JP4130707B2 - 印刷マスク、印刷マスク用プラスチック板および印刷マスクの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、選択的なエネルギー照射を伴うアブレーション加工により貫通孔からなる所定パターンの開口部が形成された印刷マスク、該印刷マスクを製造するための印刷マスク用プラスチック板及び該プラスチック板を用いた印刷マスクの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在工業的な利用が進んでいるCO2レーザ(赤外線域の9〜11μm)やYAGレーザ(近赤外線域の1.064μm)は、そのレーザービームの照射(エネルギー照射)により対象となる加工物を加熱溶解し、切断や溶接を行っている。このような長波長のレーザによる加工は、レーザービームによって誘起される熱効果による加工(熱加工)であり、この加工に対して、非常に短い波長(193,248,308,351nm)のレーザービームを出力可能なエキシマレーザ等の紫外線レーザの加工は、レーザービームで誘起される化学反応を伴った光化学効果によるアブレーション加工(非熱加工)であり、前記熱加工に比べて、加工精度の優れた加工が可能である。
【0003】
このアブレーション加工において、非常に短い波長のエキシマレーザ等の紫外線レーザは、合成樹脂を熱的に溶解させることなく、レーザビームが照射された表面から順次、その高分子の分子の一つ一つを励起させ、分子間結合を開裂させる。これにより、固体の状態にある分子が直接飛散して加工が行われる。このアブレーション加工は、CO2レーザやYAGレーザによる加工法と比べると、高精細な加工を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、本発明者が上記アブレーション加工で作成した印刷マスクを注意深く観察したところ、図4(a)に示すように印刷マスク1’のテーパ状の開口部2に面したエッジ部1aがレーザービーム3の進行方向にΔt1=2〜3μm程度反ってしまうことがわかった。そして、このような反りが発生してしまうと、次のような不具合が生じるおそれがあることがわかった。
例えば、図4(b)に示すように印刷マスク1’を上下反転させて印刷対象物11上にセットし、印刷物質であるクリーム半田12の印刷を行なったときに、そのクリーム半田12の一部である半田粒子12aがねらいのパッド11a上の印刷領域の外側の印刷マスク1と印刷対象物11との隙間に滲み出てしまうおそれがある。
また、図4(c)に示すように、印刷終了後に印刷マスク1’を印刷対象物11から離すときに、上記滲み出た半田粒子12aが毛細管現象により上記隙間側に更に引き込まれる。そして、印刷マスク1と印刷対象物11との隙間に存在するフラックス13が、上記版離れのときに上記開口部2から離れる方向(図中A方向)に急激に移動することにより、このフラックス13の移動によっても半田粒子12aが上記隙間側に更に引き込まれる場合もある。
以上の現象の結果として、印刷対象物11のパターンの周囲には印刷パターンの「にじみ」という現象が発生し、印刷マスク1の裏面(印刷対象物側の面)には半田が廻り込んで付着する「裏面廻り」という現象が発生するおそれがあることがわかった。
【0005】
本発明は、上記背景の下でなされたものであり、その目的は、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成された印刷マスクであって、印刷パターンのにじみ及び印刷マスクの裏面廻りを防止することができる印刷マスク、該印刷マスクを製造するための印刷マスク用プラスチック板および印刷マスクの製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成された印刷マスクであって、該開口部に面した印刷対象物側のエッジ部を、該印刷対象物側に突起した突起状に形成したことを特徴とするものである。
【0007】
この印刷マスクにおいては、開口部に面した印刷対象物側のエッジ部を、該印刷対象物側に突起した突起状に形成されているので、該開口部に充填された印刷物質が、該印刷対象物上の印刷領域からはみ出さなくなる。
また、印刷終了後に印刷マスクを印刷対象物から離すときに、上記突起状に形成したエッジ部により、印刷領域の印刷物質が毛細管現象で印刷マスクと印刷対象物との隙間に引き込まれることがない。更に、印刷マスクと印刷対象物との隙間にフラックス等の液状物質が存在する場合に該液状物質が急激に移動して該印刷物質が上記隙間に引き込まれることもない。
【0008】
請求項2の発明は、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成される印刷マスク用プラスチック板であって、該エネルギービームが入射する側の表面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が大きい又は熱膨張率が小さい被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、上記熱収縮率とは、発熱を伴うアブレーション加工前の上記プラスチック板及びその表面の皮膜が該アブレーション加工後にどの程度まで収縮するかを示す収縮率であり、上記熱膨張率とは、該アブレーション加工前の上記プラスチック板及びその表面の皮膜が該アブレーション加工後にどの程度まで膨張するかを示す膨張率である(以下の請求項においても同様である。)
【0010】
この印刷用プラスチック板においては、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うときに、エネルギービームが入射する側の表面に形成された被膜が、発熱を伴うアブレーション加工により、該プラスチック板よりも大きく収縮し若しくは該プラスチック板よりも小さく膨張する。このプラスチック板とその表面の被膜との熱収縮率若しくは熱膨張率の差により、周知のバイメタルと同様な作用によって、開口部が形成される際の該開口部に面したエッジ部が、該エネルギービームの入射側に大きくソリ上がる。このエッジ部がソリ上がった面を印刷対象物に接触させて印刷を行うことにより、上記印刷物質の印刷領域からのはみ出し及び印刷マスクと印刷対象物との隙間への引き込みを抑制することができる。
【0011】
請求項3の発明は、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成される印刷マスク用プラスチック板であって、該エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が小さい又は熱膨張率が大きい被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0012】
この印刷用プラスチック板においては、選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うときに、エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に形成された被膜が、発熱を伴うアブレーション加工により、該プラスチック板よりも小さく収縮し若しくは該プラスチック板よりも大きく膨張する。このプラスチック板とその裏面の被膜との熱収縮率若しくは熱膨張率の差により、周知のバイメタルと同様な作用によって、開口部が形成される際の該開口部に面したエッジ部が、該エネルギービームの入射側に大きくソリ上がる。このエッジ部がソリ上がった面を印刷対象物に接触させて印刷を行うことにより、上記印刷物質の印刷領域からのはみ出し及び印刷マスクと印刷対象物との隙間への引き込みを防止することができる。
【0013】
請求項4の発明は、印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うことにより、所定パターンの開口部を形成して印刷マスクを製造する印刷マスクの製造方法であって、該アブレーション加工の前に、該プラスチック板の該エネルギービームが入射する側の表面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が大きい又は熱膨張率が小さい被膜を形成することを特徴とするものである。
【0014】
この印刷マスクの製造方法においては、印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うときに、エネルギービームが入射する側の表面に形成された被膜が、発熱を伴うアブレーション加工により、該プラスチック板よりも大きく収縮し若しくは該プラスチック板よりも小さく膨張する。このプラスチック板とその表面の被膜との熱収縮率若しくは熱膨張率の差により、周知のバイメタルと同様な作用によって、開口部が形成される際の該開口部に面したエッジ部が、該エネルギービームの入射側に大きくソリ上がる。
【0015】
請求項5の発明は、印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うことにより、所定パターンの開口部を形成して印刷マスクを製造する印刷マスクの製造方法であって、該アブレーション加工の前に、該プラスチック板の該エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が小さい又は熱膨張率が大きい被膜を形成したことを特徴とするものである。
【0016】
この印刷マスクの製造方法においては、印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うときに、エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に形成された被膜が、発熱を伴うアブレーション加工により、該プラスチック板よりも小さく収縮し若しくは該プラスチック板よりも大きく膨張する。このプラスチック板とその裏面の被膜との熱収縮率若しくは熱膨張率の差により、周知のバイメタルと同様な作用によって、開口部が形成される際の該開口部に面したエッジ部が、該エネルギービームの入射側に大きくソリ上がる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図2は、本発明に係る印刷マスク用プラスチック板を用いた印刷マスク製造方法を実現可能な印刷マスク加工装置の一例を示す概略構成図である。この装置は、エネルギービームとしての紫外レーザ光(波長:248nm)を出力することができるKrFエキシマレーザを備え、加工対象物としては、厚さが約150μmの2軸延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる印刷マスク用プラスチック板(以下、「プラスチック板」という。)1を用いている。このプラスチック板のレーザビーム入射側の表面(印刷時に印刷対象物に接する側の表面)に、該PETよりも熱収縮率が大きい被膜として、上記カーボンを含有させたポリウレタン樹脂からなる導電性被膜1cを形成した。このように導電性被膜1cを形成することにより、本方法で製造した印刷マスクを用いて印刷する場合に、スキージングや印刷マスクの剥離時の静電気による印刷対象物(基板)上のデバイスの破損を防止することができる。
【0018】
図2において、プラスチック板1の上方に配置したエキシマレーザ発振機本体4より出力されたレーザビーム3は、加工形状を決めるための遮光用アパーチャーマスク5を通り、且つビーム縮小投影用レンズ6を通過後、プラスチック板1の表面を照射する。プラスチック板1の表面における照射エネルギー密度は、1.13J/cm2(縮小率M=4)〜2.23J/cm2(縮小率M=5)程度であった。
【0019】
上記印刷マスク加工装置において、加工形状を決めるための遮光用アパーチャーマスク5を通過するレーザビーム7の幅(又は径)と、ビーム縮小投影用レンズ6によりプラスチック板1の表面に集光される照射ビーム8の幅(又は径)との比が、ビームの縮小率になり、この縮小率の二乗の逆数がエネルギー密度の比率となる。
【0020】
図3(a)は、アブレーション加工の際のプラスチック板1の加工部分の拡大断面図である。前記エネルギー密度の大小は、加工スピードにも影響するが、特に、堀り込みされた部分の内壁9のテーパー角度の大小に大きい影響を与える。エネルギー密度とテーパー角度との関係は、エネルギー密度が大きいときは、テーパー角度は小、エネルギー密度が小さいときは、テーパー角度は大となる。
【0021】
エネルギー密度を徐々に上げていき、一定の限度以上に達すると、図3(b)に示すように、テーパー角度は小さくなるが、裏面側にひび割れ10が発生する。図3(b)とは反対に、エネルギー密度を小さくしていくと、図3(c)に示すように、テーパー角度は大きくなる。
【0022】
本実施形態では、比較的小さなエネルギー密度の紫外レーザ光を繰り返し照射することにより、テーパー角度θが2.5°(広がり寸法ΔW=6.5μm,縮小率M=5)〜3.2°(広がり寸法ΔW=8.5μm,縮小率M=4)程度と大きい開口部を形成している。この開口部を形成して製造した印刷マスクを上下反転して基板やICウェーハ等の印刷対象物に密着させ、スキージ等を用いて印刷を行う。
【0023】
図4(a)は、プラスチック板に上記加熱処理(アニーリング処理)を行った後、上記図2の加工装置を用いて開口部2を形成した印刷マスク1’の断面図である。図4(a)に示すように、印刷マスク1’のテーパ状の開口部2に面したエッジ部1bは、レーザービーム3の進行方向とは逆方向(図中上側)にΔt2=1μm程度ソリ上がらせることができた。
【0024】
この図4(a)に示す印刷マスク1’を上下反転させて印刷対象物である基板11上に密着させ、スキージなどを用いて印刷物質であるクリーム半田12の印刷を行なった。その結果、ねらいのパッド11a上の印刷領域から半田粒子12aが流れ出すこともなく、クリーム半田による印刷パターンが基板1に付着した状態での印刷マスク1’の良好な版離れが得られた。更に、図4(b)中の基板側に突出したエッジ部1bにより、印刷マスク1’の版離れの際に、表面張力やスラックス13の急激な移動によってクリーム半田12が印刷マスク1’と基板11との隙間に引き込まれたりすることがなくなった。
【0025】
以上、本実施形態によれば、印刷マスク1’の開口部2に充填されたクリーム半田12中の半田粒子12aが、基板11上の印刷領域からはみ出さなくなるので、印刷パターンのにじみを防止することができる。しかも、印刷終了後に印刷マスク1’を基板11から離すときに、印刷領域のクリーム半田12が印刷マスク1’と基板11との隙間に引き込まれたり、該隙間のフラックス13が急激に移動してクリーム半田12が該隙間に引き込まれたりすることがないので、印刷マスク1’の裏面廻りを防止することができる。
【0026】
なお、上記実施形態では、レーザビーム入射側の表面に、プラスチック板としてのPETよりも熱収縮率が大きな上記カーボンを含有させたウレタンからなる導電性被膜1cを形成したプラスチック板1を用いたが、本発明は、上記レーザビーム入射側の表面に、PETよりも熱膨張率が小さな被膜を形成したプラスチック板を用いた場合にも適用することができる。また、レーザビーム入射側とは反対側の裏面に、PETよりも熱収縮率が小さく若しくは熱膨張率が大きい被膜を形成したプラスチック板を用いた場合にも適用することができる。例えば、上記裏面にIBAD(Ion Beam Assisted Deposition)法によってNi,Ti,Al等の金属被膜を形成したプラスチック板を用いた場合にも適用することができる。
【0027】
また、上記実施形態では、PETからなるプラスチック板1を用いているが、本発明は、ポリイミド、ポリカーボネイト、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリプロピレン等の他の材料からなるプラスチック板を用いた場合にも適用することができる。
【0028】
また、上記実施形態では、アブレーション加工のためのエネルギービームとしてKrFエキシマレーザーから出射される紫外レーザービーム(波長:248nm)を用いたが、これに限定されることなく、本発明は、アブレーション加工可能なものであれば他のエネルギービームを用いた場合にも適用することができる。例えば、ArFレーザ、F2レーザ等のエキシマレーザから出射される紫外レーザビームを用いた場合や、シンクロトロン放射光(SOR)中の加工対象物に対してアブレーション可能な波長成分を用いた場合にも適用することができる。
【0029】
また、上記実施形態において、上記印刷マスク加工装置によるアブレーション加工に先だって、プラスチック板1を加熱処理(アニーリング処理)してもよい。この加熱処理は、例えば70°Cの温度条件で48時間行う。この加熱処理により、プラスチック板1を硬質化させ、アブレーション加工で形成した印刷マスクの開口部2の寸法の太りを抑制することができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、印刷マスクの開口部に充填された印刷物質が、印刷対象物上の印刷領域からはみ出さなくなるので、印刷パターンのにじみを防止することができる。しかも、印刷終了後に印刷マスクを印刷対象物から離すときに、印刷領域の印刷物質が印刷マスクと印刷対象物との隙間に引き込まれたり、印刷マスクと印刷対象物との隙間にフラックス等の液状物質が存在する場合に該液状物質が急激に移動して該印刷物質が上記隙間に引き込まれたりすることがないので、印刷マスクの裏面廻りを防止することができるという効果がある。
【0031】
請求項2乃至5の発明によれば、アブレーション加工で製造した印刷マスクのエッジ部がソリ上がった面を印刷対象物に接触させて印刷を行うことにより、上記印刷物質の印刷領域からのはみ出し及び印刷マスクと印刷対象物との隙間への引き込みを抑制することができるので、上記印刷パターンのにじみ及び印刷マスクの裏面廻りを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本実施形態に係る方法で作製した印刷マスクの拡大断面図。
(b)は、同印刷マスクを基板上に密着させたときの説明図。
【図2】本実施形態で用いたエキシマレーザ加工装置の概略構成図。
【図3】(a)は、アブレーション加工中のプラスチック板の拡大断面図。
(b)は、高エネルギー密度で加工された印刷マスクの断面図。
(c)は、低エネルギー密度で加工された印刷マスクの断面図。
【図4】(a)は、従来の印刷マスクの断面図。
(b)は、同印刷マスクを基板上に密着させたときの説明図。
(c)は、同印刷マスクを基板から離すときの説明図。
【符号の説明】
1 印刷マスク用プラスチック板
1’ 印刷マスク
1a レーザービーム入射側とは反対側にソリ上がったエッジ部
1b レーザービーム入射側にソリ上がったエッジ部
1c 被膜
2 開口部
3 レーザービーム(エネルギービーム)
4 エキシマレーザー発振機本体
5 遮光用アパーチャーマスク
6 ビーム縮小投影用レンズ
7 遮光用アパーチャーマスクで絞られたビーム
8 プラスチック板表面に照射されたビーム
11 基板(印刷対象物)
12 クリーム半田(印刷物質)
12a 半田粒子
13 フラックス
Claims (5)
- 選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成された印刷マスクであって、
該開口部に面した印刷対象物側のエッジ部を、該印刷対象物側に突起した突起状に形成したことを特徴とする印刷マスク。 - 選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成される印刷マスク用プラスチック板であって、
該エネルギービームが入射する側の表面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が大きい又は熱膨張率が小さい被膜を形成したことを特徴とする印刷マスク用プラスチック板。 - 選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工により所定パターンの開口部が形成される印刷マスク用プラスチック板であって、
該エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が小さい又は熱膨張率が大きい被膜を形成したことを特徴とする印刷マスク用プラスチック板。 - 印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うことにより、所定パターンの開口部を形成して印刷マスクを製造する印刷マスクの製造方法であって、
該アブレーション加工の前に、該プラスチック板の該エネルギービームが入射する側の表面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が大きい又は熱膨張率が小さい被膜を形成することを特徴とする印刷マスクの製造方法。 - 印刷マスク用プラスチック板に対して選択的なエネルギービーム照射を伴うアブレーション加工を行うことにより、所定パターンの開口部を形成して印刷マスクを製造する印刷マスクの製造方法であって、
該アブレーション加工の前に、該プラスチック板の該エネルギービームが入射する側とは反対側の裏面に、該プラスチック板よりも熱収縮率が小さい又は熱膨張率が大きい被膜を形成したことを特徴とする印刷マスクの製造方法。
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JP14845198A JP4130707B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 印刷マスク、印刷マスク用プラスチック板および印刷マスクの製造方法 |
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JPH11320164A JPH11320164A (ja) | 1999-11-24 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655507U (ja) * | 1993-01-21 | 1994-08-02 | 株式会社貝印刃物開発センター | 爪切りの押圧操作てこにおける指当て構造 |
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- 1998-05-13 JP JP14845198A patent/JP4130707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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