JP4113483B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、ギアボックス内にモータを内臓し、ギア構造によりバッフルを開閉する機構を備え、冷蔵庫各室内の設定温度によりバッフルが開閉し冷気の供給を行う冷蔵庫用ダンパ装置(風量調節装置)及び冷蔵庫に関するものである。
一般的に、間接冷却方式の冷蔵庫は、冷気の風量調節装置であるダクトダンパを備えている。ダクトダンパとは、ギアボックス内にモータを内臓し、ギア構造によりバッフルを開閉する機構を備えた風量調節装置のことであり、冷蔵庫各室内に設置されるサーミスタの設定温度によりバッフルが開閉し冷気の供給を行う装置である。バッフルがギアボックスを挟んで両側に並列して設置されるものをツインバッフルダクトダンパ、どちらか一方の片側のみに設置されるものをシングルバッフルダクトダンパと呼ばれる。
またツインバッフルダクトダンパにおいては、バッフル回転軸がモータと同回転方向を主軸側、反対になる側を副軸側とよび、一般に主軸側の開閉動作が先に行われる。また主軸側の方が回転トルクが大きいため、二つを比較してバッフルの大きい方を主軸側に設定する。
ツインバッフルダクトダンパを用いた冷蔵庫では、ツインバッフルダクトダンパは冷蔵室用バッフル(主軸側)、及びスライドチルド側バッフル(副軸側)を備え、これらのバッフルの開閉によって冷蔵室、スライドチルド室に流れる冷気流量を調節する。従来のツインバッフルダクトダンパの風路寸法およびギアボックス寸法は、例えば、冷蔵室側風路が横幅70mm×奥行30mm、スライドチルド側風路が横幅30mm×奥行30mm、ギアボックスが横幅30mm×奥行40mm×高さ50mmである。
従来の冷蔵室側バッフル及びスライドチルド側バッフルを有するツインバッフルダクトダンパを備えた冷蔵庫のバッフル開閉制御について簡単に説明する。圧縮機が稼動し、各部屋を冷却し始める。この時点にて、まず冷蔵室に設置してあるサーミスタが温度を検知し、冷蔵室のサーミスタの温度が冷蔵室側バッフル開閉の開温度以上であれば冷蔵室側バッフルが開き、冷蔵室サーミスタが冷蔵室側バッフルの閉温度以下になるまで、冷蔵室側バッフルは開いたままで冷蔵室に冷気を吹出す。
次にスライドチルド室のサーミスタがスライドチルド室内の温度を検知し、スライドチルド側バッフル開閉の開温度以上であればスライドチルド室用バッフルも、スライドチルド室のサーミスタの温度がスライドチルド側バッフルの閉温度以下になるまで開いたままとなる。スライドチルド室のサーミスタがスライドチルド側バッフル開閉の閉温度以下の場合は、スライドチルド室のサーミスタの温度がスライドチルド側バッフルの開温度以上になるまでスライドチルド室のバッフルは閉じたままである。
また、圧縮機が起動した時点で、冷蔵室のサーミスタが冷蔵室側バッフルの開温度以上でなく、且つ冷蔵室側バッフルの閉温度以下でない場合も、冷蔵室側バッフルの閉温度以下になるまで冷蔵室側バッフルは開いたままとなり、スライドチルド側バッフルの動作も同じである。
また、圧縮機が起動した時点で、冷蔵室のサーミスタが冷蔵室側バッフル閉温度以下の場合には、冷蔵室側バッフルは、冷蔵室サーミスタが冷蔵室側バッフルの開温度以上になるまで閉じたままとなり冷蔵室に冷気を流さない。次にスライドチルド室の温度を検知して、スライドチルド室のサーミスタがスライド室用バッフルの開温度以上である場合には、スライドチルド室サーミスタがスライド室用バッフルの閉温度以下になるまでスライドチルド室用バッフルは開いたままとなる。またスライドチルド室のサーミスタがスライドチルド室用バッフルの閉温度以下だとスライドチルド室用バッフルは閉じたままとなる。
次に圧縮機の運転状態、冷蔵室側バッフル及びスライドチルド室側バッフルの開閉状態、冷蔵室温度、スライドチルド室温度、冷凍室温度の時系列変化を説明する。まず圧縮機起動時のT1においては、冷蔵室温度、スライドチルド室温度を各室サーミスタにて検知して各室のバッフルの開閉が行われる。圧縮機は冷凍室に設置されたサーミスタによって制御され、起動温度に達すると冷凍室サーミスタが圧縮機停止温度に達するまで運転を継続する。また従来の冷蔵庫では冷蔵室側バッフルから動作が始まり、次にスライドチルド室側バッフルの動作が行われる。これは冷蔵室側バッフルが主軸、スライドチルド室側バッフルが副軸に接続されているためで、ツインバッフルダクトダンパのギア構造上の問題であり、モータ一つで二つのバッフルを動作させているために生じるものである。冷蔵室側バッフルが開状態になってからスライドチルド室側バッフルが開状態になるまで時間差にして10秒前後の遅れが生じる。冷蔵室側とスライドチルド室側のバッフルを同時に動かすことは出来ない。
次にT1の後のT2において、スライドチルド室側バッフルが閉じる。冷蔵室側バッフルより早く閉じるのは、スライドチルド室の容積が冷蔵室の容積より小さいためである。また冷蔵室の温度カーブとスライドチルド室の温度カーブを比べてみて、スライドチルド室の方が直線的に温度が変化するのも容積が小さいためである。このとき冷蔵室側バッフルは開状態、スライドチルド側バッフルが開状態から閉状態へ移行するのであるが、ツインバッフルダクトダンパのギア構造上の問題で、ある開閉動作を行ってから冷蔵室側バッフルのみ開という状態に持っていかなくてはならないので応答性が悪い。
次にT2の後のT3において、スライドチルド室側バッフルに遅れて冷蔵室側バッフルも閉じる。この際には冷蔵室側バッフルが閉じるだけである。これは冷蔵室側バッフルが主軸側に接続されているからである。
次にT3の後のT4において、圧縮機が停止する。この時点では、冷蔵室サーミスタ温度は冷蔵室側バッフル開温度より低く、冷蔵室側バッフルは閉じている。同じくスライドチルド室側バッフルも閉じている。
上記のバッフル開閉動作は、冷蔵庫の扉開閉のない状態のものであり、実使用においては扉開閉により各室温度は上昇するため、1サイクル中もっと複雑なバッフル開閉動作をする。
シングルバッフルダクトダンパを用いた冷蔵庫として、1個の風向調整ダンパにより、例えば風向調整ダンパの先に上段部と下段部の冷気吹出口につながる2本のダクトがある場合に、上段部と下段部の温度が設定値より高い場合は、全開となり、上段部の温度が設定値より高い場合は半開となり、両方の温度が設定値より高い場合は閉となるような制御を行う冷凍冷蔵庫がある(例えば、特許文献1参照)。
一枚の開閉板(シングルバッフルダクトダンパ)で開閉、開開、閉開の3モードで制御可能なダンパを提供するために、冷却装置から冷凍室へ連通するダクトの第一開口部とエアカーテンに連通するダクトの第二開口部とを一つのダンパ開閉板の両面を使って開閉する。モータ一個で制御でき、第一開口部と第二開口部の開き角度は90゜以下で、回動に要する応答時間は短く電力消費は僅かである冷蔵庫がある(例えば、特許文献2参照)。
一枚のダンパを回動して、製氷皿下面風路への冷気を制御するもので、冷凍側導入口をダンパにより閉として冷蔵室の空気を製氷皿下面風路へ導入するモードと、冷蔵側導入口をダンパにより閉として冷凍室の空気を製氷皿下面風路へ導入するモードと、ダンパに位置を冷凍側導入口と冷蔵側導入口の中間に保持するモードとを有する冷凍冷蔵庫がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−54642号公報 特開2002−295951号公報 特開昭63−231178号公報
従来の冷蔵庫はツインバッフルダクトダンパを使用していたので、ギアボックスを挟んで左右に冷蔵室、スライドチルド室の風路が並列に設置されていたため、冷蔵室の内容積を大きく取れなかった。
また、ツインバッフルダクトダンパはバッフルとフレームがそれぞれ2個あるために価格が高い。
さらに、制御信号に対する応答性も悪い(時間がかかる)ため、消費電力も大きくなり、かつ、騒音も大きくなる。
特許文献1に記載された冷凍冷蔵庫の半開の状態というのは、一方に冷気を送り、もう一方には冷気を流さない状態であるが、バッフル摺動部とダクトに隙間がある為、冷気漏れ対策としてシールを貼る必要があり、価格が上がる。また寿命末期において、シールが擦れて隙間が出来て温度コントロールが利かなくなってしまうことが考えられる。
特許文献2に記載された冷蔵庫は、ダンパを開開、開閉、閉開の3モードで温度を制御しているが、閉閉の状態がないため、常に冷気が吹出される。圧縮機の起動は冷凍室サーミスタによって制御されているため、冷凍室に早く冷気を供給しなければ冷凍室サーミスタが設定温度以下にならないので圧縮機は稼動し続け、結果消費電力量は悪化する。
特許文献3に記載された冷凍冷蔵庫は、ファンが風向調整板の上流側にあるため、A側の吹出し風路の方がB側の戻り風路より高圧になる。よって両方開状態にした場合、A側の吹出し冷気は製氷皿の下を流れないでB側の冷蔵室の風路へ流れ、冷蔵室が氷結してしまう恐れがある。またこの構造においても閉閉の状態がない。圧縮機の起動は冷凍室サーミスタによって制御されているため、冷凍室に早く冷気を供給しなければ冷凍室サーミスタが設定温度以下にならないので圧縮機は稼動し続け、結果消費電力量は悪化する。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、一つの風路から二方の風路に分岐する風路において、一枚のバッフルの両面で夫々が臨む一つの風路の開口部及び二方の風路の開口部の何れか一方を夫々開閉制御する冷蔵庫用ダンパ装置及びそれを用いた冷蔵庫を提供することを目的とする。
この発明に係る冷蔵庫用ダンパ装置は、一つの風路から二方の風路に分岐し、一つの風路の開口部及び二方の風路の何れか一方の風路の開口部の夫々に一つのバッフルの両面を夫々臨ませた冷蔵庫用ダンパ装置において、一つのバッフルの両面で、夫々が臨む一つの風路の開口部及び二方の風路の何れか一方の風路の開口部を夫々開閉することを特徴とする。
この発明に係る冷蔵庫用ダンパ装置は、一つのバッフルの両面で、夫々が臨む一つの風路の開口部及び二方の風路の何れか一方の風路の開口部を夫々開閉することにより、部品点数を削減でき、冷蔵庫の性能向上、庫内容積拡大につながる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を用いて説明する。
図1、2は実施の形態1を示す図で、図1はシングルバッフルダクトダンパを備えた冷蔵庫の正面図(各部屋扉、ケース無し)、図2は同縦断面図である。図中において矢印は冷気の流れを示している。図において、冷蔵庫は、箱体4を区画して、上から順に冷蔵室5a、スライドチルド室5b、製氷室9及び切替室6、野菜室7、冷凍室8を形成している。
ファンを支持し冷却された空気を各室へ分配する風路2は、冷却用ファン1を支持し冷却された空気を各室へ分配する風路、また各室からの戻り空気を冷却器22へ戻す風路を有する。
風量調節装置であるダンパとして、切替室用シングルバッフルダクトダンパ3a、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3b、製氷室用シングルバッフルダクトダンパ3c、冷凍室用シングルバッフルダクトダンパ17を使用している。
冷蔵室冷気吹出し口10から冷気が冷蔵室5aへ吹出され、スライドチルド室冷気吹出し口27から冷気がスライドチルド室5bへ吹出され、冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路33から冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路18(一点鎖線)を通過して冷却器22へ戻る。切替室冷気吹出し口11から冷気が切替室6へ吹出され、切替室冷気戻り口12から切替室の戻り風路20(一点鎖線)を通過して冷却器22へ戻る。製氷室冷気吹出し口13から冷気が製氷室9へ吹出され、製氷室冷気戻り口14から製氷室の戻り風路19(一点鎖線)を通過して冷却器22へ戻る。冷凍室冷気吹出し口15から冷気が冷凍室8へ吹出され、冷凍室戻り口28から冷凍室冷気戻り風路16を通過して冷却器22へ戻る。
各室には、温度を検出するためのサーミスタ21(斜線)が設置される。
冷蔵室背面ダクトに繋がる風路23及び冷蔵室に繋がる風路30は、冷蔵室5aへの冷気の流れる風路の一部を構成する。製氷室9に繋がる風路24は、製氷室用シングルバッフルダクトダンパ3cに連結する。切替室に繋がる風路25は、切替室用シングルバッフルダクトダンパ3aに連結する。冷凍室に繋がる風路26は、冷凍室用シングルバッフルダクトダンパ17に連結する。スライドチルド室に繋がる風路29は、スライドチルド室冷気吹出し口27へ連結する。
一つの風路は、冷蔵室背面ダクトに繋がる風路23に相当する。また、二方の風路は、スライドチルド室に繋がる風路29及び冷蔵室に繋がる風路30に相当する。
冷凍サイクルの構成部品である圧縮機31が、冷蔵庫底部に配置される。
ダクト組立32は、冷蔵室5a及びスライドチルド室5bへの冷気風路の一部を構成する。
図3〜6は実施の形態1を示す図で、図3はダクト組立の詳細図、図4は冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ詳細図、図5は同断面図、図6はダクト組立の組み立て図である。図において、バッフル35はギアボックス34で駆動される。ダクトダンパを押さえるフタ部品37は、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bを押さえる。シール材36はダクト組立32をシールする。冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bはダクト部品38に収納される。
実施の形態1におけるダクトダンパは、一つのバッフルの両面がフレーム39背面および下部の二つのダクト開口部をそれぞれ開閉する冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bである。このダクトダンパのバッフルをシングル化したことで、ダクトダンパサイズは小型化し冷蔵室側風路幅を拡大することができ、冷蔵室の冷却性能が改善される。またフレーム背面にはスライドチルド室5b行の吹出し穴を設置している。
実施の形態1における冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bの風路寸法およびギアボックス寸法はそれぞれ、冷蔵室側風路が横幅90mm×奥行30mm、スライドチルド室用吹出し穴が横幅40mm×奥行20mm、ギアボックスが横幅30mm×奥行40mm×高さ50mmである。
従来の冷蔵庫では、冷蔵室に繋がる風路30とスライドチルド室に繋がる風路29がギアボックス34を挟んで左右に並列に並んでいる構造であった。しかし、実施の形態1では、バッフル35をシングル化しフレーム39背面にスライドチルド室5bへの吹き出し穴を設置したことで、スライドチルド室に繋がる風路29を冷蔵室に繋がる風路30の背部、つまりダクトダンパを押さえるフタ部品37とシール材36の間に設置した構造となっている。このように風路を取りまわすことでダクト組立32の小型化が可能となり、スライドチルド室5b奥のスペースが広がり内容積が拡大する。
以上より、ダクト組立32の構造がコンパクトになり、且つバッフル35およびフレーム39をそれぞれ一つ削減することで約80円のコストが削減可能となる。
次に冷気の循環について示す。図2の矢印はスライドチルド室5bに向かう冷気の流れを示している。スライドチルド室5bへ向かう冷気の流れとして、冷気は冷蔵室背面ダクトに繋がる風路23、ダクト組立32、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3b、スライドチルド室に繋がる風路29の順で通過し、スライドチルド室冷気吹出し口27からスライドチルド室5bに吹出される。
ダクト組立32内のスライドチルド室5bに向かう冷気の流れはバッフル35が開くと冷気はいったんダクト組立32の外のスライドチルド室に繋がる風路29(フタ部品37とシール材36で出来た風路9)を通過してスライドチルド室冷気吹出し口27からスライドチルド室5bに吹出される。スライドチルド室5bを冷却した冷気はスライドチルド室の下にある冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路33から、冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路18を通過して冷却器22に戻る。冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路33から冷却器22に戻った冷気は冷却器22によって熱交換されて再び各部屋に吹出される。
冷蔵室5aの冷気の流れとして、冷気は冷蔵室背面ダクトに繋がる風路23、ダクト組立32、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3b、冷蔵室に繋がる風路30、冷蔵室冷気吹出し口10から冷蔵室5aに吹出される。冷蔵室5aを冷却した冷気は冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路33から冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路18を通過して、冷却器22に戻り、冷却器22によって熱交換されて冷却用ファン1によって再び各部屋に送られる。
製氷室9に向かう冷気の流れとして、冷気はファングリル内の製氷室に繋がる風路24、製氷室用シングルバッフルダクトダンパ3cの順で通過し、製氷室冷気吹出し口13から製氷室9に吹出す。製氷室9を冷却した冷気は。製氷室冷気戻り口14から製氷室の戻り風路19を通過して冷却器22に戻り、冷却器22によって熱交換されて再び各部屋に吹出される。
切替室6に向かう冷気の流れとして、冷気はファングリル内の切替室に繋がる風路25、切替室用シングルバッフルダクトダンパ3aの順で通過し、切替室冷気吹出し口11から切替室6に吹出す。切替室6を冷却した冷気は切替室戻り口12から切替室の戻り風路20を通過して冷却器22に戻り、冷却器22によって熱交換されて再び各部屋に吹出される。
冷凍室8に向かう冷気の流れとして、冷気はファングリル内の冷凍室に繋がる風路26、冷凍室用シングルバッフルダクトダンパ17の順で通過し、冷凍室冷気吹出し口15から冷凍室8に吹出す。冷凍室8を冷却した冷気は冷凍室戻り口28から冷凍室冷気戻り風路16を通過して冷却器22に戻り、冷却器22によって熱交換されて再び各部屋に吹出される。
次に冷蔵室内の温度制御について説明する。
図7〜9は実施の形態1を示す図で、図7は冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bのバッフル35の開閉のフローチャート、図8はサーミスタの温度状況とバッフルの状態を示す図、図9は冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bのバッフルの開閉パターンである。このバッフル35は冷蔵室5aに設置されたサーミスタ21の温度と、スライドチルド室5bに設置されたサーミスタ21の温度の両方の温度にて開閉が決定されるが、冷蔵室5aの方が使用頻度が高いことと、スライドチルド室5bは一般にケースが設置されることが多く、また、容積も冷蔵室5aに比較して大きくなく早く温度が安定しやすいということから、冷蔵室5aの温度にて優先的に制御している。
図7において、圧縮機31が稼動(S1)すると冷却が始まる。圧縮機31起動時にて冷蔵室5aに設置してあるサーミスタ21が温度を検知し、冷蔵室サーミスタ下限温度以下(S2、S4)ならば、バッフル35は閉じたまま((両閉)(S3)(図9(a))となる。冷蔵室サーミスタ21の温度がサーミスタ上限温度以上(S2、S4)であればバッフル35が開く。ここでスライドチルド室5bに設置されたサーミスタ21の温度によって開く角度が変わってくる。スライドチルド室サーミスタ21温度がサーミスタ上限度以上(S5、S7)ならば、バッフル35はフレーム39背面に設置されたスライドチルド室に繋がる風路29を塞がず図9(b)のような角度でとまり、冷蔵室に繋がる風路30、スライドチルド室に繋がる風路29の両風路を開状態(両開(S6))とする。また、スライドチルド室サーミスタ21温度がサーミスタ下限温度以下(S5、S7)ならば、図9(c)のような角度でバッフルがとまり、スライドチルド室に繋がる風路29を塞ぐことで冷蔵室に繋がる風路30を開状態、スライドチルド室に繋がる風路29を閉状態(片開)とする(S8)。
図10は実施の形態1を示す図で、圧縮機31とバッフル35開閉状態、冷蔵室温度、スライドチルド室温度、冷凍室温度の横軸を時間としたタイムチャートである。圧縮機が起動する(T1)時点にて冷蔵室サーミスタ21とスライドチルド室サーミスタ21が各室の温度を検知し、バッフル35を両開する。所定時間後スライドチルド室5bが充分に冷却され(T2)、スライドチルド室に繋がる風路29を閉とするために片開する。このとき両開(冷蔵室に繋がる風路30およびスライドチルド室に繋がる風路29はともに開)から片開(冷蔵室に繋がる風路30は開、スライドチルド室に繋がる風路29は閉)にするのにかかる時間は5秒程度であり、ツインバッフルダクトダンパを使用していた従来の冷蔵庫より応答性が改善される。また、バッフル35を可動する時間も短いため騒音も少なく、また消費電力も従来と比べてかからない。
さらに、T3になると冷蔵室に繋がる風路30も閉じるために両閉の状態となる。
このように実施の形態1の冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bを使用することで、従来に比べてコストも安く、また、庫内容積の増加、さらには騒音も小さく少なくなり、消費電力も改善される。
上述の実施の形態によれば、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bにおいて、バッフル35の両面が、冷蔵室背面ダクトの繋がる風路23及びスライドチルド室に繋がる風路29の二つのダクト開口部をそれぞれ開閉するシングルバッフルダクトダンパを使用することにより、部品点数が従来のツインバッフルダクトダンパよりも削減できるためコストを約80円安くすることができた。また従来の例えば特許文献1において貼ってあるシールも追加しなくて済む。
また、バッフル35を2枚から1枚にして、フレーム39背面にスライドチルド室5b行の吹出し穴を設置しスライドチルド室5bの風路をダクト背面に移動したことで、冷蔵室の風路を拡大することが可能となり冷蔵室の冷却性能が改善され、且つ冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bの幅を狭くすることでダクト組立32をコンパクトにし、内容積を増加させることを可能とした。
また、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bを設置した冷蔵庫は、従来の冷蔵庫に比較してバッフル35の温度応答性が良いため、バッフル35を稼動させる時間も短くなり、騒音が小さくなり、消費電力も低減する。
実施の形態2.
図11、12は実施の形態2を示す図で、図11はバッフル開時の設定角度を示す図、図12はシングルバッフルダクトダンパを搭載した冷蔵庫を示す図である。実施の形態2は、上記実施の形態1の冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ3bを使用し、図11に示すようにバッフル開時の設定角度を変えたものである。
これは、冷蔵庫の使用者が図12に示される冷蔵室扉表面に設置されている温度設定パネルのボタンを操作することで、バッフル35開時の設定角度が変わり、±2℃前後の範囲で任意にスライドチルド室の温度を設定することを可能にするものである。
温度を変化させるだけならスライドチルド室5bのサーミスタ21の設定温度を変更すれば可能であるが、例えば温度を低目に設定する場合、サーミスタ21の温度が設定温度に下がるまで、バッフル35を開けていなければならないために庫内を循環している冷気流量がとられ、ひいては圧縮機31の運転時間が長くなって消費電力が悪化し、また騒音も大きくなる。
そこでスライドチルド室5bの温度を調整する際に、温度操作パネルのボタンを操作してスライドチルド室5bのサーミスタ21の設定温度だけでなく、バッフル35開時の設定角度も変更(この場合は図11の(a〜e))すればバッフル35を開けている時間も設定前と同じになり、圧縮機31の運転時間も長くなることはない。
スライドチルド室5bは容積的にあまり大きくない部屋のため、バッフル35の設定角度に対しての温度応答性も良く、設定角度を10°ほど持たせれば±2℃程度の範囲で温度調整が可能となる。
上述の実施の形態によれば、バッフル35開時の設定角度をいくつか持たせ、冷蔵室扉に設置される温度設定パネルにて使用者が任意にスライドチルド室5bの温度を±2℃程度の範囲で温度調整することを可能にした。
実施の形態1を示す図で、シングルバッフルダクトダンパを備えた冷蔵庫の正面図(各部屋扉、ケース無し)である。 実施の形態1を示す図で、シングルバッフルダクトダンパを備えた冷蔵庫の縦断面図である。 実施の形態1を示す図で、ダクト組立の詳細図である。 実施の形態1を示す図で、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパの詳細図である。 実施の形態1を示す図で、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパの断面図である。 実施の形態1を示す図で、ダクト組立の組み立て図である。実施の形態の冷凍冷蔵庫の正面図(a)、冷蔵庫本体中部の縦断側面図(b)である。 実施の形態1を示す図で、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパのバッフルの開閉のフローチャート図である。 実施の形態1を示す図で、サーミスタの温度状況とバッフルの状態を示す図である。 実施の形態1を示す図で、冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパのバッフルの開閉パターンを示す図である。 実施の形態1を示す図で、圧縮機とバッフル開閉状態、冷蔵室温度、スライドチルド室温度、冷凍室温度の横軸を時間としたタイムチャート図である。 実施の形態2を示す図で、バッフル開時の設定角度を示す図である。 実施の形態2を示す図で、シングルバッフルダクトダンパを搭載した冷蔵庫を示す図である。
符号の説明
1 冷却用ファン、2 ファンを支持し冷却された空気を各室へ分配する風路、3a 切替室用シングルバッフルダクトダンパ、3b 冷蔵室、スライドチルド用シングルバッフルダクトダンパ、3c 製氷室用シングルバッフルダクトダンパ、4 箱体、5a 冷蔵室、5b スライドチルド室、6 切替室、7 野菜室、8 冷凍室、9 製氷室、10 冷蔵室冷気吹出し口、11 切替室冷気吹出し口、12 切替室冷気戻り口、13 製氷室冷気吹出し口、14 製氷室冷気戻り口、15 冷凍室冷気吹出し口、16 冷凍室冷気戻り風路、17 冷凍室用シングルバッフルダクトダンパ、18 冷蔵室、スライドチルドの戻り風路、19 製氷室の戻り風路、20 切替室の戻り風路、21 サーミスタ、22 冷却器、23 冷蔵室背面ダクトに繋がる風路、24 製氷室に繋がる風路、25 切替室に繋がる風路、26 冷凍室に繋がる風路、27 スライドチルド室冷気吹出し口、28 冷凍室戻り口、29 スライドチルド室に繋がる風路、30 冷蔵室に繋がる風路、31 圧縮機、32 ダクト組立、33 冷蔵室、スライドチルド室の戻り風路、34 ギアボックス、35 バッフル、36 シール材、37 ダクトダンパを押さえるフタ部品、38 ダクト部品、39 フレーム。

Claims (3)

  1. 冷蔵室と、この冷蔵室に設けられ、前記冷蔵室より容積が小さく且つ温度が低いスライドチルド室とを有し、冷却器で生成した冷気を送風機で循環させるダクト組立を有し、前記ダクト組立内に冷気を供給する前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路の開口部と、前記冷蔵室へ連通する前記冷蔵室に繋がる風路の開口部と、前記スライドチルド室へ連通する前記スライドチルド室に繋がる風路の開口部とを有する冷蔵庫において、
    一つのバッフルを備え、前記バッフルの一方の面が前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路の開口部に臨み、前記バッフルの他方の面が前記冷蔵室に繋がる風路の開口部及び前記スライドチルド室に繋がる風路の開口部に臨み、前記一つのバッフルで前記冷蔵室に繋がる風路の開口部及び前記スライドチルド室に繋がる風路の開口部を開閉制御する冷蔵庫用ダンパ装置を前記ダクト組立内に設け、
    前記スライドチルド室に繋がる風路を前記冷蔵室に繋がる風路の背面に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵庫用ダンパ装置は、前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路の開口部を前記一つのバッフルの一方の面で塞いで前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路と前記冷蔵室に繋がる風路及び前記スライドチルド室に繋がる風路とを非連通状態とし、前記冷蔵室に繋がる風路及び前記スライドチルド室に繋がる風路の何れか一方の風路の開口部を前記一つのバッフルの他方の面で塞いで前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路と前記冷蔵室に繋がる風路及び前記スライドチルド室に繋がる風路の何れか他方の風路とを連通状態とし、前記一つのバッフルがその中間の位置では、前記冷蔵室背面ダクトに繋がる風路と前記冷蔵室に繋がる風路及び前記スライドチルド室に繋がる風路が連通状態となる3モードで開閉制御することを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵庫用ダンパ装置は、前記一つのバッフル開時の設定角度を複数持ち、冷蔵室扉に設置される温度設定パネルにて使用者が任意に前記スライドチルド室の温度を所定範囲に温度調整できることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の冷蔵庫。
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