JP4121751B2 - 金属ガスケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関を構成するシリンダブロックとシリンダヘッドとの接合面間に介装して該接合面間をシールする金属ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の金属ガスケットとしては、例えば基板の燃焼室孔側の端部を折り返したり、或いは基板の燃焼室孔側の端部にリング状のシム板を取り付けて燃焼室孔の内周縁部の板厚を他の部分より厚肉に形成して板厚差を設け、かかる板厚差によりシリンダヘッドとシリンダブロックとの接合面間に介装して締結ボルトで締め付ける際に燃焼室孔の内周縁部に面圧を集中させ、これにより、シール条件の厳しい燃焼室孔の内周縁部に最大荷重をかけて前記接合面間をシールするようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近のエンジンは所謂オールアルミ化による軽量化、小型化および高出力化等が進んで気筒間(燃焼室孔間)の間隔が狭くなり、また、高い熱負荷がかかるため、水孔ジャケットを燃焼室孔にできるだけ近づけて配置してエンジンの冷却効果を高める傾向にある。
【0004】
ところで、エンジンの冷却効果をより高める方法として、シリンダブロックのボア間の接合面に冷却水の流通溝を形成して該流通溝を水孔ジャケットに連通させることが考えられる。
しかしながら、このようにシリンダブロックのボア間に流通溝を形成すると、上述したように気筒間の間隔が狭いために、金属ガスケットの燃焼室孔の内周縁部によるシール面積が十分に確保できなくなって優れたシール性能を得にくくなり、しかも、流通溝によりボア間の剛性が低くなるためオールアルミ化による剛性の低下と相まって燃焼室孔の内周縁部のシール面圧が制限されてしまうという不都合がある。
【0005】
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、燃焼室孔の周囲の冷却効果を高めることができると共に、優れたシール性能を得ることができる金属ガスケットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、金属板からなる基板に形成された複数の燃焼室孔と、該複数の前記燃焼室孔を囲うように設けられた第1のビードと、その第1のビードよりも外周の基板部分に配置された水孔とを備え、該燃焼室孔の内周縁部を厚くして他の部分との間に板厚差を設けることにより、シリンダヘッドとシリンダブロックとの接合面間に介装して締結ボルトで締め付ける際に前記燃焼室孔の内周縁部に面圧を集中させ、これにより、該内周縁部に最大荷重をかけて前記接合面間をシールするようにした金属ガスケットであって、
前記水孔とは別に、前記第1のビードの内側であって互いに隣り合う前記燃焼室孔間の所定箇所に配置された第2の水孔を備え、
互いに隣り合う前記燃焼室孔間において、その隣り合う燃焼室孔の各内周縁部の間に当該内周縁部よりも板厚が薄い基板部分を配置して、その隣り合う燃焼室孔間を当該燃焼室孔間の最も狭い部分を通過するように延びる空間を形成して水通路とし、その水通路を前記第2の水孔に連通させたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る金属ガスケットは、請求項1において、少なくとも二枚の金属板を備え、各金属板の内の一枚の金属板の前記燃焼室孔の内周縁部を厚くして他の部分との間に板厚差を設けると共に、残る金属板の前記燃焼室孔側の端部を切断して該端部の内側に前記水孔を配置したことを特徴とする
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記燃焼室孔の内周縁部の総板厚を前記締結ボルトのボルト挿通孔近傍は薄く、各ボルト挿通孔間は厚くして該燃焼室孔の周方向に沿って変化させたこことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例である金属ガスケットを説明するための平面図、図2は図1のB−B線断面図、図3は図1のA−A線断面図、図4〜図11は本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【0009】
図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態の一例である金属ガスケットを説明すると、この金属ガスケット10は、金属板から基板11と、該基板11と略同一厚さの金属板からなる副板12とを備えており、基板11には複数の燃焼室孔13がシリンダボア端部に対応して形成されている。
基板11の燃焼室孔13側の端部は下方に二重に折り返されて最も厚肉の内周縁部Aとされており、これにより、他の部分との間に板厚差が設けられている。また、副板12の燃焼室孔13側の端部は切断されて前記内周縁部Aの外側に配置されている。
【0010】
基板11および副板12には、前記内周縁部Aの周囲にフルビード14が基板11および副板12を湾曲成形して形成されると共に、外周部にフルビード15が基板11および副板12を湾曲成形して形成されている。
基板11および副板12に設けられた各フルビード14はその凹部14aを互いに離反する側(外側)に向けて配設され、基板11および副板12に設けられた各フルビード15も同様にその凹部15aを互いに離反する側(外側)に向けて配設されている。
【0011】
基板11および副板12のフルビード14とフルビード15との間には、締結ボルトのボルト挿通孔16が周方向の略等間隔で複数箇所形成され、各ボルト挿通孔16間には水孔17aや油孔18が形成されている。
また、互いに隣り合う各燃焼室孔13間には水孔17aより小さい水孔17bが、フルビード14,15より内側(燃焼室孔側)で、且つ、副板12の燃焼室孔13側の切断端部より内側(燃焼室孔側)に位置して配置されている。
【0012】
基板11および副板12のボルト挿通孔16の周囲にはフルビード19aが基板11および副板12を湾曲成形して形成されると共に、油孔18の周囲にもフルビード19bが基板11および副板12を湾曲成形して形成されている。
基板11および副板12に設けられた各フルビード19aはその凹部(図示せず)を互いに離反する側(外側)に向けて配設され、基板11および副板12に設けられた各フルビード19bも同様にその凹部(図示せず)を互いに離反する側(外側)に向けて配設されている。
【0013】
フルビード14とフルビード15との間(以下、中間部Bという)に位置する部分の基板11と副板12との間には、基板11と略同一厚さの金属板からなるシム板21が介装されており、該シム板21を基板11に溶接等により取り付けられている。なお、シム板21には基板11および副板12と同様に締結ボルトのボルト挿通孔16、水孔17aおよび油孔18が形成されている。
【0014】
また、基板11の前記内周縁部Aは、ボルト挿通孔16近傍は薄肉部22とされると共に、各ボルト挿通孔16間は厚肉部23とされて燃焼室孔13の周方向に沿って板厚に変化が付けられており、また、前記内周縁部Aの薄肉部22部分の総板厚は前記中間部Bの総板厚より厚くなっている。
更に、フルビード14,15の各凹部14a,15aには、例えばフッ素ゴム、NBR、シリコンゴム等のゴム材料や樹脂材料等の弾性シール材24が充填されている。これらの凹部14a,15a内に充填される弾性シール材24の充填量は該凹部14a,15a内の容積と略同一とされて基板11および副板12の平坦面と略面一になっている。
【0015】
なお、基板11および副板12の外面側の前記フルビード14,15の凹部14a,15aを含む全面には、シリンダヘッドとシリンダブロックとの熱膨張差により起こるフレッチングを防止すべく、二流化モリブデン等の減摩剤が塗布されている。
また、基板11、副板12およびシム板21の全部又は一部には金属板の切断面を含む全面に金属メッキ処理又は樹脂メッキ処理が施されており、これにより、金属ガスケットの腐食を防止して長期にわたって良好なシール性能を確保するようにしている。
【0016】
そして、かかる構成の金属ガスケット10をシリンダブロック25とシリンダヘッド26との接合面間に介装して締結ボルトで締め付けると、フルビード14、フルビード15、フルビード19a、フルビード19bが板厚方向に圧縮変形し、締め付け終了時においては、最も板厚が厚い基板11の燃焼室孔13の内周縁部Aと他の部分との板厚差により該内周縁部Aに最も面圧が集中して最大荷重が作用し、これにより、前記内周縁部Aの最大面圧とフルビード(弾性シール材含む)14,15の反発力による三重シールがなされると共に、内周縁部Aおよび中間部Bのストッパー効果によりフルビード14の全屈が防止され、また、中間部Bのストッパー効果によりフルビード15、フルビード19a、フルビード19bの全屈が防止される。
【0017】
このとき、互いに隣り合う燃焼室孔13間の各内周縁部Aの間の空間には、図3に示すように、水通路27が形成されている。
ここで、水孔17bがフルビード14,15および燃焼室孔13側の切断端部の内側に位置しているため、前記水通路27が前記水孔17bに連通して該水通路27に冷却水が流れると共に、該冷却水がシリンダブロック25の接合面およびシリンダヘッド26側の基板11面に沿って流れ、これにより、高い熱負荷がかかるエンジンのボア(燃焼室孔13)近傍の冷却効果をより高めることができる。
【0018】
また、従来のように、シリンダブロック25のボア間に流通溝を形成する必要がないため、燃焼室孔13の厚肉の内周縁部Aによるシール面積が確保できると共に、前記流通溝の形成による剛性低下を回避することができるので、優れたシール性能を得ることができる。
更に、前記フルビード14,15の凹部14a,15a内に弾性シール材24を充填しているため、フルビード14,15の反発力と該フルビード14,15の凹部14a,15a内に充填された弾性シール材24の弾性反発力とが相乗して必要なシール圧力を容易に確保することができる。
【0019】
更に、フルビード14,15,19a,19bの各凹部には弾性シール材24が充填されているため、該凹部の幅内にある接合面の傷や鋳造の巣穴を弾性シール材24によって低面圧で良好にシールすることができる。
更に、弾性シール材24はフルビードで覆われた状態となるため、外部の環境に影響されず、この結果、劣化が防止されて長期にわたって安定したシール性能を確保することができる。
【0020】
更に、前記基板11の内周縁部Aは、ボルト挿通孔16近傍が薄肉部22とされると共に、各ボルト挿通孔16間が厚肉部23とされいるので、ボルト締結時における前記内周縁部Aの反発力が締め付け力の大きい締結ボルト近傍では弱く、締め付け力が比較的小さい各締結ボルト間では強くなり、この結果、前記内周縁部Aに作用する面圧を周方向に均等にすることができると共に、締結ボルトの軸力も軽減することができるのでエンジンの変形、特に低剛性エンジンの変形を良好に防止することかできる。
【0021】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、中間部Bにシム板21を介装した場合を例に採ったが、必ずしもこのようにする必要はなく、図4に示すように、中間部Bにシム板を介装せずに、フルビード15の外側位置で副板12を上方に折り返して内周縁部Aより薄い厚肉の外周縁部Cを形成するようにしてもよい。
【0022】
また、上記実施の形態では、前記水通路27の空間を大きして冷却効果をより高めるべく、基板11の燃焼室孔13側の端部を下方に二重に折り返して他の部分より厚い内周縁部Aとしているが、これに代えて、図5に示すように、基板11の燃焼室孔13側の端部を下方に一重或いは三重以上に折り返して他の部分より厚い内周縁部Aとしてもよい。
【0023】
更に、上記実施の形態では、基板11の燃焼室孔13側の端部を下方に折り返して他の部分より厚い内周縁部Aとしているが、これに代えて、図6に示すように、基板11の燃焼室孔13側の端部にリング状のシム板30を溶接等により取り付けて他の部分より厚い内周縁部Aとしてもよく、或いは、図7に示すように、基板11の燃焼室孔13側の端部を下方に一重以上に折り返して該折り返し部分にリング状のシム板40を内包して他の部分より厚い内周縁部Aとしてもよく、更に、図11に示すように、燃焼室孔13側の端部の折り返し部分に内包されるリング状のシム板100にフルビード100aやハーフビードを形成してもよい。
【0024】
更に、上記実施の形態では、基板11と副板12とを略同一板厚の金属板で形成した場合を例に採ったが、必ずしもこれに限定されず、図8に示すように、基板11より薄肉の副板12を用いてもよい。
更に、図9に示すように、基板11と副板12との間に他の副板50を介装して、該副板50の燃焼室孔13側の端部を副板12と揃えると共に、中間部Bの位置で副板40と副板12との間にシム板21を介装するようにしてもよい。この場合、副板40の中間部Bにはシム板21の板厚の1/2の段差42が設けられている。
【0025】
更に、上記実施の形態では、水通路27の冷却水をシリンダブロック25の接合面に沿って流して冷却効果を高めるべく、副板12の燃焼室孔13側の端部を切断して該端部を水孔17bの外側に配置しているが、必ずしもこのようにする必要はなく、副板12の燃焼室孔13側の端部を基板11の燃焼室孔13側の端部に揃えて、水通路27の冷却水を副板12の面に沿って流すようにしてもよい。この場合、副板12に切欠き43を設けることにより、上記実施の形態と同様に、水通路27の冷却水をシリンダブロック25の接合面に沿って流すことができる。
【0026】
更に、上記各実施の形態では、フルビード14,15の凹部内に弾性シール材24を金属板11,12の平坦面と略面一になるように充填しているが、これに代えて、図11に示すように、フルビード14,15の凹部内に該凹部内の容積と略同等の弾性シール材24を充填して、締結ボルトによる締め付け時に、凹部内の弾性シール材24が圧縮変形して金属板11,12の平坦面と略面一になるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、請求項1の発明では、互いに隣り合う燃焼室孔の内周縁部間に設けられた水通路を水孔に連通させて該水通路に冷却水を流すようにしているため、高い熱負荷がかかるエンジンのボア近傍の冷却効果をより高めることができる。
【0028】
また、従来のように、シリンダブロックのボア間に冷却水を流す流通溝を形成する必要がないため、燃焼室孔の内周縁部の厚肉部分によるシール面積が確保できると共に、前記流通溝の形成による剛性低下を回避することができるので、優れたシール性能を得ることができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明に加えて、水通路を流れる冷却水を直接接合面に沿って流すことができるので、前記冷却効果の更なる向上を図ることができる。
【0029】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明に加えて、前記内周縁部の総板厚を比較的面圧が高いボルト挿通孔近傍は薄く、比較的面圧が低いボルト挿通孔間は厚くしているので、締結ボルトで締結した際に前記内周縁部に作用する面圧を周方向に均等にすることができ、しかも、締結ボルトの軸力も軽減することができるのでエンジンの変形、特に低剛性エンジンの変形を良好に防止することかできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の形態の一例である金属ガスケットを説明するための平面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である金属ガスケットを説明するための説明的断面図である。
【符号の説明】
10…金属ガスケット
11…基板(金属板)
12…副板(金属板)
13…燃焼室孔
14,15…フルビード
16…ボルト挿通孔
17b…水孔
21…シム板(金属板)
24…シリンダヘッド
25…シリンダブロック
27…水通路
A…内周縁部

Claims (3)

  1. 金属板からなる基板に形成された複数の燃焼室孔と、該複数の前記燃焼室孔を囲うように設けられた第1のビードと、その第1のビードよりも外周の基板部分に配置された水孔とを備え、該燃焼室孔の内周縁部を厚くして他の部分との間に板厚差を設けることにより、シリンダヘッドとシリンダブロックとの接合面間に介装して締結ボルトで締め付ける際に前記燃焼室孔の内周縁部に面圧を集中させ、これにより、該内周縁部に最大荷重をかけて前記接合面間をシールするようにした金属ガスケットであって、
    前記水孔とは別に、前記第1のビードの内側であって互いに隣り合う前記燃焼室孔間の所定箇所に配置された第2の水孔を備え、
    互いに隣り合う前記燃焼室孔間において、その隣り合う燃焼室孔の各内周縁部の間に当該内周縁部よりも板厚が薄い基板部分を配置して、その隣り合う燃焼室孔間を当該燃焼室孔間の最も狭い部分を通過するように延びる空間を形成して水通路とし、その水通路を前記第2の水孔に連通させたことを特徴とする金属ガスケット。
  2. 少なくとも二枚の金属板を備え、各金属板の内の一枚の金属板の前記燃焼室孔の内周縁部を厚くして他の部分との間に板厚差を設けると共に、残る金属板の前記燃焼室孔側の端部を切断して該端部の内側に前記水孔を配置したことを特徴とする請求項1記載の金属ガスケット。
  3. 前記燃焼室孔の内周縁部の総板厚を前記締結ボルトのボルト挿通孔近傍は薄く、各ボルト挿通孔間は厚くして該燃焼室孔の周方向に沿って変化させたことを特徴とする請求項1又は2記載の金属ガスケット。
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