JP4132429B2

JP4132429B2 - Skin preparation

Info

Publication number: JP4132429B2
Application number: JP18300099A
Authority: JP
Inventors: 香ほり佐々木; 貞徳坂; 均澤田; 國寛宮本; 統広瀬; 悟中田
Original assignee: Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Current assignee: Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Priority date: 1999-06-29
Filing date: 1999-06-29
Publication date: 2008-08-13
Anticipated expiration: 2019-06-29
Also published as: JP2001010943A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は角質細胞除去用ふきとり化粧料に関する。さらに詳しくは特定量のセージ水を配合することを特徴とする角質細胞除去用ふきとり化粧料に関する。本発明の角質細胞除去用ふきとり化粧料は、例えば、ふきとり専用化粧水、化粧水、クリーム、クレンジングクリーム、マッサージクリーム、乳液、パック、洗顔料等の化粧品として好適に利用される。
【０００２】
【従来の技術】
くすみの原因の一つとして、角質層肥厚による透明感の低下が知られており、この角質層の肥厚を抑制するとくすみの防止になることがわかってきている。こうした理由から、化粧料等の皮膚外用剤に要求される大きな目的の一つに古い角質を除去する効果がある。
【０００３】
この目的効果を達成するために、従来、ＡＨＡ（α-ヒドロキシ酸）、スクラブ剤等の角質除去効果を有する原料を配合することが行われてきた。
【０００４】
しかし、ＡＨＡは人によっては肌に悪い影響を与える例も報告されている。
【０００５】
また、スクラブ剤としては、クルミ殻、ポリエチレン末等が用いられるが、スクラブ粒が真球状でなければ肌を傷つける恐れもあると考えられる。
【０００６】
また、化粧料に配合される植物抽出物等の有効成分は、従来は抽出物の色・匂い等の理由から１重量％以下であることが一般的であった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、角質除去効果を一層高めた角質細胞除去用ふきとり化粧料を提供すべく鋭意研究した結果、角質細胞除去用ふきとり化粧料にセージ水を５〜９０％配合すると顕著な角質除去効果を示すという新たな知見を見出し、本発明を完成するに至った。
【０００８】
本発明は角質除去効果が従来よりも一層改善された角質細胞除去用ふきとり化粧料を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、セージ水を５〜９０重量％含有することを特徴とする角質細胞除去用ふきとり化粧料を提供するものである。
【００１０】
また、本発明は、前記セージ水がセージの乾燥葉を水蒸気蒸留したものであることを特徴とする前記の角質細胞除去用ふきとり化粧料を提供するものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について詳述する。
【００１２】
本発明に用いるセージ水とは、セージの乾燥葉を水蒸気蒸留した液体である。例えば、セージ乾燥葉1kgを水蒸気蒸留した場合100kgのセージ水が得られる。
【００１３】
前記セージとは、シソ科アキギリ属の植物で、和名をヤクヨウ（薬用）サルビア、学名をSalvia officinalis L.といい、主に地中海沿岸で産出される。
【００１４】
前記セージ水は通常植物抽出液として化粧品などに配合されるが、一般に植物抽出液は色・匂い・安定性の点などから１重量％以下配合するのが普通である。
【００１５】
前記セージ水は従来、抗菌作用、収れん作用、血行促進作用、抗炎症作用などが知られているが、角質細胞間接着物質デスモソームの分解酵素活性を促進する効果を持つため、特定量を配合すると角質除去効果を呈する。
【００１６】
角質除去効果を発揮するセージ水の配合量は、皮膚外用剤全量中５〜９０重量％が好ましく、さらに好ましくは、３０〜９０重量％である。３０〜９０重量％配合すると角質除去効果は一層向上する。
【００１７】
本発明の角質細胞除去用ふきとり化粧料とは、化粧料、医薬品、医薬部外品等、外皮に適用されるものを指し、その剤型に制限はなく、例えば、透明可溶化系、マイクロエマルジョン系、乳化系、ゲル系、軟膏系、水−油二層系、水−油−粉末三層系等幅広い形態を取り得る。
【００１８】
本発明の角質細胞除去用ふきとり化粧料には、使用目的に応じて、上記必須成分の他に通常化粧料や医薬品等の皮膚外用剤に用いられる他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができ、常法により製造される。
【００１９】
例えば、炭化水素類、油脂、ロウ類、各種エステル油、動物油、植物油、シリコーン油、脂肪酸、高級アルコールなどの油剤、エタノール、多価アルコールなどのアルコール類、両性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤などの両親媒性物質、酸化チタン、マイカ、酸化鉄などの顔料、カルボキビニルポリマー、キサンタンガム、ヒアルロン酸などの高分子類、色素、ビタミン類、紫外線吸収剤、ホルモン剤、香料、抗酸化剤、防腐剤、キレート剤から選ばれた任意の一種または二種以上を上記必須成分と共に配合して、目的とする角質細胞除去用ふきとり化粧料の剤形に応じて常法により製造することができる。
【００２０】
[デスモソーム分解酵素活性の測定]くすみの原因の一つとして、角質層肥厚による透明感の低下が知られており、この角質層の肥厚を抑制するとくすみの防止になることがわかってきている。角質層の肥厚化は、角質細胞の剥離がその剥離時期を逸するために起こることであり、この一つとして角質細胞の各細胞間を接着している物質であるデスモソームの分解酵素活性が関与している。そこで、セージ水とその他植物抽出物について、デスモソーム分解酵素活性を促進する作用があるかどうかを試験した。
【００２１】
刈・剃毛した白色ハートレー系雌モルモットの背部皮膚の表面をメスで削り、角質細胞の粉末を得た。それを0.1％Triton X-100を含む0.2M Tris-HCl buffer(pH 9.0)に10mg/mlに懸濁して分散し、ホモジナイズした後1500rpmで10分間遠心分離し、上清を得た。これを、デスモソーム分解酵素の粗酵素溶液とした。
【００２２】
デスモソーム分解酵素活性促進効果を測定する試料として、以下に示す植物抽出物等を用いた。なお試料は、一丸ファルコス社製に限定して検討した。
１．フィテレンEG-199（スギナ：BG）
２．フィテレンEG-009（マンネンロウ：BG）
３．セージ水
４．アローケープリキッド B-7
５．フィテレンEG-048（サボンソウ：BG）
６．ファルコレックスボダイジュ
７．ファルコレックストウキンセンカ
８．ファルコレックスオトギリソウ
９．ファルコレックスハマメリスB
１０．ファルコレックスオランダカラシB
１１．ファルコレックスブクリョウB
【００２３】
デスモソーム分解酵素の活性の測定は、既報のごとくセリンプロテアーゼ活性として、トリプシン様活性に合成基質（Boc-Phe-Ser-Arg-MCA；ペプチド研3107-V）を用いた。
【００２４】
粗酵素溶液450μlに10mg/mlの試料を50μl加え、37℃で１時間インキュベートした。その後5mMの合成基質40μlを加えて37℃で90分間インキュベートし、合成基質を分解させた。反応終了後、ただちに蛍光分光光度計にて蛍光強度（Ex/Em=380/460）を測定した。
【００２５】
各試料についてデスモソーム分解酵素活性促進率を測定し、グラフ１にその結果を示した。活性測定の結果は、試料未添加の場合を100％として表した。
【００２６】
【グラフ１】

【００２７】
グラフ１から明らかなように、セージ水にはデスモソーム分解酵素活性を促進し、その結果として古い角質を除去する効果がある。
【００２８】
次に、セージ水の濃度とデスモソーム分解酵素活性との相関を、同様の方法で調べた。
【００２９】
【グラフ２】

【００３０】
グラフ２から明らかなように、セージ水のデスモソーム分解酵素活性促進効果は、セージ水濃度依存的に向上し、５重量％以上ではっきりと認められ、３０重量％以上で著しい。
【００３１】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。尚、配合量については、他に指定のない限り重量％を表す。
【００３２】
「実施例１、２、３」に示す各実施例について以下の角質細胞の測定試験を行い、ふきとり専用化粧水の場合はふきとった際の、クリームや乳液といった塗布する化粧料の場合は塗布後一定時間おいて洗浄した際の、その使用感及び効果を評価した。評価は20〜50才の女性20人を対象とし、使用感についてはアンケートの結果により、角質細胞除去効果については下に述べる実験により評価した。
【００３３】
[セージ水を配合した化粧料によって除去される角質細胞数の測定１]実際にセージ水を配合したふきとり専用化粧水で人間の皮膚をふきとり、使用感の良し悪し及び角質細胞除去作用があるかどうかを試験した。
【００３４】
「実施例１ふきとり専用化粧水」「Ａ１〜Ｅ１」「control １」「表１」に示す各例について以下の角質細胞除去実験を行い、その使用感及び効果を評価した。
【００３５】
洗顔後一定時間手などで触れずに安静にしておいた人間の片頬を、セージ水を配合したふきとり化粧水を３ml含ませたコットンで、もう片頬をcontrol 1を同様に含ませたコットンで、それぞれ５回同じ条件でふきとった。ふきとった部分は両頬とも頬中央の同じ位置一ヶ所とし、５回ともその部分をふきとることとした。
【００３６】
ふきとった部分にセロテープを貼ってはがし、テープをエオジン法で染色して1cm四方内で染色された細胞数を数えた。
【００３７】
【表１】

【００３８】
【グラフ３】

【００３９】
グラフ３から明らかなように、セージ水を含有するふきとり化粧水には角質を除去あるいははがれやすくする効果がある。
【００４０】
[セージ水を配合した化粧料によって除去される角質細胞数の測定２]実際にセージ水を配合したクリームを人間の皮膚に塗布し、一定時間おいた後洗浄した場合に、使用感の良し悪し及び角質細胞除去作用があるかどうかを試験した。
【００４１】
「実施例２クリーム」「Ａ２〜Ｄ２」「control ２」「表２」に示す各例について以下の角質細胞除去実験を行い、その使用感及び効果を評価した。
【００４２】
洗顔後一定時間手などで触れずに安静にしておいた人間の片頬にセージ水を配合したクリームを１ml、もう片頬にcontrol 2を同量、それぞれ塗布した。塗布した位置は両頬とも頬中央の同じ位置一ヶ所２cm四方とした。
【００４３】
塗布後８時間経ってから両頬を同様に水で洗顔し、塗布した部分にセロテープを貼ってはがし、テープをエオジン法で染色して1cm四方内で染色された細胞数を数えた。
【００４４】
【表２】

【００４５】
【グラフ４】

【００４６】
グラフ４から明らかなように、セージ水を含有するクリームには角質を除去あるいははがれやすくする効果がある。
【００４７】
[セージ水を配合した化粧料によって除去される角質細胞数の測定３]実際にセージ水を配合した乳液を人間の皮膚に塗布し、一定時間おいた後洗浄した場合に、使用感の良し悪し及び角質細胞除去作用があるかどうかを試験した。
【００４８】
「実施例３乳液」「Ａ１〜Ｄ３」「control ３」「表３」に示す各例について以下の角質細胞除去実験を行い、その使用感及び効果を評価した。
【００４９】
洗顔後一定時間手などで触れずに安静にしておいた人間の片頬にセージ水を配合した乳液を１ml、もう片頬にcontrol 3を同量、それぞれ塗布した。塗布した位置は両頬とも頬中央の同じ位置一ヶ所２cm四方とした。
【００５０】
塗布後８時間経ってから両頬を同様に水で洗顔し、塗布した部分にセロテープを貼ってはがし、テープをエオジン法で染色して1cm四方内で染色された細胞数を数えた。
【００５１】
【表３】

【００５２】
【グラフ５】

【００５３】
グラフ５から明らかなように、セージ水を含有する化粧料には角質を除去あるいははがれやすくする効果がある。
【００５４】
またグラフ３〜５から明らかなように、セージ水を含有する化粧料について、ふきとり専用化粧水と、クリーム及び乳液とでは、ふきとり専用化粧水の方が角質細胞除去効果が高い。
【００５５】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量については、他に指示のない限り重量％を示す。
【００５６】
以下の処方を有する実施例４〜１８の皮膚外用剤を常法により製造したところ、何れも角質除去効果を有し、また、丘疹、膿庖、紅斑等を発生することのない安全性の高い角質細胞除去用ふきとり化粧料であった。
【００５７】
「実施例１ふきとり専用化粧水」
セージ水 70重量％
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.9
モノオレイン酸ソルビタン 0.1
オリブ油 0.1
ジプロピレングリコール 5.0
エタノール 5.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００５８】
「実施例２クリーム」
セージ水 50重量％
モノミリスチン酸デカグリセリル 1.8
水素添加大豆リン脂質 0.6
モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 0.3
ステアリン酸 4.0
ベヘニルアルコール 4.0
パルミチン酸セチル 2.0
スクワラン 8.0
ミリスチン酸オクチルドデシル 8.0
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
メチルポリシロキサン(300cSt) 0.2
ジプロピレングリコール 5.0
L-アルギニン 0.1
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００５９】
「実施例３乳液」
セージ水 50重量％
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 1.0
テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 0.5
モノステアリン酸ソルビタン 1.0
ステアリン酸 0.5
ベヘニルアルコール 0.5
ミツロウ 0.5
スクワラン 10.0
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 10.0
デカオレイン酸デカグリセリル 3.0
1,3-ブチレングリコール 7.0
キサンタンガム 0.04
カルボキシビニルポリマー 0.08
トリエタノールアミン 0.05
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６０】
「実施例４化粧水」
セージ水 90重量％
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.9
モノオレイン酸ソルビタン 0.1
オリブ油 0.1
エタノール 5.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６１】
「実施例５化粧水」
セージ水 50重量％
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.9
モノオレイン酸ソルビタン 0.1
オリブ油 0.1
ジプロピレングリコール 5.0
エタノール 10.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６２】

【００６３】
「実施例７ふきとり専用化粧水」
セージ水 50重量％
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.9
モノオレイン酸ソルビタン 0.1
オリブ油 0.1
ジプロピレングリコール 5.0
エタノール 10.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６４】

【００６５】
「実施例９ふきとり専用化粧水」
セージ水 30重量％
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
テトラオレイン酸POE(60)ソルビトール 0.9
モノオレイン酸ソルビタン 0.1
オリブ油 0.1
ジプロピレングリコール 5.0
エタノール 5.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６６】

【００６７】
「実施例１１クリーム」
セージ水 30重量％
POE(40)モノステアリン酸 2.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.0
ステアリン酸 2.0
セタノール 2.0
スクワラン 12.0
マカデミアナッツ油 4.0
メチルポリシロキサン(300cSt) 0.2
1,3-ブチレングリコール 7.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６８】
「実施例１２クレンジングクリーム」
セージ水 25重量％
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 2.0
テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 1.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 2.0
ステアリン酸 4.0
セタノール 2.0
パルミチン酸セチル 2.0
パラフィン(135°F) 2.0
流動パラフィン(＃70) 30.0
パルミチン酸イソプロピル 10.0
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 10.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
L-アルギニン 0.1
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００６９】
「実施例１３マッサージクリーム」
セージ水 30重量％
POE(20)セチルエーテル 2.0
親油型モノステアリン酸グリセリル 4.0
セタノール 2.0
パルミチン酸セチル 2.0
白色ワセリン 6.0
スクワラン 30.0
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 5.0
メドウホーム油 3.0
メチルポリシロキサン（300cSt) 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
トリエタノールアミン 0.1
グリセリン 15.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７０】
「実施例１４乳液」
セージ水 30重量％
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 1.0
テトラオレイン酸POE(40)ソルビトール 1.5
親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
ステアリン酸 0.5
ベヘニルアルコール 1.5
パルミチン酸セチル 0.5
スクワラン 5.0
2-エチルヘキサン酸セチル 5.0
メチルポリシロキサン(100cSt) 0.5
1,3-ブチレングリコール 7.0
キサンタンガム 0.1
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７１】
「実施例１５パック」
セージ水 30重量％
ポリビニルアルコール 13.0
カラギーナン 0.5
1,3-ブチレングリコール 3.0
エタノール 8.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７２】
「実施例１６パック」
セージ水 50重量％
ベントナイト 11.0
カオリン 9.0
酸化チタン 2.0
POE(20)セチルエーテル 1.0
1,3-ブチレングリコール 10.0
グリセリン 10.0
ポリビニルアルコール 1.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７３】
「実施例１７洗顔料」
セージ水 25重量％
ラウリン酸 10.0
パルミチン酸 12.0
ステアリン酸 10.0
N-ラウロイルメチルタウリンナトリウム 5.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 2.0
ポリエチレングリコール1500 10.0
濃グリセリン 10.0
ソルビトール 5.0
オリブ油 1.0
水酸化カリウム 7.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７４】
「実施例１８洗顔料」
セージ水 25重量％
ミリスチン酸 15.0
パルミチン酸 5.0
ステアリン酸 3.0
ミツロウ 3.0
ポリエチレングリコール6000 2.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
ヤシ油脂酸ジエタノールアミド 3.0
濃グリセリン 15.0
水酸化カリウム 5.5
N-ラウロイルサルコシンナトリウム 10.0
防腐剤適量
香料適量
精製水残余
【００７５】
【発明の効果】
本発明によれば、優れた角質除去効果を有する角質細胞除去用ふきとり化粧料を提供することができる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a wipe cosmetic for removing keratinocytes . More particularly, the present invention relates to a wiping cosmetic for removing keratinocytes , characterized by blending a specific amount of sage water. The keratinocyte removing wiping cosmetic of the present invention is suitably used as cosmetics such as wiping skin lotion, lotion, cream, cleansing cream, massage cream, milky lotion, pack, face wash and the like.
[0002]
[Prior art]
One of the causes of dullness is known to be a decrease in transparency due to thickening of the stratum corneum, and it has been found that dullness can be prevented by suppressing the thickening of the stratum corneum. For these reasons, one of the major objectives required for skin preparations such as cosmetics is the effect of removing old keratin.
[0003]
In order to achieve this object effect, conventionally, raw materials having an exfoliating effect such as AHA (α-hydroxy acid) and a scrub agent have been blended.
[0004]
However, it has been reported that AHA adversely affects the skin depending on the person.
[0005]
As the scrub agent, walnut shell, polyethylene powder or the like is used, but it is considered that the skin may be damaged unless the scrub particles are spherical.
[0006]
In addition, the active ingredient such as a plant extract to be blended in cosmetics is generally 1% by weight or less for reasons such as the color and smell of the extract.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
As a result of intensive studies to provide a keratinocyte-removing wiping cosmetic material with a further enhanced keratin removal effect, the present inventors have found that when sage water is added to the keratinocyte-removing wiping cosmetic material in an amount of 5 to 90%, remarkable keratin removal is achieved. The inventors have found a new finding that the effect is exhibited and have completed the present invention.
[0008]
An object of the present invention is to provide a wiping cosmetic for removing keratinocytes, which has further improved keratin removal effect than before.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention provides a wipe cosmetic for removing keratinocytes characterized by containing 5 to 90% by weight of sage water.
[0010]
The present invention also provides the wiping cosmetic for removing keratinocytes , wherein the sage water is obtained by steam-distilling dried leaves of sage.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail.
[0012]
The sage water used in the present invention is a liquid obtained by steam distillation of dried sage leaves. For example, when 1 kg of dried sage leaves is steam distilled, 100 kg of sage water is obtained.
[0013]
The sage is a plant belonging to the genus Akigiri, a Japanese name is Yakuyo (medicinal) salvia and a scientific name is Salvia officinalis L., which is mainly produced in the Mediterranean coast.
[0014]
The sage water is usually blended in cosmetics and the like as a plant extract, but generally the plant extract is blended in an amount of 1% by weight or less from the viewpoint of color, odor and stability.
[0015]
The sage water has conventionally been known to have antibacterial action, astringent action, blood circulation promoting action, anti-inflammatory action, etc., but since it has the effect of promoting the degradation enzyme activity of the interstitial cell adhesion substance desmosome, Exhibits an exfoliating effect.
[0016]
The blending amount of sage water that exerts the exfoliating effect is preferably 5 to 90% by weight, more preferably 30 to 90% by weight, based on the total amount of the external preparation for skin. When 30 to 90% by weight is blended, the exfoliation effect is further improved.
[0017]
The wiping cosmetic for removing keratinocytes of the present invention refers to cosmetics, pharmaceuticals, quasi-drugs and the like that are applied to the outer skin, and there is no limitation on the dosage form, for example, transparent solubilization system, microemulsion It can take a wide variety of forms such as a system, an emulsion system, a gel system, an ointment system, a water-oil two-layer system, and a water-oil-powder three-layer system.
[0018]
The wipe cosmetic for removing keratinocytes according to the present invention does not impair the effects of the present invention by adding other components that are usually used in skin external preparations such as cosmetics and pharmaceuticals, in addition to the above essential components, depending on the purpose of use. It can mix | blend suitably in the range and is manufactured by a conventional method.
[0019]
For example, hydrocarbons, fats and oils, waxes, various ester oils, animal oils, vegetable oils, silicone oils, fatty acids, alcohols such as higher alcohols, alcohols such as ethanol and polyhydric alcohols, amphoteric surfactants, anionic surfactants Agents, amphiphilic substances such as cationic surfactants, pigments such as titanium oxide, mica and iron oxide, polymers such as carboxyl vinyl polymer, xanthan gum and hyaluronic acid, dyes, vitamins, UV absorbers, hormones Any one or more selected from agents, fragrances, antioxidants, preservatives, and chelating agents are blended together with the above essential ingredients, and are usually used according to the intended wiping cosmetic preparation for removing keratinocytes. It can be manufactured by the method.
[0020]
[Measurement of Desmosome Degrading Enzyme Activity] One of the causes of dullness is known to be a decrease in transparency due to thickening of the stratum corneum, and it has been found that suppressing this thickening of the stratum corneum can prevent dullness. The thickening of the stratum corneum occurs because the detachment of the horny cells misses the time of detachment, and one of them involves the activity of the desmosome degrading enzyme, a substance that adheres between the cells of the horny cells. is doing. Therefore, sage water and other plant extracts were tested for their ability to promote desmosome-degrading enzyme activity.
[0021]
The surface of the dorsal skin of a white Hartley female guinea pig that had been cut and shaved was shaved with a scalpel to obtain keratinocyte powder. It was suspended and dispersed at 10 mg / ml in 0.2 M Tris-HCl buffer (pH 9.0) containing 0.1% Triton X-100, homogenized, and then centrifuged at 1500 rpm for 10 minutes to obtain a supernatant. This was used as a crude enzyme solution of desmosome-degrading enzyme.
[0022]
The following plant extracts and the like were used as samples for measuring the desmosome-degrading enzyme activity promoting effect. Note that the sample was limited to Ichimaru Falcos.
1. Phytylene EG-199 (Sugina: BG)
2. Phytylene EG-009 (Mannenrou: BG)
3. Sage water4. Arrow Cape Liquid B-7
5. Phytylene EG-048 (Savonso: BG)
6). Falco Rex Bodaige 7. Falco Rex Tokinsenka8. 8. Falco Rex Hypericum Falco Rex Hamamelis B
10. Falco Rex Netherlands Karashi B
11. Falco Rex Bukuryu B
[0023]
The activity of desmosome-degrading enzyme was measured by using a synthetic substrate (Boc-Phe-Ser-Arg-MCA; Peptide Lab. 3107-V) for trypsin-like activity as previously reported serine protease activity.
[0024]
50 μl of 10 mg / ml sample was added to 450 μl of the crude enzyme solution, and incubated at 37 ° C. for 1 hour. Thereafter, 40 μl of 5 mM synthetic substrate was added and incubated at 37 ° C. for 90 minutes to decompose the synthetic substrate. Immediately after completion of the reaction, the fluorescence intensity (Ex / Em = 380/460) was measured with a fluorescence spectrophotometer.
[0025]
The acceleration rate of desmosome-degrading enzyme activity was measured for each sample, and the results are shown in graph 1. The result of the activity measurement was expressed as 100% when no sample was added.
[0026]
[Graph 1]

[0027]
As is clear from graph 1, sage water has an effect of promoting desmosome-degrading enzyme activity and consequently removing old keratin.
[0028]
Next, the correlation between the sage water concentration and the desmosome-degrading enzyme activity was examined by the same method.
[0029]
[Graph 2]

[0030]
As is apparent from Graph 2, the desmosome-degrading enzyme activity promoting effect of sage water is improved depending on the sage water concentration, clearly recognized at 5% by weight or more, and remarkable at 30% by weight or more.
[0031]
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited only to these examples. In addition, about a compounding quantity, weight% represents unless otherwise specified.
[0032]
For each of the examples shown in “Examples 1, 2, and 3”, the following keratinocyte measurement test is performed. In the case of a cosmetic to be applied such as a cream or an emulsion, The feeling of use and the effect when washed after a certain period of time were evaluated. Evaluation was performed on 20 women aged 20 to 50 years, and the feeling of use was evaluated by a questionnaire result, and the effect of removing keratinocytes was evaluated by an experiment described below.
[0033]
[Measurement of the number of keratinocytes removed by cosmetics containing sage water 1] Actually wipe off human skin with a wiping skin lotion formulated with sage water. I tested it.
[0034]
The following keratinocyte removal experiment was conducted for each of the examples shown in “Example 1 wipes-only lotion”, “A1 to E1”, “control 1”, and “Table 1” to evaluate the feeling of use and effects.
[0035]
Cotton with 3ml of wiping lotion containing sage water and cotton with control 1 in the other cheek. And wiped 5 times under the same conditions. The wiped part was placed at the same position in the center of both cheeks, and that part was wiped out 5 times.
[0036]
The cellophane was affixed to the wiped part and peeled off, and the tape was stained by the eosin method to count the number of cells stained within 1 cm square.
[0037]
[Table 1]

[0038]
[Graph 3]

[0039]
As apparent from Graph 3, the wipe lotion containing sage water has an effect of easily removing or peeling off the keratin.
[0040]
[Measurement of the number of keratinocytes removed by cosmetics containing sage water 2] When a cream containing sage water is actually applied to human skin and washed for a certain period of time, it feels good and bad In addition, it was tested whether or not it had a keratinocyte removing action.
[0041]
The following keratinocyte removal experiment was conducted for each example shown in “Example 2 cream”, “A2 to D2”, “control 2”, and “Table 2” to evaluate the feeling of use and effects.
[0042]
After washing the face, 1 ml of cream containing sage water was applied to one cheek of a human who had been kept quiet without touching for a certain period of time, and the same amount of control 2 was applied to the other cheek. The application position was set to be 2 cm square at the same position in the center of both cheeks.
[0043]
After 8 hours from the application, both cheeks were washed with water in the same manner, and the tape was affixed to the applied part, and the tape was stained by the eosin method to count the number of cells stained within 1 cm square.
[0044]
[Table 2]

[0045]
[Graph 4]

[0046]
As is apparent from Graph 4, the cream containing sage water has an effect of easily removing or peeling off the keratin.
[0047]
[Measurement of the number of keratinocytes removed by cosmetics containing sage water 3] When the emulsion containing sage water is actually applied to human skin and washed for a certain period of time, the feeling of use is good or bad In addition, it was tested whether or not it had a keratinocyte removing action.
[0048]
The following keratinocyte removal experiment was conducted for each example shown in “Example 3 Emulsion”, “A1 to D3”, “control 3”, and “Table 3” to evaluate the feeling of use and effects.
[0049]
After washing the face, 1 ml of the emulsion containing sage water was applied to one cheek of a human who had been kept quiet without touching it for a certain period of time, and the same amount of control 3 was applied to the other cheek. The application position was set to be 2 cm square at the same position in the center of both cheeks.
[0050]
After 8 hours from the application, both cheeks were washed with water in the same manner, and the tape was affixed to the applied part, and the tape was stained by the eosin method to count the number of cells stained within 1 cm square.
[0051]
[Table 3]

[0052]
[Graph 5]

[0053]
As is apparent from the graph 5, the cosmetic containing sage water has an effect of easily removing or peeling off the keratin.
[0054]
Further, as is apparent from graphs 3 to 5, for cosmetics containing sage water, the wipe-only lotion has a higher effect of removing keratinocytes in the wipe-only lotion, cream and emulsion.
[0055]
【Example】
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited only to these examples. In addition, about the compounding quantity, weight% is shown unless otherwise indicated.
[0056]
When the skin external preparations of Examples 4 to 18 having the following prescription were produced by a conventional method, all had an exfoliating effect and high safety without causing papules, pus, erythema, etc. It was a wiping cosmetic for removing keratinocytes .
[0057]
“Example 1 Wiper skin lotion”
70% by weight of sage water
Dipotassium glycyrrhizinate 0.2
Citric acid 0.1
Sodium citrate 0.3
Tetraoleic acid POE (60) sorbitol 0.9
Sorbitan monooleate 0.1
Olive oil 0.1
Dipropylene glycol 5.0
Ethanol 5.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0058]
"Example 2 cream"
50% by weight of sage water
Decaglyceryl monomyristate 1.8
Hydrogenated soybean phospholipid 0.6
Hexaglyceryl monomyristate 0.3
Stearic acid 4.0
Behenyl alcohol 4.0
Cetyl palmitate 2.0
Squalane 8.0
Octyldodecyl myristate 8.0
Glyceryl tri-2-ethylhexanoate 2.0
Methyl polysiloxane (300 cSt) 0.2
Dipropylene glycol 5.0
L-Arginine 0.1
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0059]
"Example 3 Latex"
50% by weight of sage water
Monostearic acid POE (20) sorbitan 1.0
Tetraoleic acid POE (40) sorbitol 0.5
Sorbitan monostearate1.0
Stearic acid 0.5
Behenyl alcohol 0.5
Beeswax 0.5
Squalane 10.0
Glyceryl tri-2-ethylhexanoate 10.0
Decaglyceryl Decaoleate 3.0
1,3-butylene glycol 7.0
Xanthan gum 0.04
Carboxyvinyl polymer 0.08
Triethanolamine 0.05
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0060]
"Example 4 lotion"
90% by weight of sage water
Dipotassium glycyrrhizinate 0.2
Citric acid 0.1
Sodium citrate 0.3
Tetraoleic acid POE (60) sorbitol 0.9
Sorbitan monooleate 0.1
Olive oil 0.1
Ethanol 5.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0061]
"Example 5 lotion"
50% by weight of sage water
Dipotassium glycyrrhizinate 0.2
Citric acid 0.1
Sodium citrate 0.3
Tetraoleic acid POE (60) sorbitol 0.9
Sorbitan monooleate 0.1
Olive oil 0.1
Dipropylene glycol 5.0
Ethanol 10.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0062]

[0063]
“Example 7: Toothpaste for wipes”
50% by weight of sage water
Dipotassium glycyrrhizinate 0.2
Citric acid 0.1
Sodium citrate 0.3
Tetraoleic acid POE (60) sorbitol 0.9
Sorbitan monooleate 0.1
Olive oil 0.1
Dipropylene glycol 5.0
Ethanol 10.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0064]

[0065]
"Example 9 wipes-only lotion"
30% by weight sage water
Dipotassium glycyrrhizinate 0.2
Citric acid 0.1
Sodium citrate 0.3
Tetraoleic acid POE (60) sorbitol 0.9
Sorbitan monooleate 0.1
Olive oil 0.1
Dipropylene glycol 5.0
Ethanol 5.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0066]

[0067]
"Example 11 cream"
30% by weight sage water
POE (40) monostearic acid 2.0
Self-emulsifying glyceryl monostearate5.0
Stearic acid 2.0
Cetanol 2.0
Squalane 12.0
Macadamia nut oil 4.0
Methyl polysiloxane (300 cSt) 0.2
1,3-butylene glycol 7.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0068]
"Example 12 cleansing cream"
25% by weight of sage water
Monostearic acid POE (20) sorbitan 2.0
Tetraoleic acid POE (40) sorbitol 1.0
Self-emulsifying glyceryl monostearate 2.0
Stearic acid 4.0
Cetanol 2.0
Cetyl palmitate 2.0
Paraffin (135 ° F) 2.0
Liquid paraffin (# 70) 30.0
Isopropyl palmitate 10.0
Glyceryl tri-2-ethylhexanoate 10.0
1,3-butylene glycol 5.0
L-Arginine 0.1
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0069]
"Example 13 massage cream"
30% by weight sage water
POE (20) cetyl ether 2.0
Lipophilic glyceryl monostearate 4.0
Cetanol 2.0
Cetyl palmitate 2.0
White petrolatum 6.0
Squalane 30.0
Glyceryl tri-2-ethylhexanoate5.0
Meadow Home Oil 3.0
Methyl polysiloxane (300cSt) 0.2
Carboxyvinyl polymer 0.2
Triethanolamine 0.1
Glycerin 15.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0070]
"Example 14 Latex"
30% by weight sage water
Monostearic acid POE (20) sorbitan 1.0
Tetraoleic acid POE (40) sorbitol 1.5
Lipophilic glyceryl monostearate 1.0
Stearic acid 0.5
Behenyl alcohol 1.5
Cetyl palmitate 0.5
Squalane 5.0
Cetyl 2-ethylhexanoate 5.0
Methyl polysiloxane (100 cSt) 0.5
1,3-butylene glycol 7.0
Xanthan gum 0.1
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0071]
"Example 15 pack"
30% by weight sage water
Polyvinyl alcohol 13.0
Carrageenan 0.5
1,3-butylene glycol 3.0
Ethanol 8.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0072]
"Example 16 pack"
50% by weight of sage water
Bentonite 11.0
Kaolin 9.0
Titanium oxide 2.0
POE (20) cetyl ether 1.0
1,3-butylene glycol 10.0
Glycerin 10.0
Polyvinyl alcohol 1.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0073]
"Example 17 face wash"
25% by weight of sage water
Lauric acid 10.0
Palmitic acid 12.0
Stearic acid 10.0
N-lauroylmethyl taurine sodium 5.0
Self-emulsifying glyceryl monostearate 2.0
Polyethylene glycol 1500 10.0
Concentrated glycerin 10.0
Sorbitol 5.0
Olive oil 1.0
Potassium hydroxide 7.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0074]
"Example 18 face wash"
25% by weight of sage water
Myristic acid 15.0
Palmitic acid 5.0
Stearic acid 3.0
Beeslow 3.0
Polyethylene glycol 6000 2.0
Ethylene glycol distearate2.0
Coconut oil diethanolamide 3.0
Concentrated glycerin 15.0
Potassium hydroxide 5.5
N-lauroyl sarcosine sodium 10.0
Preservative Appropriate amount of perfume Appropriate amount of purified water Residue [0075]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the wiping off cosmetics for a keratinocyte removal which have the outstanding keratin removal effect can be provided.

Claims

A wiping cosmetic for removing keratinocytes, comprising 5 to 90% by weight of sage water.

The wiping cosmetic for removing keratinocytes according to claim 1, wherein the content of sage water is 30 to 90% by weight.

The wiping cosmetic for removing keratinocytes according to claim 1 or 2, which is a lotion .