JP4121893B2 - タイヤの自動空気圧調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤの回転による遠心力を利用して、タイヤ内部の空気圧が設定空気圧よりも低い場合に、設定空気圧になるまで空気を繰り返し充填するタイヤの自動空気圧調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの空気圧不足は、燃費を悪くするだけでなく、場合によってはタイヤ故障の原因となることがあり、空気圧の点検及び補充が重要であるが、自動車を運転する一般ドライバーの多くがタイヤの空気圧を気にしておらず、また、ガソリンスタンド等を利用しないと空気圧の点検、補充ができないのが現状である。
【0003】
一方、車両速度とタイヤの空気圧の関係を調整するための空気圧調整装置として、タイヤの内側部分に適数個のシリンダを取り付け、各シリンダ内に挿入した各ピストンをタイヤの回転に伴う遠心力を利用して移動させることにより、タイヤの回転速度に応じて自動的にタイヤの空気圧を調整し、高速時におけるスタンディングウェーブ現象や摩擦過大による燃費の低下やタイヤ寿命の低下を防止する装置が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭62−53204号公報
【特許文献2】
特開平03−40104号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのタイヤの空気圧調整装置等では、高速回転時には遠心力でピストンを動かしてシリンダ内にある空気をタイヤ内に送り、低速回転時又は停止時にはタイヤ内の空気圧又はスプリングの押圧力でピストンを押し戻してシリンダ内に空気を戻す構成となっており、シリンダの容積以上の空気をタイヤ内に送り込むことができない。そのため、タイヤから漏出する空気を補充することができないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、タイヤの内側部分に適数個のシリンダを取付け、各シリンダ内に挿入した各ピストンを、タイヤの回転速度の変動による遠心力の変化を利用して移動させることにより、タイヤ内の空気圧が設定空気圧より低い時に、設定空気圧になるまで自動的に空気を充填することができるタイヤの自動空気圧調整装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのタイヤの自動空気圧調整装置は、以下のように構成される。
【0008】
本発明のタイヤの自動空気圧調整装置は、タイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により移動して充填用空間を縮小及び拡大する第1ピストンと、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合に前記充填用空間を拡大する方向に移動し、タイヤ内圧が設定空気圧以上の場合に前記充填用空間を縮小する方向に移動する第2ピストンを備え、
タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンが前記充填用空間を拡大する方向に移動すると共に、前記第1ピストンがタイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により移動して前記充填用空間を縮小及び拡大することによりタイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填するように構成される。
【0009】
また、本発明のタイヤの自動空気圧調整装置は、第1シリンダに収納された第1ピストンと、第2ピストンと、充填用空間を挟んで前記第1ピストンと前記第2ピストンとを離間方向に付勢する弾性部材とを有して形成されるタイヤの自動空気圧調整装置であって、
前記第1ピストンは、タイヤ外部と前記充填用空間とを連通する第1通路と、該第1通路においてタイヤ外部から前記充填用空間への空気移動のみを許容する第1逆止弁を備えて形成され、
前記第2ピストンは、前記充填用空間とタイヤ内部を連通する第2通路と、該第2通路において前記充填用空間からタイヤ内部への空気移動のみを許容する第2逆止弁と、タイヤ内圧検知部を備えて形成され、
前記タイヤ内圧検知部は、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンを前記充填用空間を拡大する方向に移動し、タイヤ内圧が設定空気圧以上の場合には、前記第2ピストンを前記充填用空間を縮小する方向に移動させるように形成され、
タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンが前記充填用空間を拡大する方向に移動すると共に、前記第1ピストンがタイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により前記第1シリンダ内を移動して前記充填用空間を縮小及び拡大することによりタイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填することを特徴として構成される。
【0010】
本発明によれば、このタイヤの自動空気圧調整装置を、例えば、放射状に適数個、タイヤのチューブあるいはリム等に取り付けることにより、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、タイヤの回転速度の変化に伴う遠心力の増減を利用して、タイヤ内圧が設定空気圧になるまで、タイヤ外部からタイヤ内部に空気を供給できる。
【0011】
つまり、タイヤの回転が停止していたり、低速回転の時は遠心力がゼロ又は小さく、第1ピストンと第2ピストンとを離間方向に付勢する弾性部材の付勢力により、第1ピストンの自重や遠心力に抗して充填用空間を拡大できるので、外部から空気を充填用空間に導入でき、回転速度が増加し遠心力が大きくなると第1ピストンが遠心力により弾性部材の付勢力に抗して充填用空間を縮小できるので、導入した空気を充填用空間からタイヤ内部に供給できる。
【0012】
また、本発明の構成によれば、タイヤ内圧が設定空気圧以上の場合には、第2ピストンが充填用空間を縮小する方向に移動すると共に、第1ピストンがタイヤの回転に伴う遠心力の増減により充填用空間を縮小したまま第2ピストンと共に第1シリンダ内を移動してタイヤ内部への空気の充填を行わないので、タイヤ内圧を設定空気圧に維持できる。
【0013】
従って、本発明により、車両の走行時に、常時、タイヤ内圧を設定空気圧に保つことができる。
【0014】
そして、タイヤ内圧検知部は、第2シリンダと該第2シリンダに収納された第2ピストンの受圧部を有して形成され、該受圧部が受ける密閉した基準圧気体の圧力による力とタイヤ内圧による力との差により第2ピストンが移動するように構成される。あるいは、タイヤ内圧検知部は、第2シリンダと該第2シリンダに収納された第2ピストンの受圧部を有して形成され、該受圧部が受ける弾性部材の弾性力とタイヤ内圧による力との差により第2ピストンが移動するように構成される。
【0015】
これらの構成により、比較的簡単な構造で、タイヤ内圧検知部を構成でき、しかも、設定空気圧の調整を基準圧気体の封入圧力の調整やスプリング等の弾性部材の弾性力の調整によって、容易にできるようになる。
【0016】
また、本発明においては、第2ピストンの位置を示す位置指示部を視認可能に形成すると共に、該位置指示部に対応して、タイヤ内圧の大きさを示す目盛りを設ける。この構成により、この自動空気圧調整装置でタイヤ内圧を簡単に知ることができる。そして、位置指示部及び目盛りを蛍光性又は夜光性を持たせて形成することにより、夜間でもこの自動空気圧調整装置を視認でき、また、容易にタイヤ内圧を知ることができるようになる。
【0017】
更に、タイヤの自動空気圧調整装置を空気充填バルブと一体化することにより、部品点数が減少し、製造及びメンテナンスの工数を低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置について図面を参照しながら説明する。
【0021】
図1及び図2に示すように、このタイヤの自動空気圧調整装置10は、第1シリンダ21と、この第1シリンダ21に隣接して設けられた第2シリンダ22とを有して構成される。そして、第1ピストン31が第1シリンダ21に収納され、また、第2ピストン32の第1受圧部32aを有するA方向側が第1ピストン31との間に充填用空間46を挟んで第1シリンダ21に収納され、更に、第2ピストン32の第2受圧部32bを有するB方向側が第2シリンダ22に収納されている。
【0022】
そして、第1シリンダ21の第1ピストン31のA方向側にはタイヤ外部に連通又は開放して形成された第1室41が設けられ、B方向側には充填用空間46が設けられる。そして、第1受圧部32aのA方向側は充填用空間46に面し、第1受圧部32aのB方向側は第3室43と連通して形成された第2室42に面している。
【0023】
また、第2シリンダ22では、第2受圧部32bのA方向側は、第2室と連通して密閉された第3室43に面し、B方向側はタイヤ内部に連通乃至開放される第4室44に面している。
【0024】
この第1ピストン31は空気充填用のピストンであり、第2ピストン32は、充填用空間46の大きさ、即ち、第1ピストン31に対するシリンダ長さを調整するためのピストンである。また、第1ピストン31の質量は、第2ピストンの質量よりも大きくなるように構成する。
【0025】
この第1ピストン31と第2ピストン32との間の充填用空間46には、第1ピストン31と第2ピストン32を離間する方向に付勢する弾性部材であるスプリング51が配設されている。このスプリング51は、第1ピストン31の重さに抗して充填用空間51を拡大できる程度の極弱いスプリングで形成される。
【0026】
この第2シリンダ22の第2受圧部32bと第3室43に封入される基準圧気体とにより、タイヤ内圧検知部12が構成される。
【0027】
そして、第1ピストン31は、タイヤ外部と充填用空間46とを連通する第1通路45と、この第1通路45においてタイヤ外部から充填用空間46への空気移動のみを許容する第1逆止弁52を備えて形成される。また、第2ピストン32は、充填用空間46とタイヤ内部を連通する第2通路47と、この第2通路47において充填用空間46からタイヤ内部への空気移動のみを許容する第2逆止弁53とを備えて形成される。
【0028】
そして、第2受圧部32bは、第3室43に封入された基準圧気体の圧力pgによる力F1とタイヤ内圧piによる力F2との差により、タイヤ内圧piが設定空気圧(設定圧力)psよりも小さい場合にはB方向に、また、タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも大きい場合にはA方向に第2ピストン32を移動するように構成される。
【0029】
この設定空気圧psの調整は、基準圧気体の封入時の圧力pg0の調整、第2室42と第3室43の容積の調整等によって容易に行うことができる。
【0030】
また、第3室43に封入された基準圧気体の圧力pgによる力F1の代りに、スプリング等の弾性部材による力を用いてもよい。この場合の設定空気圧psの調整は、弾性部材の弾性力の調整によって、容易に行うことができる。
【0031】
しかし、この弾性部材による弾性力を利用する場合には、第2室42と第3室43を密閉構造にする必要がなくなるが、温度変化への対応が難しくなる。つまり、基準圧気体を用いる場合には、タイヤ温度の上昇に伴い、基準圧気体もタイヤ内部の充填気体とともに昇温し、圧力も自動的に昇圧できるが、スプリング等では、このタイヤ内部の充填気体の温度変化に伴う圧力変化への追従が難しくなる。
【0032】
また、第2ピストン32のA方向側の端部を位置指示部32cとし、この位置指示部32cを視認できるように、第1シリンダ21の全部又は一部を透明に形成する。それと共に、この位置指示部32cに対応して、タイヤ内圧piの大きさを示す目盛り54を設ける。
【0033】
この構成により、タイヤの回転停止時には、第2ピストン32の位置が、タイヤ内圧piによる力F2と基準圧空気の圧力pgによる力F1とがバランスした位置となるので、この目盛り54に対する位置指示部32cの位置を知ることにより、タイヤ内圧piを簡単に知ることができる。
【0034】
また、位置指示部32c及び目盛り54を、蛍光性又は夜光性を持たせて形成することにより、夜間でも自動空気圧調整装置10を視認でき、また、容易にタイヤ内圧piを知ることができるようになる。
【0035】
更に、自動空気圧調整装置10を空気充填バルブと一体化することにより、部品点数が減少し、製造及びメンテナンスの工数を低減できる。
【0036】
なお、第1ピストン31の質量と、第1シリンダ21の大きさの関係を例示すると、例えば、設定空気圧が200kPa,ホイル径が16inで、車速が50km/hに対する場合は、第1シリンダ21のシリンダ径が2cmφに対しては第1ピストンは140gに、シリンダ径が1cmφに対しては第1ピストンは40gになる。
【0037】
また、図1及び図2の実施の形態では、第1逆止弁52を備えた第1通路45を第1ピストン31に設けたが、図6に示すように、第1シリンダ21の側部に開口するように設けることもできる。更に、第2逆止弁53を備えた第2通路47も第2ピストン31に設けず、図7に示すように、第1シリンダ21の側部に開口するように設けることもできる。更に、図8に示すように、第1シリンダ21の側部に第1通路45と第2通路47をそれぞれ開口させて設けることもできる。
【0038】
次に、このタイヤの自動空気圧調整装置10の作動に関して、タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも小さい場合について図3を参照しながら説明する。
【0039】
タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも小さい場合には、図3に示すように、第2受圧部32bでは、基準圧気体の圧力pgによる力F1がタイヤ内圧piによる力F2よりも大きくなるので、第2ピストン32はB方向(タイヤ外側)に移動する。
【0040】
この状態で、タイヤが回転を停止していたり、低速で回転している時は、図3(a)に示すように、遠心力がゼロ又は小さいため、第1ピストン31と第2ピストン32とを離間する方向に付勢するスプリング51の付勢力F3により、第1ピストンの自重や遠心力の力F4に抗して第1ピストン31がA方向に移動され充填用空間46が拡大される。この充填用空間46の拡大により、第1逆止弁52が開弁して、タイヤ外部の空気が第1通路45を経由して充填用空間46に導入される。この時、第2逆止弁53は、充填用空間46の圧力がタイヤ内圧piより低くなるので閉弁する。
【0041】
そして、図3(b)に示すように、タイヤの回転速度が増加し遠心力F4’が大きくなると第1ピストン31が遠心力F4’によりスプリング51の付勢力F3に抗して充填用空間46を縮小する。この充填用空間46の縮小により、第1逆止弁52が閉弁し、第2逆止弁53が開弁して、導入した空気が第2通路47を経由して充填用空間46からタイヤ内部に供給される。
【0042】
このタイヤ回転速度の変化に伴う遠心力F4’の増減に従った充填用空間46の拡大及び縮小の繰り返しにより、タイヤ内圧piが設定空気圧psと同じになるまで、タイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填することができる。
【0043】
次に、タイヤの自動空気圧調整装置10の作動に関して、タイヤ内圧piが設定空気圧ps以上の場合について図4を参照しながら説明する。
【0044】
タイヤ内圧piが設定空気圧ps以上の場合には、図4に示すように、第2受圧部32bでは、基準圧気体の圧力pgによる力F1がタイヤ内圧piによる力F2と同じか小さくなるので、第2ピストン32はA方向(タイヤ中心側)に移動する。
【0045】
この状態で、タイヤが回転を停止していたり、低速で回転している時は、図4(a)に示すように、遠心力がゼロ又は小さく、第1ピストン31の自重や遠心力の力F4よりも、第1ピストン31と第2ピストン32とを離間する方向に付勢するスプリング51の付勢力F3が大きくなるが、更に、この付勢力F3よりも、第2受圧部32bのA方向への力(F2−F1)が大きいため、第1ピストン31と第2ピストン32は、充填用空間46が縮小されたままA方向側に移動される。
【0046】
そして、図4(b)に示すように、タイヤの回転速度が増加し遠心力F4’が大きくなると第1ピストン31が遠心力F4’によりB方向に移動するが、スプリング51の付勢力F3より、遠心力F4’が大きくなるため、第1ピストン31と第2ピストン32は、充填用空間46が縮小されたままB方向側に移動する。
【0047】
従って、第1ピストン31と第2ピストン32は、タイヤの回転の変化に伴う遠心力F4’の増減に関係なく充填用空間46を縮小したまま移動するので、タイヤ外部からタイヤ内部への空気の充填は行われない。また、第1逆止弁52及び第2逆止弁53により、タイヤ内部側からタイヤ外部側への空気の移動は止められているので、タイヤ内圧piを設定空気圧psに維持できる。
【0048】
以上の構成のタイヤの自動空気圧調整装置10によれば、このタイヤの自動空気圧調整装置10を、例えば、図5に示すように、放射状に適数個、タイヤ1のチューブあるいはリム2等に取り付けることにより、タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも小さい場合には、タイヤの回転速度の変化に伴う遠心力F4’の増減を利用して、タイヤ内圧piが設定空気圧psになるまで、タイヤ外部からタイヤ内部に空気を供給でき、タイヤ内圧piが設定空気圧ps以上の場合には、タイヤ内部への空気の供給を停止できるので、車両の走行時のタイヤの回転速度の変化に伴う遠心力F4’の変化を利用して、自動的にタイヤ内圧piが設定空気圧psになるように調整することができる。
【0049】
次に、参考形態のタイヤの自動空気圧調整装置に付いて説明する。このタイヤの自動空気圧調整装置10Dは、第1シリンダ21に収納された第1ピストン31と、第2シリンダ22に収納された第2ピストン32とを有して構成される。この第1ピストン31は空気充填用のピストンであり、第2ピストン32は、第1ピストン31の移動をロックするためのピストンである。
【0050】
そして、第1ピストン31は、タイヤ外部と充填用空間46とを連通する第1通路45と、この第1通路45においてタイヤ外部から充填用空間46への空気移動のみを許容する第1逆止弁52を備えて形成される。
【0051】
そして、第1シリンダ21の第1ピストン31のA方向側にはタイヤ外部に連通又は開放して形成された第1室41が設けられ、B方向側には充填用空間46が設けられる。この充填用空間46のB方向側には、タイヤ内部と連通し、且つ、充填用空間46からタイヤ内部への空気移動のみを許容する第2逆止弁53を備えた第2通路47が接続されている。
【0052】
また、この充填用空間46内にA方向側に付勢する弾性部材であるスプリング51が配設される。このスプリング51は、第1ピストン31の重さに抗して充填用空間51を拡大できる程度の極弱いスプリングで形成される。
【0053】
そして、第2シリンダ22は、第2ピストン32のロック部32dを第1ピストン31の側面に多段に形成された凹部31aの一つに挿入して、第1ピストン31をロックできるように、第1シリンダ21の側面に第1シリンダ21に対して垂直方向に配置される。
【0054】
また、第2シリンダ22では、受圧部32bのC方向側(第1シリンダ21の中心側)は密閉された第3室43に面し、D方向側(第1シリンダ21の外側)はタイヤ内部に連通乃至開放される第4室44に面している。
【0055】
この第2シリンダ22の受圧部32bと第3室43に封入される基準圧気体とにより、タイヤ内圧検知部12が構成される。
【0056】
このタイヤの自動空気圧調整装置10の作動は、第1の実施の形態と略同じであるが、第1の実施の形態では、タイヤ内圧piと設定空気圧psの関係により第2ピストン32が充填用空間46を拡縮するのに対して、参考形態では、タイヤ内圧piと設定空気圧psの関係により第2ピストン32が第1ピストン31の移動をロック又はロック解除する点が異なる。
【0057】
つまり、参考形態では、図10に示すように、タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも小さい(F1>F2)場合に、第2ピストンがD方向側に動いて第1ピストン31の移動を自由にし、図11に示すように、タイヤ内圧piが設定空気圧ps以上の場合(F1<F2)に、第2ピストンがC方向側に動いて第1ピストン31の凹部31aにロック部32dを挿入してロックし、第1ピストン31の移動を停止させる。
【0058】
従って、タイヤ内圧piが設定空気圧psよりも小さい場合には、図10に示すように、第1ピストン31の移動が自由になるので、このタイヤ回転速度の変化に伴う遠心力F4’の増減に従って、第1ピストン31が移動して充填用空間46を縮小及び拡大して、これの繰り返しにより、タイヤ内圧piが設定空気圧psと同じになるまで、タイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填することができる。
【0059】
また、タイヤ内圧piが設定空気圧ps以上の場合には、図11に示すように、第1ピストン31の移動がロックされるので、タイヤの回転の変化に伴う遠心力F4’の増減に関係なく充填用空間46は変化しないので、タイヤ外部からタイヤ内部への空気の充填は行われない。また、第1逆止弁52及び第2逆止弁53により、タイヤ内部側からタイヤ外部側への空気の移動は止められているので、タイヤ内圧piを設定空気圧psに維持できる。
【0060】
なお、第1通路45を第1ピストン32に設ける代りに、第1シリンダ21の側部に開口するように設けてもよく、第3室43に封入された基準圧気体の圧力pgによる力F1の代りに、スプリング等の弾性部材による力を用いてもよい。
【0061】
この参考形態の場合には、第2ピストン32の移動方向(C−D)が遠心力の方向(A−B)と垂直になるので、タイヤ内圧piと設定空気圧psの比較において、第2ピストン32に作用する遠心力の影響を受けなくなる。
【0062】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のタイヤの自動空気圧調整装置によれば、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、タイヤの回転速度の変化に伴う遠心力の増減を利用して、タイヤ内圧が設定空気圧になるまで、タイヤ外部からタイヤ内部に空気を供給でき、タイヤ内圧が設定空気圧以上の場合には、タイヤ内部への空気の充填を行わないので、タイヤ内圧を設定空気圧に維持できる。
【0063】
また、本発明のタイヤの自動空気圧調整装置において、第2ピストン又は第3ピストンの位置を示す位置指示部を視認可能に形成し、この位置指示部に対応して、タイヤ内圧の大きさを示す目盛りを設けることにより、タイヤ内圧を簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1のタイヤの自動空気圧調整装置の模式的な断面図である。
【図3】第1の実施の形態におけるタイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合の作動を説明するための模式的な断面図であり、(a)はタイヤの回転停止時又は低速回転時の図で、(b)はタイヤの高速回転時の図である。
【図4】第1の実施の形態におけるタイヤ内圧が設定空気圧以上の場合の作動を説明するための模式的な断面図であり、(a)はタイヤの回転停止時又は低速回転時の図で、(b)はタイヤの高速回転時の図である。
【図5】本発明の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置の配置状態を例示するタイヤの側面図である。
【図6】第1の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置において、第1通路の配置を変えた例を示す模式的な断面図である。
【図7】第1の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置において、第2通路の配置を変えた例を示す模式的な断面図である。
【図8】第1の実施の形態のタイヤの自動空気圧調整装置において、第1通路と第2通路の配置を変えた例を示す模式的な断面図である。
【図9】参考形態のタイヤの自動空気圧調整装置の構成を示す模式的な断面図である。
【図10】参考形態におけるタイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合の作動を説明するための模式的な断面図であり、(a)はタイヤの回転停止時又は低速回転時の図で、(b)はタイヤの高速回転時の図である。
【図11】参考形態におけるタイヤ内圧が設定空気圧以上の場合の作動を説明するための模式的な断面図であり、(a)はタイヤの回転停止時又は低速回転時に第1ピストン31の移動をロックした場合の図で、(b)はタイヤの高速回転時に第1ピストン31の移動をロックした場合の図である。
【符号の説明】
10,10A〜10D タイヤの自動空気圧調整装置
12 タイヤ内圧検知部
21 第1シリンダ
22 第2シリンダ
31 第1ピストン
31a 凹部
32 第2ピストン
32a 位置指示部
32b 第1受圧部
32c 第2受圧部
32d ロック部
41 第1室
42 第2室
43 第3室
44 第4室
45 第1通路
46 充填用空間
47 第2通路
51 スプリング(弾性部材)
52 第1逆止弁
53 第2逆止弁
54 目盛り
pi タイヤ内圧
pg 基準圧気体の圧力
ps 設定空気圧

Claims (7)

  1. タイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により移動して充填用空間を縮小及び拡大する第1ピストンと、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合に前記充填用空間を拡大する方向に移動し、タイヤ内圧が設定空気圧以上の場合に前記充填用空間を縮小する方向に移動する第2ピストンを備え、
    タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンが前記充填用空間を拡大する方向に移動すると共に、前記第1ピストンがタイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により移動して前記充填用空間を縮小及び拡大することによりタイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填することを特徴とするタイヤの自動空気圧調整装置。
  2. 第1シリンダに収納された第1ピストンと、第2ピストンと、充填用空間を挟んで前記第1ピストンと前記第2ピストンとを離間方向に付勢する弾性部材とを有して形成されるタイヤの自動空気圧調整装置であって、
    前記第1ピストンは、タイヤ外部と前記充填用空間とを連通する第1通路と、該第1通路においてタイヤ外部から前記充填用空間への空気移動のみを許容する第1逆止弁を備えて形成され、
    前記第2ピストンは、前記充填用空間とタイヤ内部を連通する第2通路と、該第2通路において前記充填用空間からタイヤ内部への空気移動のみを許容する第2逆止弁と、タイヤ内圧検知部を備えて形成され、
    前記タイヤ内圧検知部は、タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンを前記充填用空間を拡大する方向に移動し、タイヤ内圧が設定空気圧よりも大きい場合には、前記第2ピストンを前記充填用空間を縮小する方向に移動させるように形成され、
    タイヤ内圧が設定空気圧よりも小さい場合には、前記第2ピストンが前記充填用空間を拡大する方向に移動すると共に、前記第1ピストンがタイヤの回転速度の変動に伴う遠心力の増減により前記第1シリンダ内を移動して前記充填用空間を縮小及び拡大することによりタイヤ外部からタイヤ内部に空気を充填することを特徴とするタイヤの自動空気圧調整装置。
  3. 前記タイヤ内圧検知部は、第2シリンダと該第2シリンダに収納された前記第2ピストンの受圧部を有して形成され、該受圧部が受ける密閉した基準圧気体の圧力による力とタイヤ内圧による力との差により前記第2ピストンが移動するように構成されたことを特徴とする請求項2記載のタイヤの自動空気圧調整装置。
  4. 前記タイヤ内圧検知部は、第2シリンダと該第2シリンダに収納された前記第2ピストンの受圧部を有して形成され、該受圧部が受ける弾性部材の弾性力とタイヤ内圧による力との差により前記第2ピストンが移動するように構成されたことを特徴とする請求項2記載のタイヤの自動空気圧調整装置。
  5. 前記第2ピストンの位置を示す位置指示部を視認可能に形成すると共に、該位置指示部に対応して、タイヤ内圧の大きさを示す目盛りを設けることを特徴とする請求項3又は4に記載のタイヤの自動空気圧調整装置。
  6. 前記位置指示部及び前記目盛りを蛍光性又は夜光性を持たせて形成することを特徴とする請求項5に記載のタイヤの自動空気圧調整装置。
  7. 空気充填バルブと一体化したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤの自動空気圧調整装置。
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