させることができる。そして、同一機種の遊技機であっても台毎に、期待度の高いリーチ態様が異なってくるので、同一機種内で遊技性が統一されていることによる遊技者の飽きを低減することができる。
【００３５】
また、上記実施形態では、大当たり時に表示された回数が多いリーチ態様ほど、大当たりである場合の選択確率が高くなるとともに、はずれリーチである場合の選択確率が低くなり、はずれリーチ時に表示された回数が多いリーチ態様ほど、はずれリーチである場合の選択確率が高くなるとともに、大当たりである場合の選択確率が低くなるので、複数回のリーチを経る内に、大当たり時に表示され易いリーチ態様、及び、はずれリーチ時に表示され易いリーチ態様の傾向が生じ、遊技者の期待感を盛り上げることができる。しかも、同一機種であっても台毎に異なる傾向が生じ得るので、同一機種における遊技性の画一化を防止し、遊技者の飽きを低減することができる。
【００３６】
また、選択確率リセットボタン２４によって選択確率を初期状態に戻すことができるので、大当たりになり易いリーチ態様の傾向がある程度固まってしまって、飽きを生じさせる虞があるときなどに、選択確率を初期状態に戻すことにより、遊技者の気分をリフレッシュすることができる。
【００３７】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の実施形態を採り得る。
【００３８】
【発明の効果】
本発明によれば、リーチ演出が行われる度に、そのリーチ演出において表示されたリーチ態様の、大当たりである場合における選択確率、及び、はずれリーチである場合における選択確率が変更されるので、大当たりに対する期待度が変化し、遊技者の飽きを低減することができる。そして、同一機種であっても、遊技台毎に各リーチ態様の選択確率及び大当たりに対する期待度が異なってくるので、同一機種において遊技性が統一されていることによる遊技者の飽きを低減し、遊技者に飽きられにくいパチンコ遊技機を提供することができる。
【００３９】
また、大当たりである場合に表示された回数が多いリーチ態様ほど、大当たりである場合における選択確率が高くなるとともに、はずれリーチである場合における選択確率が低くなり、はずれリーチである場合に表示された回数が多いリーチ態様ほど、大当たりである場合における選択確率が低くなるとともに、はずれリーチである場合における選択確率が高くなるように構成すれば、複数回のリーチを経る内に、大当たり時に表示され易いリーチ態様、及び、はずれリーチ時に表示され易いリーチ態様の傾向が生じるので、遊技者の期待感を盛り上げることができる。しかも、かかる傾向が同一機種であっても台毎に異なって生じ得るので、同一機種における遊技性の画一化を防止し、遊技の興趣を向上させることができる。
【００４０】
さらに、各リーチ態様の選択確率を初期状態に戻す手段を設ければ、遊技者の気分をリフレッシュさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図である。
【図２】パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。
【図３】パチンコ遊技機の動作を示すフローチャートである。
【図４】初期状態における各リーチ態様の選択確率の例である。
【図５】大当たりが１回発生した後の各リーチ態様の選択確率の変化例である。
【図６】はずれリーチが１回発生した後の各リーチ態様の選択確率の変化例である。
【符号の説明】
１０−図柄変動表示装置
２０−ＣＰＵ(図柄始動手段、図柄制御手段)
２４−選択確率リセットボタン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pachinko gaming machine that generates a jackpot state that is advantageous to a player when a ball is won at a start winning opening, and a plurality of symbols are displayed in a variable manner and the symbols stop in line with a predetermined arrangement. In this specification, “big hit” means a specific gaming state in which a specific winning opening is opened and many game balls can be won.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a predetermined starting condition such as entering a specific starting prize opening is established, the symbols of the symbol variation display device are displayed in a variable manner, and after reaching the reach effect, those symbols are stopped, and predetermined symbols are aligned. There are known pachinko gaming machines in which a special game state, that is, a big hit, is made so that a large winning opening of a variable winning device can be opened and closed to win many balls. Whether or not the symbols are aligned, that is, whether or not it will be a big hit, is determined by the lottery that the control unit provided in the pachinko gaming machine acquires a random value at the start of the variation of the symbols Yes.
[0003]
In such a pachinko machine, a plurality of types of reach modes having different degrees of expectation for jackpots are prepared in advance, and one of the reach modes is selected when a start condition is established, and a reach effect is performed.
[0004]
In addition, as a prior art document relevant to this invention, there exists a thing shown in the following patent document 1. FIG.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-8-131622 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in conventional pachinko machines, the selection probability of each reach mode is constant, and the expectation level for the jackpot is unchanged, so whether or not the reach mode is likely to be a big hit by the reach mode. As a result, it was uninteresting, and the player tended to get bored with the game immediately.
[0007]
For example, in a conventional pachinko machine, when four types of A, B, C, and D are prepared in the reach mode, if the lottery result is a big win, a big hit reach counter is used. For example, when A is 1/10, B is 2/10, C is 2/10, D is selected with a certain probability of 5/10, and the lottery result causes reach production, but it is not a jackpot (below) In this case, this is called outlier reach.) For example, A is selected with a fixed probability of 5/10, B is 2/10, C is 2/10, and D is 1/10 using an outlier reach counter. Was configured to be. That is, the expectation level for the jackpot is set so as to increase in the order of A, B, C, and D, and this expectation level does not change, so when a certain reach mode is displayed, is it likely to be a jackpot? There was a problem that it was immediately known whether or not, and even if the reach production was performed, it was not possible to excite the interest, and the player was easily bored.
[0008]
The present invention has been made in view of the above points, and by changing the selection probability of the displayed reach mode every time a reach effect is performed, the expectation for the jackpot is changed and the player gets bored. The purpose is to provide difficult pachinko machines.
[0009]
Note that the gaming machine disclosed in Patent Document 1 changes the appearance rate of each reach mode depending on the number of times of starting and the random number value regardless of the displayed reach mode, and thus has a different configuration from the present invention. In addition, since the selection probability is not changed in association with the displayed reach mode as in the present invention, it is difficult to excite the fun of the game.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The pachinko gaming machine according to the present invention includes a symbol variation display device capable of variably displaying symbols, a symbol starting means for starting symbol variation display on the symbol variation display device based on the establishment of the start condition, and the start condition perform lottery when satisfied, the lottery result based on, and a symbol control means for controlling the symbols are variably displayed on the symbol variation display device, when the lottery result is one which rise to reach demonstration In addition, a reach effect is performed in which one of a plurality of preset reach modes is selected and displayed on the symbol variation display device, and the lottery result indicates that a specific winning opening is opened and many game balls are won. If the was the one which occurs a specific game state possible, the symbol through the reach demonstration is stopped at a predetermined manner, in the pachinko game machine configured as the specific game state is caused Each time the reach demonstration is conducted, if the specific game state through the reach demonstration is occurring, for reach mode displayed in the reach demonstration, the drawing result is intended to rise to the specific game state The selection probability in the case is increased, and the lottery result causes a reach effect but does not cause the specific game state, the selection probability is decreased, and the specific game state is not generated through the reach effect. In the case of the reach mode displayed in the reach effect, the selection result in the case where the lottery result causes the specific gaming state is reduced, and the lottery result causes the reach effect. The present invention is characterized in that the selection probability is increased when the specific gaming state is not caused .
[0012]
It is preferable to provide means for returning the selection probability of each reach mode to the initial state.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a front view of a pachinko gaming machine. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a wooden frame of a pachinko machine. A front frame 2 is attached in front of the wooden frame 1 through a hinge so that it can be opened and closed, and a glass door 5 is provided in front of the front frame 2 so as to be opened and closed. A metal frame is attached, and a game board 3 is detachably attached inside the front frame 2. Further, a synthetic resin mechanism plate is rotatably mounted on the back side of the game board 3 via a hinge.
[0014]
A front plate 7 is attached to the lower side of the glass door 5 so as to be openable and closable so as to cover a firing rail and a hitting basket (not shown). Further, a lower part of the front frame 2 is provided with a hitting ball launching handle 9 that constitutes a part of the hitting ball launching device, and a lower dish 8 that stores prize balls that can no longer be stored in the hitting ball supply tray 6. A selection probability reset button 24 is provided as means for returning the selection probability of each reach mode to the initial state.
[0015]
On the front surface of the game board 3, a symbol variation display device 10 is disposed in the center. The symbol variation display device 10 includes a display 10a such as a color liquid crystal display, and the indicator 10a is variably displayed so that a plurality of numbers and symbols arranged in three rows flow from top to bottom. After a predetermined symbol variation time, the variation is stopped and the symbol is determined.
[0016]
Above the display 10a, a holding display lamp 15 in which a plurality of lamps and the like are arranged is provided, and above the holding display lamp 15, a normal symbol display 16 is provided. This normal symbol display 16 is configured so that, for example, a single digit value is circulated and displayed at a high speed when the sphere passes through the passing gate 4 provided on the board surface and the gate detector detects it. ing. The numerical fluctuation of the normal symbol display 16 stops after a few seconds. If the stop symbol (numeral) is a predetermined value, for example, “7”, the blade member 13c of the start winning opening 13 described later is set for a predetermined second. Only the number is released. An informing lamp 17 is provided on the surface of the game board 3.
[0017]
A start winning opening 13 is provided below the central position of the symbol variation display device 10. A normal winning opening 12 is provided on both sides of the symbol variation display device 10. A variable winning device 11 is provided. The start winning opening 13 has a vane member 13c that can be opened and closed. The vane member 13c is driven to open and close by a start winning opening solenoid, and a ball that wins the start winning opening 13 is arranged in a start memory switch 14 (see FIG. 2).
[0018]
The variable winning device 11 is provided with a large winning opening that is opened and closed by an opening and closing member 11a, and the opening and closing member 11a is driven to open and close by an electromagnetic solenoid or the like. A count switch 18 (see FIG. 2) for detecting a ball that has won a prize in the big prize opening is provided inside the big prize opening. In addition, a special winning opening is provided in the special winning opening, and a specific area switch 19 (see FIG. 2) for detecting a ball that has won the specific winning opening is provided therein. A counter that counts the number of winning balls won in these winning openings is provided in a specific memory area or the like of the RAM 22 (see FIG. 2). For example, when the count value of winning balls to the big winning opening becomes 9, The member 11a is closed. Note that one opening of the opening / closing member 11a is one round, and when a game ball wins a specific winning opening within a predetermined time, the round is renewed and, for example, 16 rounds, that is, the opening / closing member 11a is opened 16 times at the maximum. .
[0019]
As shown in FIG. 2, the control board 30 provided in the pachinko gaming machine has a CPU 20, which is a control unit, a read-only ROM 21 in which initial values of selection probabilities of game programs and reach modes, etc. are stored. A readable / writable RAM 22 and an input / output circuit 23 for temporarily storing data such as the number of times of opening / closing (number of rounds) and selection probability after changing each reach mode are provided.
[0020]
The input / output circuit 23 is connected to a start memory switch 14, a count switch 18, a specific area switch 19, and a selection probability reset button 24. The start memory switch 14 detects a ball won in the start winning opening 13 and outputs a detection signal thereof. In addition, the count switch 18 detects a ball that has won a big winning opening and outputs a detection signal thereof. The specific area switch 19 detects a ball that has won a specific winning opening and outputs a detection signal thereof. Detection signals from these switches are input to the CPU 20 via the input / output circuit 23. When the selection probability reset button 24 is pressed, a signal to that effect is input to the CPU 20 via the input / output circuit 23.
[0021]
The input / output circuit 23 is connected to the symbol variation display device 10, the hold display lamp 15, the notification lamp 17, and various solenoids 25. The symbol variation display device 10 operates by receiving a control signal from the CPU 20, and controls the display 10a to variably display the three rows of numbers and pictures so that they flow from top to bottom. Do. For example, when a reach control signal is received, a reach effect is performed, and then the symbols are stopped so that two predetermined symbols are aligned, and the reach state is set. When the jackpot control signal is received, the symbol fluctuation display device 10 stops the three rows of numbers and picture symbols from the reach state in alignment with a predetermined symbol, and displays the jackpot state.
[0022]
In addition, the hold display lamp 15 turns on the lamps corresponding to the number of starting memories in accordance with a control signal from the CPU 20. The notification lamp 17 performs a display for notification according to a control signal from the CPU 20. The various solenoids 25 drive the opening / closing member 11a of the variable winning device 11 and the blade member 13c of the start winning port 13 in accordance with a control signal from the CPU 20.
[0023]
The CPU 20 is a control unit including a symbol starting unit and a symbol control unit. Here, the symbol starting means starts the symbol variation display in the symbol variation display device 10 based on the establishment of the starting condition. Here, the establishment of the starting condition means that the game ball is sent to the starting winning award 13. Will win. The symbol control means performs lottery by acquiring a random value when the starting condition is satisfied, and controls the symbol variably displayed on the symbol variation display device 10 based on the lottery result. . Further, the CPU 20 includes a random number generator, a jackpot reach counter, and an outlier reach counter (not shown).
[0024]
Next, the operation of the pachinko gaming machine having the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG. When the start condition is established during the game of the pachinko game, that is, when the game ball wins the start winning opening 13, the start memory switch 14 detects this and sends a start winning signal to the CPU 20 (S101). Then, the CPU 20 sends a control signal to the symbol variation display device 10 to start symbol variation display (S102), acquires a random value from a random number generator, and performs a lottery by analyzing the random value (S103). ).
[0025]
The CPU 20 determines whether or not the lottery result can cause a reach effect (S104). If the lottery result can cause a reach effect, the CPU 20 can cause a specific gaming state (that is, a big hit). It is determined whether or not (S105). Then, when the lottery result is a big hit, the CPU 20 selects a reach mode using a big hit reach counter (S106). The jackpot reach counter is for selecting one of a plurality of preset reach modes according to the selection probability of each reach mode when the lottery result is a jackpot.
[0026]
Here, as shown in FIG. 4, there are four types of reach, Reach A, Reach B, Reach C, and Reach D, and each reach when the lottery result is out of reach in the initial state. As shown in FIG. 4A, the mode selection probability (also referred to as the distribution ratio) is 64/256, and the selection probability of each reach mode when the lottery result is a big hit is also shown in FIG. 4B. As shown in the figure, both are set to 64/256.
[0027]
The CPU 20 sends a control signal indicating the selected reach mode to the symbol variation display device 10, and the symbol variation display device 10 performs a reach effect by displaying the reach mode (S107). Thereafter, the CPU 20 sends a control signal to the symbol fluctuation display device 10 to end the symbol fluctuation so as to be aligned with a predetermined symbol (S108), and sends a control signal to the solenoid 25 or the like to generate a specific gaming state (S109). .
[0028]
Then, the CPU 20 changes the selection probability when the displayed reach mode is a big hit and the selection probability when it is out of reach (S110). In this embodiment, for example, when reach A is displayed and a big hit is obtained by selecting reach A in step S106, the selection probability of reach A when the lottery result is out of reach is shown in FIG. ) And the selection probability of reach B, C, D is increased by 2/256. Then, the selection probability of reach A when the lottery result is a big win is increased by 6/256 as shown in FIG. 5B, and the selection probability of reach B, C, and D is decreased by 2/256.
[0029]
On the other hand, if the CPU 20 determines in step S105 that it is not a big hit (ie, loss reach), it selects a reach mode using a loss reach counter (S111). The outlier reach counter is for selecting one of a plurality of preset reach modes according to the selection probability of each reach mode when the lottery result is out of reach.
[0030]
The CPU 20 sends a control signal indicating the selected reach mode to the symbol variation display device 10, and the symbol variation display device 10 performs a reach effect by displaying the reach mode (S112). Thereafter, the CPU 20 sends a control signal to the symbol variation display device 10 to end symbol variation without aligning symbols (S113).
[0031]
Then, the CPU 20 changes the selection probability when the displayed reach mode is a big hit and the selection probability when it is out of reach (S114). In the present embodiment, for example, when reach A is displayed due to selection of reach A in step S111, the selection probability of reach A when the lottery result is out of reach is shown in FIG. ) And increase the selection probability of reach B, C, D by 1/256. Then, the selection probability of reach A when the lottery result is a big win is reduced by 3/256 as shown in FIG. 6B, and the selection probability of reach B, C, and D is increased by 1/256.
[0032]
If the CPU 20 determines in step S104 that the lottery result does not cause the reach effect, the symbol change display device 10 does not perform the reach effect, and the symbol change is finished without aligning the symbols. (S115). In this case, the selection probability of each reach mode is not changed.
[0033]
When the player presses the selection probability reset button 24, the selection probability of each reach mode returns to the initial state shown in FIG. The selection probability reset button 24 may be provided in a hall-side device connected to the CPU 20, and in that case, the selection probability can be returned to the initial state on the hall side.
[0034]
In this way, in the pachinko gaming machine of the above embodiment, every time a reach effect is performed, the selection probability in the case of a big hit and the selection probability in the case of an outlier reach in the displayed reach mode are changed. . Therefore, the expectation degree for the jackpot can be changed. And even if it is the same type of gaming machine, the reach mode with high expectation differs for each unit, so it is possible to reduce the tiredness of the player due to the unified gaming within the same model .
[0035]
Further, in the above embodiment, the reach mode in which the number of times displayed at the jackpot is large, the selection probability in the case of jackpot is high and the selection probability in the case of losing reach is low. The more the reach mode, the higher the selection probability in the case of outlier reach, and the lower the selection probability in the case of jackpot, so the reach mode that is likely to be displayed at the time of jackpot, through multiple reach, and A tendency of a reach mode that is easy to be displayed at the time of outlier reach occurs, and the player's expectation can be raised. In addition, since different tendencies may occur for each table even if they are the same model, it is possible to prevent uniform gaming and reduce the player's tiredness.
[0036]
In addition, since the selection probability can be returned to the initial state by the selection probability reset button 24, the selection probability is initialized when there is a possibility that the tendency of the reach mode that tends to be a big hit has been fixed to some extent and the tiredness may occur. By returning to the state, the player's mood can be refreshed.
[0037]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various embodiment can be taken in the range which does not deviate from a claim.
[0038]
【The invention's effect】
According to the present invention, every time the reach effect is performed, the selection probability in the case of jackpot and the selection probability in the case of outlier reach of the reach mode displayed in the reach effect is changed. As a result, the player's tiredness can be reduced. And even if it is the same model, since the selection probability of each reach mode and the expectation level for jackpots differ for each game machine, the player's tiredness due to the unified gameability in the same model is reduced, It is possible to provide a pachinko gaming machine that is less likely to get bored by the player.
[0039]
In addition, the reach mode with a larger number of times displayed when the jackpot is large, the selection probability in the case of jackpot is high, the selection probability in the case of outlier reach is low, and is displayed when the reach is outlier Reach modes with a large number of times have a lower probability of selection in the case of a big hit and a higher probability of selection in the case of a missed reach, so that it is easier to be displayed at the time of a big hit within a plurality of times of reach. Since the tendency of the reach mode and the reach mode that is easy to be displayed at the time of outlier reach occurs, the player's expectation can be raised. In addition, even if the same model is the same model, it can occur differently for each machine, so that it is possible to prevent game uniformity in the same model and improve the interest of the game.
[0040]
Furthermore, if a means for returning the selection probability of each reach mode to the initial state is provided, the player's mood can be refreshed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a control system of a pachinko gaming machine.
FIG. 3 is a flowchart showing the operation of the pachinko gaming machine.
FIG. 4 is an example of selection probabilities for each reach mode in the initial state.
FIG. 5 is an example of a change in the selection probability of each reach mode after a single jackpot has occurred.
FIG. 6 is an example of a change in the selection probability of each reach mode after a loss reach occurs once.
[Explanation of symbols]
10-design variation display device 20-CPU (design start means, design control means)
24-Selection probability reset button

Claims

A symbol variation display device capable of variably displaying symbols;
A symbol starting means for starting symbol variation display in the symbol variation display device based on establishment of a starting condition;
A lottery is performed when the start condition is satisfied, and based on the lottery result, the symbol control means for controlling the symbol variably displayed on the symbol variation display device,
When the lottery result is one which rise to reach demonstration performs reach demonstration to be displayed on the symbol variation display by selecting one of the preset plural types of reach embodiments, the drawing result When a specific winning opening is opened to cause a specific gaming state in which many game balls can be won, the design is stopped in a predetermined manner through reach production, and the specific gaming state is generated. In pachinko machines configured to be
Whenever reach production is performed,
When the specific gaming state is generated through the reach production, the selection probability in the case where the lottery result causes the specific gaming state for the reach mode displayed in the reach production is increased. , Reducing the selection probability in the case where the lottery result causes reach production but does not cause the specific gaming state,
When the specific gaming state is not generated through the reach effect, the selection probability in the case where the lottery result causes the specific gaming state is reduced for the reach mode displayed in the reach effect. A pachinko gaming machine configured to increase a selection probability when the lottery result causes a reach effect but does not cause the specific game state .

Pachinko game machine according to claim 1 Symbol mounting the selection probability of each reach aspects, characterized in that a means for returning to the initial state.