JP4130351B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーキングブレーキ兼用型のディスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーキングブレーキ兼用型のディスクブレーキには、ディスクを介して両側に配置される一対のパッドと、有底筒状のピストンをシリンダに液圧により摺動可能に設けるとともにピストンの摺動によって一対のパッドをディスクに接触させるキャリパと、シリンダ内に配置され、液圧以外の押圧手段で押圧されて移動してピストンをシリンダに対し強制的に摺動させるクラッチ部材とを備えたものがあり、押圧手段をパーキングブレーキレバーやパーキングブレーキペダルで操作するものがある。このようなディスクブレーキにおいては、ピストン内にクラッチ部材が当接可能に設けられているため、そのままでは、ブレーキ液で満たされていないシリンダ内にブレーキ液を注入する際に、クラッチ部材のピストンへの当接でピストンの外径側の流路が絶たれることになって、ピストンとクラッチ部材との当接面よりもピストンの底部側にあるピストンおよびクラッチ部材の隙間にエア溜まりが生じてしまうことになる。
【0003】
上記隙間のエアを抜いてブレーキ液を注入するため、図15および図16に示すように、ピストン201とクラッチ部材202との当接面203よりもピストン201の底部側にあるピストン201とクラッチ部材202との隙間204と、当接面203よりもピストン201の開口側にあるピストン201とクラッチ部材202との隙間205とを連通させるように、クラッチ部材202の外径側にピストン201の摺動方向に沿って貫通する貫通孔206を形成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
米国特許出願公開第2002/0041123号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにクラッチ部材202の外径側に貫通孔206を形成するのでは、貫通孔206よりも上側の隙間についてはエアを抜くことはできず、図15に示すようにこの部分に相変わらずエア溜まり207が生じてしまうことになり、十分にエア抜きを行うことができないという問題があった。
【0006】
また、クラッチ部材202をピストン201に付勢する付勢部材208をピストン201に係止するための止め輪209によってエアの流れが堰き止められてしまうことになり、この部分にもエア溜まり210が生じてしまって、十分にエア抜きを行うことができないという問題もあった。
【0007】
したがって、本発明は、十分にシリンダ内のエア抜きを行うことができるディスクブレーキの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ディスクを介して両側に配置される一対のパッドと、有底筒状のピストンをシリンダに液圧により摺動可能に設けるとともに前記ピストンの摺動によって前記一対のパッドをディスクに接触させるキャリパと、前記ピストン内に配置され、液圧以外の押圧手段で押圧されて移動して前記ピストンを前記シリンダに対し強制的に摺動させるクラッチ部材と、を備えたディスクブレーキにおいて、前記ピストンの前記クラッチ部材との当接面に前記ピストンの摺動方向に延びる溝を形成し、該溝は、前記当接面に対し前記ピストンの底部側に位置する前記ピストンおよび前記クラッチ部材の隙間と、前記当接面に対し前記ピストンの開口側に位置する前記ピストンおよび前記クラッチ部材の隙間とを連通させるとともに、前記当接面の形状が前記ピストンの開口側に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状の傾斜部と該傾斜部の最小幅寸法で直線状となる直線部とを有することを特徴としている。
【0009】
このように、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間よりも外径側に、前記ピストンのクラッチ部材との当接面にピストンの摺動方向に延びる溝を形成しているため、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間に存在するエアを良好に抜くことができる。しかも、ピストンのクラッチ部材との当接面に溝を形成するため、例えば、ピストンの鋳造時あるいは鍛造時に形成することができ、クラッチ部材への穴あけが不要となる。
また、溝を介して、当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間から、当接面に対しピストンの開口側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間へ、エアを抜くことができる。
また、溝は、当接面における形状がピストンの開口側に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状をなす傾斜部を有しているため、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間に存在するエアを、溝の傾斜部の幅の広い部分で広範囲に集めて良好にピストン開口側へ抜くことができる。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記溝は、前記ピストンの円周方向に等ピッチで複数形成されることを特徴としている。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記溝は、前記ピストンの鍛造成形時に鍛造により形成されることを特徴としている。
【0014】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項記載の発明において、前記クラッチ部材を前記ピストンに付勢する付勢部材を前記ピストンに係止するための係止部材を有し、前記溝は、前記ピストンの前記クラッチ部材との当接面から前記ピストンの摺動方向に前記ピストンの開口部側に連続的に延びて形成され、該溝の底部は前記係止部材よりも外径側に位置することを特徴としている。
【0015】
これにより、係止部材のピストンの底部側に溜まろうとするエアについても、係止部材よりも外径側に底部が位置する溝で良好に抜くことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態のディスクブレーキを図1〜図14を参照して以下に説明する。
【0017】
本実施形態のディスクブレーキは、図1に示すように、車両の非回転部に固定されるキャリア11と、このキャリア11にディスク12を介して両側に配設された状態で摺動可能に支持される一対のパッド13と、キャリア11にディスク12の軸線方向に沿って摺動自在となるよう支持されて一対のパッド13を両側から挟持するキャリパ14とで主に構成されている。
【0018】
キャリパ14は、一方のパッド13のディスク12に対し反対側に開口部17を対向させる有底筒状のシリンダ18と、このシリンダ18の半径方向における一側からディスク12の外周部を跨いで延出するディスクパス部19と、このディスクパス部19のシリンダ18に対し反対側から他方のパッド13のディスク12に対し反対側に対向するように延出する爪部20とを有するキャリパ本体21を有している。
【0019】
また、キャリパ14は、有底筒状に形成されて底部24側をパッド13側に向けてキャリパ本体21のシリンダ18のボア25に摺動自在に嵌合されるピストン26と、ピストン26とシリンダ18の内周面28との隙間をシールするリング状のピストンシール27とを有している。なお、ピストンシール27はシリンダ18に保持されている。
【0020】
キャリパ14は、シリンダ18とピストン26との間に導入されるブレーキ液圧によって、ピストン26をパッド13の方向に突出させることによって、このピストン26と爪部20とで一対のパッド13を両側から把持することによりディスク12に接触させるものである。
【0021】
上記のように、ピストン26は、ブレーキペダルへの踏み込み操作による通常制動時には、図示せぬマスタシリンダからシリンダ18内に導入されるブレーキ液圧でシリンダ18から爪部20の方向に突出させられることにより一対のパッド13をディスク12に押圧させて制動力を発生させるものであるが、シリンダ18内には、ピストン26をこのようなブレーキ液圧ではなく機械的に突出させることにより一対のパッド13をディスク12に押圧させて制動力を発生させるパーキングブレーキ機構(押圧手段)30が設けられている。
【0022】
パーキングブレーキ機構30は、カム機構32を有している。
すなわち、シリンダ18の底部33には、底面34から離間してこのシリンダ18の軸線方向に対し直交方向にカム穴35が形成されており、また、底面34の中央位置からカム穴35まで軸線上において貫通する底部穴36が形成されていて、これらカム穴35および底部穴36にカム機構32が設けられている。
【0023】
このカム機構32は、カム穴35にベアリング38を介して回転可能に挿入された略円柱状のカム本体39を有している。カム本体39には、半径方向の外周面から中心方向に向けて略V字状に凹むカム凹部40が形成されている。このカム凹部40は、最も凹んだ位置をカム本体39の中心軸線に対しオフセットさせている。
【0024】
カム機構32は、カム凹部40に一端側が挿入されるとともに他端側が底部穴36側に配置されるカムロッド42を有しており、このカムロッド42は、シリンダ18の軸線に直交する方向に沿う軸線回りにカム本体39が回転駆動されるとカム凹部40の形状によってカム本体39からの突出量を変化させる。なお、カム本体39は、図示せぬパーキングブレーキレバーの手動操作等により回転する。
【0025】
また、シリンダ18内には、カム機構32のカムロッド42で押圧されてシリンダ18の軸線方向に移動するプッシュロッド44が設けられている。
【0026】
図2に示すように、プッシュロッド44は、前進時前側すなわちピストン26側の前部分割体45と、前進時後側すなわちシリンダ底部33側の後部分割体46とに二分割されている。
【0027】
プッシュロッド44の後部分割体46は、軸部48とこの軸部48の一端側から半径方向外方に広がるフランジ部49とを有しており、図3に示すように、フランジ部49には半径方向外側に一部突出する複数具体的には二カ所の凸部50が180度異なる位置に形成されている。また、図2に示すように、軸線方向における軸部48のフランジ部49に対し反対側には軸線方向に凹む当接凹部51が形成されている。
【0028】
なお、フランジ部49には凸部50の内側位置に軸線方向に貫通する嵌合穴52が形成されており、これら嵌合穴52には、それぞれガイドピン53が、軸線方向における両側が所定量ずつフランジ部49から突出する状態に圧入されている。加えて、フランジ部49には、凸部50と異なる位置に、外周面から一段凹む複数具体的には四カ所の回止凹部54が形成されている。
【0029】
この後部分割体46は、図1に示すように、その軸部48がシリンダ18の底部穴36に摺動可能に嵌合させられることになる。ここで、シリンダ18の底部33には、中心から位置をずらして軸線方向に沿う回止穴56が複数具体的には二カ所底面34側から形成されており、軸部48が底部穴36に嵌合させられる際に、両ガイドピン53の軸部48側の部分がこれらの回止穴56に摺動可能に嵌合されることになる。
【0030】
なお、ガイドピン53と回止穴56との嵌合によって後部分割体46は、シリンダ18に対し軸回りの回転が規制された状態で軸方向に移動可能となる。
【0031】
そして、後部分割体46は、上記のように軸部48が底部穴36に嵌合させられるとともに、ガイドピン53が回止穴56に嵌合させられた状態で、当接凹部51に上記カム機構32のカムロッド42の先端側を収納する。なお、軸部48とシリンダ18の底部穴36との間には、これらの隙間をシールするリング状のプッシュロッドシール57が設けられている。このプッシュロッドシール57は、後部分割体46の軸部48に保持されている。
【0032】
プッシュロッド44の前部分割体45は、半径方向における外周面にオネジ60が形成された軸部61とこの軸部61の一端側から半径方向外方に広がるフランジ部62とを有する形状をなしており、フランジ部62の外周側には、図4に示すように、外周面から半径方向内方に円弧状に凹む複数具体的には二カ所の回止凹部63が形成されている。
【0033】
この前部分割体45は、図2に示すように、フランジ部62を後部分割体46のフランジ部49に対し当接させることになり、このときに、回止凹部63にガイドピン53の軸部48に対し反対側の部分を嵌合させることになる。なお、ガイドピン53と回止凹部63との嵌合によって前部分割体45は、後部分割体46に対し軸回りの回転が規制された状態で軸方向移動可能(つまり離間および近接可能)となる。
【0034】
パーキングブレーキ機構30は、シリンダ18内においてプッシュロッド44の前部分割体45の軸部61のオネジ60に、内径側に形成されたメネジ65で螺合される略円筒状のクラッチ部材66を有している。
【0035】
ここで、ピストン26の内径側は、図6にも示すように、底部24側が小径の第1内径部68とされるとともに、第1内径部68よりも開口側がこれより大径の第2内径部101とされ、これら第1内径部68および第2内径部101の間には第2内径部101側が大径となるように傾斜する第1テーパ面部102が形成されている。
【0036】
また、第2内径部101よりも開口側がこれより大径の第3内径部69とされ、これら第2内径部101および第3内径部69の間には第3内径部69側が大径となるように傾斜する第2テーパ面部(当接面)70が形成されている。さらに、第3内径部69の開口側は、第3内径部69よりも大径でそのままピストン26の開口側まで至る第4内径部103が形成されている。
【0037】
そして、本実施形態においては、ピストン26の内径側に、第2内径部101から第2テーパ面部70、さらに第3内径部69にかけて、ピストン26の軸線方向つまりピストン26の摺動方向に延びる溝105が形成されている。この溝105は、内径側が幅寸法が大きく外径側ほど幅寸法が狭い略湾曲形状をなしている。
【0038】
溝105は、第1凹部106と第2凹部107と第3凹部108とを有している。第1凹部106は、ピストン26の軸線方向における位置が第2内径部101とほぼ合っており、この第2内径部101よりもピストン26の外径側に向けて凹んでいる。第2凹部107は、ピストン26の軸線方向における位置が第2テーパ面部70とほぼ合っており、この第2テーパ面部70に沿って延在し、かつこの第2テーパ面部70よりもピストン26の外径側に向けて凹んでいる。第3凹部108は、ピストン26の軸線方向における位置が第3内径部69とほぼ合っており、この第3内径部69よりもピストン26の外径側に向けて凹んでいる。なお、この第3凹部108は第4内径部103とピストン26の半径方向に合う位置まで凹んでいる。このような形状の溝105はピストン26の鍛造成形時に鍛造により形成される。
【0039】
ここで、上記溝105は、少なくとも一カ所設けられることになるが、この場合は、ピストン26の円周方向に等ピッチで複数設けられており、具体的には、隣り合うもの同士が60度の角度をなすように6カ所形成されている。これにより、このピストン26が円周方向にどの角度位置に位置していても、少なくともいずれか一つの溝105がピストン26の鉛直頂上位置に対し30度以内に配置されることになる。
【0040】
第1凹部106は、ピストン26を軸直交方向に切った場合の断面形状を見てみると、この断面形状は、図7に示すように、第1凹部106が各頂点位置に配置される略六角形状をなしている。すなわち、すべての第1凹部106を結んだものは、第2テーパ面部70の全周にわたって凹となっている。
【0041】
また、第2凹部107の断面位置においては、図8に示すように、断面円形状の第2テーパ面部70から各第2凹部107が外径側に凹むように形成される形状をなす。そして、第2凹部107は、内径側が幅寸法が大きく外径側ほど幅寸法が狭い形状をなしており、図9に示すように、この第2凹部107と第2テーパ面部70との境界部分を通る第2テーパ面部70の接線に対して、この境界部分から立ち上がる第2凹部107の角度αが120度以上の角度をなしている。
【0042】
ここで、上記のように、ピストン26の内径側が、第1凹部106の形成位置において、略六角形状をなしていることで、第2凹部107は、第2テーパ面部70において、図10に示すように、ピストン26の開口側(図10における上側)に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状をなす傾斜部110を有することになる。言い換えれば、第2凹部107の第2テーパ面部70に形成される傾斜部110は、第2テーパ面部70の外径側から内径側に向かうにしたがって幅寸法が大きくなっている。
【0043】
第3凹部108の断面位置においては、図11に示すように、断面円形状の第3内径部69から各第3凹部108が外径側に凹むように形成される形状をなす。ここで、第3凹部108は、内径側が幅寸法が大きく外径側ほど幅寸法が狭い形状をなしている。
【0044】
そして、ピストン26の軸線方向における第3内径部69の途中位置つまり第3凹部108の途中位置に、後述するアジャスト部80の止め輪(係止部材)82を係合させるための係合溝81が形成されることになるが、この係合溝81の底部81aつまり止め輪82よりも、第3凹部108の底部108aの方がピストン26における外径側に位置するようになっている。ここで、ピストン26の軸線方向における第3凹部108の途中位置に止め輪82が係合されることで、第3凹部108は止め輪82を跨ぎ、止め輪82よりもピストンの開口側まで形成される。
【0045】
なお、第3凹部108は、図12に示すように、連続する傾斜形状でピストン26の開口側ほど径方向外側に広がる形状としても良い。なお、この径方向外側への広がりの角度は、鍛造の抜き勾配(一般的に0〜0.5°)以上の角度となっている。この場合、連続する傾斜形状ではなく、図13あるいは図14に示すように断続的な段付き形状としたりしても良い。
【0046】
クラッチ部材66は、図2に示すように、先端側がピストン26の第1内径部68に嵌合する嵌合部72とされており、この嵌合部72と隣り合ってこの第1内径部68よりも大径のフランジ部112が形成され、このフランジ部112の嵌合部72側に第2テーパ面部70に当接するテーパ部73が形成されている。クラッチ部材66の嵌合部72には、内径側から外径側に貫通する半径方向に沿った複数のエア抜き穴113が形成されている。このエア抜き穴113はピストン26の第1テーパ面部102および第2内径部101に対向する位置に形成されている。
【0047】
カム機構32のカム本体39を回転運動させることにより、カムロッド42の突出量を小から大へ変化させると、プッシュロッド44の後部分割体46および前部分割体45とクラッチ部材66とが軸線方向に直線運動し、クラッチ部材66がテーパ部73においてピストン26の第2テーパ面部70に当接してこのピストン26をシリンダ18に対しパッド13側に摺動させる。
【0048】
なお、プッシュロッド44の前部分割体45のオネジ60とクラッチ部材66のメネジ65とは、螺合部74を構成しており、この螺合部74には、前部分割体45とクラッチ部材66との間に互いに回転せずに所定量軸方向に移動可能なクリアランスを有している。
【0049】
また、ピストン26の底部24側にはクラッチ部材66との隙間を大気開放させるための大気開放穴76が形成されている。
【0050】
加えて、クラッチ部材66の嵌合部72とピストン26の第1内径部68との間には、これらの隙間をシールするリング状のクラッチ部材シール77が設けられている。このクラッチ部材シール77は、クラッチ部材66の嵌合部72に保持されている。
【0051】
パーキングブレーキ機構30は、シリンダ18内においてクラッチ部材66とプッシュロッド44の前部分割体45との位置調整を行うアジャスト部80を有している。
【0052】
このアジャスト部80は、クラッチ部材66をピストン26に付勢するスプリング(付勢部材)83等を有しており、ピストン26の第3内径部69に形成された係合溝81に係合される止め輪82によってピストン26とクラッチ部材66との間に支持されるもので、ピストン26がシリンダ18内に導入されたブレーキ液圧によって軸方向に移動する際には、実質的には停止状態にあるプッシュロッド44に対し、クラッチ部材66を回転させながらピストン26に追従させて軸方向に移動させる。
【0053】
また、アジャスト部80は、プッシュロッド44の前部分割体45が軸線方向に直線運動する際には、クラッチ部材66を前部分割体45に対し回転させることがなく、その結果、オネジ60とメネジ65とからなる螺合部74によってクラッチ部材66をプッシュロッド44と一体に直線運動させる。
【0054】
パーキングブレーキ機構30は、シリンダ18内において、クラッチ部材66の一部とプッシュロッド44の前部分割体45および後部分割体46の一部とを覆うように設けられたスプリングカバー84と、プッシュロッド44の前部分割体45のフランジ部62とスプリングカバー84のピストン26側との間に介装されたプッシュロッド付勢スプリング(プッシュロッド付勢部材)85とを有している。
【0055】
スプリングカバー84は、内側にクラッチ部材66を挿入させるリング状部87と、このリング状部87の外径側から軸線方向一側に延出する円筒状部88と、円筒状部88のリング状部87に対し反対側から半径方向外側に切り起こされた複数の係止片部89と、円筒状部88のリング状部87に対し反対側からさらに軸線方向一側に延出する複数具体的には四カ所の延出片部90とを有している。
【0056】
そして、スプリングカバー84は、各延出片部90が、図4に示すようにプッシュロッド44の前部分割体45のフランジ部62の外周面の外側を通り、図3に示すように後部分割体46のフランジ部49の各回止凹部54に係合して、さらにこのフランジ部49から突出する部分が、図2に示すように、半径方向内方に折り曲げられることになり、この折り曲げ後の折曲部91で後部分割体46のフランジ部49の軸部48側に係止される。
【0057】
この状態で、プッシュロッド付勢スプリング85は、スプリングカバー84のリング状部87とプッシュロッド44の前部分割体45のフランジ部62との間に介装されることになり、言い換えれば、スプリングカバー84は、プッシュロッド付勢スプリング85をプッシュロッド44の前部分割体45との間で保持することになる。
【0058】
ここで、スプリングカバー84は、その延出片部90を後部分割体46のフランジ部49の回止凹部54に係合させることで、この後部分割体46に対し軸線回りの回転が規制される。つまり、スプリングカバー84と、ガイドピン53で互いに回り止めされた前部分割体45、後部分割体46およびシリンダ18とが、相対的な回転が規制されることになる。
【0059】
なお、スプリングカバー84の折曲部91の折り曲げ位置は、カートリッジ93に一体化されたときのプッシュロッド付勢スプリング85の設定長が自由長X0よりも短い長さX1(X1は図2に示すX2とX3とを加算した長さ)となるように設定されている。さらに、カートリッジ93をシリンダ18の係合溝87へ挿通してカムロッド42を後部分割体46の当接凹部51に当接させてC字状止め輪98で係止した状態において、折曲部91はシリンダ18の底面34と当接せず、また、カムロッド42の当接によって、プッシュロッド付勢スプリング85は、さらに撓み、その長さは図2に示すような設定長X2となるとともに、フランジ部49と折曲部91との間にクリアランスX3が生じるようになっている。このように構成することにより、プッシュロッド44の位置決めがなされるとともに、プッシュロッド付勢スプリング85は、図5に示すように、前部分割体45を後部分割体46から所定のクリアランス99の分、離間させることができるように設定されている。
【0060】
そして、パーキングブレーキ機構30は、シリンダ18に組み付けられる前段階で、プッシュロッド44の前部分割体45と、ガイドピン53が予め設けられた状態にあるプッシュロッド44の後部分割体46と、プッシュロッド付勢スプリング85と、スプリングカバー84とが一つの組立体のカートリッジ93とされている。
【0061】
すなわち、例えば、折曲部91が形成される前の状態のスプリングカバー84のリング状部87に当接するようにプッシュロッド付勢スプリング85を挿入し、プッシュロッド44の前部分割体45を、その軸部61側をプッシュロッド付勢スプリング85の内側に挿入してフランジ部62を延出片部90の内側に通しつつプッシュロッド付勢スプリング85に当接させる。
【0062】
そして、プッシュロッド44の後部分割体46を、そのフランジ部49の回止凹部54にスプリングカバー84の延出片部90を嵌合させ、かつそのガイドピン53を前部分割体45の回止凹部63に嵌合させるようにして、前部分割体45に当接させる。
【0063】
次に、前部分割体45と後部分割体46とが互いに所定距離離間可能となるようにクリアランスを設けつつ、スプリングカバー84のすべての延出片部90の先端部を後部分割体46のフランジ部49の前部分割体45に対し反対側において半径方向内方に折り曲げて折曲部91を形成して、後部分割体46のスプリングカバー84からの抜けを規制する。
【0064】
以上により、プッシュロッド44の前部分割体45および後部分割体46(ガイドピン53を含む)、プッシュロッド付勢スプリング85およびスプリングカバー84が一つの組立体のカートリッジ93となる。なお、プッシュロッドシール57については、カートリッジ93の組み立て前および組み立て後のいずれに取り付けても良い。
【0065】
シリンダ18内には、プッシュロッド44のプッシュロッド付勢スプリング85との当接面94よりもシリンダ18の開口部17側となる位置に係止段部96が形成されている。この係止段部96は、シリンダ18の内周面28に形成された環状の係合溝97と、この係合溝97に係合するC字状の止め輪98とで構成されている。
【0066】
以上のディスクブレーキを組み立てる場合には、キャリパ本体21のカム穴35にベアリング38およびカム本体39を挿入し、カム凹部40を底部穴36側に向け、この状態で、カムロッド42をキャリパ本体21のシリンダ18に開口部17側から挿入しさらに底部穴36を介してカム凹部40に挿入する。
【0067】
次に、上記のように予め組み立てられたカートリッジ93を、プッシュロッドシール57を付けた状態で開口部17側からシリンダ18内に挿入し、そのプッシュロッド44の後部分割体46の軸部48を底部33の底部穴36に嵌合させつつこの軸部48の当接凹部51にカムロッド42を挿入させ、さらに、そのガイドピン53を回止穴56に嵌合させて、最終的に底面34に折曲部91において当接させる。なお、折曲部91が底面34に当接した状態で、後部分割体46のフランジ部49は底面34との間に隙間を有している。
【0068】
そして、シリンダ18内にC字状の止め輪98を挿入し、この止め輪98をシリンダ18の係合溝97に係合させる。すると、止め輪98がカートリッジ93のスプリングカバー84の係止片部89を係止して、カートリッジ93の抜けを規制する。
【0069】
一方で、クラッチ部材シール77が装着されたクラッチ部材66をピストン26に嵌合させるとともに、アジャスト部80を止め輪82でピストン26に係止させることで、ピストン26、クラッチ部材66およびアジャスト部80を別の組立体としておき、この組立体を、シリンダ18に嵌合させつつそのクラッチ部材66をプッシュロッド44に螺合させることで、キャリパ14が組み立てられる。
【0070】
そして、上記キャリパ14は、内部へのブレーキ液の充填時に、内部にエアが残存しないようにエア抜きを行うことになるが、このとき、クラッチ部材66とプッシュロッド44との隙間116にあったエアは、クラッチ部材66のエア抜き穴113からピストン26の第1テーパ面部102および第2内径部101とクラッチ部材66との隙間114に至る。このとき、ピストン26の第2テーパ面部70とクラッチ部材66のテーパ部73とが当接して、これらの隙間の軸線方向における連通を遮断している。しかしながら、第2テーパ面部70とテーパ部73との当接範囲をピストン26の軸線方向において超えるように、第2テーパ面部70側に溝105が形成されていることから、第2テーパ面部70に対しピストン26の底部24側に位置する隙間114を、溝105によってピストン26の開口側に位置する隙間115に連通させることができ、隙間114のエアを抜くことができる。つまり溝105を介して、第2テーパ面部70に対しピストン26の底部側に位置するピストン26およびクラッチ部材66の隙間114から、第2テーパ面部70に対しピストン26の開口側に位置するピストン26およびクラッチ部材66の隙間115にエアを抜くことができる。
【0071】
しかも、ピストン26のクラッチ部材66との当接面である第2テーパ面部70に対しピストン26の底部側に位置するピストン26およびクラッチ部材66の隙間114よりも外径側に位置するピストン26の第2テーパ面部70にピストン26の摺動方向に延びる溝105を形成しているため、上記隙間114にあるエアを良好に抜くことができる。したがって、十分にエア抜きを行うことができる。
【0072】
ここで、ピストン26のクラッチ部材66との当接面である第2テーパ面部70に溝105を形成するため、上記のようにこの溝105をピストン26の鍛造時に形成することができ、穴あけが不要となる。したがって、コスト増を抑制することができる。なお、ピストン26が鋳造される場合は、溝105を鍛造ではなく鋳造時に形成することができる。
【0073】
加えて、溝105の第2凹部107は、第2テーパ面部70における形状が、ピストン26の開口側に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状をなしているため、ピストン26の底部側の隙間114のエアを、溝105の第2凹部107の幅の広い部分で広範囲に集めて良好にピストン26の開口側に抜くことができる。したがって、さらに十分にエア抜きを行うことができる。
【0074】
さらに、止め輪82に対しピストン26の底部側に溜まろうとするエアについても、止め輪82よりも外径側に底部108aが位置する溝105の第3凹部108で良好に抜くことができる。したがって、さらに十分にエア抜きを行うことができる。
【0075】
なお、上記のような構成のディスクブレーキでは、図示せぬパーキングブレーキレバーが操作されることによりカム機構32のカム本体39が回動させられると、カム機構32のカムロッド42が突出量を増やし、プッシュロッド44の後部分割体46をディスク12の方向に移動させる。すると、後部分割体46に当接する前部分割体45がディスク12の方向に移動し、これと一体にクラッチ部材66が移動して、ピストン26をディスク12の方向に移動させて、機械的に一対のパッド13をディスク12に押し付ける。
【0076】
他方、通常のブレーキペダルによるブレーキ操作でブレーキ液圧がシリンダ18とピストン26との間に導入されると、ピストン26にはピストンシール27による受圧面積に対し液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになるが、クラッチ部材66にもクラッチ部材シール77による受圧面積に対し液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生し、初期においてはプッシュロッド44の前部分割体45との螺合部74における螺合のクリアランス分回転せずに軸線方向に移動してピストン26を押すことになる。
【0077】
そして、さらにブレーキ液圧がシリンダ18内に導入されて、所定液圧以上になると、クラッチ部材66へ作用する液圧でクラッチ部材66がピストン26に押し付けられることになり、ピストン26に液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになり、クラッチ部材66にも液圧が作用してディスク12の方向への推進力が発生することになる。
【0078】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間よりも外径側に、前記ピストンのクラッチ部材との当接面にピストンの摺動方向に延びる溝を形成しているため、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間に存在するエアを良好に抜くことができる。したがって、十分にエア抜きを行うことができる。しかも、ピストンのクラッチ部材との当接面に溝を形成するため、例えば、ピストンの鋳造時あるいは鍛造時に形成することができ、クラッチ部材への穴あけが不要となる。したがって、コスト増を抑制することができる。
【0079】
また、溝を介して、当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間から、当接面に対しピストンの開口側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間へ、エアを抜くことができる。
【0080】
また、溝は、当接面における形状がピストンの開口側に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状の傾斜部を有しているため、ピストンのクラッチ部材との当接面に対しピストンの底部側に位置するピストンおよびクラッチ部材の隙間に存在するエアを、溝の傾斜部の幅の広い部分で広範囲に集めて良好にピストン開口側へ抜くことができる。したがって、十分にエア抜きを行うことができる。
【0081】
請求項4に係る発明によれば、係止部材のピストンの底部側に溜まろうとするエアについても、係止部材よりも外径側に底部が位置する溝で良好に抜くことができる。したがって、さらに十分にエア抜きを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のディスクブレーキを示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの要部の図3に示すC1−C1線に沿う断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの図2に示すA1−A1線に沿う断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの図2に示すB1−B1線に沿う断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの要部の図3に示すC1−C1線に沿う断面図であって前部分割体と後部分割体との間にクリアランスがある状態を示すものである。
【図6】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンを示す断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンを示す図6におけるD1−D1線に沿う断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンを示す図6におけるE1−E1線に沿う断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンにおける第2凹部を示す拡大断面図である。
【図10】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンにおける第2凹部を示す図6におけるF矢視図である。
【図11】 本発明の一実施形態のディスクブレーキのピストンおよび止め輪を示す側面図である。
【図12】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの要部の別の例を示す断面図である。
【図13】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの要部のさらに別の例を示す断面図である。
【図14】 本発明の一実施形態のディスクブレーキの要部のさらに別の例を示す断面図である。
【図15】 従来のディスクブレーキのピストン内の構造を示す断面図である。
【図16】 従来のディスクブレーキのピストンの正面図である。
【符号の説明】
12 ディスク
13 パッド
26 ピストン
18 シリンダ
14 キャリパ
32 カム機構
30 パーキングブレーキ機構(押圧手段)
66 クラッチ部材
70 第2テーパ面部(当接面)
82 止め輪(係止部材)
83 スプリング(付勢部材)
105 溝
114 隙間
115 隙間
Claims (4)
- ディスクを介して両側に配置される一対のパッドと、
有底筒状のピストンをシリンダに液圧により摺動可能に設けるとともに前記ピストンの摺動によって前記一対のパッドをディスクに接触させるキャリパと、
前記ピストン内に配置され、液圧以外の押圧手段で押圧されて移動して前記ピストンを前記シリンダに対し強制的に摺動させるクラッチ部材と、
を備えたディスクブレーキにおいて、
前記ピストンの前記クラッチ部材との当接面に前記ピストンの摺動方向に延びる溝を形成し、該溝は、前記当接面に対し前記ピストンの底部側に位置する前記ピストンおよび前記クラッチ部材の隙間と、前記当接面に対し前記ピストンの開口側に位置する前記ピストンおよび前記クラッチ部材の隙間とを連通させるとともに、前記当接面の形状が前記ピストンの開口側に向かうにしたがって幅寸法が小さくなる形状の傾斜部と該傾斜部の最小幅寸法で直線状となる直線部とを有することを特徴とするディスクブレーキ。 - 前記溝は、前記ピストンの円周方向に等ピッチで複数形成されることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
- 前記溝は、前記ピストンの鍛造成形時に鍛造により形成されることを特徴とする請求項1または2記載のディスクブレーキ。
- 前記クラッチ部材を前記ピストンに付勢する付勢部材を前記ピストンに係止するための係止部材を有し、前記溝は、前記ピストンの前記クラッチ部材との当接面から前記ピストンの摺動方向に前記ピストンの開口部側に連続的に延びて形成され、該溝の底部は前記係止部材よりも外径側に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
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