JP4127575B2 - 情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法 - Google Patents

情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報閲覧クライアントからの操作により情報提供サーバ上の情報閲覧を行うクライアントサーバシステムに係り、特にサーバから文書要求元のクライアントに送信された最新の文書の識別情報を当該文書要求元のクライアントを示すクライアント情報と組にしてクライアント別に登録する情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク、例えばインターネットを介して情報の閲覧を行うWor1d Wide Web(WWW)システムが急速に普及してきた。WWWではブラウザと呼ばれる文書閲覧機構(実体はソフトウェア)を用いることによりサーバ上にあるページと呼ばれる文書をクライアント(情報閲覧クライアント)から閲覧することが可能である。このシステムは、WWWブラウザからWWWサーバ(情報提供サーバ)に対して文書要求(一般にページ要求と呼ばれる)を行い、WWWサーバがこの要求に対して該当する文書を検索し提供する、いわゆるクライアントサーバシステムである。
【0003】
従来のシステムでは、クライアントで文書閲覧を行う場合には、クライアントからサーバヘの文書要求によりサーバが文書をクライアントに送信するという手続きで処理が行われる。クライアントとサーバの間のHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストでは、その都度ネットワークの接続が行われ、ぺ一ジ内容の送受信を行った後に切断される。これは、常にネットワーク接続を保持しておくとサーバ負荷が増大するので、これを避けるための手段である。しかし、毎回接続を切断してしまうため、個々の接続が独立に行われてしまい、前回の接続の際の情報、例えば前回どのページを要求したかなどの情報をサーバ側で知る手段がない。
【0004】
そこで従来のシステムでは、クッキー(Cookie)と呼ばれる機能により、サーバ側からクライアント上に接続時の情報を送り出して当該クライアントに保存しておき、次の接続時にクライアントに保存してある当該情報を呼び出す方法が適用されていた。しかしこの方法ではクライアントにぺ一ジとは無縁の情報を送ることになるため、セキュリティ上の問題が指摘されていた。
【0005】
また、クライアント(の情報閲覧機構)となるWWWブラウザには、様々な操作ボタン、例えば、Backボタン(履歴の1つ前のぺ一ジに戻る)、Forwardボタン(履歴の1つ先のぺ一ジへ移動する)、履歴表示画面からのぺ一ジ直接選択などが用意されている。これらのボタンによる操作の対象となるページ情報は一般にブラウザのキャッシュに保存されている。したがって、上記のボタン操作では、ユーザの意図したページ情報は通常はキャッシュから取り出され、サーバヘのアクセスは行われない。この場合においても、サーバ側ではクライアントが現在どのページを表示しているのかを知る手段がなかった。
【0006】
また、ページ情報内にリンクボタンを用意することにより、サーバの意図した順序でクライアント側に文書閲覧を行わせたいといった場合、上記操作ボタンをユーザが使用してしまうことにより、サーバ側の意図しない順序により文書閲覧が行われてしまう虞があった。このことは、特にインターネットショッピングや、イントラネットにおけるデータベースアクセスのように、閲覧の順序関係が重要なものでは問題であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来のクライアントサーバシステムでは、前回クライアントからサーバにページ要求が出されてネットワーク接続した際の情報、例えば前回どのページを要求したかなどの情報をセキュリティ上の問題を招くことなくサーバ側で知る手段がなかった。
【0008】
また、従来のクライアントサーバシステムでは、サーバの意図した順序でクライアント側に文書閲覧を行わせことはできなかった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、クライアントの現在表示文書情報を保存・管理できる情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法を提供することにある。
【0009】
この発明の他の目的は、保存・管理する文書情報の種類が指定できる情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、クライアント側での文書閲覧をサーバ側の意図した手順で行わせることができる情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法を提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、クライアント側の誤操作を当該クライアント側に通知することができる情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、クライアント側で誤操作が行われた場合、その要求を無視して自身が管理・保存している現在の表示文書情報を再送することができる情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報閲覧クライアントからの文書要求に応じて情報提供サーバから当該文書要求元のクライアントに送信された最新の文書の識別情報を当該文書要求元のクライアントを示すクライアント情報と組にして上記サーバ内の現在文書記憶リストにクライアント別に登録するための、情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法であって、クライアントからサーバに発行された文書要求に応じ、文書要求元のクライアント情報をキーにして上記現在文書記憶リストを検索し、文書要求元のクライアント情報が登録されていないならば、当該クライアント情報と該当する文書要求の示す文書識別情報の組を上記現在文書記憶リストに登録し、登録されているならば、上記現在文書記憶リスト中の当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を該当する文書要求の示す文書識別情報に書き換える登録処理を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、クライアント側で現在表示中のページ、または最も最近に表示されたページをクライアント別にサーバ側で現在文書記憶リストに保存・管理することができる。これによりサーバ側で各クライアントの最新の表示ページを知ることができる。
【0014】
また本発明は、クライアントからサーバに文書要求が発行された場合に、まず当該文書要求の示す文書情報の種類をキーにして、上記現在文書記憶リストへの登録対象とする文書情報の種類を登録した記憶ファイル種リストを検索し、この記憶ファイル種リストに文書要求の示す文書情報の種類が登録されている場合だけ、上記登録処理を行うようにしたことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、記憶ファイル種リストを用いることで、サーバ側で保存する文書情報(ぺ一ジ)の種類を指定することができる。例えば、HTMLファイルのみを現在文書記憶リストへの登録対象とし、他の画像ファイル等は登録対象から除外するといったことができる。
【0016】
また本発明は、クライアントからサーバに文書要求が発行された場合、当該文書要求の示す文書識別情報をキーにして、各グループ毎の文書の送信順序を表す配列を登録した送信順序記憶リストを検索し、この送信順序記憶リストに文書要求の示す文書識別情報を含む配列が存在しない場合には、そのまま文書要求により要求された文書を検索して要求元に送信するための処理を実行する一方、上記登録処理を行い、送信順序記憶リストに文書識別情報を含む配列が存在する場合には、該当する文書要求元のクライアント情報をキーにして上記現在文書記憶リストを検索し、当該文書要求元のクライアント情報が登録されているならば、当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を取り出し、しかる後に取り出した文書識別情報の次の送信順序となる文書識別情報を上記配列から検索して、検索した文書識別情報と上記文書要求の示す文書識別情報が一致しているか否かを調べ、一致している場合に限り、つまり要求された文書の送信順序がサーバ側の意図した順序に一致している場合に限り、上記文書識別情報の示す文書を検索して要求元に送信するための処理を実行する一方、上記登録処理を行うことを特徴とする。
【0017】
本発明によれば、特定のクライアントに対して、サーバ側で文書送信順序のリストを持つことで、サーバ側の意図した文書送信順序となるように、クライアント側での文書閲覧を行わせることができる。ここで、サーバ側の意図しない順序の文書要求があった場合には、要求元にエラーを返すようにするとよい。
【0018】
また本発明は、サーバから文書要求元のクライアントに送信される文書中に、当該文書が画面表示されている状態で、当該文書の画面上の予め定められた部分が操作されることにより、クライアントからサーバに対して、ページ移動禁止またはページ移動許可を要求する特定要求が発行されるための手続きを設定しておき、クライアントからサーバに何らかの要求が発行された場合に、当該要求が前記特定要求であるか否かを調べ、上記特定要求の場合には、該当する要求元のクライアント情報をキーにして、ページ移動禁止の対象となるクライアント情報を登録した移動禁止ホストリストを検索する第1の検索を行い、この第1の検索の結果、要求元のクライアント情報が登録されておらず、且つ特定要求がページ移動禁止を示すならば、上記移動禁止ホストリストに当該クライアント情報を登録し、要求元のクライアント情報が登録されており、且つ上記特定要求がページ移動許可を示すならば、上記移動禁止ホストリストから当該クライアント情報を削除し、これに対して上記特定要求でない場合には、該当する要求元のクライアント情報をキーにして上記移動禁止ホストリストを検索する第2の検索を行い、この第2の検索の結果、要求元のクライアント情報が登録されているならば、要求元のクライアントにエラーを返し、上記第2の検索の結果、要求元のクライアント情報が登録されていないならば、該当する要求の示す文書を検索して要求元に送信するための処理を実行する一方、上記登録処理を行うことを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、クライアント側でのページ移動(ページ切り替え)操作の禁止指定、許可指定が、サーバからクライアントに送られて当該クライアント側で表示されるページ画面の特定部分(例えば画面上の特定のボタン)に対する操作により制御可能となる。
【0020】
この他、ページ移動禁止の状態にあるクライアント側からの文書要求に対して、上記のように要求元にエラーを返す代わりに、その直前に要求元クライアント側で表示されていた文書の文書識別情報を現在文書記憶リストを検索して取り出して、その文書識別情報の示す文書を要求元に返すようにしてもよい。
【0021】
また本発明は、サーバから要求元に送信される文書に、当該文書をキャッシュ対象外とすることを示す特定のヘッダ情報を付加することをも特徴とする。
本発明によれば、サーバから文書要求元のクライアントに送られる文書は、クライアント内にキャッシュされることがないため、クライアント側のブラウザで例えばBackボタン、あるいはForwardボタンを操作した場合でも、必ずサーバに対して文書要求が発行されるため、サーバ側では常にクライアント側で現在表示している文書を把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図である。
【0023】
同図において、情報提供サーバ(情報提供サーバ計算機)10は、WWW(Wor1d Wide Web)サーバとして機能し、インターネットなどのネットワーク30に接続されている。情報閲覧クライアント(情報閲覧クライアント計算機)20は、情報提供サーバ10にリクエストを発行し、結果を表示するブラウザ(情報閲覧ソフトウェア)を有する。このブラウザは、Netscape社のNetscape ComminicatorやMicrosoft社のInternet Exp1orerなどの汎用のブラウザでよい。
【0024】
なお、図では作図の都合上、ネットワーク30に接続されているクライアント20が1台の場合を示してあるが、複数のクライアント20が接続されるのが一般的である。またサーバ10についても、1台に限らないことは勿論である。
【0025】
情報提供サーバ(以下、単にサーバと称する)10において、HTTP解析部11は、情報閲覧クライアント(以下、単にクライアントと称する)20からの文書要求(ページ要求)を受けて、当該要求中のリクエスト文字列の解析を行う。このリクエスト文字列中には、目的とする文書、つまりリクエスト文書(の所在)を示す一般にURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれる文字列(以下、文書名と称する)が含まれている。サーバ10からの提供の対象となる文書はディスク装置等で構成される文書記憶部12に蓄積されている。
【0026】
文書検索部13は、HTTP解析部11で解析されたリクエスト文書の実体を文書記憶部12から検索し、正常に検索できたならば、その旨を示す値と共にその文書を(ヘッダ追加部16を介して)結果出力部14に送る。一方、リクエストされた文書が存在しない場合には、文書検索部13はエラーを示す値を(ヘッダ追加部16を介して)結果出力部14に送る。
【0027】
結果出力部14は、文書検索部13から(ヘッダ追加部16を介して)受け取った値によって、HTTPプロトコルに従ったヘッダ情報を付加して要求元のクライアント20に検索結果文字列を送信する。
【0028】
以上は、従来から知られているサーバ10の構成である。本実施形態の特徴は、この構成に、現在文書記憶部15及びヘッダ追加部16を追加したことにある。
【0029】
現在文書記憶部15は、登録部151、及び問い合わせ応答部152を備えている。また現在文書記憶部15には、図1に示すような現在文書記憶リスト153が保存されている。図1の例では、その第1項目がクライアントホスト名、第2項目がユーザ名(省略化)、第3項目が現在文書名をそれぞれ示し、1行が1レコードに相当する。
【0030】
以下、現在文書記憶部15内の登録部151の動作について図2のフローチャートを参照して説明する。
HTTP解析部11は、クライアント20からの文書要求を受け取った場合、当該要求中のリクエスト文字列の解析を行い、その解析結果(文書要求解析結果)を表示文書決定部51に渡す。
【0031】
表示文書決定部51は、HTTP解析部11から文書要求解析結果を受け取ると、当該解析結果を従来と同様に文書検索部13に渡す他に、現在文書記憶部15にも渡す。
【0032】
これにより現在文書記憶部15内の登録部151は、HTTP解析部11での文書要求解析結果(リクエスト文字列の解析結果)、例えばクライアント20からの要求文書を示す文書名、及びクライアントホスト名、(更には可能ならばクライアントユーザ名)の組を受け取る(ステップA1)。クライアントユーザ名の取得方法は、例えば、ユーザとパスワードの組を要求するぺ一ジを用いたり、SSL(Secure Sockets Layer)プロトコルを用いることにより実現可能である。更に、同一ユーザが同一ホスト上で複数のブラウザを起動した場合が考えられるため、これらの違いを区別するために、接続IDをサーバ側で割り振り、これを現在文書記憶部15で保存してもよい。
【0033】
次に登録部151は、HTTP解析部11から受け取った解析結果中のクライアントホスト名(hostName)及びクライアントユーザ名(userName)の組が現在文書記憶リスト153中に存在するか否かを調べる(ステップA2〜A4)。
【0034】
もし、存在する場合には、登録部151は新たな文書名を登録するために、現在文書記憶リスト153から該当するレコードを削除した後(ステップA5)、今回HTTP解析部11から受け取った、クライアントホスト名、クライアントユーザ名、及び要求文書名の組(hostName,userName,Contents)からなる1レコードを現在文書記憶リスト153に追加登録する(ステップA6)。
【0035】
これに対し、存在しない場合には、登録部151はHTTP解析部11から受け取った、クライアントホスト名、クライアントユーザ名、及び要求文書名の組からなる1レコードを現在文書記憶リスト153に追加登録する(ステップA6)。
【0036】
なお、解析結果中のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組が現在文書記憶リスト153に存在する場合には、該当するレコード中の文書名を、今回HTTP解析部11から受け取った解析結果中の文書名に書き換えるようにしても構わない。この場合には、レコード削除の処理が不要となる。
【0037】
明らかなように、現在文書記憶リスト153に登録されている各レコード中の文書名が、その文書名と対をなすクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組で示されるクライアント(ブラウザ)で現在表示中の(あるいは最も最近に表示された)文書を示す。
【0038】
次に、現在文書記憶部15内の問い合わせ応答部152の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
問い合わせ応答部152は、あるクライアント(ブラウザ)で現在表示中の(あるいは最も最近に表示された)文書を調べてもらいたい場合に起動される。この問い合わせ応答部152に対する問い合わせ元は、後述する図6または図10中の表示文書決定部51、図15中の表示文書決定部71等であり、本実施形態には直接関係しない。
【0039】
問い合わせ応答部152に対する問い合わせ元は、あるクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組で示されるクライアント(ブラウザ)で現在表示中の(あるいは最も最近に表示された)文書を知る必要がある場合、そのクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組を現在文書記憶部15に渡して、その文書名の問い合わせを行う。
【0040】
すると現在文書記憶部15内の問い合わせ応答部152は、問い合わせ元から渡されたクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組を受け取り、その組をキーにして現在文書記憶リスト153を検索する(ステップB1〜B3)。
【0041】
問い合わせ応答部152は、上記の検索の結果該当するレコードが存在したならば、当該レコード中でクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の組と対をなす文書名(Contents)を問い合わせ元に返す(ステップB4,B5)。これに対し、該当するレコードが存在しないならば、その旨を示す値(ここではNULL)を問い合わせ元に返す(ステップB6)。
【0042】
これにより問い合わせ元は、目的とするクライアント(ブラウザ)で現在表示中の(あるいは最も最近に表示された)文書の文書名(所在)を容易に知ることができる。
【0043】
再び図1を参照すると、ヘッダ追加部16は、文書検索部13により文書記憶部12から検索されたリクエスト文書に、当該文書をキャッシュ対象外とすることを示す特定のヘッダ情報(例えば、Pragma:no−cadche)を付加して、結果出力部14に渡す。
【0044】
結果出力部14は、ヘッダ追加部16から渡された特定ヘッダ情報が付加された文書(の文字列)を受け取ると、HTTPプロトコルに従ったヘッダ情報を付加して要求元のクライアント20に送信する。クライアント20内では、サーバ10(内の結果出力部14)から送信された文書は、当該文書に付されている上記特定ヘッダ情報(Pragma:no−cache)により、キャッシュされることがなくなる。つまり、上記特定ヘッダ情報をヘッダに付加することにより、クライアント20のブラウザで、Backボタン、Forwardボタンを使用した場合でも、サーバ10に対して必ずリクエストが発生することになる。
【0045】
このように本実施形態においては、現在文書記憶部15及びヘッダ追加部16を追加したことにより、クライアント20にて現在表示されている(あるいは最も最近に表示された)文書の文書名(所在)をサーバ10側で容易に知ることができる。
【0046】
[第2の実施形態]
図4は本発明の第2の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0047】
図4中のサーバ40が、図1中のサーバ10と異なる点は、記憶ファイル選択部41が追加されていることである。
記憶ファイル選択部41は、現在文書記憶部15内の現在文書記憶リスト153(図1参照)への登録対象とする文書の種類を登録した記憶ファイル種リスト、例えば文書ファイルの拡張子のリスト(ファイル拡張子リスト)42を保持している。図4の例では、ファイル拡張子リスト42には、html,htm,txtの3種のファイル拡張子が登録されている。
【0048】
以下、図4の構成におけるサーバ40内の記憶ファイル選択部41を中心とする動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
HTTP解析部11は、クライアント20からの文書要求を受け取った場合、当該要求中のリクエスト文字列の解析を行い、その解析結果を従来と同様に文書検索部13に渡す他、記憶ファイル選択部41にも渡す。
【0049】
これにより記憶ファイル選択部41は、HTTP解析部11での文書要求解析結果(リクエスト文字列の解析結果)、例えばクライアント20からの要求文書を示す文書名、クライアントホスト名、及びクライアントユーザ名の組を受け取る(ステップC1)。
【0050】
次に記憶ファイル選択部41は、文書名からファイル拡張子を抽出して、そのファイル拡張子がファイル拡張子リスト42中に存在するか否かを調べる(ステップC2〜C5)。
【0051】
もし、存在する場合には、記憶ファイル選択部41は現在文書記憶部15を呼び出して、HTTP解析部11から受け取ったクライアントホスト名、クライアントユーザ名、及び文書名の組を渡す(ステップC6)。この場合、前記第1の実施形態で述べたように、当該クライアントホスト名及びクライアントユーザ名の対を持つレコードが現在文書記憶リスト153中に存在するならば、等価的に当該レコード中の文書名が今回受け取った文書名に更新され、存在しないならば、今回受け取ったクライアントホスト名、クライアントユーザ名、及び文書名の組からなるレコードが追加される。
【0052】
これに対し、存在しない場合には、記憶ファイル選択部41は現在文書記憶部15の呼び出しを控える。つまり、現在文書記憶部15内の現在文書記憶リスト153への現在文書登録は行われない。
【0053】
このように本実施形態においては、HTTP解析部11と現在文書記憶部15との間に追加された記憶ファイル選択部41により、ファイル拡張子リスト42に登録されている拡張子を持った文書名の文書が要求されたことが検出された場合のみ、HTTP解析部11から受け取ったクライアントホスト名、クライアントユーザ名、及び文書名の組が現在文書記憶部15に渡されて現在文書記憶リスト153に登録される。つまり、現在文書記憶部15( 内の現在文書記憶リスト153)に保存すべきファイル(文書)の選択が可能となる。
【0054】
なお、記憶ファイル選択部41(内のリスト42)に登録される情報はファイル拡張子に限るものではなく、例えば文書検索部13からの情報を利用して、text/html,text/plainといった文書の種類(Content−Typeヘッダ)であっも構わない。
【0055】
[第3の実施形態]
図6は本発明の第3の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0056】
図6のサーバ50が、図1中のサーバ10と異なる点は、表示文書決定部51及び文書送信順序記憶部52が追加されていることである。なお、表示文書決定部51及び文書送信順序記憶部52を図4中のサーバ40に追加する構成であっても構わない。
【0057】
文書送信順序記憶部52は、送信順序を表す文書のリストであるである送信順序記憶リスト521を保持している。図6の例では、送信順序記憶リスト521は、各グループ毎のレコード(1行が1レコード)からなる。1レコードは、その第1項目がグループを表すタグ文字列、第2項目が指定順序で送る文書の(文書名の)配列を表す。この第2項目は、当該第2項目の文書リストにおける文書名の並び順に文書送信が行われなければならないことを示す。なお、第1項目のタグ文字列は必ずしも必要ではない。
【0058】
次に、サーバ50内の表示文書決定部51及び文書送信順序記憶部52を中心とする動作について図7乃至図9のフローチャートを参照して説明する。
HTTP解析部11は、クライアント20からの文書要求を受け取った場合、当該要求中のリクエスト文字列の解析を行い、その解析結果(文書要求解析結果)を表示文書決定部51に渡す。
【0059】
表示文書決定部51は、HTTP解析部11から文書要求解析結果を受け取ると、当該解析結果中の文書名(Contents)を文書送信順序記憶部52に渡して、該当する文書を含むグループの文書リストの問い合わせを行う(ステップD1,D2)。
【0060】
すると文書送信順序記憶部52は、表示文書決定部51から渡された文書名を受け取り、その文書名により送信順序記憶リスト521を検索し、その文書名を含む文書リストが存在するか否かを調べる(ステップE1〜E4)。
【0061】
もし、存在するならば、文書送信順序記憶部52は該当する文書リスト、即ち表示文書決定部51から渡された文書名を含むグループの文書名の配列を送信順序記憶リスト521から取り出して、それを返値として表示文書決定部51に返す(ステップE5)。
【0062】
これに対し、存在しないならば、文書送信順序記憶部52はその旨を示す値(ここではNULL)を表示文書決定部51に返す(ステップE6)。
表示文書決定部51は、文書送信順序記憶部52への問い合わせに対する返値を受け取ると、その返がNULLであるか否かを調べる(ステップD3)。
【0063】
もし、返値がNULLであるならば、表示文書決定部51は、問い合わせた文書名は送信順序記憶リスト521に登録されておらず、送信順序の制御は不要であると判断し、文書検索部13にHTTP解析部11の文書要求解析結果を渡して、要求文書の検索指示を与える(ステップD4)。同時に表示文書決定部51は、当該文書要求解析結果を現在文書記憶部15にも渡し、これから送信される文書の文書名と、クライアントホスト名及びクライアントユーザ名の対(からなるクライアント情報)を現在文書記憶部15内の現在文書記憶リスト153(図1参照)に登録させる。
【0064】
これに対し、NULLではなくて、文書リストの配列が返された場合には、つまり送信順序記憶リスト521中に要求文書の文書名が存在する場合には、表示文書決定部51は、その返値(文書リストの配列)を保持すると共に(ステップD5)、HTTP解析部11から受け取った解析結果中のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名の対(からなるクライアント情報)をキーにして現在文書記憶部15に対して現在文書の問い合わせを行う(ステップD6)。
【0065】
すると、現在文書記憶部15内の問い合わせ応答部152(図1参照)は図3のフローチャートに従って、現在文書記憶リスト153を検索し、検索結果としての返値を問い合わせ元の表示文書決定部51に返す。この返値は、表示文書決定部51から渡されたクライアント情報と組をなす文書名が存在しない場合にはNULLであり、存在する場合にはその文書名である。
【0066】
もし、現在文書記憶部15からの返値(問い合わせに対する応答)がNULLではなくて、文書名であった場合には(ステップD7)、表示文書決定部51は当該文書名、つまり文書要求元のクライアントで現在表示中の文書の文書名で、文書送信順序記憶部52から返された文書リスト中の文書名の配列を検索して、当該配列の中から、現在表示中の文書の文書名の次の送信順序となっている文書の文書名を取得する(ステップD8〜D12)。
【0067】
次に表示文書決定部51は、取得した文書名、つまり現在表示中の文書の次に送信すべき文書の文書名が、要求文書の文書名に一致しているか否かを調べる(ステップD13)。
【0068】
もし、一致しているならば、表示文書決定部51は文書要求順序は正しいものと判断し、文書検索部13にHTTP解析部11の文書要求解析結果を渡して、要求文書の検索指示を与える(ステップD14)。同時に表示文書決定部51は、当該文書要求解析結果を現在文書記憶部15にも渡し、これから送信される文書の文書名と、クライアントホスト名及びクライアントユーザ名の対(からなるクライアント情報)を現在文書記憶部15内の現在文書記憶リスト153(図1参照)に登録させる。図6の送信順序記憶リスト521の例では、問い合わせ結果(文書要求元のクライアントで現在表示中の文書)が例えばindex.htmlの場合に、要求文書がpage.htmlであった場合が、これに相当する。
【0069】
これに対し、現在表示中の文書の次に送信すべき文書の文書名が、要求文書の文書名に一致していない場合には、表示文書決定部51は、クライアントからの文書要求が正しくない、つまりサーバ50の意図する順序で操作が行われなかった場合であると判断し、結果出力部14へエラー通知を指示する(ステップD15)。先の例と同様に、問い合わせ結果がindex.htmlの場合であるとすると、要求文書がpage.html以外であった場合が、これに相当する。
【0070】
このように本実施形態においては、図1のサーバ10(または図4のサーバ40)に表示文書決定部51及び文書送信順序記憶部52を付加することにより、サーバの意図しない順序で文書要求があった場合にはエラーを返し、サーバの意図する順序で文言要求があった場合にのみリクエスト文書をクライアントに送信することが可能になる。
【0071】
[第4の実施形態]
図10は本発明の第4の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図であり、図6と同一部分には同一符号を付してある。
【0072】
図10のサーバ60が、図6中のサーバ50と異なる点は、文書送信順序記憶部52に代えてページ移動禁止制御部62が用いられ、これに合わせて表示文書決定部51に代えて表示文書決定部61が用いられていることである。
【0073】
ページ移動禁止制御部62は、登録部621、及び問い合わせ応答部622を備えている。またページ移動禁止制御部62には、図10に示すような移動禁止ホストリスト623が保存されている。図10の例では、その第1項目がクライアントホスト名、第2項目がクライアントユーザ名(省略化)を示す。ここでは、この移動禁止ホストリスト623に登録されているクライアントホスト名とクライアントユーザ名の組を使用しているクライアント(ブラウザ)がページ移動禁止状態であることを表す。
【0074】
例えばクライアント20側(のブラウザ)に図14に示すページ画面(入力インタフェース画面)が表示されているものとする。ここで、同図(a)の画面で入力開始のボタン141を押した後、同図(b)の終了ボタン142を押すまでの間は、ブラウザのBack,Forwardなどのボタンを押して別のぺ一ジに移動することを禁止したいものとする。
【0075】
このページ画面では、入力開始ボタン141と関連付けて、当該入力開始ボタン141が押されたときに以下のリクエスト
POST /PageManager?control=on HTTP/1.0
を送信するように、該当する文書情報に対応する手続きが記述されている。このリクエストをPOSTメソッドと呼ぶ。
【0076】
同様に、終了ボタン142と関連付けて、当該終了ボタン142が押されたときに以下のリクエスト
POST /PageManager?control=off HTTP/1.0
を送信するように、該当する文書情報に対応する手続きが記述されている。このリクエストをPOSTメソッドと呼ぶ。
【0077】
このような手続きには、Sun Microsystems社のJava(Applet)や、Netscape Communications社のJavaScriptなどが適用可能である。
【0078】
以下、図10の構成におけるサーバ60内の表示文書決定部61、及びページ移動禁止制御部62内の登録部621並びに問い合わせ応答部622の動作について図11乃至図13のフローチャートを参照して説明する。
【0079】
まず、クライアント20からのリクエスト文字列は、サーバ60内のHTTP解析部11に送られる。HTTP解析部11は、リクエスト文字列の解析を行い、その解析結果を表示文書決定部61に渡す。この解析結果には、前記したように要求文書を示す文書名と、クライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)が含まれる他、リクエストを表すメソッドが含まれている。
【0080】
表示文書決定部61は、HTTP解析部11から渡される解析結果(リクエスト文字列)の示すリクエストが予め定められた特定リクエストの場合、例えばサーバ60内での資源操作等に関係するリクエストであるPOSTメソッドの場合には、そのリクエスト文字列をページ移動禁止制御部62に渡す(ステップF1〜F3)。
【0081】
ページ移動禁止制御部62内の登録部621は、表示文書決定部61から渡されたリクエスト文字列中を受け取ると(ステップG1)、そのリクエスト文字列中のPOSTメソッドのコマンドが正当であるならば(ステップG2,G3)、上記POSTメソッド文字列から”control=”の文字列を取り出し、その値が”on”で、且つリクエスト文字列中のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)が移動禁止ホストリスト623に登録されていない場合には、当該クライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)を移動禁止ホストリスト623に登録する(ステップG4〜G6,G9,G10)。
【0082】
これに対し、”control=”の値が”off”で、且つリクエスト文字列中のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)が移動禁止ホストリスト623に登録されている場合には、登録部621は当該クライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)を移動禁止ホストリスト623から削除する(ステップG4〜G8)。
【0083】
一方、HTTP解析部11からPOSTメソッド以外のリクエスト、例えば通常の文書要求に関する解析結果が送られた場合には、表示文書決定部61は当該解析結果中のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)をページ移動禁止制御部62に送って、ページ移動の可否の問い合わせを行う(ステップF2,F4)。
【0084】
するとページ移動禁止制御部62内の問い合わせ応答部622は、表示文書決定部61から渡されたクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)をキーとして移動禁止ホストリスト623を検索する(ステップH1〜H3)。
【0085】
もし、表示文書決定部61から渡されたクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)が移動禁止ホストリスト623に登録されているならば、問い合わせ応答部622は該当するクライアント側でのページ移動不可(禁止)を判断し、その旨を示す値(ここでは真値)を表示文書決定部61に返す(H4,H5)。これに対して、登録されていないならば、問い合わせ応答部622は該当するクライアント側でのページ移動可(許可)を判断し、その旨を示す値(ここでは偽値)を表示文書決定部61に返す(H4,H6)。
【0086】
表示文書決定部61は、ページ移動禁止制御部62(内の問い合わせ応答部622)からページ移動不可を示す返値( 真値)を受け取った場合には、結果出力部14に対してエラーを送信し、文書検索部13を起動しない(ステップF5,F6)。この場合、該当するリクエスト元のクライアント20には、エラーが返されて、その結果エラー表示が行われる。つまり、クライアント20には要求文書は送られず、当該クライアント20でページを移動する(切り替える)ことはできない。
【0087】
一方、ページ移動禁止制御部62(内の問い合わせ応答部622)からページ移動可を示す返値( 偽値)を受け取った場合には、表示文書決定部61はHTTP解析部11からの文書要求解析結果(要求文字列)を渡して、要求文書の検索指示を与える(ステップF5,F7)。同時に表示文書決定部51は、当該文書要求解析結果を現在文書記憶部15にも渡し、これから送信される文書の文書名と、クライアントホスト名及びクライアントユーザ名の対(からなるクライアント情報)を現在文書記憶部15内の現在文書記憶リスト153(図1参照)に登録させる。この場合、文書検索部13により要求文書の検索が行われ、検索できたならば、その要求文書が要求元のクライアント20に送られて、現在表示中の文書に代えて表示される。つまりページが移動される(切り替えられる)。
【0088】
図14の例では、クライアント20側で表示されている同図(a)のページ画面上の入力開始ボタン141が押されると、その際にサーバ60に対して自動的に発行される”control=on”を含む特定リクエストに応じて、当該クライアント20の情報がページ移動禁止制御部62によって移動禁止ホストリスト623に登録される。同様に、同図(b )のページ画面上の終了ボタン142が押されると、その際にサーバ60に対して自動的に発行される”control=off”を含む特定リクエストに応じて、当該クライアント20の情報がページ移動禁止制御部62によって移動禁止ホストリスト623から削除される。したがって、入力開始ボタン141が押されてから終了ボタン142が押されるまでの間は、クライアント20でのページ移動操作は禁止される。
【0089】
このように本実施形態においては、図1中のサーバに表示文書決定部61とページ移動禁止制御部62とが追加された新たなサーバ60を用いることで、クライアント20(ブラウザ)側のページ移動操作(例えばブラウザ上のBack/Forward操作)の禁止と許可の制御を行うことができる。
【0090】
[第5の実施形態]
図15は本発明の第5の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図であり、図10と同一部分には同一符号を付してある。
【0091】
図15のサーバ70が、図10中のサーバ60と異なる点は、当該サーバ60の構成に要求置換部72が追加され、これに合わせて表示文書決定部61に代えて表示文書決定部71が用いられていることにある。
【0092】
即ち、図10中のサーバ60では、クライアント20からの要求に対してページ移動禁止状態であった場合には、表示文書決定部61から結果出力部14に単にエラーが返されるだけであった。これに対し、図15中のサーバ70では、(図10中の表示文書決定部61に相当する)表示文書決定部71から要求置換部72に対してエラー通知が送られるようになってている。要求置換部72は、現在文書記憶部15から、リクエスト元のクライアント20が現リクエストの直前に表示していた文書情報を受け取り、ページ移動禁止状態にある文書要求を、この直前に表示していた文書の要求に強制的に置き換えて、文書検索部13に送る。
【0093】
以下、図15の構成におけるサーバ70内の表示文書決定部71、及び要求置換部72の動作について、図10中のサーバ60との相違点を中心に、図16及び図17のフローチャートを参照して説明する。
【0094】
まず、クライアント20からの文書要求に対して、表示文書決定部71からページ移動禁止制御部62に(図11中のステップF1,F2,F4と同様にして)ページ移動の可否の問い合わせが行われ(ステップI1,I2,I4)、当該ページ移動禁止制御部62からページ移動禁止を示す返値(真値)が返されたものとする。
【0095】
表示文書決定部61は、ページ移動禁止制御部62からページ移動禁止を示す返値(真値)が返された場合、文書要求元のクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)を要求置換部72に渡して、当該要求置換部72を起動する(ステップI5,I6)。
【0096】
すると要求置換部72は、表示文書決定部61から渡されたクライアントホスト名及びクライアントユーザ名(からなるクライアント情報)をキーにして現在文書記憶部15に対して現在文書の問い合わせを行う(ステップJ1,J2)。この場合、現在文書記憶部15内の問い合わせ応答部152(図1参照)は図3のフローチャートに従って、現在文書記憶リスト153を検索し、検索結果としての返値、つまり現文書要求の直前に表示していた文書情報を問い合わせ元の要求置換部72に返す。
【0097】
要求置換部72は、クライアント20からの現文書要求を、現在文書記憶部15から返された当該現文書要求の直前に要求元のクライアント20で表示されていた文書の要求に強制的に置き換え(ステップJ3)、当該置き換え後の文書要求による文書検索を文書検索部13に指示する(ステップJ4)。
【0098】
これにより、文書要求元のクライアント20には、要求文書ではなくて、現文書要求の直前に要求元のクライアント20で表示されていた文書が送信されることなる。
【0099】
このように本実施形態においては、クライアント20がページ移動禁止状態にあるとき、当該クライアント20のブラウザでページ移動操作(例えばブラウザ上のBack/Forward操作)が行われた場合、その操作は無視される。この場合、前記第4の実施形態と異なってエラー表示を行うのではなく、ページ移動操作の直前に表示されていた文書を再びサーバ70からクライアント20に送信することができる。
【0100】
以上に述べたサーバ(情報提供サーバ)10,40,50,60,70を構成する機能要素群、あるいはサーバ10,40,50,60,70にて実行される処理手順は、コンピュータをその機能要素群の集合として機能させるためのプログラム、あるいはコンピュータに当該処理手順を実行させるためのプログラムが記録されたCD−ROM等の記録媒体をコンピュータに装着して、当該プログラムを読み取り実行させることにより実現される。このプログラムが、通信回線等の通信媒体を通してコンピュータにロードされるものであってもよい。
【0101】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、クライアント側で現在表示中のページ、または最も最近に表示されたページをクライアント別にサーバ側で現在文書記憶リストに保存・管理することができるため、サーバ側で各クライアントの最新の表示ページを常に把握することができる。
【0102】
また本発明によれば、記憶ファイル種リストを用いることで、サーバ側で保存・管理する文書情報(ぺ一ジ)の種類を指定することができる。
また本発明によれば、サーバ側で文書送信順序のリストを持つことで、サーバ側の意図した文書送信順序となるように、クライアント側での文書閲覧を行わせることができる。
【0103】
また本発明によれば、クライアント側でのページ移動操作の禁止指定、許可指定が、クライアント側で表示されるページ画面の特定部分に対する操作により制御可能となる。
【0104】
また本発明によれば、ページ移動禁止の状態にあるクライアント側からの文書要求を、その直前に要求元クライアント側で表示されていた文書への要求に強制的に置き換えて、当該直前の表示文書を要求元に返すことができる。
【0105】
また本発明によれば、サーバから文書要求元のクライアントに送られる文書がクライアント内にキャッシュされないようにでき、これによりクライアント側のブラウザで例えばBackボタン、あるいはForwardボタンを操作した場合でも、必ずサーバに対して文書要求が発行されるため、サーバ側では常にクライアント側で現在表示している文書を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図。
【図2】図1中のサーバ10における現在文書記憶部15内の登録部151の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】図1中のサーバ10における現在文書記憶部15内の問い合わせ応答部152の動作を説明するためのフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図。
【図5】図4中のサーバ40における記憶ファイル選択部41の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図。
【図7】図6中のサーバ50における表示文書決定部51の動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図。
【図8】図6中のサーバ50における表示文書決定部51の動作を説明するためのフローチャートの残りを示す図。
【図9】図6中のサーバ50における文書送信順序記憶部52の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の第4の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図。
【図11】図10中のサーバ60における表示文書決定部61の動作を説明するためのフローチャート。
【図12】図10中のサーバ60におけるページ移動禁止制御部62内の登録部621の動作を説明するためのフローチャート。
【図13】図10中のサーバ60におけるページ移動禁止制御部62内の問い合わせ応答部622の動作を説明するためのフローチャート。
【図14】ページ移動禁止/許可の設定に関する特定のリクエストが発行可能な操作ボタンを持つページ画面例を示す図。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る情報提供サーバを中心とするクライアントサーバシステムの構成を示すブロック図。
【図16】図15中のサーバ70における表示文書決定部71の動作を説明するためのフローチャート。
【図17】図15中のサーバ70における要求置換部72の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10,40,50,60,70…情報提供サーバ
11…HTTP解析部
12…文書記憶部
13…文書検索部
14…結果出力部
15…現在文書記憶部
16…ヘッダ追加部
20…情報閲覧クライアント
41…記憶ファイル選択部
42…ファイル拡張子リスト(記憶ファイル種リスト)
51…表示文書決定部
52…文書送信順序記憶部
61,71…表示文書決定部
62…ページ移動禁止制御部
72…要求置換部
151,621…登録部
152,622…問い合わせ応答部
153…現在文書記憶リスト
521…送信順序記憶リスト
623…移動禁止ホストリスト

Claims (4)

  1. 情報閲覧クライアントからの文書要求に応じて情報提供サーバから当該文書要求元のクライアントに送信された最新の文書の識別情報を当該文書要求元のクライアントを示すクライアント情報と組にして前記サーバ内の現在文書記憶リストにクライアント別に登録するための、情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法であって、
    前記クライアントから前記サーバに発行された文書要求に応じ、前記サーバが、文書要求元のクライアント情報をキーにして前記現在文書記憶リストを検索し、前記文書要求元のクライアント情報が登録されていないならば、当該クライアント情報と該当する文書要求の示す文書識別情報の組を前記現在文書記憶リストに登録し、登録されているならば、前記現在文書記憶リスト中の当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を該当する文書要求の示す文書識別情報に書き換える登録処理を行うステップと、
    前記サーバが、前記文書要求により要求された文書を検索して要求元に送信するための処理を実行するステップとを具備し、
    前記サーバから前記文書要求元のクライアントに送信される文書中に、当該文書が画面表示されている状態で、当該文書の画面上の予め定められた部分が操作されることにより、前記クライアントから前記サーバに対して、ページ移動禁止またはページ移動許可を要求する特定要求が発行されるための手続きを、前記サーバが設定しておき、
    前記クライアントから前記サーバに何らかの要求が発行された場合に、前記サーバが、当該要求が前記特定要求であるか否かを調べ、
    前記特定要求の場合には、前記サーバが、該当する要求元のクライアント情報をキーにして、ページ移動禁止の対象となるクライアント情報を登録した移動禁止ホストリストを検索する第1の検索を行い、
    前記第1の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されておらず、且つ前記特定要求がページ移動禁止を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストに当該クライアント情報を登録し、前記要求元のクライアント情報が登録されており、且つ前記特定要求がページ移動許可を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストから当該クライアント情報を削除し、
    前記特定要求でない場合には、前記サーバが、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第2の検索を行い、
    前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されているならば、前記サーバから前記要求元のクライアントにエラーを返し、
    前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されていないならば、前記サーバが、該当する要求の示す文書を検索して要求元に送信するための処理を実行する一方、前記登録処理を行う
    ことを特徴とする情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法。
  2. 情報閲覧クライアントからの文書要求に応じて情報提供サーバから当該文書要求元のクライアントに送信された最新の文書の識別情報を当該文書要求元のクライアントを示すクライアント情報と組にして前記サーバ内の現在文書記憶リストにクライアント別に登録するための、情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法であって、
    前記クライアントから前記サーバに発行された文書要求に応じ、前記サーバが、文書要求元のクライアント情報をキーにして前記現在文書記憶リストを検索し、前記文書要求元のクライアント情報が登録されていないならば、当該クライアント情報と該当する文書要求の示す文書識別情報の組を前記現在文書記憶リストに登録し、登録されているならば、前記現在文書記憶リスト中の当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を該当する文書要求の示す文書識別情報に書き換える登録処理を行うステップと、
    前記サーバが、前記文書要求により要求された文書を検索して要求元に送信するための処理を実行するステップとを具備し、
    前記サーバから前記文書要求元のクライアントに送信される文書中に、当該文書が画面表示されている状態で、当該文書の画面上の予め定められた部分が操作されることにより、前記クライアントから前記サーバに対して、ページ移動禁止またはページ移動許可を要求する特定要求が発行されるための手続きを、前記サーバが設定しておき、
    前記クライアントから前記サーバに何らかの要求が発行された場合に、前記サーバが、当該要求が前記特定要求であるか否かを調べ、
    前記特定要求の場合には、前記サーバが、該当する要求元のクライアント情報をキーにして、ページ移動禁止の対象となるクライアント情報を登録した移動禁止ホストリストを検索する第1の検索を行い、
    前記第1の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されておらず、且つ前記特定要求がページ移動禁止を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストに当該クライアント情報を登録し、前記要求元のクライアント情報が登録されており、且つ前記特定要求がページ移動許可を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストから当該クライアント情報を削除し、
    前記特定要求でない場合には、前記サーバが、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第2の検索を行い、
    前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されているならば、前記サーバが、前記要求元のクライアント情報をキーにして前記現在文書記憶リストを検索することで当該クライアント情報と組をなす前記文書識別情報を取得し、この取得した文書識別情報の示す文書を、要求された文書に代えて前記要求元のクライアントに送信し、
    前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されていないならば、前記サーバが、該当する要求の示す文書を検索して要求元に送信するための処理を実行する一方、前記登録処理を行う
    ことを特徴とする情報提供サーバにおける現在表示文書情報保存・管理方法。
  3. 情報閲覧クライアントからの文書要求により要求された文書を当該クライアントにネットワークを介して送信する情報提供サーバにおいて、
    前記サーバからクライアントに送信された最新の文書の識別情報が当該クライアントを示すクライアント情報と組にしてクライアント別に登録される現在文書記憶リストと、
    ページ移動禁止の対象となるクライアント情報が登録される移動禁止ホストリストと、
    前記クライアントから前記サーバに発行された文書要求に基づき、要求された文書を検索する文書検索手段と、
    前記文書検索手段によって検索された文書であって、当該文書が画面表示されている状態で、当該文書の画面上の予め定められた部分が操作されることにより、前記クライアントから前記サーバに対して、ページ移動禁止またはページ移動許可を要求する特定要求が発行されるための手続きが設定された文書を要求元に送信するための結果出力手段と、
    前記クライアントから前記サーバに何らかの要求が発行された場合に、当該要求が前記特定要求であるか否かを判定する表示文書決定手段と、
    前記文書要求に基づき、文書要求元のクライアント情報をキーにして前記現在文書記憶リストを検索し、前記文書要求元のクライアント情報が登録されていないならば、当該クライアント情報と該当する文書要求の示す文書識別情報の組を前記現在文書記憶リストに登録し、登録されているならば、前記現在文書記憶リスト中の当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を該当する文書要求の示す文書識別情報に書き換えるための登録処理を行う登録手段であって、前記クライアントからの要求が前記特定要求であると判定された場合、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第1の検索を行い、前記第1の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されておらず、且つ前記特定要求がページ移動禁止を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストに当該クライアント情報を登録し、前記要求元のクライアント情報が登録されており、且つ前記特定要求がページ移動許可を示すならば、前記移動禁止ホストリストから当該クライアント情報を削除する登録手段と、
    前記クライアントからの要求が前記特定要求でないと判定された場合、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第2の検索を行う 問い合わせ応答手段とを具備し、
    前記表示文書決定手段は、前記問い合わせ応答手段による前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されているならば、前記結果出力手段から前記要求元のクライアントにエラーを返させ、前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されていないならば、該当する要求の示す文書を前記文書検索手段により検索させる一方、前記登録手段により前記登録処理を行わせる
    ことを特徴とする情報提供サーバ。
  4. 情報閲覧クライアントからの文書要求により要求された文書を当該クライアントにネットワークを介して送信する情報提供サーバにおいて、
    前記サーバからクライアントに送信された最新の文書の識別情報が当該クライアントを示すクライアント情報と組にしてクライアント別に登録される現在文書記憶リストと、
    ページ移動禁止の対象となるクライアント情報が登録される移動禁止ホストリストと、
    前記クライアントから前記サーバに発行された文書要求に基づき、要求された文書を検索する文書検索手段と、
    前記文書検索手段によって検索された文書であって、当該文書が画面表示されている状態で、当該文書の画面上の予め定められた部分が操作されることにより、前記クライアントから前記サーバに対して、ページ移動禁止またはページ移動許可を要求する特定要求が発行されるための手続きが設定された文書を要求元に送信するための結果出力手段と、
    前記クライアントから前記サーバに何らかの要求が発行された場合に、当該要求が前記特定要求であるか否かを判定する表示文書決定手段と、
    前記文書要求に基づき、文書要求元のクライアント情報をキーにして前記現在文書記憶リストを検索し、前記文書要求元のクライアント情報が登録されていないならば、当該クライアント情報と該当する文書要求の示す文書識別情報の組を前記現在文書記憶リストに登録し、登録されているならば、前記現在文書記憶リスト中の当該クライアント情報と組をなす文書識別情報を該当する文書要求の示す文書識別情報に書き換えるための登録処理を行う登録手段であって、前記クライアントからの要求が前記特定要求であると判定された場合、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第1の検索を行い、前記第1の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されておらず、且つ前記特定要求がページ移動禁止を示すならば、前記サーバが、前記移動禁止ホストリストに当該クライアント情報を登録し、前記要求元のクライアント情報が登録されており、且つ前記特定要求がページ移動許可を示すならば、前記移動禁止ホストリストから当該クライアント情報を削除する登録手段と、
    前記クライアントからの要求が前記特定要求でないと判定された場合、該当する要求元のクライアント情報をキーにして前記移動禁止ホストリストを検索する第2の検索を行う問い合わせ応答手段と、
    前記クライアントからの要求を当該要求元のクライアント情報と組をなして前記現在文書記憶リストに登録されている文書識別情報の示す文書の要求に置き換える要求置換手段とを具備し、
    前記表示文書決定手段は、前記問い合わせ応答手段による前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されているならば、当該クライアント情報を前記要求置換手段に渡し、前記第2の検索の結果、前記要求元のクライアント情報が登録されていないならば、該当する要求の示す文書を前記文書検索手段により検索させる一方、前記登録手段により前記登録処理を行わせ、
    前記要求置換手段は前記表示文書決定手段から前記クライアント情報が渡された場合、前記クライアントからの要求を、当該クライアント情報と組をなして前記現在文書記憶リストに登録されている文書識別情報の示す文書の要求に置き換えて、当該置き換えられた要求の示す文書を前記文書検索手段により検索させる
    ことを特徴とする情報提供サーバ。
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