JP4137376B2 - 洗剤バーを型押するための装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、造形物品を成形するためにダイを使用して可塑性材料を型押するための方法及び装置に関する。特に、本発明は、洗剤バーを型押するための方法に関する。
【0002】
「洗剤バー」によって、石鹸、合成洗剤活性物又はこれらの混合物を含有する界面活性剤のレベルが、バー基準で少なくとも20重量%である、タブレット、ケーキ又はバーが意味される。
【0003】
発明の背景
洗剤バーの製造に於いて、このバーの全成分を含有する予備成形された組成物が、典型的にノズルから押し出されて、連続的「ロッド」を形成し、これが、一般的に「ビレット」と呼ばれる所定の長さのより小さい片に切断される。次いで、これらの「ビレット」は、スタンパーに供給されるか、又はその代わりに、例えば、バー表面と同じ寸法のダイを使用して、1個又は2個以上の表面上に圧痕が与えられる。このバー表面には、例えば、ローラの形状の槌又はダイによって力が加えられる。
【0004】
スタンパーは典型的に、それぞれが、型押操作の間にビレットと接触する表面を有する2個の半体で形成されたダイを有する。これらの表面は、設定された分離距離にまで近づくように適合され、それによって、ビレットをダイ半体の間で圧縮して、バーにその最終形状及び外観を与え、次いで分離する。過剰の組成物は、ダイ半体が閉じたときダイから絞り出される。これは一般的に「バリ」と呼ばれている。次いで、このバリは、「バリ取り板」内で穴を通してバーを移動させることによって、石鹸バーから分離される。
【0005】
従来のダイ型押機械には、一対の対向するダイ部材又はダイ半体が、圧縮工程の間に合体する「ピンダイ」形状機械及び一対の対向するダイ部材が、ボックスフレーム内の貫通開口の中に保持されたバーを型押するが、圧縮の間に合体せず、バーの周辺面がボックスフレームによって抑制されている「ボックスダイ」機械が含まれる。
【0006】
このダイ半体には、しばしば、それぞれダイ又はエジェクターインサートが設けられている。これらは通常は、スプリングによってダイ半体の中に閉じ込められて保持されているが、圧縮空気又は機械的手段によって押し開かれ、ダイからバーを剥離するのを助ける。ダイ半体が閉じている間に、真空を適用して洗剤バーとダイ表面との間のダイキャビティ内に取り込まれた空気を除去することができ、そして回転ダイの場合に、この真空は回転の間にバーを所定の位置に保持するのを助ける。
【0007】
ダイを使用する洗剤バーの型押は、バーに複製可能な形状、平滑な表面を与え及び/又はバーの表面の少なくとも一部分にロゴ、商標等々のようなデザインを刻印するように行われる。
【0008】
しかしながら、ダイブロッキング、即ち、ダイを連続的に使用している間に形成される、ダイ半体の上に残った残留洗剤の量の結果として、バーはしばしば、その表面上に目に見える欠陥を有して形成されるか又はこれらはダイ表面から剥離することができない。洗剤バーの不完全な剥離は、より穏和な界面活性剤から製造された一層「粘着性の」組成物にとって特に問題である。
【0009】
この問題に対する多数の解決方法が提案されてきた。一つの解決方法には、型押操作の間にダイ半体を冷却することが含まれている。他のものにはエラストマーを使用することが含まれていた。
【0010】
Watanabeの米国特許第5,332,190号には、エラストマー積層物フィルムから構成され、その最も内側の層に充填材が含有されていないエラストマー性成形ダイが開示されている。
【0011】
米国特許第5,269,997号に於いて、石鹸金型の2個のダイのそれぞれに、それらの表面に亘って延伸されたエラストマー性隔膜を設けることが提案されている。このようなシステムは、商業的製造のために必要な速度で使用することが複雑であり、薄いカバーは引き裂ける傾向があり、そしてロゴ複製は劣っていると予想される。
【0012】
国際公開第WO96/00278号には、ダイを備えた洗剤バーを型押するための装置であって、このダイが少なくとも1個のバー型押表面を有し、このバー型押表面にエラストマー性皮膜が設けられ、このエラストマー性皮膜の合計厚さが200ミクロン未満である装置が開示されている。好ましい態様に於いて、このエラストマー性皮膜は、バー型押表面の単独のエラストマー性材料である。
【0013】
他の解決方法は、EP第276,971号並びに米国特許第4,793,959号及び同第4,822,273号に提案されており、これらには、それぞれ非エラストマー性部分及びエラストマー性部分を含む2個のダイ部材を使用することが含まれている。型押工程の間に石鹸バーと接触するエラストマー性部分は、少なくとも200ミクロンのエラストマー皮膜を備え、特定範囲内の弾性率を有する。
【0014】
Adamsらの米国特許第4,822,273号は、エラストマーの対面層を有する、洗剤バーを型押するためのダイに指向している。実施例7では金属ダイの表面冷却に言及している。
【0015】
Adamsらの米国特許第4,793,959号は、エラストマーの対面層を有するダイで型押された洗剤バーに指向している。実施例7では、冷却されたダイに言及している。
【0016】
Adamsらの米国特許第5,236,654号は、液体冷却した皮膜ダイ部材を使用する洗剤バーの型押に指向している。約−20℃の冷却剤を使用するダイ冷却に言及されている。工場技術者によって予め選択されたシステムによって、ダイ表面に亘る温度の広い分布で約15℃の平均ダイ表面温度が達成されたと記載されている。
【0017】
Kataokaの米国特許第4,629,650号は、成形すべき熱可塑性樹脂とは異なる熱可塑性樹脂を、ダイ表面と成形すべき熱可塑性樹脂との間のスキン層として、成形の間に介在させることによる、成形した熱可塑性樹脂の製造方法に指向している。
【0018】
Uemuraらの米国特許第5,035,849号は、成形物品の製造方法に指向している。金型の表面は粉末成形用の離型剤で冷却されている。
【0019】
Leslieの米国特許第5,269,997号は、石鹸半加工品(blank)のような可塑性材料の半加工品を型押するための方法及び装置に指向している。エラストマー隔膜を、半加工品とダイ半体との間の各ダイ半体に亘って置いて、可塑性材料が型押の後でダイ半体に粘着することを防止することができる。
【0020】
Maoの米国特許第3,761,047号は、タルクのような断熱粒子を有するフィルムに指向している。実施例1に於いて、30体積%の約60ミクロンの平均サイズを有するタルクが、ポリテトラフルオロエチレン樹脂溶液中に分散されている。
【0021】
Batesらの米国特許第5,378,733号は、粉末化ステンレススチールを含有する充填材を有するポリウレタンを含有する音減衰ポリマー複合物に指向している。
【0022】
エラストマー性皮膜又は冷却したダイを使用した場合でも、使用する洗剤が非常に穏和な界面活性剤であるか及び/又は洗剤バー組成物が軟質で粘着性であるとき問題に遭遇する。
【0023】
発明の要約
非常に穏和な界面活性剤及び/又は特に粘着性で軟質の組成物を含有する洗剤バーを型押することに付随する問題点は、エラストマーが伝導性スチール粉末のような伝導性充填材を含有するエラストマー被覆ダイを使用することによって軽減できることが見出された。伝導性スチール粉末を含有するエラストマーを載せ、エラストマー配合を調節することによって、熱伝導性ポリマーを得ることができる。その結果、皮膜の通常の絶縁効果が低下し、ダイの冷却を容易にすることができる。石鹸バーに、熱伝導性添加物を含有するエラストマーを適用することによって、冷却された表面の表面品質を有する従来の絶縁エラストマーの剥離能力が得られる。
【0024】
それで、本発明により、ダイを備え、このダイが少なくとも1個の、エラストマー性皮膜を有する可塑性材料型押表面を備えた、特洗剤バーの型押用装置であって、該皮膜に伝導性充填材が含有されていることを特徴とする装置が提供される。
【0025】
本発明の上記の及びその他の特徴及び利点のより完全な理解のために、下記の好ましい態様の詳細な説明及び添付する図面が参照される。
【0026】
発明の詳細な説明
石鹸バーの型押に於いて厚いエラストマー性皮膜を使用することは、EP第276971号並びに米国特許第4,793,959号及び同第4,822,273号(これらの開示は、参照してここに組み込まれる)に記載されている。
【0027】
米国特許第5,378,733号には、本発明のために適している充填材入りエラストマー材料が記載されている。’733号特許の開示は、参照してここに組み込まれる。
【0028】
以下、「表面装飾」によって、均一な形状、平滑な表面、ロゴ、商標等々のようなデザインが意味される。
【0029】
本発明による「エラストマー性」によって、ISO(国際標準機構)1382で、「エラストマー」又は「ゴム」として定義されている材料が意味される。また、本発明による「エラストマー性」材料の定義には、熱可塑性エラストマー及びコポリマー並びにエラストマー、熱可塑性エラストマー及びゴムのブレンド物が含まれる。
【0030】
エラストマーは、原材料中で独立であり、架橋結合を導入し架橋網目構造を形成する加硫剤又は架橋剤によって転位される、長い可撓性鎖を有するポリマーとして定義される。この網目構造は、巨大分子鎖分子の運動を抑え、その結果として、力によって変形させ、その力を解放した後に、ほぼその初期寸法及び形状まで急速に戻る。
【0031】
温度を上昇させると、エラストマーは軟化した後ゴム相に移行し、その分解温度に到達するまでその弾性及び弾性率を保持する。
【0032】
熱可塑性エラストマーは無定形相及び結晶性相を含有する。無定形相は、環境温度より低い軟化範囲を有し、それで弾性バネとして作用し、一方、軟化範囲が環境温度よりも高い結晶性セグメントは、架橋部位として作用する。
【0033】
好ましくは、本発明によるエラストマー性材料は、
1.天然ゴム、例えば、標準マレーシアゴム;ブタジエン、例えば、ブナヴェケ・ヒュールス社(Bunaweke Huls)からの「ブナ」型及びブタジエンアクリロニトリルコポリマー、例えば、バイエル社(Bayer)からの「ペルブナン(Perbunan)」を含む不飽和炭素鎖エラストマー(Rクラス)、
2.エチレン−プロピレン型、例えば、デュポン社(DuPont)からの「ノルデル(Nordel)」及びフッ素含有型、例えば、デュポン社からの「ヴィトン(Viton)」を含む飽和炭素鎖エラストマー(Mクラス)、
3.液体シリコーンラバー、例えば、ダウ・コーニング社(Dow Corning)からのシラスチック(Silastic)9050/50P(A+B)を含む置換シリコーンエラストマー(Qクラス)、
4.ポリウレタン、例えば、ベルゾナ社(Belzona)からのポリウレタンを含む、ポリマー鎖中に炭素、窒素及び酸素を含有するエラストマー(Uクラス)
を含む、アメリカ材料試験協会D1418に記載されているこれらの種類から選択される。
【0034】
前記定義されたように、「エラストマー性」材料は、例えば、それをダイ表面上の皮膜として適用する前に、市販のエラストマーの溶液を形成することによって前処理することができる。エラストマー、ゴム及びコポリマー並びにこれらのブレンド物は、一般的に、ダイ表面上でインシトゥで硬化又は架橋させられる。例えば、ベースのエラストマー性材料、架橋剤及び促進剤のような他の材料を含む成分を、皮膜として適用する前に混合させることができる。ダイに適用されると、皮膜はインシトゥで硬化する。これは、熱又は他の促進方法、例えば、圧力、放射線若しくはUV光を適用することによって補助することができる。
【0035】
エラストマー性材料は、液体又は半固体として適用することができる。例えば、液体として適用するとき、ダイの2個の半体を所定の空間で離して保持し、エラストマーが2個の部品の間の空間を占めることができるようにする。好ましくは、ダイにエラストマーを圧力下で充填する。
【0036】
ある場合には、材料を適切な溶媒で溶解し、ダイに適用し、続いて溶媒を除去することができる。
【0037】
熱可塑性材料の場合には、これを溶融状態にまで加熱し、ダイに適用し、冷却し、そして再固化させることができる。
【0038】
本発明に於いてエラストマー性皮膜として適している材料は、好ましくは、0.1〜50MPa、更に好ましくは、1〜35MPaの範囲内の弾性率を有する。
【0039】
エラストマー性皮膜の弾性率は、押込深さの関数として、皮膜を押し込むために必要な力を記録することによって測定することができる。典型的に、球形先端を有する圧子を使用することができ、力3/2に対する押込深さの関数としての力の勾配sが決定される。押込深さは、圧子が最初に皮膜の表面に接触した後の、皮膜の中への圧子の移動である。一般的に、測定された押込深さを、測定装置のコンプライアンスについて補正することが必要である。即ち、実際の押込深さdは、下記の式:
d=d’−(F・C)
(式中、Fは押込力である)
によって、測定した見掛け値d’に関連付けられる。コンプライアンスCは、圧子を硬い表面に対して押し付け、Cに等しい勾配を有する適用した力の関数としての見掛け変位を記録することによって決定される。弾性率Eは、下記の式:
E=1/4 s 1/(R)1/2 (1−b
(式中、s=F/d3/2であり、Rは、圧子の球形先端の半径であり、そしてbは皮膜のポアソン比(これはエラストマーについて約0.5に等しい)である)
から計算される。
【0040】
後で記載する一定の条件下では、上記の押込方法は、皮膜が適用された硬質材料の影響による弾性率の偽の大きい値を与えるであろう。この問題を安全に回避するためには、皮膜との圧子の接触半径が、皮膜の厚さの約1/10を越えないことを確保することが必要である。接触半径aは、下記の式:
a=(dR)1/2
によって押込深さに関連付けられる。
【0041】
200μm未満の皮膜について、小さい半径を有する先端を有する圧子を使用して、小さい押込深さで押込力を測定することが可能なナノ圧子を使用することが推奨される。このような装置の例は、「ナノインデンターII(NanoIndenterII)(ナノ・インスツルメンツ社(Nano−instruments))である。代替方法は、インストロン試験機(例えば、モデル5566)のような一層一般的な測定装置を使用することができるように、厚い(200μmより厚い)試験皮膜を作ることである。
【0042】
一つの態様に於いて、皮膜は1ミクロン〜10mm、好ましくは200〜2000ミクロンの厚さを有する。また、皮膜は200ミクロンより薄い厚さのものであってよい。
【0043】
好ましくは、ダイは、金属及びその合金、例えば真鍮及び他の銅合金、アルミニウム並びに炭素を含有するスチール及びステンレススチール;並びに熱硬化性及び熱可塑性樹脂、例えば、ポリエステル、エポキシ樹脂、フラン樹脂のような他の非エラストマー性材料;硬質注型ポリウレタン;セラミックス;複合物並びに積層物から選択された硬質材料を含む。
【0044】
本発明に従って、エラストマー性皮膜には、粉末化ステンレススチールのような伝導性充填材が含有されている。更に、粉末化ステンレススチール又は他の伝導性充填材を含有する混合物を使用することができる。使用することができる他の充填材には、銅、チタン、金、銀及び白金が含まれる。好ましくは、伝導性充填材は金属である。
【0045】
添加された充填材、例えば、ステンレススチールは、皮膜の見掛け硬度を、45ショアーA付近から70ショアーAまで上昇させる。この硬度は他の点では剥離特性を低下させるが、各粒子はエラストマーによって取り囲まれており、それで石鹸はなお低硬度材料と接触している。1〜20ミクロン厚さの皮膜が、適切な状況下で良好な剥離を与える。硬度は55ショアーAよりも大きく、65ショアーAよりも大きいが、剥離はなお良好である。
【0046】
伝導性充填材は、好ましくは0.5〜85重量%、特に5〜75重量%でエラストマーに含有される。
【0047】
本発明の充填材は、好ましくは粒子である。
【0048】
本明細書に於いて「伝導性」によって、充填材が熱的に伝導性であることが意味される。エラストマーを冷却することの主な利点は、下記のものである。
【0049】
1.バー表面品質の向上−より硬い見掛け特性によって、良好なロゴ描写が可能になる。
2.石鹸表面及び嵩がより冷たく、それでより硬く、そして充填ラインの残りに沿って損傷され難いための、一般的なバー品質の向上。
3.二つの技術、即ちエラストマーと冷却されたダイ表面との組み合わせ効果に基因する減少した接着。
【0050】
付加的な利点は、充填材が圧縮性を減少させ、そうして、石鹸硬度が従来のエラストマーと共に変化したとき生じるかもしれない重量変化を減少させることである。
【0051】
増加した伝導性の利点を得るために、スチール充填材が使用されてきた。勿論、銅、アルミニウムのような全ての伝導性粉末を使用することができる。非金属充填材も、冷却の効率は低下するが、利点を与えるであろう。スチールを使用することによって、充填材無しよりも3〜5度低い温度が得られた。
【0052】
本発明の皮膜中に、約1重量%〜約80重量%、特に1%〜20%の伝導性充填材を使用することが一般的に好ましい。この伝導性充填材は、充填材が、硬化の前にエラストマー全体に均一に分布される限りどのような形状のものであってもよい。例えば、充填材は、約590〜34μm(30〜430メッシュ)、好ましくは49〜40μm(300〜350メッシュ)のメッシュサイズを有する粉末又はフレークの形状であってよい。
【0053】
伝導性充填材は、硬化の前にエラストマー中の成分の一つ又は混合物に添加することができる。全ての成分を存在させて、材料を混合し、次いで硬化させる。エラストマーは、Batesの米国特許第5,378,733号に記載されているようにして製造することができる。
【0054】
他の成分と混合することに加えて、充填材を、例えば、混合の後であるが硬化の前に、エラストマーの表面上に充填材を散布することによって、エラストマーの1個又は2個以上の表面に接着させることによって、エラストマーに含有させることができる。
【0055】
本発明による被覆したダイを冷却器と組み合わせることが特に好ましい。好ましくはそれ自体が伝導性であるダイの温度を低下させることは、伝導性充填材粒子が存在するためにエラストマーのためのより低い温度に反映されるであろう。これは、洗剤バー材料が、軟質な及び/又は粘着性の及び/又は非常に穏和な界面活性剤から製造されたときでも、洗剤バー材料のダイからの分離を容易にする傾向があろう。
【0056】
冷却されたダイは当該技術分野で公知である。ダイ冷却は、例えば、液体のような冷却流体をダイに隣接させて通過させることによって行うことができる。例えば、Adamsの米国特許第5,236,654号には、液体冷却剤が、ダイ部材の中に形成された2〜20mmの範囲内の直径を有するチューブを通って循環しているダイ部材を使用する石鹸及び/又は洗剤バーの型押方法であって、液体が乱流条件下で循環していることを特徴とする方法が記載されている。Adams配置又は他の冷却配置を、本発明で使用することができる。好ましくは、エラストマー性皮膜が−35℃〜15℃、特に−10℃〜+10℃、最も好ましくは−5℃〜+5℃の範囲内の表面温度に達するように、ダイが冷却される。
【0057】
追加の材料、例えば他の充填材を、エラストマー性材料に添加して、その機械的特性及び加工特性を修正することができる。充填材添加の効果は、エラストマー材料と充填材との間の機械的及び化学的相互作用に依存する。
【0058】
望ましい特性、例えば、耐引裂性を達成できるように、エラストマー性材料を変性するために、充填材を使用することができる。適切なこのような充填材には、カーボンブラック、シリカ、ケイ酸塩及びスチレン樹脂又はフェノール樹脂のような有機充填材が含まれる。
【0059】
他の任意の添加物には、摩擦変性剤及び酸化防止剤が含まれる。
【0060】
型押の間にエラストマー性皮膜が付される応力は、フランジのエッジ、特にその一つがそれ自体エラストマーで同様に被覆されているものを使用することによって低下させることができる。好ましくは、フランジのエッジは、金属又はその他の硬い又は堅い材料から作られる。金属エッジを使用すると、それが付される応力を低下させることによって、エラストマーの減少した引裂になる。このエッジはエラストマーのリードエッジ(leading edge)を越えて延びており、それによって、型押の間に適用された応力からエラストマーが保護される。これによって、エラストマー被覆ダイの有効寿命がかなりの程度改良され、極端に短い有効寿命という欠点無しに、被覆ダイの利点を享受することが可能になる。
【0061】
ダイと同じ材料のエッジを作ることは容易であるが、これは必須のことではない。
【0062】
このフランジのエッジは、プラスチックスウレタン及び複合物を含む多数の材料から作ることができる。このエッジは、エラストマーが傘の上部の下で保護されている「T字形」又は傘形状構造に設けられている。
【0063】
このエッジは、バーの長軸に対して一般的に垂直に延びている側壁を有する洗剤バー、即ち「バンド巻きバー」を製造するために使用されるダイのために特に有用である。バンド巻きバーのためのエラストマー性ダイは、垂直側壁を欠いた又は垂直側壁がバーの高さの短いパーセントのみで延びているバーのためのエラストマー性ダイよりも高い応力を受けると考えられる。
【0064】
フランジのエッジは、ダイ壁から、キャビティ皮膜の厚さ、好ましくはキャビティの外側の皮膜の厚さをカバーするまで延びていなくてはならない。それで、最適性能のためのエッジの寸法は、所望の皮膜厚さによって決定される。
【0065】
エラストマー性皮膜の厚さ及び硬度は、所望の結果、例えば、ダイからの洗剤バーの良好な剥離を達成するために、洗剤バー組成、加工温度並びに/又はダイ半体中のキャビティの形状、型押装置の速度及びダイ半体の分離距離のようなプロセスパラメーターに従って変化させることができる。より複雑なロゴ保有ダイ又はより複雑なダイ形状のために、許容されるダイ剥離は、より厚い皮膜及びより低いモジュラスを使用することによって有利になる。同様に、本来型押することが一層困難であるバー組成物のために、許容されるダイ剥離は、より厚いエラストマー性皮膜及び/又はより低い弾性率を有するもので達成することができる。
【0066】
本発明による装置は、実質的に石鹸若しくは合成洗剤又は石鹸と合成洗剤との混合物を含有する界面活性剤を含有する洗剤バーを型押するために使用することができる。これは、軟質の及び/若しくは粘着性の洗剤並びに/又は合成界面活性剤を含有する穏和なバー、例えば、全バー重量に対して63〜78重量%の範囲内の減少した脂肪物質含有量を有する半透明及び透明石鹸バー並びに湿潤剤、ポリオール、オイル、脂肪酸及び脂肪アルコールのような皮膚保護剤(skin beneficial agent)を含有するこれらのバーの型押に特別の用途を見出す。
【0067】
本発明の別の局面により、
i)ダイの上に伝導性充填材を含有するエラストマー性皮膜を形成する工程、
ii)工程iのダイに、洗剤バー組成物を供給する工程、
iii)この組成物をダイの中に型押して、型押したバーを形成する工程、及び
iv)好ましくは、容易に複製可能な方式で、表面装飾がこのバーに適用されるように、バーをダイから剥離する工程
を含む、洗剤バーの型押方法が提供される。
【0068】
好ましくは、エラストマー性皮膜を、ダイと皮膜との間の接着強度を増加させるための機械的及び/又は化学的手段によって、ダイ型押表面に結合させる。
【0069】
エラストマー性皮膜への応力を軽減させるために使用されるエッジ自体も、エラストマー性皮膜で部分的に被覆されていることが特に好ましい。有利には、エッジ上の皮膜は、ダイのバー型押表面上に存在するものよりも薄い。例えば、これは、1〜200ミクロン、特に10〜50ミクロンの範囲であってよい。
【0070】
詳細に図面を参照する。図1は、個々のダイ12を備えたダイ半体10を示す。それぞれのダイ半体には、バー型押表面14の上に、伝導性充填材が充填されたエラストマー性皮膜16が設けられている(図4)。エラストマー性皮膜はまた、ダイ半体の非型押表面18の上にも設けられている。一方のダイ半体には、バー型押表面上にロゴ20が設けられている。(ある場合には、両方のダイ半体にロゴが含まれる)。これもエラストマー性皮膜で被覆されている。
【0071】
ダイ12には、洗剤バーキャビティ32の上部周辺から内側に突出している金属エッジ30が含まれる。図4に見られるように、エッジ30は、皮膜16の全体的に垂直に上昇している部分の上部エッジを覆っている。好ましくは、キャビティ32に面しているエッジ30の表面34は、同様にキャビティ32に面しているエラストマー16の表面36と少なくとも同一平面を成している。金属エッジ30のエッジ34が、皮膜16の表面36を僅かに越えて延びている形状が、より一層好ましい。冷却器(図示せず)を、冷却液体をダイと接触させて循環させることによって、ダイ12の温度を下げるために用いてもよい。
【0072】
本発明のフランジのエッジを使用して、ダイは、ダイが石鹸の中に食い込んだとき、カッティングエッジ付近の軟質エラストマーが損傷されないように構成されている。これは、ダイエッジ付近の軟質エラストマーを、硬質のより強い材料で保護することによって達成される。この保護は、好ましくは約0.00254cm(0.001インチ)〜0.0381cm(0.015インチ)ほど軟質エラストマーと僅かに重なっているダイエッジの周りの傘と同様に作用する。これによって、軟質材料への損傷を加速し、ダイを操作不能にする、剪断及び引張に於ける過剰の力から軟質材料が保護される。
【0073】
ダイの応力軽減エッジを金属であるとして説明したが、これは一般的にダイが製造された材料に依存している。典型的に、このエッジは、ダイが製造された材料と同じである。しかしながら、このエッジは典型的に、エラストマーを保護するためにかなり硬いであろう。
【0074】
本発明は、ビナッチ(Binacchi)USN100のような従来の型押装置で使用することができる。
【0075】
好ましくは、このエッジは下が切られており、より大きい機械的要点を与えるであろう。
【0076】
実施例
ある範囲のダイ半体を炭素鋼で製作し、ある範囲の表面粗さ値(Ra)まで放電加工し、アセトンで脱脂し、プライマーで処理し、次いである範囲のエラストマー性材料で被覆する。
【0077】
実施例で、一連の真鍮ダイ半体も使用する。同様に、これらをアセトンで脱脂し、プライマーで処理し、次いで被覆する。
【0078】
エラストマー塗料は、ポリウレタンから形成させる。このポリウレタンは、
a)アンデュール(Andur)80−5AP−ポリエーテルベースの液体イソシアナート化末端プレポリマー、
メーカー:アンダーソン・デベロップメント社(Anderson Development Co.)、ミシガン州49221−3499、アドリアン、ミシガン・ストリート1415E(1415 E Michigan Street Adrian, MI 49221−3499)
から出発して製造し、そして(全エラストマー基準で)35重量%の325のメッシュサイズを有する304L粉末化ステンレススチールを添加した後、
b)ボロナール(Voronal)234−630硬化剤−トリオール、
メーカー:ダウ・ケミカル社(Dow Chemical Co)、ミシガン州48674、ミッドランド、ダウセンター2040(2040 Dow Center Midland, MI 48674)
を使用して硬化させる。
【0079】
実施例で使用したバー組成物は下記の通りである。
配合物A 重量%
無水獣脂石鹸 52.3
無水ヤシ石鹸 29.9
ヤシ油脂肪酸 5.2
水及び少量物 100に
配合物B 重量%
コシル(cocyl)イセチオン酸ナトリウム 27.00
ココアミドプロピルベタイン 5.00
ポリエチレングリコール、M.Wt. 33.12
脂肪酸 11.00
ステアリン酸ナトリウム 5.00
水+少量物 100に
配合物C 重量%
コシルイセチオン酸ナトリウム 49.78
82/18石鹸 8.31
ステアリン酸ナトリウム 2.98
アルキルベンゼンスルホン酸塩 2.02
ステアリン酸 20.15
ヤシ油脂肪酸 3.08
イセチオン酸ナトリウム 4.68
水+少量物 100に
このダイには、図4に於いて34で示されるような金属エッジが含まれている。このダイを、直径が2〜20mmの範囲内のチューブを通して循環している、−20℃の温度の冷却流体を使用して冷却する。
【0080】
勿論、本明細書に例示し、説明した本発明の特別の形態は、一定の変更を、開示の明瞭な教示から逸脱することなくその中で行うことができるので、代表的なものであることのみを意図していることが理解されるべきである。従って、本明細書に定義したようなエラストマー性皮膜には、ダイの部分的な及び完全な皮膜が包含される。更に、本発明の全範囲を決定する際に、特許請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるダイの透視図である。
【図2】 エラストマー性皮膜を適用する前の、ダイの断面側面図である。
【図3】 エラストマー性皮膜を適用する前の、ダイの断面正面図である。
【図4】 ダイをエラストマー性皮膜で被覆した、図3によるダイの断面図である。
【符号の説明】
10 ダイ半体
12 個々のダイ
14 バー型押表面
16 エラストマー性皮膜
18 非型押表面
20 ロゴ
30 エッジ
32 洗剤バーキャビティ
34 エッジ表面
36 エラストマー表面

Claims (13)

  1. ラストマー性皮膜を有する少なくとも1つの洗剤バー型押表面を備えたダイを有する洗剤バーの型押用装置であって、該皮膜に金属伝導性充填材が含有されていることを特徴とする装置
  2. ダイが、金属及びその合金、熱硬化性及び熱可塑性樹脂硬質注型ポリウレタンセラミックスから選択された硬質材料から構成される、請求項1に記載の装置
  3. エラストマー性皮膜が、エラストマー又はゴム又はコポリマー及びこれらのブレンド物を含有する、請求項1又は2に記載の装置
  4. エラストマーが熱可塑性エラストマーを含有する、請求項に記載の装置
  5. エラストマー性皮膜がマイクロメートル〜10ミリメートルの範囲内の厚さを有する、請求項1〜4の何れか1項に記載の装置
  6. 更に、ダイを冷却するための手段を備えた、請求項1〜5の何れか1項に記載の装置。
  7. エラストマー性皮膜が、0.1〜50MPaの範囲内の弾性率を有する、請求項1〜6の何れか1項に記載の装置
  8. 該ダイに、ダイの表面からのエラストマー性皮膜の引裂を遅延するためのエッジが含まれている、請求項1〜7の何れか1項に記載の装置
  9. 伝導性充填材がステンレススチール粉末である、請求項1〜8の何れか1項に記載の装置
  10. 該エラストマー性皮膜がポリウレタンを含有する、請求項1〜9の何れか1項に記載の装置
  11. (i)ダイの少なくとも1個のバー型押表面の上に金属伝導性充填材を含有するエラストマー性皮膜を形成する工程、
    (ii)工程(i)のダイに、洗剤バー組成物を供給する工程、
    (iii)前記組成物をダイの中に型押して、型押したバーを形成する工程、及び
    (iv)バーをダイから剥離する工程
    を含む、洗剤バーの型押方法。
  12. 更に、表面装飾を洗剤バーに適用できるように、バー型押表面の上にロゴを設ける工程を含む、請求項11に記載の方法。
  13. ダイを環境温度に対して冷却する工程を含む、請求項11又は12に記載の方法。
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