JP4133022B2 - 回転飲食台における巡回路への除菌ブース取付方法および除菌ブース用取付具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転飲食台における巡回路上へ、除菌(殺菌)用の紫外線ランプを内装させた略トンネル型の除菌ブースを取付ける方法および取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転飲食台の巡回路上の商品、例えば商品皿に載置させた寿司を、除菌し、鮮度維持させるため、回転飲食台の巡回路上に、内部に紫外線ランプ等を配した門型、トンネル型等の除菌ブースを取付ける方法としては以下の方法が知られている。
【0003】
第1の方法、除菌ブースを巡回路上に設置した後、除菌ブースの側板の前面、あるいは後面と巡回路の側壁上面との間、あるいは除菌ブースの側板の内面と巡回路の側壁上面との間、にL型金具を配し、このL型金具を止具を介して止着することにより、除菌ブースを巡回路へ取付ける。
【0004】
第2の方法、除菌ブースを巡回路上に設置した後、除菌ブースの側板下方に穿孔させた止着孔と、基台の除菌ブース設置位置に対応する個所に穿孔させた止着孔と、に止具を介して止着することにより、除菌ブースを巡回路へ取付ける。
【0005】
第3の方法、除菌ブースを巡回路上に設置した後、除菌ブースの側板に下設させた支持棒を、基台の除菌ブース設置位置に対応する個所に穿孔させた支持孔に挿入することにより、除菌ブースを巡回路へ取付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法においては、第1、第2の方法はいずれも予め除菌ブースおよび巡回路の側壁に止着孔を穿孔させておく必要があり、また、第3の方法は巡回路の側壁に支持孔を穿孔させておく必要があり、穿孔作業が面倒であるばかりか、所定位置に確実に取付けなければならず、除菌ブースの設置作業に慎重性を必要とするため、設置作業性が極めて良くなかった。
【0007】
また、除菌ブースの設置位置を変更する場合には、巡回路の側壁上面の別の個所へ止着孔、支持孔を新たに穿孔させる必要があり、使用しない既存の止着孔、支持孔が外部に露呈するため、この止着孔、支持孔を被覆する作業が別途必要であった。
【0008】
また、いずれの方法においても除菌ブースを、既設の回転飲食台の巡回路の好みの位置に容易に設置することができなかった。
【0009】
また、除菌ブースのメンテナンス時には、各止具を取外して行わなければならず、面倒であるばかりか、メンテナンス完了後、再び止具により除菌ブースを取付けなければならず、非常に面倒であった。
【0010】
本発明は、このような欠点に鑑み、既存の回転飲食台の巡回路へ、除菌ブースを極めて容易に設置することができ、除菌ブースのメンテナンス性を向上させた回転飲食台における巡回路への除菌ブースの取付方法および除菌ブース用取付具を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転飲食台における巡回路上へ、紫外線ランプを内装させた略トンネル型の除菌ブースを、取付ける方法において、除菌ブースの下端縁を巡回路の両側壁上に設置させた後、平板状の本体の一側縁に、水平方向に長孔を穿孔させてなる支持板を上設させ、支持板を上設させた側縁と隣接する側縁に、案内板を下設させてなる第1取付具を、案内板を巡回路の一方の側壁内面に、本体を巡回路の側壁上に、支持板を除菌ブースの側板の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブースの幅方向の二隅の内の一方に配し、案内板を、第1取付具の案内板と対称位置に、下設させてなる第2取付具を、案内板を巡回路の他方の側壁内面に、本体を巡回路の側壁上に、支持板を除菌ブースの側板の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブースの幅方向の二隅の内の他方に配し、各長孔内に止具を装着し、除菌ブースを巡回路に固定することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る回転飲食台の巡回路上へ除菌ブースを取付けるための取付具は、図1〜図5に示すように、以下の構成からなるものである。
【0013】
本発明で使用する回転飲食台は、基台12の上部で、すし等の商品を巡回させるクレセントチェーンからなる巡回路14が配設されたものである。
【0014】
この回転飲食台に取付ける除菌ブース18は、内部に紫外線ランプ16を複数その長さ方向に配設させた略トンネル型のものであり、巡回路14の両側壁20上に設置させ、巡回路14を巡回される商品を紫外線ランプ16により除菌、殺菌するために使用する。
【0015】
本発明に係る除菌ブース用取付具(以下単に取付具という)は、第1取付具30と、第2取付具32と、からなるものであり、以下に詳述する。
【0016】
第1取付具30は、図4に示すように、平板からなる本体22の一側縁(図4(ハ)において上側)に、水平方向に長孔24を穿孔させてなる支持板26を上設させ、支持板26を上設させた側縁と隣接する別の側縁(図4(ハ)において右側)に、案内板28を下設させてなるものである。
【0017】
本例において、本体22の長さは巡回路14の側壁20の上面の幅より長くし、除菌ブース18を取付けた際、接触面積を大きくし(摩擦係数を増大させ)、安定固定させる配慮がなされている。
【0018】
また、支持板26は本体22の一側縁の先端部に設けられている。
【0019】
また、支持板26の水平方向に穿孔された長孔24は、除菌ブース18との固着力を増強させるため、上下に2個穿孔させてある。
【0020】
この長孔24は、除菌ブース18の巡回路14上への取付時に、巡回路14の幅に対応させて第1取付具30を調整し(移動させ)た際、除菌ブース18の側板32の前面または後面に対する支持板26の位置がズレても、後述の止具36を介して確実に止着させるためのものである。
【0021】
第2取付具32は、図5に示すように、案内板28を第1取付具30の案内板28と対称位置(図5(ハ)において左側)に下設させてなるものである。
【0022】
止具36は、除菌ブース18の側板34の前面および後面の、第1取付具30および第2取付具32の支持板26の長孔24に対応した位置に、予め設けられたボルト38と、このボルト38を支持板26の長孔24内に嵌挿させた後、ボルト38に螺入させるナット40と、により構成されている。
【0023】
なお、図中42は湯呑み、小皿用巡回路、44は商品を載置させた商品皿を示す。
【0024】
本発明に係る取付具を介して除菌ブース18を既設の回転飲食台の巡回路14上へ取付ける方法を、以下に詳述する。
【0025】
まず、除菌ブース18を、その下端縁を巡回路14の両側壁20上に載置させることにより、巡回路14上の好みの位置へ設置する。
【0026】
次に、取付具である第1取付具30を、その案内板28を巡回路14の一方(図1、図3において左側)の側壁20内面に、その本体22を巡回路14の側壁20上に、その支持板26を除菌ブース18の側板34の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブース18の幅方向の二隅の内の一方に配置する。
【0027】
この際、除菌ブース18の側板34の前面および後面に予め設けられた止具36であるボルト38を、支持板26の長孔24内に、嵌挿させる。
【0028】
また、支持板26の長孔24により、巡回路14の幅に対応させて第1取付具30の位置を調整し(移動させ)、除菌ブース18の側板34の前面または後面に対する支持板26の位置がズレても、止具36を介して確実に止着させることが可能となる。
【0029】
また、案内板28の巡回路14の側壁20の内面への当接、支持板26の長孔24内への除菌ブース18の止具36であるボルト38の嵌挿、により第1取付具30の設置位置が極めて容易に決定付けられる。
【0030】
次に、取付具である第2取付具32を、その案内板28を巡回路14の他方(図1、図3において右側)の側壁20内面に、その本体22を巡回路14の側壁20上に、その支持板26を除菌ブース18の側板34の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブース18の幅方向の二隅の内の他方に配置する。
【0031】
次に、除菌ブース18の長さ方向の他側(図3において奥側)にも、同様に第1取付具30および第2取付具32を配置する。
【0032】
次に、各長孔24内に嵌挿させた除菌ブース18の側板34の前面または後面に設けた止具36であるボルト38に、止具36であるナット40を螺入させる。
【0033】
上記作業により、除菌ブース18を巡回路14上に固定する。
【0034】
このため、巡回路14の側壁20への止着孔の穿孔、および除菌ブース18の所定位置への配置作業、が全く必要なく、巡回路14の幅に対応させて第1取付具30および第2取付具32の位置を調整し(移動させ)、案内板28の巡回路14の側壁20の内面への当接、支持板26の長孔24内への除菌ブース18の止具36の嵌挿、により取付具の設置位置を極めて容易に決定付けることができるため、除菌ブース18を巡回路14へ極めて容易に設置することができ、作業性が極めて向上する。
【0035】
また、除菌ブース18のメンテナンス時においても、除菌ブース18を巡回路14から容易に取外して行うことができるばかりか、メンテナンス完了後、巡回路18へ容易に設置することができ、メンテナンス性に優れている。
【0036】
これに加え、除菌ブース18の設置位置を変更する場合、巡回路14の側壁20上面の別の個所へ止着孔を新たに穿孔させる必要がなく、単に除菌ブース18を変更位置に移動させた後、第1取付具30および第2取付具32からなる取付具および止具36により固定すればよく、また巡回路14の側壁20上面に止着孔が存在しないため、巡回路14、除菌ブース18のみならず回転飲食台の外観を損なうことが全くない。
【0037】
なお、本例において、第1取付具30および第2取付具32の支持板26の本体22に対する上設位置は、本体22の一側縁の先端部であるが、本体22の一側縁の他の部分、あるいは全域にわたって上設させてもよく、その上設位置は特に限定されることはない。
【0038】
また、止具36は、除菌ブース18の側板34の前後面に設けたボルト38、およびこのボルト38に螺入させるナット40により構成されているが、ネジ、その他の止着手段とすることは自由である。
【0039】
また、第1取付30および第2取付具32の本体22の裏面にゴム、樹脂等の緩衝材を取付け、摩擦係数を増大させることは自明である。
【0040】
また、除菌ブース18は略トンネル型の他、門型、ドーム型等の巡回路14上を被覆可能な形状であれば、その形状は特に限定されることはない。
【0041】
また、除菌ブース18には紫外線ランプ16のみを内装させてあるが、オゾンランプ、その他の除菌効果を奏する機構を配備させることは自由である。
【0042】
また、除菌ブース18を拡幅自在とすることにより、巡回路14の幅が相違するより多種類の回転飲食台へも極めて容易に取付けることが可能となることは自明である。
【0043】
【発明の効果】
本発明に係る回転飲食台における巡回路への除菌ブースの取付方法および除菌ブース用取付具によれば、既設の回転飲食台の巡回路の側壁への止着孔の穿孔、および除菌ブースの所定位置への配置作業、が全く必要なく、巡回路の幅に対応させて第1取付具および第2取付具の位置を調整し(移動させ)、案内板の巡回路の側壁の内面への当接、支持板の長孔内への除菌ブースの止具の嵌挿、により取付具の設置位置を決定付けることができるため、除菌ブースを既設の回転飲食台の巡回路への設置、取外しが極めて容易であり、メンテナンス性も極めて向上する。
【0044】
また、除菌ブースの設置位置を変更する場合、巡回路の側壁上面の別の個所へ止着孔を新たに穿孔させる必要がなく、単に除菌ブースを変更位置に移動させた後、取付具および止具により固定するだけでよく、また巡回路の側壁上面に止着孔が存在しないため、巡回路、除菌ブースのみならず回転飲食台の外観を損なうことが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転飲食台の巡回路への除菌ブースの取付け状態を示す縦断面図。
【図2】同、側面図。
【図3】同、斜視図。
【図4】第1取付具を示す、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図、(ハ)は平面図。
【図5】第2取付具を示す、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図、(ハ)は平面図。
【符号の説明】
14 巡回路
16 紫外線ランプ
18 除菌ブース
20 側壁(巡回路14の)
22 本体
24 長孔
26 支持板
28 案内板
30 第1取付具
32 第2取付具
34 側板(除菌ブース18の)
36 止具
Claims (2)
- 回転飲食台における巡回路(14)上へ、紫外線ランプ(16)を内装させた略トンネル型の除菌ブース(18)を、取付ける方法において、
除菌ブース(18)の下端縁を巡回路(14)の両側壁(20)上に設置させた後、
平板状の本体(22)の一側縁に、水平方向に長孔(24)を穿孔させてなる支持板(26)を上設させ、支持板(26)を上設させた側縁と隣接する側縁に、案内板(28)を下設させてなる第1取付具(30)を、
案内板(28)を巡回路(14)の一方の側壁(20)内面に、本体(22)を巡回路(14)の側壁(20)上に、支持板(26)を除菌ブース(18)の側板(34)の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブース(18)の幅方向の二隅の内の一方に配し、
案内板(28)を、第1取付具(30)の案内板(28)と対称位置に、下設させてなる第2取付具(32)を、
案内板(28)を巡回路(14)の他方の側壁(20)内面に、本体(22)を巡回路(14)の側壁(20)上に、支持板(26)を除菌ブース(18)の側板(34)の前面または後面に、それぞれ当接させ、除菌ブース(18)の幅方向の二隅の内の他方に配し、
各長孔(24)内に止具(36)を装着し、除菌ブース(18)を巡回路(14)に固定することを特徴とする回転飲食台における巡回路への除菌ブース取付方法。 - 平板からなる本体(22)の一側縁に、水平方向に長孔(24)を穿孔させてなる支持板(26)を上設させ、支持板(26)を上設させた側縁と隣接する別の側縁に、案内板(28)を下設させてなる第1取付具(30)と、
案内板(28)を、第1取付具(30)の案内板(28)と対称位置に、下設させてなる第2取付具(32)と、
からなる除菌ブース用取付具。
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