JP4131267B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関する。
従来、カラーイメージスキャナ等の画像読取部によって原稿画像を読取り、読取った原稿画像に基づいて画像データを生成し、当該画像データをカラープリンタやカラーファクシミリ等の画像出力部によって出力画像として出力するコピー機能と、外部から入力された画像データを画像出力部から出力するプリンタ機能と、を備えるデジタル複合機が知られている。
このようなデジタル複合機においては、画像データに所定の変換処理を施すことによって色表現形式を変換する必要がある。即ち、原稿画像を読取る画像読取部においては、原稿画像を画像データとして加工を施し易い色表現形式であるR(赤)、G(緑)、B(青)の色表現形式で読取り、画像出力部においては、RGBの色表現形式からなる画像データを、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の色表現形式に変換した上で出力画像として出力する。
従って、コピー機能として画像読取部が読取った画像データをCMYK変換した画像データと、一旦画像読取部で読取った画像データを外部から入力してCMYK変換した画像データとでは、画像読取部と画像出力部の色表現形式に係る変換処理方法(論理回路)の違い等により、色再現性が異なり、場合によっては出力画像の出力結果が異なってしまうという問題があった。
そこで、出力結果を統一なものとするために、各装置(部)の変換処理方法が備える特性によって決定されるカラー属性情報を電子透かしとして画像データに埋め込み、当該カラー属性情報を用いて各装置間でカラー画像を共有可能とした画像入力装置(例えば、特許文献1参照)や、予め画像データに埋め込まれた処理情報を抽出し、当該処理情報を復元することにより最初のプリント(画像)と再プリント(画像)の仕上がりを一致させることができるデータ読取装置(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
特開2002−33901号公報 特開2002−101237号公報
しかしながら、先行技術によっては、画質の均一性は改善されるものの、カラー属性情報や処理情報に基づいて、それぞれの装置特有の変換処理方法を補正した上で、各装置において実際に変換処理を施すものであったため、原稿画像を画像読取部によって読取った後、色変換して出力したものと、当該原稿画像を画像読取部によって読取った後、一旦外部に出力した出力画像を再び外部から入力した後、色変換して出力したものでは、画質が必ずしも同一ではないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、原稿画像を画像読取部によって読取った後、色変換して出力した画像と、当該原稿画像を画像読取部によって読取った後、一旦外部に出力した出力画像を再び外部から入力した後、色変換して出力した画像とを、同一の画質にすることができる画像処理装置を提供することである。
以上の課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、原稿画像からRGB形式の画像データを読取り、読取った画像データに、所定の画像処理を施して、CMYK形式の画像データに変換する第1の変換処理手段を備える画像読取部と、外部から入力されたRGB形式の外部画像データをCMYK形式の画像データに変換する第2の変換処理手段と、前記第1の変換処理手段及び前記第2の変換処理手段により変換されたCMYK形式の画像データに基づいた画像を出力する出力手段を備える画像出力部と、を備える画像処理装置において、前記画像読取部に読取られたRGB形式の画像データに、読取時の設定情報を付加する付加手段と、前記付加手段により読取時の設定情報が付加されたRGB形式の画像データが、外部から外部画像データとして入力された場合に、当該外部画像データに付加された前記設定情報を参照して、当該外部画像データの、前記画像読取部の第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記外部画像データの前記第1の変換処理手段による画像処理が可能と判断された場合に、前記外部画像データに対して、前記第1の変換処理手段による画像処理を施した上で、前記出力手段により画像を出力させるとともに、前記判断手段によって、前記外部画像データの前記第1の変換処理手段による画像処理が可能でないと判断された場合に、前記第2の変換処理手段による画像処理を施した上で、前記出力手段により画像を出力させる出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記設定情報には、前記画像読取部の機種情報、前記画像読取部に固有の調整値情報、前記画像読取部による画像読取時のパラメータ情報のうち、機種情報を含む少なくとも一つ以上の情報が含まれることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、画像読取部の第1の変換処理手段によってRGB形式の画像データとして読取られた原稿画像の画像データであれば、一旦画像処理装置の外部に出力され、再び画像処理装置に入力された画像データであっても、画像出力部の第2の変換処理手段ではなく、画像読取部の第1の変換処理手段によって所定の画像処理が施された上で、CMYK形式の画像として、出力手段により出力することができる。
これにより、原稿画像を画像読取部によって読取った後、RGB形式の画像データからCMYK形式の画像データに色変換して出力した画像と、当該原稿画像を画像読取部によって読取った後、一旦画像処理装置の外部に出力し、再び外部から入力した画像データを、RGB形式の画像データからCMYK形式の画像データに色変換して出力した画像とを、同一の画質にすることができる。
請求項2に記載の発明によると、設定情報として、画像読取部の機種情報に併せて、画像読取部に固有の調整値情報、画像読取部による画像読取時のパラメータ情報などを用いることができる。
これにより、外部画像データの第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かの判断が、機種情報という明確な判断基準に基づいて適切に行われるため、より確実に画質を同一のものとすることができる。
また、第1の変換処理手段による画像処理が可能であると判断された場合に、設定情報として画像データに付加された画像読取部に固有の調整値や、画像読取時のパラメータ等を画像処理時に用いることができるため、さらに確実に画質を同一のものとすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における、画像処理装置100の内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像処理装置としてのデジタル複合カラーコピー機100は、原稿画像からRGB形式の画像データを読取る画像読取部1と、画像読取部1によって読取られた画像データに基づいた画像の出力を行う画像出力部2と、所定の指示を入力する操作部3と、所定の画像を表示する表示部4と、外部機器とのデータの送受信を相互に可能とするI/F部5等を備えて構成される。画像読取部1と、画像出力部2と、操作部3と、表示部4と、I/F部5とはバスBによって互いに接続されている。
尚、デジタル複合カラーコピー機100の画像読取部1においては、読取った画像をRGB形式の画像データとして出力するRGB形式出力モードと、CMYK形式の画像データに変換して出力するCMYK形式出力モードを選択的に設定することができる。
従って、例えば、デジタル画像の画像データに画像処理を施したい場合には、画像データとして加工を施し易い色表現形式であるRGB形式の画像データを作成し、当該画像データをデジタル複合カラーコピー機100の外部機器(例えば、図示しないパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)等)に出力して所望の画像処理を施した後に、再びデジタル複合カラーコピー機100に入力して、画像出力部2から出力することもできるし、原稿画像を画像読取部1で読取って、画像出力部2から直接出力することも可能である。この場合、前者がRGB形式出力モードであって、後者がCMYK形式出力モードである。
RGB形式出力モードとCMYK形式出力モードは、ユーザが予め設定することができ、例えば、操作部3を介して出力モードを選択して入力することにより、所望のモードでの処理を実行することができる。
本実施形態のデジタル複合カラーコピー機100においては、当該デジタル複合カラーコピー機100に、外部機器としてのパソコンが接続される。そして、パソコンにおいて、画像データに所望の加工を施すことが可能に構成され、デジタル複合カラーコピー機100とパソコンとは、例えば、I/F部5を介してデータの送受信が相互に可能な状態で、電気的に接続されている。
画像読取部1は、原稿画像からRGB形式の画像データを読取る。画像読取部1は、制御部11と、スキャナ部15と、I/F部16と、等を備えて構成され、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ROM(Read Only Memory)14と、等を備えて構成される。
CPU12は、所定のタイミング或いは操作部3等を介して入力された指示に応じて、ROM14に格納された各種システムプログラムを読み出してRAM13のワークエリアに展開し、当該プログラムに基づいて、画像読取部1を構成する各部への指示やデータの転送等を行うことにより画像読取部1の動作全般を統括制御する。
RAM13は、CPU12のワークエリアとして用いられ、ROM14から読み出された各種プログラムやこれらプログラムに係るデータ等をメモリエリアに一時的に記憶する。
ROM14は、CPU12によって実行される各種データ処理プログラムの他、データ処理プログラムに係る各種初期設定値等を格納する。具体的には、ROM14は、基本処理プログラム141、第1の変換処理プログラム142、付加プログラム143、等を格納する。
基本処理プログラム141は、スキャナ部15で読取ったRGB形式の画像データに所定の画像処理を施すためのプログラムである。
具体的には、制御部11のCPU12は、基本処理プログラム141を実行することにより、RGB形式の画像データに、例えば、CCDセンサ(後述する)の素子毎の出力のばらつきを補正するためのシェーディング補正や、光の波長の差異よる画像の結像点のずれを補正するための色収差補正や、画像のメリハリや明るさ等を補正するための階調補正等の画像処理を施す。
第1の変換処理プログラム142は、スキャナ部15により読取られた画像データであって、制御部11によって、シェーディング補正や色収差補正、階調補正等が施された画像データに、所定の画像処理を施して、CMYK形式の画像データに変換するためのプログラムである。
具体的には、制御部11は、第1の変換処理手段として、CPU12が第1の変換処理プログラム142を実行することにより、スキャナ部15により読取られた画像データであって、CPU12によってシェーディング補正等の画像処理が施された画像データに、例えば、Lab表色系の色表現に合致させるためのLab変換や、画像データのサイズを調節するための変倍や、モニタに表示される画像の全体的な明るさと色の彩度を補正するためのγ補正や、CCDセンサ(後述する)で読取った色表現形式を、RGB形式からCMYK形式に変換するための色変換や、色表現形式を変換した画像データの階調を調節するための階調変換等の画像処理を施して、RGB形式の画像データをCMYK形式の画像データに変換する。
従って、CMYK形式出力モードの際には、画像読取部1のスキャナ部15より読取られて、以上に挙げた全ての画像処理が施された画像データが、画像出力部2に出力され、当該画像データに基づいた画像がプリンタ部25より出力される。
付加プログラム143は、画像読取部1のスキャナ部15により読取られたRGB形式の画像データに読取時の設定情報を格納する設定情報データを付加するためのプログラムである。
具体的には、制御部11は、付加手段として、CPU12が付加プログラム143を実行することにより、設定情報データをRGB形式の画像データにヘッダとして付加する。
ここで、設定情報とは、例えば、画像読取部1の機種情報としてのシリアル番号やファームウェアのバージョン番号、画像読取部1固有の調整値情報、画像読取部1によるスキャン時のパラメータ情報を意味し、このうち、少なくとも機種情報を含む一以上の情報を含む。本実施形態においては、上記の全ての情報が含まれる。
また、画像読取部1固有の調整値情報とは、例えば、シャープネス、コントラスト、色合い等に係る情報であって、スキャン時のパラメータ情報とは、例えば、画質モード等に係る情報である。
従って、RGB形式出力モードの場合には、シェーディング補正や、色収差補正、階調補正等の画像処理が施された上で、付加手段によって設定情報データが付加され、当該設定情報データを備えた画像データが、例えば、TIFFファイルやPDFファイル等にフォーマットされた上で、外部機器としてのパソコン(図示省略)等に出力されて、所望の加工が施される。
スキャナ部15は、例えば、何れも図示しない、原稿台と、光源と、CCD(Charge Coupled Device)センサと、A/D変換部と、等を備えて構成される。
画像データは、原稿台に載置された原稿画像を光源で照らし、当該原稿画像の映像をCCDセンサに投影することにより得られるアナログ信号の画像データを、A/D変換部に入力することにより取得されるデジタル信号の画像データである。スキャナ部15は、当該画像データを制御部11に出力する。
I/F部16は、画像読取部1や画像出力部2、操作部3、表示部4、I/F部5、等との間で信号や各種データを入出力するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポートやRS−485C端子をはじめとするシリアル入出力端子、パラレル入出力端子、SCSIインターフェイス、IrDA(Infrared Data Association)規格に準じた赤外線通信装置等が備えられる。
画像出力部2は、CMYK形式の画像データに基づいた画像を出力する。画像出力部2は、制御部21と、プリンタ部25と、画像読取部1のI/F部16と同様の構成からなるI/F部26と、等を備えて構成され、制御部21は、CPU22と、RAM23と、ROM24と、等を備えて構成される。
CPU22は、所定のタイミング或いは操作部3等を介して入力された指示に応じて、ROM24に格納された各種システムプログラムを読み出してRAM23のワークエリアに展開し、当該プログラムに基づいて、画像出力部2を構成する各部への指示やデータの転送等を行うことにより画像出力部2の動作全般を統括制御する。
RAM23は、CPU22のワークエリアとして用いられ、ROM24から読み出された各種プログラムやこれらプログラムに係るデータ等をメモリエリアに一時的に記憶する。
ROM24は、CPU22によって実行される各種データ処理プログラムの他、データ処理プログラムに係る各種初期設定値等を格納する。具体的には、ROM24は、第2の変換処理プログラム241、判断プログラム242、色形式判断プログラム243、出力制御プログラム244、判別情報ファイル245等を格納する。
第2の変換処理プログラム241は、デジタル複合カラーコピー機100の外部から入力されたRGB形式の画像データ(以下、「RGB形式の外部画像データ」という。)を、CMYK形式の画像データに変換するためのプログラムである。
具体的には、制御部21は、第2の変換処理手段として、CPU22が第2の変換処理プログラム241を実行することにより、RGB形式の外部画像データに、例えば、Lab変換や、変倍、γ補正、色変換、階調変換等の画像処理を施すことにより、RGB形式の外部画像データをCMYK形式の画像データに変換する。
判断プログラム242は、デジタル複合カラーコピー機100の外部から入力されたRGB形式の外部画像データに付加された設定情報を参照して、RGB形式の外部画像データの、画像読取部1の第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かを判断するためのプログラムである。
具体的には、制御部21は、判断手段として、CPU22が判断プログラム242を実行することにより、外部画像データに設定情報データが付加されているか否かを判断する。設定情報データが付加されている場合には、当該画像データから設定情報データを抽出し、当該設定情報データに格納される設定情報に基づいて、画像読取部1の第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かを判断する。
より具体的には、設定情報に格納されるシリアル番号やバージョン番号等と、画像出力部2のROM24に格納された判断情報ファイル245に格納される画像読取部1のシリアル番号やバージョン番号等が一致するか否かを判断し、これらが一致する場合には、外部画像データの第1の変換処理手段による画像処理が可能であると判断する。
設定情報に、スキャン部1固有の調整値情報やスキャン時のパラメータ情報等が格納される場合には、設定情報より読み出された調整値情報やパラメータ情報等はRAM23のメモリスペースに一時的に記憶される。
色形式判断プログラム243は、入力された画像データの色表現形式がRGB形式かCMYK形式かを判断するためのプログラムである。
出力制御プログラム244は、外部から入力されたRGB形式の外部画像データが、判断手段によって、画像読取部1の第1の変換処理手段による画像処理が可能と判断された場合に、RGB形式の外部画像データに対して第1の変換処理手段による画像処理を施した上で、プリンタ部25より画像を出力させるためのプログラムである。
具体的には、制御部21は、出力制御手段として、CPU22が出力制御プログラム244を実行することにより、外部から入力されたRGB形式の外部画像データを、第1の変換処理プログラム141の実行を指示する指示信号と併せて画像読取部1の制御部11に出力する。画像読取部1の第1の変換処理手段によって画像処理を施され、RGB形式からCMYK形式に変換された画像データは、画像出力部2の制御部21に出力され、RAM23に一時的に記憶される。そして、当該画像データをプリンタ部25に出力することにより、プリンタ部25が画像を出力する。
このとき、RGB形式の画像データ及び指示信号に併せて、RAM23に記憶される調整値情報とパラメータ情報を併せて画像読取部1の制御部11に出力することとしても構わない。この場合、第1の変換処理手段によってRGB形式の外部画像データに画像処理が施される場合に、調整値情報やパラメータ情報を用いることができる。
判断情報ファイル245は、外部画像データの第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かの判断に用いられる情報が格納されたファイルであって、具体的には、画像読取部1の機種情報であるシリアル番号やバージョン番号等が格納される。
プリンタ部25は、画像データをラスタデータに展開するためのRIP(Raster Image Processor)や、各種類の印刷用紙を給紙する給紙部(図示省略)を備え、出力手段として、画像読取部1の第1の変換処理手段及び画像出力部2の第2の変換処理手段によって変換されたCMYK形式の画像データに基づいて、例えば、インクジェット方式、レーザ方式、熱転写方式、ドットインパクト方式といった画像形成方法によって、紙やOHPシート等の記録媒体に画像を形成して出力する。
尚、プリンタ部25より出力される画像の画像データとしては、画像読取部1で読取られ、制御部11によってRGB形式からCMYK形式に変換されて画像出力部2に出力された画像データのみならず、画像読取部1で読取られて、デジタル複合カラーコピー機100の外部機器で所定の加工を施された後に、制御部11によってRGB形式からCMYK形式に変換されて画像出力部2に出力された画像データや、外部機器から直接入力されて制御部21によってRGB形式からCMYK形式に変換された画像データや、外部機器から直接入力されたCMYK形式の画像データ等を含む。
次に、図2のフローチャートを用いて、デジタル複合カラーコピー機100の画像読取部1による画像データ出力処理について説明する。
画像データ出力処理は、画像読取部1のスキャナ部15を介して画像データが入力されることにより開始される。
スキャナ部15を介して、原稿画像の画像データが入力されると(ステップS1)、CPU12は、ROM14から基本処理プログラム141を読み出してRAM13の所定のワークスペースに展開して実行することにより、RGB形式の画像データに、シェーディング補正、色収差補正、階調補正等の画像処理を施して(ステップS2)、次ステップに移行する。
ステップS3では、CPU12は、出力モードの設定が、RGB形式出力モードかCMYK形式出力モードかを判断する(ステップS3)。
CPU12が、出力モードがRGB形式出力モードであると判断すると(ステップS3;Yes)、CPU12は、ROM14から付加プログラム143を読み出してRAM13の所定のワークスペースに展開して実行することにより、画像データに設定情報データを付加し(ステップS4)、I/F部5を介して、パソコン(図示省略)にRGB形式の画像データを出力し(ステップS5)、画像データ出力処理を終了する。
一方、CPU12が、出力モードがCMYK形式出力モードであると判断すると(ステップS3;No)、CPU12はROM14から第1の変換処理プログラム142を読み出してRAM13の所定のワークスペースに展開して実行することにより、RGB形式の画像データをCMYK形式の画像データに変換して(ステップS6)、当該画像データを画像出力部2に出力し(ステップS7)、画像データ出力処理を終了する。
次に、図3のフローチャートを用いて、デジタル複合カラーコピー機100の画像出力部2による画像出力処理について説明する。
画像出力処理は、画像出力部2に画像データが入力されることにより開始される。
I/F部26を介して画像データが入力されると(ステップS101)、画像出力部2のCPU22は、当該画像データが外部画像データであるか否かを判断する(ステップS102)。
CPU22が、画像データが外部画像データであると判断すると(ステップS102;Yes)、CPU22は、ROM24より判断プログラム242を読み出してRAM23の所定のワークスペースに展開して実行することにより、当該外部画像データの、画像読取部1の第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かを判断する(ステップS103)。
CPU22が、外部画像データの、第1の変換処理手段による画像処理が可能だと判断すると(ステップS103;Yes)、CPU22はROM24から出力制御プログラム244を読み出してRAM23の所定のワークスペースに展開して実行することにより、外部画像データと、画像読取部1固有の調整値情報やスキャン時のパラメータ情報、指示信号等を画像読取部1に出力して、第1の変換処理手段による画像処理を施してCMYK形式の画像データに変換し(ステップS104)、当該CMYK形式の画像データを画像出力部2に出力させて、プリンタ部25より当該画像データに基づいた画像を出力して(ステップS105)画像出力処理を終了する。
一方、ステップS102において、CPU22が、入力された画像データが外部画像データではないと判断すると(ステップS102;No)、CPU22は当該画像データが、画像読取部1のCPU12によって作成されたCMYK形式の画像データであると判断して、プリンタ部25より、当該画像データに基づいた画像を出力して(ステップS105)、画像出力処理を終了する。
さらに、ステップS103において、CPU22が、外部画像データの、第1の変換処理手段による画像処理が可能ではないと判断すると(ステップS103;No)、CPU22は、ROM24から色形式判断プログラム243を読み出してRAM23の所定のワークスペースに展開して実行することにより、画像データがRGB形式の画像データか、CMYK形式の画像データであるかを判断する(ステップS106)。
CPU22は、画像データがRGB形式の画像データであると判断すると(ステップS106;Yes)、ROM24より第2の変換処理プログラム241を読み出してRAM23の所定のワークスペースに展開して実行することにより、RGB形式の画像データをCMYK形式の画像データに変換する(ステップS107)。
さらに、CPU22は、CMYK形式の画像データに基づいた画像をプリンタ部25より出力して(ステップS105)、画像出力処理を終了する。
一方、ステップS106において、CPU22が、画像データがRGB形式の画像データでない、すなわち、CMYK形式の画像データであると判断すると(ステップS106;No)、CPU22は当該画像データを直接プリンタ部25に出力して画像を出力し(ステップS105)、画像出力処理を終了する。
以上に説明したデジタル複合カラーコピー機100によっては、画像読取部1の第1の変換処理手段によってRGB形式の画像データとして読取られた原稿画像の画像データであれば、一旦デジタル複合カラーコピー機100の外部(例えば、パソコン)に出力され、再びデジタル複合カラーコピー機100に入力された画像データであっても、画像出力部2の第2の変換処理手段ではなく、画像読取部1の第1の変換処理手段によって所定の画像処理が施された上で、CMYK形式の画像として、プリンタ部25より出力することができる。これにより、原稿画像を画像読取部1のスキャナ部15によって読取った後、RGB形式の画像データからCMYK形式の画像データに色変換して画像出力部2のプリント部25より出力した画像と、当該原稿画像を画像読取部1のスキャナ部15によって読取った後、一旦デジタル複合カラーコピー機100の外部(例えば、パソコン)に出力し、再びパソコンからデジタル複合カラーコピー機100に入力した画像データを、RGB形式の画像データからCMYK形式の画像データに色変換して出力した画像とを、同一の画質にすることができる。
また、画像データに付加する設定情報として、画像読取部1の機種情報に併せて、画像読取部1に固有の調整値情報、画像読取部1による画像読取時のパラメータ情報等を用いることができことにより、RGB形式の外部画像データの、第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かの判断が、機種情報という明確な判断基準に基づいて適切に行われるため、より確実に画質を同一のものとすることができる。
さらに、第1の変換処理手段による画像処理が可能であると判断された場合に、設定情報として画像データに付加された画像読取部1に固有の調整値情報や、画像読取時のパラメータ情報等を画像処理時に用いることができるため、さらに確実に画質を同一のものとすることができる。
尚、画像読取部1の付加手段によって、画像データに設定情報データを付加する際に、併せて画像データに画素判別情報を付加することとしても構わない。
ここで、画素判別情報とは、例えば、各画素が構成する画像が、文字か写真かを判別可能な情報を意味し、具体的には、例えば、彩色判別情報(有彩色か無彩色か)、網点判別情報、文字判別情報等の情報を意味し、これらの判別情報からなる画素判別情報を用いて、画素が構成する画像を判別することができる。
このような画素判別情報は、例えば、判別bitと呼ばれるデータが用いられる。判別bitは、各画素に対して、それぞれの画素が文字画像を構成するのか、或いは写真画像を構成するのかを判別可能な状態で付加される。
従って、例えば、画像読取部1の付加手段によって画像データに、設定情報データに併せて画素判別情報(判別bit)が付加された場合には、画像出力部2の判断手段によって、当該設定情報データに併せて判別bitも読み出される。画像データが判別bitを備えることにより、階調変換や解像度変換等のスクリーン処理における判別結果を有効に利用することができる。
また、画像読取部1で読取ったRGB形式の画像データを、CMYK形式の画像データに変換した上で、更にプロセスカラー(C、M、Y、K)に分版して画像出力部2にセパレーション出力することとしても構わない。
画像データに判別bitを付加した画像データの画像や、セパレーション出力した画像データの画像をパソコン等で確認する場合には、これらの画像に付加された制限設定を解除可能な専用のソフト等を用いることにより、モニタ等に画像を表示することができる。
本発明の実施形態1における、デジタル複合カラーコピー機1の内部構成を示すブロック図である。 画像読取部1による画像データ出力処理を説明するためのフローチャートである。 画像出力部2による画像出力処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像読取部
11 制御部(第1の変換処理手段、付加手段)
12 CPU
13 RAM
14 ROM
141 基本処理プログラム
142 第1の変換処理プログラム
143 付加プログラム
15 スキャナ部
16 I/F部
2 画像出力部
21 制御部(第2の変換処理手段、判断手段、出力制御手段)
22 CPU
23 RAM
24 ROM
241 第2の変換処理プログラム
242 判断プログラム
243 色形式判断プログラム
244 出力制御プログラム
245 判断情報ファイル
25 プリンタ部(出力手段)
26 I/F部
3 操作部
4 表示部
5 I/F部
100 デジタル複合カラーコピー機(画像処理装置)

Claims (2)

  1. 原稿画像からRGB形式の画像データを読取り、読取った画像データに、所定の画像処理を施して、CMYK形式の画像データに変換する第1の変換処理手段を備える画像読取部と、
    外部から入力されたRGB形式の外部画像データをCMYK形式の画像データに変換する第2の変換処理手段と、前記第1の変換処理手段及び前記第2の変換処理手段により変換されたCMYK形式の画像データに基づいた画像を出力する出力手段を備える画像出力部と、
    を備える画像処理装置において、
    前記画像読取部に読取られたRGB形式の画像データに、読取時の設定情報を付加する付加手段と、
    前記付加手段により読取時の設定情報が付加されたRGB形式の画像データが、外部から外部画像データとして入力された場合に、当該外部画像データに付加された前記設定情報を参照して、当該外部画像データの、前記画像読取部の第1の変換処理手段による画像処理が可能か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記外部画像データの前記第1の変換処理手段による画像処理が可能と判断された場合に、前記外部画像データに対して、前記第1の変換処理手段による画像処理を施した上で、前記出力手段により画像を出力させるとともに、前記判断手段によって、前記外部画像データの前記第1の変換処理手段による画像処理が可能でないと判断された場合に、前記第2の変換処理手段による画像処理を施した上で、前記出力手段により画像を出力させる出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記設定情報には、前記画像読取部の機種情報、前記画像読取部に固有の調整値情報、前記画像読取部による画像読取時のパラメータ情報のうち、機種情報を含む少なくとも一つ以上の情報が含まれることを特徴とする画像処理装置。
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