JP4130918B2 - 電子レンジ加熱用冷凍デザート食品 - Google Patents

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本発明は、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とが得られる冷凍デザート食品に関し、更に詳細には、パンケーキ、ホットケーキ、ワッフル等の加温されたデザート生地に、フルーツソース等の冷製ソースを添えて、又はかけて食するデザート食品を、一度の電子レンジ加熱操作で、デザート生地においては温かく、ソースにおいては冷製感が味わえる温度に容易に解凍・加熱することが可能な冷凍デザート食品に関する。
近年、冷凍技術や電子レンジにかかる技術の進展に伴ない、各種冷凍食品の販売が増加傾向にある。一般に電子レンジ加熱される冷凍食品は、加熱後、温かい食品として喫食するものが多いが、最近、誘電損失係数が低い氷等を利用して電子レンジ加熱後に冷製感が味わえる冷凍食品も多数提案されている。
例えば、特許文献1には、液状の麺汁、茹で麺及び各種の具を個々に凍結し、容器の底辺に適量の水をはり凍結して氷にしたものを予備しておき、その上に冷凍麺汁、冷凍茹で麺及び具を重ねた電子レンジ加熱調理用の即席冷麺が開示されている。特許文献2には、大型氷塊と飲用部液の凍結物とが、マイクロ波で均一に解凍しうる容器に収納されてなる大型氷塊入り飲料が開示されている。特許文献3には、オーバーランさせフリージングした組成物と粒状の氷塊との混合物を、上層及び下層の二層にて容器に充填し、冷凍した電子レンジ用シェークアイスが開示されている。特許文献4には、氷片と、該氷片よりも体積が大きい氷塊が封入された容器とを備えた電子レンジ加熱により解凍する冷凍飲料が開示されている。
しかし、これら冷凍食品又は飲料は、いずれも誘電損失係数が低い氷を利用して電子レンジ加熱により解凍した食品や飲料を該氷で均一に冷製感が味わえるようにしたものであり、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とが得られる冷凍デザート食品については従来全く提案がない。
特開平5−244888号公報 特開平2−53465号公報 特開平2−182152号公報 特開平11−192076号公報
本発明の課題は、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とが得られ、該ソースの冷製感と、ワッフル等のデザート生地の温かさとを同時に、又は別々に容易に味わうことができる電子レンジ加熱用冷凍デザート食品を提供することにある。
すなわち本発明によれば、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とが得られる冷凍デザート食品であって、電子レンジ加熱可能な耐熱性を有する包装具と、常温で流動性を示すデザート用ソースを凍結させた冷凍ソース(A)と、デザート生地を凍結させた冷凍生地(B)とを含み、前記冷凍ソース(A)のBrix値が15〜35%であり、前記冷凍ソース(A)と前記冷凍生地(B)とを、隔離した状態となるように前記包装具における別個の空間に保持し、且つ前記冷凍ソース(A)と前記冷凍生地(B)とが電子レンジ加熱の際、各々が実質的に重ならないように電子レンジ内の同一平面上に配置しうる形態としたことを特徴とする電子レンジ加熱用冷凍デザート食品が提供される。
本発明の電子レンジ加熱用冷凍デザート食品は、冷凍生地(B)が冷凍ソース(A)と隔離された包装具の空間に存在しており、前記冷凍ソース(A)と前記冷凍生地(B)とが電子レンジ加熱の際、各々が実質的に重ならないように電子レンジ内の同一平面上に配置しうる形態とし、且つ冷凍ソース(A)のBrix値を特定範囲に制御しているので、冷凍ソース(A)が完全に解凍しない冷製感が維持される条件において電子レンジ加熱した際に、冷凍生地(B)は充分加温され、温かいデザート生地と冷製感が味わえる冷凍ソースとが一度の電子レンジ加熱により容易に得ることができる。従って、電子レンジ加熱後に包装具を解放し、加温されたデザート生地に前記冷製ソースを添えるか、かけることにより、所望の冷製感と温かさとを同時に楽しむことが可能なデザートを提供することができる。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明の冷凍デザート食品は、電子レンジ加熱可能な耐熱性を有する包装具と、常温で流動性を示すデザート用ソースを凍結させた冷凍ソース(A)と、デザート生地を凍結させた冷凍生地(B)とを含み、必要により常温で固体である複数の小塊状固形食材を凍結させた冷凍小塊食材(A-1)等を含む。
冷凍ソース(A)は、デザートに使用される常温で流動性を示すものであれば特に限定されず、例えば、フルーツソース、ジャム、シロップ等を凍結させた冷凍ソース等が挙げられる。この際、冷凍ソース(A)には、後述する冷凍小塊食材(A-1)とは異なり、流動性の妨げにならない小片や小さな粒状物等の固形物が含まれていても良い。冷凍ソース(A)は、電子レンジ加熱後に所望の冷製感を得るために、前記冷凍生地(B)と隔離した状態となるように前記包装具における別の空間に保持する必要がある。
冷凍ソース(A)のBrix値は、冷凍生地(B)を充分に温めることが可能な、例えば、電子レンジ加熱時間1分間程度の加熱条件であっても冷製感が維持されるように、15〜35%の範囲に制御する必要がある。該Brix値が15%未満の場合、1分間程度の短時間の電子レンジ加熱では冷凍ソース(A)がほとんど解凍せず、一方、35%を超えると得られるソースの温度が18℃を超え易くなり所望の冷製感が得られ難くなる恐れがある。
本発明において、冷凍ソース(A)は、電子レンジ加熱終了時に半解凍、例えば、流動状態に解凍している割合が略20〜55質量%となるように電子レンジ加熱される。ここで、冷凍ソースが一部シャーベット状を維持して盛付けするようなデザートの場合、前記Brix値をなるべく15%に近くなるように低く設定することが好ましく、逆に、ほとんど全てを流動状態まで解凍する場合には、前記Brix値をなるべく35%に近くなるように高く設定することが好ましい。尚、冷凍されていないデザート用ソースのBrix値は、極端に甘さが抑えられていない限り40%より低いことは少ない。
本発明においては、冷凍ソース(A)のBrix値を上記特定範囲とすることにより、また後述する特定包装することにより、例えば、後述する包装具からの解放前に振とう処理した場合、該振とう後に流動状態部分を冷製感が味わえる18℃以下、好ましくは15℃以下に容易にすることができる。
前記必要により用いられる冷凍小塊食材(A-1)は、冷凍ソース(A)と包装具の同一空間に保持させることができ、電子レンジ加熱後に前記ソースと共に冷製感を付与することができる複数の固形物である。該冷凍小塊食材(A-1)としては、例えば、ミカン、パイナップル、モモ、メロン等の果物等の小塊状固形食材の冷凍物が挙げられ、果物の缶詰製品等を凍結させた冷凍物を用いることができる。
冷凍小塊食材(A-1)を用いる場合には、通常複数配合することができ、その数は、ソースの種類や量、該小塊状食材の種類、大きさ、形状等に応じて、所望の効果が得られるように適宜決定することができ、好ましくは1人分の場合で冷凍ソースとの合計量に対して30質量%程度以下となるようにその数を決定することができる。
冷凍小塊食材(A-1)の各々の大きさ及び形状は任意であるが、通常、1個あたり10g以下程度であることが好ましい。
本発明において冷凍小塊食材(A-1)を用いる場合の、前記冷凍ソース(A)及び冷凍小塊食材(A-1)の合計量に対する冷凍小塊食材(A-1)の質量比、即ち、(冷凍ソース(A)の質量+冷凍小塊食材(A-1)の質量)/冷凍小塊食材(A-1)の質量は、上述の短時間における電子レンジ加熱により所望の効果が得られよう適宜決定することができる。
前記冷凍小塊食材(A-1)のBrix値は、上述した冷凍ソース(A)のBrix値以下であれば良く、冷凍ソース(A)と同一のBrix値又はそれ未満のBrix値とすることで所望の冷製感が得られる。冷凍小塊食材(A-1)のBrix値が冷凍ソース(A)のそれより高い場合には、該冷凍小塊食材(A-1)が冷凍ソース(A)よりも電子レンジによるマイクロ波による加熱を受け易くなり、冷凍ソース(A)に所望の冷製感が付与できない恐れがある。
前記冷凍小塊食材(A-1)のBrix値の測定は、通常、冷凍小塊食材(A-1)の液状分を分離して、該液状分のBrix値を測定することにより行うことができる。
尚、電子レンジ加熱後の該小塊食材(A-1)は、その大きさ等により異なるが、上記短時間の加熱においては、通常、その中心部まで完全に解凍されることはなく、冷製感が更に向上される。
前記冷凍ソース(A)と前記冷凍小塊食材(A-1)とは、該冷凍小塊食材(A-1)の少なくとも一部が、若しくは全部が冷凍ソース(A)内に存在するように冷凍ソース(A)及び冷凍小塊食材(A-1)が一体化した冷凍状態であることが、前述の冷製感を得るための作用が発揮され易いので好ましい。この際、冷凍小塊食材(A-1)の各々は接触しないように前記冷凍ソース(A)と一体化していることがより好ましい。
従って、冷凍ソース(A)及び冷凍小塊食材(A-1)の製造にあたっては、常温で流動性を示すデザート用ソースと、常温で固体である複数の小塊固形食材とを別個にそれぞれ凍結させ、後述する包装具に配置することもできるが、上記一体化を可能にするようにそれぞれを一緒に凍結させることが好ましい。
前記冷凍生地(B)は、パンケーキ、ホットケーキ、ワッフル、スコーン、クレープ、スフレ、マフィン又はベーグル等の澱粉含有のデザート生地を凍結させたものが好ましく挙げられる。該デザート生地は、電子レンジ加熱により内部まで完全に解凍されるように、大きさ、形状等を決定することが好ましい。
更に、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とをより容易に得るために、冷凍ソース(A)、又は冷凍ソース(A)と冷凍小塊食材(A-1)との混合物等の冷凍ソース(A)と包装具の同一空間に保持される内容物量(a)と、冷凍生地(B)量との割合(冷凍生地(B)/内容物量(a))が質量比で通常0.75以下、好ましくは0.60〜0.75になるように冷凍生地(B)の大きさと質量を調整することが好ましい。
電子レンジ加熱後の前記デザート生地は、未解凍の部分がなく、全体として40〜50℃程度の品温となることが好ましい。
本発明の冷凍デザート食品は、電子レンジ加熱可能な耐熱性及び水不透過性を示す包装具内に、前述の冷凍ソース(A)と冷凍生地(B)とを含むが、電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とを得るために、冷凍小塊食材(A-1)を用いる場合には冷凍ソース(A)と包装具の同一空間内に存在させ、冷凍生地(B)は冷凍ソース(A)及び冷凍小塊食材(A-1)と隔離された包装具の空間に存在させる必要がある。このような対応としては、2つの空間を有する1つの包装具の各空間に上記態様となるようにそれぞれを収容する方法、2つの別の包装具に上記態様となるようにそれぞれを収容し、これら2つの包装具を1つの包装具に収容する方法等が挙げられる。
前記包装具は、内容物の電子レンジ加熱が可能である、マイクロ波をなるべく透過しうる耐熱性を有するものであれば特に限定されず、硬質素材及び軟質素材のいずれで形成されていても良い。しかし、電子レンジ加熱後に前記冷凍ソース(A)、若しくは該ソース(A)及び冷凍小塊食材(B)の半解凍物を振とう等して冷製感のある冷製ソースを容易に得るためには、電子レンジ加熱後にこれら半解凍物を包装具に入れた状態で容易に振とう混合等が実施できる可撓性を有する素材で形成された袋等が好ましい。この際、冷凍生地(B)の包装具は必ずしも可撓性を有する包装具でなくても良い。更に、冷凍ソース(A)の包装具は、解凍したソースの流動物が漏れないように、水不透過性を示す包装具であることが好ましい。
前記冷凍ソース(A)を収容する包装具内には、前記所望による冷凍小塊食材(A-1)の他に、得られる冷製ソースの冷製感を向上させるために小片の氷塊等を適宜含有させることもできる。このような氷塊の大きさ、数等は上記所望の効果を勘案して適宜決定することが好ましい。しかし、このような氷塊が溶解することにより、ソースの濃度が変化したり、またソースが油脂成分等を含む場合にはソースの分離等が生じないように、氷塊が溶解した際を考慮してソース成分の調整を行う必要がある。
本発明の冷凍デザート食品を電子レンジにより加熱する場合において、前記冷凍ソース(A)を収容した包装具と前記冷凍生地(B)を収容した包装具との電子レンジ内での配置は、一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とを効率良く得るために、冷凍ソース(A)を収容した包装具と冷凍生地(B)を収容した包装具とが実質的に重ならないように、各包装具を電子レンジ内の同一平面上のテーブル等に配置する必要がある。このため、本発明における包装具は、このような電子レンジ加熱が実施しうるような包装具を用いる必要がある。
このような包装具は、特に限定されず、販売時に冷凍ソース(A)を収容した包装具と冷凍生地(B)を収容した包装具とが重なっていても、電子レンジ加熱時に上記態様が可能な形態であれば良い。
尚、前記冷凍ソース(A)を収容した包装具と冷凍生地(B)を収容した包装具とが実質的に重ならないとは、包装具同士が重なり合っても、本発明の所望の効果が得られない程度に内容物が重なっていない状態を意味する。ここで、内容物が極端に重なる場合には、解凍にムラが生じ、所望の効果が得られない。
本発明の冷凍デザート食品は、例えば、600Wの電子レンジにより加熱時間1〜2分間程度で所望のデザートが得られるように各成分を調製することが好ましい。
以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例1〜5、比較例1〜9
1個あたり45gのベルギーワッフルを用意し、−18℃で凍結させた後にポリエチレン製の袋に1個ずつ収容した。一方、表1に示すBrix値のフルーツソース60gを−18℃で凍結した後にポリエチレン製の袋に収容した。この際、ベルギーワッフル/フルーツソースの質量比は0.75である。
冷凍ベルギーワッフルと冷凍ソースとを上述のとおり別々の袋に収容して以下の試験を行った。結果を表1に示す。
上記で用意した各冷凍デザートを、600Wの電子レンジのターンテーブル上に各袋が同一平面状に位置するように載置し、表1に示す加熱時間で電子レンジ加熱を行った。
上記電子レンジ加熱後、ベルギーワッフルの品温を素早く数カ所測定し、平均温度と最低温度を出し、平均温度が40℃以上で、且つ最低温度が20℃以上が温かく感じられる基準とした。またソース温度は、フルーツソースが入った袋を数秒間振とう混合した後に測定した。
更に、電子レンジ加熱後に袋を開封し、ベルギーワッフル上にソースを添えて食した。その結果、実施例のデザートはいずれもワッフル及びソースが解凍されており、ワッフルは温かく感じられ、ソースの冷製感も充分に感じられた。一方、比較例のものはワッフル全体が冷たいものであったり、若しくはソースに冷製感がないものであった。
Figure 0004130918
実施例6〜13及び比較例15
1個あたり45gのベルギーワッフルを用意し、−18℃で凍結させた後にポリエチレン製の袋に1個ずつ収容した。一方、Brix値17〜18%の5〜6個(合計25g)のフルーツを含むBrix値20の表2に示す量のフルーツソースを−18℃で凍結した後にポリエチレン製の袋に収容した。この際、ベルギーワッフル/フルーツソースの質量比は表2に示すとおりである。
冷凍ベルギーワッフルと冷凍ソースとを上述のとおり別々の袋に収容して以下の試験を行った。結果を表2に示す。
上記で用意した各冷凍デザートを、600Wの電子レンジのターンテーブル上に各袋が同一平面状に位置するように載置し、表2に示す加熱時間で電子レンジ加熱を行った。
上記電子レンジ加熱後、ベルギーワッフルの品温を素早く数カ所測定し、平均温度と最低温度を出し、平均温度が40℃以上で、且つ最低温度が20℃以上が温かく感じられる基準とした。またソース温度は、フルーツソースが入った袋を数秒間振とう混合した後に測定した。
更に、電子レンジ加熱後に袋を開封し、ベルギーワッフル上にソースを添えて食した。その結果、実施例のデザートはいずれもワッフル及びソースが解凍されており、ワッフルは温かく感じられ、ソースの冷製感も充分に感じられた。一方、比較例のものはワッフル全体が冷たいものであったり、若しくはソースに冷製感がないものであった。
Figure 0004130918

Claims (7)

  1. 一度の電子レンジ加熱により、冷製ソースと温かいデザート生地とが得られる冷凍デザート食品であって、
    電子レンジ加熱可能な耐熱性を有する包装具と、常温で流動性を示すデザート用ソースを凍結させた冷凍ソース(A)と、デザート生地を凍結させた冷凍生地(B)とを含み、
    前記冷凍ソース(A)のBrix値が15〜35%であり、前記冷凍ソース(A)と前記冷凍生地(B)とを、隔離した状態となるように前記包装具における別個の空間に保持し、且つ前記冷凍ソース(A)と前記冷凍生地(B)とが電子レンジ加熱の際、各々が実質的に重ならないように電子レンジ内の同一平面上に配置しうる形態としたことを特徴とする電子レンジ加熱用冷凍デザート食品。
  2. 常温で固体である複数の小塊状固形食材を凍結させた冷凍小塊食材(A-1)を、前記冷凍ソース(A)を含む前記包装具における同一空間内に更に含み、且つ該冷凍小塊食材(A-1)のBrix値が、前記冷凍ソース(A)のBrix値以下であることを特徴とする請求項1記載の冷凍デザート食品。
  3. 前記デザート生地がパンケーキ、ホットケーキ、ワッフル、スコーン、クレープ、スフレ、マフィン又はベーグルであることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍デザート食品。
  4. 前記小塊状固形食材が、少なくとも果物を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の冷凍デザート食品。
  5. 冷凍小塊食材(A-1)の少なくとも一部が、冷凍ソース(A)内に存在するように冷凍ソース(A)及び冷凍小塊食材(A-1)が一体化した冷凍状態である請求項2〜4のいずれか1項記載の冷凍デザート食品。
  6. 冷凍ソース(A)を包装する包装具が、電子レンジ加熱後に振とう混合しうる可撓性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の冷凍デザート食品。
  7. 冷凍ソース(A)を含む包装具における空間内の内容物(a)量と、冷凍生地(B)量との割合(冷凍生地(B)/内容物(a))が質量比で0.75以下である請求項1〜6のいずれか1項記載の冷凍デザート食品。
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