JP4134811B2 - シフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転者がリンクなどにより直接機械的にマニュアル弁を選択レンジ位置にするのではなく、運転者が操作するスイッチからの電気的な選択レンジ信号によりアクチュエータを介してマニュアル弁を選択レンジ位置にするようにした、所謂シフトバイワイヤ式自動変速機に関し、特に、この自動変速機を駐停車レンジから走行レンジへのセレクトした時に発生するショックを軽減する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機は有段式自動変速機か無段式自動変速機かを問わず、希望する走行形態に応じて運転者がマニュアル弁を前進自動変速(D)レンジや、後進走行(R)レンジや、駐車(P)レンジや、停車(N)レンジに対応した位置にすることにより、該マニュアル弁による油路切り換え制御下で希望の走行形態(駐停車を含む)を実現することができる。
そして、マニュアル弁を希望するレンジに対応した位置にするに当たっては通常、運転者がシフトレバーを操作してマニュアル弁をリンクなどにより直接機械的に選択レンジ対応の位置に切り替えるよう構成するのが普通であった。
【0003】
ところで、運転者が操作するシフトレバーとマニュアル弁との間を上記リンクなどで連結するには大きなスペースが必要であるし、これらシフトレバーおよびマニュアル弁間の相対位置の自由度も低くなることから、これに代えて、運転者が操作するスイッチからの電気的な選択レンジ信号に応動するモータ等のアクチュエータによりマニュアル弁を電子的に選択レンジ対応の位置にするようにした、所謂シフトバイワイヤ式自動変速機が従来、例えば特許文献1により提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−203042号公報
【0005】
しかして、マニュアル弁の上記操作系以外の構成はシフトバイワイヤ式自動変速機も通常の自動変速機も同じもので、運転者が操作するスイッチからの電気的な選択レンジ信号が駐停車(P,N)レンジ信号から走行レンジ(D,R)信号に切り替わるとき、マニュアル弁が対応する走行レンジ圧の出力ポートを開くことで該ポートからの走行レンジ圧により発進用(前発進用または後発進用)摩擦要素が締結され、該発進用摩擦要素の締結によりシフトバイワイヤ式自動変速機は中立状態から動力伝達可能状態に切り替わる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、駐停車(P,N)レンジから走行レンジ(D,R)に切り替える時は、発進用摩擦要素の締結により停止状態のメンバが回転するようになることから、その回転イナーシャ分でセレクトショックが発生する。
このセレクトショックを軽減するためには、発進用摩擦要素への作動油圧の上昇を緩やかにして該発進用摩擦要素の締結進行をゆっくり行わせる必要がある。
【0007】
しかし、かかる発進用摩擦要素の締結進行が実現されるよう対応する油圧回路を設計すると、上記セレクト操作に伴う発進用摩擦要素の締結が完了する前にアクセルペダルの踏み込みが行われた時、エンジンが未だ駆動車輪に完全に結合されていないことから、エンジンが空吹け気味となって回転上昇する。
このため、かようにエンジン回転が上昇した状態で発進用摩擦要素の締結が更に進行して完了することとなり、セレクトショックが大きくなるという問題を生ずる。
【0008】
この問題解決のためには、上記セレクト操作の直後にアクセルペダルの踏み込みがあってもエンジンの空吹けが生ずることのないよう、発進用摩擦要素への作動油圧の上昇が速やかになされて発進用摩擦要素の締結が速やかに完了するよう対応する油圧回路を設計することが考えられる。
しかしこの場合、上記セレクト操作の直後にアクセルペダルの踏み込みがなかった場合に、発進用摩擦要素の締結進行が速すぎてセレクトショックが大きくなる。
従って、従来は上記セレクト操作の直後にアクセルペダルの踏み込みがあった場合と、なかった場合との双方で良好にセレクトショックを軽減することができず、いずれかを犠牲にせざるを得なかった。
【0009】
本発明は、シフトバイワイヤ式自動変速機の場合マニュアル弁を上記のアクチュエータにより単独に動作させ得て、発進用摩擦要素の締結進行速度の決め手となる走行レンジ圧出力ポートの開度を調整することができるとの事実認識に基づき、
この開度調整によって、セレクト操作の直後にアクセルペダルの踏み込みがあった場合と、なかった場合とのいずれにおいても、発進用摩擦要素の締結を好適な速度で進行させ得るようになし、もって、これらいずれの場合においても確実にセレクトショックを軽減し得るようにした装置を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明によるシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置は、請求項1に記載のごとく、
上記形式のシフトバイワイヤ式自動変速機に発進意図検出手段およびセレクト時マニュアル弁制御手段を設ける。
発進意図検出手段は、運転者がレンジ選択に際して操作するスイッチからの電気的な選択レンジ信号が駐停車レンジ信号から走行レンジ信号に切り替わるような該スイッチのセレクト操作時より設定時間中における運転者の発進意図を検出する。
セレクト時マニュアル弁制御手段は、この発進意図検出手段による発進意図の検出がない場合、マニュアル弁を、走行レンジ圧出力ポートの開度が走行レンジ位置での開度よりも小さい、セレクトショックの軽減に適したセレクトショック軽減開度となる位置に該走行レンジ位置からオフセット動作させた状態で発進用摩擦要素の締結を進行させ、上記発進意図の検出がある場合、該発進意図の検出時よりマニュアル弁を走行レンジ位置に動作させた状態で発進用摩擦要素の締結を進行させる。
【0011】
【発明の効果】
かかる構成の本発明によれば、セレクト操作時より設定時間中に運転者の発進意図がない場合、マニュアル弁の走行レンジ圧出力ポートの開度が走行レンジ位置での開度よりも小さくされているから、発進用摩擦要素の締結がゆっくりと行われることとなり、上記の発進意図がある場合は逆に、マニュアル弁の走行レンジ圧出力ポートの開度が走行レンジ位置での大きな開度にされているから、発進用摩擦要素の締結が速やかに行われることとなる。
よって、セレクト操作の直後に運転者の発進意図がない場合と、あった場合とのいずれにおいても、発進用摩擦要素の締結を好適な速度で進行させることができ、これらいずれの場合においても確実にセレクトショックを軽減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態になるセレクトショック軽減装置を具えたシフトバイワイヤ式自動変速機の制御システム図である。
図1において、1は無段変速機を含む自動変速機を示し、この自動変速機1は、マニュアルシャフト2の回転を介してマニュアル弁3のスプール3aを、P(駐車)レンジ位置、R(後進走行)レンジ位置、N(停車)レンジ位置、またはD(前進走行)レンジ位置にストロークされ、選択レンジに応じて周知のように変速制御されるものとする。
【0013】
マニュアル弁3は、ほとんどの自動変速機で採用されている一般的なPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの順次配列になる直線的なレンジパターンにならってこの順番に、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、およびDレンジ位置をスプール3aに割り当て、これらの位置ごとに以下のごとく機能する。
マニュアル弁3は、スプール3aが図1に示すごとくNレンジ位置のとき、入力ポート3bへのライン圧PLを前進走行レンジ圧出力ポート3cおよび後進走行レンジ圧出力ポート3dのいずれにも出力せず、これら出力ポート3c,3dをともに両端ドレン開口に通じさせている。
この場合自動変速機1は、出力ポート3c,3dに接続された摩擦要素を全て解放され、動力伝達を行わない中立状態となる。
【0014】
マニュアル弁3は、スプール3aが図1に示すNレンジ位置から図の右方向に変位され、図2に示すDレンジ位置になるとき、入力ポート3bへのライン圧PLを前進走行レンジ圧出力ポート3cから前進走行レンジ圧PDとして出力し、後進走行レンジ圧出力ポート3dをドレン開口に通じさせ続ける。
この場合自動変速機1は、出力ポート3cに接続された前発進用摩擦要素を締結され、前発進変速比で動力伝達を行い得る動力伝達可能状態となる。前発進変速比からのアップシフトに当たっては、前発進用摩擦要素を締結させたまま、若しくはこれとの掛け替えにより、他の摩擦要素を出力ポート3cからの前進走行レンジ圧PDにより締結させることで当該アップシフトを行うことができる。
【0015】
なお、マニュアル弁スプール3aが図2に示すDレンジ位置にあるとき、前進走行レンジ圧出力ポート3cは開度αを最大にされるが、この最大開度を、Nレンジ位置からDレンジ位置へのセレクト操作の直後にアクセルペダルの踏み込みがあってもエンジン回転数が大きく上昇する前に前発進用摩擦要素が締結を完了するよう前進走行レンジ圧PDを速やかに上昇させ得る開度とする。
【0016】
マニュアル弁3は、スプール3aが図1に示すNレンジ位置から図の左方向に変位されRレンジ位置になるとき、入力ポート3bへのライン圧PLを後進走行レンジ圧出力ポート3dから後進走行レンジ圧PRとして出力し、前進走行レンジ圧出力ポート3cをドレン開口に通じさせ続ける。
この場合自動変速機1は、出力ポート3dに接続された後進用摩擦要素を締結され、固定の後進変速比で動力伝達を行い得る動力伝達可能状態となる。
【0017】
マニュアル弁3は、スプール3aが上記のRレンジ位置から図の更に左方向に変位されPレンジ位置になるとき、入力ポート3bをスプール3aのランド3eにより遮断した応対で、後進走行レンジ圧出力ポート3dをドレンポート3fに通じさせると共に前進走行レンジ圧出力ポート3cをドレン開口に通じさせ続ける。
この場合自動変速機1は、出力ポート3c,3dに接続された摩擦要素を全て解放され、動力伝達を行わない中立状態となる。
【0018】
上記マニュアル弁スプール3aのストロークはマニュアルシャフト2の回転により生起させ、このマニュアルシャフト2を回転駆動するため、これにウォームホイール4を結着し、このウォームホイール4にウォーム5を噛合させる。
ウォーム5は、アクチュエータとしてのステップモータ6に結合し、ステップモータ6によりウォーム5およびウォームホイール4を介しマニュアルシャフト2を回転させることで、マニュアル弁3(スプール3a)をP,R,N,Dレンジ位置のいずれかにストロークさせ得るものとする。
なお、マニュアルシャフト2の回転位置と、P,R,N,Dレンジ位置との関係は、マニュアル弁スプール3aに割り当てたP,R,N,Dレンジ位置に対応させて図1に示す如きものとし、Nレンジの両隣にDレンジおよびRレンジをそれぞれ隣り合わせに位置させる。
【0019】
本実施の形態においては、ステップモータ6の回転位置(マニュアル弁3のストローク位置)をコントローラ7により制御することとし、このためコントローラ7には、マニュアルシャフト2の回転角度θを検出する角度センサ8からの信号と、アクセル開度APOを検出するアクセル開度センサ9からの信号と、エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ10からの信号と、レンジ選択スイッチ11からの電気的な選択レンジ信号Srとを入力する。
【0020】
レンジ選択スイッチ11は、運転者が、希望する走行形態に応じたP,R,N,Dレンジの選択を指令するために操作するレンジセレクタで、スイッチ本体11a内に円形のセレクトダイアル11bを収納して構成したロータリスイッチとするが、その他に、レンジの数と同数の押しボタンで構成した押しボタンスイッチすることができる。
しかし何れにしてもレンジ選択スイッチ11は、運転者が指令したP,R,N,Dレンジに対応する電気的な選択レンジ信号Srをコントローラ7に向け出力するものとする。
【0021】
コントローラ7は、選択レンジ信号Srを基に運転者が指令した選択レンジを判定し、ステップモータ6によりウォーム5、ウォームホイール4およびマニュアルシャフト2を順次介してマニュアル弁3(スプール3a)を選択レンジ対応の位置にストロークさせることを基本とするが、選択レンジ信号Srを基にNレンジからDレンジへの切り替えが指令されたと判定した時には、アクセル開度APOおよびエンジン回転数Neを基に図4の制御プログラムを実行して、本発明が狙いとするセレクトショック軽減作用を行いつつ当該NレンジからDレンジへの切り替えを行うものとする。
これがため図4の制御プログラムは、運転者がレンジ選択スイッチ11を操作して選択レンジ指令をNレンジからDレンジへ切り替えたN→Dセレクト時に開始される。
【0022】
ステップS1においては、上記のN→Dセレクト時から設定時間Toが経過したか否かをチェックする。
ここで設定時間Toは、N→Dセレクト操作から前発進用摩擦要素の締結完了までの時間をカバーする、例えば図5に示すような長さとする。
ステップS1でN→Dセレクト時から設定時間Toが経過する前であると判定した場合、今度は発進意図検出手段に相当するステップS2において、アクセル開度APOが微少設定値APOs未満で、且つ、エンジン回転数Neがアイドル回転数より若干高い設定値Nes未満であるか否かにより、運転者に発進意図があるか否かをチェックする。
【0023】
N→Dセレクトしても発進意図がなければ、ステップS3でマニュアルシャフト2(マニュアル弁3)がDレンジ位置になったと判定するまで、ステップS4においてステップモータ6の正転によりマニュアルシャフト2を図1の矢Aで示す方向に回転させ、マニュアル弁3を図1のNレンジ位置から図2のDレンジ位置に向けてストロークさせる。
ステップS3でマニュアルシャフト2(マニュアル弁3)がDレンジ位置になったと判定する時、ステップS4をスキップして制御をステップS5に進めることでマニュアル弁3を図2のDレンジ位置に保持する。
【0024】
ステップS5では、図2につき前述したマニュアル弁3のDレンジポート開度αを、図3に例示するようなセレクトショック軽減用に好適な開度にするマニュアルシャフト2の回転位置δを演算する。
次いでステップS6において、発進用摩擦要素がステップS4でのステップモータ6の正転により締結を開始したか否かをチェックし、発進用摩擦要素が締結を開始するまで制御をステップS2に戻して上記のループを繰り返す。
ステップS6で発進用摩擦要素が締結を開始したと判定する時、ステップS7でマニュアルシャフト2がセレクトショック軽減用の好適なマニュアルシャフト位置δになったと判定するまで、ステップS8においてステップモータ6を逆転させることにより、マニュアルシャフト2を図1の矢Bで示す方向に回転させ、マニュアル弁3を図2のDレンジ位置から図1のNレンジ位置に向け、例えば図3に示す位置まで戻す。
これによりマニュアル弁3のDレンジポート開度αは、図3に例示するようなセレクトショック軽減用に好適な開度に減少され、従って、ステップS7およびステップS8は、セレクト時マニュアル弁制御手段を構成する。
【0025】
次のステップS9においては、発進用摩擦要素が締結を終了したか否かをチェックし、発進用摩擦要素が締結を終了するまでステップS10において、ステップモータ6を駆動停止状態にすることによりマニュアル弁3を図3の状態に保つ。ステップS9で発進用摩擦要素が締結を終了したと判定する時、ステップS11でマニュアルシャフト2がDレンジ相当位置になったと判定するまで、ステップS12においてステップモータ6を正転させることにより、マニュアルシャフト2を図1の矢Aで示す方向に回転させ、マニュアル弁3を図3のセレクトショック軽減用の位置から図2のDレンジ位置に向けストロークさせる。
そしてステップS11でマニュアルシャフト2がDレンジ相当位置になったと判定するとき制御を終了させる。
【0026】
以上のように、ステップS1でN→Dセレクト時から設定時間Toが経過する前と判定し、且つ、ステップS2で発進意図がない(アクセル開度APO< APOs、エンジン回転数Ne< Nes)と判定する時のN→Dセレクト動作を、図5のごとく瞬時t1にN→Dセレクト操作が行われてもアクセル開度APOを0に保つ(当然、エンジン回転数Ne< Nesである)場合につき以下に説明する。
N→Dセレクト直後にステップモータ6の正転によりマニュアルシャフト2は、システムの応答後れをもって瞬時t1〜t2間にNレンジ相当位置からDレンジ相当位置に回転され、マニュアル弁3を図1のNレンジ相当位置から図2のDレンジ相当位置にストロークさせる。
【0027】
これにより前進走行レンジ圧(発進用摩擦要素の作動圧)PDは、瞬時t1以降、発進用摩擦要素が締結を開始する瞬時t3まで、油圧の応答遅れを最大限に解消しつつ上昇する。
かかる油圧の上昇により発進用摩擦要素が応答遅れT1の後の瞬時t3に締結を開始すると、ステップモータ6が逆転されてマニュアルシャフト2を介しマニュアル弁3を図2のDレンジ相当位置から図3のセレクトショック軽減位置にストロークさせる。
これによりマニュアル弁3はDレンジポート開度αを図2に示す最大開度から図3に示すセレクトショック軽減開度に低下され、前進走行レンジ圧(発進用摩擦要素の作動圧)PDを、発進用摩擦要素の締結開始瞬時t3以後における時系列変化から明らかなようにゆっくりと上昇させ、セレクトショックを軽減することができる。
【0028】
なお、N→Dセレクト直後にステップモータ6の正転によりマニュアルシャフト2(マニュアル弁3)を一旦Dレンジ相当位置にする(Dレンジポート開度αを最大にする)ことで、セレクトショックに関与しない前進走行レンジ圧(発進用摩擦要素の作動圧)PDの初期上昇遅れT1、つまり、発進用摩擦要素の締結開始遅れT1を短縮することができる。
そして、発進用摩擦要素が締結を終了する瞬時t4から応答遅れ後の瞬時t5の間に、ステップモータ6の正転によりマニュアルシャフト2(マニュアル弁3)を図3のセレクトショック軽減位置から図2のDレンジ相当位置に戻してN→Dセレクト動作を終了させるが、発進用摩擦要素が締結を開始してからN→Dセレクト動作終了までの時間T2を長くすることによりセレクトショック軽減効果が達成される。
【0029】
ところで図4のステップS1においてN→Dセレクト時から設定時間Toが経過したと判定する時は、ステップS2〜ステップS10をスキップして制御をステップS11およびステップS12に進め、マニュアル弁3を一気に図2のDレンジ位置に向けストロークさせる。
これにより、何時までもマニュアル弁3がDレンジ位置に向けストロークされない故障時におけるフェールセーフ対策を施すこととする。
【0030】
図4のステップS1でN→Dセレクト時から設定時間Toが経過する前と判定し、且つ、ステップS2で発進意図がある(アクセル開度APO≧ APOs、または、エンジン回転数Ne≧ Nes)と判定する時は、ステップS13でマニュアルシャフト2がDレンジ相当位置になったと判定するまで、ステップS14においてステップモータ6を正転させることにより、マニュアルシャフト2を図1の矢Aで示す方向に回転させ、マニュアル弁3を図1のNレンジ相当位置から図2のDレンジ位置に向けストロークさせる。
そしてステップS13でマニュアルシャフト2がDレンジ相当位置になったと判定するとき、ステップS14をスキップしてマニュアル弁3を図2のDレンジ位置に保つ。
従って、ステップS13およびステップS14は、セレクト時マニュアル弁制御手段を構成する。
【0031】
かように、N→Dセレクト時から設定時間Toが経過する前に(ステップS1)、アクセル開度APO≧ APOs、または、エンジン回転数Ne≧ Nesにより運転者が発進意図を示した(ステップS2)時のN→Dセレクト動作を、図6のごとくN→Dセレクト操作瞬時t1の後の瞬時t2にアクセル開度APOを設定値APOs以上にする(その後エンジン回転数Ne≧ Nesになる)場合につき以下に説明する。
N→Dセレクト直後にステップモータ6の正転によりマニュアルシャフト2は、システムの応答後れをもって瞬時t1〜t3間にNレンジ相当位置からDレンジ相当位置に回転され、マニュアル弁3を図1のNレンジ相当位置から図2のDレンジ相当位置にストロークさせる。
【0032】
これにより前進走行レンジ圧(発進用摩擦要素の作動圧)PDは、油圧の応答遅れをもって瞬時t1以後徐々に上昇する。
かかる油圧の上昇により発進用摩擦要素が応答遅れT1の後の瞬時t4に締結を開始しても、マニュアルシャフト2がDレンジ相当位置に保たれ、マニュアル弁3を図2のDレンジ相当位置にしてDレンジポート開度αを最大開度に保つから、前進走行レンジ圧(発進用摩擦要素の作動圧)PDは、発進用摩擦要素の締結開始瞬時t4以後における時系列変化から明らかなように急速に上昇され、エンジン回転数Neが問題となるほど上昇する前の瞬時t5に発進用摩擦要素の締結を完了させることができ、かかるエンジンの空吹けが原因の大きなショックの発生を回避することができる。
【0033】
そして、発進用摩擦要素が締結を終了する瞬時t5の後の瞬時t6にN→Dセレクト動作を終了させるが、発進用摩擦要素が締結を開始してからN→Dセレクト動作終了までの時間T3を短く(T3<T2)することによりエンジンの空吹けが原因のショックを回避することができる。
【0034】
ところで、ステップS2で運転者の発進意図を検出するに際し、アクセル開度APOが設定開度APOs以上になった時をもって運転者の発進意図があると判定するから、発進意図をエンジン回転数(Ne≧Nes)のみにより判定する場合に較べて図6のように速やかに当該判定を行うことができ、上記の作用効果を一層確実なものにすることができる。
【0035】
以上により本実施の形態においては、マニュアル弁3の開度(α)制御によりN→Dセレクト時のセレクトショック軽減とエンジン空吹けショック防止とを両立させることができる。
なお図4の制御プログラムは、N→Dセレクト時のセレクトショック軽減制御を示すものであるが、Nレンジから後進走行(R)レンジに切り替えたN→Rセレクト時においても同様の制御によりセレクトショックを同様に軽減することができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態になるセレクトショック軽減装置を具えたシフトバイワイヤ式自動変速機の制御システムを示す概略系統図である。
【図2】 同シフトバイワイヤ式自動変速機におけるマニュアル弁をDレンジ位置で示す動作説明用の横断面図である。
【図3】 同マニュアル弁をDレンジ位置から若干Nレンジ位置に向けて戻したセレクトショック軽減位置で示す動作説明用の横断面図である。
【図4】 同実施の形態におけるコントローラがN→Dセレクト時に実行するマニュアル弁制御プログラムを示すフローチャートである。
【図5】 同制御プログラムによるマニュアル弁制御動作を、N→Dセレクト直後に発進操作がなかった場合について示す動作タイムチャートである。
【図6】 同制御プログラムによるマニュアル弁制御動作を、N→Dセレクト直後に発進操作があった場合について示す動作タイムチャートである。
【符号の説明】
1 自動変速機
2 マニュアルシャフト
3 マニュアル弁
4 ウォームホイール
5 ウォーム
6 ステップモータ
7 コントローラ
8 角度センサ
9 アクセル開度センサ
10 エンジン回転センサ
11 レンジ選択スイッチ
Claims (5)
- 運転者が操作するスイッチからの電気的な選択レンジ信号に応動するマニュアル弁を具え、
選択レンジ信号が駐停車レンジ信号から走行レンジ信号に切り替わるとき、該マニュアル弁が対応する走行レンジ圧の出力ポートを開くことで該ポートからの走行レンジ圧により発進用摩擦要素の締結を介し中立状態から動力伝達可能状態にされるようにしたシフトバイワイヤ式自動変速機において、
選択レンジ信号が駐停車レンジ信号から走行レンジ信号に切り替わるような前記スイッチのセレクト操作時より設定時間中における運転者の発進意図を検出する発進意図検出手段を設け、
この手段による発進意図の検出がない場合、前記マニュアル弁を、走行レンジ圧出力ポートの開度が走行レンジ位置での開度よりも小さい、セレクトショックの軽減に適したセレクトショック軽減開度となる位置に該走行レンジ位置からオフセット動作させた状態で前記発進用摩擦要素の締結を進行させ、前記発進意図の検出がある場合、該発進意図の検出時より前記マニュアル弁を走行レンジ位置に動作させた状態で前記発進用摩擦要素の締結を進行させるようにしたセレクト時マニュアル弁制御手段を設けてなることを特徴とするシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置。 - 請求項1に記載のセレクトショック軽減装置において、前記セレクト時マニュアル弁制御手段は、前記発進意図の検出がない場合でも前記スイッチのセレクト操作時に前記マニュアル弁を一旦走行レンジ位置に動作させ、その後にマニュアル弁を前記オフセット動作させるよう構成したことを特徴とするシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置。
- 請求項1または2に記載のセレクトショック軽減装置において、前記発進意図検出手段は、アクセル開度から運転者の発進意図を検出するよう構成したことを特徴とするシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセレクトショック軽減装置おいて、前記設定時間は、前記スイッチのセレクト操作から発進用摩擦要素の締結完了までの時間をカバーするような長さとしたことを特徴とするシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセレクトショック軽減装置おいて、前記マニュアル弁のオフセット動作位置は、発進用摩擦要素の締結進行速度を発進意図のない時にセレクトショック軽減用に必要な速度となるような位置としたことを特徴とするシフトバイワイヤ式自動変速機のセレクトショック軽減装置。
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