JP4122940B2 - 磁気検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検出対象との間に磁界を発生させる磁石と、被検出対象との間の磁界を検出する磁気検出センサとを備えた、磁気検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被検出対象との間に磁界を発生させる磁石と、被検出対象との間の磁界を検出する磁気検出センサとを備えた磁気検出装置が、例えば、特開平7−260813号公報(特許文献1)に開示されている。
【0003】
図2(a)〜(c)に、特許文献1に開示された従来の磁気検出装置を示す。図2(a)は、被検出対象である歯車状の磁性体ロータ1と、磁気検出装置2とを示す全体構成図である。磁気検出装置2は、図のように磁性体ロータ1から一定間隔をおいて対向配置され、回転体(図示省略)に連結された磁性体ロータ1の回転状態を、磁気検出装置2と磁性体ロータ1の間の磁界変化によって検出する。
【0004】
磁気検出装置2は、円筒状で樹脂製のハウジング3を備え、ハウジング3の先端面には、円柱状の(永久)磁石4が配置されている。磁石4は、磁性体ロータ1に向けてバイアス磁界を発生させる。さらに、ハウジング3には磁石4の先端面及び外周部とハウジング3の先端側外周部とを覆うようにして、有蓋円筒状をなすキャップ5が、かしめにより装着されている。キャップ5は、厚さ0.25mmの非磁性体材料であるステンレス(SUS304)よりなる。このキャップ5により、ハウジング3の先端面と磁石4とが当接している。
【0005】
また、図2(a)の磁石4の先端面には凹部6が形成され、磁石4の中央部には図の左右に直線的に延びる貫通孔7が形成されている。貫通孔7の右端は凹部6の底部に開口している。また、磁石4の貫通孔7の左端開口部には開口側ほど幅広なテーパ部8が形成されている。
【0006】
磁石4の貫通孔7には、磁気抵抗素子等の磁気検出素子(ICチップ)10を内部にモールドした、磁気検出センサ(モールドIC)9が挿入されている。詳しくは、磁気検出センサ9において、銅製のリードフレーム11に、磁気検出素子10がマウントされている。又、リードフレーム11の一部と磁気検出素子10とが、絶縁性の樹脂材(本実施例では、エポキシ系樹脂)としてのモールド材12にてモールドされている。つまり、磁石4の凹部6内に磁気検出素子10が位置し、貫通孔7内を貫通するモールド材12の左端面からリードフレーム11が露出している。
【0007】
さらに、円筒状をなすハウジング3内には、内部を左右に区切る仕切部13が形成され、この仕切部13には黄銅製の外部端子(ターミナル)14が貫通した状態でインサートされている。外部端子14は、出力端子、グランド(GND)端子、電源端子等からなる。そして、外部端子14の先端部とリードフレーム11の先端部とが溶接にて連結固定されている。
【0008】
図2(b),(c)は、前記磁気検出センサ(モールドIC)9の一部を破断して、その内部を示す平面図及び側面図である。
【0009】
図2(b)に示すリードフレーム11は、リード端子17、平坦部からなるアイランド15、アイランド15を保持するタイバー16とで構成されている。アイランド15には、磁気検出素子(ICチップ)10がマウントされ、Ag粉末を含むエポキシ系の導電接着剤(Agペースト)によって固定されている。また、リードフレーム11のリード端子17とチップ上の電極とがワイヤボンディングにより接続されている。
【0010】
図2(b),(c)に示す磁気検出センサ(モールドIC)9の製作は、以下のように行なわれる。リードフレーム11は、モールド材12によるモールド前は、リード端子17、アイランド15、タイバー16が互いに連結されたパターンからなっており、このパターンが複数個連続して形成されている。アイランド15へ磁気検出素子(ICチップ)10のマウント後、リードフレーム11にモールド金型が取り付けられ、同金型内に溶融され粘度の低い状態のエポキシ系樹脂が圧入される。加熱によるエポキシ系樹脂の固化後、リードフレーム11が切断され、センサ毎に分割されて磁気検出センサ9が製作される。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−260813号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図3(a),(b)に、図2(a)と同様の従来の磁気検出装置2’を簡略化して示す。図3(a)は、磁気検出装置2’の平面断面図であり、図3(b)は、磁気検出装置2’の側面断面図である。尚、図3(a),(b)において、図2(a)の磁気検出装置2と同様の部分については同一の符号をつけ、その説明を省略する。
【0013】
図2(a)および図3(a),(b)の磁気検出装置2,2’の検出精度および磁気検出装置間の検出値ばらつきを決める要因として、(永久)磁石4,4’に対する磁気検出素子(ICチップ)10の組み付け位置の精度が重要である。一方、磁気検出装置2,2’においては、キャップ5およびケース5’へ収納された筒状の磁石4,4’の中空内に、磁気検出素子10を搭載した磁気検出センサ9,9’が配置されており、磁石4,4’に対する磁気検出素子10の位置決めが一般的に困難である。
【0014】
図3(a),(b)に示す磁気検出装置2’の磁石4’に対する磁気検出素子10の位置決め誤差は、磁気検出素子10のリードフレーム11’への搭載誤差(搭載誤差)、磁気検出センサ9’におけるリードフレーム11’の位置決め誤差(モールド誤差)、ケース5’への磁気検出センサ9’の挿入誤差(センサ挿入誤差)、ケース5’への磁石4’の挿入誤差(磁石挿入誤差)が合成されたものである。ここで、図3(a),(b)に示すように、磁気検出センサ9’の製造時にモールド材12にバリ12bが発生すると、バリ12bにより磁石4’に対する磁気検出素子10の位置決め誤差が大きくなる。これによって、磁気検出装置2’の検出精度が劣化したり、装置間で検出値がばらついてしまう。
【0015】
そこで、本発明の目的は、磁石に対する磁気検出素子の位置決め誤差を低減し、検出精度の劣化や装置間の検出値のばらつきを抑制することのできる磁気検出装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被検出対象との間に磁界を発生させる磁石と、前記被検出対象との間の磁界を検出する磁気検出素子を、リードフレーム上に搭載し、当該磁気検出素子をリードフレ−ムと共にモールドした磁気検出センサと、前記磁石と磁気検出センサを収納するケースとを備えた磁気検出装置において、 前記磁気検出センサのモールド材からリードフレームの一部が露出し、当該露出したリードフレームの一部が前記ケースと当接してなることを特徴としている。
【0017】
磁気検出装置の検出精度および装置間の検出値ばらつきを決める要因として、磁石に対する磁気検出センサの組み付け時の位置決め精度が重要である。本発明の磁気検出装置においては、磁気検出センサのモールド材から露出したリードフレームの一部がケースと当接することにより、磁気検出素子を搭載するリードフレームが、モールド材を介することなくケースに対して直接位置決めされる。従って、ケース内に収納される磁石に対する磁気検出素子の位置決め精度には、モールドに係わる誤差が介在せず、モールド時に発生するバリの有無等の影響も排除することができる。これによって、磁気検出装置の検出精度の劣化や、検出値のばらつきを抑制することができる。
【0018】
請求項2に記載のように、前記モールド材から露出するリードフレームの一部は、磁気検出素子を搭載するリードフレームのアイランドの一部であることが好ましい。このように磁気検出センサのモールド材から露出したリードフレームのアイランドの一部がケースと当接することにより、磁気検出素子を搭載するアイランドが、モールド材を介することなくケースに対して直接位置決めされる。従って、ケース内に収納される磁石に対する磁気検出素子の位置決め精度がより向上する。
【0019】
請求項3に記載の発明は、前記ケースが、前記磁石の両極を結ぶ軸方向に交わる面に蓋を有する筒状のケースであり、前記露出したリードフレームの一部と当該蓋の一部が当接してなることを特徴としている。
【0020】
磁石により被検出対象との間に磁界を発生させ、磁気検出素子により当該磁界を検出する磁気検出装置においては、検出精度および装置間の検出値ばらつきを決める要因として、特に、磁石の両極を結ぶ軸方向における磁気検出センサの位置決め精度が重要である。本発明の磁気検出装置においては、ケースが磁石の両極を結ぶ軸方向に交わる面に蓋を有する筒状のケースであり、リードフレームの一部と蓋の一部とが当接している。このため、磁石の両極を結ぶ軸方向における磁気検出センサの位置決め精度が向上し、これによって、磁気検出装置の検出精度の劣化や、装置間の検出値のばらつきを抑制することができる。
【0021】
請求項4に記載のように、前記露出したリードフレームの一部と前記蓋の一部とは、前記磁石の両極を結ぶ軸方向にほぼ垂直に交わる面で当接してなることが好ましい。
【0022】
露出したリードフレームの一部とケースの蓋の一部とが、磁石の両極を結ぶ軸方向にほぼ垂直に交わる面で当接することにより、磁石の両極を結ぶ軸方向における磁気検出センサの位置決め精度がより向上する。従って、磁気検出装置の検出精度の劣化や、装置間の検出値のばらつきを、より抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。
【0024】
図1(a),(b)に、本発明の代表的な磁気検出装置20を簡略化して示す。図1(a)は、磁気検出装置20の平面断面図であり、図1(b)は、磁気検出装置20の側面断面図である。尚、図1(a),(b)において、図3(a),(b)の磁気検出装置2’と同様の部分については同一の符号をつけ、その説明を省略する。
【0025】
図1(a),(b)に示す磁気検出装置20は、被検出対象との間に磁界を発生させる磁石4’と、被検出対象との間の磁界を検出する磁気検出センサ90と、磁石4’および磁気検出センサ90を収納するケース5’とを備えている。
【0026】
図1(a),(b)に示すケース5’は、磁石4’の両極を結ぶ軸方向に交わる面に蓋5’cを有する筒状のケースである。磁石4’は、端面を両極とし、両極を結ぶ軸方向が中空の筒状磁石であり、ケース5’の蓋5’cと当接することにより、磁石4’の両極を結ぶ軸方向がケース5’に対して位置決めされている。また、磁石4’の中空内に配置されている磁気検出センサ90は、磁気検出素子10をリードフレーム110のアイランド150上に搭載し、磁気検出素子10をリードフレーム110と共にモールドしたものである。
【0027】
図1(a),(b)に示す磁気検出センサ90においては、リードフレーム(アイランド)の一部150tが、モールド材12から露出している。この露出したリードフレームの一部150tは、磁石4’の両極を結ぶ軸方向にほぼ垂直に交わる面で、ケース5’の蓋5’cに形成された突き出し部5’tと当接している。
【0028】
図1(a),(b)に示す磁気検出装置20は、磁石4’により被検出対象との間に磁界を発生させ、磁気検出素子10により当該磁界を検出する。このような磁気検出装置20においては、検出精度および装置間の検出値ばらつきを決める要因として、磁石4’に対する磁気検出センサ10の組み付け位置精度が重要である。
【0029】
図1(a),(b)に示す磁気検出装置20においては、前述のように、モールド材12から露出したリードフレームの一部150tが、ケースの突き出し部5’tと当接している。これにより、磁気検出素子10を搭載するリードフレーム110が、モールド材12を介することなく、ケース5’に対して直接位置決めされる。言い換えれば、図3(a),(b)の従来の磁気検出装置2’で説明した4つの誤差要因のうち、磁気検出センサ9’におけるリードフレーム11’の位置決め誤差(モールド誤差)が除去されている。また、ケース5’への磁気検出センサ9’の挿入誤差(センサ挿入誤差)についても、ケース5’への当接が寸法精度の悪いモールド材12から寸法精度の良いリードフレーム110に代わることで、誤差が低減される。このようにして、ケース5’内に収納される磁石4’に対する磁気検出素子10の位置決め精度には、モールドに係わる誤差が介在せず、図3(a),(b)で示したモールド時に発生するバリの有無等の影響も排除することができる。これによって、磁気検出装置20の検出精度の劣化や、装置間の検出値のばらつきを抑制することができる。
【0030】
特に、図1(a),(b)のように、磁石4’が端面を両極とする筒状磁石で、両極を結ぶ軸方向の中空内に磁気検出センサ90が配置される場合には、磁気検出センサ90の感度が軸方向における位置に敏感で、この方向における位置決め精度が重要である。図1(a),(b)の磁気検出装置20においては、モールド材12から露出したリードフレームの一部150tとケースの突き出し部5’tとが、磁石4’の両極を結ぶ軸方向に交わる面で当接している。このため当該軸方向における磁気検出センサ90の位置決め精度が向上し、これによって、磁気検出装置20の検出精度の劣化や、装置間の検出値のばらつきが抑制される。尚、リードフレームの一部150tとケースの突き出し部5’tとの当接面は磁石4’の両極を結ぶ軸方向にほぼ垂直に交わり、斜めに交わる場合に較べて軸方向のずれが起き難く、これによっても磁気検出センサ90の軸方向の位置決め精度が向上している。
【0031】
(他の実施形態)
前記の実施形態においては、磁気検出素子10を直接搭載するリードフレーム110のアイランドの一部150tをモールド材から露出させ、ケースの突き出し部5’tと当接させて位置決めするものであった。図2(b)のリードフレーム11で説明したように、リードフレーム11のリード端子17、アイランド15、タイバー16は、モールド後の切断前には互いに連結された状態になっている。従って、アイランドだけでなく、リード端子やタイバーの一部をモールド材12から露出させ、ケースの突き出し部5’tと当接させて位置決めすることも可能である。
【0032】
前記の実施形態においては、磁気検出装置20におけるケース5’に収納された磁石4’は、端面を両極とし、両極を結ぶ軸方向が中空の筒状磁石であった。本発明はこれに限らず、任意形状の磁石を用いることができる。例えば、4本の棒状磁石をケース5’に両極を揃えて対称的に配置し、図1(a),(b)と同様に、中央の空間内に磁気検出センサを挿入してもよい。また、1本の棒状磁石をケース5’に収納して、ケース5’内の別位置で棒状磁石の両極を結ぶ軸方向に磁気検出センサを位置決めしても良い。
【0033】
前記の実施形態においては磁気検出センサを筒状磁石の内部で位置決めしたが、磁気検出センサの位置は筒状磁石の内部のみでなく、筒状磁石から突出した位置に配置してもよい。この場合も前記と同様にして、リードフレームの一部をモールド材から露出させ、磁石を収納するケースと当接させて位置決めすることができる。
【0034】
図1(b)の断面では、磁石の両極を結ぶ軸方向に垂直な方向で、磁気検出センサと筒状磁石の間にケース5’の一部が介在した構造となっている。これに限らず、この方向では、中間にケース5’を介さず、筒状磁石と磁気検出センサが直接当接して位置決めされていてもよい。
【0035】
また、前記の実施形態においては磁石の両極を結ぶ軸方向で磁気検出センサを位置決めしたが、必要な場合には、それ以外の方向でも同様に位置決めすることも可能である。例えば、磁気検出センサを磁石の両極を結ぶ軸方向に垂直な面内の方向で位置決めしたい場合には、リードフレームの一部を磁石の両極を結ぶ軸方向に垂直な面内の方向でモールド材から露出させ、当該垂直な面内の方向でケースと当接させることにより位置決めすることができる。尚、この場合には、磁石も当該垂直な面内の方向でケースに対して位置決めされている必要がある。
【0036】
以上のように、上記の各磁気検出装置においても、リードフレームの一部をモールド材から露出させ、磁石を収納するケースと当接させることで、磁石に対する磁気検出素子の位置決め誤差を低減し、検出精度の劣化や装置間の検出値のばらつきを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の磁気検出装置の平面断面図であり、(b)は側面断面図である。
【図2】(a)は従来の磁気検出装置の全体構成図であり、(b)は従来の磁気検出センサの一部を破断してその内部を示す平面図であり、(c)は側面図である。
【図3】(a)は従来の磁気検出装置を簡略化して示す平面断面図であり、(b)は側面断面図である。
【符号の説明】
2,2’,20 磁気検出装置
4,4’ (永久)磁石
5’ ケース
5’ ケースの突き出し部
9,9’,90 磁気検出センサ(モールドIC)
10 磁気検出素子(ICチップ)
11,11’,110 リードフレーム
12 モールド材
15,15’,150 アイランド
150t 露出したリードフレーム(アイランド)の一部
Claims (4)
- 被検出対象との間に磁界を発生させる磁石と、前記被検出対象との間の磁界を検出する磁気検出素子を、リードフレーム上に搭載し、当該磁気検出素子をリードフレ−ムと共にモールドした磁気検出センサと、前記磁石と磁気検出センサを収納するケースとを備えた磁気検出装置において、
前記磁気検出センサのモールド材からリードフレームの一部が露出し、当該露出したリードフレームの一部が前記ケースと当接してなることを特徴とする磁気検出装置。 - 前記モールド材から露出するリードフレームの一部が、磁気検出素子を搭載するリードフレームのアイランドの一部であることを特徴とする請求項1に記載の磁気検出装置。
- 前記ケースが、前記磁石の両極を結ぶ軸方向に交わる面に蓋を有する筒状のケースであり、前記露出したリードフレームの一部と当該蓋の一部が当接してなることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気検出装置。
- 前記露出したリードフレームの一部と前記蓋の一部とが、前記磁石の両極を結ぶ軸方向にほぼ垂直に交わる面で当接してなることを特徴とする請求項3に記載の磁気検出装置。
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