JP4117680B2 - カメラモジュール装置の生産方法およびその方法に用いられるシールドケース構成用ケース - Google Patents

カメラモジュール装置の生産方法およびその方法に用いられるシールドケース構成用ケース Download PDF

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本発明はカメラモジュール装置の生産方法およびその方法に用いられるシールドケースに関する。
近年、撮像装置が組み込まれた携帯電話機、あるいはPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末が提供されている。
撮像装置は、レンズ、該レンズを保持する鏡筒、レンズで結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する撮像素子、撮像素子からの撮像信号を入力して信号処理を行なう信号処理部などから構成されたカメラモジュールを有している。
そして、携帯情報端末の小型化に伴ってカメラモジュールに対する小型化の要求も高まっており、小型化を図る上で有利なカメラモジュールが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−246618号公報 特開2003−172859号公報
このようなカメラモジュールを携帯電話機や通信機能付きの携帯情報端末に組み込んだ場合、カメラモジュールから発生する不要輻射が携帯電話機や携帯情報端末の通信機能を阻害したり、あるいは、携帯電話機や携帯情報端末の通信に伴って発生する不要輻射がカメラモジュールの機能を阻害することが懸念される。したがって、このような不要輻射を効果的に防止するため、カメラモジュールをシールドケースで電磁遮蔽することが必要となる。
しかしながら、カメラモジュールの小型化に伴いシールドケースも小型化されるため、カメラモジュールのシールドケースへの組み込み作業が困難となっており、その改善策が求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的はカメラモジュール装置の小型化を図りつつ組立作業を簡素化する上で有利なカメラモジュール装置の生産方法およびその方法に用いられるシールドケースを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のカメラモジュール装置の生産方法は、レンズと、該レンズを保持する鏡筒と、前記レンズの後方に配設され前記レンズで結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される撮像信号を入力して所定の信号処理を行なう信号処理部とを有するカメラモジュールと、前記カメラモジュールを収容し該カメラモジュールを電磁遮蔽するシールドケースとを備えたカメラモジュール装置の生産方法であって、前記シールドケースを前ケースと後ケースとの2つの分割体で構成し、前記前ケースを、前記鏡筒露出用の開口を有する前面部と、前記前面部の外縁から後方に向けて起立した側面部とで後方に開放状に形成し、前記後ケースを、前記前面部に対向する後面部と、前記後面部の外縁から前方に向けて起立しその内側に前記前ケースの側面部が嵌合可能に挿入される側面部と、前記側面部の前縁から前方かつ斜め外側に向けて起立し前記前ケースが前記後ケースに挿入される際に前記前ケースの側面部を前記後ケースの内部に導く前記前縁から切取り可能な案内板部とで前方に開放状に形成し、前記鏡筒を前記開口に位置させて前記前ケースをカメラモジュールに装着し、前記カメラモジュールが装着された前記前ケースを前記案内板部で案内させつつ前記後ケースに挿入し、前記前ケースの側面部と前記後ケースの側面部とを嵌合させるとともに前記カメラモジュールを前記前ケースと後ケースとで形成される空間に収容し、前記収容した後、前記案内板部を前記側面部の前縁から切り取るようにしたことを特徴とする。
また、本発明のシールドケース構成用のケースは、レンズと、該レンズを保持する鏡筒と、前記レンズの後方に配設され前記レンズで結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される撮像信号を入力して所定の信号処理を行なう信号処理部とを有するカメラモジュールを、電磁遮蔽した状態で収容するシールドケース構成用のケースであって、前記シールドケースは前ケースと後ケースとの2つの分割体で構成され、前記前ケースは、前記鏡筒露出用の開口を有する前面部と、前記前面部の外縁から後方に向けて起立し前記鏡筒を前記開口に位置させて前記カメラモジュールの前半部が収容される側面部とで形成され、前記後ケースは、前記前面部に対向する後面部と、前記後面部の外縁から前方に向けて起立しその内側に前記前ケースの側面部が嵌合可能に挿入され前ケースの側面部を覆うとともに前記カメラモジュールが収容される側面部と、前記側面部の前縁から前方かつ斜め外側に向けて起立し前記前ケースが前記後ケースに挿入される際に前記前ケースの側面部を前記後ケースの内部に導く案内板部とで前方に開放状に形成され、前記案内板部と前記側面部の前縁との境の部分には、前記案内板部を前記前縁から切り取るための切取り部が設けられていることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、後ケースの側面部の前縁に、前ケースが後ケースに挿入される際に前ケースを後ケースの内部に導く案内板部を設けたので、カメラモジュール装置の寸法が小さい場合であっても、前ケースを後ケースに対して容易に位置決めして前ケースを後ケースに容易に嵌合させることができ、カメラモジュール装置の小型化を図りつつ組立作業を簡素化する上で有利となる。
また、前ケースの側面部と後ケースの側面部とを嵌合させた後、案内板部を側面部の前縁から取り除くようにしたので、完成されたカメラモジュール装置の見栄えもよく、また、シールドケースが大きなスペースを占有することもなく、カメラモジュール装置の小型化を図る上で有利となる。
カメラモジュール装置の小型化を図りつつ組立作業を簡素化するという目的を、シールドケースを前ケースと後ケースとの2つの分割体で構成し後ケースに前ケースを案内する案内板を設けることによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
図1は撮像装置が組み込まれた携帯電話機の一例を示す外観図である。
図1に示すように携帯電話機100は、ヒンジ部101によって揺動可能に連結された2つのケース102、104を有し、一方のケース102の表面にはレンズ窓106が設けられ、該レンズ窓106の内側に撮像装置108が組み込まれている。
図2は撮像装置108を構成するカメラモジュール装置10の斜視図、図3は図2のAA線断面図、図4は図2のB矢視図、図5は図2のC矢視図、図6は図2の横断面図である。
図2、図3に示すように、カメラモジュール装置10は、カメラモジュール20と、該カメラモジュール20を収容保持して電磁遮蔽するシールドケース30とを備え、本実施例ではカメラモジュール装置10に本発明が適用されている。
カメラモジュール20は、レンズ21、鏡筒22、撮像素子23、信号処理部24、ホルダ25などを備えている。
レンズ21は、前レンズ21Aと後レンズ21Bの2つのレンズで構成されている。
鏡筒22は、前レンズ21A、後レンズ21Bを収容保持する円筒部2202と、円筒部2202の後部に接続された矩形板状の前壁2204と、前壁2204の4辺から後方に向けて起立された4つの側壁2206とを有している。
図4に示すように、4つの側壁2206のうち対向する2つの側壁2206の外面には、該側壁2206の延在方向の両端に2つの係合凸部2208が突設されている。
ホルダ25は矩形板状に構成され鏡筒22の後方に配設されており、レンズ21に臨む前面側には矩形状の凹部が形成され、該凹部の底面にCCDやCMOSセンサからなる撮像素子23が収容保持され、これらCCDやCMOSセンサは前記凹部に組み込まれた透明なシールガラス27で覆われている。撮像素子23は、レンズ21で結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力するように構成されている。
ホルダ25には、シールガラス27の周囲から膨出する矩形段部が設けられ、この矩形段部の前面にフレキシブル基板の矩形環状部2602が接着固定されている。前記矩形環状部2602の外周部の一側には、ホルダ25の外方に向かって延在する延出部2604が設けられ、該延出部2604には外部回路に接続されるコネクタ2606が実装されている。
また、フレキシブル基板26の矩形環状部2602の前面には鏡筒22の側壁2206の後端が接着され、これにより鏡筒22とホルダ25が一体的に固定されている。
信号処理部24は、撮像素子23から出力される前記撮像信号を入力して所定の信号処理を行なうDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などから構成され、矩形板状を呈しホルダ25の後面に接着固定されている。
ホルダ25にはその厚さ方向に貫通する複数の導通部(不図示)が設けられており、撮像素子23と信号処理部24との間、および、信号処理部24とフレキシブル基板26との間は、前記導通部を介して接続され、これにより撮像素子23、信号処理部24およびフレキシブル基板26の間で信号の授受がなされるように構成されている。
次に、シールドケース30について詳細に説明する。
図7はカメラモジュール装置10の分解斜視図、図8(A)は前ケース32の平面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図、(D)は(A)のD矢視図である。図9(A)は前ケース32の底面図、(B)は(A)のB矢視図である。
図7に示すように、シールドケース30は前ケース32と後ケース34との2つの分割体で構成され、本実施例では前ケース32、後ケース34はアルミニウムなどの導電性を有する材料から形成されている。
図7、図8、図9に示すように、前ケース32は、鏡筒22の円筒部2202露出用の開口3204を有する矩形板状の前面部3202と、前面部3202の外縁から後方に向けて起立した4つの側面部3206とで後方に開放状に形成されている。
前ケース32の4つの側面部3206のうち対向する2つの側面部3206の外面のそれぞれには嵌合部を構成する2つの係合孔部3208がそれぞれ形成されている。これら2つの係合孔部3208は、前ケース32の開口3204に鏡筒22の円筒部2202を位置させつつ前ケース32の内側にカメラモジュール10を挿入した際に該カメラモジュール10の側壁2206の2つの係合凸部2208に嵌合され、これによりカメラモジュール10が前ケース32に装着されるように設けられている。
本実施例では、カメラモジュール10の係合凸部2208に前ケース32の係合孔部3208が嵌合された状態で、前ケース32の前面部3202の後面と鏡筒22の前壁2204との間に隙間が形成されるように構成されている。
また、前ケース32の4つの側面部3206のうち、係合孔部3208が設けられていない2つの側面部3206には、該側面部3206の延在方向の両端に2つの係合凸部3210が設けられている。
図10(A)は後ケース34の平面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図、(D)は(A)のD矢視図である。図11(A)は後ケース34の底面図、(B)は(A)のB矢視図である。
後ケース34は、前面部3202に対向する後面部3402と、後面部3402の外縁から前方に向けて起立しその内側に前記前ケース32の4つの側面部3204が嵌合可能に挿入される4つの側面部3404と、4つの側面部3404のうちの3つの側面部3404に設けられた3つの案内板部3408とを有し、前方に開放状に形成されている。
後ケース34の4つの側面部3404のうち、2つの側面部3404には、該2つの側面部3404の内側に前ケース32の側面部3204を挿入した際に前ケース32の係合凸部3208に結合される2つの係合孔部3406がそれぞれ形成されている。
したがって、前ケース32の側面部3204と後ケース34の側面部3204との嵌合は、前ケース32の係合凸部3208が後ケース34の係合孔部3406に結合することでなされる。
また、後ケース34の4つの側面部3404のうち、係合孔部3406が設けられていない2つの側面部3404の一方は、図7、図10に示すように、その前端が外側下方に折り返された側面部3404Aとして形成されている。
これにより図2に示すように、前ケース32と後ケース34を嵌合させた状態で、前ケース32の側面部3204の後方と後ケース34の側面部3404Aの前方との間に開口3002が形成され、フレキシブル基板26の延出部2604はこの開口3002を通ってシールドケース30の外方に導出される。なお、側面部3404Aの前縁は折り曲げられ前方に丸く形成されているので、延出部2604が側面部3404Aの前縁に接触しても延出部2604に傷を付けることが防止されている。
なお、シールドケース30は、後ケース34の側面部3404の内側に前ケース32の側面部3204を挿入した際に、側面部3404Aを除く3つの側面部3404の内面と、これら3つの側面部3404に面した前ケース32の3つの側面部32の外面とが接触し、これにより前ケース32と後ケース34は互いに電気的に導通し、シールドケース30の内部に収容されたカメラモジュール10が確実に電磁遮蔽されるように構成されている。
そして、図3に示すように、前ケース32に後ケース34が嵌合されることでカメラモジュール10は、シールドケース30内部に収容保持され、この状態で後ケース34の後面部3402と該前面部3402に臨むカメラモジュール10の部分、すなわち信号処理部24との間には間隙が形成されるように構成されている。
図7、図10、図11に示すように、案内板部3208は、側面部3404Aを除く3つの側面部3404の前端に設けられており、側面部3404の幅方向に間隔をおいた2箇所から起立する2つの脚片部3408Aと、各脚片部3408Aの前端を連結し側面部3404の前縁と平行に延在する連結片部3408Bとから構成され、これら2つの脚片部3408Aの間と連結片部3408Bと側面部3404の前縁との間にほぼ矩形の開口部3408Cが形成されている。
なお、本実施例では、2つの脚片部3408Aは前ケース32の2つの係合凸部3210に当接可能な箇所に設けられている。
案内板部3408は、前ケース32が後ケース34に挿入される際に前ケース32の側面部3206を後ケース34の内部に導くように形成され、より詳細には脚片部3408Aは側面部3206の前縁から延在するに従って側面部3206の外側に次第に離れるように傾斜して設けられている。
図12に示すように、各案内板部3408と側面部3404の前縁との境の部分、より詳しくは脚片部3408Aと側面部3404の前縁との境の部分には、案内板部3408を前縁から切り取り易くするための切取り部3409が設けられ、切取り部3409は、例えば、肉厚を薄くした部分が直線状に延在することで形成されている。
次に、カメラモジュール装置10の組立について説明する。
まず、前ケース32にカメラモジュール20を装着する。
すなわち、図7に示すように、鏡筒22の円筒部2202を前ケース32の後方から開口3204に臨ませるとともに、鏡筒22の各係合凸部2208を前ケース32の各係合孔部3208に臨ませる。
この状態で、鏡筒22を前ケース32の内側に挿入し、円筒部2202を開口3204内に位置させるとともに、前ケース32の前面部3202の後面に鏡筒22の前壁2204を臨ませる。
これにより、円筒部2202が開口3204に位置した状態で、各係合凸部2208が各係合孔部3208に係合され、前ケース32の前面部3202の後面と鏡筒22の前壁2204との間に隙間が形成された状態で前ケース32にカメラモジュール20が装着される。
本実施例では、鏡筒22の前壁2204に両面テープ40を貼り付けて鏡筒22を前ケース32の内側に挿入し、両面テープ40を介して前面部3202の後面と鏡筒22の前壁2204とを接着しており、前ケース32のカメラモジュール10に対する取付強度を高めている。なお、両面テープ40の厚さは前記隙間と同じ寸法のものが用いられている。
次に、カメラモジュール20が装着された前ケース32に後ケース34を装着する。
すなわち、後ケース34を側面部3404Aの前縁がフレキシブル基板26の延出部2604に臨む向きで前ケース32およびカメラモジュール20の後方に臨ませる。
この状態で、前ケース32を後ケース34に近づけると、前ケース32の3つの側面部3206の後縁が後ケース34の3つ案内板部3408に当接されるので、前ケース32が後ケース34の側面部3404の内側に容易に位置決めされ円滑に案内される。
そして、前ケース32を後ケース34の内側に挿入していくと、今度は前ケース32の各係合凸部3210が各案内板部3408の脚片部3408Aに当接され各側面部3404の内側に円滑に案内される。
そして、前ケース32を後ケース34に向けてさらに挿入させると、フレキシブル基板26の延出部2604が開口3002内に位置した状態で、各係合凸部3210が各係合孔部3406に係合され、後ケース34の後面部3402と該後面部3402に臨むカメラモジュール10の部分との間に間隙が確保された状態で前ケース32に後ケース34が装着される。
これにより、図2に示すようにカメラモジュール20が前カバー32と後カバー34とで形成される空間に収容される。
次に、図12(A)、図13に示すように、ケース34の3つの案内板部3408を外側に倒すと、あるいは、外側と内側とにわたって繰り返して揺動させると、図12(B)に示すように、各案内板部3408は切取り部3409の部分から容易に切り取られ、後ケース34から取り除かれる。
これにより、図2に示すようにカメラモジュール装置10が完成する。
以上説明したように本実施例によれば、後ケース34の側面部3404の前縁に、前ケース32が後ケース34に挿入される際に前ケース32を後ケース34の内部に導く案内板部3408を設けたので、カメラモジュール装置10の寸法が小さい場合であっても、前ケース32を後ケース34に対して容易に位置決めして前ケース32を後ケース34に容易に嵌合させることができ、カメラモジュール装置10の小型化を図りつつ組立作業を簡素化する上で有利となる。
また、前ケース32の側面部3206と後ケース34の側面部3404とを嵌合させた後、案内板部3408を側面部3404の前縁から取り除くようにしたので、完成されたカメラモジュール装置10の見栄えもよく、また、シールドケース30が大きなスペースを占有することもなく、カメラモジュール装置10の小型化を図る上で有利となる。
また、本実施例では、カメラモジュール20がシールドケース30に収容された状態で、前ケース32の前面部3202の後面と鏡筒22の前壁2204との間に隙間が形成されとともに、後ケース34の後面部3402と該前面部3402に臨むカメラモジュール10の部分との間に間隙が形成されている。したがって、前ケース32の前面部3202や後ケース34の後面部3402に外力が作用して前ケース32や後ケース34の部分が若干変形したとしてもカメラモジュール10に直接力が加わらないため、カメラモジュール10の位置や姿勢がずれることを防止でき、カメラモジュール10の光学的特性の安定化を図る上で有利となる。
なお、本発明のカメラモジュール装置の生産方法およびその方法に用いられるシールドケース構成用ケースは、携帯電話機に組み込まれた撮像装置を構成するカメラモジュール装置に限定されるものではなく、例えば、PDA、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯情報端末に組み込まれる撮像装置、あるいは、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラなどの種々の撮像装置を構成するカメラモジュール装置に広く適用可能である。
撮像装置が組み込まれた携帯電話機の一例を示す外観図である。 撮像装置108を構成するカメラモジュール装置10の斜視図である。 図2のAA線断面図である。 図2のB矢視図である。 図2のC矢視図である。 図2の横断面図である。 カメラモジュール装置10の分解斜視図である。 前ケース32の説明図である。 前ケース32の説明図である。 後ケース34の説明図である。 後ケース34の説明図である。 案内板部の説明図である。 カメラモジュール装置から案内板部を切り取った状態を示す説明図である。
符号の説明
10……カメラモジュール装置、20……カメラモジュール、21……レンズ、22……鏡筒、23……撮像素子、30……シールドケース、32……前ケース、3202……前面部、3204……開口、3206……側面部、34……後ケース、3402……後面部、3404……側面部、3408……案内板部、3409……切取り部。

Claims (6)

  1. レンズと、該レンズを保持する鏡筒と、前記レンズの後方に配設され前記レンズで結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される撮像信号を入力して所定の信号処理を行なう信号処理部とを有するカメラモジュールと、前記カメラモジュールを収容し該カメラモジュールを電磁遮蔽するシールドケースとを備えたカメラモジュール装置の生産方法であって、
    前記シールドケースを前ケースと後ケースとの2つの分割体で構成し、
    前記前ケースを、前記鏡筒露出用の開口を有する前面部と、前記前面部の外縁から後方に向けて起立した側面部とで後方に開放状に形成し、
    前記後ケースを、前記前面部に対向する後面部と、前記後面部の外縁から前方に向けて起立しその内側に前記前ケースの側面部が嵌合可能に挿入される側面部と、前記側面部の前縁から前方かつ斜め外側に向けて起立し前記前ケースが前記後ケースに挿入される際に前記前ケースの側面部を前記後ケースの内部に導く前記前縁から切取り可能な案内板部とで前方に開放状に形成し、
    前記鏡筒を前記開口に位置させて前記前ケースをカメラモジュールに装着し、
    前記カメラモジュールが装着された前記前ケースを前記案内板部で案内させつつ前記後ケースに挿入し、前記前ケースの側面部と前記後ケースの側面部とを嵌合させるとともに前記カメラモジュールを前記前ケースと後ケースとで形成される空間に収容し、
    前記収容した後、前記案内板部を前記側面部の前縁から切り取るようにした、
    ことを特徴とするカメラモジュール装置の生産方法。
  2. 前記後ケースの後面部と該後面部に臨む前記カメラモジュールの部分との間に間隙を形成し、かつ、前記前ケースの前面部と該前面部に臨む前記カメラモジュールの部分との間に間隙を形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール装置の生産方法。
  3. 前記カメラモジュールは、前記後ケースの内側に収容可能な大きさで形成された矩形板状のホルダを有し、前記鏡筒の後部と前記撮像素子を前記ホルダの前面部に取着し、前記信号処理部を前記ホルダの後面部に取着するようにしたことを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール装置の生産方法。
  4. レンズと、該レンズを保持する鏡筒と、前記レンズの後方に配設され前記レンズで結像された被写体像を撮像して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される撮像信号を入力して所定の信号処理を行なう信号処理部とを有するカメラモジュールを、電磁遮蔽した状態で収容するシールドケース構成用のケースであって、
    前記シールドケースは前ケースと後ケースとの2つの分割体で構成され、
    前記前ケースは、前記鏡筒露出用の開口を有する前面部と、前記前面部の外縁から後方に向けて起立し前記鏡筒を前記開口に位置させて前記カメラモジュールの前半部が収容される側面部とで形成され、
    前記後ケースは、前記前面部に対向する後面部と、前記後面部の外縁から前方に向けて起立しその内側に前記前ケースの側面部が嵌合可能に挿入され前ケースの側面部を覆うとともに前記カメラモジュールが収容される側面部と、前記側面部の前縁から前方かつ斜め外側に向けて起立し前記前ケースが前記後ケースに挿入される際に前記前ケースの側面部を前記後ケースの内部に導く案内板部とで前方に開放状に形成され、
    前記案内板部と前記側面部の前縁との境の部分には、前記案内板部を前記前縁から切り取るための切取り部が設けられている、
    ことを特徴とするカメラモジュールのシールドケース構成用ケース。
  5. 前記前ケースの側面部と後ケースの側面部との嵌合は、前記前ケースまたは後ケースのうちの一方の側面部に設けられた係合凸部が、他方の側面部に設けられた係合孔部に結合することでされることを特徴とする請求項4記載のカメラモジュールのシールドケース構成用ケース。
  6. 前記前ケースの側面部には、該前ケースの内側に前記カメラモジュールを挿入した際に前記カメラモジュールに対して嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のカメラモジュールのシールドケース構成用ケース。
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