JP4113371B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン(以下「TV」と称する。)、音響機器、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話やPDA(Personal DigitalAssistance)等の情報通信端末と、ホストコンピュータ(プロバイダ・サーバ等のログイン先であり、以下「ホスト」と略する。)とを含むネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のPCはインターネットなどの通信ネットワーク(以下「ネットワーク」と称する。)に接続されている場合が多いが、必ずしもネットワークへの接続がPCを動作させるための必須条件というわけではない。TVや音響機器などのAV機器は、通常はネットワークに接続されていない。
【0003】
ところで、現在、無料パソコンやCS(Communications Satellite)等のペイ・パー・ビュー(Pay Per View; PPV)などのシステムが存在する。ペイ・パー・ビューシステムは、PCの設定を変えないことなどを条件に、例えば無料でPCを配布している。CS等は、例えば、契約により、送られてくる番組(チャンネル)のミュートを解除したり、送られてくる信号にかけられたスクランブルを解除したりすることができる手段を取得できるようになっている。
【0004】
関連先行技術文献として、特開平6−46419号公報、特開平2000−209171号公報、特開平9−191340号公報がある。以下に、これらの文献の概要について説明する。
特開平6−46419号公報に記載された技術では、サービス提供者は、有料番組の視聴希望者と契約する。契約者は、データ通信装置を用い公衆電信電話回線を介して有料番組の視聴申し込みを行う。これに対し、サービス提供者は、例えば、課金センターなどを介して、それぞれのデータ通信装置に対して有料番組を視聴するための視聴許可コードを送信するとともに、料金徴収を行う。視聴許可コードを受け取った契約者は、受信装置を用いて、視聴許可コードに従いTV画像をTV受像機に表示させることができる。
【0005】
また、文字放送番組配信者から、データ通信装置を用いて公衆電信電話回線を介して行われた文字放送番組配信申し込みに対し、サービス提供者は、データ通信装置に対して文字放送番組を配信するための配信許可コードを送信するとともに、料金徴収を行う。配信許可コードを受け取った文字放送受信装置は、配信許可コードに従って文字放送画像を配信する。このようにして、包括的な契約を行わずに個々の番組について有料で受信するいわゆる「ペイ・パー・ビュー」を実現する。
【0006】
特開平2000−209171号公報に記載の装置においては、装置が具備する制御回路が、例えば定期的にスイッチをオンにして電話回線をオフフックとし、トーン検出回路によってトーン検出を行う。トーン検出ができない場合、電話回線が装置に接続されていないと判定され、その後、PPVの対象となる番組の選択などの操作がキー入力回路から入力されても、チャーナ回路やデコーダ回路を制御して、選択されたPPV番組の受信ができなくなる。電話回線が未接続の場合には、PPV番組を選択しても視聴できないようにする。このようにして、PPV番組の不正視聴を防止する提案である。
【0007】
特開平9−191340号公報に記載のディスプレイ装置は、発信電話番号の通知機能を備えた電話回線に接続されている。このディスプレイ装置は、通常の画面表示機能を持つテレビ部と、発信電話番号サービスを行なう交換機に接続された通信処理部と、通信処理部を介して発振電話番号を受信し発信者に関連する情報をテレビ部の表示器に表示させるとともに音声で出力する制御部とを含んで構成されている。このような発信電話番号通知機能を備えた電話回線に接続したディスプレイ装置を用いると、発信電話番号通知機能側からの情報に基づいて、情報の内容を画面に表示及び音声の出力をして、電話に対する種々の情報及び対応ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記先行技術における情報通信端末は、ホストからの配信許可コードを受信することにより映像を表示させることができる。ユーザの申し込みなどにより、ホストは配信許可コードを送信したり課金したりすることで、ハードウェアの売価を下げたり無料化したりすることが可能になる。このように、価格低減又は無料化を伴うユーザとホスト局とを含むネットワークシステムに関する各種提案がされている。
【0009】
本発明は、上記の情報通信端末の購入者をネットワーク接続に導き、TVの視聴やビデオへの記録などを行わせることができる新たなネットワークシステムを提案することを目的とする。さらに、購入者に確実に、サービス提供者の望む広告などをも視聴させることを可能とするネットワークを利用する新たなビジネスモデルを提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、情報通信に用いられるネットワークと、該ネットワークと関連付けされたキーホストサーバと、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバと関連付けされた情報通信端末であって、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバとの交信を行い、認証を付与された場合にのみ動作可能状態となる情報通信端末とを有するネットワークシステムが提供される。
【0011】
上記ネットワークシステムによれば、前記情報通信端末を前記キーホストサーバへと導くことができる。
尚、前記キーホストサーバとの交信は、特に、電源オン時又は定期的に行うのが好ましい。
【0012】
本発明の他の観点によれば、情報通信に用いられるネットワークと、該ネットワークと関連付けされたキーホストサーバと、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバと関連付けされた情報通信端末であって、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバとの交信を行い、認証を付与された場合にのみ動作可能状態となる情報通信端末とを有し、前記キーホストサーバは、前記情報通信端末に対して認証を付与するとともに、広告情報を送信する制御を行うことを特徴とするネットワークシステムが提供される。
上記ネットワークシステムによれば、前記情報通信端末を前記キーホストサーバへと導くことができる上に、その際にまず広告情報を視聴させることができる。
【0013】
本発明のさらに他の観点によれば、情報通信に用いられるネットワークと関連付けされたキーホストサーバに対して、前記ネットワークを介して関連付けされ、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバとの交信を行い、認証を付与された場合にのみ動作可能状態となる情報通信端末が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する前に、まず、発明者の行った考察について説明する。従来のTVなどの家電機器では、ホストサーバ(以下「サーバ」と称する。)などに接続しなくても映像や音声を出力させることができる。発明者は、例えば、TVの電源をONした時に自動的に指定したホストにログインする機能を付加することを考えた。ネットワークを介してのホストへの接続が確認できない場合には、TVが動作しないようにするか、又は動作を停止させるようにすることで、ユーザに確実にネットワークを介してホストへと導くことができる。情報通信端末を使用する際にも、ホストへの接続に導くように設定する。ホストへの接続がサービス提供者側に何らかの利益をもたらすようなシステムを構築すれば、情報通信端末自体の価格を安くできる。
【0015】
すなわち、従来の契約では、ユーザが映像等を見るソフトに対して課金されていたのに対して、本発明によるネットワークシステムにおいては、ハードウェア(TVや情報処理端末)を使用する行為に対して課金するという思想である。尚、課金自体は、ユーザに対して行わなくても、ソフトに付随して掲載させる広告の掲載料や情報料としてスポンサー企業に対して課金することが可能である。
【0016】
PCの場合には、PCを使用する際にインターネットに接続する場合も多いので、上記の設定に対する抵抗は少ないが、TVなどの家電製品の場合には、今まではインターネットに接続する必要性がなかった。これに対して、家電機器(ハードウェア)の使用時に課金するという考え方に基づけば、上述のようにユーザがハード購入時に払う金額を下げることも可能である。もちろん、PCの場合にも、上記の考え方を取り入れることにより、当事者間の合意の元で、インターネットに接続する際に確実にサービス提供者側が指定したサーバ(場所)へログインさせることが可能となる。
【0017】
以上の考察に基づき、本発明の第1の実施の形態によるネットワークシステムについて、図1、図3及び図4を参照して説明する。図1は第1のネットワークシステムの概略構成図である。図3は、図1の情報通信端末の概略構成を示す機能ブロック図である。図4は、本実施の形態によるネットワークシステムによる処理の流れを示すフローチャート図である。
【0018】
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態によるネットワークシステムは、TV、PC又は携帯電話等の情報通信端末1と、情報通信端末1の電源をオンした時に必ず接続されるキーホスト2と、例えば放送局などの機能を有するホストA3と、サーバであるホストB4とを含んで構成されている。さらに、別途課金サーバ5を有していても良い。さらに、例えば、情報通信端末1とキーホスト2との間に、中継器(ルータ)16が任意に設けられても良い。中継器(ルータ)16は、ネットワークを介して送信されるデータを指定された場所に指定された経路で届ける機能を有している。ルータ16は例えば課金サーバ5とも関連付けされ、課金の際の基礎データを提供できるようにしても良い。また、ルータ16は通信プロトコルの種類を制御することも可能であるため、例えば既存の情報通信端末に対してルータ16を付加することにより、例えば各種サーバとは異なる通信プロトコルを有する情報通信端末1と各種サーバとのデータのやり取りを円滑に行うことも可能となる。
【0019】
情報通信端末1は、マイコン部6と、モデム部7と、受信部8と、表示部9とを有している。キーホスト2は、マイコン部2bとモデム部2aとを有している。ホストA3は、送信部3aを有しており、地上波放送、衛星放送、CATV(ケーブルテレビ)などの映像信号又は音声信号を送信する。ホストB4は、マイコン部4bとモデム部4aとを有している。
情報通信端末1は、そのモデム部7を介して、キーホスト2のモデム部2aと関連付けされている。ホストA3とホストB4とは、モデム部2aを介して情報通信端末1と関連付けされている。
【0020】
図3は、情報通信端末1のうちマイコン部6を中心とした構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、マイコン部6は、ビデオクロマ処理部26と、A/D変換部27と、LCDコントローラ部28と、メール・インターネット処理部31と、これらを統合的に制御する制御部30とを有している。
【0021】
さらに、情報通信端末は、受信部8と、モデム部7と、キーボード、マウスなどのユーザインターフェイス部34と、スピーカSPと、液晶パネル(表示部)9とを含む周辺機器部を有している。受信部8は、チャネルの選択などを含む処理を行うチューナなどを含む。制御部30は、直接又は間接的にこれらの周辺機器部をも制御する。符号33は、情報通信端末1に対して電源を供給するための電源部を示す。
【0022】
ビデオクロマ処理部26は、入力映像信号(アナログ映像信号)を信号処理した後にR、G、B信号として出力する、A/D変換部27は、信号のアナログ−デジタル変換を行う。LCDコントローラ部28は、液晶パネル9の駆動に関する制御を行う。メール・インターネット処理部31は、モデム部7が受信した信号(電子メールやインターネットからの情報など)を表示パネル9に表示させるためのRGB信号に変換したり、モデム部7から送信するための信号に変換したりする処理を行う。モデム部7は電話線などを介して外部(図1のサーバなど)と信号の送受信を行う。
【0023】
図1及び図3に表す第1の実施の形態によるネットワークシステムにおける基本的なネットワークとの接続手順について図4をも参照しつつ以下に説明する。適宜、図1及び図3を参照する。
情報通信端末1のマイコン部6には指定するキーホスト2のアドレスなどの識別IDが記憶され、ステップS1において、情報通信端末1の電源をONすることにより、ステップS2において、自動的にキーホスト2にログインする。ステップS3において、キーホスト2はマイコン部2b内に登録されている登録者データと情報通信端末1の登録者データ(識別ID)とを照合し、使用許諾又は使用不可の信号(使用可否信号)を情報通信端末1に送信する。
【0024】
情報通信端末1は、ステップS3において使用可否信号を受信し、マイコン部6においてその信号の種類を判別し、情報通信端末1を動作スタンバイ状態(ステップS5)又は停止状態(ステップS4)に移行させる制御を行う。いずれの状態であるかに関しては、例えば、情報通信端末1の表示部(液晶パネル)9に表示され、ユーザは状況確認をすることができる。
【0025】
ステップS3において情報通信端末1が使用許諾を受けると、ステップS5において端末1は動作スタンバイの状態になる。ステップS6において、ユーザが、例えばモデム部7を介して放送受信の要求信号を送信すると、キーホスト2はモデム部2aでその要求信号を受信し、マイコン部2bで要求信号を解読する。ステップS7における情報通信端末1の認証確認や登録者リストの更新等の後、ステップS8においてキーホスト2を介してホスト(放送局)A3への接続が行われる。ステップS9において、送受信部3aからモデム部2aを介してモデム部7に至るルートにより情報通信端末1へホストA3からの放送情報を伝送する。
【0026】
尚、ユーザが例えば音楽情報の受信要求をモデム部7を介し送信すると、キーホスト2はモデム部2aでその要求信号を受信し、マイコン部2bで要求信号を解読し、情報通信端末1の認証確認や登録者リストの更新等の後、ホストB(サーバ)4に接続し、モデム部4aからモデム部2aを介してモデム部7に至るルートによりホストB4から情報通信端末1へ音楽情報を伝送する。
【0027】
ステップS10において、情報通信端末1は、モデム部7により受信した信号をメール・インターネット処理部31に送り、放送情報の場合は映像等の表示できるデジタル値に変換し、LCDコントローラ部28において所定のレベルに調整し、映像信号に対応したパネル駆動信号として液晶パネル9に入力する。音楽情報の場合は、デジタル値に変換され、マイコン部6に格納され、ユーザは適宜取り出しスピーカSPを介して視聴する。ステップS10’において、例えばデータ量などに応じて課金を行う。課金は、ユーザに対して行うこともできるが、図6を参照して後述するように、データとともに送られる広告情報のスポンサーなどに対して行われるのが好ましい。
【0028】
本実施の形態によるネットワークシステムにおいては、サービス提供者側が管理・運営するキーホストへの接続を条件に、ユーザは情報通信端末を使用することができるように構成されているため、サービス提供者側は、ユーザに対して自己の運営するサーバが提供するサービスを確実に提供することができる。ユーザが視聴しているTV画面上にリンクした情報が流すことができるため、視聴者参加型TVサービスを提供することも可能である。また、特定期間毎に通信を行うことにより、ユーザがどの程度TVを視聴したかなどの情報を得ることも可能であり、また、どのような種類の番組を良く見るかなどのユーザ嗜好情報を得ることも可能である。
【0029】
特に、本実施の形態によるネットワークシステムによれば、情報通信端末をキーホストサーバへと確実に接続させることができる。情報の提供もキーホストサーバを介して行われるため、情報通信端末とキーホストサーバとの関連性を強固にすることができる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態によるネットワークシステムに関して、図2及び図5を参照して説明する。図2は、本実施の形態によるネットワークシステムの概略構成図であり、図5は本実施の形態によるネットワークシステムの処理手順を示すフローチャート図である。
【0031】
図2においては、図1と異なり情報通信端末11がホストA、Bと直接送受信が可能となっている。
図2に示すように、本発明の第2の実施の形態によるネットワークシステムは、情報通信端末11と、情報通信端末11の電源をオンした時に必ず接続されるキーホスト12と、例えば放送局などの機能を有するホストA13と、サーバであるホストB14を含んで構成されている。さらに、別途課金サーバ15を有していても良い。
【0032】
情報通信端末11は、マイコン部20と、モデム部22と、送受信部25と図示しない表示部とを有している。キーホスト12は、マイコン部12bとモデム部12aとを有している。ホストB13は、送信部13aを有しており、地上波放送、衛星放送、CATV(ケーブルテレビ)などの映像信号又は音声信号を送信する。ホストB14は、マイコン部14bとモデム部14aとを有している。
【0033】
情報通信端末11は、そのモデム部22を介して、キーホスト12のモデム部12a及びホストB14のモデム部14aと関連付けされている。ホストB13は、その送受信部13aを介して情報通信端末11の送受信部25と関連付けされている。その他の詳細な構成は、図3に示す構成とほぼ同様である。
【0034】
図2に示す第2のネットワークシステムにおいては、情報通信端末11のマイコン部20は、指定するキーホスト12に対応するアドレスを記憶している。図5のステップS11に示すように、情報通信端末11の電源がONすると、ステップS12に示すように、自動的にそのキーホスト12にログインする。
【0035】
ステップS13において、キーホスト12はそのマイコン部12b内の登録者データと携帯通信端末11の識別IDとを照合し、一致するか否かにより、使用許諾又は使用不可の決定を行い、その結果である使用可否信号を情報通信端末11に送信する。
【0036】
情報通信端末11は、使用可否信号を受信し、マイコン部20においてその信号がいずれであるかを判別し、ステップS15において使用許諾信号の場合はマイコン部20内のキーホスト12アドレスロックを解除した後、情報通信端末11を動作スタンバイ状態とする。使用拒否信号の場合は、ステップS14においてマイコン部20は情報通信端末11を停止状態に制御する。使用許諾信号又は使用拒否信号のいずれも受信できなかった場合も、マイコン部20は情報通信端末11を停止状態に制御する。これらの状態は、例えば情報通信端末11の液晶パネルに表示され、ユーザが状況確認をすることができる。
【0037】
情報通信端末11が通信許諾を受けた後の動作スタンバイ状態から、ステップS16においてユーザが例えばキーホスト12に対して放送受信の要求を行うと、ステップS17においてキーホストに対して認証確認、登録者リスト更新を行った後、ステップS18において、携帯通信端末11の送受信部25はホストA13に対して直接アクセスし、その送受信部13aから放送情報を入手する。例えば、次いでステップS19において、情報通信端末11が通信許諾を受け動作スタンバイ状態から、ユーザが例えば音楽情報の要求を行うと、送受信部25はホストB14に直接アクセスし、そのモデム部14aから音楽情報を直接入手することができる。放送受信の要求の場合には、情報通信端末11では、送受信部25にて放送情報を入手し、入力がアナログ映像信号の場合は、ビデオクロマ処理部において信号処理されRGB信号に分離された後、A/D変換部においてデジタル値に変換され、LCDコントローラ部において所定のレベルに調整され、映像信号に対応したパネル駆動信号として液晶パネルに入力される。
【0038】
また、入力がRGBのデジタル映像信号の場合は、LCDコントローラ部に直接入力されることになり、LCDコントローラ部にて所定のレベルに調整され、映像信号に対応したパネル信号として液晶パネルに入力される(図3参照)。音楽情報要求の場合は、第1の実施の形態によるネットワークシステムの場合と同様に、モデム部22で受信した信号は、メール・インターネット処理部に送られ、デジタル値に変換され、制御部に格納され、適宜、スピーカにより音楽を聴くことができる。
【0039】
本実施の形態によるネットワークシステムにおいては、情報通信端末11とキーホスト12との間では、許諾信号の送受信のみならず、キーホスト12が情報通信端末11からの依頼により情報通信端末11を制御/管理すること、キーホスト12から情報通信端末11のアクセス制御や強制アクセスを行わせることも可能である。
例えば、ユーザが情報通信端末11を使用してキーホスト12にアクセスし、チャンネル予約情報を行うことができる。
【0040】
情報通信端末11は電源ON時にキーホスト12から使用許諾を受けた後、チャンネル予約情報をキーホスト12へ送信することで、その情報はマイコン部12b内に登録される。この場合、キーホスト12は予約時間になるとチャンネル予約情報を情報通信端末11に送信する。マイコン部20はそのデータを受信しチャンネルに設定する。
【0041】
本実施の形態によるネットワークシステムによれば、キーホストサーバによる認証が情報通信端末に対して付与された後は、他のサーバからの情報を受ける事が可能である。従って、キーホストサーバの取り扱うデータ容量を小さくすることが出来る。また、他のサーバとキーホストサーバを介さずに種々の情報をやり取りできるため、情報に取得などに関する制限が少ない。
【0042】
次に、本発明の第3の実施の形態によるネットワークシステムについて図6を参照して説明する。ネットワークシステムの構成は図1(又は図2)及び図3に示した構成と同様である。適宜、図1及び図3をも参照して説明する。本実施の形態によるネットワークシステムにおいては、キーホスト2から強制的に情報通信端末1に広告視聴を行わせることが可能である。
【0043】
図6に示すように、ステップS21において、情報通信端末1の電源をONすると、ステップS22に示すようにキーホスト2に自動的にログインする。
ステップS23においてキーホスト2のマイコン2bは、登録者データを照合した後、使用許諾信号(ステップS25)又は使用不可信号(ステップS24)を情報通信端末1に送信する。本実施の形態においては、ステップS25において、使用許諾信号とともに、特定の広告信号を同時に送信する。ステップS26に示すように、情報通信端末1では、広告信号の出力(再生)期間中における他の情報の要求は禁止され、広告視聴終了後に初めて情報要求が許諾される。すなわち、広告を視聴しなかった場合は、ステップS24に進み、端末の動作は停止する。広告を視聴した場合には、ステップS27に進み、情報通信端末1がスタンバイ状態となる。その後、例えば図4のステップS6に進み、以下のステップに従って動作を行う。
【0044】
本実施の形態によるネットワークシステムによれば、情報通信端末を用いて情報を取得するユーザに対して、サービス提供者又はそのスポンサーがユーザに提供したい広告情報などを視聴させることができる。その代償として、情報の提供に関する課金をスポンサー側に負担させることができれば、情報提供料や情報通信端末に関する料金を安価にすることができる。
【0045】
尚、広告視聴を行ったか否かを監視するために、例えばキーホスト2は広告時間中に情報通信端末1の電源がオフされたか否かを監視し、オフされた場合には情報通信端末1を動作停止状態に制御したり、一定期間動作停止状態にしたり、登録者抹消で契約破棄などを行ったりするように構成しても良い。
【0046】
また、情報通信端末1がインターネットを立ち上げる際や、TVからビデオ(VTR)、ビデオからTV、TVからインターネット等、モード切換え時には毎回指定のホストへログインし、広告表示するように情報通信端末1を制御するようにしても良い。モード切換え時、マイコンからマイコンの持っている指定されたホストのアドレスへ自動的にログインするように指示を出す。さらに、定期的にキーホスト2に接続するようにした場合、その度に、小さなウインドウに広告が表示されるようにしても良い。また、この小さなウインドウを、マウスなどを用いてクリックするなどの所定の動作により場合には消すことができるようにするか、或いは、所定時間が経過した後にウインドウが自動的に消えるように設定しておいても良い。また、その時には広告を見たくないような場合には、後でまとめて広告を見るように設定することにより情報通信端末1の動作状態を維持できるように設定することが可能であっても良い。
【0047】
また、情報通信端末1として例えば横長のワイド画面を有するTVを用いた場合に、ビデオ等通常画面を中央又はいずれかのサイドに寄せておき、空いているサイドに、ある期間毎に広告や情報等を送り、その期間のみ或いはその後継続的に広告や情報等を表示させたり、サービス提供者が送りたいと思った時に広告や情報等を情報通信端末1に送り、その情報を情報通信端末1に表示させたりすることもできる。
【0048】
同様に、横長ワイド画面を有するTVを用いてインターネットや電子メール処理を行う場合においても、主画面を画面中央又は画面のいずれか一方側に表示させておき、空きサイドに、所定の期間毎に、サービス提供者が広告や情報等を送りその時のみ或いは継続的に広告情報などを表示させたり、サービス提供者が広告や情報を送りたい時期を見計らって広告や情報等を送り携帯通信端末1の表示画面に広告や情報を表示させたりすることもできる。
【0049】
以上説明したように、特定のホストが特定の期間その情報通信端末1を制御するシステムを構成することにより、新しいビジネスとしてのネットワークシステムを構築することが可能となる。
尚、情報通信端末1からの要求情報や、情報通信端末1への動作停止のための具体的な制御方法としては、以下の方法を用いることができる。
【0050】
例えば、映像信号を送らない/LCDコントローラから表示パネルに信号を送らない/バックライトを点灯させない/LCDコントローラの電源を供給しない/スイッチで電源や映像信号を切換える/同期信号を送らない等の様々な方法があり、本実施の形態によるネットワークシステムに記載した方法に制限されるものではない。
また、情報通信端末1とキーホスト2との間における許諾信号や広告信号の送受信は、電源オン時のみでなく、1時間に1回など定期的に交信する方法も可能である。
【0051】
ユーザが視聴するTV画面にリンクした情報が流せるため、視聴者参加型TVの提案ができ、また特定期間おきに通信することで、ユーザがTVを使用した時間に関する情報や、どのような番組を見ているかに関する情報を知ることも出来る。サービス提供者は、広告だけでなくアンケート、クイズ等も送ること、視聴者参加型のTVを構築することもできる。加えて、ペイ・パー・ビューなどの有料放送にも使用でき、スクランブル解除のキーワードとしても使用できる。さらに、ユーザの要望により情報の取捨選択管理を簡単に行うことができる。
以上、実施の形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
【0052】
【発明の効果】
情報通信端末を使用する場合に確実に広告情報を与えたり、所定のネットに接続することで、広告料、情報料、マーケティング料などが確保したりできる新しいネットワークシステムが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるネットワークシステムの概要構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態によるネットワークシステムにおけるの概要構成図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態によるネットワークシステムにおける情報通信端末の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態によるネットワークシステムの動作を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態によるネットワークシステムの動作を示すフローチャート図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態によるネットワークシステムの動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1,11…情報通信端末、2,12…キーホスト、2a,4a,7,12a,14a,22…モデム部、2b,4b,6,12b,14b,20…マイコン部、3…ホストA、3a…送信部、4…ホストB、5,15…課金サーバ、8…受信部、9…表示部液晶パネル、13a,25…送受信部、26…ビデオクロマ処理部、27…A/D変換部、28…LCDコントローラ部、30…制御部、31…メール・インターネット処理部、33…電源部、34…ユーザインターフェイス部、SP…スピーカ。

Claims (2)

  1. 情報通信に用いられるネットワークと、該ネットワークと接続されたキーホストサーバと、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバと接続された情報通信端末であって、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバとの交信を行い、認証を付与された場合にのみ放送情報出力可能状態となる情報通信端末とを有し、前記キーホストサーバは、前記情報通信端末に対して認証を付与するとともに、広告情報を送信する制御を行い、
    前記キーホストサーバは、前記情報通信端末における広告情報の出力を監視し、前記広告情報の出力を確認した後に前記情報通信端末に対して放送情報出力可能状態の継続を許諾する制御を行い、前記広告情報の出力を確認できない場合には、前記情報通信端末の放送情報出力可能状態を停止するように制御を行うことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 情報通信に用いられるネットワークと、該ネットワークと接続されたキーホストサーバと、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバと接続された情報通信端末であって、前記ネットワークを介して前記キーホストサーバとの交信を行い、認証を付与された場合にのみ放送情報出力可能状態となる情報通信端末とを有し、前記キーホストサーバは、前記情報通信端末に対して認証を付与するとともに、広告情報を送信する制御を行い、
    前記広告情報の送信が終了した後に、前記情報通信端末を放送情報出力可能状態にし、
    前記キーホストサーバは、前記情報通信端末における広告情報の出力を監視し、前記広告情報の出力を確認した後に前記情報通信端末に対して放送情報出力可能状態の継続を許諾する制御を行い、前記広告情報の出力を確認できない場合には、前記情報通信端末の放送情報出力可能状態を停止するように制御を行うことを特徴とするネットワークシステム。
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