JP4126458B2 - 電話端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信履歴を使って発信できる電話端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、いわゆる「ワン切り詐欺」という犯罪が増加している。これは、着信履歴機能を利用したもので、ごく短い発信を無差別に行い、ユーザーの着信履歴に電話番号を残しておく。ユーザーがその電話番号に対して電話をかけ直すと、有料ダイヤルにつながり、法外な料金を請求されるというものである。
【0003】
新しいタイプの犯罪のため、特にこれに対応する機能はみられないが、一般的に、着信拒否電話番号を登録し、迷惑電話などを着信しないといった手段がある(特許文献1及び特許文献2)。
【0004】
しかし、特定の番号しか拒否できないため、この手の犯罪に対しては有効性が大きく制限されると予想される。
【0005】
〔特許文献1〕特開平2−111146号公報
〔特許文献2〕特開平2−134950号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて、ユーザーが特に意識することなく安心して着信履歴を使った発信ができる電話端末を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するために、第1の観点にかかる本発明は、発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、発信者番号が通知される着信についての着信報知時間を、予め設定された設定時間と比較する手段と、着信報知時間が前記設定時間以内であり、なおかつ電話番号登録メモリに登録されていない電話番号からの着信である場合には、当該着信の発信者番号をワン切り着信として記憶する手段と、前記ワン切り着信として記憶される発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記ワン切り着信として記憶されない発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、着信報知時間が設定時間以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信の際には発信者番号を非通知に設定して発信がされるため、発信によってユーザーの電話番号が通知されない。
【0009】
また、上記従来技術の課題を解決するために、第2の観点にかかる本発明は、発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、発信者番号が通知される着信について、当該着信の発信者番号に着信報知時間を関連付けて記憶する手段と、着信履歴に基づく発信操作が行われた際、当該発信を行う電話番号が所定の条件を満たす場合にはワン切り着信の電話番号への発信であるとして前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記所定の条件を満たさない場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備し、前記所定の条件は、発信を行う電話番号に関連付けられた着信報知時間が予め設定された設定時間以内であるとともに、発信を行う電話番号が電話番号登録メモリに登録されていない電話番号であることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、着信報知時間が設定時間以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信の際には発信者番号を非通知に設定して発信がされるため、発信によってユーザーの電話番号が通知されない。
【0011】
さらに本発明は、前記着信報知時間は、着信の発生から当該着信に対する応答無く着信報知を終了した時点までの時間であることが好ましい。
【0012】
また、本発明は、前記ワン切り着信の電話番号への発信操作が行われた場合、発信前に警告メッセージを通知する手段を具備することが好ましい。
【0013】
この構成によって、着信報知時間が設定時間以内の発信者番号の場合、または着信報知時間が設定時間以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信前にユーザーに対して警告メッセージが通知される。
【0014】
また、本発明は、前記ワン切り着信として発信者番号を記憶した旨を警告表示する手段を具備することが好ましい。
【0015】
この構成によって、着信報知時間が設定時間以内の発信者番号の場合、または着信報知時間が設定時間以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、そのような発信者番号を記憶した旨がユーザーに対して警告表示される。
【0016】
また、上記従来技術の課題を解決するために、第3の観点にかかる本発明は、発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、発信者番号が通知される着信についての着信報知回数を、予め設定された設定回数と比較する手段と、着信報知回数が前記設定回数以内であり、なおかつ電話番号登録メモリに登録されていない電話番号からの着信である場合には、当該着信の発信者番号をワン切り着信として記憶する手段と、前記ワン切り着信として記憶される発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記ワン切り着信として記憶されない発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備することを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、着信報知回数が設定回数以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信の際には発信者番号を非通知に設定して発信がされるため、発信によってユーザーの電話番号が通知されない。
【0018】
また、上記従来技術の課題を解決するために、第4の観点にかかる本発明は、発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、発信者番号が通知される着信について、当該着信の発信者番号に着信報知回数を関連付けて記憶する手段と、着信履歴に基づく発信操作が行われた際、当該発信を行う電話番号が所定の条件を満たす場合にはワン切り着信の電話番号への発信であるとして前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記所定の条件を満たさない場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備し、前記所定の条件は、発信を行う電話番号に関連付けられた着信報知回数が予め設定された設定回数以内であるとともに、発信を行う電話番号が電話番号登録メモリに登録されていない電話番号であることを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、着信報知回数が設定回数以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信の際には発信者番号を非通知に設定して発信がされるため、発信によってユーザーの電話番号が通知されない。
【0020】
さら本発明は、前記着信報知回数は、着信の発生から当該着信に対する応答無く着信報知を終了した時点までの報知回数であることが好ましい。
【0021】
また、本発明は、前記ワン切り着信の電話番号への発信操作が行われた場合、発信前に警告メッセージを通知する手段を具備することが好ましい。
【0022】
この構成によって、着信報知回数が設定回数以内の発信者番号の場合、または着信報知回数が設定回数以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、発信前にユーザーに対して警告メッセージが通知される。
【0023】
また、本発明は、前記ワン切り着信として発信者番号を記憶した旨を警告表示する手段を具備することが好ましい。
【0024】
この構成によって、着信報知回数が設定回数以内の発信者番号の場合、または着信報知回数が設定回数以内でかつ電話番号登録メモリに登録されていない発信者番号の場合、そのような発信者番号を記憶した旨がユーザーに対して警告表示される。
【0039】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して、本発明による電話端末を携帯電話機に適用したときの実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態である携帯電話機の機能ブロック図、図2は本発明の実施の形態である携帯電話機の着信時の処理フローチャート、図3は本発明の実施の形態である携帯電話機の発信時の処理フローチャートである。
【0040】
図1に図示するように、本発明の実施の形態である携帯電話機はアンテナ101、無線部103、通話路制御部105、マイク107、通話用のスピーカ109、呼制御及び主制御部111、メモリ113、表示部(以下、LCDと称する)115、及びキー操作部117を具備する。なお、着信の報知のために、スピーカ109とは別にリンガや着信メロディー用のスピーカ(図示せず)や振動によって報知するバイブレータ(図示せず)が備わっている。
【0041】
キー操作部117には、複数の操作キーが備わっている。その中には「発信キー」が有り、発信専用に設けられた操作キー、さらに操作ガイドに対応し発信操作にも使用する兼用の操作キーがある。兼用のキーの代表例は、携帯端末の正面や側面等に設けられたジョグキー、あるいは携帯端末の正面に上方向キー、下方向キー、左方向キー、右方向キーといったこれら4個の操作キーの中央に設けられた決定キー(操作ガイドにおける選択肢の中から選択するものを決定するときに操作する操作キー)がある。また、キー操作部117としては、機械式の押ボタンスイッチのみでなく、LCD115にタッチ操作式の液晶パネル等を用いて表示画面にテンキー、発信キー等の各種操作キーを表示し、表示画面の各種操作キーに触れて操作する形式のものであってもよい。
【0042】
アンテナ101は基地局と交信するアンテナである。無線部103はアンテナ101の送/受切替用スイッチを有し、アンテナ101で受信された受信信号は、スイッチやフィルタ(いずれも図示せず)を通り通話路制御部105で増幅され、周波数変換される。増幅された受信信号は復調され、復調された受信信号はフレーム単位に処理がされ、通話では、音声コーデック(図示せず)でデコードされてスピーカ109から音声として出力される。マイク107から出力された音声信号は音声コーデックでコード化されフレーム単位に処理され、変調される。変調された送信信号は通話路制御部105で増幅され、出力周波数に変換後、増幅されて無線部103及びアンテナ101を介して出力される。
【0043】
また、携帯電話機は、アンテナ101を通して基地局とコントロールチャネルを介して交信し自分の居場所(サービスエリア)をシステムに知らせる等、制御情報を送受信している。呼制御及び主制御部111は無線部103、通話路制御部105、メモリ113他の制御を行い、受信した制御情報やキー操作部117からの入力信号により端末全体を制御する。着信音はアンプを介し着信報知用のスピーカから出力される。メモリ113には端末の各機能を実行するためのプログラム及び電話帳や、ダイヤルした電話番号の発信履歴のほか、本発明の特徴である着信選別履歴機能を実行するプログラム及び着信した発信者番号の着信履歴のための記憶エリアが設けられている。
【0044】
<第1の実施の形態>本発明の第1の実施の形態である携帯電話機は、バイブレータの振動及び/又はリンガの着信音鳴動による着信報知時間(以下、単に「着信報知時間」と称する)を測定し、設定時間以内の着信は通常とは異なる着信履歴の表示を行う(通常とは別の色で電話番号を表示する、電話番号は表示せずに着信があったことのみを記憶する、など)。
【0045】
図2は本発明の第1の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャートである。同図に示すように、他者からの着信があると着信選別履歴機能がONに設定されているか否か確認する(S200)。その結果、着信選別履歴機能がOFFに設定されていれば処理を終了し、従来通りの着信履歴機能による着信時の処理を開始する。S200の結果、着信選別履歴機能がONに設定されていれば着信報知時間の測定を開始し(S201)、応答の有無を監視する(S203)。この監視の間、着信の呼設定情報に含まれている発信者番号をLCD115に表示している。S203の結果、応答が確認された場合には従来と同様に着信履歴に記憶する(S207)。
【0046】
応答を確認しない場合には、着信報知が終了か継続かを監視する(S205)。着信報知が継続している間は、S203とS205の処理を繰り返す。
【0047】
無応答のまま着信が終了した場合、着信報知時間の計測を終了する(S209)。次に、終了までの着信報知時間と設定時間(着信履歴記録対象とする最低時間)と比較し(S211)、設定時間以内であった場合には受信した発信者番号が端末内の電話帳に記憶されているか否かを確認する(S213)。その結果、電話帳に記憶されていなかった場合には不審な着信であるので、着信報知時間が短かったことを示す所定の識別情報と共に着信の発信者番号を「不審な着信」として着信履歴の専用エリアに記憶し、LCD115に「不審な着信」を記憶した旨の警告表示をする(S217)。発信者番号が端末内の電話帳に記憶されている場合は、不在時に着信があったことを示す所定の識別情報と共に発信者番号を「不在着信」として発信者番号を着信履歴の専用エリアに記憶する(S215)。
【0048】
そして、その後、ユーザーが着信履歴のLCD115への表示機能を実行した際に、着信報知時間が短かった「不審な着信」の記憶について通常の着信(応答した着信)及び「不在着信」とは異なる着信履歴表示を行う(例えば、別の色で電話番号を表示、または着信があったことのみを表示して電話番号を表示しない等)ようにしてもよい。
【0049】
図3は本発明の第1の実施の形態である携帯電話機の発信時の処理フローチャートである。着信履歴の表示機能が実行されLCD115に表示された着信履歴に対し「発信キー」を1回押すことによる発信操作が行われると(S301)、その着信履歴の電話番号が前記の「不審な着信」であるかどうかを所定の識別情報に基づき判断する(S303)。その結果、「不審な着信」でなかった場合には発信を開始して(S309)、処理を終了する。なお、この端末は、デフォルト設定として「番号通知許可」及び「番号非通知」のうち「番号通知許可」に設定されており、S309での発信の場合は、呼設定に「番号通知許可」情報が設定された発信がされるので、発信相手にはユーザーの電話番号が通知される。
【0050】
S303の結果、「不審な着信」であった場合には、発信の前にユーザーに対して「この着信は設定時間以内に切断されました。発信しますか?」などの警告メッセージをLCD115に表示する(S305)。続いて、LCD115に「184発信」「発信しない」といった選択肢を表示し、ユーザーは当該表示にしたがってキー操作により選択する(S307)。
【0051】
S307で「184発信」が選択された場合には184発信(番号非通知発信)を行って(S311)、処理を終了する。したがって、「184」発信が選択された場合は、呼設定に「番号非通知」情報を設定して発信がされるので、発信相手端末にはユーザーの電話番号が通知されない。
【0052】
一方、S307で「発信しない」が選択された場合には、続けて当該着信履歴を消去するか否かの選択肢を表示する(S313)。その結果、「消去する」が選択された場合には当該着信履歴を消去する(S315)。「消去しない」が選択された場合にはそのまま処理を終了する。
【0053】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態である携帯電話機は、バイブレータの振動及び/又はリンガの着信音鳴動による着信報知回数(以下、単に「着信報知回数」と称する)をカウントし、設定回数以下の着信は、通常とは異なった着信履歴の表示を行う(通常とは別の色で電話番号を表示する、電話番号は表示せずに着信があったことのみを記録する、など)。なお、第2の実施の形態にも携帯電話機の機能ブロックは図1のものと同様であるので、その図示は省略する。
【0054】
図4は本発明の第2の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャートである。同図に示すように、他者からの着信があると着信選別履歴機能がONに設定されているか否か確認する(S400)。その結果、着信選別履歴機能がOFFに設定されていれば処理を終了し、従来通りの着信履歴機能による着信時の処理を開始する。S400の結果、着信選別履歴機能がONに設定されていれば着信報知回数のカウントを開始し(S401)、応答の有無を監視する(S403)。この監視の間、着信の呼設定情報に含まれている発信者番号をLCD115に表示している。S403の結果、応答が確認された場合には従来と同様に着信履歴に記憶する(S407)。
【0055】
応答を確認しない場合には、着信報知が終了か継続かを監視する(S405)。着信報知が継続している間は、S403とS405の処理を繰り返す。
【0056】
無応答のまま着信が終了した場合、着信報知回数のカウントを終了する(S409)。次に、終了までの着信報知回数と設定回数(着信履歴記録対象とする最低回数)とを比較し(S411)、設定回数以内であった場合には受信した発信者番号が端末内の電話帳に記憶されているか否かを確認する(S413)。その結果、電話帳に記憶されていなかった場合には不審な着信であるので、着信報知回数が少なかったことを示す所定の識別情報と共に発信者番号を「不審な着信」として着信履歴の専用エリアに記憶し、LCD115に「不審な着信」を記憶した旨の警告表示をする(S417)。発信者番号が端末内の電話帳に記憶されている場合は、不在時に着信があったことを示す所定の識別情報と共に発信者番号を「不在着信」として着信履歴の専用エリアに記憶する(S415)。
【0057】
そして、その後、ユーザーが着信履歴のLCD115への表示機能を実行した際に、着信報知回数が少なかった「不審な着信」の記憶について通常の着信(応答した着信)及び「不在着信」とは異なる着信履歴表示を行う(例えば、別の色で電話番号を表示、または着信があったことのみを表示して電話番号を表示しない、など)ようにしてもよい。
【0058】
図5は本発明の第2の実施の形態である携帯電話機の発信時の処理フローチャートである。着信履歴の表示機能が実行されLCD115に表示された着信履歴に対し「発信キー」を1回押すことによる発信操作が行われると(S501)、ユーザーが選択したその着信履歴の電話番号が前記の「不審な着信」であるかどうかを示す所定の識別情報の有無に基づいて判断する(S503)。その結果、「不審な着信」でなかった場合には発信を開始して(S509)、処理を終了する。なお、この端末は、デフォルト設定として「番号通知許可」及び「番号非通知」のうち「番号通知許可」に設定されており、S509での発信の場合は、呼設定に「番号通知許可」情報が設定された発信がされるので、発信相手にはユーザーの電話番号が通知される。
【0059】
S503の結果、「不審な着信」であった場合には、発信の前にユーザーに対して「この着信は設定回数以内に切断されました。発信しますか?」などの警告メッセージをLCD115に表示する(S505)。続いて、LCD115に「184発信」「発信しない」といった選択肢を表示し、ユーザーは当該表示にしたがってキー操作により選択する(S507)。
【0060】
S507で「184発信」が選択された場合には184発信(番号非通知発信)を行って(S511)、処理を終了する。したがって、「184」発信が選択された場合は、呼設定に「番号非通知」情報を設定して発信がされるので、発信相手端末にはユーザーの電話番号が通知されない。
【0061】
一方、S507で「発信しない」が選択された場合には、続けて当該着信履歴を消去するか否かの選択肢を表示する(S513)。その結果、「消去する」が選択された場合には当該着信履歴を消去する(S515)。「消去しない」が選択された場合にはそのまま処理を終了する。
【0062】
以上、本発明の第1及び第2の実施の形態を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記設定時間及び設定回数をユーザーが任意に設定変更できるように構成することが望ましい。
【0063】
また、上述の実施の形態では発信者番号が電話帳に記憶されているか否かを検索し確認(S213及びS413)したが、設定時間(または設定回数)以内に無応答のまま着信が終了したら、それに続いて「不審な着信」として発信者番号を着信履歴に記憶するようにしてもよい。この場合、図2のS213及び図4のS413の処理は実行しない。
【0064】
また、上述の実施の形態では「不審な着信」については着信履歴の専用エリアに少なくとも所定の識別情報と共に発信者番号を記憶するようにしているが、発信履歴に「不審な着信」のみの専用の登録エリアを設ける場合には所定の識別情報の記憶は省略してもよい。
【0065】
また、上述の実施の形態では表示した着信履歴の電話番号に対し発信操作がされると、発信前にその電話番号が「不審な着信」である場合には警告メッセージを表示及び「184発信」「発信しない」といった選択肢を表示してユーザーに選択させるが、この発信前の警告メッセージ表示及び選択肢表示と選択の処理を省略することも可能である。これら処理を省略する場合、図3のS305、S307、S313、S315及び図5のS505、S507、S513、S515の処理は実行しない。なお、この発信前の警告メッセージ表示及び選択肢表示と選択の処理を実行するか省略するかの設定は、ユーザーが操作して任意に設定できるようにすることが望ましい。
【0066】
また、上述の実施の形態では、発信前の警告メッセージと共に表示される選択肢は「184発信」「発信しない」の二者択一であるが、ユーザーの設定により「186発信」を選択肢に加えられるようにしてもよい。「186発信」(番号通知許可発信)を選択肢に加える設定がされると、図3のS307及び図5のS507で「186発信」「184発信」「発信しない」の選択肢が表示される。そして、「186発信」が選択されると図3の場合にはS309に、図5の場合にはS509に進み、呼設定に「番号通知許可」情報を設定した発信が実行されることになる。
【0067】
また、着信選別履歴機能のON/OFF切替えもユーザーが操作により任意に設定できるよう構成することが望ましい。
【0068】
さらに、上述の実施の形態では選択された着信履歴が「不審な着信」であった場合の警告メッセージをLCDに表示して視覚的な通知を行ったが、警告メッセージをスピーカから音声出力する等して聴覚的な通知を行うことも可能である。この場合、これら視覚的及び聴覚的通知を併用してもよいし、一方だけ使用するようにしてもよい。
【0069】
また、上述の実施の形態では、「184発信」が選択された場合の発信者番号非通知の設定態様が呼設定に「番号非通知」情報を設定して発信する携帯端末の例であったが、本発明の携帯端末はこれに限定されるものではなく、発信者番号非通知の設定態様が電話番号の先頭に「184」を付加して発信するものであってもよい。同様に、「186発信」が選択された場合の発信者番号許可通知の設定態様は上述の実施の形態のように呼設定に「番号通知許可」情報を設定して発信する携帯端末であってもよいし、電話番号の先頭に「186」を付加して発信する携帯端末であってもよい。
【0070】
また、上述の実施の形態では、着信報知時間または着信報知回数が設定以内の着信であっても電話帳を検索し、発信者番号と一致する電話番号が電話帳に登録されている場合には「不審な着信」として記憶しないようになっている。本発明の場合、電話帳のみを検索することに限定されるものではなく、例えば短縮ダイヤル用の短縮番号メモリを検索するものであってもよい。したがって、電話帳及び/又は短縮番号メモリ(これらを総称して「電話番号登録メモリ」と称する)を検索し、登録されている電話番号と着信の発信者番号とが一致する場合には「不審な着信」として記憶しないようにすることが望ましい。
【0071】
なお、「不審な着信」として記憶する対象となる着信は、発信者番号が通知されてくるものであるから、着信時に発信者番号通知の有無を検出し、発信者番号が通知されていない着信については図2及び図4の着信処理のフローチャートの処理を実行しないことが望ましい。発信者番号が通知されない場合は、例えば、公衆電話からの着信などがある。その他にも、通話中に割り込みがされる割り込み着信及びデータ通信中(回線交換)等の非電話中の着信など、特殊な着信については図2及び図4の着信処理のフローチャートの処理を実行しないように設定してもよい。
【0072】
また、上述の実施の形態では、応答しなかった着信について着信報知時間や着信報知回数に基づいて、さらには電話帳等の電話番号登録メモリとの一致不一致に基づいて「不審な着信」として記憶するが、本発明はそれに限定されるものではない。すなわち、応答しなかった着信については着信の発信者番号と共に「着信報知時間」または「着信報知回数」を記憶しておき、発信操作がされた時に、電話番号登録メモリの登録内容との一致不一致を判定し、不一致の場合に「着信報知時間」または「着信報知回数」が設定の時間や回数以内の場合に「184発信」を自動的に行うようにすることでも同様の結果を得られる。このような携帯電話機の例を、第3の実施の形態として図6及び図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、第3の実施の形態にも携帯電話機の機能ブロックは図1のものと同様であるので、その図示は省略する。
【0073】
<第3の実施の形態>
図6は、本発明の第3の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャートである。本実施の形態では、発信者番号の通知がされている着信がある(S600)と、電話帳を検索し発信者番号と一致する電話番号がある場合は通常の着信であると判断し着信履歴に発信者番号を記憶する通常時処理(S603)を実行し、この処理フローチャートを終了する。なお、この通常時処理(S603)では、着信に対する応答の有無を監視し、着信に応答がされないまま着信が終了した場合には、「電話帳に登録されている番号からの不在着信」を示す情報と共に発信者番号が着信履歴に記憶される処理を含むものである。着信に対し応答があれば、この処理フローチャートを終了し、通話状態となる。
【0074】
S601で、電話帳に発信者番号と一致する電話番号が登録されていない場合には、呼制御及び主制御部のソフトウエアタイマをリセットし、起動して着信報知時間の計測を開始する(S605)。続いて、着信に対する応答の有無を監視(S607)し、応答が有るとタイマを停止(S609)して発信者番号を着信履歴に記憶(S611)し、この処理を終了し、通話状態となる。一方、応答がされないまま着信が終了した場合、S613に進みタイマを停止する。そして、発信者番号を「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」を示す所定の識別情報と共に着信履歴に記憶(S615)し、さらに上述のタイマで計測した「着信報知時間」も発信者番号と共に着信履歴に記憶する。
【0075】
図7は、本発明の第3の実施の形態である携帯電話機の発信時のフローチャートである。着信履歴の表示機能が実行されるとLCD115に着信履歴が表示される。図6の着信の処理フローチャートにて記憶した、発信者番号が記憶した順番に順次表示され、その表示においては記憶されている所定の識別情報に基づきその発信者番号の「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」等の種別が識別可能に表示される。種別が「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」である場合には、ユーザーに警告となるようの着信履歴表示(例えば、通常とは異なる色で表示する)をLCD115に行ったり、警告音をスピーカから報知する。表示された着信履歴に対し「発信キー」を1回押すことによる発信操作が行われると(S700)、呼制御及び主制御部111はユーザーが発信操作したその着信履歴の電話番号が「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」である旨を示す所定の識別情報が記憶されているか否かを判別する(S701)。「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」である旨を示す情報が記憶されていない場合には、後述するユーザー設定処理(S703)が行われ、発信が実行(S705)される。
【0076】
S701で「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」であることを示す所定の識別情報が記憶されていることを判別した場合には、組み合わせて記憶されている「着信報知時間」と設定時間とを比較し、設定時間を超えているか否かの判定がされる(S707)。設定時間を超えている(すなわち、設定時間以内でない)場合には、ユーザー設定処理(S703)に進み、発信が実行(S707)される。設定時間を超えていない(すなわち設定時間以内である)場合には、発信者番号の「184発信」を設定(S711)し、呼設定には「番号非通知」情報が設定されて発信が実行(S705)される。すなわち、本実施の形態においては、電話帳に登録がされていない着信について、着信履歴には発信者番号に「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」である旨の情報と「着信報知時間」とを記憶しておき、着信履歴を用いた発信操作がされると、着信報知時間が設定時間以内である「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」を「不審な着信」であると判定して、発信者番号を非通知に設定して発信を行うものである。
【0077】
なお、上述のS703のユーザー設定処理とは、ユーザーが通常の発信のために「184発信」または「186発信」のいずれかを操作により選択しており、S703ではこの選択にしたがって設定がされる。すなわち「184発信」が選択されている場合には、呼設定には「番号非通知」情報が設定される。「186発信」が選択されている場合には、呼設定には「番号通知許可」情報が設定される。
【0078】
なお、上述の第3の実施の形態においては、着信報知時間を計測する例であるが、これに代えて呼制御及び主制御部111が着信報知回数をカウントし、着信履歴には発信者番号と共に着信報知回数を記憶するようにしてもよい。したがって、そのよう場合、着信履歴を用いた発信操作において、S707の判定では着信報知回数が設定回数を越えているか否かを判定するものとなる。設定回数を超えている(すなわち設定回数以内でない)場合にはS703に進んでユーザー設定に従い、発信(S705)される。設定回数を越えていない(すなわち設定回数以内である)場合にはS709に進み「184発信」の設定が行われ、発信(S705)される。
【0079】
また、上述の第3の実施の形態では、発信者番号が電話帳に登録されている番号と一致するか否かを比較判定しているが、この判定は電話帳についてのみ行うものに限定されることはない。本発明の場合、検索する記憶は電話帳に限定されるものではなく、例えば短縮ダイヤル用の短縮番号メモリであってもよい。したがって、電話帳及び/又は短縮番号メモリ(これらを総称して「電話番号登録メモリ」と称する)を検索することが望ましい。
【0080】
また、上述の第3の実施の形態では、「184発信」が選択された場合の発信者番号非通知の設定態様が呼設定に「番号非通知」情報を設定して発信する携帯端末の例であったが、本発明の携帯端末はこれに限定されるものではなく、発信者番号非通知の設定態様が電話番号の先頭に「184」を付加して発信するものであってもよい。同様に、「186発信」が選択された場合の発信者番号許可通知の設定態様は上述の実施の形態のように呼設定に「番号通知許可」情報を設定して発信する携帯端末であってもよいし、電話番号の先頭に「186」を付加して発信する携帯端末であってもよい。
【0081】
なお、上述の第3の実施の形態では、「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」を示す所定の識別情報を記憶するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」については、所定の識別情報の記憶を省略して、発信履歴に少なくとも発信者番号と共に着信報知時間または着信報知回数を記憶するものとしてもよい。そのような場合には、記憶された着信報知時間または着信報知回数の記憶の有無に基づいて「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」であるか否かを識別するものとする。また、着信履歴に「電話帳に登録されていない番号からの不在着信」のみの専用の登録エリアを設けるようにして、上述の所定の識別情報の記憶を省略するようにしてもよい。
【0082】
また、上述の第3の実施の形態では、「184発信」が設定(S709)されると、そのまま発信(S705)を実行するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の第1の実施の形態(図3のS305、S307、S313、S315)及び第2の実施の形態(図5のS505、S507、S513、S515)と同様にして、図7の処理中に、S709の間にユーザーに対して警告メッセージをLCD115に表示する処理ステップと、発信するかどうかの選択肢を選択させる処理ステップを行うことが望ましい。
【0083】
以上の通り、本発明の第1、第2、第3の実施の形態を説明したが、本発明は上述のものに限定されるものではない。
【0084】
【発明の効果】
本発明の電話端末によれば、有料ダイヤル等の着信履歴の「不審な着信」に対して発信操作すると、発信者番号を非通知に設定した発信がされるので、発信相手にユーザーの電話番号が通知されることがなく、「不審な着信」であると知らずに発信したユーザーに法外な料金を請求されるといったことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である携帯電話機の機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャート。
【図3】本発明の第1の実施の形態である携帯電話機の発信時のフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態である携帯電話機の発信時のフローチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態である携帯電話機の着信履歴の記憶に関する処理フローチャート。
【図7】本発明の第3の実施の形態である携帯電話機の発信時のフローチャート。
【符号の説明】
111 呼制御及び主制御部
113 メモリ
115 LCD
117 キー操作部

Claims (10)

  1. 発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、
    着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、
    発信者番号が通知される着信についての着信報知時間を、予め設定された設定時間と比較する手段と、
    着信報知時間が前記設定時間以内であり、なおかつ電話番号登録メモリに登録されていない電話番号からの着信である場合には、当該着信の発信者番号をワン切り着信として記憶する手段と、
    前記ワン切り着信として記憶される発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記ワン切り着信として記憶されない発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備することを特徴とする電話端末。
  2. 発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、
    着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、
    発信者番号が通知される着信について、当該着信の発信者番号に着信報知時間を関連付けて記憶する手段と、
    着信履歴に基づく発信操作が行われた際、当該発信を行う電話番号が所定の条件を満たす場合にはワン切り着信の電話番号への発信であるとして前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記所定の条件を満たさない場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備し、
    前記所定の条件は、発信を行う電話番号に関連付けられた着信報知時間が予め設定された設定時間以内であるとともに、発信を行う電話番号が電話番号登録メモリに登録されていない電話番号であることを特徴とする電話端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電話端末において、前記着信報知時間は、着信の発生から当該着信に対する応答無く着信報知を終了した時点までの時間であることを特徴とする電話端末。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電話端末において、前記ワン切り着信の電話番号への発信操作が行われた場合、発信前に警告メッセージを通知する手段を具備することを特徴とする電話端末。
  5. 請求項1に記載の電話端末において、前記ワン切り着信として発信者番号を記憶した旨を警告表示する手段を具備することを特徴とする電話端末。
  6. 発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、
    着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、
    発信者番号が通知される着信についての着信報知回数を、予め設定された設定回数と比較する手段と、
    着信報知回数が前記設定回数以内であり、なおかつ電話番号登録メモリに登録されていない電話番号からの着信である場合には、当該着信の発信者番号をワン切り着信として記憶する手段と、
    前記ワン切り着信として記憶される発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記ワン切り着信として記憶されない発信者番号への発信が行われた場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備することを特徴とする電話端末。
  7. 発信時に自己の電話番号の通知を行う番号通知許可設定と、発信時に自己の電話番号の通知を行わない番号非通知設定とのいずれかを予め設定可能な番号通知設定手段と、
    着信が生じると、当該着信が、発信者番号が通知される着信か発信者番号が通知されない着信かを判別する手段と、
    発信者番号が通知される着信について、当該着信の発信者番号に着信報知回数を関連付けて記憶する手段と、
    着信履歴に基づく発信操作が行われた際、当該発信を行う電話番号が所定の条件を満たす場合にはワン切り着信の電話番号への発信であるとして前記番号通知設定手段の設定にかかわらず番号非通知設定にて発信し、前記所定の条件を満たさない場合には前記番号通知設定手段の設定に従って発信する手段と、を具備し、
    前記所定の条件は、発信を行う電話番号に関連付けられた着信報知回数が予め設定された設定回数以内であるとともに、発信を行う電話番号が電話番号登録メモリに登録されていない電話番号であることを特徴とする電話端末。
  8. 請求項6または請求項7に記載の電話端末において、前記着信報知回数は、着信の発生から当該着信に対する応答無く着信報知を終了した時点までの報知回数であることを特徴とする電話端末。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の電話端末において、前記ワン切り着信の電話番号への発信操作が行われた場合、発信前に警告メッセージを通知する手段を具備することを特徴とする電話端末。
  10. 請求項6に記載の電話端末において、前記ワン切り着信として発信者番号を記憶した旨を警告表示する手段を具備することを特徴とする電話端末。
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