JP4127500B2 - Method and apparatus for supplying molded product - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリフォーム等の成形物を所定の処理装置に供給するための成形物の供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリフォームは、例えば特許文献1に記載されるように、プリフォーム成形機で成形され、一旦コンテナ内に溜められる。このコンテナはプリフォーム供給装置へと搬送される。供給装置はコンテナの側面下方に設けられた排出用の扉を開け、コンテナをその底部の一辺に沿った軸上で傾斜させる。これにより、扉口からプリフォームがコンベア上に放出される。コンベアはプリフォームをブロー成形機へと搬送し、ブロー成形機がプリフォームをボトルに成形する。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−34020号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリフォーム供給方法は、プリフォームをコンテナから排出する際にプリフォームに傷が付き難くすることを意図したものであって、プリフォームをコンテナから取り出す際のごみ等の混入については配慮されていない。すなわち、従来の供給方法によれば、コンテナを傾斜させた時にコンテナに付着したゴミ等の異物がコンベア上のプリフォーム上に落下し、異物が付着したボトルが作られるおそれがある。また、コンテナ内にプリフォームが残留しやすいという問題もある。
【0005】
本発明は、上記諸問題点を解決することができる手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、箱体(1)に互いに開口部(1a,4a)が合致するように袋(4)が挿入され、この袋(4)内に多数の成形物(2)が収容された状態で搬送された箱体(1)を開封し、袋(4)の開口部(4a)を折り返して箱体(1)の開口部(1a)の周縁を覆い、次に箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)からコンベア(10)上に放出する成形物の供給方法を採用する。
【0007】
この請求項1に係る発明によれば、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)からコンベア(10)上に放出する際に、箱体(1)の外面に付着したゴミ等の異物が袋(4)の折り返し部(4b)に受け止められるので、コンベア(10)上に放出された成形物(2)への異物の混入が防止される。また、箱体(1)に対する成形物(2)の出入りは一つの開口部(1a)を通して行うので、従来のような複数の開口部を箱体(1)に設ける必要がない。従って、箱体(1)の構造が簡素化され、また、箱体(1)内に成形物(2)を収納するための袋(4)を入れても支障なく成形物(2)を箱体(1)から排出することができる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の成形物の供給方法において、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に袋(4)内にエア(a)を吹き込む成形物の供給方法を採用する。
【0009】
この請求項2に係る発明によれば、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に袋(4)内にエア(a)を吹き込むので、袋(4)の皺寄りや袋(4)の箱体(1)からの抜け出しが阻止される。従って、成形物(2)は袋(4)内に残留することなくコンベア(10)上に円滑に放出される。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の成形物の供給方法において、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に開口部(1a,4a)の上側を塞いで開口部(1a,4a)を狭める成形物の供給方法を採用する。
【0011】
この請求項3に係る発明によれば、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に、開口部(1a,4a)の上側を塞ぎ下側を開けるので、成形物(2)がコンベア(10)上に放出される際の落差が小さくなり、成形物(2)に加わる衝撃が緩和される。従って、成形物(2)の損傷が防止される。ことに成形物(2)がボトル成形用のプリフォームである場合はプリフォームの口部の損傷を防止し、正常なキャッピングを行うことができる。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点にして箱体(1)を傾斜させる成形物の供給方法を採用する。
【0013】
この請求項4に係る発明によれば、箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点(12)にして箱体(1)を傾斜させるので、箱体(1)の底部の一辺付近を支点にする場合等に比べて成形物(2)がコンベア(10)上に放出される際の落差がより小さくなり、成形物(2)に加わる衝撃が緩和される。従って、成形物(2)の損傷が防止され、ことに成形物(2)がプリフォームである場合はその口部の損傷を防止することができる。
【0014】
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点(12)にして箱体(1)を傾斜させる際に、少なくともこの一辺で袋(4)の開口部(4a)を箱体(1)の開口部(1a)に押し付ける成形物の供給方法を採用する。
【0015】
この請求項5に係る発明によれば、箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点(12)にして箱体(1)を傾斜させる際に、袋(4)の開口部(4a)が箱体(1)の開口部(1a)に押し付けられるので、袋(4)の箱体(1)外へのズレ落ちが防止される。従って、成形物(2)が袋(4)内からコンベア(10)上に円滑に放出される。
【0016】
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体(1)の傾斜動作を反復する成形物(2)の供給方法を採用する。
【0017】
この請求項6に係る発明によれば、箱体(1)が傾斜した後水平状態に復帰し、その後さらに傾斜するので、袋(4)内への成形物(2)の残留が適正に防止される。
【0018】
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)が水平位置から120度〜160度で傾斜するように箱体(1)を傾斜させる成形物の供給方法を採用する。
【0019】
この請求項7に係る発明によれば、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)が水平位置から120度〜160度の範囲で傾斜するように箱体(1)を傾けるので、成形物(2)が袋(4)から出るときに袋(4)を箱体(1)外に引き出そうとする力が緩和される。従って、袋(4)が箱体(1)内に留まることとなり、成形物(2)の排出が円滑化される。また、成形物(2)の袋(4)内への残留も防止される。
【0020】
また、請求項8に係る発明は、多数の成形物(2)を収容した箱体(1)内の袋(4)の開口部(4a)を折り返して箱体(1)の開口部(1a)の周縁を覆った状態の箱体(1)を載せる傾動フレーム(18)と、傾動フレーム(18)上の箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)にその一部が開放されるように当接する天板(8)と、傾動フレーム(18)を傾斜させ袋(4)内の成形物(2)を上記開放された開口部(1a,4a)の一部からコンベア(10)上に放出させる傾斜駆動部(37a,37b,38)とを具備した成形物の供給装置を採用する。
【0021】
この請求項8に係る発明によれば、傾動フレーム(18)と天板(8)とで箱体(1)を保持し、天板(8)で袋(4)の折り返し部(4b)を箱体(1)の開口部(1a)に押し付けた状態で傾斜駆動部(37a,37b,38)により箱体(1)を傾斜させ、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)の一部から成形物(2)をコンベア(10)上に放出させることができる。従って、袋(4)の折り返し部(4b)を保持したまま箱体(1)を傾斜させ、折り返し部(4b)でゴミ等の異物を受け止めて成形物(2)への混入を防止することができる。
【0022】
また、請求項9に係る発明は、請求項8に記載の成形物の供給装置において、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に袋(4)内にエア(a)を吹き込むエアノズル(25)が天板(8)に設けられた成形物の供給装置を採用する。
【0023】
この請求項9に係る発明によれば、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)を塞ぐ天板(8)からエア(a)を噴射して袋(4)を簡易かつ適正に膨らませ、袋(4)の箱体(1)外への脱落を防止すると共に成形物(2)を円滑に袋(4)から排出することができる。
【0024】
また、請求項10に係る発明は、請求項8又は請求項9に記載の成形物の供給装置において、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時に開口部(1a,4a)の下側を開けるシャッタ(29)が天板(8)に設けられた成形物の供給装置を採用する。
【0025】
この請求項10に係る発明によれば、箱体(1)を傾斜させて成形物(2)を袋(4)から放出する時にシャッタ(29)が開いて箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)の下側を開けるので、成形物(2)の急激な落下を防止し、コンベア(10)上に緩やかに放出することができる。従って、成形物(2)の損傷が防止され、ことに成形物(2)がプリフォームである場合はその口部の損傷を回避することができる。
【0026】
また、請求項11に係る発明は、請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の成形物の供給装置において、傾動フレーム(18)の傾動支点(12)が箱体(1)の開口部(1a)の一辺に沿うように設けられた成形物の供給装置を採用する。
【0027】
この請求項11に係る発明によれば、箱体(1)の開口部(1a)の一辺に沿う傾動支点(12)を中心にして箱体(1)が傾斜するので、箱体(1)の底部の一辺を支点にする場合等に比べて成形物(2)がコンベア(10)上に放出される際の落差がより小さくなり、成形物(2)に加わる衝撃が緩和される。従って、ボトル成形用プリフォーム等の成形物(2)の損傷が防止される。
【0028】
また、請求項12に係る発明は、請求項8乃至請求項11のいずれかに記載の成形物(2)の供給装置において、箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点(12)にして箱体(1)を傾斜させる際に少なくともこの一辺で袋(4)の開口部(4a)を箱体(1)の開口部(1a)に押し付ける押圧部(13,14)が設けられた成形物の供給装置を採用する。
【0029】
この請求項12に係る発明によれば、傾斜駆動部(37a,37b,38)により箱体(1)の開口部(1a)の一辺付近を支点(12)にして箱体(1)を傾斜させる際に、押圧部(13,14)により袋(4)の開口部(4a)を箱体(1)の開口部(1a)に押し付けることができる。従って、袋(4)の箱体(1)外へのズレ落ちが防止され、成形物(2)が袋(4)内からコンベア(10)上に円滑に放出される。
【0030】
また、請求項13に係る発明は、請求項8乃至請求項12のいずれかに記載の成形物の供給装置において、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)が水平位置から120度〜160度で傾斜するように、傾斜駆動部(37a,37b,38)が傾動フレーム(18)を傾斜させる成形物の供給装置を採用する。
【0031】
この請求項13に係る発明によれば、傾斜駆動部(37a,37b,38)が、箱体(1)及び袋(4)の開口部(1a,4a)が水平位置から120度〜160度の範囲で傾斜するように傾動フレーム(18)を傾けるので、成形物(2)が袋(4)から出るときに袋(4)を箱体(1)外に引き出そうとする力が緩和される。従って、袋(4)が箱体(1)内に留まることとなり、成形物(2)の排出が円滑化される。また、成形物(2)の袋(4)内への残留も防止される。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0033】
この実施の形態で扱う成形物は具体的にはポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂を射出成形して得られたプリフォームである。このプリフォームはこの供給方法及び装置によりボトル成形機に送られてボトルとしてブロー成形され、殺菌等の各種処理をされた後、充填機で内容物を充填され、キャッピングされ、検査等されて市場に搬出される。もちろん、本発明においてはプリフォームに限らず、キャップ、ボトル等他の形状の成形物や他の材料、製法で作られた成形物を扱うことも可能である。
【0034】
プリフォームは、図1(A)(B)(C)、図2(D)(E)、図3(F)及び図4(G)に示す手順でボトル成形機(図示せず)に供給される。
【0035】
まず、図1(A)に示すように、箱体であるコンテナ1がプリフォーム2の製造工場で多数のプリフォーム2を充填され運搬されて来る。
【0036】
コンテナ1は上部が四角形の開口部1aになっており、プリフォーム2の製造工場ではパレット3上に置かれた状態で保管され搬送される。コンテナ1の内部にはポリエチレン等で作られた袋4が膨らんだ状態で収納され、その開口部4aがコンテナ1の開口部1aに合致せしめられる。この袋4内に多数のプリフォーム2が投入される。袋4が満杯になった後に袋4の開口部4aが図1(A)のごとく折り曲げられて閉じられ、コンテナ1の開口部1aに蓋5が被せられる。プリフォーム2で満たされたコンテナ1はプリフォーム2の製造工場から、図1(A)に示す状態でボトル製造工場へと運搬される。
【0037】
ボトル製造工場では、コンテナ1を次のように開封する。
【0038】
コンテナ1の蓋5を除去し、図1(B)に示すように、袋4の開口部4aを折り返してコンテナ1の開口部1aの周縁を覆う。この袋4の折り返し部4bはコンテナ1の外壁面に沿って垂下する。
【0039】
開封されたコンテナ1は、図1(C)に示すように、搬入コンベア6上にパレット3に乗った状態で所定の位置まで搬送される。もちろん、パレット3は省略可能である。
【0040】
搬入コンベア6の下方には昇降機が配置され、図2(D)に示すように、この昇降機の昇降台7がコンテナ1をパレット3ごと搬入コンベア6の上方に上昇させる。
【0041】
図2(E)に示すように、搬入コンベア6の上方には天板8が待機しており、コンテナ1はこの天板8に開口部1a,4aの縁が当接したところで停止する。袋4の折り返し部4bは天板8とコンテナ1の開口部1aとの間に挟まれた状態で固定される。この後、突起9が側方より突出してパレット3を挟み込み固定し、昇降台7がパレット3より下方に下降する。
【0042】
なお、コンテナ1を上昇する代わりに天板8を降下させるようにしてもよい。また、天板8に代わる押さえ手段により袋4の折り返し部4bを固定することもできる。また、天板8自体を省略することも可能である。
【0043】
天板8に押し付けられたコンテナ1は、図3(F)に示すように、天板8、パレット3及び突起9と共に傾斜し、プリフォーム2をコンテナ1及び袋4の開口部1a,4aから搬出コンベア10上に放出する。
【0044】
コンテナ1を傾斜させてプリフォーム2をコンベア10上に放出する際、コンテナ1の外面に付着したゴミ等の異物が袋4の折り返し部4bに受け止められ、搬出コンベア10上に放出されたプリフォーム2への混入が防止される。
【0045】
コンテナ1を傾斜させてプリフォーム2を袋4から放出する時は、図2(E)に示すように、望ましくは袋4内にエアaが吹き込まれる。袋4内にエアaを吹き込むことにより、袋4の皺寄りや袋4のコンテナ1外への抜け出しが阻止され、プリフォーム2は袋4内に残留することなく搬出コンベア10上に放出される。図示例ではエアaは天板8から吹き出すようにしているが、天板8とコンテナ1の開口部1aとの隙間からホース等により吹き込むようにしても良い。
【0046】
コンテナ1を傾斜させてプリフォーム2を袋4から放出する時は、天板8を省略して開口部1a,4aを全開状態にしておいてもよいが、図3(F)に示すように、望ましくはシャッタ等の開口手段により開口部1a,4aの上側が塞がれ、開口部1a,4aの下側にプリフォーム2の放出口11が画成される。このようにコンテナ1を傾斜させてプリフォーム2を袋4から放出する時に、開口部1a,4aの上側を塞ぎ下側を開けるようにすると、プリフォーム2が搬出コンベア10上に放出される際の落差が小さくなり、プリフォーム2に加わる衝撃が緩和され、プリフォーム2の損傷ことにプリフォーム2の口部の損傷が防止される。プリフォーム2の口部が正常に保持されることにより、後にブロー成形を行い、内容物を充填し、キャッピングを行った場合に内容物の漏れ等が確実に防止されることとなる。
【0047】
コンテナ1は、図3(F)に示すように、望ましくはその開口部1aの一辺付近を支点12にして傾斜させられる。コンテナ1の開口部1aの一辺を支点12にしてコンテナ1を傾斜させると、コンテナ1の底部の一辺を支点にする場合等に比べてプリフォーム2が搬出コンベア10上に放出される際の落差がより小さくなり、プリフォーム2に加わる衝撃が緩和され、プリフォーム2の損傷が防止される。
【0048】
コンテナ1の開口部1aの一辺付近を支点12にしてコンテナ1を傾斜させる際には、図2(E)に示すように、望ましくはこの一辺で袋4の開口部4aがコンテナ1の開口部1aに押し付けられ固定される。具体的には、押さえ板13と受け部14とで開口部1a,4aの一辺を内外から挟み込む。この一辺はプリフォーム2の通り道であるが、このようにコンテナ1の壁を袋4の内側部と折り返し部4bとで挟んで固定することにより、プリフォーム2との間の摩擦等による袋4のズレ落ちが防止され、これによりプリフォーム2は袋4から搬出コンベア10上に円滑に放出される。
【0049】
図3(F)に示すように、コンテナ1の傾斜角度θは、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aの水平位置を基準にして120度〜160度の範囲望ましくは135度〜145度の範囲である。図3に示すように、この実施の形態ではθ=140度である。このような角度θでコンテナ1を傾けると、プリフォーム2が袋4から出るときに袋4をコンテナ1外に引き出そうとする力が緩和され、袋4はコンテナ1内に留まることとなる。これにより、プリフォーム2の排出が円滑化され、プリフォーム2の袋4内への残留も防止される。
【0050】
コンテナ1内のすべてのプリフォーム2が搬出コンベア10上に排出されると、図3(F)に示す搬出コンベア10上のコンテナ1の近傍に配置されたセンサである光電管15がプリフォーム2の不在を検知し、その信号に基づいてコンテナ1が元の位置へと回動復帰する。
【0051】
プリフォーム2の袋4内への残留を防止するため、望ましくはコンテナ1の傾斜動作が反復される。すなわち、上記光電管15からの信号でコンテナ1が傾斜状態から水平状態に復帰し、その後さらに傾斜する。この傾動動作の反復はボトル成形機へのプリフォーム2の供給が遅延しない程度に繰り返されるが、望ましくは一回である。
【0052】
コンテナ1から放出されたプリフォーム2は、図4(G)に示すように、搬出コンベア10上で一層に並べられながら図示しない整列機に送られて整列され、ボトル成形機へと送られる。
【0053】
搬出コンベア10は、ベルトコンベアであり、前段コンベア部10aと後段コンベア部10bとに分けられ、各々独立して駆動される。前後のコンベア部10a,10b間にプリフォーム2の嵌り込む隙間が生じないように、後段コンベア部10bの前部は前段コンベア部10aの後部下に潜り込んでいる。前段コンベア部10aの後部にはプリフォーム2の存否を検知するための他のセンサである光電管16が配置される。この光電管16はコンテナ1の交換時に作動するもので、今回のコンテナ1から放出されたプリフォーム2が前段コンベア部10a上から後段コンベア部10b上へ排出されると、この光電管16がプリフォーム2の不在を検知する。光電管16からの信号により、前段コンベア部10aは高速駆動に切り換えられ、新しいコンテナ1から放出されるプリフォーム2を後段コンベア部10b上のプリフォーム2の後尾へと速やかに追いつかせる。これにより、ボトル成形機にはプリフォーム2が途切れることなく供給されることとなる。
【0054】
次に、上記プリフォーム供給方法を実施するためのプリフォーム供給装置について説明する。
【0055】
図5及び図6に示すように、このプリフォーム供給装置は、ボトルを成形する工場の床上に設置される外殻フレーム17内に、コンテナ1を載せる傾動フレーム18と、コンテナ1の開口部1a上に被せられる天板8と、傾動フレーム18を傾斜させる傾斜駆動部と、傾動フレーム18と共に傾斜するコンテナ1から放出されたプリフォーム2(図1乃至図4参照)を受け取る搬出コンベア10とを備える。
【0056】
コンテナ1は、図1(B)に示すように多数のプリフォーム2を収容したコンテナ1内の袋4の開口部4aを折り返してコンテナ1の開口部1aの周縁を覆った状態で傾動フレーム18内に収納される。なお、図6中、傾動フレーム18は傾斜後の状態で示しているが、コンテナ1を導入する際は水平位置に復帰している。
【0057】
傾動フレーム18は、図6及び図8に示すように、檻状に組み立てられた骨格を有し、その内部はコンテナ1が出入りし得る空室となっている。傾動フレーム18は、その傾動支点12(図3(F)参照)となる枢軸12aを介して外殻フレーム17に傾動可能に支持される。枢軸12aはコンテナ1の開口部1aの一辺に沿うように配置される。傾動フレーム18がコンテナ1を保持した状態で、この枢軸12aを支点にして傾斜すると、コンテナ1の底部の一辺を支点に傾斜する場合等に比べてプリフォーム2が搬出コンベア10上に放出される際の落差がより小さくなり、プリフォーム2に加わる衝撃が緩和され、プリフォーム2の損傷ことにプリフォーム口部の損傷が防止される。
【0058】
傾動フレーム18は当初外殻フレーム17内に収まっており、図5乃至図7に示すように、傾動フレーム18の直下の外殻フレーム17の底部には、搬入コンベア6と昇降機19が設置される。
【0059】
搬入コンベア6は、図5中矢印方向に駆動するチェーンコンベアであり、コンテナ1を昇降機19の昇降台7の真上へと搬入する。コンテナ1は矢印方向から搬入コンベア6上へと送り込まれるが、矢印方向と直角な方向から送り込むことも可能である。図5乃至図7に示すように、コンテナ1のパレット3を案内するガイド20が搬入コンベア6に沿うように外殻フレーム17に固定され、コンテナ1を定位置に停止させるためのストッパ21が外殻フレーム17に固定される。搬入コンベア6の駆動により、コンテナ1はガイド20に案内されつつ昇降機19の真下へと搬入され、ストッパ21に当たって停止する。
【0060】
昇降機19は、図5乃至図6に示すように、搬入コンベア6を上下方向に貫通するように昇降する昇降台7と、昇降台7を昇降させる流体圧シリンダ装置19aと、昇降台7の昇降を案内するガイド装置22とを備える。流体圧シリンダ装置19のシリンダとガイド装置22のガイド軸は外殻フレーム17側に固定され、流体圧シリンダ装置19のピストンロッドとガイド装置22のガイドロッドが昇降台7に連結される。搬入コンベア6によりコンテナ1が傾動フレーム18内に搬入されると、図2(D)(E)のごとく昇降台7が上昇してコンテナ1を天板8の下面に押し付ける。
【0061】
また、傾動フレーム18の底部には、図6及び図7に示すように、パレット3を保持するための突起9が配置される。突起9はパレット3をその両側から挟むように配置され、流体圧シリンダ装置23により駆動されるようになっている。昇降機19によりコンテナ1がパレット3ごと上昇させられると、突起9がパレット3の側面へと突出し、パレット3を両側から挟んで支持する。この後、昇降台7は搬入コンベア6より下方に下降する。
【0062】
天板8は、図6及び図8に示すように、傾動フレーム18の天井部に固定され、傾動フレーム18と一体で傾動可能である。
【0063】
天板8は、図9及び図10に示すように、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aの全体を覆いうる大きさの枠体8aを備える。枠体8aの反枢軸側は遮蔽板24で閉じられ、枠体8aの枢軸12aの側にはプリフォーム2の放出口11が形成される。
【0064】
遮蔽板24には、コンテナ1の袋4内にエアa(図2乃至図4参照)を吹き込む小孔群からなるエアノズル25が設けられる。遮蔽板24上にはエアノズル25に通じるダクト26が設けられ、ダクト26の入口にはブロア27が設けられ、ダクト26内にはHEPAフィルタ(図示せず)が設けられる。ブロア27によりダクト26内に取り込まれた外気はHEPAフィルタにより浄化された後エアノズル25からコンテナ1及び袋4の開口部1a,4aへと噴出する。このエアaは望ましくはコンテナ1の開口部1aに天板8をあてがった時から、コンテナ1を傾斜させてプリフォーム2を袋4から放出する時を経て、プリフォーム2の放出を終えコンテナ1が元の水平位置に戻るまでの間エアノズル25から噴き出す。もちろん、プリフォーム2を袋4から放出する間だけエアaを吹き出すようにしてもよい。このように、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aを塞ぐ天板8からエアaを噴射して袋4をコンテナ1内で膨らませることにより、袋4のコンテナ1外への脱落が防止され、プリフォーム2は袋4から円滑に排出される。
【0065】
プリフォーム2の放出口11は、図9及び図10に示すように、シャッタ29により開閉されるようになっている。シャッタ29は遮蔽板24上に設置された流体圧シリンダ装置30により往復動運動をする。シャッタ29の運動方向に沿った枠体8aの両側にはシャッタ29の移動を案内するガイドレール31が設けられる。シャッタ29の先端にはスプリング32を介して当接片33が連結される。シャッタ29がプリフォーム2の放出口11を閉じると、当接片33がスプリング32の弾性変形を伴って枢軸12aに当接し、放出口11を閉じる。シャッタ29はコンテナ1を傾斜させてプリフォーム2を袋4から放出する時に放出口11である開口部1a,4aの下側を開け、プリフォーム2の急激な落下を防止し、搬出コンベア10上に緩やかに放出する。これにより、プリフォーム2の放出時の損傷が防止される。
【0066】
天板8には、コンテナ1の開口部1aの一辺付近を支点にしてコンテナ1を傾斜させる際に少なくともこの一辺で袋4の開口部4aをコンテナ1の開口部1aに押し付ける押圧部が設けられる。
【0067】
図9乃至図12に示すように、この押圧部は、枢軸12aに平行に伸びる天板8に回転自在に支持された支軸34と、支軸34に固定された押さえ板13と、枢軸12aに固定された受け部14とを備える。支軸34は天板8の枠体8aに取り付けられた流体圧シリンダ装置35のロッドにレバー36を介して連結され、流体圧シリンダ装置35の駆動により往復角運動が可能であり、これにより図12に示すように押さえ板13は受け部14に対して接近と離反が可能である。
【0068】
上述したようにコンテナ1が天板8へと上昇すると、図12に示すように、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aにおける枢軸12aに沿った一辺が受け部14と押さえ板13との間に入り込む。そこで、流体圧シリンダ装置35が作動し、押さえ板13が図12中二点鎖線位置から実線位置へと回動し、袋4のコンテナ内側部4cと折り返し部4bとをコンテナ1の壁ごと受け部14に押し付ける。この押圧部による押圧はコンテナ1が昇降台7により上昇した後コンテナ1が傾動し元の水平位置に復帰して突起9がパレット3の挟みを解放するまで維持される。
【0069】
このように、コンテナ1の開口部1aの一辺付近を支点にしてコンテナ1を傾斜させる際に、押圧部により袋4の開口部4aをコンテナ1の開口部1aに押し付けることで、袋4のコンテナ1外へのズレ落ちが防止され、プリフォーム2は袋4内から搬出コンベア10上に円滑に放出される。
【0070】
傾斜駆動部は、傾動フレーム18を傾斜させ袋4内のプリフォーム2を開放された開口部4aから搬出コンベア10上に放出させるためのもので、駆動源である図示しない流体圧シリンダ装置と、この流体圧シリンダ装置から枢軸12aへと動力を伝達する伝動装置とを備える。伝動装置は、図5に示すように二本のラック37a,37bと両ラック37a,37bに噛み合う歯車38とを備える。両ラック37a,37bは外殻フレーム17の底部から垂直方向にスライド可能に伸び、各ラック37a,37bに流体圧シリンダ装置のロッドがそれぞれ連結される。この流体圧シリンダ装置は外殻フレーム17の底部に垂直に設置される。歯車38は枢軸12aの一端に固定される。図示しない二つの流体圧シリンダ装置が交互に作動すると、二本のラック37a,37bが交互に上下動し、歯車38及び枢軸12aが往復角運動を行う。これにより、傾動フレーム18はコンテナ1を伴って水平位置から角度θの傾斜と水平位置への復帰を行い、コンテナ1は袋4からプリフォーム2を搬出コンベア10上に放出する。
【0071】
ラック37a,37bのストロークは、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aが水平位置からθ=120度〜160度望ましくはθ=135度〜145度で傾斜するように定められる。具体的には、θ=140度で傾斜するように定められる。このような角度θでコンテナ1及び袋4の開口部1a,4aが水平位置から傾斜すると、プリフォーム2が袋4から出るときに袋4をコンテナ外に引き出そうとする力が緩和される。これにより、袋4はコンテナ1内に留まることとなり、プリフォーム2の排出が円滑化される。また、プリフォーム2の袋4内への残留も防止される。
【0072】
次に、上記構成のプリフォーム供給装置の作用について説明する。
【0073】
コンテナ1が図1(B)に示すような状態で搬入コンベア6上に乗せられると、搬入コンベア6が作動してコンテナ1をパレット3ごと昇降機19上へと導入する。
【0074】
コンテナ1が停止すると、昇降機19が作動し、昇降台7がコンテナ1を搬入コンベア6の上方へと持ち上げる。
【0075】
コンテナ1の上昇が停止すると、流体圧シリンダ装置23の作動により突起9がパレット3の両側から突出してパレット3を挟む。パレット3が省略される場合は、コンテナ1が挟み込まれる。
【0076】
また、コンテナ1が上昇するとコンテナ1の開口部1aが天板8の下面に当接し、これにより袋4の開口部4aがコンテナ1の開口部1aに押し付けられる。
【0077】
コンテナ1の開口部1aが天板8の下面に当接すると同時に、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aの枢軸12aに沿った一辺が押圧部の受け部14と押さえ板13との間に入り込み、流体圧シリンダ装置35が作動する。これにより、コンテナ1及び袋4の開口部1a,4aの枢軸12aに沿った一辺が受け部14と押さえ板13とで挟まれる。
【0078】
天板8のエアノズル25からはエアaが噴出しており、このエアaが袋4内に開口部4aから吹き込まれる。
【0079】
次いで、傾斜駆動部の作動により、傾動フレーム18が搬出コンベア10上へと回動し、また、流体圧シリンダ装置30の作動でシャッタ29が天板8の放出口11を開く。
【0080】
これにより、放出口11を通してコンテナ1及び袋4の開口部1a,4aからプリフォーム2が搬出コンベア10上に放出される。コンテナ1の傾斜によりコンテナ1の外面に付着したゴミ等の異物が搬出コンベア10上へと落下しようとするが、袋4の折り返し部4bがこの異物を受け止め、コンテナ1外に放出されたプリフォーム2への混入を防止する。
【0081】
搬出コンベア10はコンテナ1から放出されたプリフォーム2をボトル成形機の整列機の方へと供給する。
【0082】
コンテナ1内のすべてのプリフォーム2が搬出コンベア10上に排出されると、上流側の光電管15がプリフォーム2の不在を検知し、その信号に基づいて傾斜駆動部が逆向きに作動しコンテナ1を元の水平位置へと回動復帰させる。
【0083】
続いて、プリフォーム2の袋4内への残留を防止するため、コンテナ1の傾斜動作が反復される。
【0084】
コンテナ1から放出されたプリフォーム2は、搬出コンベア10上で一層に並べられて整列機に送られ、ボトル成形機へと送られる。
【0085】
空になったコンテナ1は傾動フレーム18の復帰と共に昇降機19の昇降台7上に復帰し、押圧部の受け部14と押さえ板13とによる押圧から解放され、パレット3は突起9による挟み込みから解放される。そして、コンテナ1はパレット3と共に昇降機19の昇降台7の下降により搬入コンベア6上に載せられ、搬入コンベア6の逆動作により供給装置外に排出される。
【0086】
以後上記と同様な操作が繰り返されてコンテナ1からボトル成形機へとプリフォーム2が連続的に供給される。
【0087】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、箱体に互いに開口部が合致するように袋が挿入され、この袋内に多数の成形物が収容された状態で搬送された箱体を開封し、袋の開口部を折り返して箱体の開口部の周縁を覆い、次に箱体を傾斜させて成形物を袋からコンベア上に放出する成形物の供給方法であるから、箱体を傾斜させて成形物を袋からコンベア上に放出する際に、箱体の外面に付着したゴミ等の異物が袋の折り返し部に受け止められ、コンベア上に放出された成形物への異物の混入が防止される。
【0088】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の成形物の供給方法において、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時に袋内にエアを吹き込む成形物の供給方法であるから、エアの吹き込みによって袋の皺寄りや袋の箱体からの抜け出しが阻止される。従って、成形物は袋内に残留することなくコンベア上に円滑に放出される。
【0089】
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の成形物の供給方法において、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時に開口部の上側を塞いで開口部を狭める成形物の供給方法であるから、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時に、開口部の上側を塞ぎ下側を開けることによって、成形物がコンベア上に放出される際の落差が小さくなり、成形物に加わる衝撃が緩和される。従って、成形物の損傷が防止される。ことに成形物がボトル成形用のプリフォームである場合はプリフォームの口部の損傷を防止し、正常なキャッピングを行うことができる。
【0090】
請求項4に係る発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体の開口部の一辺付近を支点にして箱体を傾斜させる成形物の供給方法であるから、箱体の底部の一辺付近を支点にする場合等に比べて成形物がコンベア上に放出される際の落差がより小さくなり、成形物に加わる衝撃が緩和される。従って、成形物の損傷が防止され、ことに成形物がプリフォームである場合はその口部の損傷を防止することができる。
【0091】
請求項5に係る発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体の開口部の一辺付近を支点にして箱体を傾斜させる際に、少なくともこの一辺で袋の開口部を箱体の開口部に押し付ける成形物の供給方法であるから、袋の箱体外へのズレ落ちが防止される。従って、成形物が袋内からコンベア上に円滑に放出される。
【0092】
請求項6に係る発明によれば、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体の傾斜動作を反復する成形物の供給方法であるから、箱体が傾斜した後起立状態に復帰し、その後さらに傾斜することとなり、袋内への成形物の残留が適正に防止される。
【0093】
請求項7に係る発明によれば、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体及び袋の開口部が水平位置から120度〜160度で傾斜するように箱体を傾斜させる成形物の供給方法であるから、成形物が袋から出るときに袋を箱体外に引き出そうとする力が緩和される。従って、袋が箱体内に留まることとなり、成形物の排出が円滑化される。また、成形物の袋内への残留も防止される。
【0094】
請求項8に係る発明によれば、多数の成形物を収容した箱体内の袋の開口部を折り返して箱体の開口部の周縁を覆った状態の箱体を載せる傾動フレームと、傾動フレーム上の箱体及び袋の開口部にその一部が開放されるように当接する天板と、傾動フレームを傾斜させ袋内の成形物を上記開放された開口部の一部からコンベア上に放出させる傾斜駆動部とを具備した成形物の供給装置であるから、傾動フレームと天板とで箱体を保持し、天板で袋の折り返し部を箱体の開口部に押し付けた状態で傾斜駆動部により箱体を傾斜させ、箱及び袋の開口部の一部から成形物をコンベア上に放出させることができる。従って、袋の折り返し部を保持したまま箱体を傾斜させ、折り返し部でゴミ等の異物を受け止めて成形物への混入を防止することができる。
【0095】
請求項9に係る発明によれば、請求項8に記載の成形物の供給装置において、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時に袋内にエアを吹き込むエアノズルが天板に設けられた成形物の供給装置であるから、箱体及び袋の開口部を塞ぐ天板からエアを噴射して袋を簡易かつ適正に膨らませ、袋の箱体外への脱落を防止すると共に成形物を円滑に袋から排出することができる。
【0096】
請求項10に係る発明によれば、請求項8又は請求項9に記載の成形物の供給装置において、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時に開口部の下側を開けるシャッタが天板に設けられた成形物の供給装置であるから、箱体を傾斜させて成形物を袋から放出する時にシャッタが開いて箱体及び袋の開口部の下側を開け、成形物の急激な落下を防止し、コンベア上に緩やかに放出することができる。従って、成形物の損傷が防止され、ことに成形物がプリフォームである場合はその口部の損傷を回避することができる。
【0097】
請求項11に係る発明によれば、請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の成形物の供給装置において、傾動フレームの傾動支点が箱体の開口部の一辺に沿うように設けられた成形物の供給装置であるから、箱体の開口部の一辺に沿う傾動支点を中心にして箱体が傾斜し、箱体の底部の一辺を支点にする場合等に比べて成形物がコンベア上に放出される際の落差がより小さくなり、成形物に加わる衝撃が緩和される。従って、ボトル成形用プリフォーム等の成形物の損傷が防止される。
【0098】
請求項12に係る発明によれば、請求項8乃至請求項11のいずれかに記載の成形物の供給装置において、箱体の開口部の一辺付近を支点にして箱体を傾斜させる際に少なくともこの一辺で袋の開口部を箱体の開口部に押し付ける押圧部が設けられた成形物の供給装置であるから、傾斜駆動部により箱体の開口部の一辺付近を支点にして箱体を傾斜させる際に、押圧部により袋の開口部を箱体の開口部に押し付けることができる。従って、袋の箱体外へのズレ落ちが防止され、成形物が袋内からコンベア上に円滑に放出される。
【0099】
請求項13に係る発明によれば、請求項8乃至請求項12のいずれかに記載の成形物の供給方法において、箱体及び袋の開口部が水平位置から120度〜160度で傾斜するように、傾斜駆動部が傾動フレームを傾斜させる成形物の供給装置であるから、成形物が袋から出るときに袋を箱体外に引き出そうとする力が緩和される。従って、袋が箱体内に留まることとなり、成形物の排出が円滑化される。また、成形物の袋内への残留も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形物の供給方法の工程図である。
【図2】図1に示す工程の続きを示す工程図である。
【図3】図2に示す工程の続きを示す工程図である。
【図4】図3に示す工程の続きを示す工程図である。
【図5】本発明に係る成形物の供給装置の平面図である。
【図6】図5に示す供給装置の正面図であり、傾動フレームを上方向に傾斜させた状態を示す。
【図7】図5中、VII−VII線矢視図である。
【図8】傾動フレームの正面図である。
【図9】天板の正面図である。
【図10】天板の上側の覆いを除いて示す平面図である。
【図11】袋の折り返し部の押圧部を示す正面図である。
【図12】図11に示す押圧部の側面図である。
【符号の説明】
1…コンテナ
1a…コンテナの開口部
2…プリフォーム
4…袋
4a…袋の開口部
8…天板
10…搬出コンベア
12…支点
13…押さえ板
14…受け部
18…傾動フレーム
25…エアノズル
29…シャッタ
37a,37b…ラック
38…歯車
a…エア[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and apparatus for supplying a molded product for supplying a molded product such as a preform to a predetermined processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as described in
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-34020 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional preform supply method is intended to make the preform difficult to be damaged when the preform is discharged from the container, and the contamination of the preform when taking out the preform from the container is considered. Not. That is, according to the conventional supply method, when the container is tilted, foreign matters such as dust attached to the container may fall on the preform on the conveyor, and there is a possibility that a bottle with the foreign matter attached is made. There is also a problem that the preform tends to remain in the container.
[0005]
An object of this invention is to provide the means which can solve the said various problems.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0007]
According to the first aspect of the present invention, when the molded body (2) is discharged from the bag (4) onto the conveyor (10) by tilting the box (1), the outer surface of the box (1) is placed. Foreign matter such as adhering dust is received by the folded portion (4b) of the bag (4), so that foreign matter is prevented from being mixed into the molded product (2) discharged onto the conveyor (10). In addition, since the molded product (2) enters and exits the box (1) through the single opening (1a), it is not necessary to provide a plurality of conventional openings in the box (1). Therefore, the structure of the box (1) is simplified, and even if a bag (4) for storing the molded product (2) is placed in the box (1), the molded product (2) can be boxed without any trouble. It can be discharged from the body (1).
[0008]
The invention according to
[0009]
According to the second aspect of the present invention, the air (a) is blown into the bag (4) when the molded body (2) is discharged from the bag (4) by tilting the box (1). 4) and the bag (4) are prevented from coming out of the box (1). Accordingly, the molded product (2) is smoothly discharged onto the conveyor (10) without remaining in the bag (4).
[0010]
The invention according to
[0011]
According to the invention of
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the method for supplying a molded product according to any one of the first to third aspects, wherein the box body (1) has a fulcrum around one side of the opening (1a). A method of supplying a molded product that inclines (1) is adopted.
[0013]
According to the fourth aspect of the invention, since the box (1) is inclined with the vicinity of one side of the opening (1a) of the box (1) as a fulcrum (12), the bottom of the box (1) Compared with the case where the vicinity of one side is used as a fulcrum, the drop when the molded product (2) is discharged onto the conveyor (10) becomes smaller, and the impact applied to the molded product (2) is reduced. Therefore, damage to the molded product (2) can be prevented, and in particular, when the molded product (2) is a preform, damage to the mouth can be prevented.
[0014]
The invention according to claim 5 is the method of supplying a molded product according to any one of
[0015]
According to the fifth aspect of the invention, when the box (1) is inclined with the vicinity of one side of the opening (1a) of the box (1) as a fulcrum (12), the opening of the bag (4) Since (4a) is pressed against the opening (1a) of the box (1), the bag (4) is prevented from slipping out of the box (1). Therefore, the molded product (2) is smoothly discharged from the bag (4) onto the conveyor (10).
[0016]
The invention according to
[0017]
According to the sixth aspect of the present invention, since the box (1) is tilted and then returned to the horizontal state and then further tilted, the remaining of the molded product (2) in the bag (4) is appropriately prevented. Is done.
[0018]
The invention according to
[0019]
According to the seventh aspect of the present invention, the opening (1a, 4a) of the box (1) and the bag (4) is 120 to 160 degrees from the horizontal position. In a range Since the box (1) is inclined so as to be inclined, the force for pulling the bag (4) out of the box (1) when the molded product (2) comes out of the bag (4) is relaxed. Accordingly, the bag (4) remains in the box (1), and the discharge of the molded product (2) is facilitated. Moreover, the residue of the molded product (2) in the bag (4) is also prevented.
[0020]
In the invention according to
[0021]
According to the invention of
[0022]
The invention according to
[0023]
According to the ninth aspect of the present invention, air (a) is jetted from the top plate (8) that closes the openings (1a, 4a) of the box (1) and the bag (4) to thereby remove the bag (4). The bag (4) can be easily and properly inflated to prevent the bag (4) from falling out of the box (1), and the molded product (2) can be smoothly discharged from the bag (4).
[0024]
The invention according to
[0025]
According to the invention of
[0026]
The invention according to
[0027]
According to the eleventh aspect of the present invention, the box body (1) is tilted around the tilting fulcrum (12) along one side of the opening (1a) of the box body (1). The drop when the molded product (2) is discharged onto the conveyor (10) is smaller than in the case where one side of the bottom of the molded product is used as a fulcrum, and the impact applied to the molded product (2) is reduced. Accordingly, damage to the molded product (2) such as the preform for bottle molding is prevented.
[0028]
The invention according to
[0029]
According to the invention of
[0030]
The invention according to
[0031]
According to the thirteenth aspect of the present invention, the tilt drive section (37a, 37b, 38) is configured such that the opening (1a, 4a) of the box (1) and the bag (4) is 120 degrees to 160 degrees from the horizontal position. of In a range Since the tilting frame (18) is inclined so as to be inclined, the force for pulling the bag (4) out of the box (1) when the molded product (2) comes out of the bag (4) is relaxed. Accordingly, the bag (4) remains in the box (1), and the discharge of the molded product (2) is facilitated. Moreover, the residue of the molded product (2) in the bag (4) is also prevented.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0033]
The molded product handled in this embodiment is specifically a preform obtained by injection molding a resin such as polyethylene terephthalate (PET). This preform is sent to a bottle molding machine by this supply method and apparatus, blow molded as a bottle, subjected to various treatments such as sterilization, filled with contents with a filling machine, capped, inspected, etc. It is carried out to. Of course, in the present invention, it is possible to handle not only preforms but also other shapes such as caps and bottles, other materials, and moldings made by a manufacturing method.
[0034]
The preform is supplied to a bottle molding machine (not shown) according to the procedure shown in FIGS. 1A, 1B, 1C, 2D, 3E, 3F, and 4G. Is done.
[0035]
First, as shown in FIG. 1A, a
[0036]
The
[0037]
In the bottle manufacturing factory, the
[0038]
The lid 5 of the
[0039]
As shown in FIG. 1C, the opened
[0040]
An elevator is disposed below the carry-in
[0041]
As shown in FIG. 2E, a
[0042]
Instead of raising the
[0043]
As shown in FIG. 3 (F), the
[0044]
When the
[0045]
When the
[0046]
When the
[0047]
As shown in FIG. 3F, the
[0048]
When the
[0049]
As shown in FIG. 3 (F), the inclination angle θ of the
[0050]
When all the
[0051]
In order to prevent the
[0052]
As shown in FIG. 4 (G), the
[0053]
The carry-out
[0054]
Next, a preform supply apparatus for carrying out the preform supply method will be described.
[0055]
As shown in FIGS. 5 and 6, this preform supply apparatus includes a tilting
[0056]
As shown in FIG. 1 (B), the
[0057]
As shown in FIGS. 6 and 8, the tilting
[0058]
The tilting
[0059]
The carry-in
[0060]
As shown in FIGS. 5 to 6, the
[0061]
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, a
[0062]
As shown in FIGS. 6 and 8, the
[0063]
As shown in FIGS. 9 and 10, the
[0064]
The shielding
[0065]
The
[0066]
The
[0067]
As shown in FIGS. 9 to 12, the pressing portion includes a
[0068]
When the
[0069]
In this way, when the
[0070]
The tilt driving unit is for tilting the tilting
[0071]
The strokes of the
[0072]
Next, the operation of the preform supply apparatus having the above configuration will be described.
[0073]
When the
[0074]
When the
[0075]
When the rise of the
[0076]
When the
[0077]
At the same time that the opening 1a of the
[0078]
Air a is ejected from the
[0079]
Next, the tilting
[0080]
Thereby, the
[0081]
The carry-out
[0082]
When all the
[0083]
Subsequently, the tilting operation of the
[0084]
The
[0085]
The
[0086]
Thereafter, the same operation as described above is repeated, and the
[0087]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a bag is inserted into the box so that the openings coincide with each other, and the box that has been conveyed in a state in which a large number of molded articles are accommodated is opened, and the bag is opened. This is a method for supplying a molded product that wraps the opening of the box and covers the periphery of the opening of the box, and then tilts the box to release the molded product from the bag onto the conveyor. When a product is discharged from the bag onto the conveyor, foreign matter such as dust adhering to the outer surface of the box is received by the folded portion of the bag, and foreign matter is prevented from being mixed into the molded product discharged onto the conveyor.
[0088]
According to the invention of
[0089]
According to the invention of
[0090]
According to the invention of
[0091]
According to the invention according to claim 5, in the method for supplying a molded product according to any one of
[0092]
According to the invention according to
[0093]
According to the invention which concerns on
[0094]
According to the invention which concerns on
[0095]
According to the ninth aspect of the present invention, in the molded article supply device according to the eighth aspect, the top plate is provided with an air nozzle for blowing air into the bag when the molded body is discharged from the bag by inclining the box. Therefore, the bag is simply and properly inflated by injecting air from the top plate that closes the opening of the box and the bag to prevent the bag from falling out of the box and the molded product. It can be smoothly discharged from the bag.
[0096]
According to a tenth aspect of the present invention, in the molded article supply device according to the eighth or ninth aspect, the shutter that opens the lower side of the opening when the molded body is released from the bag by inclining the box. Since the molded product is provided on the top plate, the shutter is opened when the box is tilted to release the molded product from the bag, and the lower side of the opening of the box and the bag is opened, so that the molded product Can be prevented, and can be slowly discharged onto the conveyor. Therefore, damage to the molded product is prevented, and in particular, when the molded product is a preform, damage to the mouth can be avoided.
[0097]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the molded product supply apparatus according to any one of the eighth to tenth aspects, the tilting fulcrum of the tilting frame is provided along one side of the opening of the box. Since it is a molded product supply device, the molded product is on the conveyor as compared to the case where the box is tilted around the tilting fulcrum along one side of the opening of the box and the bottom of the box is used as a fulcrum. The drop at the time of being released into the mold becomes smaller, and the impact applied to the molded article is alleviated. Therefore, damage to a molded product such as a bottle molding preform is prevented.
[0098]
According to the twelfth aspect of the present invention, in the molded article supply device according to any one of the eighth to eleventh aspects, at least when the box body is inclined with the vicinity of one side of the opening of the box body as a fulcrum. Since this is a molded product supply device that has a pressing part that presses the opening of the bag against the opening of the box on one side, the box is tilted by using the tilt drive unit around one side of the opening of the box. When making it open, the opening part of a bag can be pressed against the opening part of a box with a press part. Therefore, the bag is prevented from slipping out of the box, and the molded product is smoothly discharged from the bag onto the conveyor.
[0099]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a process diagram of a method for supplying a molded product according to the present invention.
FIG. 2 is a process diagram showing a continuation of the process shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a process diagram showing a continuation of the process shown in FIG. 2;
4 is a process diagram showing a continuation of the process shown in FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is a plan view of a molded product supply apparatus according to the present invention.
6 is a front view of the supply device shown in FIG. 5 and shows a state in which the tilting frame is tilted upward. FIG.
FIG. 7 is a view taken in the direction of arrows VII-VII in FIG.
FIG. 8 is a front view of the tilting frame.
FIG. 9 is a front view of the top board.
FIG. 10 is a plan view showing the top plate with the upper cover removed.
FIG. 11 is a front view showing a pressing portion of a folded portion of a bag.
12 is a side view of the pressing portion shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... Container
1a: Opening of container
2 ... Preform
4 ... bag
4a ... opening of bag
8 ... top plate
10 ... Unloading conveyor
12 ... fulcrum
13 ... Presser plate
14: Receiving part
18 ... Tilt frame
25 ... Air nozzle
29 ... Shutter
37a, 37b ... rack
38 ... Gear
a ... Air
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