JP4118639B2 - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4118639B2
JP4118639B2 JP2002269837A JP2002269837A JP4118639B2 JP 4118639 B2 JP4118639 B2 JP 4118639B2 JP 2002269837 A JP2002269837 A JP 2002269837A JP 2002269837 A JP2002269837 A JP 2002269837A JP 4118639 B2 JP4118639 B2 JP 4118639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
code
file data
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002269837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004110253A (ja
Inventor
博之 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002269837A priority Critical patent/JP4118639B2/ja
Publication of JP2004110253A publication Critical patent/JP2004110253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4118639B2 publication Critical patent/JP4118639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファイル管理装置に関し、詳細には、ファイルデータを暗号化するとともに、マシンコードを付与して管理し、ファイルデータの管理上のセキュリティを向上させたファイル管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置の発達に伴って、文書、画像等のファイルは、電子化されて、保存されるようになってきており、電子化された文書ファイルには、機密を要するファイルもある。
【0003】
そこで、電子化された文書ファイル(電子文書ファイル)のセキュリティをいかに確保するかが重要な問題となっているが、従来、電子化された文書ファイルのデータを暗号化することで、セキュリティを確保しようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、電子文書ファイルのセキュリティ管理を向上させる上で改良の必要があった。
【0005】
すなわち、従来の文書管理は、単に電子文書ファイルを暗号化することで、セキュリティを行っていたため、暗号が解読されると、全ての電子文書ファイルが漏洩することとなり、電子文書ファイルのセキュリティを確保する上で、改良の必要があった。
【0006】
そこで、請求項1記載の発明は、ファイルデータが不正に取り出された場合にも解析不可能とするとともに、例え、記憶手段のマシン間での入れ換え等が行われた場合にも、ファイルデータへのデータアクセスを不可能にして、記憶手段に格納されているファイルデータが不正に取り出されることを防止し、セキュリティ性の良好なファイル管理装置を提供することを目的としている。
【0007】
さらに、マシンコードを分かりにくくして、ファイルデータの不正な取り出しをより一層効果的に防止し、セキュリティ性のより一層良好なファイル管理装置を提供することを目的としている。
【0008】
請求項記載の発明は、さらに、ファイル管理装置を利用する利用者間でのセキュリティ性を向上させ、セキュリティ性のより一層良好なファイル管理装置を提供することを目的としている。
【0009】
請求項記載の発明は、さらに、ネットワークを利用したファイル管理装置の利用を可能とするとともに、ファイル管理装置の利用性を向上させ、ファイルデータのセキュリティ性の良好なファイル管理装置を提供することを目的としている。
【0010】
請求項記載の発明は、さらに、記憶手段の不正な取り外しを防止するとともに、不正に取り外されてもファイルデータが解析されることを防止し、セキュリティ性のより一層良好なファイル管理装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のファイル管理装置は、各種データをデジタルのファイルデータとして記憶手段に格納して管理するファイル管理装置において、変更可能なランダムコードデータを含むマシンコードを記憶するマシンコード記憶手段と、管理対象のファイルデータを暗号化すると共に、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードをそのファイルデータに付加して上記記憶手段に記憶させるファイル格納手段と、所定のタイミングで上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードのうちランダムコードデータをランダムに変更する第1のコード書換手段と、その手段が上記ランダムコードデータの変更を行った場合に、上記マシンコードを付加して上記記憶手段に記憶させた全てのファイルデータについて、そのファイルデータに付加されているマシンコードのうちラン ダムコードデータを新しいランダムコードデータに書き換えて再び上記記憶手段に記憶させる第2のコード書換手段と、上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、そのファイルデータに付加されているマシンコードと、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードとを照合し、これらが一致した場合にファイルデータの出力を許可する出力制御手段とを設けたことにより、上記目的を達成している。
【0012】
上記構成によれば、各種データをデジタルのファイルデータとして記憶手段に格納して管理するに際して、変更可能なランダムコードデータを含むマシンコードを記憶するマシンコード記憶手段と、管理対象のファイルデータを暗号化すると共に、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードをそのファイルデータに付加して上記記憶手段に記憶させるファイル格納手段と、所定のタイミングで上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードのうちランダムコードデータをランダムに変更する第1のコード書換手段と、その手段が上記ランダムコードデータの変更を行った場合に、上記マシンコードを付加して上記記憶手段に記憶させた全てのファイルデータについて、そのファイルデータに付加されているマシンコードのうちランダムコードデータを新しいランダムコードデータに書き換えて再び上記記憶手段に記憶させる第2のコード書換手段と、上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、そのファイルデータに付加されているマシンコードと、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードとを照合し、これらが一致した場合にファイルデータの出力を許可する出力制御手段とを設けたので、暗号化することでファイルデータが不正に取り出された場合にも解析不可能とすることができるとともに、例え、記憶手段のマシン間での入れ換え等が行われた場合にも、ファイルデータへのデータアクセスを不可能にして、記憶手段に格納されているファイルデータが不正に取り出されることを防止することができ、セキュリティ性を向上させることができる。さらに、マシンコードを分かりにくくして、ファイルデータの不正な取り出しをより一層効果的に防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることもできる。
【0013】
【0014】
【0015】
また、例えば、請求項に記載するように、上記ファイル管理装置は、上記ファイル格納手段に、ファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータの利用者の付与した所定の識別コードをファイルデータ毎付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、上記識別コードの入力を受け付ける識別コード受付手段を設け、上記出力制御手段を、上記マシンコードの一致に加え、上記識別コード受付手段が受け付けた識別コードと出力しようとするファイルデータに付加されている識別コードとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としてもよい
【0016】
上記構成によれば、上記ファイル格納手段に、ファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータの利用者の付与した所定の識別コードをファイルデータ毎付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、上記識別コードの入力を受け付ける識別コード受付手段を設け、上記出力制御手段を、上記マシンコードの一致に加え、上記識別コード受付手段が受け付けた識別コードと出力しようとするファイルデータに付加されている識別コードとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としているので、ファイル管理装置を利用する利用者間でのセキュリティ性を向上させることができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0017】
さらに、例えば、請求項に記載するように、上記ファイル管理装置、複数の情報端末の接続されているネットワークに接続されたものとし上記ファイル格納手段に、上記 情報端末から入力されるファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータに、その情報端末のIPアドレスを付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記出力制御手段を、上記マシンコード及び/又は識別コードの一致に加え、ファイルデータの出力を要求してきた情報端末のIPアドレスと出力しようとするファイルデータに付加されているIPアドレスとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としてもよい
【0018】
上記構成によれば、上記ファイル管理装置、複数の情報端末の接続されているネットワークに接続されたものとし上記ファイル格納手段に、上記情報端末から入力されるファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータに、その情報端末のIPアドレスを付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記出力制御手段を、上記マシンコード及び/又は識別コードの一致に加え、ファイルデータの出力を要求してきた情報端末のIPアドレスと出力しようとするファイルデータに付加されているIPアドレスとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としているので、ネットワークを利用したファイル管理装置の利用を可能とすることができるとともに、ファイル毎に特定の情報端末毎にファイルデータの取り出しを管理することができ、ファイル管理装置の利用性を向上させることができるとともに、ファイルデータのセキュリティ性を向上させることができる。
【0019】
さらに、例えば、請求項に記載するように、上記ファイル管理装置は、当該ファイル管理装置の電源がオフの状態のときにも前記記憶手段の取り外しを事前に感知する感知手段と、当該感知手段が前記記憶手段の取り外しを事前に感知すると、当該記憶手段に格納されている前記ファイルデータを消去する消去手段と、をさらに備えているものであってもよい。
【0020】
上記構成によれば、ファイル管理装置の電源がオフの状態のときにも記憶手段の取り外しを事前に感知する感知手段が、記憶手段の取り外しを事前に感知すると、当該記憶手段に格納されているファイルデータを消去手段で消去するので、記憶手段の不正な取り外しを防止することができるとともに、不正に取り外されてもファイルデータが解析されることを防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0022】
図1〜図6は、本発明のファイル管理装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファイル管理装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置1の要部ブロック構成図である。
【0023】
図1において、デジタル複写装置1は、メイン制御部2、スキャナユニット3、書込ユニット4、操作部5、暗号復号部6、大容量記憶部7及びLANI/F部8等を備えており、太線矢印は、画像信号の流れを示し、また、細線矢印は、制御信号の流れを示している。
【0024】
メイン制御部2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM等で構成され、ROM内のプログラムに基づいてデジタル複写装置1の各部を制御して、デジタル複写装置1としての基本処理を行うとともに、後述するファイル管理処理を実行する。
【0025】
スキャナユニット3は、メイン制御部2の制御下で、原稿を主走査及び副走査して、当該原稿を読み取り、原稿のデータをメイン制御部2に出力する。
【0026】
書込ユニット4は、メイン制御部2の制御下で動作して、メイン制御部2から渡されるデータに基づいて、所定の画像形成方式、例えば、電子写真方式で、当該データを記録紙に記録出力する。
【0027】
操作部5は、各種操作キー5a及び表示部等を備え、操作キー5aからデジタル複写装置1に動作させる各種命令等、特に、ファイル管理機能の選択の要求及びファイル管理用のパスワード等が入力操作され、また、表示部には、操作キー5aから入力操作された操作内容やデジタル複写装置1からオペレータに通知する各種情報を表示する。
【0028】
暗号復号部6は、メイン制御部2から渡されるデータを所定の暗号方式で暗号化して、大容量記憶部7に渡し、また、大容量記憶部7から読み取った暗号化されたデータを当該データの暗号化方式で復号して、メイン制御部2に渡す。暗号復号部6には、データがメイン制御部2から渡される際に、メイン制御部2によりデジタル複写装置1のマシンコード、操作部5で入力されたファイル名とパスワード及び必要なIPアドレスが当該データに付加された状態で渡され、暗号復号部6は、データのみを暗号化し、データに付加されているマシンコード、ファイル名、パスワード及びIPアドレスについては暗号化することなく、大容量記憶部7に渡す。
【0029】
大容量記憶部(記憶手段)7は、例えば、ハードディスク等で構成され、メイン制御部2の管理下で、暗号復号部6から渡されるデータ等を登録して保存する。
【0030】
LANI/F部8には、ホスト装置10の接続されているLAN11が接続されており、ホスト装置10は、LAN11及びLANI/F部8を介してデジタル複写装置1との間でデータの授受を行って、デジタル複写装置1の機能を利用することができる。
【0031】
上記暗号復号部6は、図2に示すように、暗号復号回路21、識別照合回路22、異常監視回路23、データバッファ24及びアドレスバッファ25等を備えており、暗号復号回路21は、暗号化回路21aと復号化回路21bを備え、識別照合回路22は、2個のパスワードレジスタ22a、22bと2個のマシンコードレジスタ22c、22dを備えている。また、メイン制御部2は、データメモリ31、パスワードレジスタ32、マシンコードレジスタ33、前回マシンコードレジスタ34及びアドレスレジスタ35等を備えている。なお、図2において、太線矢印は、バス信号の流れを示しており、細線矢印は、制御信号の流れを示している。
【0032】
異常監視回路23は、2次電池41でバックアップされており、異常監視回路23には、大容量記憶部7の不正な取り外しを監視する異常感知センサ42から異常検出信号が入力される。
【0033】
暗号復号回路21は、データバッファ24を介してデータを授受して、大容量記憶部7に格納するデータのうち、ファイルデータのみを暗号化回路21aで暗号化し、また、復号化回路21bで復号化し、IPアドレス、マシンコードデータ及びファイル名とパスワードについては暗号化せずに、データバッファ24を介して大容量記憶部7に渡す。識別照合回路22は、データバッファ24を介して大容量記憶部7に保存されているファイルに付加されているパスワードとマシンコードをパスワードレジスタ22aとマシンコードレジスタ22cに取り込むとともに、メイン制御部2のパスワードレジスタ32とマシンコードレジスタ33または必要に応じて前回マシンコードレジスタ34から以前のマシンコードを取り込んで、パスワードの比較変更、マシンコードの比較及びIPアドレスの比較を行う。
【0034】
メイン制御部2のパスワードレジスタ32には、操作部5から入力されたパスワードが保存される。
【0035】
そして、マシンコードは、特定のデータ長に機械固有の固有コードデータとランダム変換するランダム変換コードデータが入っており、ランダム変換コードデータは、所定タイミング、例えば、デジタル複写装置1のメイン電源スイッチがオンされる毎に書き換えられる。
【0036】
メイン制御部2は、ランダム変換コードデータの書き換わったマシンコードを、マシンコードレジスタ33に格納し、ランダム変換コードデータの書き換えられる前の複数回分のマシンコードを、前回マシンコードレジスタ34に格納する。
【0037】
そして、メイン制御部2は、マシンコードのランダム変換コードデータが書き換わると、既に大容量記憶部7に保存されている全てのファイルに対して、当該ファイルのランダム変換コードデータのみを、書き換わった新しいランダム変換コードデータに変換し、大容量記憶部7に再びファイル登録する。
【0038】
次に、本実施の形態の作用を説明する。本実施の形態のデジタル複写装置1は、ファイルデータを暗号化するとともに、パスワードとマシンコード及び必要なIPアドレスをファイルデータに付加して、管理する。
【0039】
すなわち、デジタル複写装置1は、図3に示すように、ユーザが操作部5からキー入力によりメイン制御部2にファイル管理機能の選択の要求が行われると(ステップS101)、メイン制御部2は、ユーザのファイル管理機能の要求がデータ保存であるかチェックし(ステップS102)、データ保存であるときには、スキャナユニット3の駆動を開始して、スキャナユニット3に原稿の読取(スキャン)を開始させる(ステップS103)。
【0040】
メイン制御部2は、スキャナユニット3による原稿のスキャンが完了したかチェックし(ステップS104)、原稿が複数枚あって、原稿のスキャンが完了していないときには、ステップS103に戻って、スキャナユニット3による原稿のスキャンを継続する(ステップS103、S104)。
【0041】
ステップS104で、スキャナユニット3による原稿のスキャンが完了すると、メイン制御部2は、操作部5の表示部にファイル名の入力及びパスワードの入力を要求する表示を行って、ファイル名が入力され(ステップS105)、パスワードが入力されると(ステップS106)、スキャナユニット3のスキャンした原稿のデータを暗号復号部6に転送して、暗号復号部6で暗号化させる(ステップS107)。そして、メイン制御部2は、暗号復号部6で暗号化されたファイルデータに、上記入力されたファイル名を付与するとともに、入力されたパスワードとマシンコードレジスタ33に格納されているマシンコード(固有コードデータとランダム変換コードデータ)を当該ファイルデータに付加して大容量記憶部7に保存させる(ステップS108)。
【0042】
また、メイン制御部2は、ステップS102で、ユーザのファイル管理機能の選択がデータ保存ではなくデータ出力であると、データ出力モードにモードを移行し(ステップS109)、ユーザが操作部5でファイル選択すると(ステップS110)、暗号復号部6の識別照合回路22に、当該選択されたファイルに付加されているマシンコードと、メイン制御部2のマシンコードレジスタ33に格納されているマシンコードと、を照合させて、その照合結果がOKであるかチェックする(ステップS111)。なお、上記ファイルの選択では、メイン制御部2は、大容量記憶部7に格納されているファイルのファイル名を取得して、操作部5の表示部に当該ファイル名を表示し、ユーザがこの操作部5の表示部に表示されるファイル名に基づいて選択するようにしてもよい。
【0043】
ステップS111で、識別照合回路22でのマシンコードの照合結果がOKのときには、メイン制御部2は、操作部5の表示部にパスワードの入力を求める表示を行って、当該表示に応じてユーザがパスワードを入力すると(ステップS112)、当該入力されたパスワードをパスワードレジスタ32を介して識別照合回路22のパスワードレジスタ22bに渡すとともに、上記指定されたファイルに付加されているパスワードをパスワードレジスタ22aに転送して、ファイルのパスワードと入力されたパスワードを照合して一致するか(OKか)を暗号復号部6の識別照合回路22にチェックさせる(ステップS113)。
【0044】
ステップS113で、パスワードの照合結果がOKでないときには、メイン制御部2は、ステップS110に戻って、ファイル選択処理から上記同様に処理し(ステップS110〜S113)、パスワードの照合結果がOKであると、大容量記憶部7からファイルデータの読み出しを開始する(ステップS114)。
【0045】
メイン制御部2は、大容量記憶部7から読み出したファイルデータを順次暗号復号部6に復号させ(ステップS115)、復号の完了したファイルデータを書込ユニット4に転送して、書込ユニット4で、転写紙に記録出力させる(ステップS116)。
【0046】
そして、メイン制御部2は、ファイルデータの全てのデータの復号と転写紙への記録出力が完了すると、処理を終了する。
【0047】
上記ステップS111で、識別照合回路22でのマシンコードの照合結果がNGのとき(OKでないとき)には、メイン制御部2は、異常である旨を操作部5の表示部に表示して、処理を終了する。
【0048】
そして、デジタル複写装置1は、上述のように、マシンコードとして、特定のデータ長に機械固有の固有コードデータとランダム変換するランダム変換コードデータからなるコードを用いており、ランダム変換コードデータを、デジタル複写装置1のメイン電源スイッチがオンされる毎に書き換えている。
【0049】
すなわち、メイン制御部2は、図4に示すように、デジタル複写装置1のメインスイッチがオンされると(ステップS201)、コードデータのランダム変換コードデータをランダム変換するマシンコードランダム変換処理を行い(ステップS202)、変換したランダム変換コードデータと固有コードデータからなるマシンコードをマシンコードレジスタ33に格納するとともに、いままでマシンコードレジスタ33に入っていたマシンコードを前回マシンコードレジスタ34に格納する(ステップS203)。
【0050】
次に、メイン制御部2は、前回マシンコードレジスタ34から書き換え前のマシンコードである前回マシンコードを読み出して(ステップS204)、大容量記憶部7のファイルデータに付加されている当該前回マシンコードのランダム変換コードデータと一致するマシンコードの当該ランダム変換コードデータを書き換え後のランダム変換コードデータに書き換える(変換する)。
【0051】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、各種データをデジタルのファイルデータとして大容量記憶部7に格納して管理するに際して、ファイルデータを暗号化して大容量記憶部7に格納するとともに、当該ファイルデータにファイル管理装置であるデジタル複写装置1のマシンコードを付加して大容量記憶部7に格納し、当該マシンコードに基づいて大容量記憶部7に格納されているファイルデータを管理している。
【0052】
したがって、暗号化することでファイルデータが不正に取り出された場合にも解析不可能とすることができるとともに、例え、大容量記憶部7のマシン間での入れ換え等が行われた場合にも、ファイルデータへのデータアクセスを不可能にして、大容量記憶部7に格納されているファイルデータが不正に取り出されることを防止することができ、セキュリティ性を向上させることができる。
【0053】
また、本実施の形態のデジタル複写装置1は、マシンコードを、ファイル管理装置であるデジタル複写装置1に固有のコードデータと、所定タイミングでランダムに変化するランダム変換コードデータと、で構成している。
【0054】
したがって、マシンコードをより一層分かりにくくして、ファイルデータの不正な取り出しをより一層効果的に防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0055】
さらに、本実施の形態のデジタル複写装置1は、ファイルデータの利用者(ユーザ)の付与した所定の識別コードであるパスワードを、ファイルデータに付加して、当該パスワードを付加したファイルデータを大容量記憶部7段に格納して当該パスワードに基づいて管理している。
【0056】
したがって、デジタル複写装置1を利用する利用者間でのセキュリティ性を向上させることができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0057】
また、本実施の形態のデジタル複写機1は、LAN11に接続されており、当該LAN11に接続されたホスト装置10からのデータ管理機能の利用を許可しており、ホスト装置10から転送されてきたファイルデータを暗号化するとともに、パスワードとマシンコード及び必要なIPアドレスを付加して大容量記憶部7に保存し、また、ホスト装置10からのデータ出力要求に応じて、パスワードとマシンコードを確認した後、ファイルデータをホスト装置10に転送する。そして、ホスト装置10には、デジタル複写装置1のファイル管理を行うためアプリケーション(ファイル管理用アプリケーション)が搭載されている。
【0058】
すなわち、図5に示すように、ホスト装置10で、デジタル複写装置1のファイル管理用アプリケーションが起動され(ステップS301)、LAN11に接続されているファイル管理装置としてのデジタル複写装置1が選択されると(ステップS302)、ファイル管理用アプリケーションがIPアドレスをデジタル複写装置1に送信する(ステップS303)。そして、ホスト装置10で、ファイル管理用アプリケーションからファイル保存とファイル出力のいずれを行うのかのファイル管理モードが選択されて、ファイル保存であると(ステップS304)、保存を希望するファイルのファイル管理用アプリケーション上で保存操作が行われ、その際、ファイル名の入力、パスワード入力が行われる(ステップS305、S306)。ファイルの保存操作が完了すると、ホスト装置10のファイル管理用アプリケーションが、当該入力されたファイル名とパスワードを当該選択されたファイルに付加して、LAN11を介してデジタル複写装置1に送信する(ステップS307)。
【0059】
デジタル複写装置1は、ファイル名とパスワードの付加されたファイルがホスト装置10から送信されてくると、当該ファイルのデータを上述のように暗号化し(ステップS308)、当該暗号化したファイルデータに、先に受信しているIPアドレスとファイル名、パスワード及びマシンコードを付加して大容量記憶部7に格納(メモリ保存)して、処理を終了する(ステップS309)。なお、このデータ保存で、紙出力が要求されているときには、デジタル複写装置1は、受信したファイルデータを書込ユニット4にも渡して、書込ユニット4でファイルデータを転写紙に記録出力する。
【0060】
ステップS304で、選択されたファイル管理モードがファイル出力であると、ファイル管理用アプリケーションがデータ出力要求をデジタル複写装置1に送信し、デジタル複写装置1は、データ出力要求を受信すると、データ出力モードに移行して(ステップS310)、大容量記憶部7に格納されているファイルデータのうち、先に送信されてきているIPアドレスと一致しているファイルデータのみのファイル名をホスト装置10に送信して、ホスト装置10の表示部(モニター)でファイル選択が行えるようにし、ホスト装置10で希望するファイルの選択が行われる(ステップS311)。
【0061】
したがって、このとき、IPアドレスの一致するファイルデータが大容量記憶部7に格納されていないときには、ホスト装置10にファイル名を送信しないため、ホスト装置10ではファイル選択を行うことができず、ファイル出力を行うことができない。
【0062】
デジタル複写装置1は、ファイルの選択が行われると、当該ファイルに付加されているマシンコードとマシンコードレジスタ33に格納されているマシンコードとを、暗号復号部6の識別照合回路22に照合させ、両マシンコードの照合結果が一致したか、すなわち、照合結果がOKであるかチェックする(ステップS312)。
【0063】
ステップS312で、識別照合回路22でのマシンコードの照合結果がOKのときには、メイン制御部2は、ホスト装置10にパスワードの入力を求める要求を行って、ホスト装置10のファイル管理用アプリケーションが当該パスワードの入力要求を表示部に表示して、当該表示に応じてユーザがパスワードを入力して、当該入力されたパスワードが送られてくると(ステップS313)、当該入力されたパスワードをパスワードレジスタ32を介して識別照合回路22のパスワードレジスタ22bに渡すとともに、上記指定されたファイルに付加されているパスワードをパスワードレジスタ22aに転送して、ファイルのパスワードと入力されたパスワードを照合して一致するか(OKか)を暗号復号部6の識別照合回路22にチェックさせる(ステップS314)。
【0064】
ステップS314で、パスワードの照合結果がOKでないときには、メイン制御部2は、ステップS311に戻って、ファイル選択処理から上記同様に処理し(ステップS311〜S314)、パスワードの照合結果がOKであると、大容量記憶部7から上記指定されたファイルデータの読み出しを開始する(ステップS315)。
【0065】
メイン制御部2は、大容量記憶部7から読み出したファイルデータを順次暗号復号部6に復号させ(ステップS316)、復号の完了したファイルデータを書込ユニット4に転送して、書込ユニット4で、転写紙に記録出力させる(ステップS317)。
【0066】
そして、メイン制御部2は、ファイルデータの全てのデータの復号と転写紙への記録出力が完了すると、処理を終了する。
【0067】
上記ステップS312で、識別照合回路22でのマシンコードの照合結果がNGのとき(OKでないとき)には、メイン制御部2は、異常である旨のメッセージをホスト装置10に送信してホスト装置10の表示部に表示させて、処理を終了する。
【0068】
なお、ホスト装置10からのデータ出力要求には、デジタル複写装置1の書込ユニット4での紙出力だけでなく、ファイルデータのホスト装置10への転送要求も行うことができ、この場合、デジタル複写装置1は、大容量記憶部7から読み出したファイルデータを暗号復号部6で復号した後、ホスト装置10に送信する。また、データ出力要求で、紙出力と転送要求が行われると、デジタル複写装置1は、上記指定されたファイルデータの紙出力とホスト装置10への送信を行う。
【0069】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、複数の情報端末であるホスト装置10の接続されているLAN11に接続され、当該ホスト装置10から入力されるファイルデータに、当該ホスト装置10のIPアドレスを付加して、当該IPアドレスを付加したファイルデータを大容量記憶部7に格納して当該IPアドレスに基づいて管理している。
【0070】
したがって、LAN11を利用したデジタル複写装置1の利用を可能とすることができるとともに、ファイル毎に特定のホスト装置10毎にファイルデータの取り出しを管理することができ、デジタル複写装置1のの利用性を向上させることができるとともに、ファイルデータのセキュリティ性を向上させることができる。
【0071】
また、デジタル複写装置1は、大容量記憶部7の取り外しを監視して、大容量記憶部7の取り外しを検知すると、大容量記憶部7に保存しているファイルデータの消去を行う。
【0072】
すなわち、デジタル複写装置1は、図2に示したように、異常感知センサ12が配設されており、異常感知センサ12は、大容量記憶部7が取り外されようとしていることを検知すると、異常信号を暗号復号部6の異常監視回路23に出力する。
【0073】
異常監視回路23は、2次電池でバックアップされており、デジタル複写装置1のメインスイッチで電源がオフにされているときにも動作して、異常感知センサ12から異常信号が入力されると、大容量記憶部7に保存されているファイルデータを消去する。
【0074】
すなわち、デジタル複写装置1は、図6に示すように、異常監視回路23が、異常感知センサ42による異常感知、すなわち、大容量記憶部7が取り外されようとしているかどうかを判別し(ステップS401、S402)、異常感知センサ42が異常感知しないとき、すなわち、異常信号が異常感知センサ42から入力されないときには、ステップS401に戻って、異常監視を継続する(ステップS401、S402)。
【0075】
ステップS402で、異常感知センサ42から異常信号が入力されると、異常監視回路23は、異常動作、すなわち、大容量記憶部7が取り外されようとしていると判断し(ステップS403)、大容量記憶部7のファイルデータを消去して、処理を終了する(ステップS404)。
【0076】
このように、本実施の形態のデジタル複写装置1は、デジタル複写装置1の電源がオフの状態のときにも記憶手段の取り外しを事前に感知する異常感知センサ42が、大容量記憶部7の取り外しを事前に感知すると、当該大容量記憶部7に格納されているファイルデータを異常監視回路23で消去している。
【0077】
したがって、大容量記憶部7の不正な取り外しを防止することができるとともに、不正に取り外されてもファイルデータが解析されることを防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0078】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0079】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のファイル管理装置によれば、変更可能なランダムコードデータを含むマシンコードを記憶するマシンコード記憶手段と、管理対象のファイルデータを暗号化すると共に、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードをそのファイルデータに付加して上記記憶手段に記憶させるファイル格納手段と、所定のタイミングで上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードのうちランダムコードデータをランダムに変更する第1のコード書換手段と、その手段が上記ランダムコードデータの変更を行った場合に、上記マシンコードを付加して上記記憶手段に記憶させた全てのファイルデータについて、そのファイルデータに付加されているマシンコードのうちランダムコードデータを新しいランダムコードデータに書き換えて再び上記記憶手段に記憶させる第2のコード書換手段と、上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、そのファイルデータに付加されているマシンコードと、上記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードとを照合し、これらが一致した場合にファイルデータの出力を許可する出力制御手段とを設けているので、暗号化することでファイルデータが不正に取り出された場合にも解析不可能とすることができるとともに、例え、記憶手段のマシン間での入れ換え等が行われた場合にも、ファイルデータへのデータアクセスを不可能にして、記憶手段に格納されているファイルデータが不正に取り出されることを防止することができ、セキュリティ性を向上させることができる。さらに、マシンコードを分かりにくくして、ファイルデータの不正な取り出しをより一層効果的に防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0080】
【0081】
請求項記載の発明のファイル管理装置によれば、上記ファイル格納手段に、ファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータの利用者の付与した所定の識別コードをファイルデータ毎付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、上記識別コードの入力を受け付ける識別コード受付手段を設け、上記出力制御手段を、上記マシンコードの一致に加え、上記識別コード受付手段が受け付けた識別コードと出力しようとするファイルデータに付加されている識別コードとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としているので、ファイル管理装置を利用する利用者間でのセキュリティ性を向上させることができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【0082】
請求項記載の発明のファイル管理装置によれば、ファイル管理装置、複数の情報端末の接続されているネットワークに接続されたものとし上記ファイル格納手段に、上記情報端末から入力されるファイルデータを上記記憶手段に記憶させる際に、そのファイルデータに、その情報端末のIPアドレスを付加して上記記憶手段に記憶させる手段を設け上記出力制御手段を、上記マシンコード及び/又は識別コードの一致に加え、ファイルデータの出力を要求してきた情報端末のIPアドレスと出力しようとするファイルデータに付加されているIPアドレスとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段としているので、ネットワークを利用したファイル管理装置の利用を可能とすることができるとともに、ファイル毎に特定の情報端末毎にファイルデータの取り出しを管理することができ、ファイル管理装置の利用性を向上させることができるとともに、ファイルデータのセキュリティ性を向上させることができる。
【0083】
請求項記載の発明のファイル管理装置によれば、ファイル管理装置の電源がオフの状態のときにも記憶手段の取り外しを事前に感知する感知手段が、記憶手段の取り外しを事前に感知すると、当該記憶手段に格納されているファイルデータを消去手段で消去するので、記憶手段の不正な取り外しを防止することができるとともに、不正に取り外されてもファイルデータが解析されることを防止することができ、セキュリティ性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル管理装置の一実施の形態を適用したデジタル複写装置の要部ブロック構成図。
【図2】図1の暗号復号部の詳細な回路ブロック構成図。
【図3】図1のデジタル複写装置によるファイル管理処理を示すフローチャート。
【図4】図1のデジタル複写装置によるマシンコード変換処理を示すフローチャート。
【図5】図1のホストからのファイル管理要求に基づくファイル管理処理を示すフローチャート。
【図6】図1のデジタル複写装置による異常監視処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 デジタル複写装置
2 メイン制御部
3 スキャナユニット
4 書込ユニット
5 操作部
5a 操作キー
6 暗号復号部
7 大容量記憶部
8 LANI/F部
10 ホスト装置
11 LAN
21 暗号復号回路
21a 暗号化回路
21b 復号化回路
22 識別照合回路
22a、22b パスワードレジスタ
22c、22d マシンコードレジスタ
23 異常監視回路
24 データバッファ
25 アドレスバッファ
31 データメモリ
32 パスワードレジスタ
33 マシンコードレジスタ
34 前回マシンコードレジスタ
35 アドレスレジスタ

Claims (4)

  1. 各種データをデジタルのファイルデータとして記憶手段に格納して管理するファイル管理装置であって、
    変更可能なランダムコードデータを含むマシンコードを記憶するマシンコード記憶手段と、
    管理対象のファイルデータを暗号化すると共に、前記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードを該ファイルデータに付加して前記記憶手段に記憶させるファイル格納手段と、
    所定のタイミングで前記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードのうちランダムコードデータをランダムに変更する第1のコード書換手段と、
    該手段が前記ランダムコードデータの変更を行った場合に、前記マシンコードを付加して前記記憶手段に記憶させた全てのファイルデータについて、そのファイルデータに付加されているマシンコードのうちランダムコードデータを新しいランダムコードデータに書き換えて再び前記記憶手段に記憶させる第2のコード書換手段と、
    前記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、そのファイルデータに付加されているマシンコードと、前記マシンコード記憶手段に記憶されているマシンコードとを照合し、これらが一致した場合にファイルデータの出力を許可する出力制御手段とを有することを特徴とするファイル管理装置。
  2. 請求項1記載のファイル管理装置であって、
    前記ファイル格納手段に、ファイルデータを前記記憶手段に記憶させる際に、該ファイルデータの利用者の付与した所定の識別コードをファイルデータ毎付加して前記記憶手段に記憶させる手段を設け
    前記記憶手段に記憶されているファイルデータを出力する場合に、前記識別コードの入力を受け付ける識別コード受付手段を設け、
    前記出力制御手段が、前記マシンコードの一致に加え、前記識別コード受付手段が受け付けた識別コードと出力しようとするファイルデータに付加されている識別コードとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段であることを特徴とするファイル管理装置。
  3. 請求項1又は2記載のファイル管理装置であって、
    複数の情報端末の接続されているネットワークに接続されており
    前記ファイル格納手段に、前記情報端末から入力されるファイルデータを前記記憶手段に記憶させる際に、該ファイルデータに、情報端末のIPアドレスを付加して前記記憶手段に記憶させる手段を設け
    前記出力制御手段が、前記マシンコード及び/又は識別コードの一致に加え、ファイルデータの出力を要求してきた情報端末のIPアドレスと出力しようとするファイルデータに付加されているIPアドレスとが一致した場合にファイルデータの出力を許可する手段であることを特徴とするファイル管理装置。
  4. 当該ファイル管理装置の電源がオフの状態のときにも前記記憶手段の取り外しを事前に感知する感知手段と、当該感知手段が前記記憶手段の取り外しを事前に感知すると、当該記憶手段に格納されている前記ファイルデータを消去する消去手段と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のファイル管理装置。
JP2002269837A 2002-09-17 2002-09-17 ファイル管理装置 Expired - Fee Related JP4118639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002269837A JP4118639B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 ファイル管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002269837A JP4118639B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 ファイル管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004110253A JP2004110253A (ja) 2004-04-08
JP4118639B2 true JP4118639B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=32267648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002269837A Expired - Fee Related JP4118639B2 (ja) 2002-09-17 2002-09-17 ファイル管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4118639B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8396208B2 (en) 2004-12-21 2013-03-12 Sandisk Technologies Inc. Memory system with in stream data encryption/decryption and error correction
JP2008524754A (ja) * 2004-12-21 2008-07-10 サンディスク コーポレーション イン−ストリームデータの暗号化/復号およびエラー訂正の機能を有するメモリシステム
JP4747137B2 (ja) * 2007-07-24 2011-08-17 Necソフト株式会社 ファイル装置、ファイル制御プログラム、およびファイル制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004110253A (ja) 2004-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5090790B2 (ja) 機器、ライセンス管理方法、ライセンス管理プログラム、及びライセンス管理システム
US20070283170A1 (en) System and method for secure inter-process data communication
US7606949B2 (en) Multifunction machine and a control method of the multifunction machine
CN101794367A (zh) 访问限制文件、限制文件生成装置
CN103942498A (zh) 数据处理设备和成像设备
US8164764B2 (en) Image processing apparatus and image processing system
JP2007079693A (ja) 画像処理装置
JP5084569B2 (ja) 印刷システム及び画像形成装置
US20110093587A1 (en) Device data management system
JP2007208573A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4557506B2 (ja) 情報処理装置
JP4118639B2 (ja) ファイル管理装置
JP3880562B2 (ja) 画像処理装置
JP2008042718A (ja) 画像読取システム、情報処理装置、画像読取装置およびプログラム
JP2006094068A (ja) 画像処理装置
JP2002236571A (ja) 画像形成装置
JP4176068B2 (ja) 画像処理システム
WO2005022895A1 (ja) 画像処理装置
CN100365561C (zh) 图像处理系统和信息处理设备
JP4293869B2 (ja) 画像処理システム、及び画像処理装置
JP2006094067A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP2004334392A (ja) 記録媒体読取装置、画像形成装置、記録媒体及びプログラム
JP4803601B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP5135986B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2011108151A (ja) 外付けストレージ用セキュリティ・アダプター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041004

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees