JP4113078B2 - 温泉用給水管ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、大衆浴場等に湯を入れる際に、使用される給水管ユニットであって、特に温泉をためる際に使用される給水管ユニットに関するものである。
従来、浴槽に湯を張りこむ際、湯と水を混ぜて張る為にミキシングバルブ(混合弁)が使用されてきた。これは、それぞれ流入してくる湯と水の流量を調整して、水温を調整することができる構成とされており、操作も容易でありかなり普及してきている。
しかしながら、湯の代わりに温泉水を使用した場合、泉質によりミキシングバルブが腐食したり、接液部にカルシウムやシリカ等の付着物が付いたりして温度精度が維持できないことがあった。このような状態になると、ミキシングバルブは使用できなくり、部品を交換したり、ミキシングバルブ自体を交換したりする必要があり、従来のユニットでは、浴槽への湯の供給を一旦中断しなければならなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、給湯を止めることなくミキシングバルブの交換が可能な温泉用給水管ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の温泉用給水管ユニットは、温泉水供給管路は、二又に分岐しており、その一方はミキシングバルブを介して排出管路に接続され、他方は第1バルブを介して前記排出管路に接続されており、給水管路は、二又に分岐しており、その一方は前記ミキシングバルブを介して前記排出管路に接続され、他方は第2バルブを介して前記排出管路に接続されていることを特徴とする。
また、好ましくは上記構成に加えて、前記温泉水供給管路の前記分岐部には第1三方弁が設けられており、ミキシングバルブ側又は第1バルブ側に選択的に温泉水を流すことが可能とされ、給水管路の前記分岐部には第2三方弁が設けられており、ミキシングバルブ側又は第2バルブ側に選択的に水を流すことが可能とされており、ミキシングバルブと排出管路の間には、開閉弁が設けられていることを特徴とする温泉用給水管ユニットである。
また、好ましくは上記構成に加えて、前記開閉弁を閉じつつ、前記第1三方弁により温泉水を第1バルブ側に流すと共に、前記第2三方弁により水を第2バルブ側に流すことで、浴槽への給湯を中断することなく、前記ミキシングバルブが第1バルブと第2バルブの間に取り換え可能に設けられたことを特徴とする温泉用給水管ユニットである。
さらに、好ましくは上記各構成に加えて、前記ミキシングバルブは、その内部が防食処理を施されていることを特徴とする。
本発明の温泉用給水管ユニットによれば、ミキシングバルブを交換する際でも、湯の供給を中断することなく交換が可能となる。
以下、本発明の温泉用給水管ユニットについて、実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本発明の温泉用給水管ユニットの一実施例を示す正面図である。
本実施例の温泉用給水管ユニットは、温泉水が通される温泉水供給管路1と、水が通される給水管路2とを備えており、これらの管路1,2を流れる温泉水と水は、ミキシングバルブ3により混合され、排出管路8を介して浴槽に流出される構成とされている。
温泉水供給管路1の上端部には、フランジ11が形成されており、その下方には、順に、Y型ストレーナ12、モータバルブ13、水高計(温度・圧力計)14が取り付けられている。
温泉水供給管路1の下端部は、水平方向右側に屈曲してフランジ15を介してミキシングバルブ3の第1流入口31に接続されている。
また、温泉水供給管路1は、前記屈曲部において、水平方向左側に分岐している。この分岐路(温泉水バイパス路)4は、エルボ管41を介して垂直下方に屈曲されて第1バルブ42に接続されている。さらに、温泉水バイパス路4は、第1バルブ42から下方に延出して、エルボ管43を介して水平方向右側に屈曲され四方に開口したクロス管6の左側接続口61に接続されている。
なお、図示例では、クロス管6は、ミキシングバルブ3の垂直下方に配置されている。
また、温泉水供給管路1の分岐部には、第1三方弁16が設けられており、温泉水は、ミキシングバルブ3側又は第1バルブ42側への流出を選択可能とされている。
給水管路2の上端部には、フランジ21が形成されており、その下方には、順に、Y型ストレーナ22、モータバルブ23、水高計24が設けられている。
給水管路2の下端部は、水平方向左側に屈曲してフランジ25を介してミキシングバルブ3の第2流入口32に接続されている。
また、給水管路2は、前記屈曲部において水平方向右側に分岐している。この分岐路(水バイパス路)5は、エルボ管51を介して垂直下方に屈曲されて第2バルブ52に接続されている。さらに、水バイパス路5は、第2バルブ52から下方に延出して、エルボ管53を介して水平方向左側に屈曲されて前記クロス管6の右側接続口62に接続されている。
給水管路2の分岐部には、第2三方弁26が設けられており、水は、ミキシングバルブ3側又は第2バルブ52側への流出を選択可能とされている。
ミキシングバルブ3は、二つの流入口31,32と一つの排出口33を備えており、二つの流入口31,32からそれぞれ流入した温泉水と水を本体内部で混合し、流出口33から流出する構成とされている。
ミキシングバルブ3の二つの流入口31,32から流入する温泉水と水の混合比は調整可能とされ、内部に配置されたバイメタルを利用して温度調整可能とされている。
また、ミキシングバルブ3の内部、すなわち、ミキシングバルブ3のカバー内部やスリーブなどの部品には、テフロン(登録商標)コートなどの防食処理が施されている。防食処理が施されていることで、ミキシングバルブ3の内部が温泉水に含まれる成分で腐食することが防止される。
ミキシングバルブ3の流出口33には、混合管路7の上端部のフランジ71が接続されている。混合管路7は、下方に延出して、開閉弁72を介して前記クロス管6の上側接続口63に接続されている。また、クロス管6の下側接続口64には、排出管路8の一端が接続されており、排出管路8の他端は、浴槽に給湯する給湯管に接続されている。なお、排出管路8には、温度計81が設けられている。
ミキシングバルブ3の流入口31,32及び流出口33には、それぞれフランジが設けられており、それらに接続される管路1,2,7の端部にもフランジ15,25,71が設けられており、管路とミキシングバルブとはフランジを介してボルトにより着脱可能に接続されている。従って、ミキシングバルブは、このフランジの接続箇所において各管路から外すことが可能とされる。
このような構成の温泉用給水管ユニットは、温泉水供給管路1の上端部のフランジ11に温泉水の給水管が接続され、給水管路2の上端部のフランジ21に水の給水管が接続されて使用される。
通常、第1三方弁16は、温泉水供給管路1から流れてきた温泉水をミキシングバルブ3側に通し、第2三方弁52も、給水管路2から流れてきた水をミキシングバルブ3側に通すように弁体が操作されている。また、第1バルブ42及び第2バルブ52は閉められており、開閉弁72は開けられている。
従って、温泉水供給管路1に通された温泉水は、第1三方弁16を介してミキシングバルブ3に流入する。また、給水管路2に通された水も、第2三方弁26を介してミキシングバルブ3に流入する。
温泉水と水とは、ミキシングバルブ3内で混合され、混合された湯は、ミキシングバルブ3の流出口33から混合管路7に流出する。なお、ミキシングバルブ3に設けられたレバーを操作して温泉水と水との混合比を変えることで湯の温度調整が可能である。
混合管路7に通された湯は、開閉弁72及びクロス管6を介して排出管路8に通され、さらに給湯管に流出して浴槽に流れ出ていく。
ところで、ミキシングバルブ3は、その内部のOリングなどの消耗品の交換が必要になることがある。また、ミキシングバルブ3自体の修理・交換が必要になる場合もある。これらの場合でも、本実施例のユニットによれば、浴槽への給湯を中止することなく、つまり、営業を中止することなく消耗品の交換やミキシングバルブ3の交換が可能である。
すなわち、このような場合、第1三方弁16を温泉水バイパス路4側に、第2三方弁26も水バイパス路5側に切り換えて、第1バルブ42及び第2バルブ52を開け、開閉弁72を閉めればよい。これにより、温泉水は温泉水バイパス路4を通って第1バルブ42を介してクロス管6に流出する。また、水も水バイパス路5を通って第2バルブ52を介してクロス管6に流入する。なお、開閉弁72を閉めているので、温泉水及び水はミキシングバルブ3側には流入しない。
クロス管6内で、温泉水と水とが混合され、混合された湯は、排出管路8を通って給湯管に流出され浴槽に流れ出ていく。
第1バルブ42及び第2バルブ52の開閉量を調整することで、各バイパス路4,5を流れる温泉水及び水の流量が調整され、湯の温度を調整することが可能である。
ところで、この状態では、ミキシングバルブ3には、温泉水や水が流出していないので、各継手部、すなわち各フランジ(15,25,71)の接続部からミキシングバルブ3を取り外すことが可能である。これにより、ミキシングバルブ3の修理・交換を行なうことができる。
そして、修理・交換が完了したなら、再び元のように組み立てて、各三方弁16,26をミキシングバルブ3側に切り換えて、第1バルブ42及び第2バルブ52を閉め、開閉弁72を開くことで、上述のように湯を浴槽に供給することが可能となる。
このように、本実施例のユニットによれば、ミキシングバルブの修理・交換時でも、湯の供給を止める必要がなく、しかも、第1バルブ及び第2バルブにより湯の温度を調整することも可能であり、銭湯等の営業に支障をきたさない。
また、本実施例の温泉用給水管ユニットを使用する一実施例について説明する。本実施例の温泉用給水管ユニットにおいて、前記各管路の径及びバルブ等が大きい大流量用のユニットと、前記各管路の径及びバルブ等が小さい少流量用のユニットを並列に設け、それぞれから浴槽への給湯を可能にする。そして、浴槽が空の場合には、大流量用のユニットで、短時間で浴槽を満水にする。満水になったなら、大流量用ユニットからの給湯を止め、小流量用のユニットで給湯を調整するのがよい。この際、少しずつ湯を供給し、浴槽から常に少しずつ溢れさせるような構成とすることも可能である。
なお、本明細書中の温泉には冷泉を含み、この場合には、温泉水供給管路に熱水を流し、水供給管路に冷泉を流して使用することができる。
本発明の温泉用給水管ユニットの一実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 温泉水供給管路
2 給水管路
3 ミキシングバルブ
4 温泉水バイパス路
5 水バイパス路
6 クロス管
7 混合管路
8 排出管路
16 第1三方弁
26 第2三方弁
42 第1バルブ
52 第2バルブ
72 開閉弁

Claims (2)

  1. 温度及び圧力を計測するための水高計を備え、ミキシングバルブを腐食させる泉質を有する温泉水が供給される温泉水供給管路は、二又に分岐しており、その一方は前記ミキシングバルブを介して温度計を備える排出管路に接続され、他方は第1バルブを介して前記排出管路に接続されており、
    温度及び圧力を計測するための水高計を備える給水管路は、二又に分岐しており、その一方は前記ミキシングバルブを介して前記排出管路に接続され、他方は第2バルブを介して前記排出管路に接続されており、
    前記温泉水供給管路の前記分岐部には第1三方弁が設けられており、前記ミキシングバルブ側又は前記第1バルブ側に選択的に温泉水を流すことが可能とされ、
    前記給水管路の前記分岐部には第2三方弁が設けられており、前記ミキシングバルブ側又は前記第2バルブ側に選択的に水を流すことが可能とされており、
    前記ミキシングバルブと前記排出管路の間には、開閉弁が設けられ、
    前記開閉弁を閉じつつ、前記第1三方弁により温泉水を前記第1バルブ側に流すと共に、前記第2三方弁により水を前記第2バルブ側に流すことで、浴槽への給湯を中断することなく、前記ミキシングバルブが前記第1バルブと前記第2バルブの間に取り換え可能に設けられた
    ことを特徴とする温泉用給水管ユニット。
  2. 前記ミキシングバルブは、その内部が防食処理を施されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の温泉用給水管ユニット
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