JP4129471B2 - 広告データサーバ及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、広告データサーバに関し、特に、移動通信加入者とデータのやり取りを行なう広告データサーバ、及びコンピュータプログラムに関する。
近年の携帯機器の機能の向上に伴い、携帯機器動作時に必要とされる消費電力は増加している。例えば、最も汎用化の進んでいる携帯機器の一つである携帯電話では、ディスプレイの高画質化、カメラ機能の高度化、及びテレビ機能の搭載等といった多機能化及び高性能化に伴って動作時の消費電力が増加している。
そのため、連続使用可能時間の長さを維持するために、又は向上させるために、エネルギー密度の高い様々な電池が模索されている。そして、これらの電池の中でも燃料電池は、そのエネルギー密度の高さと、燃料を供給し続ければ連続使用が可能であるという点とから、携帯機器用エネルギーとして近年、大いに期待されている。
燃料電池の中でも特に、固体高分子型燃料電池は携帯機器に向いていると考えられている。これは、固体高分子型燃料電池の反応温度が100℃以下であり、他の固体酸化型燃料電池及びリン酸型燃料電池等と比べて動作温度が低いためである。
この様な特徴を持つ固体高分子型燃料電池の中でも、直接メタノール型燃料電池(DMFC)は、リチウム電池に代わりうる電池として特に期待されている。DMFCの燃料であるメタノールのエネルギー密度の高さはリチウム電池の数倍である上に、メタノールの比重は0.79なので電池の軽量化、ひいては携帯機器の軽量化を実現しやすいからである。また、DMFCの燃料は液体のメタノールであるので、機器ごとに形を変えた電池を生産する必要がない。燃料を保持するための外殻である燃料容器が機器ごとに異なった形で作製されれば、その内部にメタノールを注入するのみで電池が完成する。
DMFCにおける燃料の補充方法は、燃料電池に対する燃料容器の位置づけの違いによって大きく容器交換型と注入型とに分けられる。容器交換型とは、燃料電池と燃料容器が分離可能で、予め燃料のつめられた燃料カートリッジを交換する事によって燃料を補充する方法である。注入型とは、燃料電池と燃料容器が分離不可能で、燃料が空になると、燃料入りのボトルの中から注射器等を使用して燃料電池に組み込まれた燃料容器へ燃料を注入して補充する方法である。
燃料電池自体は将来の電源として有望であるが、依然として普及するには至っていない。その要因には色々あるが、一つの要因として考えられるものにその価格がある。現状では、燃料電池の価格は他の電池と比較して割高であり、そのために、他の電池を代替する事ができないと考えられる。そこで、例えば、燃料容器に広告を表示する事により、燃料代を割引くという考え方がある。広告代によって、燃料の価格を安くし、それによって燃料電池を使用した機器を普及させようという意図である。
容器交換型の燃料電池の中には、例えば、特許文献1に開示の様に、燃料カートリッジに情報機能素子が付加されているものがある。特許文献1によると、情報記憶素子に記憶された残燃料量等の情報がディスプレイに表示される事によって、ユーザの利便性を図る事ができる。この技術を使用すると、例えば、燃料カートリッジに付加された情報記憶素子に画像等からなる広告を記憶させておけば、広告をディスプレイに表示させる事もできる。
広告は上述した方法以外にも、現在、様々な媒体を用いてユーザに提示されている。例えば、広告付きポケットティッシュ及びクーポン付き情報誌の配布等といったものである。これらは、消費者が広告を受取る事によって、ポケットティッシュ及びクーポン等といった経済的利益を得られるという利益還元型の広告形態である。
この様な利益還元型の広告には、携帯電話を媒体として用いたものもある。例えば、特許文献2に開示の技術が携帯電話を媒体として用いた利益還元型の広告方法にあたる。これは、着信メロディ及び着信画面に広告を追加し、広告受信状況に応じて通信料が減額されるという方法である。
特許第3683875号 特許第3315966号
しかし、特許文献1に開示の技術によると、燃料カートリッジに特殊な素子を追加するので、燃料カートリッジ作成の際に余計なコストがかかる。その結果、燃料カートリッジの売却価格も引上げられる。また、携帯通信機器にかかるエネルギーコストをほとんど無視できるAC(alternating current)電源から充電する二次電池搭載機器に慣れたユーザにとって、燃料を買う事には抵抗があると想定される。そのために、エネルギーである燃料をなるべく低コストで使用できる事が好ましい。
特許文献2に開示の技術によると、コマーシャルソング及び広告音声入りメロディ等を着信音として広告情報をユーザに伝える場合には、携帯電話がマナーモードにされていると広告効果が薄くなる。また、着信時は急いで電話に出ようとする事が多いので、わざわざ広告に注意を払うユーザは少ないと考えられる。さらに、着信時に着信音として広告情報が伝えられる場合には、着信の少ないユーザの場合には広告効果が薄くなる。また、この技術だけでは、燃料電池の購入者のみに燃料電池代を還元する様な方法を実現する事はできない。
それ故に、本発明の目的は、簡単な構成で広告情報をユーザに伝達でき、かつ広告効果が高い広告をユーザに伝達する事で燃料費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供する事である。
本発明の第1の局面に係る広告データサーバは、予め定められた商品群内の商品について、販売済みか否かを個別に記憶するための第1の記憶手段と、外部から、商品に付されていた情報であって、かつ商品ごとに異なる所定の情報を受信した事に応答して、第1の記憶手段を参照し、所定の情報により特定される商品が販売済みか否かを判定するための判定手段と、判定手段により、対応する商品が販売済みであると判定された事に応答して、所定の情報を送信してきた端末装置に対し、予め準備された広告画像を送信して表示させるための送信手段と、端末装置との通信により、端末装置において広告画像が表示されていた時間を計測するための手段と、所定の情報に対応する商品、端末装置において広告画像が表示されていた時間、及び第1の記憶手段に記憶されている情報に基づいて、端末装置の所有者に対し、広告画像を見た代償としての金額を算出するための金額算出手段と、算出された金額を端末装置の所有者に対して返金するための所定の会計処理を行なうための会計処理手段とを含む。
所定の情報を受信した判定手段が、その情報に対応する商品が販売済みであると判定した事に応答して、送信手段が、所定の情報を送信してきた端末装置に対し、予め準備された広告画像を送信して表示させる。計測するための手段は端末においてこの広告画像が表示されていた時間を計測する。会計処理手段は、所定の情報に対応する商品、端末装置において広告画像が表示されていた時間、及び第1の記憶手段に記憶されている情報に基づいて、端末装置の所有者であるユーザに対し、広告画像を見た代償として返金する。広告画像は、端末装置の画面に表示されるので、商品に余分な素子を追加する事なく広告画像を表示させる事ができ、かつ広告効果が高いと考えられる。従って、簡単な構成で広告情報をユーザに伝達でき、かつ広告効果が高い広告をユーザに伝達する事で商品の費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供できる。
好ましくは、第1の記憶手段は、商品が販売された価格をさらに記憶する。広告データサーバはさらに、商品の種類ごとに、返金額を算出する際の、広告画像の表示時間当たりの単価を記憶するための第2の記憶手段を含む。金額算出手段は、所定の情報に対応する商品の販売価格を上限として、所定の情報に対応する商品に関する時間当たりの単価と、端末装置において広告画像が表示されていた時間とから算出された金額を算出するための手段を含む。
金額算出手段による返金額算出の際に、第2の記憶手段に記憶された商品の種類ごとの広告画像の表示時間当たりの単価を使用する。金額算出手段は、商品の種類に応じ、効率的に返金額を算出する。その結果、効率的に燃料費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供できる。
好ましくは、第1の記憶手段は、商品が販売された価格をさらに記憶し、広告データサーバはさらに、広告画像の種類ごとに、返金額を算出する際の、広告画像の表示時間当たりの単価を記憶するための第2の記憶手段を含む。金額算出手段は、所定の情報に対応する商品の販売価格を上限として、端末装置に送信された広告画像の表示時間当たりの単価と、端末装置において広告画像が表示されていた時間とから算出された金額を算出するための手段を含む。
金額算出手段での返金額算出の際に、第2の記憶手段に記憶された広告画像の種類ごとの広告画像の表示時間当たりの単価を使用する。金額算出手段は、端末に表示された広告画像の種類に応じ、効率的に返金額を算出する。その結果、効率的に燃料費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供できる。
好ましくは、第1の記憶手段は、個別の商品について、会計処理手段による返金処理済みか否かを特定する情報をさらに記憶する。判定手段は、商品を特定する所定の情報を受信した事に応答して、第1の記憶手段を参照し、当該所定の情報により特定される商品が販売済みかつ返金が未処理か否かを判定するための手段を含む。送信手段は、判定するための手段により、対応する商品が販売済みで、かつ当該商品について会計処理手段による返金処理が未処理であると判定された事に応答して、所定の情報を送信してきた端末装置に対し、予め準備された広告画像を送信して表示させるための手段を含む。
判定手段は所定の情報により特定される商品が販売済みかつ返金が未処理か否かを判定する。当該商品が販売済みかつ返金処理が未処理であると判定されると、送信手段が端末装置に対して予め準備された広告画像を送信して表示させる。ゆえに、既に販売されているが、返金処理はされていない場合にのみ広告画像表示の代償として返金処理が行なえる。その結果、ユーザへの二重返金を防ぎつつ燃料費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供できる。
さらに好ましくは、広告データサーバはさらに、会計処理手段により返金処理がされた金額を広告の依頼者ごとに集計し、各依頼者に対して請求するための請求処理手段を含む。
請求処理手段は、返金処理がされた金額を広告の依頼者ごとに集計し、各依頼者に対して請求をする。ゆえに、広告の依頼者ごとに適切に返金額を請求できる様な広告データサーバを提供できる。
好ましくは、送信手段は、広告画像を端末装置に送信して表示させるための手段と、端末装置に表示された画像をロックするためのロック信号を端末装置に送信するための手段と、ロック信号を送信した時刻を記憶するための時刻記憶手段とを含む。時間を計測するための手段は、端末装置から端末装置の表示装置に表示され、ロックされた画像のロック解除を要求するロック解除要求信号が送信されてきた事に応答して、ロック解除信号を端末装置に送信するための手段と、時刻記憶手段に記憶されていた、端末装置にロック信号が送信された時刻と、ロック解除信号が受信された時刻との差を算出するための手段とを含む。
時刻記憶手段は、ロック信号を送信した時刻を記憶する。差を算出するための手段が、ロック信号を送信した時刻と、ロック解除信号が受信された時刻との差を算出する。金額算出手段は、この差を用いて、ユーザへの返金額を計算する。その結果、画像が携帯装置の表示装置に表示された時間に基づいて、すなわちユーザがその広告画像を見ていたと思われる時間に応じて、適切に返金額を算出できる様な広告データサーバを提供できる。
さらに好ましくは、広告データサーバはさらに、商品の販売者からリアルタイムに商品の販売データを受け、商品が販売されるたびに商品の販売価格を記録し、商品が販売済みである事を示す様に第1の記憶手段を更新するための手段とを含む。
更新するための手段は、商品が販売されるたびに商品の販売価格を記録し、商品が販売済みである事を示す様に第1の記憶手段を更新する。この第1の記憶手段に記憶された更新済みの商品の販売価格と販売済みである事を示すデータとを用いて、金額算出手段は、ユーザへの返金額を計算する。商品が販売されて初めて返金が可能になり、販売されていない商品について返金するという誤りを防止できる。その結果、効率よく正確に返金額を算出できる様な広告データサーバを提供できる。
好ましくは、上記した広告データサーバにおける商品は、燃料電池のカートリッジである。
燃料電池のカートリッジの売却価格を基準にして、金額算出手段はユーザへの返金額を計算する。ゆえに、燃料電池カートリッジにかかった費用が返金額として払戻される。その結果、ユーザの実質的負担が減少するので、比較的抵抗感がなく燃料電池カートリッジを購入する事ができる。
本発明の第2の局面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータによって実現されると、当該コンピュータを上記いずれかの広告データサーバとして動作させる事ができるので、上記した広告データサーバと同様の効果を得る事ができる。
本発明の広告データサーバによると、端末装置に広告情報を送信して、画面に表示させるので、商品に余分な素子を付加える事なく広告情報をユーザに伝達する事ができる。また、端末装置の画面に広告情報を表示させるので、広告効果が高い広告をユーザに伝達する事ができる。さらに、広告情報表示の代償として広告主からユーザに払戻される返金額は、燃料電池カートリッジ等の商品の売却価格等に基づいて計算されている。従って、簡単な構成で広告情報をユーザに伝達でき、かつ広告効果が高い広告をユーザに伝達する事で商品の購入費用を広告主に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバを提供できる。
[構成]
本実施の形態に係る広告データサーバの構成について説明する前に、広告データサーバを用いた燃料電池代金返還システムについて説明する。図1に、その様な燃料電池代金返還システム20の構成をブロック図で示す。
図1を参照して、燃料電池代金返還システム20は、広告依頼40を行ない、広告依頼料42と広告を見たユーザに対しその対価として負担する燃料カートリッジ代金44とを支払う広告主30と、広告主30からの広告依頼40を受けて作成された広告画像を含む広告データを広告データサーバ72に記憶させ、広告画像取得のためのURL(Uniform Resource Locator)データ46を燃料カートリッジ製造者に渡して印刷料48を支払う通信会社32とを含む。
燃料電池代金返還システム20はさらに、URLデータ46が容器又は包装紙に印刷された燃料カートリッジ50を製造して売却し、燃料カートリッジの代金52を得るカートリッジ製造元34と、カートリッジ製造元34から燃料カートリッジ50を買って代金52を払い、得た燃料カートリッジをさらに代金56と引換えにユーザ38に売却する売店36とを含む。売店36は、売却する燃料カートリッジに関する情報を容器又は包装紙から読取り、広告データサーバ72に送信するためのPOS(Point of Sale)システム70を備えている。
燃料電池代金返還システム20では、ユーザ38が存在する。ユーザ38はまず、売店36から燃料カートリッジ54を買い、燃料カートリッジ代金56を支払う。そして、燃料カートリッジの容器及び包装紙に印刷された広告画像取得のためのURLデータ58を携帯電話に手入力し、通信会社に送信する。ユーザ38は、この送信によって得られる画像からなる広告データ60を受信して待受け画面として携帯電話に表示させる。この後、この待受け画面をロックし、ユーザ38によるロック解除要求があるまで、待受け画面に広告画面を表示させる。ユーザ38がロック解除要求を出すと、待受け画面のロックを解除し、待受け画面として広告が表示されていた時間に応じ、ユーザ38に、広告データ60表示の代価として燃料カートリッジ代金の払戻し62を行なう。なお、本実施の形態では、ユーザ38は通信会社32を利用して携帯電話を利用するものとし、燃料カートリッジ代金はユーザ38の通信料から減額されて、ユーザ38に還元されるものとする。
図2に、通信会社32におけるシステムの概略構成をブロック図で示す。図2を参照して、この通信会社32のシステムは、ユーザ38の携帯電話80との間で通信を行なう機能を持ち、携帯電話80のキー操作とPOSデータとに基づいて広告データを携帯電話80に送信し、広告表示の対価としてユーザ38が受取る事のできる返金額をユーザ38に通知する広告データサーバ72を含む。
このシステムはさらに、一般的な通話時間に基づく通信料金を計算するために必要な通話記録データを格納する通話記録データベース86と、広告データサーバ72から出力された返金計算結果に基づいて計算される1カ月毎の広告表示による返金額を広告主30に出力し、1ヵ月ごとの返金額を減算した通信料金をユーザ38に請求する通信費用計算部84とを含む。
通信費用計算部84は、返金額の明細レコードを蓄積しておき、特定の締め日になるとこの明細レコードからユーザごとに返金額を計算し、計算結果と通話記録データベース86に格納されたユーザ38の通話時間に基づいて計算される通話料金とを相殺する。この相殺によってユーザ38に請求する1ヶ月分の通信費用を計算する。さらに、明細レコードには、スポンサーコード及び端末ID等が記録されている。スポンサーコードとは、当該URLの入力によりユーザ38の携帯電話80の画面に表示される広告画面のスポンサーが誰であるかを示す情報である。この明細レコード及びその集計結果が、広告主30へ送信される。
図3に、広告データサーバ72の構成をブロック図で示す。図3を参照して、広告データサーバ72は、各々がユニークなURLに関連付けられた複数のレコードからなるURLデータを予め格納するURLデータベース102と、燃料カートリッジに関する基本情報を格納する商品データベース104とを含む。
図4に、URLデータベース102に格納されたURLデータの例を示す。なお、図4には3つのレコードを示す。図4を参照して、エントリ130〜134はURLアドレスを表す。ここでは、例としてURL#1、URL#2、及びURL#3の3つのそれぞれ異なるURLアドレスを挙げている。
項目136は、URL#1のID(identification data)を表す。このIDによってそれぞれ異なるURLを識別する事ができる。
項目138は、商品コードを表す。この商品コードをキーとして商品データベース104にアクセスする事により、商品に関する情報を入手できる。商品コードに付された情報の例については後述する。
項目140は、スポンサーコードを表す。このスポンサーコードに基づいて、通信会社32はユーザに返金した額をスポンサーに請求する。
項目142は、POSフラグを表す。URLが印刷された燃料カートリッジが購入されると、POSで処理がされる。POSフラグとは、POSシステムでの処理が済んでいるか否かを示すためのものである。なお、本実施の形態では、POSシステムでの処理が済んでいる状態をPOSフラグの「1」で表し、POS処理がなされていない状態を「0」で表す。
POSフラグが「1」でないという事は、燃料カートリッジが購入されていないという事である。仮に、携帯電話80から送信されてきたURLに対応するURLレコード中のPOSフラグが「1」でなければ、URLのみが店頭で何らかの方法によって盗出されたという可能性が高い。そこで、POSフラグが「1」か否かによって返金の可否が判断される。
項目144は、アクセス者の端末IDを表す。これは携帯電話からユーザがこのレコードのURLにアクセスしてきた際に書込まれる情報である。一般的に、一つの燃料カートリッジに付されたURLに対して複数人がアクセスしてきた場合には、URLの盗難等の何らかの不正があった事が疑われる。一方、同一人でも同じURLに複数回アクセスして返金を複数回受けようとする場合もある。また、後述する様に、広告画面のロックを解除し返金額を計算するためには、最初にアクセスして来たユーザとロック解除を要求して来たユーザとが同一端末を使用していた事が確認できなければならない。そこで、初回のアクセス時にアクセス者の端末IDを書込んでおき、以降、同じURLに対してアクセスがあった場合にはアクセスを拒否する。又、同じ端末IDでロック解除要求があれば、ロック解除して返金額を計算する。この様な処理によって適切な返金が行なわれる。
項目146は、アクセス時刻を表す。これはユーザがURLを入力して広告データサーバ72にアクセスした際の時刻である。このアクセス時刻は、広告画像表示の始期にあたる。返金額の計算の際には、このアクセス時刻が広告画像表示時間の計算に使用される。
項目148は、解除時刻を表す。解除時刻とは、ユーザがURLの入力によって取得した広告画像が待受け画面として表示され、ロックされた後に、そのロックを解除した時刻を表すものである。この解除時刻が書込まれていると、当該広告画像はロック解除済みである事がわかる。ロック解除済みであるという事は、ある広告画像が画面に表示された後、ロックが解除され、ユーザは代金の払戻しを既に受けたという事を表す。すなわち、ロック解除時刻が書込まれていると、当該URLに対応する広告画像表示による代金の払戻しは既に終わったという事がわかる。そこで、ロック解除済みであるURLに対して新たにアクセスがあった場合には、代金の二重取りを防ぐためにそのアクセスを無効とする処理が行なわれる。
項目150は、ユーザへの燃料カートリッジの売却価格を表す。これは、ユーザへの返金額が燃料カートリッジの売却価格よりも高くなってしまう事を防ぐために、燃料カートリッジの購入時に処理されたPOSデータを用いて書込まれる情報である。上述した様に、ユーザに返金すべき金額は広告画像を待受け画面として表示した時間に時間あたりの単価をかける事によって算出できる。もし、ユーザがある広告画像を長時間待受け画面として表示させた場合に、上記した単純なかけ算によって返金額を決定してしまうと、返金額が売却価格よりも高くなってしまう事もありうる。この様な場合にその金額をユーザに払戻す事は妥当ではない。従って、売却価格を記憶しておき、返金額の上限をこの売却価格とする。
ここでは、URL#1を例にして説明したが、同様の情報がレコード152及び154にそれぞれ記憶されている。
図5に、商品データベース104に格納された商品データの例を示す。図5を参照して、項目160は、商品コードを表している。項目162は商品コードに付された情報を表している。ここでは、商品コードに付された情報は、広告表示時間あたりの返金単価である。この時間当たりの返金単価と、広告画像表示時間とをかける事により返金額が計算される。
図3を参照して、広告データサーバ72はさらに、POSシステム70から、売店36で販売された燃料カートリッジに関するPOSデータを受信し、URLデータベース102中の該当URLレコード中のPOSフラグを「1」に設定し、売却価格を書込むためのPOSデータ読取部100と、携帯電話80から送信されたURLデータを受信し、受信したURLデータを与えるURL受信部106とを含む。
広告データサーバ72はさらに、受信されたURLデータが与えられると、当該URLデータとURLデータベース102とを照合して、当該URLに対応する画像を携帯電話80に送信してよいか否かを判定し、判定結果に応じた処理を行なうURL照合部108と、広告主30からの依頼に応じて作成された画像データを格納する画像データベース112と、URLデータ照合部108で画像を送信すると判定された事に応じて、画像データベース112から画像データを得て携帯電話80に送信する画像データ送信部110とを含む。
広告データサーバ72はさらに、ユーザからのアクセスがあったURLに対応する画像が携帯電話80に送信されると、当該画像を待受け画面としてロックするための信号を携帯電話80にさらに送信するロック設定信号送信部114を含む。
広告画像を携帯電話80の待受け画面としてロックする場合には、携帯電話80から広告データサーバ72にロック設定信号を送信する。一方、ロックされた待受け画面を解除するためには、携帯電話80から広告データサーバ72にロック解除要求信号を送信する。
広告データサーバ72はさらに、携帯電話80から送信された待受け画面のロックの解除を要求する信号を受信し、URLデータベース102に格納された当該URLに関連するレコードに解除時刻を書込むロック解除要求信号受信部116と、ロック解除要求信号受信部116からロック解除要求信号が与えられると、ロック解除要求信号を送信してきた携帯電話の端末IDを持ち、かつロック済みで未解除のレコードがURLデータベース102中にあるか否かを確認し、あれば当該URLレコード中のアクセス時刻とロック解除要求信号を受信した時刻とに基づいて、携帯電話80において広告画面が表示されていた時間を計算する時間計算部118とを含む。
広告データサーバ72はさらに、時間計算部118で計算された時間及び当該URLレコード中の商品コードにより商品データベース104から読出される時間あたりの返金単価とをかけてユーザに返金すべき金額を計算する返金額計算部120と、返金額計算部120で計算された返金すべき金額と当該URLデータベース102に格納された売却価格とを比較して、計算された値段が売却価格より小さい場合には計算結果を、売却価格以上になる場合は売却価格を、それぞれ返金額として返金命令出力部124に出力する金額比較部122とを含む。
広告データサーバ72はさらに、金額比較部122で決定された返金額を通信費用計算部84(図2)に出力する返金命令出力部124と、返金命令出力部124で返金命令が出力された事に応答して、携帯電話80にロック解除信号を返金額とともに送信するロック解除信号送信部126とを含む。
図6に、燃料電池にURLを付する際の例について示す。これは、燃料電池の燃料カートリッジの容器にURLを付する例である。図6を参照して、燃料電池の燃料カートリッジ170にはラベルがはってある。そして、このラベルをはがすと下にURL172が印字してある。
図7に、燃料電池にURLを付する際の別の例について示す。これは、燃料電池の包装紙にURLが付されている例である。図7を参照して、燃料電池の包装紙をはがすと、包装紙の裏側180にURL182が印字されている。
<コンピュータによる実現>
この実施の形態の広告データサーバ72は、コンピュータハードウェアと、そのコンピュータハードウェアにより実行されるプログラムと、コンピュータハードウェアに格納されるデータとにより実現される。図8はこのコンピュータシステム330の外観を示し、図9はコンピュータシステム330の内部構成を示す。
図8を参照して、このコンピュータシステム330は、FD(フレキシブルディスク)ドライブ352及びCD−ROM(コンパクトディスク読出専用メモリ)ドライブ350を有するコンピュータ340と、キーボード346と、マウス348と、モニタ342とを含む。
図9を参照して、コンピュータ340は、FDドライブ352及びCD−ROMドライブ350に加えて、CPU(中央処理装置)356と、CPU356、FDドライブ352及びCD−ROMドライブ350に接続されたバス366と、ブートアッププログラム等を記憶する読出専用メモリ(ROM)358と、バス366に接続され、プログラム命令、システムプログラム、及び作業データ等を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)360とを含む。コンピュータシステム330はさらに、プリンタ344と、ネットワーク349に接続されたネットワークインターフェイス347とを含んでいる。
ここでは示さないが、コンピュータ340はさらにローカルエリアネットワーク(LAN)への接続を提供するネットワークアダプタボードを含んでもよい。
コンピュータシステム330に広告データサーバ72としての動作を行なわせるためのコンピュータプログラムは、CD−ROMドライブ350又はFDドライブ352に挿入されるCD−ROM362又はFD364に記憶され、さらにハードディスク354に転送される。又は、プログラムは図示しないネットワークを通じてコンピュータ340に送信されハードディスク354に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM360にロードされる。CD−ROM362から、FD364から、又はネットワークを介して、直接にRAM360にプログラムをロードしてもよい。
このプログラムは、コンピュータ340にこの実施の形態の広告データサーバ72として動作を行なわせる複数の命令を含む。この動作を行なわせるのに必要な基本的機能のいくつかはコンピュータ340上で動作するオペレーティングシステム(OS)若しくはサードパーティのプログラム、又はコンピュータ340にインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。従って、このプログラムはこの実施の形態のシステム及び方法を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られる様に制御されたやり方で適切な機能又は「ツール」を呼出す事により、上記した広告データサーバ72としての動作を実行する命令のみを含んでいればよい。コンピュータシステム330の動作は周知であるので、ここでは繰返さない。
この実施の形態の携帯電話80も、広告データサーバ72と同様、実質的にはコンピュータと同構成と言えるハードウェアと、そのコンピュータハードウェアにより実行されるプログラムと、コンピュータハードウェアに格納されるデータとにより実現される。携帯電話80の外観は、図8に示すものとは異なる。また、電話機能を有する点等でその構成も若干異なるが、基本的には通常の携帯電話のハードウェアでよい。
広告データサーバ72及び携帯電話80での処理をコンピュータプログラムで実現する場合には、携帯電話80でのロック設定処理プログラム及びロック解除プログラム、並びに広告データサーバ72でのロック設定処理プログラム及びロック解除プログラムが必要である。そこで、以下ではこれら4つのプログラムの制御構造をフローチャートを用いて説明する。
図10に、携帯電話80でのロック設定処理をコンピュータプログラムで実現するためのコンピュータプログラムの制御構造をフローチャートで示す。なお、このプログラムは、広告データサーバ72から携帯電話80に広告画像が送信された後、ロック設定信号がさらに送信された場合に起動する。
図10を参照して、処理が開始されるとステップ190では、広告データサーバ72から携帯電話80に送信されてきた画像を待受け画面として設定するための問合せ画面を画面90に表示する処理が行なわれる。
ステップ192では、携帯電話80のキーボード92からキーを用いた入力があったか否かを判定する処理が行なわれる。入力がされていなければステップ192に戻り、入力がされるまで待機する。入力がされれば、ステップ194に進む。
ステップ194では、キーを用いた入力によって携帯電話80に送信された画像を待受け画面として設定する事をユーザが選択したか否かを判定する処理が行なわれる。待受け画面として設定する事が選択されていればステップ196に進み、選択されていなければステップ198に進む。
ステップ196では、当該広告画面を待受け画面に設定し、ロックする処理が行なわれる。その後、処理は終了する。
ステップ198では、携帯電話80に送信された画像を待受け画面として設定しない事をユーザが選択した場合に、ロック解除要求信号を広告データサーバ72に通知する処理が行なわれる。その後、処理はステップ200に進む。
ステップ200では、ロックの解除に伴って、広告画像が携帯電話80の画面90に表示されていた時間に基づいて広告データサーバ72で計算された返金額を受信して携帯電話80の画面90に表示する処理が行なわれる。その後、処理は終了する。
すなわち、図10のプログラムにより、広告データサーバ72から携帯電話80に送信された広告画像を携帯電話80の待受け画面としてロックを設定する処理が実現できる。
図11に、携帯電話80でのロック解除処理をコンピュータプログラムにより実現するためのプログラムの制御構造をフローチャートで示す。図11を参照して、ステップ210では、携帯電話80の画面90にロック解除用の問合せ画面を表示する処理が行なわれる。その後、処理はステップ212に進む。
ステップ212では、携帯電話80のキーボード92からキーを用いた入力がされたか否かを判定する処理が行なわれる。入力がされていなければステップ212に戻り、入力がされるまで待機する。入力がされていればステップ214に進む。
ステップ214では、ユーザによりロック解除入力がされたか否かを判定する処理が行なわれる。ロック解除入力がされていればステップ216に進む。ロック解除入力がされていない、すなわち解除しない事が選択されていれば処理を終了する。
ステップ216では、ロック解除入力を受けて、ロック解除要求信号を広告データサーバ72に送信する処理が行なわれる。
ステップ218では、広告データサーバ72からロック解除信号を受信したか否かを判定する処理が行なわれる。受信していなければステップ218に戻り、受信するまで待機する。受信していればステップ220に進む。
ステップ220では、広告データサーバ72で計算され、送信されてきた返金額を携帯電話80の画面90に表示する処理が行なわれる。
ステップ222では、待受け画面として設定された広告画像のロックを解除する処理が行なわれる。その後、処理は終了する。
図12に、広告データサーバ72でのロック設定処理をコンピュータプログラムで実現するためのプログラムの制御構造をフローチャートで示す。図12を参照して、ステップ230では、URLを指定したアクセス要求が受信されたか否かを判定する処理が行なわれる。受信していればステップ232に進む。受信していなければステップ230に戻り、受信するまで待機する。
ステップ232では、URLデータベース102中に、受信したURLと同じURLエントリを持つレコードがあるか否かを判定する処理が行なわれる。同じURLエントリを持つレコードがあればステップ234に進む。なければステップ230に戻り、URLを再び受信するまで待機する。
ステップ234では、受信したURLと同じURLエントリを持つレコード中のPOSフラグが「1」であるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、燃料電池の燃料カートリッジ購入をPOSで処理したか否かを判定する処理が行なわれる。POSフラグが「1」であれば、ステップ236に進む。POSフラグが「0」であればステップ230に戻り、URLを再び受信するまで待機する。
ステップ236では、URLデータベース102中に保持されたデータに、アクセス者の端末IDが書込まれているか否かを判定する処理が行なわれる。書込まれていなければ、ステップ238に進む。書込まれていれば、ステップ230に戻り、URLを再び受信するまで待機する。
なお、ステップ232〜ステップ236の処理は、URL照合部108の機能に相当する。
ステップ238では、受信したURLによって定まる画像データを画像データベース112から読出し、画像データ送信部110から携帯電話80に送信する処理が行なわれる。
ステップ240では、ロック設定信号送信部114からロック設定信号を送信する処理が行なわれる。
ステップ242では、URLデータベース102にアクセス時刻及びアクセスしてきた端末の端末IDを書込む処理が行なわれる。この処理が終了すると、ステップ230に戻り、URLを再び受信するまで待機する。
図13に、広告データサーバ72でのロック解除処理をコンピュータプログラムで実現するためのプログラムの制御構造をフローチャートで示す。図13を参照して、ステップ250では、携帯電話80からロック解除要求を受信したか否かを判定する処理が行なわれる。これはロック解除要求信号受信部116の機能に相当する。ロック解除要求を受信していれば、ステップ252に進む。受信していなければ、ステップ250に戻り、受信するまで待機する。
ステップ252では、ロック解除要求を送信してきた端末の端末IDと一致するレコードがURLデータベース102にあるか否かを判定する処理が行なわれる。一致するレコードがあれば、ステップ254に進む。一致するレコードがなければ、ステップ250に戻り、ロック解除要求を再び受信するまで待機する。
ステップ254では、URLデータベース102中のレコードのアクセス者の端末IDとアクセス時刻とが書込済みで、かつ解除時刻の値が空白であれば、ステップ256に進み、それ以外の場合はステップ250に戻る処理が行なわれる。
ステップ256では、URLデータベース102に書込まれたアクセス時刻と、ロック解除要求信号を受信した時刻とを読取って、両者の差から広告画像表示時間を計算する処理が行なわれる。その後、処理はステップ258に進む。
なお、ステップ252〜ステップ256の処理は、時間計算部118の機能に相当する。
ステップ258では、ステップ256で計算された時間と商品データベース104に保持された時間あたりの単価とを用いて、ユーザ38に返金すべき金額を計算する処理が行なわれる。これは返金額計算部120の機能に相当する。その後、処理はステップ260に進む。
ステップ260では、ステップ258で計算された金額がURLデータベース102に保持された売却価格以上になるか否かを判定する処理が行なわれる。これは金額比較部122の機能に相当する。売却価格以上であればステップ262に進み、売却価格未満であればステップ264に進む。
ステップ262では、燃料カートリッジの売却価格で返金額を置換する処理が行なわれる。その後、処理はステップ264に進む。
ステップ264では、返金額とロック解除命令とを携帯電話80に、それぞれ送信する処理が行なわれる。これはロック解除信号送信部126の機能に相当する。その後、処理はステップ266に進む。
ステップ266では、ステップ252で読出されたレコードにロック解除時刻を書込み、URLデータベース102を更新する処理が行なわれる。その後、処理はステップ268に進む。
ステップ268では、返金額を通信費用計算部84に与え、ユーザ38の課金情報のうち返金額の項目に返金額を加算する処理が行なわれる。ここまでの処理が終了すると、処理はステップ250に戻る。
[動作]
図1〜図3を参照して、広告データサーバ72の動作について以下で説明する。まず、広告主30(図1参照)が通信会社32に広告依頼40を行ない、広告依頼料42を支払う。通信会社32はこの広告依頼40に基づいて広告画像を含む広告データを作成し、広告データサーバ72に格納する。通信会社32はさらに、広告データサーバ72に格納された広告データの中からURLデータ46をカートリッジ製造元34に渡し、印刷料48を支払う。
URLデータ46を受取ったカートリッジ製造元34は、その表面又は包装紙にURLが印刷された燃料カートリッジを製造する。カートリッジ製造元34はさらに、燃料カートリッジ50を売店36に売却し、燃料カートリッジの代金52を得る。売店36は、ユーザ38に燃料カートリッジ54を売却し、燃料カートリッジ代金56を得る。燃料カートリッジ54をユーザ38に売却した際に、POSシステム70は当該燃料カートリッジ54に関する情報を容器又は包装紙から読取り、広告データサーバ72に送信する。
燃料カートリッジ54を買ったユーザ38(図1参照)は、携帯電話80のキーボードから燃料カートリッジの容器又は包装紙に印刷されたURLを入力し、URLを広告データサーバ72に送信する。
送信されたURLは、URL受信部106(図3参照)で受信され、URL照合部108に与えられる。URL照合部108は、与えられたURLと同じURLエントリを持つレコードがURLデータベース102中にあるか否かを判定する。同じURLエントリを持つレコードがURLデータベース102中にあれば、当該URLレコードが読出される。
URL照合部108は、読出されたURLレコードの中身を照合する。具体的には、まず、当該レコード中のPOSフラグの値が「1」か否かを判定する。POSフラグが「1」であればPOSで処理済みであり、「0」であればPOSで未処理である。
POSフラグが「0」である場合には当該URLに対応する広告画像を携帯電話80に送信しない様に決定する。すなわち、この要求を無視する。
POSフラグが「1」であれば、URL照合部108が読出したURLレコード中の端末ID項目が空白か否かを調べる。アクセス者の端末IDは、当該URLへの携帯電話80による初回のアクセスがあった際にURLレコード中に書込まれる。そこで、この照合によって、以前に当該URLへのアクセスがあったかどうかが判定される。
代金の二重取り等の不法な返金を防ぐために、すでに端末IDが書込まれている場合には、当該URLに対応する画像を携帯電話80に送信しない様に決定する。
URLデータベース102中のURLレコードのPOSフラグが「1」であり、端末IDの項目が空白であれば、URL照合部108は、画像データ送信部110に当該URLに対応する画像を携帯電話80に送信する様に要求し、さらにアクセス者の端末IDとアクセス時刻とをURLデータベース102中の該当URLレコードに書込む。画像データ送信部110は、この要求を受けて、画像データベース112から当該URLに対応する広告画像を読出し、当該広告画像を携帯電話80に送信する。
URL照合部108はさらに、当該広告画像を携帯電話80の待受け画面としてロックするためのロック設定信号を送信する様に、ロック設定信号送信部114に要求する。この要求を受けて、ロック設定信号送信部114はロック設定信号を携帯電話80に送信する。ロック設定信号を受信した携帯電話80は、上記の画像データ送信部110から送信された広告画像を待受け画面として表示し、画像をロックする。ロックされた広告画像は、ユーザ38によってロックが解除されるまで携帯電話80の待受け画面として表示され続ける。
次に、ユーザ38が待受け画面として設定されている広告画像のロックを解除したいと考えたとする。このとき、ユーザ38はまず、ロック解除のための画面を携帯電話80の画面90に表示させ、キーボードからロック解除を選択する。この入力によって、広告データサーバ72にロック解除要求信号が送信される。
送信されたロック解除要求信号を、ロック解除要求信号受信部116が受信する。ロック解除要求信号受信部116は、URLデータベース102中に、ロック解除要求信号を送信してきた端末の端末IDと一致するレコードがあるか否かを判定する処理を行なう。一致するレコードがあれば、そのレコードがロック未解除であるか否かが判定される。ロック未解除であれば、そのレコードが今回のロック解除要求信号の対象である。従って、このレコードが読出され、ロック解除要求信号受信部116から時間計算部118に与えられる。
これに応答し、時間計算部118は、読出されたアクセス時刻とロック解除要求信号を受信した時刻とから広告画像が携帯電話80の画面90に表示されていた時間を計算する。計算された時間が時間計算部118から返金額計算部120に与えられる。
返金額計算部120は、時間計算部118で計算された時間と商品データベース104から読出された時間あたりの単価とをかけて、広告画像表示によってユーザに還元される金額を計算する。計算された金額は、金額比較部122に与えられる。
金額比較部122は、返金額計算部120で計算された値段と売却価格とを比較する。計算された値段が売却価格未満であれば、計算された値段が返金額として返金命令出力部124に与えられる。計算された値段が売却価格以上であれば、売却価格が返金額として返金命令出力部124に与えられる。
返金命令出力部124は、与えられた返金額を通信費用計算部84に出力する。ロック解除信号送信部126は、返金命令出力部124から通信費用計算部84に信号が送信された事に応答して、金額比較部122から与えられた返金額と、ロック解除信号とを携帯電話80に送信する。ロック解除信号送信部126はさらに、ロック解除信号を送信した時刻を解除時刻としてURLデータベース102中に書込む。
ロック解除信号と返金額とが与えられた携帯電話80は、これまで待受け画面として設定されていた広告画像のロックを解除する。また、携帯電話80は、与えられた返金額を画面90に表示し、広告画像の表示によって払戻される金額をユーザ38に通知する。
返金額が与えられた通信費用計算部84(図2参照)は、1ヶ月分の返金の明細レコードを記録し、蓄積する。この記録の際には、スポンサーコード、アクセス者の端末ID等の項目も記録される。
特定の締日が来ると、通信費用計算部84は、広告主30に返金額の明細とともに積算返金額を出力する。通信費用計算部84はさらに、通話記録データベース86からユーザの通話記録を読出し、通話料金を計算する。通信費用計算部84はさらに、明細レコードからユーザごとに返金額を合計し、計算された通話料金からこの返金額をひいて差額を計算する。計算された差額は、通信料金としてユーザ38に通知される。この処理により、広告画像を表示させた対価として、ユーザは燃料カートリッジ代の払戻しを通信料金の減額という形で受取る事ができる。
本実施の形態では、返金額を計算する際に、商品データベース104に保持された時間あたりの単価を使用した。しかし、返金額を決定する方法は、時間あたりの単価と広告画像表示時間とをかけて計算する方法に限られない。例えば、商品コードとして時間あたり単価以外に、所定時間をレコードとして保持する方法も考えられる。この方法によると、所定時間経過後は燃料カートリッジ代金を無料とする事によってユーザ38への払戻し金額を決定する。
本実施の形態では、広告データサーバ72にアクセスする際に、ユーザが燃料カートリッジの容器又は包装紙に印刷されたURLを見て手入力する方法を採用している。しかし、URLを手入力して送信する方法に限られない。例えば、QR(quick response)コード(登録商標)を燃料カートリッジの容器又は包装紙に印刷しておき、それを携帯電話80に付属のカメラで写す事によって広告データサーバ72にアクセスする方法を採用してもよい。
本実施の形態では、商品である燃料カートリッジごとに時間あたりの単価が定められている例について説明した。この場合、商品の種類ごとに返金額を算出する。しかし、返金額を算出する方法はこれに限られない。例えば、広告画像の種類ごとに時間あたりの単価を定めてもよい。この場合、広告画像の種類ごとに返金額を算出する。
本実施の形態に係る広告データサーバ72によると、広告送信及び広告表示のために広告媒体である携帯電話80等に余分な素子を追加する必要はない。従って、広告表示のために余分なコストをかける必要もない。
また、待受け画面として広告画像が表示されるので、ユーザ38が携帯電話80を操作する前には広告画像を目にすると考えられる。従って、広告画像が頻繁にユーザ38の目にとまり、その結果、広告効果が高くなる。
以上より、簡単な構成で広告情報をユーザ38に伝達でき、かつ広告効果が高い広告をユーザ38に伝達する事で燃料費用を広告主30に肩代わりさせる事ができる様なシステムを実現するための広告データサーバ72を提供する事ができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
燃料電池代金返還システム20の構成を示すブロック図である。 通信会社32におけるシステムの概略構成を示すブロック図である。 広告データサーバ72の構成を示すブロック図である。 URLデータベース102に格納されたURLデータの例を示す図である。 商品データベース104に格納された商品コードデータの例を示す図である。 燃料電池へURLを付する際の例について示す図である。 燃料電池へURLを付する際の別の例について示す図である。 本発明の一実施の形態に係る広告データサーバ72を実現するコンピュータシステムの外観図である。 図8に示すコンピュータのブロック図である。 携帯電話80でのロック設定動作をコンピュータプログラムで実行した際の処理手順を示すフローチャートである。 携帯電話80でのロック解除処理をコンピュータプログラムで実行した際の処理手順を示すフローチャートである。 広告データサーバ72でのロック設定処理をコンピュータプログラムで実行した際の処理手順を示すフローチャートである。 広告データサーバ72でのロック解除処理をコンピュータプログラムで実行した際の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
30 広告主、32 通信会社、34 カートリッジ製造元、36 売店、38 ユーザ、70 POSシステム、72 広告データサーバ、80 携帯電話、84 通信費用計算部、86 通話記録データベース、100 POSデータ読取部、102 URLデータベース、104 商品データベース、106 URL受信部、108 URL照合部、110 画像データ送信部、112 画像データベース、114 ロック設定信号送信部、116 ロック解除要求信号受信部、118 時間計算部、120 返金額計算部、122 金額比較部、124 返金命令出力部、126 ロック解除信号送信部

Claims (9)

  1. 予め定められた商品群内の商品について、販売済みか否かを個別に記憶するための第1の記憶手段と、
    外部から、前記商品に付されていた情報であって、かつ商品ごとに異なる所定の情報を受信した事に応答して、前記第1の記憶手段を参照し、前記所定の情報により特定される商品が販売済みか否かを判定するための判定手段と、
    前記判定手段により、対応する商品が販売済みであると判定された事に応答して、前記所定の情報を送信してきた端末装置に対し、予め準備された広告画像を送信して表示させるための送信手段と、
    前記端末装置との通信により、前記端末装置において前記広告画像が表示されていた時間を計測するための手段と、
    前記所定の情報に対応する商品、前記端末装置において前記広告画像が表示されていた時間、及び前記第1の記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記端末装置の所有者に対し、前記広告画像を見た代償としての金額を算出するための金額算出手段と、
    算出された前記金額を前記端末装置の所有者に対して返金するための所定の会計処理を行なうための会計処理手段とを含む、広告データサーバ。
  2. 前記第1の記憶手段は、前記商品が販売された価格をさらに記憶し、
    前記広告データサーバはさらに、商品の種類ごとに、返金額を算出する際の、前記広告画像の表示時間当たりの単価を記憶するための第2の記憶手段を含み、
    前記金額算出手段は、前記所定の情報に対応する商品の販売価格を上限として、前記所定の情報に対応する商品に関する時間当たりの単価と、前記端末装置において前記広告画像が表示されていた時間とから算出された金額を算出するための手段を含む、請求項1に記載の広告データサーバ。
  3. 前記第1の記憶手段は、前記商品が販売された価格をさらに記憶し、
    前記広告データサーバはさらに、広告画像の種類ごとに、返金額を算出する際の、前記広告画像の表示時間当たりの単価を記憶するための第2の記憶手段を含み、
    前記金額算出手段は、前記所定の情報に対応する商品の販売価格を上限として、前記端末装置に送信された前記広告画像の表示時間当たりの単価と、端末装置において前記広告画像が表示されていた時間とから算出された金額を算出するための手段を含む、請求項1に記載の広告データサーバ。
  4. 前記第1の記憶手段は、個別の商品について、前記会計処理手段による返金処理済みか否かを特定する情報をさらに記憶し、
    前記判定手段は、商品を特定する所定の情報を受信した事に応答して、前記第1の記憶手段を参照し、当該所定の情報により特定される商品が販売済みかつ返金が未処理か否かを判定するための手段を含み、
    前記送信手段は、前記判定するための手段により、対応する商品が販売済みで、かつ当該商品について前記会計処理手段による返金処理が未処理であると判定された事に応答して、前記所定の情報を送信してきた端末装置に対し、前記予め準備された広告画像を送信して表示させるための手段を含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の広告データサーバ。
  5. 前記広告データサーバはさらに、前記会計処理手段により返金処理がされた金額を広告の依頼者ごとに集計し、各依頼者に対して請求するための請求処理手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の広告データサーバ。
  6. 前記送信手段は、前記広告画像を前記端末装置に送信して表示させるための手段と、
    前記端末装置に表示された画像をロックするためのロック信号を前記端末装置に送信するための手段と、
    前記ロック信号を送信した時刻を記憶するための時刻記憶手段とを含み、
    前記時間を計測するための手段は、
    前記端末装置から前記端末装置の表示装置に表示され、ロックされた画像のロック解除を要求するロック解除要求信号が送信されてきた事に応答して、前記ロック解除信号を前記端末装置に送信するための手段と、
    前記時刻記憶手段に記憶されていた、前記端末装置に前記ロック信号が送信された時刻と、前記ロック解除信号が受信された時刻との差を算出するための手段とを含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の広告データサーバ。
  7. 前記広告データサーバはさらに、前記商品の販売者からリアルタイムに商品の販売データを受け、前記商品が販売されるたびに前記商品の販売価格を記録し、前記商品が販売済みである事を示す様に第1の記憶手段を更新するための手段とを含む、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の広告データサーバ。
  8. 前記商品が燃料電池のカートリッジである、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の広告データサーバ。
  9. コンピュータによって実現されると、当該コンピュータを請求項1〜請求項8のいずれかに記載の広告データサーバとして動作させるためのコンピュータプログラム。
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