JP4131939B2 - アクティブマトリクス型表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブマトリクス型表示装置に関し、特に電流信号にて信号書き込みを行なうアクティブ型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CRTディスプレイに対して、薄型、軽量、低消費電力の特徴を活かして、液晶表示装置に代表される平面表示装置の需要が急速に伸びてきた。中でも、オン画素とオフ画素とを電気的に分離し、かつオン画素への映像信号を保持する機能を有するスイッチを各画素に設けたアクティブマトリクス型表示装置は、隣接画素間でのクロストークのない良好な表示品位が得られることから、携帯情報機器を始め、種々のディスプレイに利用されるようになってきた。
【0003】
近年では、液晶表示装置に比べて高速応答及び広視野角化が可能な自己発光型のディスプレイとして有機エレクトロルミネセンス(EL)表示装置の開発が盛んに行われている。
【0004】
図11に従来の有機EL表示装置の画素の一例を示す(例えば、特許文献1を参照。)。この有機EL表示装置は2段階に分けて動作する。
【0005】
まず、スイッチSW2を開いた状態(OFF)で、スイッチSS,SW1を閉じ(ON)、トランジスタDRTに所望の電流を供給する。トランジスタDRTがスイッチSW1によってダイオード接続されるため、キャパシタC1の両端間の電位は、所望電流で駆動するトランジスタDRTのゲート−ソース間電位となる。ここで、スイッチSSおよびスイッチSW1を開き(OFF)、入力信号によって決定されたゲート−ソース間電位をキャパシタC1に保持する。
【0006】
次に、スイッチSW2を閉じ(ON)、有機EL素子ELをトランジスタDRTのドレインと接続し、入力信号とほぼ等しい電流が有機EL素子ELを流れ、発光動作を行なう。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第6,373,454 B1号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように電流信号により信号供給を行なう表示装置の場合には、信号供給を行なう配線容量に起因して、十分な信号供給ができなくなる恐れがある。特に、低い電流値の時は書き込み不足に起因する表示不良が生じる、という問題があった。
【0009】
そして、画素への映像信号の供給に際し電流信号を用いる場合、各画素へ映像信号を供給する映像信号線の配線容量に起因して、映像信号の供給を十分にできなくなる恐れがある。
【0010】
特に、多階調表示を行なう場合には、設定電流量の小さい低階調側で書き込みが困難となり、表示上不具合が生じていた。
【0011】
本件発明は、上記課題に対してなされたものであって、電流信号により信号供給を行なう場合に、良好な表示動作を行なうことが可能なアクティブマトリクス型表示装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、表示素子と、前記表示素子に駆動電流を供給する画素回路とからなり、基板上にマトリクス状に配置される複数の画素と、前記それぞれの画素に沿って配置される第1映像信号配線および第2映像信号配線と、前記第1映像信号配線を介して対応する前記画素へベース電流を供給し、前記第2映像信号配線を介して対応する前記画素へ前記ベース電流とは電流方向が逆向きの階調電流を供給する映像信号ドライバと、を備え、前記画素回路は、駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの第1の端子と制御端子との間に接続されるキャパシタと、前記駆動トランジスタの第2の端子と前記第1映像信号配線との間に接続される第1画素スイッチと、前記駆動トランジスタの第2の端子と前記第2映像信号配線との間に接続される第2画素スイッチと、前記駆動トランジスタの第2の端子と前記駆動トランジスタの制御端子との間に接続された第1スイッチと、前記駆動トランジスタの第2の端子と前記表示素子との間に接続された第2スイッチと、前記第1と第2の画素スイッチを同時にオン又はオフするための制御信号を与える走査配線と、を含み、前記第1スイッチをオンし前記第2スイッチをオフし、前記第1と第2の画素スイッチを同時にオンさせたとき前記階調電流および前記ベース電流の差分電流を前記キャパシタに記憶し、前記第1スイッチをオフし前記第2スイッチをオンし、前記第1と第2の画素スイッチを同時にオフさせたとき前記記憶した差分電流を前記駆動トランジスタから前記表示素子へ前記駆動電流として出力することを特徴とする。
【0013】
又この発明は、基板板上にマトリクス状に形成された複数の表示素子と、各表示素子にそれぞれ駆動電流を与えるために上記基板上に設けられた画素回路と、それぞれの画素回路に対して設けられ、対応する前記画素回路へベース電流を供給するための第1の映像信号配線と、それぞれの前記画素回路に対して設けられ、前記対応する前記画素回路へ前記ベース電流とは電流方向が逆向きの階調電流を供給するための第2の映像信号配線と、を有し、前記画素回路は、ソース、ドレイン及びゲートを備えた駆動トランジスタと、前記ゲートおよびドレイン間に接続された第 1 スイッチと、前記第 1 映像信号配線と前記ドレイン間に接続された第 1 画素スイッチと、前記第 2 映像信号配線と前記ドレイン間に接続された第 2 画素スイッチと、前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチを同時にオン又はオフ制御する制御信号を与えるための走査配線と、前記駆動トランジスタのソースとゲートとの間に接続され、前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチが同時オンしたとき前記階調電流および前記ベース電流の差分電流を保持するキャパシタと前記駆動トランジスタのドレインと前記表示素子との間に接続され、前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチが同時オフしたときオンして前記駆動トランジスタの出力電流を前記表示素子に供給する第2のスイッチと、をえたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明のアクティブマトリクス型表示装置の一例として有機EL表示装置を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、有機EL表示装置の概略平面図、図2は、有機EL表示装置の画素の一例として一画素分の部分回路図、である。
【0016】
有機EL表示装置1は、ここでは10型以上の大型アクティブマトリクス型表示装置であって、ガラス等の絶縁性支持基板100上にマトリクス状に配置された複数の画素200と、これら画素200の行方向に沿って配置される走査配線101および制御配線102と、画素200の各列方向に沿って配置される第1映像信号配線103および第2映像信号配線104と、走査配線101に走査信号Scana、制御配線102に制御信号Scanbを出力する走査ドライバ(図示せず)と、第1映像信号配線103にベース電流Iを供給し、また第2映像信号配線104に映像信号として階調電流Iを供給する映像信号ドライバ300とを備えて構成される。
【0017】
各画素200は、対向電極間に光活性層を備えた表示素子210と、この表示素子210を駆動するよう駆動電流Iを供給する画素回路220とから構成される。
【0018】
表示素子210は、例えば自己発光素子であって、ここでは光活性層として少なくとも有機発光層を備えた有機EL素子である。
【0019】
また、画素回路220は、画素200の選択時に階調電流Iおよびベース電流Iの差分電流を記憶し、画素200の非選択時に記憶した差分電流を駆動電流Iとして表示素子210へ出力するものであり、ここでは第1電圧電源Vddおよび第2電圧電源Vss間に表示素子210と直列に接続され、ここではp型薄膜トランジスタで構成される駆動トランジスタDRTと、駆動トランジスタDRTの第1端子(ソース)および制御端子(ゲート)間に接続されるキャパシタと、前記駆動トランジスタDRTの第2端子(ドレイン)および制御端子(ゲート)間に接続され、ここではp型薄膜トランジスタで構成される第1スイッチSW1と、駆動トランジスタDRTの第2端子(ドレイン)および表示素子210の第1電極(ここでは陽極)間に接続され、ここではp型薄膜トランジスタで構成される第2スイッチSW2と、駆動トランジスタDRTの第2端子(ドレイン)と第1映像信号供給端子との間に接続される第1画素スイッチSS1と、駆動トランジスタDRTの第2端子(ドレイン)と第2映像信号供給端子との間に接続される第2画素スイッチSS2とを備えて構成される。ここでは、第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2は、前記第1スイッチSW1と同一導電型であるp型薄膜トランジスタで構成される。また、第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2は、同一の走査配線101により制御され、また、ここでは第1スイッチSW1も第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2と同一の走査配線101により制御される。つまり、画素200の行毎に走査配線101が配置され、各画素200行の第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2および第1スイッチSW1の制御端子(ゲート)は同一の走査配線101に接続され、支持基板100に一体的に形成される走査ドライバより供給される走査信号Scanaに基づき、スイッチのオン/オフ制御が行なわれている。第1乃至第2画素スイッチSS1、SS2と第1スイッチSW1の導電型を同一とすることにより、同一の配線により制御することが可能となり、配線数の増大を抑制することができる。また、第2スイッチSW2の制御端子(ゲート)は、制御配線102を介して走査ドライバに接続され、走査ドライバより供給される制御信号Scanbに基づき、スイッチのオン/オフ制御が行なわれる。
【0020】
尚、本実施形態では画素回路を構成する薄膜トランジスタは全て同一工程、同一層構造で形成され、半導体層にポリシリコンを用いたトップゲート構造の薄膜トランジスタである。また、全て同一の導電型の薄膜トランジスタで構成することにより、製造工数の増大を抑制することができる。
【0021】
画素スイッチSS1、SS2を介して駆動トランジスタDRTの第2端子(ドレイン)に接続する第1映像信号供給端子および第2映像信号供給端子は、それぞれ、画素200の列毎に共通に配線される第1映像信号配線103および第2映像信号配線104に接続され、これら映像信号配線103,104を介して駆動回路である映像信号ドライバ300と接続する。
【0022】
走査ドライバは、シフトレジスタと、出力バッファを含み、外部から供給される水平走査スタートパルスを順次次段に転送し、各段の出力を、出力バッファを介して走査配線101に走査信号Scanaとして供給する。このタイミングは1水平走査期間と同期する。また、各段の出力を信号処理することにより制御信号Scanbとし、制御配線102に供給する。
【0023】
映像信号ドライバ300は、例えば図3に示すように、映像信号としてデジタルデータ信号DATAが入力されるビデオライン301と、ビデオライン301のデータ信号DATAを直並列変換し、第2映像信号配線104毎に対応して配置される記憶素子に順次出力・保持するサンプリングラッチ回路310と、サンプリングラッチ回路310の動作タイミングを制御するシフトレジスタ350と、サンプリングラッチ回路310に保持された1行分のデータ信号DATAを第2映像信号配線104毎に対応して配置される記憶素子に一括して出力し、一水平走査期間保持するロードラッチ回路320と、第2映像信号配線104に対応して配置され、ロードラッチ回路320を介して供給されるデータ信号DATAをアナログ変換し、第2映像信号配線104に階調電流Iとして出力するDA変換回路330と、第1映像信号配線103と接続し、ベース電流Iを出力するベース電流出力回路340とを備えて構成される。供給される階調電流Iとベース電流Iの電流方向は互いに逆向きとなる。ベース電流出力回路は定電流源341に対してカレントミラーを構成するよう複数のベース電流出力源342を各第1映像信号供給配線に対して設けている。
【0024】
図4はDA変換回路330の概略部分回路図であり、一出力分となるDA部331を示す。各DA部331は、定電流源334に対してカレントミラー回路を構成し、それぞれ異なる階調基準電流I〜Iを出力する階調基準電流源332と、各階調基準電流源332の出力をデータ信号DATA(D〜D)に応じて出力/非出力を制御するスイッチ回路333と、スイッチ回路333の各出力端子を接続する階調電流配線335とを備える。階調基準電流源332はデータ信号DATAのビット数に応じた数だけ設けられ、ここでは、一例として4ビットの場合を図示している。
【0025】
この階調基準電流源332は、定電流源に対してそれぞれn倍の電流を流すよう構成され、データ信号DATAに従いスイッチ回路333にて出力/非出力が制御され、スイッチ回路333の各位の出力電流の合計が階調電流Iとして階調電流配線335を流れ、それぞれ対応する第2映像信号配線104に供給される。
【0026】
また、各第1映像信号配線103に対応して配置されるベース電流出力回路340は、定電流源に対してカレントミラー回路を構成するようそれぞれ配置される。
【0027】
走査ドライバおよび映像信号ドライバ300は、表示素子210を形成した支持基板100と同一基板上に配置され、画素回路220を構成する配線やTFT等と同時に同一工程で形成される。ここでは例えばn型薄膜トランジスタおよびp型薄膜トランジスタを組み合わせて回路が構成されているが、画素回路と同様に、全てp型薄膜トランジスタで構成し、さらに製造工数を削減してもよい。このように映像信号ドライバ300を内蔵することにより、電流信号を供給する配線の長さを縮小することができ、容量性負荷を低減し、安定した電流信号の供給が可能となる。また、外部回路との接続点数を削減することができ、機械的な信頼性を向上させることが可能となる。
【0028】
ここで、画素回路220についてさらに詳しく説明する。
【0029】
図5(a)は、書き込み動作時の画素回路220の様子を表したもので、同図中(b)は、表示動作時の画素回路220の様子を表したものである。また、図6は、そのタイミングチャートを示す。
【0030】
まず、書き込み期間において、走査ドライバより走査配線101毎に順次第1画素スイッチSS1、第2画素スイッチSS2および第1スイッチSW1をオン状態(導通状態)とする走査信号Scanaが出力される。尚、このとき走査ドライバより制御配線102に供給される制御信号Scanbにより第2スイッチSW2はオフ状態(非導通状態)である。
【0031】
この走査信号Scanaにより、選択行の第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2がオン状態となり、映像信号ドライバ300により画素200への映像信号の書き込みが行なわれる。尚、非選択行の第1画素スイッチSS1および第2画素スイッチSS2は、オフ状態であり、オン状態の画素200とは電気的に分離されている。
【0032】
画素200への映像信号の書き込みは、映像信号ドライバ300からの2系統の電流信号供給により行なわれる。一方は、第1映像信号配線103を介して画素200と接続し、ベース電流Iの供給を行なう経路であり、もう一方は、第2映像信号配線104を介して画素200と接続し、階調電流Iの供給を行なう経路である。ここで、ベース電流Iとは、定電流源により固定値に設定される電流信号で、一水平走査期間(t)の、第1映像信号配線103の配線容量(Cp)に最高階調表示から最低階調表示を行なう電位変化分(最大電圧変化ΔV)に相当する電荷量よりも大きな値に設定され(I>Cp×ΔV/t)、例えば最高階調表示を行なう駆動電流Iと同程度の大きさに設定される。一例として、フルカラー表示を行なう場合、赤色発光を行なう画素200では2μA程度である。階調電流Iとは、駆動トランジスタDRTのソース−ドレイン間に流れる電流量が所望の大きさの電流量となるよう設定される電流信号で、ベース電流Iと表示素子210へ供給する駆動電流Iとを足し合わせた大きさに設定される。つまり、駆動トランジスタDRTのソース−ドレイン間に流れる電流量は、階調電流Iと基準電流の差分電流で設定される。尚、ここではベース電流Iを固定、階調電流Iを可変電流として説明したが、両者を可変させてもよく、適宜設定される。
【0033】
また、走査信号Scanaにより、第1スイッチSW1もオン状態であり、駆動トランジスタDRTのゲートとドレイン間が接続された状態となる。したがって、駆動トランジスタDRTのゲート電位は、書き込まれた差分電流量に応じて設定される。
【0034】
例えば、3Vの電圧変化で黒色表示を行なう場合、ベース電流Iを2.0μA、階調電流Iを2.0μAと設定すればよい。それぞれの入力端子までの配線には、数μA以上の電流が流れるため、10pFの容量がついていたとしても、15μs以内に充電し、画素回路220への映像信号の書き込み時間不足を起こすことなく、安定した表示動作を行なうことができる。
【0035】
この後、走査信号Scanaに従い、第1スイッチSW1がオフ状態となった時、映像信号に応じて設定された駆動トランジスタDRTのゲート電位がキャパシタC1に保持される。
【0036】
また、第1乃至第2画素スイッチSS1,SS2がオフ状態となり、映像信号の書き込まれた画素200は、他の画素200と電気的に分離された状態で、所定期間映像信号を保持する。
【0037】
映像信号書き込み期間に続く発光期間において、制御配線102に供給される制御信号Scanbに基づき、第2スイッチSW2が導通状態(オン状態)となり、駆動電流Iとほぼ同じ大きさの電流が映像信号として表示素子210を流れ、表示素子210は入力信号に応じたレベルで発光動作する。
【0038】
このように、外部回路から入力された映像情報を表す入力信号に対応した電流書き込みにおいて差分電流を用いて行なうため、映像信号配線へ供給する電流値を自由に設定することが可能となる。このため、第1および第2映像信号配線の配線容量よりも十分に大きな値に設定することができ、ベース電流Iおよび階調電流Iを配線容量よりも十分大きく設定することにより、画素への映像信号の書き込みにおいて十分な信号供給を行なうことができる。
【0039】
そして、画素への映像信号の書き込みにおいて、配線容量に影響されない大きな書き込み電流で、その差電流である小さい電流書き込みが可能となるので、書き込み不足を引き起こすことなく、設定電流量の小さい画素へも良好な書き込みを行なうことができる。特に、低階調側でのスジムラ、ザラツキ感の視認を解消することができる。
【0040】
また、映像信号配線へ高電流の書き込みを行なった後、低電流の書き込みを行なう場合での低電流の映像信号の書き込み不足も解消することができる。例えば、最高階調表示(白表示)の映像信号の書き込みを行なった後、最低階調表示(黒表示)の書き込みを行なう場合、後者の映像信号の書き込み不足により、高階調側の書き込み状態となり、表示上、白表示が尾を引いたような画像となる恐れがある。本件発明はこのような書き込み不足に起因する表示不良を解消することも可能となる。
【0041】
また、本実施形態では、画素回路220を構成する薄膜トランジスタを全て同一の導電型、ここではp型で構成する場合について説明したが、これに限定されず、全てをn型薄膜トランジスタで構成することも可能である。また、第1画素スイッチSS1、第2画素スイッチSS2、第1スイッチSW1をn型薄膜トランジスタ、駆動トランジスタDRTおよび第2スイッチSW2をp型薄膜トランジスタで構成するなど、画素回路220を異なる導電型の薄膜トランジスタを混在して形成することも可能である。ドライバについても同様である。
【0042】
また、本実施形態では、第1スイッチSW1と、第1乃至第2画素スイッチSS1,SS2を同一の走査配線にて制御する場合について説明したが、それぞれ独立した配線により制御することも可能である。
【0043】
また、本実施形態では画素回路220として、画素200選択時に階調電流Iおよびベース電流Iの差分電流を記憶し、画素200非選択時に記憶した電流を駆動電流Iとして表示素子210へ出力し表示動作を行なうカレントコピー型回路を用いる場合について説明したが、これに限定されず、図7に示すように、駆動トランジスタDRTとカレントミラーの関係になるようなトランジスタDRT´を備え、画素200選択時の映像信号の書き込みの際にこのトランジスタDRT´を用い、画素200非選択時には、トランジスタDRT´を介して書き込まれた電流とほぼ同等の電流を、駆動トランジスタDRTを介して駆動電流Iとして表示素子210へ出力するようなカレントミラー型回路を用いてもよく、電流信号により画素200へ映像信号の書き込みを行なう種々のタイプの表示装置に本発明を適用することができる。
【0044】
また、本実施形態ではベース電流出力回路340を各第1映像信号配線103に対応して複数個配置するものについて説明したが、これに限定されず、全第1映像信号配線103に共通に配置するものであってもよい。
【0045】
また、本実施形態においては、階調基準電流源およびベース電流出力回路を定電流源に対してカレントミラーを構成する回路をも用いて構成する場合について説明したが、これに限定されず、カレントコピー回路を用いてもよい。
【0046】
また、このような差分電流を用いた電流信号の供給は、映像信号ドライバにも適用することができる。図8は、本発明の変形例にかかる有機EL表示装置1の一例として、映像信号ドライバ400の概略ブロック図である。
【0047】
この映像信号ドライバ400は、電流出力DA変換回路430中の階調基準電流源432に定電流を定期的に記憶させるためのタイミングを制御するリフレッシュタイミングパルスを出力するシフトレジスタ440と、DA変換回路430を介して出力された階調電流Iを一画素200行毎に、対応する第2映像信号配線104に一括出力するための回路を更に備える。
【0048】
DA変換回路430は、シフトレジスタ440から出力されるリフレッシュタイミングパルスに同期して、データ信号DATAをアナログ電流信号に変換するDA部431を含み、このDA部431は映像信号配線104に対応して設けられる。
【0049】
図9に一例として、DA部431の回路構成示し、図10は1ビット分のDA部431の構成を示す。ここでは、一DA部431が4ビットのデータ信号DATA(D〜D)で動作する場合を示している。各DA部431は、データ信号DATAのビット数に応じた数の階調基準電流源432と、各階調基準電流源432の出力をデータ信号DATAに応じて出力/非出力を制御するスイッチ回路433と、スイッチ回路433の各出力端子を接続する階調電流配線435と、各階調基準電流源432に共通のベース電流I´を供給するベース電流供給配線436と、階調基準電流源432にそれぞれ異なる定電流I´を供給する定電流供給配線437とを有する。
【0050】
階調基準電流源432は、選択時に入力された階調基準電流I〜Iを記憶し、非選択時に記憶した階調基準電流I〜Iを出力する回路であり、ここでは2入力のカレントコピー回路で構成される。つまり、トランジスタTrと、トランジスタTrのゲートとドレイン間に接続されるスイッチS1と、トランジスタTrのドレインと定電流供給配線437との間に接続されるスイッチS2と、トランジスタのドレインとベース電流供給配線436との間に接続されるスイッチS3と、トランジスタTrのドレインとカレントコピー回路の出力端子間に接続するスイッチS4と、トランジスタのゲートおよびドレインに両端子がそれぞれ接続するキャパシタC2とを備える。つまり、スイッチS1、S2およびS3を導通、スイッチS4を非導通とした状態で、トランジスタTrのゲート−ドレイン間にセルフバイアス回路を形成し、スイッチS1を介してトランジスタTrのソース−ドレイン間を流れる電流が所望の階調基準電流I〜Iとなるよう動作する。この階調基準電流I〜Iは、定電流供給配線437を介して設定される定電流がベース電流I´と階調基準電流I〜Iの足し合わせ電流となるよう制御することにより設定される。つまり、階調基準電流I〜Iが足し合わせ電流と階調ベース電流Iの差分電流となるよう動作し、次に、スイッチS1、S2およびS3を非導通、スイッチS4を導通とした状態で、トランジスタTrのソース−ドレイン間を流れる電流が前記差分電流と同等の電流量となった状態のゲート−ソース電圧をキャパシタに記憶し、スイッチS4を介して階調基準電流I〜Iを出力する。これらスイッチS1〜S4は、ここでは共通の制御信号Scanb、シフトレジスタSRのリフレッシュタイミングパルスにより制御され、スイッチS1乃至スイッチS3は同一極性の薄膜トランジスタで構成され、スイッチS4はスイッチS1乃至S3とは異なる極性の薄膜トランジスタにより構成される。尚、本実施形態では、トランジスタTr、スイッチS1乃至S3はp型薄膜トランジスタ、スイッチS4はn型薄膜トランジスタである。
【0051】
例えば、階調基準電流I〜Iを0.01μAとする場合、定電流供給配線から供給する定電流(足し合わせ電流)を1.01μA、ベース電流I´を1μAと設定すればよい。それぞれの入力端子までの電流は1μA以上の電流が流れるため、たとえそれぞれに10pFの容量がついていたとしても、10μs以内に充電し、トランジスタを、0.01μAを流す動作状態にすることができる。
【0052】
この階調基準電流源432からの差分電流の出力は、データ信号DATAに従いスイッチ回路433にて出力/非出力が制御され、スイッチ回路433各位の出力電流の合計が階調電流Iとして階調電流配線435を流れる。
【0053】
このように、DA部の階調基準電流源432においても、差動電流により書き込みを行なうことにより、入力端子までの容量性負荷が大きい場合でも、より大きい定電流の供給を行なうことにより、充電不足の状態を解消することができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、良好な表示動作を行なうことが可能なアクティブマトリクス型表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置の概略平面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態に係る画素の回路図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に係る映像信号ドライバの概略図である。
【図4】図4は、本発明の一実施形態に係るDA部の概略図である。
【図5】図5は、本発明の一実施形態に係る画素の動作を説明する図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態に係る画素の各部のタイミングチャートである。
【図7】図7は、本発明の一変形例に係る画素の回路図である。
【図8】図8は、本発明の一変形例に係る映像信号ドライバの概略ブロック図である。
【図9】図9は、本発明の一変形例に係るDA部の概略図である。
【図10】図10は、本発明の一変形例に係る階調基準電流源の回路図である。
【図11】図11は、従来の技術に係る画素の回路図である。
【符号の説明】
1…有機EL示装置、100・・・支持基板、103・・・第1映像信号配線、104・・・第2映像信号配線、200・・・画素、210・・・表示素子、220・・・画素回路、300・・・映像信号ドライバ、I・・・ベース電流、I・・・階調電流、I・・・駆動電流、SS1・・・第1画素スイッチ、SS2・・・第2画素スイッチ。

Claims (7)

  1. 表示素子と、前記表示素子に駆動電流を供給する画素回路とからなり、基板上にマトリクス状に配置される複数の画素と、
    前記それぞれの画素に沿って配置される第1映像信号配線および第2映像信号配線と、
    前記第1映像信号配線を介して対応する前記画素へベース電流を供給し、前記第2映像信号配線を介して対応する前記画素へ前記ベース電流とは電流方向が逆向きの階調電流を供給する映像信号ドライバと、を備え、
    前記画素回路は、
    駆動トランジスタと、
    前記駆動トランジスタの第1の端子と制御端子との間に接続されるキャパシタと、
    前記駆動トランジスタの第2の端子と前記第1映像信号配線との間に接続される第1画素スイッチと、
    前記駆動トランジスタの第2の端子と前記第2映像信号配線との間に接続される第2画素スイッチと、
    前記駆動トランジスタの第2の端子と前記駆動トランジスタの制御端子との間に接続された第1スイッチと、
    前記駆動トランジスタの第2の端子と前記表示素子との間に接続された第2スイッチと、
    前記第1と第2の画素スイッチを同時にオン又はオフするための制御信号を与える走査配線と、を含み、前記第1スイッチをオンし前記第2スイッチをオフし、前記第1と第2の画素スイッチを同時にオンさせたとき前記階調電流および前記ベース電流の差分電流を前記キャパシタに記憶し、前記第1スイッチをオフし前記第2スイッチをオンし、前記第1と第2の画素スイッチを同時にオフさせたとき前記記憶した差分電流を前記駆動トランジスタから前記表示素子へ前記駆動電流として出力することを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  2. 前記ベース電流は、一水平走査期間における、前記第1映像信号線の配線容量が最高階調表示から最低階調表示を行なう電位変化分に相当する電荷量よりも大きな値に設定されることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  3. 前記映像信号ドライバは、前記基板上に一体的に形成されることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  4. 前記表示素子は、対向する電極間に有機発光層を備えた自己発光素子であることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  5. 前記アクティブマトリクス型表示装置は、前記第1乃至第2画素スイッチのオンオフ制御を行なう前記制御信号を出力する走査ドライバをさらに備え、前記走査ドライバは前記基板上に一体的に形成されることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  6. 前記画素回路は、半導体層にポリシリコンを用いた薄膜トランジスタを用いて構成されることを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  7. 基板板上にマトリクス状に形成された複数の表示素子と、
    各表示素子にそれぞれ駆動電流を与えるために上記基板上に設けられた画素回路と、
    それぞれの画素回路に対して設けられ、対応する前記画素回路へベース電流を供給するための第1の映像信号配線と、
    それぞれの前記画素回路に対して設けられ、前記対応する前記画素回路へ前記ベース電流とは電流方向が逆向きの階調電流を供給するための第2の映像信号配線と、を有し、
    前記画素回路は、
    ソース、ドレイン及びゲートを備えた駆動トランジスタと、
    前記ゲートおよびドレイン間に接続された第1スイッチと、
    前記第1映像信号配線と前記ドレイン間に接続された第1画素スイッチと、
    前記第2映像信号配線と前記ドレイン間に接続された第2画素スイッチと、
    前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチを同時にオン又はオフ制御する制御信号を与えるための走査配線と、
    前記駆動トランジスタのソースとゲートとの間に接続され、前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチが同時オンしたとき前記階調電流および前記ベース電流の差分電流を保持するキャパシタと、
    前記駆動トランジスタのドレインと前記表示素子との間に接続され、前記第1スイッチ、前記第1及び第2画素スイッチが同時オフしたときオンして前記駆動トランジスタの出力電流を前記表示素子に供給する第2のスイッチと、
    を備えたことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
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