JP4133962B2 - オイルリング組付け用マガジン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンの溝に組付けるオイルリングを積層した状態で保持するとともに、積層した状態のオイルリングから1個のオイルリングを離してピストンの溝に組付けるオイルリング組付け用マガジン装置に関するものである。
オイルリングを多数重ねて保持するとともに、オイルリングの内径が異なる場合には、オイルリングの内径に対応させて外径を自在に調整する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3426908号公報(第9頁、図4)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図18は、従来の技術の基本構成を説明する図であり、従来の「ピストンリング供給装置」は、マガジン401の縦長のマガジンセグメント402,402同士で形成する外径を調整することができる。調節を簡単に説明すると、調節軸403の工具掛け部404に工具を嵌め、工具で調節軸403を回転させると、ナット405・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)および調節アーム406・・・を介して4本のマガジンセグメント402・・・は外方に変位し、外径は大きくなる。逆に調節軸403を回転させると、4本のマガジンセグメント402・・・は内方に変位し、外径は小さくなる。従って、径違いのマガジンを必要としない。
しかし、特許文献1のピストンリング供給装置では、オイルリングの径に対応させてマガジン401の外径を調節するには、調節軸403を逐一手動で回転させて調節しなければならず、手間がかかる。
また、その都度、測定具で外径を測定する必要があり、手間がかかる。
本発明は、オイルリングの径に対するマガジンの外径調節を迅速に行うことができるオイルリング組付け用マガジン装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ピストンの溝にオイルリングを組付けるときに用いる装置であって、予め供給されたオイルリングを保持するとともに、ピストンの頭部を嵌め、且つ、リングの内径に対応させて外径を調整することが可能なマガジン装置において、マガジン装置は、ピストンを保持するカップと、このカップを保持する脚状のベース部材と、ベース部材の両端の端部材にそれぞれピストンの径方向にスライド可能に嵌めたガイドバーと、ガイドバーに両端側を取り付けた外径設定バーと、端部材の中央に軸線方向にスライド可能に嵌合するとともに、カップの基準部に当接する押し端面を有する中央ロッドと、中央ロッドに固定するとともに異なる距離を連ねて形成した錐体状の拡径カム部材と、拡径カム部材に一端を当接するとともに他端を外径設定バーに固定したレバと、中央ロッドをカップ側に押す原点復帰スプリングと、中央ロッド側に一端を掛止し、他端を外径設定バーに掛止して外径設定バーを径方向の内方に引く引張りばね部材と、端部材に取付けて、カップの一方に形成した連結部の各凹部に掛る掛止部材および止め部材と、カップの他方に形成したピストン嵌合部に、オイルリングを供給する際に嵌合する供給ガイド部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、端部材のうちカップ側は、カップに形成した連結部の各凹部に掛る掛止部材および止め部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、カップは、オイルリングの内径より大きく且つ一定に設定した外径で供給ガイド兼組付けガイド外周面を形成し、この外径と等しい外径まで外径設定バーを変位させるように基準部の深さを設定したもので、オイルリングを供給する際には、ピストン嵌合部に供給ガイド部材を嵌め、供給ガイド部材を介してオイルリングの出荷時の荷姿の状態から直接供給されるオイルリングを外径設定バーまでガイドすることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、マガジン装置は、カップと、ベース部材と、ガイドバーと、外径設定バーと、中央ロッドと、拡径カム部材と、レバと、原点復帰スプリングと、引張りばね部材と、掛止部材および止め部材と、供給ガイド部材と、を備えたので、カップの基準部で中央ロッドを押し下げると、拡径カム部材は下がると同時に、拡径カム部材に一端を当接したレバを径外方にスライドさせるので、外径設定バーは径外方に動き、マガジン装置の外径は増加する。つまり、カップを取付けるだけで、自動的にマガジン装置の外径を調節することができる。従って、オイルリングの内径に対するマガジンの外径調節を迅速に行うことができる。
請求項2に係る発明では、端部材のうちカップ側は、カップに形成した連結部の各凹部に掛る掛止部材および止め部材と、を備えたので、カップを端部材に嵌めて回すと、凹部に掛止部材が掛ってカップを止め、凹部と掛止部材止とでカップの抜けを防止することができる。その際、別の凹部に止め部材の先端が入り、凹部を押付けることで、カップの逆回りを防ぐことができる。
また、逆に回すと、先端が凹部から外れるとともに、掛止部材が凹部から外れるため、カップを端部材から取り外すことができる。つまり、カップの着脱を瞬時に行うことができる。
請求項3に係る発明では、カップは、オイルリングを供給する際には、ピストン嵌合部に供給ガイド部材を嵌め、供給ガイド部材を介してオイルリングの出荷時の荷姿の状態から直接供給されるオイルリングを外径設定バーまでガイドするので、オイルリングをマガジン装置へ供給する際に、オイルリングの合い口が重なることはなく、マガジン装置へオイルリングを供給する作業は容易になる。
また、オイルリングをマガジン装置に積層した後、カップから供給ガイド部材は外れるので、カップの他方に形成したピストン嵌合部にピストンを支持することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1(a),(b)は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の対象となるピストンおよびピストンリングの説明図である。(a)はピストンおよびピストンリングの斜視図、(b)はピストンリングを組付けたピストンの部分断面図である。
(a)において、ピストン11は、外周面12に形成した上段の溝であるリング溝13と、中段の溝であるリング溝14と、下段の溝であるリング溝15と、ピストンピン孔16と、頭部であるピストンヘッド17と、ピストンスカート18と、ピストンリング19と、を備える。
ピストンリング19は、上段のリング溝13に組付ける第1のリングとしてのトップリング21と、中段のリング溝14に組付ける第2のリングとしてのセカンドリング22と、下段のリング溝15に組付ける第1サイドリング23、オイルリング24、第2サイドリング25と、からなる。31〜35は各リング21〜25に形成した合い口を示す。
第1サイドリング23と第2サイドリング25は同じものである。Warはオイルリング24の組付け合い口幅で、オイルリング24を組付ける際に拡げる合い口34の幅である。
なお、合い口31〜35の位置を全て揃えて一致させたが、合い口31〜35の位置は任意である。
(b)において、各リング21〜25の内径D1〜D5は、自由状態においてピストン11の外径Dpより小さい。
第1サイドリング23の厚さt1は、トップリング21やセカンドリング22に比べて、薄く、ピストンリング組付け装置でピストン11に組付ける際に、拡径すると弾性変形しやすい。
オイルリング24の厚さt2は、第1サイドリング23の厚さt1より薄く、ピストンリング組付け装置でピストン11に組付ける際に、より弾性変形しやすい。
ピストン11に各リング21〜25を組付けるピストンリング組付け装置について次に説明する。
図2は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置を備えるピストンリング組付け装置の正面図である。
ピストンリング組付け装置41は、架台42と、架台42に取付け、図右のピストン11の頭部(ピストンヘッド)17を下(矢印z1の方向)にしてピストン11を搬入する搬入コンベア43と、ピストン11を位置決めする位置決め装置45と、架台42に順に取付けたオイルリング組付けステーション46と、第1サイドリング組付けステーション47と、第2サイドリング組付けステーション48と、第2のリング組付けステーション51と、第1のリング組付けステーション52と、架台42の上部に配置してピストン11をY軸方向にピッチPだけ送るピストン移載装置53と、ピストンリングを組付けたピストン11を搬出する搬出装置54と、これらを予め設定した条件に基づいて制御する制御装置(図に示していない。)と、を備える。
オイルリング組付けステーション46は、第1オイルリング組付けステーション46aを配置し、第1オイルリング組付けステーション46aの下流側の隣に第2オイルリング組付けステーション46bを併設したもので、オイルリングを組付ける場合は、第1オイルリング組付けステーション46aか第2オイルリング組付けステーション46bかの何れかでオイルリングを組付ける。
ピッチPは、各ステーション46a〜52間のピッチでもある。
図右上の軸は、直線又は回転で動く方向を示す座標軸であり、X(図3参照)は水平な直線運動(図の表裏方向)を示す軸、YはXに直交する軸、ZはX,Yに直交する鉛直軸、CはZ軸の周りの旋回運動を示す軸である。
位置決め装置45は、搬入コンベア43からピストン11を持ち上げるピストン持ち上げ装置55と、ピストン持ち上げ装置55がY軸方向に運び、下降することで載せたピストン11を更にZ軸方向に上げる上昇手段56と、上昇手段56に載せてピストン11をC軸方向に回転させ位置を決定するピストンC軸回転手段57とからなる。58は上昇手段56の上昇位置を検出するピストン上昇検出手段を示す。
ピストン持ち上げ装置55は、架台42に第1Y軸スライド機構61(第1シリンダ62を備える。)を取付け、第1Y軸スライド機構61に吊上げ機構63を取付けたもので、ピストン11を吊上げ機構63の把持手段64で矢印y1の如く挟んだ後、吊上げ機構63で矢印y2の様に上昇し、引き続き、第1Y軸スライド機構61を矢印y3の様にスライドさせ、把持手段64はピストンC軸回転手段57の回転台66にピストン11を載せ、第1Y軸スライド機構61で戻る。
ピストン11をY軸方向にピッチPだけ送るピストン移載装置53を次に説明する。
ピストン移載装置53は、架台42の上部に第2Y軸スライド機構67(ボールねじ部68、レール71を備える。)を取付け、第2Y軸スライド機構67に第1ピストンY軸移載手段74〜第6ピストンY軸移載手段79、第7ピストンY軸移載手段81をピッチPだけ離して取付けたものである。
第2Y軸スライド機構67は、距離Lp(Lp=P)だけ往復(矢印y4の方向)する。
第1オイルリング組付けステーション46aは、架台42にマガジン交換装置86を介して取付けたオイルリング用ツインマガジン装置87と、オイルリング用ツインマガジン装置87に積層したオイルリング24(図1参照)を押し出すリング押出し装置91と、リング押出し装置91の上方に配置してピストンの外周面12(図1参照)をクランプするピストンクランプ装置92と、第1ピストンY軸移載手段74と、からなる。
第2オイルリング組付けステーション46bは、第1オイルリング組付けステーション46aと同じ構成であるが、第1ピストンY軸移載手段74が第2ピストンY軸移載手段75に変わる。
オイルリング組付けステーション46aの動作の概要を次に説明する。
図3は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置を備えるオイルリング組付けステーションの概要動作説明図である。図2の3−3線断面に相当する。
オイルリング組付けステーション46aでは、予め後退限位置111で第1・第2マガジン装置117,118にオイルリング24・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)を嵌めつつ枚数Nrを積層することで、供給を済ませる。枚数Nrは、Nr=Ns(図8参照)×50%とする。その次に、制御装置の「開始ボタン」を押すと、予め設定した条件に基づいてマガジン交換装置86は前進限位置112まで移動(X軸方向)し、マガジン装置としての第1マガジン装置117に向けて第1ピストンY軸移載手段74が下降(Z軸方向)し、ピストン11を載せる。続けて、ピストンクランプ装置92がピストン11をクランプするとともに、リング押出し装置91が矢印z2のように上昇を開始し、ピストン11にオイルリング24を組付ける。リング押出し装置91がストロークSpだけ上昇して第1マガジン装置117に供給したオイルリング24を全て組付け、ない状態になると、リング押出し装置91は矢印z3のように下降し、マガジン交換装置86は、後退限位置111で旋回した後、前進限位置112まで前進する。引き続き、稼働位置113に位置する第2マガジン装置118から同様にオイルリング24を押出しながら組付ける。
オイルリング24を組付け終えたピストン11は第2ピストンY軸移載手段75を介して第3ピストンY軸移載手段76によって第1サイドリング組付けステーション47(図8参照)へ移載される。
図4は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第1の断面図である。
第1マガジン装置117は、ピストン11(図1参照)を保持するカップ201と、このカップ201を保持する脚状のベース部材202と、ベース部材202の両端の端部材203,204にそれぞれピストン11の径方向(矢印a2,a2の方向)にスライド可能に嵌めたガイドバー205・・・と、ガイドバー205・・・に両端206,206側を取り付けた外径設定バー207・・・と、端部材203,204の中央208,209に軸線211方向(Z軸方向)にスライド可能に嵌合するとともに、カップ201の基準部212に当接する押し端面213を有する中央ロッド214と、中央ロッド214に固定するとともに異なる距離r1,r2,r3を連ねて形成した錐体状の拡径カム部材215,215と、拡径カム部材215に一端216を当接するとともに他端217を外径設定バー207に固定したレバ218・・・と、中央ロッド214をカップ201側に押す原点復帰スプリング219と、中央ロッド214側に一端221を掛止し、他端222を外径設定バー207に掛止して外径設定バー207を径方向の内方(矢印a3,a3の方向)に引く引張りばね部材223・・・と、端部材204に取付けて、カップ201の一方224に形成した連結部225の各凹部226,227に掛る掛止部材228および止め部材231と、ピストン11(図1参照)の高さを位置決めするピストン高さ調節手段232と、カップ201の他方233に形成したピストン嵌合部234に、オイルリング24(図1参照)を供給する際に嵌合する供給ガイド部材235と、を備える。236はリング押出し装置91(図3参照)が備えるリング上昇機構133の分割円環184に載せた押し力均衡環部材を示す。237は原点復帰スプリング219の端を支持するスプリング支持部材である。
図5は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の斜視図である。
第1マガジン装置117は、既に説明したように、マガジン嵌合台171(図14参照)に下の端部材203をボルト194・・・で一体的に取付けることで、マガジン嵌合台171にベース部材202を固定し、両端の端部材203,204にガイドバー205・・・をそれぞれピストン11の径方向(矢印a2,a2の方向)にスライド可能に嵌め、ガイドバー205・・・に外径設定バー207・・・の両端206,206側を取付け、端部材203,204に軸線方向(Z軸方向)にスライド可能に中央ロッド214を嵌合し、中央ロッド214の押し端面213をカップ201の基準部212で、原点復帰スプリング219および引張りばね部材223・・・に抗して押し下げる(矢印z7の方向)と、拡径カム部材215,215によってレバ218・・・が径外方(矢印a4・・・方向)にスライドするので、外径設定バー207・・・は径外方(矢印a4・・・方向)に動き、外径設定バー207,207間の距離Ldで形成する第1マガジン装置117の外径Dmr(Dmr=Ld)は増加する。
原点は、図5に示す状態であり、上の端部材204から中央ロッド214の押し端面213が距離Hmだけ突出した位置であり、且つ、第1マガジン装置117の径が最小の径Dnを形成する外径設定バー207・・・の位置である。外径Dmrは、Dnから最大まで変化する。
また、第1マガジン装置117は、ベース部材202に第1オイルリング合い口ガイド部材238を結合部材239・・・で取付け、カップ201に第2オイルリング合い口ガイド部材241を取付けたものである。
第2オイルリング合い口ガイド部材241は、一方の先端にテーパガイド部242を形成し、他方に当接面243を第1オイルリング合い口ガイド部材238に段差のない状態で一体的に当接するように形成したものである。
第2オイルリング合い口ガイド部材241の幅をWgに設定した。幅Wgは、オイルリング24(図1参照)を組付ける際に拡げる合い口34(図1参照)の幅である組付け合い口幅War(図1参照)とほぼ同じである。
供給ガイド部材235、カップ201、ピストン高さ調節手段232の取付けを簡単に説明する。
オイルリングを供給する場合は、まず、図下の押し力均衡環部材236を第1オイルリング合い口ガイド部材238に沿って嵌めると同時に外径設定バー207・・・に嵌め、引き続き、ベース部材202の上の端部材204にカップ201を接続し、最後に、カップ201に供給ガイド部材235を嵌める(図4参照)。
オイルリングを組付ける場合は、供給ガイド部材235を外してカップ201内にピストン高さ調節手段232を置く(図4参照)。
供給ガイド部材235、カップ201、ピストン高さ調節手段232を詳しく次に図4を併用して説明する。
供給ガイド部材235は、本体244の一端にカップ嵌合部245をカップ201に嵌るように形成し、カップ嵌合部245に連ねて外周部246をカップ201の供給ガイド兼組付けガイド外周面247に対して段差のないように形成し、外周部246に連ねて梱包材連結部248をテーパ状に形成したものである。
カップ201は、オイルリング24(図1参照)の内径D4(図1参照)より大きく且つ一定に設定した外径Dcで供給ガイド兼組付けガイド外周面247を形成し、この外径Dcと等しい外径Dmrまで外径設定バー207・・・を変位させるように基準部212の位置(距離H1(図6参照))を設定したもので、オイルリング24(図1参照)を供給する際には、ピストン嵌合部234に供給ガイド部材235を嵌め、供給ガイド部材235を介してオイルリング24(図1参照)の出荷時の荷姿331(図16参照)の状態から直接供給されるオイルリング24(図1参照)を外径設定バー207・・・までガイドする。
なお、ここでは、距離H1は、H1=0に設定した。
また、カップ201は、上の端部材204に着脱可能に連結するために形成した連結部225を備え、連結部225は、中央に基準凹部251を端部材204に嵌合するように形成し、この基準凹部251に連ねて4箇所に切り欠き部252・・・(図8参照)をそれぞれの外径設定バー207・・・に干渉しないように形成し、切り欠き部252,252に凹部226,226(図8参照)を掛止部材228に掛止可能に形成し、基準凹部251に凹部227,227(図8参照)を止め部材231に掛止可能に形成した部位である。
さらに、カップ201は、他方233に形成したピストン嵌合部234を備え、ピストン嵌合部234は、ヘッドセット部253をピストン11の外径Dpより僅かに大きい内径で形成し、ヘッドセット部253に連ねて高さ調節手段セット部254をピストン高さ調節手段232に対応した深さで形成した部位である。
ピストン高さ調節手段232は、ピストンヘッド17(図1参照)を直接載せるヘッド載せ部材255と、ヘッド載せ部材255の中央に取付けた調節部材256とからなる。ヘッド載せ部材255には、めねじ257および工具掛け孔258・・・を開けた。調節部材256は、めねじ257に対応したおねじ261(図6参照)を形成し、おねじ261に溝262(図6参照)を形成し、溝262の間を狭める回り止めねじ孔263を形成し、中央に工具掛け六角孔264を開け、ピストン11(図1参照)の高さを位置決めする。
ベース部材202は、端部材203,204に固定バー266を4本固定した。
図6は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第2の断面図である。
第1マガジン装置117は、固定バー266に第1オイルリング合い口ガイド部材238を結合部材239・・・およびボルト268・・・で取付け、カップ201に第2オイルリング合い口ガイド部材241を嵌めた。
なお、基準凹部251に連ねて基準部212を深さH1に形成した。
図7は、図4の7−7線断面図であり、供給ガイド部材235(図5参照)を省いて示す。
ピストン高さ調節手段232は、ヘッド載せ部材255の工具掛け孔258・・・に工具を掛け、調節部材256の工具掛け六角孔264に異なる工具を掛け、回すことで高さを調節する。
図8は、図4の8−8線断面図である。
上の端部材204は、中央に凹部272を彫り込み、掛止部材228,228および止め部材231,231を取付けた。
掛止部材228は円柱状のピンである。
止め部材231は先端に後退可能(矢印b3の方向)なボールを備える。
第1マガジン装置117では、カップ201をボールの押し付けに抗して矢印c2の方向に回すと、ボールが凹部227,227から外れるとともに、掛止部材228,228が凹部226,226から外れ、カップ201を上の端部材204から取り外すことができる。カップ201を取付ける場合は、矢印c3の方向に回す。
図9は、図4の9−9線断面図である。
上の端部材204はまた、円柱状の上部材273(図6参照)にブロック274を一体的に取付け、ブロック274に固定バー266を4本取付けたものである。275は軸受けを示す。
図10は、図4の10−10線断面図である。
ガイドバー205は、端に凸部277を備え、凸部277を外径設定バー207に嵌め、凸部277を止めねじ278で固定することで、外径設定バー207の上の端206(図4参照)を支持する。
上の端部材204には、軸受け部281を介してガイドバー205をピストン11の径方向(矢印a2・・・の方向)にスライド可能に嵌めた。
なお、ガイドバー205は、下の端部材203にも4本配置したもので、下の端部材203に取付ける構成は上の端部材204と同様であり、また、外径設定バー207の下の端206に取付ける構成は上の端206に取付ける構成と同様である。
図11は、図4の11−11線断面図である。
引張りばね部材223は、外径設定バー207を径方向の内方(矢印a3・・・の方向)に引くことを目的とし、中央ロッド214側に掛止輪282を配置し、この掛止輪282に一端221を掛止し、他端222を外径設定バー207に掛止した。
図12は、図4の12−12線断面図である。
レバ218は、一端にローラ283を取付け、ローラ283を介して拡径カム部材215に一端216を当接し、他端に凸部285を形成し、凸部285を外径設定バー207に嵌め、凸部285を止めねじ286で固定し、拡径カム部材215に倣って径外方(矢印a4・・・方向)若しくは径内方(矢印a3・・・の方向)に動く。
図13は、図4の13−13線断面図である。
スプリング支持部材237は、原点復帰スプリング219(図4参照)の端287を支持するもので、中央にスプリング当接部288を設定し、中央にロッド通し孔291を中央ロッド214の径より大きい径で開け、両端にそれぞれ固定孔292,292を形成し、固定孔292,292を固定バー266,266に一体的に固定した。
ここで、図3のリング押出し装置91のリング上昇機構133について説明する。
図14は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置に用いたリング上昇機構を説明する図である。
リング上昇機構133は、マガジン装置に沿って直接ピストンリング19(図1参照)を上昇させるもので、回転テーブル158に第1マガジン装置117などのマガジンを嵌合するマガジン嵌合台171を取付け、マガジン嵌合台171の両側に配置するとともに回転テーブル158にブロック172,172を取付け、ブロック172,172の上面に第2位置決めピン174,174を取付け、これらの上面に載るとともに第2位置決めピン174,174に嵌る昇降板部材175を形成し、この昇降板部材175にリング当接手段176・・・を4個取付けたものである。
リング当接手段176は、昇降板部材175に径調節スライド部材178を取付け、径調節スライド部材178に支持板181を取付け、支持板181と径調節スライド部材178との間に圧縮ばね182を、支持板181が径の内方(矢印a1の方向)に復帰するように配置し、支持板181の先端に分割円環184を取付けたもので、圧縮ばね182並びに径調節スライド部材178によって分割円環184を第1マガジン装置117などのマガジンの外径に対して自動的に対応させる。
また、リング当接手段176は、二点鎖線で示す稼働位置113の位置でリフト二股部材132によって昇降板部材175を介して昇降することで、4個の分割円環184・・・を昇降する。
以上に述べたオイルリング組付け用マガジン装置の作用を次に説明する。
図15(a),(b)は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第1作用図である。(a)はカップ201を取付ける前の状態を示し、(b)はカップ201を取付けた状態を示す。
(a)において、第1マガジン装置117は、カップ201を外した状態では、原点復帰スプリング219の押し付け力F1によって中央ロッド214が距離Hmだけ突出すると同時に、引張りばね部材223・・・の引張り力F2よって外径設定バー207・・・が径方向の内方に限度まで移動し、最小径Dnである。最小径Dnは、オイルリング24の内径D4(図1参照)より小さく隙間δ1ができる値である。
一方、リング上昇機構133のリング当接手段176は、圧縮ばね182の押し付け力F3によって4個の分割円環184・・・を常にそれぞれの外径設定バー207・・・当接する。
上の端部材204にカップ201の連結部225が備える基準凹部251を矢印z11のように嵌めると同時に、カップ201の基準部212で中央ロッド214の押し端面213を矢印z12のように、原点復帰スプリング219および引張りばね部材223・・・に抗して押し下げる。
(b)において、カップ201の基準部212で中央ロッド214を距離Hmだけ押し下げると、拡径カム部材215,215は距離Ss(Ss=Hm)だけ下がると同時に、拡径カム部材215,215に一端216(ローラ283)を当接したレバ218・・・を径外方に距離r4(r4=r1−r3)だけスライドさせるので、外径設定バー207・・・は径外方に動き、第1マガジン装置117の外径はDn(Dn=Ld)から所定の外径Dt1に増加する。外径Dt1は、オイルリング24の内径D4(図1参照)より大きく、オイルリング24を組付ける際のオイルリング24の内径に等しい。
つまり、カップ201を取付けるだけで、自動的に第1マガジン装置117の外径を所定の外径Dt1に調節することができる。従って、オイルリング24の内径D4に対する第1マガジン装置117の外径調節を迅速に行うことができる。
一方、リング当接手段176では、カップ201を取付けた際の外径設定バー207・・・の押し付け力F4によって外径設定バー207・・・に当接させた状態で4個の分割円環184・・・を圧縮ばね182に抗して径外方に移動させる。
つまり、カップ201を取付けるだけで、オイルリング24を直接押す分割円環184・・・の径を自動的に調節することができ、分割円環184・・・の径の調節を迅速に行うことができる。
図16(a),(b)は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第2作用図である。(a)はオイルリング24を供給する前の状態を示し、(b)はオイルリング24を供給する状態を示す。
(a)において、供給ガイド部材235のカップ嵌合部245はカップ201のピストン嵌合部234に嵌り一体的に固定される。引き続き、供給ガイド部材235の梱包材連結部248にオイルリング24の出荷時の荷姿331の状態のまま梱包筒332を嵌めると、供給ガイド部材235は梱包筒332を保持するので、オイルリング24を矢印z14のように供給開始可能な状態となる。その際、オイルリング24の合い口33((b)参照)の位置(C軸方向)を第2オイルリング合い口ガイド部材241の位置(C軸方向)に一致させる。
(b)において、オイルリング24を矢印z14のように供給し始めると、ガイド部材235はオイルリング24・・・を拡径しつつカップ201へガイドする。カップ201に嵌ったオイルリング24・・・を下げ、オイルリング24の合い口33・・・が第2オイルリング合い口ガイド部材241に達すると、第2オイルリング合い口ガイド部材241は、先端に形成したテーパガイド部242で合い口33・・・を矢印z15,z15のようにガイドしつつ、合い口33の幅を組付け合い口幅Warまで矢印z15,z15のように拡げる。引き続き、第1オイルリング合い口ガイド部材238は同様に、合い口33の幅を組付け合い口幅Warに保つ。
このように、第1マガジン装置117では、カップ201の他方233に形成したピストン嵌合部234に、オイルリング24を供給する際に嵌合する供給ガイド部材235を備えるので、供給ガイド部材235によってオイルリング24を、出荷時の荷姿331の状態のまま直接第1マガジン装置117に供給することができる。
また、カップ201は、オイルリング24の内径D4(図1参照)より大きく且つ一定に設定した外径Dcで供給ガイド兼組付けガイド外周面247を形成し、この外径Dcと等しい外径Dmrまで外径設定バー207・・・を変位させるように基準部212(図6参照)の位置(距離H1)を設定したもので、オイルリング24(図1参照)を供給する際には、ピストン嵌合部234に供給ガイド部材235を嵌め、供給ガイド部材235を介してオイルリング24(図1参照)の出荷時の荷姿331の状態から直接供給されるオイルリング24(図1参照)を外径設定バー207・・・までガイドするので、オイルリング24を第1マガジン装置117へ供給する際に、オイルリング24の合い口33が重なることはなく、第1マガジン装置117へオイルリング24を供給する作業は容易になる。
図17は、本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第3作用図である。
オイルリング24を第1マガジン装置117に枚数Nrだけ積層する。オイルリング24を積層した後、カップ201から供給ガイド部材235は矢印a5のように外れるので、カップ201の他方233に形成したピストン嵌合部234に、稼働位置113(図3参照)にて送られてくるピストン11を支持することができる。
本発明のオイルリング組付け用マガジン装置は、ピストンにオイルリングを組付けるのに好適である。
本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の対象となるピストンおよびピストンリングの説明図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置を備えるピストンリング組付け装置の正面図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置を備えるオイルリング組付けステーションの概要動作説明図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第1の断面図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の斜視図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第2の断面図 図4の7−7線断面図 図4の8−8線断面図 図4の9−9線断面図 図4の10−10線断面図 図4の11−11線断面図 図4の12−12線断面図 図4の13−13線断面図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置に用いたリング上昇機構を説明する図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第1作用図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第2作用図 本発明のオイルリング組付け用マガジン装置の第3作用図 従来の技術の基本構成を説明する図
符号の説明
11…ピストン、117…マガジン装置(第1マガジン装置)、201…カップ、202…ベース部材、203,204…端部材、205…ガイドバー、206…ガイドバーの端、207…外径設定バー、208,209…端部材の中央、211…軸線、212…基準部、213…押し端面、214…中央ロッド、215…拡径カム部材、216…レバの一端、217…レバの他端、218…レバ、219…原点復帰スプリング、221…引張りばね部材の一端、222…引張りばね部材の他端、223…引張りばね部材、224…カップの一方、225…連結部、226,227…凹部、228…掛止部材、231…止め部材、233…カップの他方、234…ピストン嵌合部、235…供給ガイド部材、247…供給ガイド兼組付けガイド外周面、Dc…一定に設定した外径、D4…オイルリングの内径、r1,r2,r3…異なる距離。

Claims (3)

  1. ピストンの溝にオイルリングを組付けるときに用いる装置であって、予め供給されたオイルリングを保持するとともに、ピストンの頭部を嵌め、且つ、リングの内径に対応させて外径を調整することが可能なマガジン装置において、
    前記マガジン装置は、前記ピストンを保持するカップと、
    このカップを保持する脚状のベース部材と、
    ベース部材の両端の端部材にそれぞれピストンの径方向にスライド可能に嵌めたガイドバーと、
    ガイドバーに両端側を取付けた外径設定バーと、
    端部材の中央に軸線方向にスライド可能に嵌合するとともに、カップの基準部に当接する押し端面を有する中央ロッドと、
    中央ロッドに固定するとともに異なる距離を連ねて形成した錐体状の拡径カム部材と、
    拡径カム部材に一端を当接するとともに他端を外径設定バーに固定したレバと、
    前記中央ロッドをカップ側に押す原点復帰スプリングと、
    前記中央ロッド側に一端を掛止し、他端を外径設定バーに掛止して外径設定バーを径方向の内方に引く引張りばね部材と、
    カップに形成したピストン嵌合部に、オイルリングを供給する際に嵌合する供給ガイド部材と、を備えたことを特徴とするオイルリング組付け用マガジン装置。
  2. 前記端部材のうちカップ側は、カップに形成した連結部の各凹部に掛る掛止部材および止め部材と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のオイルリング組付け用マガジン装置。
  3. 前記カップは、オイルリングの内径より大きく且つ一定に設定した外径で供給ガイド兼組付けガイド外周面を形成し、この外径と等しい外径まで前記外径設定バーを変位させるように前記基準部の深さを設定したもので、オイルリングを供給する際には、ピストン嵌合部に前記供給ガイド部材を嵌め、供給ガイド部材を介してオイルリングの出荷時の荷姿の状態から直接供給されるオイルリングを外径設定バーまでガイドすることを特徴とする請求項1記載のオイルリング組付け用マガジン装置。
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