JP4137629B2 - デジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置 - Google Patents

デジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルテレビ放送受信機に関し、さらに具体的には、そのデジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルテレビ放送は、アナログ放送に比べて周波数利用効率が高く、高品質化や多チャンネル化が可能となる。しかしその高品質化に着目すると、受信状態によってはその高品質化を十分に維持できない場合がある。例えば、当該受信機が、車載用のデジタルテレビ放送受信機であるような場合である。
【0003】
車載用デジタルテレビ放送受信機(以下、単に受信機とも称す)においては、その車両の移動に伴って上記受信状態は時々刻々変化し、当該受信機により再生される映像が劣化してしまうことがある。例えばその車両が、ビルや山などの電波遮蔽/反射物体に接近したり、その走行速度が変化したりする等の場合、放送局からの受信電波は急峻に変動したりあるいは瞬断を生じたりすることがある。
【0004】
なお、後述する本発明の受信機に関連する公知技術としては、下記特許文献1がある。この文献では、1つの輝度信号と2つの色差信号とを、所定のフォーマットで組み合わせ、カラー映像信号を再生することを開示している。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−153629号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記デジタルテレビ放送受信機において上記の受信状態が悪化した場合、特に映像の劣化が突然現れることがある。このとき例えば矩形の緑色をしたブロックノイズが複数テレビ画面上に現れ、最悪は映像が全く見えなくなってしまう。
【0007】
このような現象は、これまでのアナログ放送の場合にはあり得ないことであって、ユーザに高品質な映像を提供することができないばかりでなく、ユーザに不快感さえ与える、という問題がある。
【0008】
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、受信状態が悪化した場合においても、ユーザに不快感を与えることなく視聴可能とする、デジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明に係るブロックノイズ軽減装置の基本構成図である。
【0010】
本図において、本発明のブロックノイズ軽減装置が適用されるデジタルテレビ放送受信機1は、アンテナ2からのデジタルテレビ放送波を入力信号INとするRF/IF処理部3と、このRF/IF処理部3からの映像ベースバンド出力を復調(OFDM復調等)し分離(demultiplex)する復調/分離処理部4と、この復調/分離処理部4からの映像信号を復号処理するデコード部5とを備えるデジタルテレビ放送受信機であり、該受信機1に対して本発明のブロックノイズ軽減装置10(11,12,13)が設けられる。
【0011】
ここに本発明の特徴は下記(i)、(ii)および(iii) にある。すなわち
(i)判別手段11を備えること、
(ii)(i)に加えて、さらに修正処理手段12を備えること、
(iii) (i)および(ii)に加えて、さらに修正基準設定手段13を備えること、である。
【0012】
(i)上記判別手段11は、デコーダ部5において生成された復号映像信号を形成する複数の画素データを入力とし、入力されたこれらの画素データについて、各画素データを構成する複数の属性データの各値が、許容条件範囲内の値か否かを判別する。
【0013】
そして判別手段11は、複数の属性データの各値が、上記の許容条件範囲外の値であると判別したとき、当該画素データをブロックノイズと認定して、このブロックノイズの軽減処理を起動させる。
【0014】
(ii)上記修正処理手段12は、上記判別手段11と連係してブロックノイズの軽減処理を実行する。
【0015】
(iii) 上記修正基準設定手段13は、判別手段11および修正処理手段12に連係して修正対象の基準を設定する。
【0016】
ここに上記の「複数の属性データ」は、色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方と輝度成分データ(Y)とする。
【0017】
かくして本発明においては、受信機1内のいずれかにおいて検出されるエラー信号を元にしてブロックノイズを事前に割り出すのではなく、ビデオ・デコーダ等を含むデコーダ部5内で復号された画素データそのものからブロックノイズを事前に検出し、そして修正してディスプレイ部(TV)6に復号映像信号を送出するようにする。
【0018】
【発明の実施の形態】
上記複数の属性データの1つをなす上記色差成分には、前述したCbおよびCrと、IおよびQと、があるが、以下の説明はCbおよびCrを例にとって行う。ただし、IおよびQについても同様に適用できる。
〔実施例1−1〕
実施例1−1による判別手段11は、複数の属性データが輝度成分データおよび色差成分データからなるとき、その輝度成分データおよび色差成分データの各値の組合せが、通常出現し得ない値の組合せか否かを判別するものである。
【0019】
図2は実施例1−1による判別手段11を示す図である。
【0020】
本図において、Dpは入力画面をなす入力画素データであり、組合せ判別部21に入力される。
【0021】
ここで、該判別部21は、正常組合せテーブル22を参照する。該テーブル22には、輝度成分データおよび色差成分データの各値の組合せとして正常な組合せを保持する。これに外れる組合せは、通常出現し得ない値の組合せである。したがってこのテーブル22を参照することによって、入力画素データDpの正常または異常を判別することができる。異常であれば、そのDpはブロックノイズを形成する可能性がきわめて高い。
【0022】
以下にさらに詳しく説明する。
【0023】
デジタルテレビ放送の放送元(放送局)からは、映像の画素情報が、圧縮のために、R,G,BからY,Cb,Crに変換されて受信機に送信される。
【0024】
すなわちアナログR,G,BからアナログY,Cb,Crへ下記変換式により変換される。
【0025】
Figure 0004137629
受信機1のデコーダ部5では、受信した上記のアナログY,Cb,Crを、デジタルY[7:0]、Cb[7:0]、Cr[7:0]に変換する。
【0026】
Y[7:0]=219Y+16 (16≦Y[7:0]≦235)
Cb[7:0]=224Cb+128 (16≦Cb[7:0]≦240)
Cr[7:0]=224Cr+128 (16≦Cr[7:0]≦240)
なお、規定では、Y[7:0]、Cb[7:0]、Cr[7:0]の値は、1〜254までの値であればよいことになっている。なお、[7:0]は、8bitデータであることを表す。
【0027】
上記変換式の性質より、R,G,Bは0〜1の範囲内において、それぞれ自由な値をとることができる。これに対して、Y[7:0]、Cb[7:0]、Cr[7:0]は、値の組合せに制限が生じる。よって、Y[7:0]、Cb[7:0]、Cr[7:0]の値の組合せが通常出現し得ない場合に、その画素データはブロックノイズの一部であるものと判別することができる。このような組合せを含まない正常の組合せ値を保持するのが、図2に示す正常組合せテーブル22である。
〔実施例1−2〕
デジタルテレビ放送波の放送元から、第1の形態(例えばR,G,B)の映像信号が第2の形態(例えばY,Cb,Cr)の映像信号に変換され送信された映像信号を、受信機1の入力信号INとするとき、判別手段11は、デコーダ部5において生成された第2の形態(Y,Cb,Cr)の画素データを第1の形態(R,G,B)の画素データに逆変換し、さらに、この第1の形態(R,G,B)の画素データを構成する複数の属性データの少なくとも1つの値が、前述した許容条件範囲外の値を含むか否か判別することを特徴とするものである。
【0028】
図3は本発明に基づく実施例1−2を示す図、
図4は実施例1−2において用いる許容条件範囲外テーブルの内容を説明するための図、
図5は判別手段11(図3)による判別信号に基づく動作例を示す図である。
【0029】
まず図3を参照すると、デコーダ部5からのY,Cb,Cr入力は、RGB変換部23を介して、判別部24に印加される。該判別部24は、許容条件範囲外テーブル25を参照し、そのR,G,Bが、ブロックノイズを形成する可能性のある画素データであるか否か判別し、その結果を判別信号として出力する。
【0030】
図4を参照して、上記テーブル25をさらに詳しく説明する。
【0031】
本図は、Y[7:0]、Cb[7:0]、Cr[7:0]を、R[7:0]、G[7:0]、B[7:0]に変換した場合の例を示す。
【0032】
本図の左側は正常な値に変換される場合を示し、同右側は異常な値(ブロックノイズ)に変換される場合を示す。この右側の下方に示すテーブルが上記テーブル25に相当する。通常、R[7:0]、G[7:0]、B[7:0]の値はそれぞれ0〜255の範囲に変換される。ただし特に明るい色や鮮やかな色を表示する際に、255を超えることもあり得る。したがって、R[7:0]、G[7:0]、B[7:0]のうちのいずれかの値が、負になるか、もしくはある値を超えるといった条件を設定し(テーブル25)、その条件を満たすときに、その画素データはブロックノイズの一部であると判別する。画素データがブロックノイズの一部であると判別されたときは“H”、そうでないときは“L”となるような、図3に示す判別信号を、判別部24から出力する。この判別条件はユーザが変更することもできる。
【0033】
上記判別信号は、図5の4)欄に示されている。ブロックノイズを形成すると判別された画素データ(R,G,B)は、判別信号の“H”により、後工程で修正処理手段12により修正されてから、ディスプレイ部6に出力される。
【0034】
この他に、判別部24に代えて、変換制限部26(図3)を通してR,G,Bの出力を得ることもできる。属性データの値がR,G,B≦0ならば、これを強制的に0にしてしまう。またR,G,B≧255ならばこれを強制的に255にしてしまう。これにより、ブロックノイズをかなり軽減することができる。
【0035】
なお受信機1によっては、RGB変換することなくY,Cb,Cr入力をそのまま映像信号とする場合もある。この場合は、Y,Cb,Cr出力に対して、図5に示すのと同様の、画素データの選択を行う。このとき、Y,Cb,Cr入力には、データ遅延部27により、RGB変換部23での処理時間分の遅延を与える。既述の判別信号と同期させるためである。
【0036】
なお上記の第1の形態の属性データは、上述のように、赤成分データ(R)、緑成分データ(G)および青成分データ(B)からなるが、上記の第2の形態の属性データは、色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方および輝度成分データ(Y)で良い。
〔実施例1−3〕
実施例1−3による判別手段11は、色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方と輝度成分データ(Y)の各値が、予め設定した非許容条件に合致するか否かを判別することを特徴とするものである。
【0037】
具体的には上記判別手段11は、頻繁に出現するブロックノイズの特徴を予め割り出し、当該ブロックノイズを形成する属性データの値を、その非許容条件として設定する。
【0038】
図6は実施例1−3による判別手段11を示す図、
図7は判別手段11(図6)による判別信号に基づく動作例を示す図である。
【0039】
まず図6を参照すると、デコード部5からのY,Cb,Cr入力は、判別部28に印加される。該判別部28は、非許容条件テーブル29を参照し、そのY,Cb,Crが、ブロックノイズを形成する画素データであるか否か判別し、その結果を判別信号として出力する。
【0040】
本実施例1−3が前述の実施例1−2と相違するのは、本実施例1−3では、Y,Cb,Crそのもの(すなわち、RGBに変換されたY,Cb,Crでなく)を、判別部28の入力とすることである。したがって、非許容条件テーブル29には、Y,Cb,Crとして許容し得ない値が格納される。
【0041】
具体的には、頻繁に出現するブロックノイズの特徴を予め割り出しておいて、そのようなブロックノイズを形成する属性データをもって、非許容条件テーブル29の内容とする。一例を挙げると、〔Y,Cb,Cr〕=〔0,0,0〕である。
【0042】
〔Y,Cb,Cr〕=〔0,0,0〕となるような場合に、判別部28は判別信号を出力し、図7に示すように、当該画素データに対しては所定の修正処理を加え、ブロックノイズを軽減する。この場合、判別信号と、Y,Cb,Cr入力との間の同期をとる必要がある。このために、図6に示すデータ遅延部27を設ける。この点は、前述した実施例2(図3)と全く同じである。
【0043】
実施例1−3では、実施例2に示すようなRGB変換部23を必要としないので、回路規模を小さくすることができる。
【0044】
なお、以上図1〜図7を参照した各実施例における「判別のための許容条件」は、外部入力(例えば、ユーザ指定)により変更可能である。
【0045】
次に図1の修正処理手段12について説明する。
〔実施例2−1〕
実施例2−1による修正処理手段12は、ブロックノイズを所定の画素データと置き換える画素データ置換部を含むことを特徴とするものである。
【0046】
図8は本発明に基づく実施例2−1および2−2を示す図であり、
図9はデータ置換の様子を一例をもって示す図である。
【0047】
まず図9を参照すると、実施例2−1(後述する実施例2−2〜2−5についても同じ)において、図1の修正処理手段12は、ディスプレイ部6の表示画面上に本来出現すべきブロックノイズBNの部分を、所定の画素データと置き換えて表示する。
【0048】
そのために実施例2−1の修正処理手段12は、画素データ置換部30を備える。また該置換部30は、所定画素データメモリ31と連携する。
【0049】
画素データ置換部30は、実施例1−1〜1−3において述べた判別信号(図5、図7参照)を、判別手段11より受信すると、スイッチSW1をメモリ31側に切り換え、メモリ31からの所定画素データを、表示画面上に、当該ブロックノイズBNに代えて表示する。この所定画素データは、ブロックノイズを視覚的に軽減できるデータである。
〔実施例2−2〕
実施例2−2における修正処理手段12は、ブロックノイズBNをなす画素データをそのまま出力するか、または、画素データ置換部30(SW1)により置き換えた、メモリ31からの所定画素データを出力するか、を外部入力により選択する出力選択部32(SW2)を含むことを特徴とするものである。ここに外部入力とは、例えばユーザ指示のことである。ユーザがブロックノイズBNのまま表示することを好むのであれば、スイッチSW2を上側接点に固定すれば良い。なお上述したスイッチSW1、SW2は、理解し易いように機能的に表したものであって、ハードウェアとして必ず実在するものではない。
〔実施例2−3〕
実施例2−3によると、所定画素データメモリ31内の上述の所定の画素データは、予め設定した色を表すことを特徴とするものである。
【0050】
図10は実施例2−3のもとでの画素データ置換例を示す図である。
【0051】
本図において、0,1,2,3,4…はデコーダ部5からの画素データを示す。これら画素データのうち既述の判別信号が“H”となっているもの(0,3,4)は、ブロックノイズの一部を形成する可能性のある画素データであるから、画素データ置換部30は、これらの画素データ(0,3,4)を、所定画素データメモリ31に格納されていたある色データ(A)で、置換する。同図の右側にその置換後の画素データ列を示す。
【0052】
この場合のある色データAは、一例として
R:0xFF
G:0x00
B:0x80
であり、A=黒である。
【0053】
通常ブロックノイズは比較的明るい緑色であるので、これを視覚的に目立たない黒で補間するものである。
〔実施例2−4〕
実施例2−4によると、前述の所定の画素データは、ブロックノイズBN周辺の正常な画素データを複写して得ることを特徴とするものである。
【0054】
図11は実施例2−4のもとでの画素データの置換例を示す図である。
【0055】
本図において、BNは本来ブロックノイズとなるべき部分である。実施例2−4では、この部分をその周辺の画素Pの複写で補間する。これもブロックノイズBNを目立たなくする一手法である。
〔実施例2−5〕
実施例2−5において、前述の所定の画素データAは、ブロックノイズBNの出現位置と同一の位置にある直前の入力画面での画素データとすることを特徴とするものである。
【0056】
図12は実施例2−5のもとでの画素データの置換例を示す図である。
【0057】
本図において、35は共にメモリであり、第1のフレームFmおよびそれに続く第2のフレームFn+1の各状態に分けて示す。
【0058】
右側の第2のフレームFn+1において、画素データ(右下りのハッチング)を、その直前の第1のフレームFnの画素データ(左下りのハッチング)の上に上書きしていく。このとき、前述した判別信号が“H”になる都度、その上書きを中止する。この“H”になるとき、すなわち、ブロックノイズBNを形成するはずのところでは、現在入力中の画素データの書込みは行わない。そうすると、BNのところは直前のフレーム(Fn)の正常な画素データ(左下りのハッチング)がそのまま残ることになり、当該ブロックノイズは余り目立たなくなる。
【0059】
以上の動作は、本発明において画素データ単位でのブロックノイズの判別を行うことから、可能となるものであり、図12に示す既存のリード/ライト回路36に、判別信号を与えるだけで簡単に実現できる。
【0060】
次に図1の修正基準設定手段13について説明する。
〔実施例3−1〕
実施例3−1による修正基準設定手段13は、現在の入力画面を構成する画素データと、直前の入力画面を構成する画素データとの間の相関をとる相関判定部を含み、その相関の有無に応じて、前述した修正処理手段12による修正処理の内容を変更することを特徴とするものである。
【0061】
図13は本発明に基づく実施例3−1を示す図である。
【0062】
本図中、参照番号40が上記の相関判定部を表す。その一構成例として、メモリ41と、差算出部42と、累積演算部43とを示す。その動作は次のとおりである。
【0063】
1)1画面分の画素データDpをメモリ41に貯える。
【0064】
2)次の画面の画素データが入力される際に、その画素データと表示位置が同じになる画素を、メモリ41から読み込んでくる。
【0065】
3)これら2つの画素データの差の絶対値を差算出部42にて算出する。
【0066】
4)1画面分累積した値が、ある値以下のとき、両画面間に相関があると判別し、前述の判別信号と同等の機能をもたせる。
〔実施例3−2〕
前述の相関判定部40は、前記の相関をとるべき画素データを、入力画面上の予め設定した特定の位置にある画素データのみとすることを特徴とするものである。
【0067】
図14は本発明に基づく実施例3−2を説明するための図である。
【0068】
上述した図13において、1画面分全ての画素データについて差の絶対値をとったり累積したりすると、その演算量はかなり大となるので、この実施例3−2では、ある特定の位置にある画素データD1,D2,D3,D4…のみを選んで上記の相関をとることにする。例えば水平同期信号とこれらをカウントするカウンタによって実現できる。このカウンタは、1画面毎に垂直同期信号によりクリアされる。
【0069】
このような間引きでも、かなりの精度でブロックノイズを検出することができる。
〔実施例3−3〕
また上記の相関判定部40は、画素データを構成する複数の属性データのうちいずれかの属性データに限定して、その相関をとることもできる。例えば属性データのうち輝度成分(Y)のみとする。
【0070】
これにより、ブロックノイズの検出精度はやや悪くなるが、上記の相関をとるための、差算出部42および累積演算部43における処理データ量を大幅に削減することができる。
〔実施例3−4〕
さらにまた、上記の相関判定部40は、相関をとるべき画素データの少なくとも一方がブロックノイズBNであるときは、その相関判定の結果を無効にするのが好ましい。
〔実施例3−5〕
修正基準設定手段13は、ブロックノイズ分布判定部を含み、ブロックノイズの分布状態に応じて、修正処理手段12による修正処理を変更することを特徴とするものである。
【0071】
図15は本発明に基づく実施例3−5を示す図であり、上記のブロックノイズ判定部は、参照番号50として示されている。
〔実施例3−6〕
上記のブロックノイズ分布判定部50は、入力画面内に出現するブロックノイズBNを構成する画素データの総数を、1入力画面毎に計数するようにすることができる。
【0072】
つまり一画面全体でどの位の割合いでブロックノイズが現れるか判定し、それによって、修正処理手段12における修正の程度を調整する、というものである。例えば図16に示すとおりである。
【0073】
図16はブロックノイズ分布判定の一態様を示す図である。
【0074】
本図によれば、例えば10ラインおきに、その該当水平走査線内の画素データのみに対し、ブロックノイズBNの一部であると判別される画素データの割合いを求める。そして、その割合を、1画面全体のブロックノイズの分布割合いと推定する。
〔実施例3−7〕
上記のブロックノイズ分布判定部50は、入力画面内の所定数の水平走査線毎に各該水平走査線内に出現するブロックノイズBNを構成する画素データの分布割合いに基づいて判定することもできる。
【0075】
この場合は、図16の一態様よりもブロックノイズ検出精度は遙かに向上する。しかし反面、データ処理量は増大する。
〔実施例3−8〕
本実施例3−8は、修正基準設定(手段13)のために、修正処理手段12内に、1入力画面分の画素データを一時的に格納する少なくとも1つのメモリを含むことを特徴とするものである。
【0076】
図17は実施例3−8の一具体例を示す図であり、本図中、上記のメモリは参照番号61で示される。
【0077】
その動作は、具体的には、メモリ61への書込みにおいて、ブロックノイズを構成する画素データの部分については、直前の入力画面の画素データに対して上書きしないようにする。
【0078】
ブロックノイズを構成する画素データの部分は、判別手段11からの判別信号(“H”)によって指示されるから、この“H”に対応させてスイッチ63をオフにする。このオフのタイミングと、当該ブロックノイズをなす画素データとを同期させるために、遅延部62を設けておく。
【0079】
このオフにより、今書き込み中のメモリ61における直前の画素データ(正常なデータ)は、そのブロックノイズをなす画素データによって上書きされることはなく、メモリ61にはブロックノイズのない画素データのみが残される。
〔実施例3−9〕
本実施例3−9は、上記実施例3−8に基づく別の態様であり、第1のメモリと第2のメモリとを含み、第1のメモリには直前までの入力画面のうちでブロックノイズBNを含まない最新の入力画面の画素データを蓄積し、一方第2のメモリには現在の入力画面を書き込むようにする。
【0080】
図18は本発明に基づく実施例3−9を示す図である。
【0081】
本図中、上記の第1のメモリは71で、第2のメモリは72でそれぞれ示され、その他、判別手段11に相当するブロックノイズ検出部73と、1画面間、ブロックノイズが検出されなかったか否かを判定する検出判定部74と、第1および第2のメモリ71,72に対する書込み(Write)および読出し(Read)を切り替えるメモリ切替部76と、このメモリ切替部76を切替制御するメモリアクセス制御部75と、が示されている。
【0082】
書込み(Write)側では、読出し(Read)がされている表示用のメモリ(図示の場合71)は反対側のメモリ72に、入力データを貯えて行く(Write)。
【0083】
読出し(Read)側では、現在入力されている画素(映像)データが、1画面にわたり、ブロックノイズが検出(72)されなかった場合に(74)、読出し(Read)するメモリを切り替える(75)。
【0084】
動作シーケンスに沿って説明すると、
1)第1のメモリ71を初期化する。例えば1画面分、黒色のデータを入力する。この初期化が終了したらフラグfを立てる。
【0085】
2)フラグfが立ったのを確認したら、入力されてくる画素(映像)データ1画面分の先頭から、第2のメモリ72に貯えていく。
【0086】
3)上記2)の際、第1のメモリ71のデータを読み込んで画面に表示する。
【0087】
4)第2のメモリ72に貯えられた画素(映像)データに、ブロックノイズが含まれると判別された画素データがなかった場合(73,74)、次に表示する画素(映像)データを、第2のメモリ72から読み込むと共に、新たに入力されてくる画素(映像)データを、第1のメモリ71に貯えていく。ブロックノイズが含まれると判別された画素データがあった場合(73,74)、次に表示する画素(映像)データは、再び第1のメモリ71から読み込むと共に、新たに入力されてくる画素(映像)データを、第2のメモリ72に貯えていく。
【0088】
5)上記1)〜4)を繰り返すことにより、ディスプレイ部6上の表示画面には、ブロックノイズは現れない(ただし、判別できなかったものは除く)。
〔発展形態について〕
以上、本発明に基づく各種の実施例について述べてきたので、最後に、これらの実施例を利用した発展形態について説明する。
〔発展形態1〕
図19は本発明をもとにした発展形態1を示す図である。
【0089】
本図において、参照番号81は複合表示基準設定機能部であり、これが1つの発展形態を生み出す。
【0090】
この機能部81には、前述した種々の実施例のうちのいくつかの機能が内蔵されており、画素データの入力状態に応じて、その機能のいずれか1つまたはいくつかを選択する。これにより、入力画素データのあらゆる入力状態に応じて最適な画面を提供できる。
【0091】
なお、図20には、図19の機能部81を組み込んだ場合の画素データDpの修正処理例を示す。
【0092】
図19について説明を補足する。
【0093】
図19のデータWrite側において、
ブロックノイズの一部であると判別された画素データを、直前の画面のデータで置き換える場合は、反対側のメモリから読み込んで来てWriteする場合と、Writeするメモリ上にデータがあってこれを上書きしないようにする場合と、がある。
【0094】
図19のデータRead側において、
画面間の相関、ブロックノイズの割合い、現在の表示処理方法等から、表示する画素(映像)データを、どちらのメモリから読み込むか判断する。
【0095】
かくして、
1)ブロックノイズの一部であると判別された画素の数(割合い)が、ある区間(1画面中等)において、設定した値以上になった場合、ブロックノイズが検出されなかった最新の1画面分の映像データを表示するといった方法、
2)ブロックノイズの一部であると判別された画素の数(割合い)が、ある区間(1画面中等)において、設定した値以下になった場合、ブロックノイズの一部であると判別された画素データを、ある画素データで置き換えて表示するといった方法、
3)ブロックノイズの一部であると判別された画素の数(割合い)が、ある値以上の場合とそうでない場合、また現在入力されている画面と直前に入力された画面とで、画面間に相関がある場合とそうでない場合の、それぞれの組み合わせによって、映像表示処理を変更するといった方法を、フレキシブルにとることができる。
〔発展形態2〕
図21は本発明をもとにした発展形態2を示す図である。
【0096】
この発展形態2の趣旨は、既に提案されている他のブロックノイズ軽減システムと、本発明で提案するブロックノイズ軽減システムとを融合して、性能面でも経済面でもさらに良いシステムを構築しようとするものである。
【0097】
ここでいう上記の「他のブロックノイズ軽減システム」には、一例として、MPEG準拠のTS(トランスポートストリーム)でのエラー信号を利用してブロックノイズを軽減するシステム83や、チューナ(図1のRF/IF処理部3内)の受信レベルを見てブロックノイズの軽減操作に入るシステム84があり、これらの他のブロックノイズ軽減システムと、本発明によるブロックノイズ軽減システム82とを、複合ブロックノイズ軽減機能部85において、融合させる。これにより性能面での向上が図れる。
【0098】
この場合、ユーザの好みに応じた変更(86)を加えるのも良い。
【0099】
また既述した第1および第2のメモリ71,72等を既存のブロックノイズ軽減システムで用いているメモリ87と兼用することもできる。
【0100】
これにより経済面でも一層の向上が図れる。
【0101】
かくして、
1)画素データを用いてブロックノイズを検出し、映像表示処理を行う方法と、他の方法、例えばチューナの受信レベルやデコーダからのTSエラー信号を用いて映像フレームの更新を止める方法等と、を組み合わせて映像表示処理を行う、といった融合や、
2)ブロックノイズの表示処理にメモリを利用する場合に、メモリを利用する他の処理と同時に処理を行うことによって、メモリを兼用する、といった融合
が可能となる。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画素データそのもの(Y,Cb,Cr等)を監視してブロックノイズを事前に検出するといった新規な手法が確立される。
【0103】
したがって、ブロックノイズの部分のみに処理を加えることができるので、ユーザに違和感を与えることのない画面表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロックノイズ軽減装置の基本構成図である。
【図2】本発明に基づく実施例1−1を示す図である。
【図3】本発明に基づく実施例1−2を示す図である。
【図4】実施例1−2において用いる許容条件範囲外テーブルの内容を説明するための図である。
【図5】判別手段11(図3)による判別信号に基づく動作例を示す図である。
【図6】本発明に基づく実施例1−3を示す図である。
【図7】判別手段11(図6)による判別信号に基づく動作例を示す図である。
【図8】本発明に基づく実施例2−1および2−2を示す図である。
【図9】データ置換の様子を一例をもって示す図である。
【図10】実施例2−3のもとでの画素データの置換例を示す図である。
【図11】実施例2−4のもとでの画素データの置換例を示す図である。
【図12】実施例2−5のもとでの画素データの置換例を示す図である。
【図13】本発明に基づく実施例3−1を示す図である。
【図14】本発明に基づく実施例3−1を説明するための図である。
【図15】本発明に基づく実施例3−5を示す図である。
【図16】ブロックノイズ分布判定の一態様を示す図である。
【図17】本発明に基づく実施例3−8の一具体例を示す図である。
【図18】本発明に基づく実施例3−9を示す図である。
【図19】本発明をもとにした発展形態1を示す図である。
【図20】図19の機能部81を組み込んだ場合の画素データ修正処理例を示す図である。
【図21】本発明をもとにした発展形態2を示す図である。
【符号の説明】
1…デジタルテレビ放送受信機
2…アンテナ
3…RF/IF処理部
4…復調/分離処理部
5…デコーダ部
6…ディスプレイ部
10…ブロックノイズ軽減装置
11…判別手段
12…修正処理手段
13…修正基準設定手段
21…組合せ判別部
22…正常組合せテーブル
23…RGB変換部
24…判別部
25…許容条件範囲外テーブル
26…変換制限部
28…判別部
29…非許容条件テーブル
30…画素データ置換部
31…所定画素データメモリ
35…メモリ
36…リード/ライト回路
40…相関判定部
50…ブロックノイズ分布判定部
61…メモリ
71…第1のメモリ
72…第2のメモリ
81…複合表示基準設定機能部
85…複合ブロックノイズ軽減機能部

Claims (24)

  1. デジタルテレビ放送波を入力信号とするRF/IF処理部と、該RF/IF処理部からの映像ベースバンド出力を復調し分離する復調/分離処理部と、該復調/分離処理部からの映像信号を復号処理するデコード部とを備えるデジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置において、
    前記デコーダ部において生成された復号映像信号を形成する複数の画素データを入力とし、入力された該画素データについて、該画素データを構成する複数の属性データの各値が、許容条件範囲内の値か否かを判別する判別手段を有し、
    該判別手段は、前記複数の属性データの各値が、前記許容条件範囲外の値であるか否かを判別する手段であって、前記複数の属性データは輝度成分データおよび色差成分データからなり、該輝度成分データおよび色差成分データの各値の組合せが、通常出現し得ない値の組合せであると判別したとき、当該画素データをブロックノイズと認定して、該ブロックノイズの軽減処理を起動させることを特徴とするデジタルテレビ放送受信機におけるブロックノイズ軽減装置。
  2. 前記複数の属性データは、色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方と輝度成分データ(Y)とからなることを特徴とする請求項1に記載のブロックノイズ軽減装置。
  3. 前記デジタルテレビ放送波の放送元から、第1の形態の映像信号が第2の形態の映像信号に変換され送信された映像信号を前記入力信号とするとき、
    前記判別手段は、前記デコーダ部において生成された前記第2の形態の画素データを前記第1の形態の画素データに逆変換し、さらに、該第1の形態の画素データを構成する前記複数の属性データの少なくとも1つの値が、前記許容条件範囲外の値を含むか否か判別することを特徴とする請求項1に記載のブロックノイズ軽減装置。
  4. 前記第1の形態の前記属性データは、赤成分データ(R)、緑成分データ(G)および青成分データ(B)からなり、前記第2の形態の属性データは、色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方および輝度成分データ(Y)からなることを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  5. 前記判別手段は、前記色差成分データ(Cb,Cr)または色差成分データ(I,Q)のいずれか一方と輝度成分データ(Y)の各値が、予め設定した非許容条件に合致するか否かを判別することを特徴とする請求項2に記載のブロックノイズ軽減装置。
  6. 頻繁に出現するブロックノイズの特徴を予め割り出し、当該ブロックノイズを形成する前記属性データの値を、前記非許容条件として設定することを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  7. 前記の判別のための前記許容条件を、外部入力により変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載のブロックノイズ軽減装置。
  8. 前記判別手段と連係して前記ブロックノイズの軽減処理を実行するための修正処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のブロックノイズ軽減装置。
  9. 前記修正処理手段は、前記ブロックノイズを所定の画素データと置き換える画素データ置換部を含むことを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  10. 前記修正処理手段は、前記ブロックノイズをなす画素データをそのまま出力するか、または、前記画素データ置換部により置き換えた前記所定の画素データを出力するか、を外部入力により選択する出力選択部を含むことを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  11. 前記所定の画素データは、予め設定した色を表すことを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  12. 前記所定の画素データは、前記ブロックノイズ周辺の正常な画素データを複写して得ることを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  13. 前記所定の画素データは、前記ブロックノイズの出現位置と同一の位置にある直前の入力画素での画素データとすることを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  14. 前記判別手段および前記修正処理手段に連係する修正基準設定手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  15. 前記修正基準設定手段は、現在の入力画面を構成する前記画素データと、直前の該入力画面を構成する前記画素データとの間の相関をとる相関判定部を含み、該相関の有無に応じて、前記修正処理手段による修正処理の内容を変更することを特徴とする請求項14に記載のブロックノイズ軽減装置。
  16. 前記相関判定部は、前記相関をとるべき画素データを、前記入力画面上の予め設定した特定の位置にある画素データのみとすることを特徴とする請求項15に記載のブロックノイズ軽減装置。
  17. 前記相関判定部は、前記画素データを構成する複数の前記属性データのうちいずれかの属性データに限定して前記の相関をとることを特徴とする請求項15に記載のブロックノイズ軽減装置。
  18. 前記相関判定部は、前記相関をとるべき画素データの少なくとも一方が前記ブロックノイズであるときは、相関判定の結果を無効にすることを特徴とする請求項15に記載のブロックノイズ軽減装置。
  19. 前記修正基準設定手段は、ブロックノイズ分布判定部を含み、該ブロックノイズの分布状態に応じて、前記修正処理手段による修正処理を変更することを特徴とする請求項14に記載のブロックノイズ軽減装置。
  20. 前記ブロックノイズ分布判定部は、入力画面内に出現するブロックノイズを構成する前記画素データの総数を、1入力画面毎に計数することを特徴とする請求項19に記載のブロックノイズ軽減装置。
  21. 前記ブロックノイズ分布判定部は、入力画面内の所定数の水平走査線毎に各該水平走査線内に出現するブロックノイズを構成する前記画素データの分布割合いに基づいて判定することを特徴とする請求項19に記載のブロックノイズ軽減装置。
  22. 前記修正処理手段は、1入力画面分の前記画素データを一時的に格納する少なくとも1つのメモリを含むことを特徴とする請求項に記載のブロックノイズ軽減装置。
  23. 前記メモリへの書込みにおいて、前記ブロックノイズを構成する画素データの部分については、直前の入力画面の画素データに対して上書きしないことを特徴とする請求項22に記載のブロックノイズ軽減装置。
  24. 第1のメモリと第2のメモリとを含み、該第1のメモリには直前までの入力画面のうちで前記ブロックノイズを含まない最新の入力画面の画素データを蓄積し、該第2のメモリには現在の入力画面を書き込むことを特徴とする請求項22に記載のブロックノイズ軽減装置。
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