JP4121082B2 - アンテナ診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、通信やレーダ等に使用されるフェーズドアレーアンテナに適用され、フェーズドアレーアンテナを構成する素子アンテナの素子電界を測定するアンテナ診断装置に関する。
従来、ピックアップアンテナをフェーズドアレーアンテナの中に複数個組みこみ、各種の合成を行う構成にすることにより、どのような場所でも各素子アンテナの振幅及び位相を測定するものがあった(例えば特許文献1参照)。
またこの種のアンテナ装置において、各素子アンテナの設定位相を順次変化させ、全アレー合成出力の最大値と最小値の比およびその最大値を与える位相変化量を測定して各素子アンテナの振幅、位相を算出する方法があった(例えば特許文献2参照)。
特許第2560453号公報 特許第1553446号公報
以上のように構成された従来のアンテナ診断装置においては、切換器等により高周波信号の伝搬経路を切り替えたときの検波回路での受信電力値は系統ごとに必ずしも一致せず、異なった受信電力値となる。また検波回路の検波特性には、そのダイナミックレンジ内で最も良好な検波特性を持つ受信レベルが存在する。従って、切換器により伝搬経路を変えて測定すると、常に良好な検波状態で測定することができなくなる、言い換えれば、常に精度良い測定ができるとは限らないという問題があった。
またこれを回避するために、各ピックアップアンテナで得られた受信信号に合成、分配を行った出力系統ごとに検波回路を設けることも考えられる。しかしながら、検波回路の数が増えることにより装置が大型化するという問題があり、また出力系統ごとに検波回路のダイナミックレンジを調整する必要があるため設計・製造コストの増加につながるという問題があった。
さらに別の問題として、ピックアップアンテナから距離が離れた素子アンテナの素子電界振幅及び位相を測定する場合、検波回路における受信電力に比べて、当該素子アンテナの素子電界振幅値は極めて小さくなる。このため、当該素子アンテナの励振位相を360度回転させても受信電力の変化を検波することが困難となり、例えば上記特許第1553446号公報に記載されているような、各素子アンテナの設定位相を順次変化させ、全アレー合成出力の最大値と最小値の比およびその最大値を与える位相変化量を測定して各素子アンテナの振幅、位相を算出するといった方法による当該素子アンテナの素子電界振幅及び位相の測定が困難となるという問題があった。
この発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、検波系統が複数個ある場合においても各系統の受信電力値が同一となるような励振位相状態を各素子アンテナに設定することにより、全ての検波系統において精度の良い測定が可能(検波系統が1つでもより精度の良い測定が可能)なアンテナ診断装置を得ることを目的としている。
また、素子アンテナの素子電界振幅値が小さく従来の測定装置では当該素子アンテナの励振位相を360度回転させても受信電力の変化を検波することができなかったような場合においても、受信電力の変化を検波することのできるような励振位相状態を各素子アンテナに設定することにより、素子電界振幅値が小さい素子に関しても精度良く測定可能なアンテナ診断装置を得ることを目的としている。
上記の目的に鑑み、この発明は、複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテナにそれぞれ接続された移相器、上記各移相器の通過位相を制御する移相器制御回路、上記各移相器に接続された電力分配合成回路、上記電力分配合成回路に接続された第1の送信手段又は第1の検波手段、からなるフェーズドアレーアンテナにおいて、上記複数個の素子アンテナと共に上記フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた少なくとも1つのピックアップアンテナと、上記ピックアップアンテナに接続された第2の検波手段又は第2の送信手段と、上記移相器制御回路により上記各移相器の通過位相をそれぞれに360度回転させた時の上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を測定し、その変化から該移相器に接続された上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段と、上記測定された素子アンテナの素子電界の振幅及び位相と外部からの所望の受信電力に基づき、上記第1の検波手段又は第2の検波手段での受信電力と上記所望の受信電力との差が最小になるように上記移相器制御回路から上記各素子アンテナに接続されたそれぞれの移相器に与える最適励振位相を決定する手段と、を備えたことを特徴とするアンテナ診断装置にある。
この発明では、検波系統が複数個ある場合においても各系統の受信電力値が同一となるような励振位相状態を各素子アンテナに設定することにより、全ての検波系統において精度の良い測定が可能となる。
また素子アンテナの素子電界振幅値が小さい場合にも、各素子アンテナへの励振位相状態の設定の仕方により受信電力の変化を検波することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図において、フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた複数の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)には移相器2−n(n=1、2、.....、N)がそれぞれに接続され、さらにこれらが電力分配合成回路3(素子アンテナ1−n方向には分配、送信機5方向には合成を行う)に接続されている。移相器制御回路4は移相器2−n(n=1、2、.....、N)の通過位相を制御する。そして電力分配合成回路3には送信機5が接続されている。フェーズドアレーアンテナ開口上にはさらにピックアップアンテナ6a〜6dが設けられ、これらには検波回路7a〜7d、さらに上述の例えば特許文献2に記載された、各素子アンテナの設定位相を順次変化させ、全アレー合成出力の最大値と最小値の比およびその最大値を与える位相変化量を測定して各素子アンテナの振幅、位相を算出する方法により各素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)の素子電界振幅及び位相を測定する素子電界演算回路8a〜8dがそれぞれ接続されている。受信電力指示回路9は検波回路7a〜7bの受信電力の所望値を指示するものである。最適位相演算回路10は、受信電力指示回路9により指示される電力値と検波回路7a〜7bそれぞれの受信電力との差が最小になるような素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)の励振位相を求める演算回路である。すなわち最適位相演算回路10は、以下の(1)式を最小とするような素子アンテナの励振位相φinを求めるものであり、ここでは例えば共役勾配法により励振位相φinを求めるものとする。
Figure 0004121082
(1)式において、iは上記検波回路7a〜7d(又はピックアップアンテナ6a〜6d)の番号を表し、本実施の形態ではi=a〜dである。nは上記素子アンテナの番号を表し、本実施の形態ではn=1、2、3.....、Nである。Sinは検波回路7i(i=a〜d)における素子アンテナnの素子電界振幅値、φinは上記検波回路7i(i=a〜d)における素子アンテナn(n=1、2、3.....、N)の素子電界位相値を表している。また、Pgoalは、受信電力指示回路9により指示される所望の受信電力値である。
以上のように構成された実施の形態1のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信され、検波回路7a〜7dにより受信電力が検波される。
このため、移相器制御回路4によってあるひとつの素子アンテナの励振位相を360度回転させたときの受信電力の変化は検波回路7a〜7dで検波され、さらにこの受信電力の変化を素子電界演算回路8a〜8dにより演算処理することにより、検波回路7a〜7dにおける当該素子アンテナの素子電界振幅及び位相が測定される。この手続きを全ての素子アンテナに対し繰り返すことにより、検波回路7a〜7dにおける全ての素子アンテナの素子電界振幅及び位相が測定される。この一連の測定手続きを手続きAとする。
手続きAにより測定された素子アンテナの素子電界振幅及び位相を(1)式中のSin、φin(i=a〜d、n=1、2、.....、N)に代入すれば、所望の受信電力Pgoalと検波回路7a〜7bそれぞれの受信電力との差が最小になるような素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)の最適励振位相を最適位相演算回路10により求めることができる。このようにして求めた素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)の最適励振位相をΦn(n=1、2、.....、N)とする。
従って、上記最適励振位相Φn(n=1、2、.....、N)を各移相器2−n(n=1、2、.....、N)に設定することにより、検波回路7a〜7bそれぞれの受信電力は所望の受信電力Pgoalに概ね等しくなる。この所望の受信電力Pgoalを、検波回路7a〜7dのダイナミックレンジ内で最も良好な検波特性の得られる受信電力値に選択することにより、すべての検波回路7a〜7dにおいて検波精度を向上できるという効果がある。また、上記最適励振位相Φn(n=1、2、.....、N)を設定した後、上記手続きAを再度行うことにより、すべての検波回路7a〜7dにおける各素子アンテナの素子電界振幅及び位相の測定精度を向上できるという効果がある。さらに、最適励振位相Φn(n=1、2、.....、N)は再計算可能であるため、温度変化や経年変化により各機器の特性に変化が生じた場合においても、すべての検波回路7a〜7dの検波精度を維持できるという効果がある。加えて、素子電界の振幅が小さく上記手続きAにおける受信電力の変化が十分に検波できない場合には、上記所望の受信電力Pgoalをこの素子電界の振幅と同等な値に設定することにより、上記手続きAにおいて、十分な受信電力の変化を検波できるという効果がある。
なお、図1の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図7に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dに送信機5a〜5dを接続し、送信機5a〜5dから送信された高周波信号をピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成し、検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行うようにしてもよい。この時、iは上記送信機5a〜5d(又はピックアップアンテナ6a〜6d)の番号を表し、送信機5a〜5dからそれぞれに送信しこれを検波回路7aで受ける。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図2において上記実施の形態のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図2ではピックアップアンテナ6a〜6dが電力分配合成回路11に接続され、さらにこの電力分配合成回路11に一対の検波回路7a、素子電界演算回路8aが接続されている。
以上のように構成された実施の形態2のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信された後、電力分配合成回路11により合成され、検波回路7aにより受信電力が検波される。
従って、受信電力指示回路9より指示される受信電力Pgoalを、検波回路7aのダイナミックレンジ内で最も良好な検波特性の得られる受信電力値に選択することにより、上記実施の形態1と同様に検波回路7aにおいて検波精度を向上できるという効果がある。また、上記最適励振位相Φn(n=1、2、.....、N)を設定した後、上記手続きAを再度行うことにより、検波回路7aにおける各素子アンテナの素子電界振幅及び位相の測定精度を向上できるという効果がある。さらに、最適励振位相Φn(n=1、2、.....、N)は再計算可能であるため、温度変化や経年変化により各機器の特性に変化が生じた場合においても、検波回路7aの検波精度を維持できるという効果がある。加えて、複数個のピックアップアンテナ6a〜6bで受信した電力を電力分配合成回路11で合成しているため、検波回路7aにおける各素子アンテナの素子電界振幅の差を小さくできる。従って、手続きAによる素子アンテナの振幅及び位相測定精度を、全ての素子アンテナに対し向上できるという効果がある。さらに加えて、素子電界の振幅が小さく上記手続きAにおける受信電力の変化が十分に検波できない場合には、上記所望の受信電力Pgoalをこの素子電界の振幅と同等な値に設定することにより、上記手続きAにおいて、十分な受信電力の変化を検波できるという効果がある。
なお、図2の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図8に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dに電力分配合成回路11を介して送信機5aを接続し、送信機5aから送信された高周波信号を電力分配合成回路11を介してピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成し、検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行うようにしてもよい。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図3において上記各実施の形態のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図3ではピックアップアンテナ6a〜6dと検波回路7a〜7dとの間に入力端子及び出力端子をそれぞれ複数有するマトリクス給電回路12が挿入されており、ここでは例えばバトラーマトリクスとする。
以上のように構成された実施の形態3のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信された後、マトリクス給電回路12により一旦合成された後再分配され、検波回路7a〜7dにより受信電力が検波される。なおマトリクス給電回路12は移送器の代わりをするもので、電気長を変化させる代わりに複数のピックアップアンテナ6a〜6dからの信号の電気長の異なる組み合わせの合成を出力するものである。
従って、上記実施の形態1と同様の効果を得る。また、複数個のピックアップアンテナ6a〜6bで受信した電力をマトリクス給電回路12で一旦合成した後、再度分配し検波回路7a〜7dに出力しているため、各検波回路間及び各素子アンテナ間の素子電界振幅の差を小さくできる。従って、手続きAによる素子アンテナの振幅及び位相測定精度を、全ての素子アンテナに対し向上できるという効果がある。加えて、検波回路7a〜7dはお互いを冗長系とすることができるという効果がある。
なお、図3の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図9に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dにマトリクス給電回路12を介して送信機5a〜5dを接続し、送信機5a〜5dからマトリクス給電回路12を介して送信された高周波信号をピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成し、検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行うようにしてもよい。
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図4において上記各実施の形態のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図4では図3の装置において、高周波信号の伝搬経路を切り替えるスイッチ13を設け、一対の検波回路7a、素子電界演算回路8aとしている。
以上のように構成された実施の形態4のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信された後、マトリクス給電回路12により一旦合成された後、再分配され、スイッチ13を介し、検波回路7aにより受信電力が検波される。
従って、上記実施の形態3と同様の効果を得る。加えて、スイッチ13により順次伝搬経路を切り替えることができるので、一つの検波回路により構成でき、測定装置を簡略化できるという効果がある。
なお、図4の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図10に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dにマトリクス給電回路12を介しかつスイッチ13で経路を切り替えて送信機5aを接続し、送信機5aから送信された高周波信号をスイッチ13、マトリクス給電回路12を介してピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成し、検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行うようにしてもよい。
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図5において上記各実施の形態のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図5ではピックアップアンテナ6a〜6dと検波回路7a〜7dとの間に増幅器14a〜14dが挿入され、さらにこれらの増幅器14a〜14dの利得を変える増幅器利得制御回路15が接続されている。増幅器利得制御回路15には受信電力指示回路9が接続されている。
以上のように構成された実施の形態5のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信された後、増幅器14a〜14dにより増幅され、検波回路7a〜7dにより受信電力が検波される。
従って、上記実施の形態1と同様の効果を得る。加えて、増幅器利得制御回路15により増幅器14a〜14dの利得を調整することができるので、上記(1)式のPgoalの設定値にかかわらず、検波回路7a〜7bにおける受信電力値を一定に保つことができる、すなわち測定精度を一定に保つことができるという効果がある。
なお、図5の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図11に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dに送信機5a〜5dを接続し、また電力分配合成回路3と検波回路7aとの間に増幅器14aを挿入してこれに増幅器利得制御回路15を接続し、送信機5a〜5dから送信された高周波信号をピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成しさらに増幅器14aにより所望の増幅を行って検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行うようにしてもよい。
また、上記増幅器およびその増幅器利得制御回路は上記各実施の形態においても適用可能であり、同様な効果を奏する。
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。図6において上記実施の形態のものと同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明を省略する。図6ではピックアップアンテナ6a〜6dが電力分配合成回路11に接続され、さらに素子電界演算回路8aと最適位相演算回路10の間に励振位相を初期状態に固定する素子アンテナを選択する手段である素子アンテナ選択回路16が接続されている。
以上のように構成された実施の形態6のアンテナ診断装置においては、送信機5から送信された高周波信号は、電力分配合成回路3により分配され、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えられた後、素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)から空間に放射される。この放射された高周波信号はピックアップアンテナ6a〜6dによりそれぞれ受信された後、電力分配合成回路11により合成され、検波回路7aにより受信電力が検波される。
従って、上記実施の形態2と同様の効果を得る。加えて、素子アンテナ選択回路16を備えているので、最適位相演算回路10により所望の受信電力Pgoalと検波回路7aの受信電力との差が最小になるような最適励振位相を求める際に、素子アンテナ選択回路16により選択された素子アンテナの励振位相を初期状態に固定し、それ以外の素子アンテナに対し最適励振位相を求めるようにすることができる。すなわち、素子アンテナ選択回路16により選択された素子アンテナ以外の素子アンテナの励振位相を変えることによって、検波回路7aの受信電力を所望の受信電力Pgoalに近づけることができる。従って、移相器2−n(n=1、2、.....、N)の通過特性に誤差がある場合、この誤差の影響を低減することができ、検波回路7aの受信電力と所望の受信電力Pgoalとの差が、実施の形態2よりも小さくなるという効果がある。
なお、図6の素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)とピックアップアンテナ6a〜6dとの送信と受信との立場を入れ替えて、例えば図12に示すように、各ピックアップアンテナ6a〜6dに電力分配合成回路11を介して送信機5aを接続し、送信機5aから送信された高周波信号を電力分配合成回路11を介してピックアップアンテナ6a〜6dから空間に放射し、この放射された高周波信号を素子アンテナ1−n(n=1、2、.....、N)によりそれぞれ受信し、移相器2−n(n=1、2、.....、N)により適当な励振位相を与えた後、電力分配合成回路3により合成し、検波回路7aにより受信電力を検波、素子電界演算回路8aで電界演算(測定)を行い、この素子電界演算回路8aと最適位相演算回路10の間に励振位相を初期状態に固定する素子アンテナを選択する手段である素子アンテナ選択回路16を挿入するようにしてもよい。
また、上記素子アンテナ選択回路は上記各実施の形態においても適用可能であり、同様な効果を奏する。
実施の形態7.
なお上記実施の形態3及び4では、マトリクス給電回路12として、例えばバトラーマトリクスを用いたが、これに変わり、ブランチライン回路、ラットレース回路、あるいはこれらが従属して接続された回路等を用いた場合も同様の効果を得る。
実施の形態8.
また、上記実施の形態1〜7では、最適位相演算回路10において、所望の受信電力Pgoalと検波回路7aの受信電力との差が最小になるような最適励振位相を求める手段として、例えば共役勾配法によるものを用いたが、これの代わりにシミュレーテッドアニーリング法、遺伝的アルゴリズム、等の非線形最適化手法を用いた場合においても同様の効果を得る。
なおこの発明は上記各実施の形態に限定されるものではく、これらの可能な組み合わせを含むことは言うまでもない。
この発明よるアンテナ診断装置はいかなる分野におけるフェーズドアレーアンテナについても適用可能であり、フェーズドアレーアンテナの素子アンテナの素子電界の振幅及び位相をより精度良く測定することができる。
この発明の実施の形態1によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6によるアンテナ診断装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6によるアンテナ診断装置の変形例の構成を示す図である。
符号の説明
1−1〜1−N 素子アンテナ、2−1〜2−N 移相器、3,11 電力分配合成回路、4 移相器制御回路、5a〜5d 送信機、6a〜6d ピックアップアンテナ、7a〜7b 検波回路、8a〜8d 素子電界演算回路、9 受信電力指示回路、10 最適位相演算回路、12 マトリクス給電回路、13 スイッチ、14a〜14d 増幅器、15 増幅器利得制御回路、16 素子アンテナ選択回路。

Claims (11)

  1. 複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテナにそれぞれ接続された移相器、上記各移相器の通過位相を制御する移相器制御回路、上記各移相器に接続された電力分配合成回路、上記電力分配合成回路に接続された第1の送信手段又は第1の検波手段、からなるフェーズドアレーアンテナにおいて、
    上記複数個の素子アンテナと共に上記フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた少なくとも1つのピックアップアンテナと、
    上記ピックアップアンテナに接続された第2の検波手段又は第2の送信手段と、
    上記移相器制御回路により上記各移相器の通過位相をそれぞれに360度回転させた時の上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を測定し、その変化から該移相器に接続された上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段と、
    上記測定された素子アンテナの素子電界の振幅及び位相と外部からの所望の受信電力に基づき、上記第1の検波手段又は第2の検波手段での受信電力と上記所望の受信電力との差が最小になるように上記移相器制御回路から上記各素子アンテナに接続されたそれぞれの移相器に与える最適励振位相を決定する手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ診断装置。
  2. 複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテナにそれぞれ接続された移相器、上記各移相器の通過位相を制御する移相器制御回路、上記各移相器に接続された第1の電力分配合成回路、上記第1の電力分配合成回路に接続された第1の送信手段又は第1の検波手段、からなるフェーズドアレーアンテナにおいて、
    上記複数個の素子アンテナと共に上記フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた複数のピックアップアンテナと、
    上記複数のピックアップアンテナに接続された第2の電力分配合成回路と、
    上記第2の電力分配合成回路に接続された第2の検波手段又は第2の送信手段と、
    上記移相器制御回路により上記各移相器の通過位相をそれぞれに360度回転させた時の上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を測定し、その変化から該移相器に接続された上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段と、
    上記測定された素子アンテナの素子電界の振幅及び位相と外部からの所望の受信電力に基づき、上記第1の検波手段又は第2の検波手段での受信電力と上記所望の受信電力との差が最小になるように上記移相器制御回路から上記各素子アンテナに接続されたそれぞれの移相器に与える最適励振位相を決定する手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ診断装置。
  3. 複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテナにそれぞれ接続された移相器、上記移相器の通過位相を制御する移相器制御回路、上記各移相器に接続された第1の電力分配合成回路、上記第1の電力分配合成回路に接続された第1の送信手段又は第1の検波手段、からなるフェーズドアレーアンテナにおいて、
    上記複数個の素子アンテナと共に上記フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた複数のピックアップアンテナと、
    上記複数のピックアップアンテナに接続され入力端子及び出力端子をそれぞれ複数有するマトリクス給電回路と、
    上記マトリクス給電回路に接続された複数の検波系統を有する第2の検波手段又は複数の送信系統を有する第2の送信手段と、
    上記移相器制御回路により上記各移相器の通過位相をそれぞれに360度回転させた時の上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を測定し、その変化から該移相器に接続された上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段と、
    上記測定された素子アンテナの素子電界の振幅及び位相と外部からの所望の受信電力に基づき、上記第1の検波手段又は第2の検波手段での受信電力と上記所望の受信電力との差が最小になるように上記移相器制御回路から上記各素子アンテナに接続されたそれぞれの移相器に与える最適励振位相を決定する手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ診断装置。
  4. 複数個の素子アンテナ、上記各素子アンテナにそれぞれ接続された移相器、上記移相器の通過位相を制御する移相器制御回路、上記各移相器に接続された第1の電力分配合成回路、上記第1の電力分配合成回路に接続された第1の送信手段又は第1の検波手段、からなるフェーズドアレーアンテナにおいて、
    上記複数個の素子アンテナと共に上記フェーズドアレーアンテナ開口上に設けられた複数のピックアップアンテナと、
    上記複数のピックアップアンテナに接続され入力端子及び出力端子をそれぞれ複数有するマトリクス給電回路と、
    上記マトリクス給電回路に接続されたスイッチと、
    上記スイッチに接続された第2の検波手段又は第2の送信手段と、
    上記移相器制御回路により上記各移相器の通過位相をそれぞれに360度回転させた時の上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を測定し、その変化から該移相器に接続された上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段と、
    上記測定された素子アンテナの素子電界の振幅及び位相と外部からの所望の受信電力に基づき、上記第1の検波手段又は第2の検波手段での受信電力と上記所望の受信電力との差が最小になるように上記移相器制御回路から上記各素子アンテナに接続されたそれぞれの移相器に与える最適励振位相を決定する手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ診断装置。
  5. 上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力を増幅する増幅手段と、上記増幅手段の利得を調整する手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
  6. 上記第1の検波手段又は第2の検波手段の受信電力と所望の受信電力との差が最小になるような最適励振位相を求める対象となる素子アンテナを選択する手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
  7. 上記マトリクス給電回路として、バトラーマトリクス、ブランチライン回路、ラットレース回路のいずれか1つを用いることを特徴とする請求項3又は4に記載のアンテナ診断装置。
  8. 上記最適励振位相を決定する手段が、共役勾配法、シミュレーテッドアニーリング法および遺伝的アルゴリズムのいずれか1つを用いることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
  9. 上記最適励振位相を決定する手段が、共役勾配法により下記の式を最小とするような素子アンテナの励振位相φinを求める
    Figure 0004121082
    但し、iは検波手段がピックアップアンテナ毎に接続された複数の検波回路を含む場合の検波回路の番号、nは素子アンテナの番号、Sinとφinは第1の検波手段又は第2の検波手段で測定される素子アンテナのそれぞれ素子電界振幅値と素子電界位相値、Pgoalは外部からの所望の受信電力
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
  10. 上記最適励振位相を決定する手段が、外部からの所望の受信電力の値を測定する素子電界の振幅のレンジに合わせることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
  11. 上記素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を測定する手段が、上記移相器の通過位相を上記最適励振位相を決定する手段で決定された最適励振位相に設定して素子アンテナの素子電界の振幅及び位相を再度測定することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のアンテナ診断装置。
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