JP4133027B2 - 感染症知識ベース編集支援方法およびそのプログラム - Google Patents

感染症知識ベース編集支援方法およびそのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感染症システム、臨床検査システム、診断支援システム、看護支援システム等の医療情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療分野全般において、今までの経験的な医療に代わり、EBM(根拠に基づく医療)が求められている。特に感染症分野においては、医師が感染症発症の原因となる起炎菌が判明しないまま治療方針を判断しなければならない場合が多いため、治療判断の根拠となる情報が強く求められている。
【0003】
この治療判断の根拠となる情報として考えられるものの1つに、患者の病態を客観的な指標として提示するという考え方がある。例えば、「A PREDICTION RULE TO IDENTIFY LOW-RISK PATIENTS WITH COMMUNITY-ACQUIRED PNEUMONIA (New England Journal of Medicine、Vol.346、No.4、P243−250、1997年)」では、市中肺炎患者の病態に影響を与えるファクターとして、性別、基礎疾患、身体所見、検査データをそれぞれスコア化し、これらの合計スコアによって、患者の病態を「リスククラス」という指標で5段階にクラス分けすることで、入院の適否を判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来技術では、新しい医学的知見が得られた場合、ファクターの追加やスコアの修正等、知識ベースを変更する必要がある。しかし従来技術では、変更した知識の妥当性を検証することが困難であるため、知識の変更ができないという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、上記の知識ベースの妥当性を評価し、知識ベースの編集を容易にするように支援する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、感染症に対するリスクファクターごとに設定された得点と、これら得点に基づいてリスクの程度を段階的に表す第1の指標を決定するための判定基準とを有する知識データベースを評価しこの知識データベースの内容を編集する技術であって、記憶手段に格納された各個人別の症例データについて知識データベースに基づいて対応する第1の指標を判定して症例データと対応づけて記憶し、その症例データについてユーザにより判定されたリスクの程度を段階的に表す第2の指標を入力して症例データと対応づけて記憶し、複数の症例データについて第1の指標と第2の指標の組合せの各々について症例データの件数を集計して表示し、ユーザからの要求に応答して知識データベースの内容を編集する感染症知識ベース編集支援技術を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施例である感染症知識ベース編集支援システムの構成図を示す。計算機100は、処理部として制御部101と、判定部102と、シミュレーション実行部103と、判定知識編集部104と、編集候補提示部105と、症例データ作成部106とを有し、データ部として記憶装置に格納された判定知識DB(データベース)200と、症例DB300とを有する。
【0008】
計算機100は、ネットワーク110を介して入出力端末120と通信する。また計算機100は、ネットワーク110を介して臨床検査システム、医事会計システム、オーダエントリシステム、電子カルテシステム等、他の医療情報システム130と通信する。
【0009】
ネットワーク110は、院内のネットワークを前提にしているが、地域のネットワークやより広域のネットワークでもよい。また医療情報システム130は、地域医療システムでもよい。
【0010】
入出力端末120は、キーボードやマウス等を入力機能、CRTディスプレイを出力機能とするパソコン等の情報機器を想定しているが、他の入出力機能を有していてもよい。また入出力端末120は、Webブラウザ機能を搭載した端末でもよい。また計算機100と入出力端末120は、別のハードウェアとして図示しているが、入出力端末120の入出力機能が計算機100に搭載されていてもよい。
【0011】
制御部101から症例データ作成部106までの処理部をハードウェアで構成してもよい。あるいは計算機100がCPUとメモリを備え、これらの処理部をプログラムとしてメモリに格納し、CPUによってこれらのプログラムを実行してもよい。また判定部102と症例データ作成部106を他の処理部を搭載する計算機100から分離し、別の計算機に搭載してもよい。また計算機100をサーバ、入出力端末120をクライアントとするクライアント・サーバ・システムにおいて、症例データ作成部106など一部の処理部を入出力端末120で実行してもよい。
【0012】
図2は、判定知識DB200のデータ構成例を示す図である。判定知識DB200は、患者もしくは健常者の感染症の原因となる細菌等の感染源に対する抵抗力に影響を与える項目であるリスクファクターを格納するリスクファクターDB210と、判定基準DB220とで構成される。
【0013】
リスクファクターDB210は、このリスクファクターの識別子であるリスクIDを格納するフィールド211と、リスクファクターのカテゴリを格納するフィールド212と、リスクファクターの感染源に対する抵抗力への影響度を定量化した係数であるスコアを格納するフィールド213と、リスクファクターの名称を格納するフィールド214と、リスクファクターの定義や該当条件を格納するフィールド215とで構成される。
【0014】
リスクファクターには、年齢、性別等の患者基本情報、アルコール摂取、喫煙等の生活習慣情報、高血圧、高脂血症、肝疾患、糖尿病、呼吸器疾患、膠原病、脳血管障害、腎疾患、膵疾患、貧血、低栄養、ネフローゼ、心疾患、熱傷、低グロブリン血症、低補体血症、血液悪性腫瘍、固形悪性腫瘍、エイズ、好中球機能不全、低出生体重児等の基礎疾患情報、健胃薬、降圧剤、広域抗菌薬、抗潰瘍薬、ステロイド剤、免疫抑制剤、抗がん剤、インスリン等の投薬情報、カテーテル、気管切開、レスピレータ、ドレーン等の処置デバイス情報、放射線療法、開胸・開腹手術、移植、摘脾、輸血等の治療情報、寝たきり、要ICU管理状態、SIRS状態等の状態情報、などを含んでもよい。
【0015】
またここではリスクIDとして独自コードを用いているが、ICD10等の国際疾病分類コード、厚生労働省院内感染対策サーベイランスの疾病分類コード、などを用いてもよい。
【0016】
判定基準DB220は、リスクレベルの判定基準の識別子である判定IDを格納するフィールド221と、判定基準となる算出スコアの下限値、上限値を格納するフィールド222、223と、リスクレベルを格納するフィールド224と、で構成される。
【0017】
図3は、症例DB300のデータ構成例を示す図である。症例DB300は、症例データを識別する症例IDを格納するフィールド301と、患者基本情報、生活習慣情報等の基礎情報を格納するフィールド302と、患者の既往歴、現病歴等の疾患に関する情報を格納するフィールド303と、投薬に関する情報を格納するフィールド304と、カテーテル、ドレーン等のデバイス装着や手術等の処置に関する情報と、寝たきり、要ICU管理等の状態に関する情報、の処置・状態情報を格納するフィールド305と、患者のバイタルサイン、臨床検査結果等の検査結果を格納するフィールド306と、その症例に対する正解レベルとして医師のリスクレベル判定結果を格納するフィールド307と、本システムの判定部102によるリスクレベル判定結果を格納するフィールド308と、症例ごとの算出スコアを格納するフィールド309と、最終更新日を格納するフィールド310と、で構成される。
【0018】
ここでは正解レベルとして医師のリスクレベル判定結果を用いているが、感染症名や発症部位等の感染症発症情報、感染症の原因である起炎菌情報、投与した抗菌薬情報、不変、治癒等の臨床効果情報、の1つもしくは複数の情報をもとに算出した判定結果を、正解レベルとして用いてもよい。また症例DB300が正解レベルのフィールド307を保持する代わりに、医療情報システム130が他の情報とともに保持していてもよい。
【0019】
図4は、症例データ作成時の計算機100の処理手順を表すフローチャートである。また図5に症例データ作成時の入出力端末120の画面例500を示す。画面500は、患者ID入力エリア501と、患者情報取得ボタン502と、基礎情報入出力エリア503と、疾患入出力エリア504と、投薬入出力エリア505と、処置・状態入出力エリア506と、検査結果入出力エリア507と、正解レベル入出力エリア508と、判定レベル出力エリア509と、算出スコア出力エリア510と、リスクレベルの判定ボタン511と、症例DB書き込みボタン512と、で構成される。
【0020】
本システムが症例データ作成時の動作を開始すると、まず制御部101が症例データ作成部106を起動する。症例データ作成部106は、ユーザに患者ID入力エリア501に患者IDを入力させるステップ401を実行する。
【0021】
ここでユーザが患者情報取得ボタン502を押すと、症例データ作成部106は、患者ID入力エリア501に入力された患者IDをもとに、医療情報システム130から患者情報を取得し、入出力エリア503〜507の該当するエリアに出力するステップ402を実行する。
【0022】
次に症例データ作成部106は、ユーザに入出力エリア503〜507に表示された患者情報を編集させるステップ403を実行する。ユーザは、必要に応じて入出エリア503〜507に表示された患者情報について修正、追加、削除を加えることができる。ここでユーザがリスクレベルの判定ボタン511を押すと、制御部101は、判定部102を起動する。
【0023】
次に判定部102は、判定知識DB200から判定知識を読み出すステップ404を実行する。次に判定部102は、ステップ404で読み出した判定知識をもとに、入出力エリア503〜507に表示されている患者情報に対してリスクレベル判定を行うステップ405を実行する。すなわち表示されている患者情報のうちフィールド214(リスクファクター名称)及びフィールド215(定義・条件)に該当するリスクファクターについてスコアを求め、すべてのリスクファクターのスコアを合計して算出スコアを求める。次に判定基準DB220を参照してその算出スコアに該当するリスクレベルを求める。次に症例データ作成部106は、ステップ405で算出した判定レベルと算出スコアを判定レベル出力エリア509、算出スコア出力エリア510にそれぞれ出力するステップ406を実行する。
【0024】
次に症例データ作成部106は、ユーザに正解レベル入出力エリア508に正解レベルを入力させるステップ407を実行する。前述したように、感染症発症情報、起炎菌情報、抗菌薬情報、臨床効果情報、などをもとに算出した判定結果を正解レベルとして用いる場合は、ステップ402の時点で、症例データ作成部106が正解レベル入出力エリア508に正解レベルを出力してもよい。これにより、より客観的に正解レベルを設定できる。またユーザが正解レベルを入力する代わりに他の医療情報システム130から取得した正解レベルを正解レベル入出力エリア508に表示してもよい。
【0025】
次に症例データ作成部106は、ユーザに画面例500に表示されている情報を症例データとして症例DB300に書き込むかどうか判断させるステップ408を実行する。ここでユーザが症例DB書き込みボタン512を押すと、症例データ作成部106は、入出力エリア503〜507、正解レベル入出力エリア508、判定レベル出力エリア509、および算出スコア出力エリア510に表示されている情報を症例DB300に格納するステップ409を実行する。このとき症例データ作成部106は、自動的に症例IDを付加する。ステップ407の後、ユーザが処理終了を指示したとき、制御部101は症例データ作成時の処理を終了する。
【0026】
画面例500では、患者ID「P000003」の患者情報が基礎情報、疾患、投薬、処置・状態、検査結果、の各入出力エリアに入力されたことを示している。またこの患者情報に対する正解レベルが「4」、本システムのリスクレベル判定による判定レベルが「5」、算出スコアが「125」であることを示している。また図3では、画面例500に表示された情報が本システムによって症例ID「C000003」を付加され、症例DB300に格納されたことを示している。
【0027】
図6は、シミュレーション・知識編集時の計算機100の処理手順を表すフローチャートである。本システムがシミュレーション・知識編集時の動作を開始すると、まず制御部101は、症例DB300から症例データの全体を読み出すステップ601を実行する。次に制御部101は、判定知識DB200から現在のリスクレベル判定知識の全体を読み出すステップ602を実行する。次に制御部101は、ステップ602で読み出した判定知識をメモリ上に保存し、入出力端末120に出力するステップ603を実行する。
【0028】
図7は、ステップ603により判定知識が出力された入出力端末120の画面例800を示す。画面例800は、左側のフレームの上段に配置されたカテゴリ選択エリア801に、リスクファクターDB210のカテゴリ「疾患」が表示されている。このとき疾患情報に関するリスクファクター、スコアなどがリスクファクター表示エリア802に表示されている。またカテゴリ選択エリア801はプルダウンメニューになっており、ユーザが患者の基礎情報、疾患、投薬、処置・状態の各カテゴリを選択すると、リスクファクター表示エリア802の表示内容を選択されたカテゴリに属するものに変更できる。また左側のフレームの下段に配置された判定基準設定エリア803に、判定基準DB220の各レベルの算出スコアの上限、下限、それぞれの値が表示されている。また左側のフレームに表示されている判定知識は、常にメモリ上に保存されている。
【0029】
次に制御部101は、シミュレーション実行部103を起動する。ここでユーザがシミュレーション実行ボタン804を押すことにより、シミュレーション実行部103は、シミュレーションを実行するステップ604を実行する。シミュレーションの内容は、読み込んだ症例データの全体について、正解レベル(フィールド307)と判定レベル(フィールド308)の各組合せに該当する症例データの件数を集計する。その結果として正解レベルを行、判定レベルを列とする行列が生成される。この行列を以下、評価マップと呼ぶ。次にシミュレーション実行部103は、メモリ上に保存した結果を入出力端末120に出力するステップ605を実行する。
【0030】
図8は、シミュレーション実行後の入出力端末120の画面例900を示す。画面例900では、シミュレーション結果として、右側のフレームの上段に配置された評価マップ901が表示されている。評価マップ901は、縦方向に本システムのシミュレーションによる正解レベル、横方向に判定レベルに該当する症例データの件数を示している。即ち評価マップ901の太枠で囲まれた数字は、本システムのシミュレーションによる判定レベルと正解レベルが一致した症例データ数を示している。また太枠の下側のエリア902の数字は、本システムのシミュレーションによる判定レベルが正解レベルよりも低い症例データの数を示している。また太枠の上側のエリア903の数字は、本システムのシミュレーションによる判定レベルが正解レベルよりも高い症例データの数を示している。正解レベル分布画面ボタン904は、ユーザが正解レベル分布図の作成を要求するためのボタンであり、詳細は図15の説明とともに後述する。
【0031】
次に制御部101は、ユーザが判定知識の編集を開始したかどうかを検知するステップ606を実行する。ユーザが判定知識の編集を開始したとき、ステップ607へ行く。ステップ607では、ユーザは、シミュレーション結果および編集候補提示の支援を受けながら、リスクファクター、スコアおよび判定基準を自由に編集できる。ユーザが判定知識を編集すると、メモリ上の判定知識が追加、変更、削除される。
【0032】
リスクファクターの編集を行う場合、ユーザは、リスクファクター表示エリア802に表示されているリスクファクターをクリックして選択する。このとき制御部101は、判定知識編集部104を起動する。
【0033】
図9は、リスクファクター選択時の入出力端末120の画面例1000を示す。画面例1000では、ユーザがリスクファクター表示エリア802に表示されているリスクファクター「糖尿病(uncontrolled)」を選択したとき、「糖尿病(uncontrolled)」が太枠で囲まれ、選択状態になっていることを示している。また画面例1000では、選択されたリスクファクターのスコアおよび名称が、それぞれスコア入出力エリア1002およびリスクファクター名称入出力エリア1003に表示されていることを示している。この例では、リスクファクター「糖尿病(uncontrolled)」に定義・条件が設定されていないため、定義・条件入出力エリア1004には何も表示されていないが、定義・条件が設定されているリスクファクターに対しては、定義・条件入出力エリア1004に、設定された定義・条件が表示される。
【0034】
図10は、画面例1000で、ユーザがリスクファクター「糖尿病(uncontrolled)」について、スコアを「40」に変更し、「糖尿病薬使用かつ空腹時血糖が200mg/dL以上」という条件を加えたときの、入出力端末120の画面例1100を示す。
【0035】
まずユーザが、「30」と表示されているスコア入出力エリア1002に「40」と上書き入力する。次にユーザは、定義・条件入出力エリア1004に「糖尿病薬」と入力し、右側の「and」ボタンを押す。すると、定義・条件入出力エリア1004で、ユーザが入力した「糖尿病薬」の文字の右側に「&」が表示される。次にユーザは、検査項目選択エリア1103で、プルダウンメニューによって検査項目「空腹時血糖」を選択する。次にユーザは、下限値設定エリア1104に「200」を入力する。このとき、ユーザが定義・条件追加ボタン1105を押すと、定義・条件入出力エリア1004に「200mg/dL≦空腹時血糖」と表示される。最後に、ユーザは、表示内容更新ボタン1106を押す。以上により、リスクファクター表示エリア802のリスクファクター「糖尿病(uncontrolled)」のスコアおよび定義・条件の表示が変更される。
【0036】
リスクファクターDB210に含まれていない患者基礎情報、疾患、投薬、処置・状態、検査結果などをリスクファクターとして新たに追加する場合は、ユーザは、画面例1000において、リスクファクター表示エリア802に表示されているリスクファクターを選択せずに、スコア入出力エリア1002、リスクファクター名称入出力エリア1003または定義・条件入出力エリア1004に直接入力する。
【0037】
判定基準を編集する場合には、ユーザは、判定基準設定エリア803に表示された判定基準を編集する。
【0038】
ユーザが知識を編集し終えてシミュレーション実行ボタン804を押すと、制御部101は、再度ステップ604を実行する。ユーザは、シミュレーション実行ごとに更新される評価マップ901を参照し、適切なシミュレーション結果となるまで知識編集を繰り返す。適切なシミュレーション結果とは、症例データの件数が正解レベル、判定レベルを要素とする行列の対角要素にできるだけ集まるようなシミュレーション結果である。
【0039】
次に制御部101は、ユーザにエリア902もしくはエリア903を選択させることで、リスクファクターDBの編集候補を提示するかどうかを判断するステップ608を実行する。
【0040】
ステップ608において、ユーザがエリア902、903のどちらも選択しない場合、次に制御部101は、ユーザに正解レベル分布画面表示ボタン904を選択させることで、判定基準の候補を提示するかどうかを判断するステップ610を実行する。
【0041】
ステップ610において、ユーザが正解レベル分布画面表示ボタン904を選択しない場合、次に制御部101は、ユーザにより編集された判定知識を判定知識DB200に上書きすることが指示されたかどうか判断するステップ612を実行する。
【0042】
ユーザは、判定知識DB200に上書きする場合、判定知識DB更新ボタン1109を押す。これに伴い、判定知識編集部104は、編集された判定知識を判定知識DB200に上書きするステップ613を実行する。
【0043】
このように、ユーザがリスクファクター、スコア、リスクファクターの条件・定義を変更したり、判定基準を変更することによって、簡易にリスクレベルの判定知識を編集できる。またシミュレーションにより、簡易に判定知識の編集結果の妥当性を確認しながら判定知識を編集できる。
【0044】
またステップ608において、ユーザがエリア902、903のいずれかを選択すると、制御部101は、リスクファクターDBの編集候補を提示するステップ609を実行する。
【0045】
図11は、ステップ609実行時の処理手順を示すフローチャートである。まず制御部101は、編集候補提示部105を起動する。次に編集候補提示部105は、ユーザが評価マップ901上でエリア902とエリア903のいずれのエリアを選択したかを判定するステップ1201を実行する。
【0046】
ステップ1201で、ユーザがエリア902を選択した場合、編集候補提示部105は、症例DB300からエリア902で示される全ての症例データをメモリ上に読み出すステップ1202を実行する。次に編集候補提示部105は、エリア902の症例データに含まれ、かつリスクファクターDB210に格納されていない患者情報を、追加リスクファクターの候補として、入出力端末120に出力するステップ1203を実行する。次に編集候補提示部105は、エリア902の改善に関連する比較的にスコアの低いリスクファクターを、スコアを高くする編集候補として入出力端末120に出力するステップ1204を実行する。
【0047】
このときこのスコアを高くする編集候補のエリア902での出現頻度を同時に表示しても良い。またスコアを高くする編集候補をエリア902での出現頻度順に表示しても良い。またスコアを高くする編集候補のエリア902以外で出現頻度が低い順に表示しても良い。またスコアを高くする編集候補のエリア902以外での出現頻度を同時に表示しても良い。またこれらを組合せて、スコアを高くする編集候補を表示する順番を変更しても良い。
【0048】
図12は、ステップ1204実行後の入出力端末120の画面例1300を示す。ユーザは、追加リスクファクター候補出力エリア1302に出力されたリスクファクター候補や、スコア編集候補(低→高)出力エリア1303に出力されたスコア編集候補を参照しながら、リスクファクターの追加やスコアのアップなどの編集を行うことができる。
【0049】
このようにユーザがリスクファクターDB210に格納されていない患者情報をリスクファクターとして追加する、もしくはリスクファクターDB210に格納されているリスクファクターのスコアを高くする、という行為を効率的に支援できるので、ユーザは、より簡易に判定知識を編集できる。
【0050】
またステップ1201で、ユーザがエリア903を選択した場合、編集候補提示部は、症例DB300からエリア903で示される全ての症例データをメモリ上に読み出すステップ1205を実行する。次に編集候補提示部105は、エリア903の改善に関連する比較的にスコアの高いリスクファクターをスコアを低くする編集候補として、入出力端末120に出力するステップ1206を実行する。
【0051】
このときスコアを低くする編集候補のエリア903での症例データの出現頻度を同時に表示しても良い。またスコアを低くする編集候補をエリア903での出現頻度順に表示しても良い。またスコアを低くする編集候補のエリア903以外での出現頻度を同時に表示しても良い。またスコアを低くする編集候補をエリア903以外で出現頻度が低い順に表示しても良い。またこれらを組合せて、スコアを低くする編集候補を表示する順番を変更しても良い。
【0052】
図13は、ステップ1206実行後の入出力端末120の画面例1400を示す。ユーザは、スコア候補(高→低)出力エリア1402に出力されたリスクファクターコア編集候補を参照しながらスコアのダウンなどの編集を行うことができる。
【0053】
このようにユーザがリスクファクターDB210に格納されているリスクファクターのスコアを低くする、という行為を効率的に支援できるので、ユーザはより簡易に判定知識を編集できる。
【0054】
また提示された編集候補をユーザがクリックなどで選択した場合、選択されたリスクファクターを、画面例1300や1400の左側のフレームに本システムが自動的に表示してもよい。これにより、ユーザが入力する手順を削減できるので、より効率的に判定知識を編集できる。
【0055】
また、ステップ610において、ユーザが正解レベル分布画面表示ボタン904を選択すると、制御部101は、編集候補提示部105を起動し、判定基準編集候補を提示するステップ611を実行する。
【0056】
図14は、ステップ611実行時の本システムの動作を表すフローチャートである。まず編集候補提示部105は、各正解レベル別に算出スコアをカウントし、正解レベル分布画面を生成し、これを入出力端末120の評価マップ901が表示されていた位置に表示するステップ1501を実行する。次に編集候補提示部105は、正解レベル分布から各正解レベルの最低算出スコアを抽出し、判定基準候補を作成するステップ1502を実行する。
【0057】
次に編集候補提示部105は、ステップ1501〜1503の結果を、入出力端末120に出力するステップ1504を実行する。
【0058】
図15は、正解レベル分布画面1601表示後の入出力端末120の画面例1600を示す。画面例1600では、ステップ1502で作成された判定基準編集候補が判定基準編集候補出力エリア1602に出力される。評価マップ画面ボタン1604は、ユーザが評価マップ901の再表示を指示するためのボタンである。
【0059】
図16は、正解レベル分布画面1601の拡大図1700を示す。画面例1700は、横軸が算出スコア、縦軸が症例数を示している。また分布1701、分布1702、分布1703、分布1704、分布1705は、それぞれ正解レベル1〜5の症例データの集団を示している。またスコア1706、スコア1707、スコア1708、スコア1709は、それぞれ正解レベル1〜5の症例データの集団の最低算出スコアを示している。例えば医師がレベル3と判定した症例データの算出スコアは、最低35、最高110であることを示している。
【0060】
上記例では、最低、最高算出スコアとその分布図を表示しているが、正解率、本システムが正解レベルよりも低く判定した誤り率、本システムが正解レベルよりも高く判定した誤り率などを算出し、表示してもよい。
【0061】
ユーザは、画面例1600の右側のフレームに提示された判定基準編集候補を参照しながら左側のフレームで判定基準の編集作業を行うことができる。これにより、正解レベルよりも低く判定する誤りを避けるように判定基準が表示されるので、ユーザはより簡易に判定基準を編集できる。また提示された判定基準編集候補をクリックするなどしてユーザが選択した場合、選択された判定基準を判定基準設定エリア1603に、本システムが自動的に表示してもよい。これによりユーザが入力する手順を削減できるので、より効率的に判定知識を編集できる。このようにシミュレーション結果をもとに判定基準の編集候補を提示することにより、より簡易に判定知識を編集することができる。
【0062】
なお知識DBが、各項目とその項目の抵抗力への影響度に応じて可変する影響度を定量化した係数を格納する項目DBと、各個人情報に該当する項目の係数から算出された感染源への抵抗力を数値的に示す点数をもとに各指標を判定するための判定基準を格納する判定基準DBとで構成されてもよい。
【0063】
また知識DBに各項目の抵抗力への影響度を示す複数の選択肢のうち選択された選択肢に応じて可変する係数を設けるようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、感染症の知識ベースの編集を容易にするように支援できる。また知識ベースの編集結果の妥当性を確認しながら、その編集を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である感染症知識ベース編集支援システムの構成図である。
【図2】判定知識DBのデータ構成例を示す図である。
【図3】症例DBのデータ構成例を示す図である。
【図4】実施例の症例データ作成時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】症例データ作成時の入出力端末の画面例を示す図である。
【図6】シミュレーション・知識編集時の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】判定知識出力後の入出力端末の画面例を示す図である。
【図8】シミュレーション実行後の入出力端末の画面例を示す図である。
【図9】リスクファクター選択時の入出力端末の画面例を示す図である。
【図10】判定知識編集時の入出力端末の画面例を示す図である。
【図11】リスクファクターDB編集候補提示時の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】ステップ1204後の入出力端末の画面例を示す図である。
【図13】ステップ1206後の入出力端末の画面例を示す図である。
【図14】判定基準編集候補提示時の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】正解レベル分布画面表示時の入出力端末の画面例を示す図である。
【図16】正解レベル分布画面の例を示す図である。
【符号の説明】
100:計算機、102:判定部、103:シミュレーション実行部、104:判定知識編集部、105:編集候補提示部、106:症例データ作成部、120:入出力端末、200:判定知識DB、210:リスクファクターDB、220:判定基準DB、300:症例DB、901:評価マップ、1601:正解レベル分布画面

Claims (5)

  1. 感染症に対するリスクファクターごとに設定された得点と、前記得点に基づいてリスクの程度を段階的に表す第1の指標を決定するための判定基準とを有する知識データベースを評価し前記知識データベースの内容を編集する方法であって、
    記憶手段に格納された各個人別の症例データについて前記知識データベースに基づいて対応する前記第1の指標を判定して前記症例データと対応づけて記憶し、
    前記症例データについてユーザにより判定されたリスクの程度を段階的に表す第2の指標を入力して前記症例データと対応づけて記憶し、
    複数の前記症例データについて前記第1の指標と前記第2の指標の組合せの各々について前記症例データの件数を集計して表示し、
    ユーザからの要求に応答して前記知識データベースの内容を編集することを特徴とする感染症知識ベース編集支援方法。
  2. 前記第1の指標より前記第2の指標が低い前記症例データについて、前記得点が低い前記リスクファクターを高くするための編集候補として表示し、前記第1の指標より前記第2の指標が高い前記症例データについて前記得点が高い前記リスクファクターを低くするための編集候補として表示することを特徴とする請求項1記載の感染症知識ベース編集支援方法。
  3. 前記判定基準は、前記第1の指標が前記得点の前記症例データごとの合計値の範囲によって決定されるように設定されており、前記症例データと対応づけられる前記第2の指標が決定されるような前記合計値の範囲を前記判定基準編集の候補として算出して表示することを特徴とする請求項1記載の感染症知識ベース編集支援方法。
  4. 計算機に、感染症に対するリスクファクターごとに設定された得点と、前記得点に基づいてリスクの程度を段階的に表す第1の指標を決定するための判定基準とを有する知識データベースを評価し前記知識データベースの内容を編集する機能を実現させるためのプログラムであって、
    計算機に、記憶手段に格納された各個人別の症例データについて前記知識データベースに基づいて対応する前記第1の指標を判定して前記症例データと対応づけて記憶する機能、
    入力手段によって、判定が入力された前記症例データについてのリスクの程度を段階的に表す第2の指標を前記症例データと対応づけて記憶する機能、
    表示手段に、複数の前記症例データについて前記第1の指標と前記第2の指標の組合せの各々について前記症例データの件数を集計して表示させる機能、および
    編集手段によって、前記知識データベースの内容を編集する機能を実現させるためのプログラム。
  5. 表示手段に、前記第1の指標より前記第2の指標が低い前記症例データについて前記得点が低い前記リスクファクターを高くするための編集候補として表示させる機能、および前記第1の指標より前記第2の指標が高い前記症例データについて前記得点が高い前記リスクファクターを低くするための編集候補として表示させる機能を実現させるための請求項4記載のプログラム。
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