JP4136837B2 - トロリーコンベヤハンガー及びトロリーコンベヤ - Google Patents

トロリーコンベヤハンガー及びトロリーコンベヤ Download PDF

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本発明は、トロリーコンベヤハンガー及びトロリーコンベヤに関するものである。
更に詳しくは、ローラがローラ軸によってハンガー基体に取り付けられるよう構成されているトロリーコンベヤハンガーにおいて、メンテナンス等におけるローラの着脱がごく短時間で簡単かつ確実にでき、作業性を向上させたものに関する。また、ローラの回転部分の耐久性を向上させたものに関する。
例えばブロイラー(食鳥)の処理工場においては、ブロイラーを搬送する手段として、トロリーコンベヤが使用されている。トロリーコンベヤは、例えば金属製の円管等で形成された搬送レールに、Y字状の基体の両端側の二箇所にローラ(または車輪)を有するハンガーを多数掛けた構造を有している(参考として図6参照)。
ブロイラーの処理工場で使用されている上記したようなトロリーコンベヤを構成するハンガーのローラ回転部分の構造としては、従来より図8に示したものが広く採用されている。
図8に示すハンガー5では、Y字状の基体50の両端側二箇所に設けられているローラ本体51は、軸56に固定されている金属製の内輪52と、内輪52の外側で回転可能な合成樹脂製の外輪53を有している。内輪52と外輪53の間の部分には全周にわたる二条の空間部54が並設してある。各空間部54には、多数の金属球55がグリースレスで収容してある。
また、ローラ軸56はネジ部560を基体50の装着孔57に貫通させ、ネジ部560にナット58を螺合し、締め付けて固定されている。なお、ローラ軸56には、基体50先部とローラ本体51との間を必要な間隔に設定するためのスペーサ59が設けてある。
しかしながら、上記図8に示したハンガーには、次のような課題があった。
すなわち、例えばメンテナンスの際にローラを交換する場合には、ローラ軸を装着孔に抜き差ししなければならないが、その作業方向が装着孔の挿通方向となるため、交換作業時におけるローラ軸の移動量が大きくなってしまう。また、更にローラ軸とナットを締め付けたり緩めたりする作業においても、締め付ける時にはナットが外れた状態から行い、緩める時ではナットが外れるまで行わなければならない。このため、特に交換作業を手作業だけで行う場合、作業性が極めて悪かった。
また、ローラ軸とナットを締め付けたり緩めたりするとき、ローラ軸とナットのうち何れかを固定した状態で他方を回す作業が必要になるので、通常は両手にそれぞれ専用の工具を持って作業しなければならない。しかし、これでは、ハンガー自体を手で固定できないために不安定な作業となり、この点においても作業性が極めて悪かった。
更に、合成樹脂製の外輪は金属球との接触となるので、双方の硬度の差によって外輪の内面側の摩耗がきわめて大きく、摩耗塵も多く発生する。
金属球が収容してある空間部は、金属球の回転が円滑に行われるようにやや余裕を持って広く形成してあり、外部との間の隙間も大きい。
一方、ブロイラーの処理工場では、トロリーコンベヤでブロイラーを搬送しながら血抜き、脱毛、解体等を行うので、ハンガーには血等の体液や加熱蒸気、熱湯、水等が大量にかかり、工場内には羽根毛等を含む塵埃も浮遊する。
このため、ローラ部の内輪と外輪との間には、血や水、塵埃等が侵入しやすく、金属球が短期間で錆びて回転できなくなったり、外輪側の摩耗が進んで金属球が空間部から脱落することも多かった。
また、搬送経路はアップダウンや急カーブ等も多くあり、このような箇所は水平な箇所と比較してローラ部に対してより大きく急激な偏荷重がかかるので、合成樹脂製の外輪の破損及びこれによる金属球の脱落が起こりやすかった。
このような理由から、上記したようなブロイラーの処理工場等のやや特殊な条件下においては、従来のハンガーは数ヶ月程度で使用できなくなることが多く、耐久性に難点があった。
本発明の目的は、トロリーコンベヤで使用するハンガーであって、例えばメンテナンスにおけるローラの交換作業等でローラの取り付け、取り外しを行うときの作業性を向上させたトロリーコンベヤハンガー及びそれを使用したトロリーコンベヤを提供することである。
本発明の他の目的は、搬送レールに沿って回転しながら移動するローラの回転部分に血や水や塵埃が侵入しにくいようにし、それに起因する回転部分の破損や汚損を防止して十分な耐久性を有するトロリーコンベヤハンガー及びそれを使用したトロリーコンベヤを提供することである。
上記課題を解決するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
トロリーコンベヤに使用するトロリーコンベヤハンガーを構成するハンガー基体であって、
アタッチメント装着部にアタッチメントが装着されており、アタッチメントはローラ軸を装着する軸装着部を有し、ハンガー基体の外側部から軸装着部へ通じる案内部が形成してあり、
アタッチメントは、軸装着部に挿通されるローラ軸の軸周方向の回転を防止する手段を有していることを特徴とする、
ハンガー基体である。
第2の発明にあっては、
第1の発明に係るハンガー基体の軸装着部に、ローラ軸を装着してローラが取り付けてあることを特徴とする、
トロリーコンベヤハンガーである。
第3の発明にあっては、
ローラは、ローラ本体とローラ本体の回転軸支部に埋設されている転がり軸受または滑り軸受を有しており、転がり軸受または滑り軸受は少なくともローラ本体によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されていることを特徴とする、
第2の発明に係るトロリーコンベヤハンガーである。
第4の発明にあっては、
転がり軸受または滑り軸受は、止め輪によってローラ本体から外れないようにしてあることを特徴とする、
第3の発明に係るトロリーコンベヤハンガーである。
第5の発明にあっては、
搬送レールと、
搬送レールに掛けられる第2、第3または第4のいずれかの発明に係る所要数のトロリーコンベヤハンガーと、
を備えていることを特徴とする、
トロリーコンベヤである。

本発明に係る特許請求の範囲及び明細書にいう案内部の構造は、その経路が直線的であってもよいし、曲線的であってもよい。また、それらを組み合わせたものでもよく、特に限定はしない。更に、案内部を設ける角度、方向についても、機能に支障がなければ特に限定しない。
案内部の幅は、少なくともローラ軸を通すことができれば特に限定するものではなく、全長にわたり同じ幅であってもよいし、一部または全部が他と異なる幅であってもよい。また、案内部が複数ある場合は、それぞれ同じ形状でもよいし、異なる形状であってもよい。
ローラ軸の軸周方向への回転を防止する手段は、ローラ軸側に係合ピン等の係合凸部を設け、基体の貫通孔側に溝等の係合凹部を設けて、これらを係合させて回転させないようにする構造の他、例えばこの構造において係合凸部と係合凹部を逆側に設けたもの、あるいは貫通孔側を断面多角形状の孔とし、ローラ軸側にその孔と係合できる断面多角形状の部分を設けてローラ軸を貫通させることにより回転させないようにする構造等であるが、これらに限定されるものではない。
アタッチメントの材料は金属であってもよいし、強度が十分であれば合成樹脂やその他の材料を使用してもよい。アタッチメントの軸装着部は、少なくともローラ軸を挿通することができれば、その大きさは限定しない。また、ハンガー基体の案内部と通じる連通部の幅は、案内部と同様に、少なくともローラ軸を通すことができれば特に限定するものではなく、全長にわたり同じ幅であってもよいし、一部または全部が他と異なる幅であってもよい。
転がり軸受または滑り軸受は、主として軸心に直角な方向の荷重(ラジアル荷重)を負荷するラジアル軸受を使用してもよいし、軸心に平行な荷重(スラスト荷重)を負荷するスラスト軸受を使用してもよい。
転がり軸受または滑り軸受は、ゴムシールや金属シール等を設けた防水、防塵型のものを使用するのが望ましいが、限定はしない。転がり軸受は、グリースレスのものでもよいし、グリースの漏れが防止できればグリースを使用したものでもよい。
また、耐腐蝕の点で使用環境が劣悪な場合、ステンレススチールを材料とする転がり軸受や滑り軸受を使用するとより好ましい。また、転がり軸受の場合は、転動体が球体のもの(玉軸受)に限定されず、円筒コロ、円錐コロ、球面コロ、ニードルコロ等を使用したものでもよい。転動体は単列でも複列でもよい。更には、一個のローラに転がり軸受または滑り軸受を複数設けて耐荷重性能を向上させたものを採用してもよい。
止め輪(snap ring:retaining ring)としては、例えばC形止め輪、C形同心止め輪、逆C形止め輪、E形止め輪、グリップ止め輪、転がり軸受用止め輪、インタロックリング等があげられるが、これらに限定はされない。また、軸用止め輪と穴用止め輪のうち、構造に対応させてどちらを採用してもよい。更には、止め輪を使用する個数も特に限定されず、適宜設定可能である。
(作用)
本発明に係るトロリーコンベヤハンガーの作用は次のとおりである。
ハンガー基体にローラを取り付ける場合は、あらかじめローラ軸にナットを螺合しておき(ローラ軸がボルト状で、ナットと組み合わせたものである場合)、ある程度まで締めておく。次に、ローラを備えたローラ軸をその軸線方向と交差する方向へ案内部で移動させて、ハンガー基体の外側部から軸装着部へ入れる。このとき、ローラとナットは、軸装着部を挟んで両側に位置するようにする。そして、ローラ軸またはナットを回して締め付け、ローラ軸を軸装着部に固着する。なお、ナットはあらかじめある程度まで締めてあるので、締め付け時にはそれ程回す必要はない。
ハンガー基体からローラを取り外す場合は、ローラ軸またはナットを僅かに緩めて、締付による固定が解除されたところで、ローラ軸をその軸線方向と交差する方向へ案内部で移動させて、軸装着部からハンガー基体の外側部へ取り外すようにする。
軸装着部に挿通されたローラ軸の軸周方向の回転を防止する手段を有しているものは、例えばメンテナンスの際、ローラを交換する場合等、ローラ軸とナットを締め付けたり緩めたりするとき、ローラ軸の固着をする前でも、ローラ軸が軸周方向に回転することを防止できる。これにより、例えば一方の手でハンガー自体を固定した状態でも、ローラ軸が空回りしないようにした状態で、もう一方の手でナットを締め付けることができる。
アタッチメント装着部にアタッチメントが装着されており、アタッチメントはローラ軸を装着する軸装着部を有し、ハンガー基体の外側部から軸装着部へ通じる案内部が形成してあり、アタッチメントは軸装着部に挿通されるローラ軸の軸周方向の回転を防止する手段を有しているものは、アタッチメントをアタッチメント装着部に装着する構造により、単にアタッチメント装着部(本来は、ローラ軸を装着する軸装着部)が設けてあるハンガー基体に対し、ローラ軸を挿通したときに軸周方向に回転することを防止できる機能を付与することができる。また、ローラ軸が軸周方向に回転することを防止できるようにしたことによる作用は、上記記載と同様である。
ローラが、ローラ本体とローラ本体の回転軸支部に埋設されている転がり軸受または滑り軸受を有しており、転がり軸受または滑り軸受は少なくともローラ本体によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されているものは、転がり軸受または滑り軸受を備えていることによってローラの回転が安定しており、搬送経路にアップダウンや急カーブ等が多くあって、ローラに対して大きく急激な偏荷重がかかっても、十分に耐えることができる。また、転がり軸受または滑り軸受が少なくともローラ本体によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されていることによって、軸受の回転部分に血や水や塵埃等が侵入しにくく、それに起因する回転部分の破損や汚損を防止することができ、ローラに十分な耐久性を付与できる。
転がり軸受または滑り軸受が、止め輪によってローラ本体から外れないようにしてあるものは、軸受の脱落方向への耐荷重性能が優れているので、例えばトロリーコンベヤハンガーに想定外の過大な荷重が作用したような場合でも軸受の脱落を防止できる。
(a)本発明に係るトロリーコンベヤハンガーによれば、メンテナンスの際等、ハンガー基体にローラを取り付けたり取り外したりする場合に、ローラ軸をその軸線方向と交差する方向へ案内部で移動させて、ハンガー基体の外側部から軸装着部へ出し入れできる。また、例えば締め付け用のナットは、ローラの取付時にはあらかじめある程度まで締めておくことができ、取り外し時には最後まで緩めて外す必要がないので、ナットを締め付けたり緩めたりする手間が軽減され、作業時間を短縮することができ、作業性が向上する。
実際には、従来の構造のハンガーでは、ローラの交換作業は1箇所当たり1分程度かかっていたが、本発明に係るハンガーでは、数秒で交換可能であった。
これにより、必ずしもコンベヤを停止させないでも運転状態で並行してローラの交換作業を行うことも可能になる。
(b)軸装着部に挿通されたローラ軸の軸周方向の回転を防止する手段を有しているものは、例えばメンテナンスの際、ローラを交換する場合等、ローラ軸とナットを締め付けたり緩めたりするとき、固着具によるローラ軸の固着をする前の、ローラ軸を単に挿通した状態での軸周方向の回転を防止できる。
これにより、例えば一方の手でハンガー自体を固定しても、ローラ軸が空回りしないようにした状態で、もう一方の手でナットを締め付けることができ、作業が不安定にならず作業性がよくなり、必ずしもコンベヤを停止させないでも運転状態で並行して作業を行うことも可能になる。
(c)アタッチメント装着部にアタッチメントが装着されており、アタッチメントはローラ軸を装着する軸装着部を有し、ハンガー基体の外側部から軸装着部へ通じる案内部が形成してあるものは、ローラ交換作業等の作業性が向上する効果に加えて、アタッチメントをアタッチメント装着部に装着する構造により、単にアタッチメント装着部(本来は、ローラ軸を装着する軸装着部)が設けてあるハンガー基体に対し、ローラ軸を挿通したときに軸周方向に回転することを防止できる機能を付与することができる。
また、ローラ軸が軸周方向に回転することを防止できるようにしたことによる効果は、上記(b)と同様である。
(d)ローラが、ローラ本体とローラ本体の回転軸支部に埋設されている転がり軸受または滑り軸受を有しており、転がり軸受または滑り軸受は少なくともローラ本体によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されているものは、転がり軸受または滑り軸受を備えていることによってローラの回転が安定しており、搬送経路にアップダウンや急カーブ等が多くあって、ローラに対して大きく急激な偏荷重がかかっても、十分に耐えることができる。
また、転がり軸受または滑り軸受が少なくともローラ本体によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されていることによって、軸受の回転部分に、血や水や塵埃等が侵入しにくく、それに起因するローラ部の破損や汚損を防止することができ、十分な耐久性を付与できる。
(e)転がり軸受または滑り軸受が、止め輪によってローラ本体から外れないようにしてあるものは、軸受の脱落方向への耐荷重性能が優れているので、例えばトロリーコンベヤハンガーに想定外の過大な荷重が作用したような場合でも軸受の脱落を防止できる。
(f)本発明に係るトロリーコンベヤによれば、上記本発明に係るトロリーコンベヤハンガーを備えているので、上記各効果を有する付加価値の高いトロリーコンベヤを提供できる。
本発明を図面に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係るハンガーの一実施例を示す斜視図、
図2はハンガーのローラ取付部分の断面説明図、
図3はハンガーのローラ軸の取付部分の分解斜視図、
図4は図2におけるI−I部分に対応する断面説明図、
図5は本発明に係るアタッチメントの一実施例を示し、(a)は正面図、(b)はII−II断面図である。
なお、図3においては、図示の便宜上、ローラを省略している。これについては、後述する図7も同様である。
次に、図1ないし図5を参照し、ハンガーAの構造を説明する。
ハンガーAは、後述する搬送レール3と組み合わさってトロリーコンベヤCを構成するものである。ハンガーの構造は本実施例のものに限定されるものではなく、ハンガー基体の形状やローラの位置、個数等は適宜設定できる。
ハンガーAは、金属製で正面視ほぼY字状のハンガー基体1と、ハンガー基体1の上部両端部側の二箇所に設けてあるローラ2、2aを備えている。
ハンガー基体1は、下部側が直線状で上部側が湾曲した構成体10、11を下部側で連結し、全体がほぼY字状となるよう構成されている。また、ハンガー基体1は、構成体10、11の直線部の上部側の一部と湾曲部の側縁部を曲げることにより補強されている。更に、ハンガー基体1の下端部には、フック4(後述する図6参照)を掛けるための掛止孔15が貫通して設けてある。
構成体10、11の先端部寄りの一部は、外側へやや傾斜して設けてある。傾斜部12に、後述するアタッチメント6を装着するアタッチメント装着部13が貫通して設けてある。アタッチメント装着部13は、本来ローラ軸を装着するための軸装着部であった部分である。
また、傾斜部12に、アタッチメント装着部13から斜め下方へやや離れた外側部からアタッチメント装着部13へかけて、切欠して形成された案内部14が設けてある。案内部14は、外側部からアタッチメント装着部13へ上り傾斜するよう直線的に設けてある。案内部14は、ローラ軸20をその軸線方向と交差する方向へ移動させて、アタッチメント装着部13に取り付けられるアタッチメント6の軸装着部63へ案内できる。
アタッチメント装着部13には、次に説明するアタッチメント6が嵌合部60を打ち込みによって嵌め入れて固着してある。固着したときのアタッチメント6の軸線方向は、内方へ向け所要角度で上向きに傾斜している(図1、図6参照)。なお、アタッチメント6の固着方法としては、打ち込みによるものの他、例えば螺着、接着等、他の公知手段を採用することもできる。
ここで、図3、図5を参照し、アタッチメント6の構造を説明する。
アタッチメント6は、金属製(本実施例では、耐蝕性にすぐれたステンレススチール製)である。アタッチメント6は、ハンガー基体1のアタッチメント装着部13に嵌め入れて固着できる嵌合部60と、嵌合部60より径大に形成された突出部61を有している。
アタッチメント6は、中心軸方向に軸装着部63を有しており、本質的に管状(または筒状)のものに外周部から内周部(軸装着部63)に貫通する切欠された案内部64を設けた構成を有している。案内部64は、軸装着部63と上記案内部14を連通させるよう軸線方向の全長にわたり設けてある。本実施例では、案内部64は同じ幅で設けてあるが、これに限定せず、ローラ軸20を案内できれば各部分で異なる幅にしてもよい。
突出部61の端面側には、直径線方向に係合溝62が設けてある。係合溝62は、ローラ軸20に設けられる係合ピン207を係合させることができる所要幅に形成され、深さは突出部61の厚さより若干薄くなるよう形成してある。係合溝62は、ローラ軸20に設けられる係合ピン207と共に、ローラ軸20の軸周方向の回転を防止する手段を構成する。
嵌合部60の直径は、アタッチメント装着部13の内径より若干径大に形成されており、アタッチメント6は、ハンマ等を使用して打ち込むことにより固着できるものである。
なお、アタッチメント6は、本実施例のように外径が異なる部分を有し、段部がアタッチメント装着部13縁部に当接することによって打ち込み位置が自然に決まるようにしたものに限定されず、例えば外径が同じ筒状のものや一方側がやや窄まった形状のものでもよい。
アタッチメント6は、トロリーコンベヤに使用するハンガーにおいて、本来ローラ軸を取り付けるために設けられたアタッチメント装着部13に固着するものである。なお、アタッチメント6の軸装着部63に装着されるローラ軸20は、アタッチメント装着部13に本来装着されるローラ軸より径小となるのはいうまでもない。
また、アタッチメント6は、案内部64が設けてあることにより、嵌合部60が径小となるよう変形しやすい。これによれば、ハンガー基体1のアタッチメント装着部13に嵌合する嵌合部60の直径は、精度がそれほど要求されないので、製造しやすい。また、若干の違いであれば、アタッチメント装着部13の直径が異なるものにも取り付けることができ、種類の違うハンガー基体1に対する兼用型としての使用も可能である。
ローラ2、2aの構造及び取付構造は次の通りである。主に図2を参照し、ローラ2側を図示して説明する。なお、ローラ2、2aの構造及び取付構造は同様であるので、ローラ2a側の詳細な説明は省略する。
ローラ2は、ステンレススチール製のローラ軸20、転がり軸受であるボールベアリング21、ローラ本体22、封鎖部材23及び戻り止めナット24を備えている。
ローラ本体22は合成樹脂製(本実施例ではポリアセタール系樹脂を採用しているが、これに限定せず、例えばナイロン、フッ素樹脂等、他の合成樹脂で形成してもよい)で、外面221が球面状(または部分球面状)に形成されている端面密封型である。なお、外面221が球面状であることで、天井等上部から滴下する水、または塵埃をはじき、表面にこれらが滞留しにくく、ローラ本体22内にも侵入しにくい。また、ローラ本体22の外周面222も全周にわたり断面円弧状の凸面となっている。
ローラ本体22の内面229の中心部には、円形の封鎖部材収容孔223がやや浅く設けてある。また、ローラ本体22の中心部には、封鎖部材収容孔223と連通して封鎖部材収容孔223よりやや径小のベアリング装着孔224が設けてある。
ベアリング装着孔224と封鎖部材収容孔223の間には、ベアリング装着孔224にボールベアリング21を装着したときに脱落を防止するための止め輪25が取り付けてある。
止め輪25は、本実施例では、穴用のC形止め輪が採用されており(図4参照)、ベアリング装着孔224と封鎖部材収容孔223の間の内周部に全周にわたり形成された輪溝227に嵌め入れてある。なお、輪溝227の深さや、止め輪25の内方への突出幅(突出量)等は適宜設定が可能であり、ボールベアリング21の脱落方向への移動を止めて、ボールベアリング21が脱落することを防止できれば、特に限定するものではない。
更に、ローラ本体22の中心部には、ベアリング装着孔224に連通してやや径小の空間部226が設けてある。空間部226には、ローラ軸20のヘッド部209が位置するようになっている。
ローラ軸20は、径大軸部200の一端側にやや径大のヘッド部209を設け、径小軸部202の他端側にはネジ部201を設けた構造である。また、径大軸部200と径小軸部202の境界部には、係合段部205が設けてある。
更に、ローラ軸20の径小軸部202には、ピン孔206が直径線方向に貫通して設けてある(図3参照)。ピン孔206には、ピン孔206の長さより長く形成された係合ピン207が取り付けてある。係合ピン207は、一端側から他端側へかけて直径が次第に径小となるように形成されたテーパピンであり、ピン孔206に挿通後、軽く叩いて打ち込んで固定してある。なお、係合ピン207は、ローラ軸20の軸周方向への回転を止める機能を果たせば、テーパピンの他、平行ピン(全長にわたり同じ太さのピン)またはスプリングピン等、他のピンを採用することもできる。
そして、ローラ軸20はボールベアリング21の中心孔210に挿通され、この状態でヘッド部209を空間部226に収容するようにしてボールベアリング21をベアリング装着孔224に嵌め入れて装着されている。上記止め輪25は、この後で輪溝227に装着される。ベアリング装着孔224に装着されたボールベアリング21は、外れる方向へ移動しようとしても止め輪25に掛かって止められ、容易には外れない。
ローラ軸20には、円板状の封鎖部材23が嵌め入れてある。封鎖部材23の直径は、上記封鎖部材収容孔223の内径と同じかやや径小である。封鎖部材23は中央部にローラ軸20をほぼ隙間なく挿通させる挿通孔230を有している。挿通孔230の孔縁部分は、ローラ軸20の係合段部205に当接するようになっており、実質的に気密性と液密性を付与している。
封鎖部材23は、上記封鎖部材収容孔223の内部に位置するようになっており、外周面は封鎖部材収容孔223の内周面に密着しており、表面はローラ本体22の内面229と面一になるようにしてある。
ローラ軸20の先端側は、ハンガー基体1の構成体10の先端部に設けてあるアタッチメント6の軸装着部63に挿通され、係合ピン207はアタッチメント6の係合溝62に係合される。アタッチメント6の端面と封鎖部材23の間には、管状のスペーサ228が装着されている。スペーサ228の軸線方向の長さを調整することにより、構成体10とローラ本体22の距離(位置)を調整できる。
また、ハンガー基体1の反対側に突出したネジ部201には戻り止めナット24(一般にUナットと称される)が螺合され締め付けられる。これにより、ローラ軸20は緩みにくく、締め付けによる固定が確実にできる。このようにして図2に示す構造となり、ローラ本体22は回転可能である。
(作 用)
図6は本発明に係るトロリーコンベヤの一実施例を示す斜視説明図である。
図1ないし図6を参照して、本実施例に係る、ハンガーA、アタッチメント6及びトロリーコンベヤCの作用を、ブロイラーを処理する場合を例に採り説明する。
ハンガーAは、図6に示すように、ローラ2、2aのローラ本体22を搬送レール3に乗せるようにして掛けられる。搬送レール3は、金属製の管状のレール本体30を有しており、レール本体30の上部には、長さ方向に沿って板状のストッパー31が立てて設けてある構造である。ストッパー31は、ローラ2、2aのローラ本体22が当たることにより、ハンガーAの必要以上の揺動を防止できる。
ハンガーAは、搬送レール3に、チェーン等(図6では図示省略)でつなぐ等して所要の間隔で多数掛けられ、これによりトロリーコンベヤCが構成される。ハンガー基体1の掛止孔15には、フック4が掛けられ、このフック4に、処理されるブロイラー(図示省略)が吊り下げられる。
ローラ2、2aのローラ本体22は、ボールベアリング21によって回転する構造であり、しかも、ローラ本体22の外面221側が封鎖され、内面229側も封鎖部材23で実質的に封鎖されている。これにより、ボールベアリング21内部に、ブロイラーの血や洗浄用の水、あるいは浮遊している塵埃等が侵入しにくく、それらの侵入に起因するローラの回転部分の作動不良や汚損、破損が起こりにくいので、従来のものと比較して十分な耐久性が得られる。
また、ボールベアリング21が回転軸支部となるので、回転が安定しており、例えば搬送経路にアップダウンや急カーブ等が多くあって、ローラ2、2aに対して大きく急激な偏荷重がかかったりしても、十分に耐えることができる。
また、メンテナンスの際等、ハンガー基体1にローラ2、2aを取り付けたり取り外したりする場合は、次のように行う。
ハンガー基体1にローラ2、2aを取り付ける場合は、あらかじめローラ軸20に戻り止めナット24を螺合し、ある程度まで締めておく。次に、ローラ本体22を備えたローラ軸20をその軸線方向と交差する方向へ案内部14、64に沿って移動させて、ハンガー基体1の外側部からアタッチメント6の軸装着部63へ入れる。
このとき、ローラ本体22と戻り止めナット24は、アタッチメント6を挟んで両側に位置するようにし、ローラ軸20の係合ピン207をアタッチメント6の係合溝62に係合させる。そして、戻り止めナット24を回して締め付け、ローラ軸20を軸装着部63に固着する。
ハンガー基体1からローラ2、2aを取り外す場合は、ローラ軸20または戻り止めナット24を緩めて、締め付けによる固定を解除し、更にローラ軸20の係合ピン207をアタッチメント6の係合溝62から外す。そして、ローラ軸20をその軸線方向と交差する方向へ案内部64、14に沿って移動させて、軸装着部63からハンガー基体1の外側部側へ取り外す。
このように、ローラ2、2aをハンガー基体1に取り付けたり取り外したりする場合において、取り付ける場合では戻り止めナット24をあらかじめある程度まで締めておくことができ、また取り外す場合では、戻り止めナット24を最後まで回してローラ軸20から取り外す必要がないので、作業時に戻り止めナット24をそれ程回す必要はなく、手間が軽減され、作業時間を短縮できるので作業性が向上する。
また、本実施例に係るアタッチメント6によれば、アタッチメント6をハンガー基体1のアタッチメント装着部13(本来は軸装着部)に打ち込んで固着することによって、単に軸装着部が設けてあるハンガー基体に対し、ローラ軸20を挿通したときに軸周方向に回転することを防止できる機能を付与することができる。
すなわち、アタッチメント6に挿通されるローラ軸20に設けてある係合ピン207をアタッチメント6の係合溝62に係合させることにより、ローラ軸20が軸周方向に回転することを防止できるようになる。
これにより、例えばメンテナンスの際のローラ2、2aを交換する場合等、戻り止めナット24を締め付けたり緩めたりするとき、一方の手でハンガーA自体を固定しても、ローラ軸20が空回りしないように固定した状態で、もう一方の手で戻り止めナット24を回すことができる。
すなわち、ハンガーAは、ローラ軸20を固着する前に、ローラ軸20が空回りしないように固定した状態で戻り止めナット24を締め付けることができる。これにより、ローラ2、2aの取り付けや交換を行う作業が容易かつ確実にでき、作業性が向上するので、必ずしもコンベヤを停止させないでも運転状態での作業も可能になる。
図7はハンガーの他の実施例を示し、ローラ軸の取付部分の分解斜視図である。
なお、図7において、上記ハンガーAと同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
本実施例においては、上記ハンガーAと相違して、アタッチメント6が使用されていない。すなわち、ハンガー基体1aの両傾斜部12に貫通して設けられた軸装着部13aの周囲には突出部130が設けてある。突出部130の端縁部二箇所に、上記係合溝62と同様の係合溝131が設けてある。
このように形成したハンガー基体1aを有するハンガーは、本質的に上記ハンガーAと同様の作用効果を有するので、説明は省略する。
上記実施例においては、軸装着部13aに挿通されるローラ軸20の軸周方向の回転を防止する手段を構成する係合溝62、131を備えたコンベヤハンガーを例に採り説明したが、コンベヤハンガーは、このようなローラ軸20の軸周方向の回転を防止する手段を備えていないものでもよい。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施例に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係るハンガーの一実施例を示す斜視図。 ハンガーのローラ取付部分の断面説明図。 ハンガーのローラ軸の取付部分の分解斜視図。 図2におけるI−I部分に対応する断面説明図。 本発明に係るアタッチメントの一実施例を示し、(a)は正面図、(b)はII−II断面図。 本発明に係るトロリーコンベヤの一実施例を示す斜視説明図。 ハンガーの他の実施例を示し、ローラ軸の取付部分の分解斜視図。 従来のハンガーのローラ部分の断面説明図。
符号の説明
A ハンガー
C トロリーコンベヤ
1 ハンガー基体
10、11 構成体
12 傾斜部
13 アタッチメント装着部
13a 軸装着部
130 突出部
131 係合溝
14 案内部
15 掛止孔
1a ハンガー基体
2、2a ローラ
20 ローラ軸
200 径大軸部
201 ネジ部
202 径小軸部
205 係合段部
206 ピン孔
207 係合ピン
209 ヘッド部
21 ボールベアリング
210 中心孔
22 ローラ本体
221 外面
222 外周面
223 封鎖部材収容孔
224 ベアリング装着孔
226 空間部
227 輪溝
228 スペーサ
229 内面
23 封鎖部材
230 挿通孔
24 ナット
25 止め輪
3 搬送レール
4 フック
6 アタッチメント
60 嵌合部
61 突出部
62 係合溝
63 軸装着部
64 案内部

Claims (5)

  1. トロリーコンベヤに使用するトロリーコンベヤハンガーを構成するハンガー基体であって、
    アタッチメント装着部(13)にアタッチメント(6)が装着されており、アタッチメント(6)はローラ軸(20)を装着する軸装着部(63)を有し、ハンガー基体(1)の外側部から軸装着部(13a,63)へ通じる案内部(14,64)が形成してあり、
    アタッチメント(6)は、軸装着部(13a,63)に挿通されるローラ軸(20)の軸周方向の回転を防止する手段(62,131,207)を有していることを特徴とする、
    ハンガー基体。
  2. 請求項1記載のハンガー基体(1)の軸装着部(63,13a)に、ローラ軸(20)を装着してローラ(2,2a)が取り付けてあることを特徴とする、
    トロリーコンベヤハンガー。
  3. ローラ(2,2a)は、ローラ本体(22)とローラ本体(22)の回転軸支部に埋設されている転がり軸受(21)または滑り軸受を有しており、転がり軸受(21)または滑り軸受は少なくともローラ本体(22)によって密封若しくは掩蔽または本質的に密封若しくは掩蔽されていることを特徴とする、
    請求項2記載のトロリーコンベヤハンガー。
  4. 転がり軸受(21)または滑り軸受は、止め輪(25)によってローラ本体(22)から外れないようにしてあることを特徴とする、
    請求項3記載のトロリーコンベヤハンガー。
  5. 搬送レール(3)と、
    搬送レール(3)に掛けられる請求項2、3または4のいずれかに記載の所要数のトロリーコンベヤハンガー(A)と、
    を備えていることを特徴とする、
    トロリーコンベヤ。
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