JP4114186B2 - 抗紫外線食品組成物 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紫外線により誘発される皮膚の炎症とそれに伴う皮膚の劣化を、予防又は軽減することを目的とした食品組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オゾンホールの拡大に伴い、紫外線による健康被害の増加が、世界的な問題となっている。気象庁の報告によれば、観測を開始した1979年には、ほとんどみられなかった南極域上空のオゾンホールは、その後、急激に拡大の一途をたどり、2000年には約3000万平方キロメートルにまで達している(非特許文献1を参照)。これは南極大陸の面積のおよそ2倍に匹敵する。北半球では、今のところはっきりとしたオゾンホールは観測されていないが、南半球と同様に上空のオゾン量が減少しており、その結果、地表に届く有害な紫外線量の増加も確認されている。
【0003】
南極大陸に近いオーストラリアでは、紫外線による皮膚がんの発症率が、他の国に比べて、圧倒的に高いことが報告されている(非特許文献2を参照)。また北半球のフィンランドでも、皮膚がんの発症率が、年々増加傾向にあることが報告されている(非特許文献3を参照)。我が国でも、特に高緯度地域において上空のオゾン量の長期的な減少傾向が観測されており(非特許文献1を参照)、今後、皮膚がんなど、紫外線による疾病が増加することが懸念されている。
【0004】
皮膚が強い紫外線に曝されると、紅斑(皮膚発赤)や浮腫などのダメージを受け、その結果、肥厚や弾性喪失、シワ発生、色素沈着異常など皮膚の劣化が引き起こされる。さらに、強い紫外線への繰り返しの被爆は、皮膚がんのリスクを増大させる。一方で、年間を通じて皮膚が曝されている弱い紫外線、いわゆる生活紫外線も、皮膚の劣化を引き起こす原因になることが報告されている(非特許文献4を参照)。こうした紫外線による健康被害を防ぐため、これまで皮膚へ塗布する日焼け止めクリームや化粧品などの外用剤が、紫外線から皮膚を保護する主な手段として用いられてきた。しかしながら、外出の度に、皮膚外用剤を身体の露出している部分すべてに、完全に塗布することは困難であるばかりでなく、手間と時間もかかってしまうことから、より手軽で有効な紫外線対策の手段が望まれている。
【0005】
この課題を解決すべく、経口摂取によって皮膚を紫外線から保護する効果のある薬理成分に関して、数多くの研究がなされている。ヒト皮膚のビタミンC、ビタミンE、カロチノイドの濃度は、紫外線に曝されることによって低下することが報告されている。これらの知見にもとづき、ヒトがビタミンC、ビタミンE、カロチノイドを経口摂取した場合に、紫外線による皮膚のダメージを軽減できるかについても検討がなされている。カロチノイドを例にとると、β−カロチンやリコピンの経口摂取により、紫外線により誘発される皮膚の炎症(紅斑)が抑えられたとする報告がなされている(例えば、非特許文献5および6を参照)。しかしながら、これらカロチノイド単独の摂取は、いずれも効果が認められるまでに10週間程度と長い時間を要するばかりでなく、化粧品などの皮膚外用剤に比べると、紅斑抑制の効果も十分であるとは言い難いという欠点があった。
【0006】
また、紫外線は、皮膚のビタミンC、ビタミンE、カロチノイドの濃度を低下させるだけでなく、皮膚の弾力組織の量も減少させることが報告されている(非特許文献7を参照)。皮膚の弾力組織の主たる成分は、真皮に存在するエラスチンと呼ばれるタンパク質であり、デスモシン、イソデスモシンといった特有のアミノ酸を含んでいることから、栄養学的にも注目されつつある。しかしながら、エラスチンの経口摂取による皮膚への効果に関しては、熱傷皮膚の回復を早めることが動物試験により報告されているのみ(非特許文献8を参照)で、紫外線に対する皮膚の保護効果については、ヒト試験のみならず動物試験においても、何ら報告されていない。
【0007】
一方、皮膚の最も外側にある表皮は、紫外線に直接曝される部分であり、この表皮の角質層の細胞間脂質のおよそ半分を占めるセラミドは、紫外線に対して何らかの保護作用を持つことが推測される。実際、セラミドにメラニン生成抑制作用があることが報告されている(非特許文献9を参照)が、これはメラノーマ細胞を用いたin vitroでの結果であり、ヒトや動物がセラミドを経口摂取した場合の効果については報告されていない。また、経口摂取する例としては、セラミドを有効成分として含有する健康食品等が提案されているが、これらは主として保湿や美肌を目的としたものである(特許文献1、非特許文献10を参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−113530号公報
【非特許文献1】
気象庁気候変動監視レポート2001
【非特許文献2】
Arch. Darmatol., Vol.135, No.7, 843-844 (1999)
【非特許文献3】
Arch. Darmatol., Vol.135, No.7, 781-786 (1999)
【非特許文献4】
J. Invest. Dermatol., Vol.105, No.6, 739-743 (1995)
【非特許文献5】
Proc. Soc. Exp. Biol. Med., Vol.233, 170-174 (2000)
【非特許文献6】
J. Nutr., Vol.131, 1449-1451 (2002)
【非特許文献7】
J. Invest. Dermatol., Vol.105, 739-743 (1995)
【非特許文献8】
総合健康開発研究所報, No.9, 1-7 (2001)
【非特許文献9】
FOOD Style 21, Vol.5, No.8, 24-33 (2001)
【非特許文献10】
FRAGRANCE JOURNAL, 1995-1, 81-89 (1995 )
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、経口摂取によって、紫外線による皮膚の炎症を効果的に抑制する食品組成物については、未だに実用化されていないのが現状である。こうした現状に鑑み、本発明は、紫外線により誘発される皮膚の炎症とそれに伴う皮膚の劣化を予防又は軽減するに際して、カロチノイドを単独で摂取した場合よりも効果的な食品組成物を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、この課題を達成するために鋭意研究を重ねた結果、カロチノイドにエラスチンもしくはその分解物及び/又はセラミドもしくはその配糖体を加えてなる食品組成物を摂取することによって、カロチノイドを単独で摂取した場合よりも、紫外線に誘発される皮膚の紅斑を効果的に抑制し得ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0011】
すなわち本発明は、紫外線により誘発される皮膚の炎症とそれに伴う皮膚の劣化を予防又は軽減することを目的とした食品組成物に関するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明について説明する。本発明に使用するカロチノイドは、その起源を何ら問うものではなく、β−カロチンであればニンジンやトマトなどの野菜又はデュナリエラなどの藻類から抽出したものがよく、リコピンを使用する場合にはトマトから抽出したものが望ましい。また、他のカロチノイド、すなわちα−カロチンやルテイン、ゼアキサンチン、β−クリプトキサンチンなどを含んでいても何ら問題はなく、これらを混合したミックスカロチノイドを使用することもできる。これらのカロチノイド抽出物は、通常、油脂又は溶剤により抽出される粘調な液体であり、これをそのまま用いることができるほか、賦形剤を加えて粉末化したものを用いてもよい。
【0013】
本発明に使用するエラスチンの起源についても何ら制限はなく、哺乳動物や魚などの皮や結合組織から抽出したものが好ましい。また、抽出したままのエラスチンでも、化学的又は酵素的に処理したエラスチン分解物でもよく、さらには、これらの混合物を使用することもできる。これらの一例としては、タラの皮を細断・ホモジネートし、熱水で抽出した後、酵素処理によって部分的に加水分解し、粉末化することによって製造されるエラスチンがある。
【0014】
本発明に使用するセラミドは、スフィンゴシンに脂肪酸がアミド結合したものの総称として定義され、その起源によって構成分子種に若干の相違がみられるが、ここでは問題とならない。牛などの組織から抽出した動物性のセラミドや、酵母などから抽出した微生物由来のセラミドを使用してもよいが、より好ましくは、配糖体として存在する植物性のセラミド、すなわち一般に入手が可能な米糠、小麦、こんにゃく芋などから抽出したセラミド配糖体を使用するのが望ましい。これらの一例としては、こんにゃく芋を粉砕し、アルコールで抽出した後、粉末化することよって製造されるセラミドがある。
【0015】
これらの原料から製造した本発明の食品組成物は、カロチノイドにエラスチンもしくはその分解物及び/又はセラミドもしくはその配糖体を加えてなることを特徴とし、総カロチノイド又はβ−カロチン又はリコピン1重量部に対して、エラスチン又はその分解物が0.1〜100重量部、セラミド又はその配糖体が0.001〜1重量部であり、好ましくは、総カロチノイド又はβ−カロチン又はリコピン1重量部に対して、エラスチン又はその分解物が1〜10重量部、セラミド又はその配糖体が0.01〜0.1重量部である。本発明の食品組成物を摂取するに際しては、一日の目安量としてカロチノイド換算で1〜100mg、好ましくは、β−カロチンとして20〜50mg、あるいはリコピンとして10〜30mg摂取できるように配合された食品を摂取することによって、カロチノイドを単独で摂取した場合よりも、より短期間で効果的に、紫外線による皮膚の炎症とそれに伴う劣化を予防又は軽減することができる。
【0016】
本発明による食品組成物は、単独で用いることができるほか、皮膚の健康維持に良いとされる他の栄養素、例えば、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、亜鉛、セレン、硫黄などのミネラル類、さらにはアミノ酸、グルタチオン、コラーゲン又はその分解物、コンドロイチン、ヒアルロン酸、スクワレン、イソフラボン配糖体又はそのアグリコンなどと組み合わせて用いることが可能である。また、かかる食品組成物の実施形態についても何ら制限するものではなく、他の食品素材と適宜組み合わせることによって、カプセル剤や錠剤などの固形製剤のほか、一般の固形状、半固形状、液状、粉末状食品あるいは飲料などに使用することができる。
【0017】
【実施例】
以下に実施例を示すが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
実施例1
オリーブオイルに増粘剤としてミツロウを加えたもの(コントロール、溶液A)をベースとして、これにデュナリエラ由来β−カロチン含有植物油懸濁液(β−カロチン30%含有、協和発酵工業製)のみを配合したもの(溶液B)、タラの皮由来のエラスチン(エラスチン95%含有、アズウェル製)のみを配合したもの(溶液C)、こんにゃく由来のセラミド(セラミド配糖体3%含有、ユニチカ製)のみを配合したもの(溶液D)、β−カロチン含有植物油懸濁液とタラ皮エラスチンを配合したもの(溶液E)、β−カロチン含有植物油懸濁液とこんにゃくセラミドを配合したもの(溶液F)、タラ皮エラスチンとこんにゃくセラミドを配合したもの(溶液G)、β−カロチン含有植物油懸濁液とタラ皮エラスチン及びこんにゃくセラミドを配合したもの(溶液H)の8種類の溶液を調製し、これらを内容液としたゼラチンソフトカプセル(AからH)を作成した。カプセル内容液の配合を表1に、カプセル1粒(内容液500mg)当たりの成分含有量を表2に示す。
【0018】
【表1】
Figure 0004114186
【0019】
【表2】
Figure 0004114186
【0020】
24人のボランティア(男性17人、女性7人、平均年齢32歳)を3人づつ8群に分け、前記の方法によって調製したAからHまでの8種類のカプセルを各群に割り当て、毎日2粒を1日2回に分けて8週間にわたり摂取させた。摂取開始前、摂取開始後4週間および8週間経過の時点で、紫外線照射による皮膚の炎症の程度を評価した。評価方法として、上腕内側部に、1箇所だけ2センチ四方に穴を空けた紫外線防護フィルムを巻き付け、まず紫外線照射前のフィルム開口部の皮膚の色(L0、a0、b0;Lは明度、a及びbは色度を表す)を色差計(ミノルタ Color Reader CR-10)によって測定した。次いで、フィルム開口部に日焼け用紫外線ランプ(フィリップス CLEO 20W×6)を一定の距離から30分間照射し、照射後の皮膚の色(L、a、b)を再び測定し、照射前の皮膚の色との差(ΔL、Δa、Δb)を算出した。なお、4週間毎の3回の測定では、フィルム開口部をずらすことによって、同じ部分の皮膚で測定しないようにした。摂取開始後4週間の時点における紫外線照射による皮膚のΔaの測定値(各群での平均値)を図1に、摂取開始後8週間の時点における紫外線照射による皮膚のΔaの測定値(各群での平均値)を図2に示す。Δa値は赤−緑方向の色度の変化を表し、Δa値が大きいほど皮膚が赤色に変化、すなわち紅斑(紫外線による炎症)が生じていることを示している。
【0021】
図1に示すように、摂取開始後4週間の時点では、カプセルH(β−カロチン+エラスチン+セラミド)摂取群が、カプセルA(コントロール)摂取群に比べてΔa値が有意に低く、紫外線照射による皮膚の発赤、すなわち炎症が有意に抑制されていた。さらに、有意差は認められないものの、カプセルE(β−カロチン+エラスチン)摂取群及びカプセルF(β−カロチン+セラミド)摂取群のΔa値も低い傾向にあった。また図2に示すように、摂取開始後8週間の時点では、カプセルH(β−カロチン+エラスチン+セラミド)及びカプセルF(β−カロチン+セラミド)を摂取した2群が、カプセルA(コントロール)摂取群に比べてΔa値が有意に低かった。有意差は認められなかったものの、カプセルE(β−カロチン+エラスチン)摂取群とカプセルB(β−カロチン単独)摂取群のΔa値も、カプセルA(コントロール)摂取群に比べて低い傾向にあり、かつカプセルE(β−カロチン+エラスチン)摂取群の方がカプセルB(β−カロチン単独)摂取群よりもΔa値が低い傾向が認められた。以上の結果から、β−カロチンを単独で摂取するよりも、エラスチンとセラミドのいずれか一方又は両方をβ−カロチンと同時に摂取した方が、紫外線による皮膚の炎症を、より短期間かつ効果的に抑制できることが確認された。
【0022】
実施例2
β−カロチン含有植物油懸濁液をトマトオレオレジン(6%リコピン含有、ライコレッド社製)に変更し、実施例1と同様にAからHまでの8種類のカプセルを調製した。カプセル内容液の配合を表3に、カプセル1粒(内容液500mg)当たりの成分含有量を表4に示す。
【0023】
【表3】
Figure 0004114186
【0024】
【表4】
Figure 0004114186
【0025】
24人のボランティア(男性15人、女性9人、平均年齢29歳)を3人づつ8群に分け、前記の方法によって調製したAからHまでの8種類のカプセルを各群に割り当て、毎日2粒を1日2回に分けて8週間にわたり摂取させた。摂取開始前、摂取開始後4週間および8週間経過の時点で、紫外線照射による皮膚の炎症の程度を評価した。評価方法は実施例1と同じである。摂取開始後4週間の時点における紫外線照射による皮膚のΔaの測定値(各群での平均値)を図3に、摂取開始後8週間の時点における紫外線照射による皮膚のΔaの測定値(各群での平均値)を図4に示す。
【0026】
図3に示すように、摂取開始後4週間の時点では、カプセルH(リコピン+エラスチン+セラミド)摂取群が、カプセルA(コントロール)摂取群に比べてΔa値が有意に低く、紫外線照射による皮膚の発赤、すなわち炎症が有意に抑制されていた。さらに、有意差は認められないものの、カプセルE(リコピン+エラスチン)摂取群及びカプセルF(リコピン+セラミド)摂取群のΔa値も低い傾向にあった。また図4に示すように、摂取開始後8週間の時点では、カプセルH(リコピン+エラスチン+セラミド)、カプセルE(リコピン+エラスチン)及びカプセルF(リコピン+セラミド)を摂取した3群が、カプセルA(コントロール)摂取群に比べてΔa値が有意に低かった。カプセルB(リコピン単独)摂取群のΔa値も、カプセルA(コントロール)摂取群に比べて低い傾向にあったが、有意差は認められなかった。以上の結果から、リコピンを単独で摂取するよりも、エラスチンとセラミドのいずれか一方又は両方をリコピンと同時に摂取した方が、紫外線による皮膚の炎症を、より短期間かつ効果的に抑制できることが確認された。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、β−カロチンやリコピンのようなカロチノイドに、エラスチンもしくはその分解物及び/又はセラミドもしくはその配糖体を加えてなる食品組成物は、紫外線により誘発される皮膚の炎症を予防又は軽減するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に記載の本発明の組成物及び比較組成物を4週間摂取した後の、紫外線照射による皮膚の色度(Δa)の変化を表したグラフである。
【図2】実施例1に記載の本発明の組成物及び比較組成物を8週間摂取した後の、紫外線照射による皮膚の色度(Δa)の変化を表したグラフである。
【図3】実施例2に記載の本発明の組成物及び比較組成物を4週間摂取した後の、紫外線照射による皮膚の色度(Δa)の変化を表したグラフである。
【図4】実施例2に記載の本発明の組成物及び比較組成物を8週間摂取した後の、紫外線照射による皮膚の色度(Δa)の変化を表したグラフである。

Claims (1)

  1. リコピン、エラスチンおよびセラミドの3成分を含有せしめてなる食品組成物。
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