JP4123486B2 - デジタル音声処理方法及びデジタル音声処理装置、並びにコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値は対しては減算するステップとを、
有する。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数をあらかじめ記憶する記憶手段と、
前記求めたピーク間サンプル数に応じた前記補正対象サンプルと各補正サンプルの補正係数を前記記憶手段から求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後の各補正対象サンプルに対しては加算するとともに、前記極小値とその前後の各補正対象サンプルに対しては減算する手段とを、
有する。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
コンピュータに実行させる。
デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理方法において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
有する。
デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理装置において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力する手段とを、
有する。
デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するコンピュータプログラムにおいて、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
コンピュータに実行させる。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
有する。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算する手段とを、
有する。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
コンピュータに実行させる。
デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理方法において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
有する。
デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理装置において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算する手段とを、
有する。
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
コンピュータに実行させる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係るデジタル音声処理装置の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は図1のテーブルの構成を示す説明図、図3は図1のピーク検出部とピーク間サンプル数検出部の処理を示す説明図、図4は図1のピーク間差分値算出部の処理を示す説明図、図5、図6は図1の加算部の処理を示す説明図、図7は補正前と補正後の音声信号を示す波形図である。
ここで、デジタルテレビ放送受信機や携帯端末に本発明を適用する場合、これらの機器は通常、図1に示すデコード部2をあらかじめ備えているので、第2の実施の形態として、図1に示すデコード部2を除く構成でもよい。
第1の実施の形態では、1種類の圧縮方式に対応した構成を説明したが、本発明の第3の実施の形態は、複数種類の圧縮方式に対応した構成を示す。図11はその構成を示し、テーブル選択部1と複数のデコード部2aが追加されている。また、テーブル5aの構成が異なり、図12に示すように、複数種類の圧縮方式のそれぞれに対応して複数設けられている。そして、テーブル選択部1は、処理対象のデジタル音声信号の圧縮方式に基づいてテーブル5aのいずれか1つを選択し、テーブル選択部1により選択されたテーブル5aのいずれか1つから、このピーク間サンプル数に応じた演算係数と補正対象サンプル数が読み出され、演算係数と補正対象サンプル数は乗算部7に、補正対象サンプル数は加算部8に印加される。
第1〜第3の実施の形態の利用分野は、いずれも受け手側のユーザ機器(デジタルテレビ放送受信機や携帯端末)を想定しているので、ユーザの負担が増加する。また、携帯端末にあっては、プロバイダ側が高音質の音楽などをユーザの負担なしに配信して販売を促進したい場合に適用することができない。そこで、第4の実施の形態として、図13は送信側の構成を示す。図1に示したピーク検出部3、ピーク間サンプル数検出部4、テーブル5、ピーク間差分値算出部6、乗算部7及び加算部8は、圧縮部であるエンコーダ10の前段に設けられ、また、ピーク検出部3の入力信号はPCM信号である。エンコーダ10は、前述したようにその圧縮方式から原信号の極大値及び極小値とその近傍のレベルを低下(劣化)させるので、この劣化分を前もって、図1に示した構成により補正して、いわゆるプリ・エンファシス処理する。したがって、このプリ・エンファシス処理した信号をエンコーダ10で圧縮すると、その信号の極大値及び極小値とその近傍のレベルは、デ・エンファシス処理した原信号と同等となる。したがって、この信号をユーザ機器側に送信してデコード部2でデコードすると、ユーザ機器側は何も処理することなく、劣化のない原信号を再生することができる。
ここで、図14は上記の第1〜第4の実施の形態による補正対象サンプルと、各補正対象サンプルに用いる係数(図2に示すテーブル5の内容)を示している。上記の第1〜第4の実施の形態では、隣接する前のピーク値P0(図14では極小値)とその後のピーク値P1(極大値)の間のピーク間サンプル数a(補正対象サンプル数=7=3+4とする)に対する補正対象サンプルとして、ピーク(P0)後の3サンプルS5、S6、S7、及びピーク値P1のサンプルS1とその前の3サンプルS4、S3、S2(総合計7サンプル)を決定する。そして、サンプル数aの場合の係数を用いるサンプルは、ピーク値P1のサンプルS1とその前のサンプルS4、S3、S2と、ピーク値P1の後のサンプルとしてピーク値P1とその後のピーク値(不図示)の間のピーク間サンプル数bにより数が決まる補正対象サンプル(S8、S9…)である。
変形例(1)
図15は第1〜第4の実施の形態の変形例(1)による補正対象サンプルと、各補正対象サンプルに用いる係数(図2に示すテーブル5の内容)を示している。この変形例では、まず、補正対象サンプルについては上記の第1〜第4の実施の形態と同様に、隣接する前のピーク値P0(図15では極小値)とその後のピーク値P1(極大値)の間のピーク間サンプル数a(補正対象サンプル数=7=3+4とする)に対する補正対象サンプルとして、ピーク値P0の後の3サンプルS5、S6、S7、及びピーク値P1のサンプルS1とその前の3サンプルS4、S3、S2(総合計7サンプル)を決定する。そして、この変形例(1)では、サンプル数aの場合の係数を用いるサンプルは、この補正対象サンプルそのもの、すなわちサンプルS5、S6、S7、S4、S3、S2、S1である。
変形例(2)では、図14(補正対象サンプル数=7=3+4とする)において、補正対象サンプルについては、前のピーク値P0のサンプルS0とその後の3サンプルS5、S6、S7(合計4サンプル)及び後のピーク値P1の前の3サンプルS4、S3、S2(総合計7サンプル)を補正対象サンプルとする。また、係数を用いるサンプルについては、前のピークP0のサンプルS0と、その前のサンプルと、後の3サンプルS5、S6、S7について用いる。
この変形例(3)では、図15(補正対象サンプル数=7=3+4とする)において、補正対象サンプルについては、変形例(2)と同様に、前のピーク値P0のサンプルS0とその後の3サンプルS5、S6、S7(合計4サンプル)及び後のピークP1の前の3サンプルS4、S3、S2(総合計7サンプル)を補正対象サンプルとする。また、係数については、変形例(1)と同様に、この補正対象サンプルそのものに対して、すなわちサンプルS0、S5、S6、S7、S4、S3、S2について用いる。
2、2a デコード部
3 ピーク検出部
4 ピーク間サンプル数検出部
5、5a テーブル
6 ピーク間差分値算出部
7 乗算部
8 加算部
10 エンコーダ
Claims (15)
- 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
有するデジタル音声処理方法。 - 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数をあらかじめ記憶する記憶手段と、
前記求めたピーク間サンプル数に応じた前記補正対象サンプルと各補正サンプルの補正係数を前記記憶手段から求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後の各補正対象サンプルに対しては加算するとともに、前記極小値とその前後の各補正対象サンプルに対しては減算する手段とを、
有するデジタル音声処理装置。 - 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理方法において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
有するデジタル音声処理方法。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理装置において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力する手段とを、
有するデジタル音声処理装置。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するコンピュータプログラムにおいて、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第2のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記第1のピークとその前後のサンプルの各補正対象サンプルの補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値とその前後のサンプルを含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
有するデジタル音声処理方法。 - 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算する手段とを、
有するデジタル音声処理装置。 - 処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算するステップとを、
コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理方法において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
有するデジタル音声処理方法。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するデジタル音声処理装置において、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求める手段と、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出する手段と、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求める手段と、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求める手段と、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算する手段と、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力する手段とを、
有するデジタル音声処理装置。 - デジタル音声情報をエンコーダにより圧縮する前に、前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の極大値と極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いをプリ・エンファシス処理するコンピュータプログラムにおいて、
処理対象のデジタル音声情報の時間的に前後するサンプル値を比較することにより極大値と極小値を含むピーク値を求めるステップと、
前記求めた各ピーク値に基づいて、隣接する前の第1のピーク値とその後の第2のピーク値の間のピーク間サンプル数を検出するステップと、
前記第1、第2のピーク値の間のピーク間差分を求めるステップと、
前記エンコーダの圧縮による前記デジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前後のサンプルの劣化度合いと、前記ピーク間サンプル数に応じた、前記第1のピークの後のサンプル及び前記第2のピークとその前のサンプルを含む補正対象サンプル、又は前記第1のピークとその後のサンプル及び前記第2のピークの前のサンプルを含む補正対象サンプルと、前記補正対象サンプルの各補正係数を求めるステップと、
前記各補正対象サンプルについて、前記ピーク間差分の値と前記各補正係数をそれぞれ乗算するステップと、
前記各乗算の結果をそれぞれ、前記求めた各ピーク値のうち、前記極大値とその前若しくは前記極大値の前、又は前記極大値の後若しくは前記極大値とその後を含む各補正対象サンプルの値に対しては加算するとともに、前記極小値の後若しくは前記極小値と前記極小値の後、又は極小値の前若しくは前記極小値と前を含む各補正対象サンプルの値に対しては減算して前記エンコーダに出力するステップとを、
コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - 前記補正対象サンプルと各補正サンプルの補正係数は、前記処理対象のデジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前及び/又は後のサンプルの劣化度合いに応じて複数設けられて、その1つが選択可能であることを特徴とする請求項1又は7に記載のデジタル音声処理方法。
- 前記補正対象サンプルと各補正サンプルの補正係数は、前記処理対象のデジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前及び/又は後のサンプルの劣化度合いに応じて複数設けられて、その1つが選択可能であることを特徴とする請求項2又は8に記載のデジタル音声処理装置。
- 前記補正対象サンプルと各補正サンプルの補正係数は、前記処理対象のデジタル音声情報の前記極大値と前記極小値及びその前及び/又は後のサンプルの劣化度合いに応じて複数設けられて、その1つが選択可能であることを特徴とする請求項3又は9に記載のコンピュータプログラム。
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